JPH04331831A - 上下地震動用耐震ダンパ - Google Patents
上下地震動用耐震ダンパInfo
- Publication number
- JPH04331831A JPH04331831A JP3099313A JP9931391A JPH04331831A JP H04331831 A JPH04331831 A JP H04331831A JP 3099313 A JP3099313 A JP 3099313A JP 9931391 A JP9931391 A JP 9931391A JP H04331831 A JPH04331831 A JP H04331831A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- equipment
- vertical
- load
- cylindrical container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title abstract 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 14
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Dampers (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の床上に設置され
るコンピュータ等の機器の底部に設置される上下地震動
用耐震ダンパに関するものである。
るコンピュータ等の機器の底部に設置される上下地震動
用耐震ダンパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上向き及び下向きの地震動に対して、同
等な効果を発揮するコンパクトな上下地震対策は、従来
見当たらない。
等な効果を発揮するコンパクトな上下地震対策は、従来
見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上下方向地震動によっ
て生ずるコンピュータ等の筐体の応答加速度を低減する
為に、上下方向加速度の卓越周期より筐体系の固有周期
を長くする方法がある。
て生ずるコンピュータ等の筐体の応答加速度を低減する
為に、上下方向加速度の卓越周期より筐体系の固有周期
を長くする方法がある。
【0004】筐体系の固有周期を長くすることは理論的
に可能であるが、筐体の応答変位が大きくなり、同時に
水平地震動をうける場合には、ロッキング振動が無視で
きない。
に可能であるが、筐体の応答変位が大きくなり、同時に
水平地震動をうける場合には、ロッキング振動が無視で
きない。
【0005】周期を長くする為の装置を二重床等の床下
スペースに設ければ、ケーブル配線及び空調の有効スペ
ースは低減する。
スペースに設ければ、ケーブル配線及び空調の有効スペ
ースは低減する。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解消でき
るようにした上下地震動用耐震ダンパを提供することを
課題とするものである。
るようにした上下地震動用耐震ダンパを提供することを
課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上下地震動用耐
震ダンパは、円筒容器と;この円筒容器に外周下面を支
持される下側円板で、機器の固定用ボルトから、該円板
の中央部に上記機器の常時荷重が加わると、ほぼ一定の
荷重で降伏する材料からなるものと;上記容器に、外周
上下面を支持された状態で、装入される、中央に上記機
器の固定用ボルト開孔が開けられた上側円板で、上記開
孔部に上記機器からの上下荷重が加わると、ほぼ一定の
荷重で降伏する材料からなるものと;から構成されてい
る。
震ダンパは、円筒容器と;この円筒容器に外周下面を支
持される下側円板で、機器の固定用ボルトから、該円板
の中央部に上記機器の常時荷重が加わると、ほぼ一定の
荷重で降伏する材料からなるものと;上記容器に、外周
上下面を支持された状態で、装入される、中央に上記機
器の固定用ボルト開孔が開けられた上側円板で、上記開
孔部に上記機器からの上下荷重が加わると、ほぼ一定の
荷重で降伏する材料からなるものと;から構成されてい
る。
【0008】
【作用】機器の常時荷重は、下側円板の耐力以下であれ
ば、この円板のみで支持できる。常時荷重が、下側円板
の耐力を越える分は、上側円板によって補足される。
ば、この円板のみで支持できる。常時荷重が、下側円板
の耐力を越える分は、上側円板によって補足される。
【0009】上向き地震動によって生じる機器への入力
は、上側円板の耐力を越えない。
は、上側円板の耐力を越えない。
【0010】下向き地震動によって生じる機器への入力
は、下側円板と上側円板の耐力和を越えない。
は、下側円板と上側円板の耐力和を越えない。
【0011】上記の作用によって、上下動地震による機
器への入力は抑制される。
器への入力は抑制される。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明する
。
。
【0013】本ダンパの組立て状態を図1及び2に示す
。各部の詳細を以下に説明する。
。各部の詳細を以下に説明する。
【0014】円筒容器6は、図8に示すように、本ダン
パを床面に固定する環状ベース板6aに、円筒部6bを
立設して構成されている。環状ベース板6aには、開孔
6dが開けられ、この開孔の周りに上側に向くテーパ面
6cが形成されている。円筒部6bは、その外側に雄ね
じ6eが形成され、内側にキー溝6gが形成されている
。そして、環状ベース板6aのフランジ部に床面への取
付け用の複数のボルト穴6fが開けられている。
パを床面に固定する環状ベース板6aに、円筒部6bを
立設して構成されている。環状ベース板6aには、開孔
6dが開けられ、この開孔の周りに上側に向くテーパ面
6cが形成されている。円筒部6bは、その外側に雄ね
じ6eが形成され、内側にキー溝6gが形成されている
。そして、環状ベース板6aのフランジ部に床面への取
付け用の複数のボルト穴6fが開けられている。
【0015】図3に示す、下側円板1は、低降伏材料、
例えば鉛から構成されている。そして、その外周部を、
上記環状ベース板のテーパ面6cの外側の支持面に載置
して設けられている。
例えば鉛から構成されている。そして、その外周部を、
上記環状ベース板のテーパ面6cの外側の支持面に載置
して設けられている。
【0016】この下側円板1の上に、図10に示すよう
に、内外面のキー溝8aにキー8bが固定された円筒リ
ング材8が載置されている。外側のキー8bは、上記円
筒部のキー溝6gに係合する。また内側キー8bは、後
述する円筒部材7の外側キー溝7bに係合する。
に、内外面のキー溝8aにキー8bが固定された円筒リ
ング材8が載置されている。外側のキー8bは、上記円
筒部のキー溝6gに係合する。また内側キー8bは、後
述する円筒部材7の外側キー溝7bに係合する。
【0017】図6に示す、厚さ調整用の円形リング4が
、上記円筒リング材8の上に載置されている。この円形
リング4の上に、図5に示す、開孔3bの周りに上側に
向くテーパ面3aが形成された円形リング3が載置され
ている。
、上記円筒リング材8の上に載置されている。この円形
リング4の上に、図5に示す、開孔3bの周りに上側に
向くテーパ面3aが形成された円形リング3が載置され
ている。
【0018】この円形リング3のテーパ面3aの外側の
支持面に、図4に示す、低降伏材料例えば鉛からなる円
板2の外周部を載置して設けられている。この円板2の
中心にボルト9の貫通開孔2aが開けられている。
支持面に、図4に示す、低降伏材料例えば鉛からなる円
板2の外周部を載置して設けられている。この円板2の
中心にボルト9の貫通開孔2aが開けられている。
【0019】図9に示す、外側にキー溝7bが形成され
、内側にボルト9が螺合する雌ねじ7aが形成された円
筒部材7が、上記下側円板1と上側円板2との間に設け
られている。
、内側にボルト9が螺合する雌ねじ7aが形成された円
筒部材7が、上記下側円板1と上側円板2との間に設け
られている。
【0020】図7に蓋体5が示されている。蓋体5は、
環状天板5aに、円筒部5bを接続して構成されている
。環状天板5aには開孔5dが開けられ、この開孔の周
りに、下側に向くテーパ面5cが形成されている。円筒
部5bの内側に、上記円筒容器の雄ねじ6eに螺合する
雌ねじ5cが形成されている。
環状天板5aに、円筒部5bを接続して構成されている
。環状天板5aには開孔5dが開けられ、この開孔の周
りに、下側に向くテーパ面5cが形成されている。円筒
部5bの内側に、上記円筒容器の雄ねじ6eに螺合する
雌ねじ5cが形成されている。
【0021】そして、蓋体5を容器6にねじ込むことに
より、上側円板2の外周部は、円形リング3と環状天板
5aとの外周部の間に挟持される。また、円筒部材7が
、下側円板1と上側円板2との間に挟持される。この円
筒部材7は、キー8bに案内されて、上下動できるよう
になっている。
より、上側円板2の外周部は、円形リング3と環状天板
5aとの外周部の間に挟持される。また、円筒部材7が
、下側円板1と上側円板2との間に挟持される。この円
筒部材7は、キー8bに案内されて、上下動できるよう
になっている。
【0022】この状態で、本ダンパを環状ベース板6a
のフランジ部を介して床面への取付ける。そして、コン
ピュータ等の筐体下面に、本ダンパを接続する。この接
続は、上側円板2の上にワッシャー11を載せ、ボルト
9を円筒部材7にねじ込み、ナット10を締めることに
よりなされる。
のフランジ部を介して床面への取付ける。そして、コン
ピュータ等の筐体下面に、本ダンパを接続する。この接
続は、上側円板2の上にワッシャー11を載せ、ボルト
9を円筒部材7にねじ込み、ナット10を締めることに
よりなされる。
【0023】こうして、機器の荷重が、ワッシャー11
を介して上側円板2に伝達され、更に円筒部材7を介し
て下側円板1に伝達されるようになる。この際、上側円
板2の外周部は、それぞれテーパ面3a及び5cを有す
る円形リング3と環状天板5aとの外周部の間に挟持さ
れているので、上下方向に変形できるようになっている
。また下側円板1も、テーパ面6cを有する環状ベース
板6aの外周部に載置されているので、下側に変形でき
るようになっている。
を介して上側円板2に伝達され、更に円筒部材7を介し
て下側円板1に伝達されるようになる。この際、上側円
板2の外周部は、それぞれテーパ面3a及び5cを有す
る円形リング3と環状天板5aとの外周部の間に挟持さ
れているので、上下方向に変形できるようになっている
。また下側円板1も、テーパ面6cを有する環状ベース
板6aの外周部に載置されているので、下側に変形でき
るようになっている。
【0024】
【発明の効果】本発明の上下地震動用耐震ダンパは上記
のようなもので、上下動地震による機器への入力を抑制
することができる。
のようなもので、上下動地震による機器への入力を抑制
することができる。
【図1】本発明の一実施例の一部を縦断した側面図。
【図2】本発明の一実施例の一部を横断した平面図。
【図3】円板1の縮小平面図。
【図4】円板2の縮小平面図。
【図5】内面テーパ付き円形リング3の縮小平面図と縦
断面図。
断面図。
【図6】厚さ調整円形リング4の縮小平面図。
【図7】蓋体5の一部を縦断した側面図。
【図8】円筒容器6の一部を縦断した側面図と、一部を
横断した平面図。
横断した平面図。
【図9】円筒部材7の一部を縦断した側面図と、一部を
横断した平面図。
横断した平面図。
【図10】円筒リング材8の一部を縦断した側面図と、
一部を横断した平面図。
一部を横断した平面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒容器と;この円筒容器に外周下面
を支持される下側円板で、機器の固定用ボルトから、該
円板の中央部に上記機器の常時荷重が加わると、ほぼ一
定の荷重で降伏する材料からなるものと;上記円筒容器
に、外周上下面を支持された状態で、装入される、中央
に上記機器の固定用ボルト開孔が開けられた上側円板で
、上記開孔部に上記機器からの上下荷重が加わると、ほ
ぼ一定の荷重で降伏する材料からなるものと;からなる
上下地震動用耐震ダンパ。 - 【請求項2】 上記下側円板は、機器の固定用ボルト
から加わる機器の常時荷重が、該円板の外周端面と円筒
容器との接触面の摩擦力で釣合うように設けられ、該円
板に加わる荷重が上記摩擦力を越えた場合、該円板は下
向きに動くようになっていると共に、該円板を元の位置
に戻すための復元用バネが設けられ、また上記上側円板
は、該円板の外周端面と容器との接触面に、上下動に関
してほぼ一定の摩擦力が働くように設けられ、該円板に
機器から加わる上下方向荷重が上記摩擦力を越える場合
、該円板は上下方向に動くようになっていると共に、該
円板を元の位置に戻すための復元用バネが設けられてい
る請求項1に記載の上下地震動用耐震ダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099313A JPH04331831A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 上下地震動用耐震ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099313A JPH04331831A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 上下地震動用耐震ダンパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04331831A true JPH04331831A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14244152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3099313A Pending JPH04331831A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 上下地震動用耐震ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04331831A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345565A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Fujitsu Ltd | 電子機器および電子機器向け内蔵ユニット用緩衝部材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153883A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 配管支持装置 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3099313A patent/JPH04331831A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153883A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 配管支持装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345565A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Fujitsu Ltd | 電子機器および電子機器向け内蔵ユニット用緩衝部材 |
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