JPH01153883A - 配管支持装置 - Google Patents

配管支持装置

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JPH01153883A
JPH01153883A JP62310888A JP31088887A JPH01153883A JP H01153883 A JPH01153883 A JP H01153883A JP 62310888 A JP62310888 A JP 62310888A JP 31088887 A JP31088887 A JP 31088887A JP H01153883 A JPH01153883 A JP H01153883A
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JP
Japan
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receiving member
cylinder
piping
pipe
cylindrical cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP62310888A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nomura
剛 野村
Nobuyuki Kojima
信之 小島
Katsuhisa Fujita
勝久 藤田
Tomohiro Ito
智博 伊藤
Toru Osaki
大崎 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、発電所、化学プラント等における高温流体を
内包する配管を支持するのに好適な配管支持装置に関す
る。
(従来の技術及びその問題点) 原子力発電所においては、地震時に配管を十分な剛性で
支持するいわゆる剛設計が要求されている。しかも、高
温流体を内包する配管にはその熱膨張又は熱収縮ムこ伴
う移動を許容する必要がある。
そこで、従来は、油圧式防振器(オイルスナバーー)又
は機械式防振器(メカニカルスナバ−)を用いて配管を
支持していた。前者は油を利用しているので、油の劣化
、油のシール材の劣化等により信頼性に欠けるという問
題があり、又、後者は構造が複雑であるためコストが嵩
むのみならず、信頼性に欠けるという問題があった。
本発明は上記に鑑み、発明されたものであって、その第
1の目的とするところは、地震時に構造体が振動した場
合、そのエネルギを吸収して配管が振動するのを極力抑
制して配管に作用する地震応力を低減させることができ
る配管支持装置を提供しようとすることにある。
本発明の他の目的とするところは、構造が簡単でコスト
が低く、かつ、信頼性に富む配管支持装置を提供しよう
とすることにある。
本発明の更に他の目的は、配管の熱膨張、熱収縮に際し
、配管を極力小さい拘束力で支持しうる配管支持装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のその要旨とするところは、建屋等の構造体に一
端が枢支された円筒状シリンダ内に弾塑性を具えた円盤
状の受け部材を収容し、該受け部材の外周縁を上記円筒
状シリンダに固定するとともにその中央部を上記円筒状
シリンダにその他端開口から挿入された支持棒の一端に
固定し、該支持棒の他端を配管に枢支したことを特徴と
する配管支持装置にある。
(作用) 本発明においては、上記構成を具えているため、地震時
等において建屋等の構造体が振動した場合には受け部材
がその弾塑性材料の降伏点を超えてその中央部と外周縁
との間で弾塑性変形することによりその振動エネルギを
吸収して配管の振動を抑制し、配管に作用する地震応力
を低減する。また、配管が熱膨張、熱収縮した場合には
受け部材が弾性変形して配管の移動を許容しうる小さい
拘束力で弾性支持する。
(実施例) 本発明の1実施例が第1図ないし第5図に示されている
第1図ないし第2図において、−1は段付円筒状のシリ
ンダ、2は弾塑性を具えた円盤状の受け部材で、シリン
ダ1内大径部に収容されている。3A、3Bは円環状の
リングで、受け部材2の外周縁にその表裏から当接して
いる。4はシリンダ1内にその左端開口から挿入された
支持棒で、その右端に設けられた螺糸部4aを受け部材
3及びその表裏両側にそれぞれ配置された押え板7A、
7Bの中央に穿設されたボルト孔に嵌挿し、螺糸部4a
に螺合された止めナツト5及び固定ナツト6によって受
け部材3及び押え仮7を挟圧して締結している。シリン
ダ1の右端開口を覆う蓋9を締結するためのボルト10
を螺入することによってこのM9の内面に突設された突
起9aの先端をリング3Bの右端に当接させて押進する
と、このリング3Bの左端は受け部材2の右側面の外周
縁に当接し、受け部材2の左側面の外周縁はリング3^
の右端面に当接し、このリング3^の左端はシリンダ1
の段部1aに当接して受け部材2の外周縁はシリンダ1
に固定される。
17はシリンダ1小径部内周面に固定された円板状止め
具で、その中央には支持棒4が貫通する穴17aが設け
られている。18は蓋9の内面中央に突設されて支持棒
4の右端に向かって伸びる円筒状の止め具である。これ
ら止め具17.18は受け部材2が破損した場合に支持
棒4の飛散を防止する。
支持棒4の左端には、第2図に示されるように、プレー
ト11が溶接され、このプレート11は配管Pを挟持す
るクランプ12にとン13を介して回動可能に枢支され
ている。また蓋9の外側に突出するフランジ9bはビン
14を介してブラケット15に回動可能に枢支され、こ
のブラケット15が固定された埋込板16はコンクリー
ト建屋等の構造体Sに埋設される。
第3図及び第4図には受け部材2の詳細が示され、第3
図及び第4図において、20は鋼等からなる内筒、21
はゴム筒、22は鋼等からなる剪断スリーブ、23は鋼
等からなる支持スリーブ、24は外筒、25は鉛棒であ
る。内筒20、ゴム筒21、剪断スリーブ22、支持ス
リーブ23、外筒24はそれぞれ向応に配設され、隣接
する剪断スリーブ22の間及び剪断スリーブ22と内筒
20との間並びに支持スリーブ23との間にはそれぞれ
ゴム筒21が配置され、これらは相互に接着剤で接着さ
れて一体とされている。
外筒24は支持スリーブ23の外周に坑底めによって圧
入されている。図には剪断スリーブ22が2層に配置さ
れているが、1層又は3層以上としても良い。ゴム筒2
1、剪断スリーブ22及び支持スリーブ23にはこれら
を貫通して放射状に伸びる複数(図には4個)の穴26
が穿設されている。これら各穴26内には鉛棒25が圧
入され、この内端は内筒20の外周面に穿設された孔2
7内に挿入され、外端は外筒24の内周面に当接し、こ
の外筒24によって鉛棒25の放射方向への抜は出しが
阻止されている。なしかして、地震等によって建屋等の
構造体Sが振動した場合、この振動エネルギによってこ
の受け部材2は第5図に示すように変形するが、この際
、ゴム筒21は弾性材として第6図にに1で示す剛性を
有し、鉛棒25は弾塑性材として第6図にに2で示す剛
性を有するため、受け部材2の荷重−変位特性は第6図
に示すようなヒステリシス曲線を画いて振動エネルギを
吸収する。
第7図及び第8図には受け部材2の他の例が示され、こ
れは鋼等からなる内筒20の外周に鉛からなる円筒28
が溶着され、この円筒28の外周に鋼等からなる外筒2
9が坑底めによって圧入されている。
なお、円筒28と外筒29との密着力が十分でないとき
は、外筒28を貫通する螺子又は釘用いて両者を結合し
ても良い。
第9図及び第10図には受け部材2の他の例が示され、
これは受け部材2に作用する応力が中心から外周に向か
うに従って小さくなるので、その厚さを中心から外周に
向かうに従って次第に薄くシて、受け部材2に作用する
応力を等しくなるようにしたものである。他の構成は第
7図及び第8図に示すものと同様であり、対応する部材
には同じ符号が付されている。第7図及び第8図に示す
受け部材2並びに第9図及び第10図に示す受け部材2
は鉛からなる円筒が弾塑性を存するので、その荷重−変
位特性は第11図に示すようなヒステリシス曲線を画く
第12図には受け部材2の更に他の例が示され、これは
ステンレスの細線30を円盤状に圧縮成形したものであ
る。この受け部材2は細線30相互の摩擦により荷重を
吸収するので、その荷重−変位特性は第13図に示すよ
うなヒステリシス曲線を画く。
(発明の効果) 本発明においては、建屋等の構造体に一端が枢支された
円筒状シリンダ内に弾塑性を具えた円盤状の受け部材を
収容し、該受け部材の外周縁を上記円筒状シリンダに固
定するとともにその中央部を上記円筒状シリンダにその
他端開口から挿入さ遺体が振動した場合には受け部材が
その弾塑性材料の降伏点を超えてその中央部と外周縁と
の間で弾塑性変形することによりその振動エネルギを吸
収して配管の振動を抑制し、配管に作用する地震応力を
低減する。また、配管が熱膨張、熱収縮した場合には受
け部材が弾性変形して配管の移動を許容しうる小さい拘
束力で弾性支持する。
しかも、部品点数が少な(構造が簡単で安価に製造しう
るとともに作動部分に油、グリース、シール等の劣化部
品を使用していないので寿命が長く、信頼性に冨む。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の1実施例を示し、第1図
は一部を省略して示す縦断面図、第2図は外観斜視図、
第3図は受け部材の縦断面図、第4図は第3図のrV−
rV線に沿う部分的横断面図、第5図は受け部材の変形
状態を示す縦断面図、第6図は受け部材の荷重−変位特
性を示す線図である。 う部分的横断面図である。第9図及び第10図は受け部
材の更に他の例を示し、第9図は縦断面図、第10図は
第9図のx−X線に沿う部分的横断面図である。第11
図は第7図及び第8図に示す受け部材並びに第9図及び
第1O図に示す受け部材の荷重−変位特性を示す線図で
ある。第12図は更に他の受け部材を示す斜視図、第1
3図は第12図に示す受け部材の荷重−変位特性を示す
線図である。 構造体・−8、配管−・P、円筒状シリンダ・−1、受
第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建屋等の構造体に一端が枢支された円筒状シリンダ内に
    弾塑性を具えた円盤状の受け部材を収容し、該受け部材
    の外周縁を上記円筒状シリンダに固定するとともにその
    中央部を上記円筒状シリンダにその他端開口から挿入さ
    れた支持棒の一端に固定し、該支持棒の他端を配管に枢
    支したことを特徴とする配管支持装置。
JP62310888A 1987-12-10 1987-12-10 配管支持装置 Pending JPH01153883A (ja)

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JP62310888A JPH01153883A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 配管支持装置

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JP62310888A JPH01153883A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 配管支持装置

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ID=18010588

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JP62310888A Pending JPH01153883A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 配管支持装置

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