JPH04211196A - 耐震台足構造 - Google Patents

耐震台足構造

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JPH04211196A
JPH04211196A JP3032662A JP3266291A JPH04211196A JP H04211196 A JPH04211196 A JP H04211196A JP 3032662 A JP3032662 A JP 3032662A JP 3266291 A JP3266291 A JP 3266291A JP H04211196 A JPH04211196 A JP H04211196A
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JP
Japan
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earthquake
support leg
slider
contact
floor
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JP3032662A
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Inventor
Tadanobu Matsumura
唯伸 松村
Atsushi Yamaguchi
敦 山口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理機器等を支持
する耐震台足構造に関するものである。 [0002]
【従来の技術】地震時にその振動を情報処理機器等に直
接与えないようにするために、使用される耐震台足構造
としては、従来、図14および図15に示すものが提案
されている。 [0003]すなわち、設置床面3上には、ナイロンシ
ート20を介して断面略コ字状の受は皿4が載置され、
この受は皿4上に支持脚7が保持される。支持脚7は上
端のボルト部6により機器1に固定されるとともに、受
は皿4との接触界面部には、含油フェルト21から潤滑
油が供給される低摩擦材22が設けられている。 [0004]なお、図において23は機構部への塵等の
侵入を防止するためのカバーである。 [0005]かかる構成の下、地震が発生すると、振動
が小さな場合は設置床面3の横方向への移動とともに、
受は皿4は支持脚7との接触界面で滑りながら支持脚7
を概ね原位置に残したまま横方向へ移動して機器1の移
動を阻止し、振動が大きな場合、すなわち支持脚7に横
設されたストッパ24が受は皿4の立上がり壁に衝接す
る程度に受は皿4が移動する場合には、ナイロンシート
20と設置床面3との界面で滑りを生じさせて機器1へ
の横揺れの伝達が軽減される。 [0006]
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、地震時に機器1が移動した場合、地震終
了後これを強制的に原位置に復帰させる機能を有してい
ないために、機器1はそのままの位置で留ってしまうと
いう欠点を有するものであった。 [0007]また、振動に対するブレーキ機能は復元バ
ネ25だけで、かつナイロンシート20の作用により設
置床面3を自由に滑るため、機器1の移動量が大きく、
ケーブル断線の危険があるという欠点をも有するもので
あった。
【0008】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、地震等による振動の機器への伝達を効
率的に低減させることのできる耐震台足構造を提供する
ことを目的とする。 [0009]
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、機器1側対向
面にすり鉢状の窪み部2が形成され、床面3に固定され
る受は皿4と、先端を前記窪み部2と同一角度のテーパ
形状として該窪み部2と面接触する接触部5を有してな
り、上端のボルト部6により機器1に固着される支持脚
7とを有してなる耐震台足構造を提供することにより達
成される。 [00101また、図2に示すように、前記支持脚7の
接触部5を中高で、かつその中央部を滑らかな球面に形
成するとともに、受は皿4の窪み部2を、前記支持脚7
の接触部5が摺動して自然落下し得るような中央に近付
くにつれて低くなる皿状で、かつその中央部を滑らかな
球面に形成することもでき、さらに、図3に示すように
、前記骨は皿4の裏面に四部8を凹設するとともに、床
面3上には前記四部8に遊嵌するストッパ突起9を中心
部に突設したベース部材10を保持し、前記骨は皿4を
前記ベース部材10上に滑動自在に載置することもでき
る。 [0011]また、同一の目的は、図7および図8に示
すように、平面視矩形の箱状に形成され、上面開口を柔
軟なカバ一部材11により覆うとともに、内部に粘性体
を封入して床面3上に保持される外部筺体13と、前記
外部筺体13の対向する何れか一対の内壁に短辺壁14
を当接させて該外部筺体13内に滑動自在に収容され、
長辺壁15の両端部近傍にオイル流入穴16を開設した
可動筺体17と、前記可動筺体17内を長手方向に二分
割すべく該可動筺体17に滑動自在に収容され、上面開
口を柔軟なカバ一部材11により覆った滑動子18を下
端に有し、上端のボルト部6により機器1に固着される
支持脚7とを有してなる耐震台足構造によっても達成さ
れ、さらに、図11に示すように、床面3上に保持され
る外部筺体13内に、内部に粘性体を封入した平面視円
環状の粘性体封入部材19を複数個同心に配置するとと
もに、前記外部筺体13の中心部には、上端のボルト部
6により機器1に固着される支持脚7の下端に形成した
滑動子18を配置し、前記粘性体封入部材19内に封入
される粘性体の粘度を中心に向うに従って低くしたこと
を特徴とする耐震台足構造によっても達成することがで
きる。 [0012]
【作用】請求項1記載の発明において、受は皿4は所定
角度を有する窪み部2を有しており、機器1に固着され
る支持脚7の接触部5はこの窪み部2上に滑動自在に支
持される。 [0013] この結果、地震により接触部5は窪み部
2を上昇し、地震終了後には、支持脚7、すなわち機器
1は受は皿4の窪み部2上を滑動しながら低くなった中
央部に自然降下し、元の所定位置に自動的に復帰する。 [0014]さらに、両者は面接触で、かつテーパーと
なっているので、微小地震に対しては、互いの摩擦及び
テーパーの摩擦角によって接触部5がスライドすること
がなくなり、地震時の機器1の移動をなくすことができ
る。 [0015]請求項2記載の発明において、受は皿4の
窪み部2の中央部分が滑らかな球面であるために、支持
脚7がその部分を境に水平方向に相対的に摺動しても、
衝撃がなくなる。 [0016]また、請求項3記載の発明において、受は
皿4はベース部材10上を滑動することができ、支持脚
7の変位量を大きくすることができ、しかも台足の大き
さを小型化することが可能になる。 [0017]さらに請求項4記載の発明において、滑動
子18の移動は外部筺体13内に封入された粘性体の移
動を伴うことから、床面3の横振れに対して緩慢に追従
し、衝撃力を効果的に吸収し、かつ機器1の移動量も小
さく抑えられる。 [0018]請求項5記載の発明において、床面3の横
振れはその大きさに従って同心に配置された粘性の徐々
に高くなる粘性体封入部材19により順次吸収され、結
果、相当大きな地震に対しても緩衝効果を発揮する。 [0019]
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。 [00201図1において本発明の第一の実施例が示さ
れている。図において7は支持脚であり、その上端部に
形成されたボルト部6とナツト26により機器1の底部
に固着され、ナツト26の締結位置を適宜に調整するこ
とにより、機器1の設置高さが調整される。また、この
支持脚7の下端には先端が所定の角度θをなす円錐状の
接触部5が形成されている。 [002114は受は皿であり、裏面に突設した固定用
突起27を貫通穴28に挿通させた状態で床面3上に保
持される。なお、このような状態で台足を設置する際に
は、床面3はフリーアクセス型となっているのが望まし
い。また、この受は皿4の上面には、上記支持脚7の接
触部5の先端角度θと略等しい角度を有するすり林状の
窪み部2が凹設されており、この窪み部2上に支持脚7
が滑動自在に保持されている。 [0022]さらに、上記受は皿4の窪み部2は、受は
皿4の周縁部に凹設された凹溝29に下端縁が係合され
、上端縁がボルト部6に装着されるゴム等で蛇腹状に形
成されるカバー30により覆われている。この結果、窪
み部2への塵の侵入が防止され、かつ支持脚7が窪み部
2上を自由に滑動できるようにされている。
【0023】したがってこの実施例において、地震等が
発生して受は皿4が床面3とともに水平方向に移動して
も、支持脚7の接触部5が窪み部2の表面をA方向又は
B方向に相対的に滑るために、支持脚7と一体的な機器
1はその慣性力により概ね原位置に留ることとなる。す
なわち、機器1への横振れ振動の伝達を低減することが
でき、機器1が受けるダメージを最小のものとすること
ができる。 [0024]そして、地震が終了すると、−旦窪み部2
の表面を滑った接触部5は、窪み部2が所定角度を有し
たテーパ面となっているために、該テーパ面を滑り落ち
ながら自動的に原位置に復帰する。 [0025]さらに、微小地震の場合には、窪み部2と
接触面には面接触による摩擦が生じているために、機器
1は床面3とともに水平方向にわずかに振れることにな
る。 [0026]なお、図1には床面3と受は皿4とは貫通
穴28に突起を挿入して滑り止めがなされているが、こ
の他に、床面3と受は皿4との当接界面にゴムを介装し
て滑り止めを行ってもよい。 [00271図2は本発明の第二の実施例を示すもので
ある。なお、以下の実施例の説明において、上述した実
施例と同一の構成は、図面に同一の符号を付して説明を
省略する。 [0028] この実施例において、支持脚7の接触部
5は中高な滑らかな球面(周囲縁部は面取りが施されて
いる)となっており、受は皿4の窪み部2上に支持され
る。この窪み部2は、上記支持脚7の接触部5に対応し
て中央に近付くにつれて低くなる皿状に、具体的にいえ
ば、例えば円錐状に形成されている。また、受は皿4の
下面には中空円盤状のゴム材31が接着され、それが設
置される床面3上を滑らないあるいは滑りにくいように
されている。 [0029]したがってこの実施例において、地震の際
には、上述した第一の実施例と同様に、支持脚7が受は
皿4の斜面(窪み部2)を滑らかに相対的に滑って機器
1への横振れ振動の伝達が低減される。 [00301さらに、この実施例においては、受は皿4
の窪み部2が上述した第一の実施例と異なり、滑らかな
球面とされているために、該受は面の中央部分において
支持脚7の移動方向が連続的に滑らかに変化し、大きな
衝撃が生じることが防止される。 [00311なお、この実施例において、微小地震に対
しては支持脚7および受は皿4は両者間の面接触による
摩擦により相対移動しない、いわゆる不感帯が存在する
ために、上述した実施例と同様に、機器1は床面3とと
もに水平方向にわずかに振れることになる。 [0032]図3ないし図6は本発明の第三の実施例を
示すものである。この実施例における受は皿4は上述し
た第二の実施例と同様の窪み部2を有しており、この窪
み部2上に機器1に固着される支持脚7が滑動自在に保
持される。なお、この支持脚7は上記第二の実施例と同
様に中高な滑らかな球面をなす接触部5を有している。 [0033]さらに、上記骨は皿4の裏面には円形四部
8が凹設されており、その周縁に形成された切欠32に
より三角形状の板バネ33が保持されている。なお、こ
の板バネ33は後述するベース部材10のストッパ突起
9が円形四部8の内周壁に衝接した際の衝撃を吸収する
ためのもので、板バネ33に代えて該内周壁に沿ってゴ
ム等の柔軟材を貼着してもよい。 [0034]また、この受は皿4は床面3上に保持され
るベース部材10上に滑動自在に保持されており、該ベ
ース部材10上での受は皿4の滑動範囲を規制するため
に、ベース部材10の中央部には、受は皿4の円形四部
8、詳しくは板バネ33で囲まれる領域内に突出するス
トッパ突起9が設けられている。 [0035]さらに、上記ベース部材10は、支持脚7
の移動範囲を平面視において完全に包含するような大き
さに形成されており、受は皿4、および支持脚7の移動
により荷重点がベース部材10の外方に飛出さないよう
にされ、装置の転びが防止される。また、必要により、
受は皿4と支持脚7、および受は皿4とベース部材10
の当接界面に油、グリースあるいは二硫化モリブデン等
の低摩擦材22を塗布して摩擦係数を制御することも可
能である。
【0036】したがってこの実施例において、地震が発
生した際には、上述した第二実施例において述べたよう
に、支持脚7が受は皿4の受は面上を滑動するのに加え
て図5および図6に示すように、受は皿4がベース部材
10上を滑動することから、大きな振幅を有する地震の
横振れに対しても充分対応することができる変位量が確
保される。 [0037]図7ないし図10は本発明の第四実施例を
示すものである。この実施例において、上端部にボルト
部6が形成された支持脚7の下端には、直方体形状の滑
動子18が形成されるとともに、床面3上には、ゴム材
31を介して外部筺体13が保持され、この外部筺体1
3内に可動筺体17が滑動自在に収容される。 [0038]上記外部筺体13は、平面視正方形状の箱
状部材にシリコンオイル等の適度の粘性を有する粘性体
を充填したもので、該粘性体の漏出を防止するために、
上面開口はゴム等の柔軟材料で製せられ、径方向に同心
の伸び代を蛇腹状に多数形成したカバ一部材11により
覆われている(図9参照)。 [0039]一方、可動筺体17は平面視細長矩形状の
箱状部材の上面開口をカバ一部材11により覆って形成
されている(図10参照)。この可動筺体17は、その
短辺壁14が上記外部筺体13の対向する2辺の内周壁
面に滑動可能で、かつ粘性体の漏れがないような状態で
当接する大きさに形成されており、可動筺体17を収納
した状態において、外部筺体13を2つのオイル室34
a、34bに分割する。 [00401また、この可動筺体17の長辺壁15には
各々2個ずつのオイル流入穴16.16・・が開設され
、上記2つのオイル室34a、34bの間を粘性体が往
復することができるようにされている。
【0041]上記構成の下、可動筺体17は図8におい
てX方向に滑動自在であるが、その滑動時に粘性体が一
方のオイル室例えば34aから他方のオイル室34b側
に絞り出されることとなり、該粘性体の粘度、およびオ
イル流入穴16の開口面積によって決定される滑動抵抗
と、可動筺体17への作用力、特に周期の大きな横振れ
方向の力の吸収が行われる。 [0042]上記支持脚7の滑動子18は以上のように
構成される可動筺体17内に収容されて、該可動筺体1
7内を各々対向する一対のオイル流入穴16を有する2
つのオイル室35a、35bにさらに分割している。な
お、この滑動子18から上方に突出される軸部は、可動
筺体17、および外部筺体13に装着されるカバ一部材
11のシール穴36を貫通して外部に引き出され、その
上端に形成したボルト部6において機器1に固定される
。この時、カバ一部材11は上述したように、ゴム等の
柔軟材で形成され、かつ周方向に蛇腹状の伸び代が形成
されているために、その滑動がカバ一部材11により規
制されることはない。 [0043]Lかして、可動筺体17内を滑動子18が
移動すると、可動筺体17内の容積が小さくなる側のオ
イル室例えば35aから粘性体が外部筺体13に絞り出
されるとともに、容積が大きくなる側のオイル室34b
には外部筺体13から粘性体が流入することから、所定
の滑動抵抗と作用力の吸収が行われる。 [0044]なお、上記可動筺体17、および支持脚7
の滑動子18には圧縮バネ37による付勢力が付与され
ており、可動筺体17が外部筺体13の中心部に、滑動
子18が可動筺体17の中心部に位置するようにされて
いる。 [0045]したがってこの実施例によれば、例えば地
震によりにおいてX十方向の振動が加わった場合、機器
1は相対的にX一方向に移動する。この時、粘性体はオ
イル室34bから34aに流動するが、該粘性体の粘性
により流動は抵抗を受ける結果、機器1の移動は緩慢に
行なわれる。 [0046]また、Y十方向の振動に対しては、オイル
室35a側のオイル流入穴16から粘性体が絞り出され
て外部筺体13のオイル室34a、34bに流動すると
ともに、外部筺体13から可動筺体17のオイル室35
bに流れ込もうとし、その粘性のために同様に機器1の
急激な移動が阻止される。 [0047]図11は本発明の第五の実施例を示すもの
である。この実施例において、外部筺体13はゴム材3
1を介して床面3上に保持されており、この中に複数の
粘性体封入部材19a、19b・・が収容されるととも
に、該粘性体封入部材19に周囲を取囲まれた状態で支
持脚7の滑動子18が配置される。 [0048]上記粘性体封入部材19は例えばゴム等の
柔軟材でチューブ状に形成されており、その内部には、
グリス等の粘性体が封入されている。かかる粘性体封入
部材19は、同心に多数配置されており、中心部に近寄
る程低粘度の粘性体が封入されている。なお、上記支持
脚7と外部筺体13の間には螺旋状の復元バネ25が装
着されている。 [0049]かかる構成の下、滑動子18に操作力を与
えて粘性体封入部材19を変形させようとすると、先ず
図13に示すように、中心部の粘性体封入部材19aの
中に封入された粘性がその粘性により緩慢に流動して変
形状態に移行し、この移行により操作力の吸収が行われ
る。また、操作力が大きくなるにしたがって変形は、高
粘皮の粘性体が封入された周囲の粘性体封入部材19b
、19c、19dに順次伝搬し、広範囲な強度の操作力
に対する吸収がなされる。 [0050]したがってこの実施例によれば、小さな地
震に対しては低粘度の粘性体を封入した粘性体封入部材
19が変形して横振れを吸収しつつ支持脚7、すなわち
機器1が移動し、大きな地震が起きた時には、順次外周
部に配置された粘性体封入部材19に変形が伝搬し、こ
れに伴って機器1がゆっくりと移動し、衝撃による機器
1へのダメージが防止される。 [0051] 【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
による耐震台足構造によれば、以下の効果を有する。す
なわち、 (1)機器の耐震対策が安価である。 [0052] (2)地震時の機器への影響を低減できる。 (3)機器が安定稼働し、かつ機器は自動的に原位置に
復帰するために、地震後の復旧処理を必要としない。 [0053] (4)構造が簡単なため、設置工事が容易となり、工事
期間の短縮が図れる。さらに、請求項2記載の発明にお
いては、機器への衝撃の伝達を防止することができる。 [0054]また、請求項3記載の発明においては、上
述した効果に加え、台足構造の小型化を図ることができ
る。 [0055]さらに、請求項4、および5記載の発明に
おいては、機器の移動量を制限することができ、製品の
安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第二実施例を示す図である。
【図3】本発明の第三実施例を示す図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】第三実施例の動作状態を示す図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】本発明の第四実施例を示す図である。
【図8】滑動子の収容状態を示す平面図である。
【図9】外部筐体の平面図である。
【図10】可動筐体の平面図である。
【図11】本発明の第五実施例を示す図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】第五実施例の作用を示す図である。
【図14】従来例を示す図である。
【図15】従来例の作用を示す図である。
【符号の説明】
1  機器 2  窪み部 3  床面 4  受は皿 5  接触部 6  ボルト部 7  支持脚 8  凹部 9  ストッパ突起 10  ベース部材 11  カバ一部材 12  粘性体 13  外部筺体 14  短辺壁 15  長辺壁 16  オイル流入穴 17  可動筺体 18  滑動子 19  粘性体封入部材
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図10】
【図12】
【図5】
【図6】
【図13】
【図7】
【図8】
【図9】
【図11】
【図14】
【図15】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器(1)側対同面にすり鉢状の窪み部(
    2)が形成され、床面(3)に固定される受は皿(4)
    と、先端を前記窪み部(2)と同一角度のテーパ形状と
    して該窪み部(2)と面接触する接触部(5)を有して
    なり、上端のボルト部(6)により機器(1)に固着さ
    れる支持脚(7)とを有してなる耐震台足構造。
  2. 【請求項2】前記支持脚(7)の接触部(5)を中高で
    、かつその中央部を滑らかな球面に形成するとともに、
    受は皿(4)の窪み部(2)を、前記支持脚(7)の接
    触部(5)が摺動して自然落下し得るような中央に近付
    くにつれて低くなる皿状で、かつその中央部を滑らかな
    球面に形成してなる請求項1記載の耐震台足構造。
  3. 【請求項3】前記骨は皿(4)の裏面に四部(8)を凹
    設するとともに、床面(3)上には前記四部(8)に遊
    嵌するストッパ突起(9)を中心部に突設したベース部
    材(10)を保持し、前記骨は皿(4)を前記ベース部
    材(10)上に滑動自在に載置したことを特徴とする請
    求項1または2記載の耐震台足構造。
  4. 【請求項4】平面視矩形の箱状に形成され、上面開口を
    柔軟なカバ一部材(11)により覆うとともに、内部に
    粘性体を封入して床面(3)上に保持される外部筐体(
    13)と、前記外部筐体(13)の対向する何れか一対
    の内壁に短辺壁(14)を当接させて該外部筐体(13
    )内に滑動自在に収容され、長辺壁(15)の両端部近
    傍にオイル流入穴(16)を開設した可動筐体(17)
    と、前記可動筐体(17)内を長手方向に二分割すべく
    該可動筐体(17)に滑動自在に収容され、上面開口を
    柔軟なカバ一部材(11)により覆った滑動子(18)
    を下端に有し、上端のボルト部(6)により機器(1)
    に固着される支持脚(7)とを有してなる耐震台足構造
  5. 【請求項5】床面(3)上に保持される外部筐体(13
    )内に、内部に粘性体を封入した平面視円環状の粘性体
    封入部材(19)を複数個同心に配置するとともに、前
    記外部筐体(13)の中心部には、上端のボルト部(6
    )により機器(1)に固着される支持脚(7)の下端に
    形成した滑動子(18)を配置し、前記粘性体封入部材
    (19)内に封入される粘性体の粘度を中心に向うに従
    って低くしたことを特徴とする耐震台足構造。
JP3032662A 1990-03-05 1991-02-27 耐震台足構造 Withdrawn JPH04211196A (ja)

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JP5172390 1990-03-05
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JP9645390 1990-09-17

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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