JPH08102587A - レベル調整機構 - Google Patents

レベル調整機構

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JPH08102587A
JPH08102587A JP6261330A JP26133094A JPH08102587A JP H08102587 A JPH08102587 A JP H08102587A JP 6261330 A JP6261330 A JP 6261330A JP 26133094 A JP26133094 A JP 26133094A JP H08102587 A JPH08102587 A JP H08102587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
installation surface
receiving portion
adjusting mechanism
housing
level adjusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6261330A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouji Tsurumoto
章二 弦本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6261330A priority Critical patent/JPH08102587A/ja
Publication of JPH08102587A publication Critical patent/JPH08102587A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体の設置,固定作業が容易かつ安全に行な
え、筐体底面と設置面を互いに密着する程度まで広く調
整できる。 【構成】 筐体11をペデスタル等の設置面12に固定
するとともに高さ及び水平度の調整を行なうレベル調整
機構であって、設置面12の垂直方向に移動可能に螺合
する中空筒状の受け部2と、筐体11の底面から垂直に
突設され、受け部2の中空部2aを貫通して端部が突出
するボルト1と、受け部2から突出したボルト1の端部
に螺合するナット3と、受け部2の設置面側端部側面に
形成した多角形状のフランジ2bとで構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等の筐体をペ
デスタル等の設置面に固定し、高さ及び水平度の調整
(レベル調整)を行なう機構に関し、特に、筐体の設
置,固定作業が容易で、かつ、調整範囲が広いレベル調
整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ペデスタル等の設置面に搭載,
固定される電子機器等の筐体の底面には、当該筐体を設
置面に固定するとともに、高さ及び水平度を調整するた
めのレベル調整機構が備えられている。
【0003】図4を参照して従来の一般的なレベル調整
機構について説明する。同図に示す従来のレベル調整機
構は、筐体11をペデスタル等の二重床構造の設置面1
2に固定する場合である。この従来のレベル調整機構
は、中央にねじ孔を有するナット状本体13と、このナ
ット状本体13に螺合するとともに、上端が筐体11底
面に螺合し、かつ、下端が設置面12の上面から貫通し
て下面に突出するボルト部14と、このボルト部14の
端部に螺合する固定ナット15とから構成されている。
そして、このレベル調整機構は、筐体11の底面四隅等
の任意の位置に配設され使用されている。
【0004】このような構成からなる従来のレベル調整
機構によれば、ナット状本体13を回転することによっ
て、ボルト部14が上下移動し、これにより筐体11の
高さが調整できるとともに、設置面12をナット状本体
13と固定ナット14とで挟持できるので、筐体11を
設置面12に堅固に固定することができる。この種のレ
ベル調整機構の技術としては、実開平63−17448
7号公報に記載のレベラーボルトがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレベル調整機構では、筐体と設置面との間に
レベル調整機構のナット状本体が存在するため、このナ
ット状本体の厚さの分だけ筐体の調整ができなくなり、
調整範囲が狭くなるという問題があった。
【0006】また、現場での施工工事では、手順として
ペデスタル等の設置面を先に取付け、その後に電子機器
等の筐体を取り付けることが多いことから、従来のレベ
ル調整機構では、筐体を空中で保持しながら、設置面に
取り付けたナット状本体に筐体底面に螺合したボルト部
を螺合させなければならず、特に、筐体が重量物である
場合は、作業に多数の人手を必要とする上に危険性もあ
り、作業の効率性及び安全性に問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、筐体の設
置,固定作業が容易かつ安全に行なえるとともに、筐体
底面と設置面を互いに密着する程度まで広い範囲で調整
できるレベル調整機構の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のレベル調整機構は、筐体をペデスタル等の設置
面に固定するとともに高さ及び水平度の調整を行なうレ
ベル調整機構であって、前記ペデスタル等の設置面に、
垂直方向に移動可能に螺合する中空筒状の受け部と、前
記筐体の底面から垂直に突設され、かつ、前記受け部の
中空部分を貫通して端部が突出するボルトと、前記受け
部から突出した前記ボルトの端部に螺合するナットと、
からなり、好ましくは、前記受け部の前記設置面側端部
に多角形状のフランジを形成した構成としてある。
【0009】また、必要に応じて、前記受け部の前記設
置面側端部の外形を多角形状とした構成としてあり、さ
らに、好ましくは、前記受け部外周に螺合する固定ナッ
トを前記設置面の下面側に備えた構成としてある。
【0010】
【作用】上記構成からなる本発明のレベル調整機構によ
れば、筐体底面から突出したボルトを、ペデスタル等の
設置面に螺合した受け部の中空部分に貫通させてナット
を締め込むのみで、筐体を設置面に搭載,固定できるの
で、筐体の取付作業がきわめて容易に行なうことができ
る。また、受け部を回転させることで、筐体を垂直方向
に移動でき、かつ、筐体底面と設置面とを密着する程度
まで広い範囲で調整,固定することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のレベル調整機構の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施
例レベル調整機構の縦断面図である。
【0012】1はボルトで、固定,調整対象となる筐体
11の底面から突出して設けられており、筐体11の底
面の任意の四隅等の位置に配設される。なお、本実施例
においては、このボルト1を図1に示すように、筐体1
1の内側から螺合・貫通させて突出してあるが、これに
限らず、筐体底面からボルトが突出するものであれば、
例えば、筐体底面にボルト端部を溶接等により固着する
もの等であってもよい。
【0013】2は受け部で、ペデスタル等の二重床構造
の筐体設置面12のボルト1に対応する位置の下面側
(内側)から貫通・螺合し、設置面12の上面に突出す
る中空ボルト状となっている。すなわち、この受け部2
は、軸方向に中空部2aが設けてあり、外側面には設置
面12のねじ孔12aに螺合するねじが形成してある。
【0014】中空部2aは、ボルト1が貫通できるよ
う、ボルト1の径より大径となっている。また、貫通し
たボルト1の端部が突出して、後述するナット3の締め
代となるよう、受け部2の長手方向の長さは、ボルト1
より短くなるように形成してある。なお、この受け部2
の長手方向の長さを変更することで筐体11の調整可能
な高さを自由に変更することができる。
【0015】受け部2の設置面12側の端部側面にはフ
ランジ2bが形成してある。このフランジ2bは、ねじ
孔12aに対するストッパーとなるとともに、受け部2
を回転させる際にレンチ,スパナ等が嵌合する締付け部
ともなっている。したがって、フランジ2bは、ねじ孔
12aより大径に形成するとともに、スパナ等の締付具
の形状に合わせて、外周形状を六角形等の多角形状,円
形等に形成しておくことが好ましい。なお、図3に示す
ように、フランジ2bの代りに、受け部2の設置面12
側の端側外形を六角形等の多角形状に形成しても、フラ
ンジ2bを形成した場合と同様の効果が得られる。
【0016】3はボルト1に螺合する固定用のナット
で、受け部2の中空部2aを貫通して突出したボルト1
の端部に螺合するとともに、受け部2のフランジ側端部
に当接することでボルト1と受け部2を固定する。な
お、このナット3による固定をより堅固にするため、本
実施例においては、ナット3と受け部2の間に、ボルト
1に貫通する座がね4を介在させてある。
【0017】次に、このような構成からなる本実施例の
レベル調整機構を用いて筐体を設置面に搭載・調整する
場合について説明する。まず、筐体11を設置面12に
搭載する場合には、筐体11の内側からボルト1を螺合
・貫通させて底面から突出させる。また、設置面12の
下面側からは、受け部2をフランジ2bと反対側の端部
からねじ孔12aに螺合させて設置面12上面側に突出
させておく。この状態で、筐体11を設置面12の上部
に持っていき、ボルト1と受け部2の位置合わせを行な
い筐体11を下方に降ろすと、ボルト1が受け部2に貫
通し、筐体11の底面が受け部2の端部に当接,支持さ
れ、筐体11は設置面12上に搭載される。
【0018】次に、筐体11を支持している受け部2の
フランジ2bをスパナ等の締付具等を用いて回転させ、
設置面12のねじ孔12aに螺合した受け部2を上下に
移動させる。これにより、受け部2に支持されている筐
体11も同時に上下方向に移動し、任意の高さ方向及び
水平度の調整を行なうことができる。このようにして、
受け部2を最適位置に調整した後、ボルト1の端部に座
がね4を通してナット3を締め付ける。これにより、ボ
ルト1と受け部2は固定される。
【0019】このように本実施例のレベル調整機構によ
れば、筐体11の底面から突出したボルト1を、ペデス
タル等の設置面12に螺合した受け部2の中空部2aに
貫通させてナット3を締め込むのみで、筐体11を設置
面12に搭載,固定できるので、筐体の取付作業がきわ
めて容易となる。また、受け部2を回転させることで、
筐体11を垂直方向に自由に移動でき、かつ、筐体底面
と設置面とを互いに密着する程度まで広い範囲で調整,
固定することができる。
【0020】次に、本発明のレベル調整機構の他の実施
例について、図2を参照して説明する。同図に示すよう
に、本実施例においては、受け部2外周に螺合する固定
ナット5を設け、この固定ナット5を受け部2のフラン
ジ2bと設置面12の内側面の間に配設してある。この
ように固定ナット5を設けることにより、受け部2の最
適位置での調整後に、固定ナット5を設置面12側に締
め込むことで、固定ナット5が設置面12の下面に当接
するので、受け部2が設置面12に堅固に固定され、筐
体11の固定も上記一実施例の場合と比較してより堅固
とすることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレベル調整
機構によれば、筐体の設置,固定作業が容易かつ安全に
行なえるとともに、筐体底面と設置面とを互いに密着す
る程度まで広い範囲で調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレベル調整機構の一実施例を示す縦断
面図である。
【図2】本発明のレベル調整機構の他の実施例を示す縦
断面図である。
【図3】本発明のレベル調整機構の受け部の他の実施例
を示す斜視図である。
【図4】従来のレベル調整機構を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ボルト 2…受け部 2a…中空部 2b…フランジ 3…ナット 4…座がね 5…固定ナット 11…筐体 12…設置面 12a…ねじ孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体をペデスタル等の設置面に固定する
    とともに高さ及び水平度の調整を行なうレベル調整機構
    であって、 前記ペデスタル等の設置面に、垂直方向に移動可能に螺
    合する中空筒状の受け部と、 前記筐体の底面から垂直に突設され、かつ、前記受け部
    の中空部分を貫通して端部が突出するボルトと、 前記受け部から突出した前記ボルトの端部に螺合するナ
    ットと、からなることを特徴とするレベル調整機構。
  2. 【請求項2】 前記受け部の前記設置面側端部に多角形
    状のフランジを形成した請求項1記載のレベル調整機
    構。
  3. 【請求項3】 前記受け部の前記設置面側端部の外形を
    多角形状とした請求項1又は2記載のレベル調整機構。
  4. 【請求項4】 前記受け部外周に螺合する固定ナットを
    前記設置面の下面側に備えた請求項1,2,又は3記載
    のレベル調整機構。
JP6261330A 1994-09-30 1994-09-30 レベル調整機構 Pending JPH08102587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6261330A JPH08102587A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 レベル調整機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP6261330A JPH08102587A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 レベル調整機構

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Publication Number Publication Date
JPH08102587A true JPH08102587A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17360321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6261330A Pending JPH08102587A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 レベル調整機構

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JP (1) JPH08102587A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109489702A (zh) * 2019-01-07 2019-03-19 中国工程物理研究院总体工程研究所 一种传感器的预紧结构及组装方法

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