JPH08119105A - 検知器支持装置 - Google Patents

検知器支持装置

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JPH08119105A
JPH08119105A JP26361794A JP26361794A JPH08119105A JP H08119105 A JPH08119105 A JP H08119105A JP 26361794 A JP26361794 A JP 26361794A JP 26361794 A JP26361794 A JP 26361794A JP H08119105 A JPH08119105 A JP H08119105A
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shaft
bearing house
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JP26361794A
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Tadao Ohata
大畑忠夫
Shigeyoshi Ito
伊藤繁良
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SANRITSU KODEN KK
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SANRITSU KODEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 列車接近警報器の検知器の設置が簡単で、か
つ確実な位置決めができることである。 【構成】 受面4bを備えた切欠凹部4を有する支持盤
3を、レール1のベース1aの一端縁に挿入して受面4
bを当て、更に、鈎部5aを有した締付けボルト5の鈎
部5aと、前記受面4bでレールベース1aを挾持して
レール1に支持盤3を取付け、この支持盤3には、上面
に、垂直に立設固定したねじ軸2を設け、このねじ軸2
には、段付き軸10aを有した調整金具10を螺合し、
更に、前記段付き軸10aには、ベアリングハウス12
内の内レース11cを嵌着一体にすると共に、ベアリン
グハウス12は、検知器13の取付け板14に一体に固
定し、更に、前記調整金具10の回動でベアリングハウ
ス12を介して検知器13を水平に保持しながら上下調
整可能に移動して支持する検知器支持装置の構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道の沿線工事におい
て、安全に作業を施工するための列車近接警報器に用い
る検知器支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の検知器支持装置は、本件出願人の
所有する登録第1664392号(実公昭61−161
96号公報)があり、一般に広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の検知器支持
装置の検知器は、高さを調整するにはねじ軸を回すこと
によってねじ軸自体が上下し、それによって検知器の頭
面とレールの踏面とを見比べて高さを決めロックナット
でねじ軸を固定し、更に、検知器を前後にスライドし
て、頭部がレールの頭部側面に接触したら止めるように
2個の螺杆で締付け固定する等検知器とレールとの相対
位置を、好ましい状態に合わせるようにしているため、
上下と、前後と2工程で行っていた。そのため前後を合
わせた時に上下が狂うことがある。その場合は、初めか
らやり直さなければならない不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯様な実情に
鑑み、この課題に対処するために創案したもので受面を
備えた切欠凹部を有する支持盤を、レールベースの一端
縁に挿入して受面を当て、更に、鈎部を有した締付けボ
ルトの鈎部と、前記受面でレールベースを挾持してレー
ルに取付けた支持盤において、支持盤には、上面に、垂
直に立設固定したねじ軸を設け、このねじ軸には、段付
き軸を有した調整金具を螺合し、更に、前記段付き軸に
は、ベアリングハウス内の内レースを嵌着一体にすると
共に、ベアリングハウスは、検知器取付け板に一体に固
定して設け、更に、前記調整金具の回動でベアリングハ
ウスを介して検知器を水平に保持しながら上下調整可能
に保持し、検知器の設置が簡単で、かつ確実な位置決め
ができる支持装置を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明は、列車接近警報器の検知器は列車を検
知するもので、この検知器(近接スイッチ)を支持する
には、受面4bを設けた支持盤3の切欠凹部4をレール
1のベース1aに挿入してベース1aの端縁を受面4b
に当て、更に、ベース1bの他端縁に締付けボルト5の
先端に設けた鈎部5aを係止して締付けボルト5の他端
側を支持盤3に穿った水平方向の貫通孔6に挿入してね
じ部に締付金具7を螺合して座金Wを介して挾着固定す
る。
【0006】また、レール1の踏面1c上に取付け治具
15を載せて治具15に設けたマグネット16により踏
面1c上に吸着させて検知器13の頭部位置を決めるよ
うに検知器13を取付けた取付け板14をねじ軸2に螺
合した調整金具10を回動してベアリングを介してベア
リングハウス12と一体の取付け板14を上下させ、前
記治具15によって検知器13の高さを調整金具10の
回動で決め、更に、座金9を介して締付けナット8でロ
ックし、正確な高さを得るようにする。
【0007】
【実施例】図は、本発明に係る検知器支持装置の一実施
例を示したもので、以下図に基いて具体的に説明する。
【0008】1は、I状断面のレールで、該レール1の
ベース1aの底部は水平底面1bになっている。またベ
ース1aの一端縁には、ねじ2aを螺設して垂直に立設
して固定したねじ軸2の支持盤3に設けた切欠凹部4を
当接する。
【0009】支持盤3の前記切欠凹部4は、前記レール
1のベース1aの底面1bに沿わせる水平面4aと、前
記ベース1aの一端を当接させる受面4bと、ベース1
aに挿入し易くした斜面4cで成形し、更に、支持盤3
には、前記水平面4aと同一平面状となる横方向の貫通
孔6を穿ってある。
【0010】即ち、前記レール1のベース1aの一端側
に、支持盤3に設けた切欠凹部4を挿込むと共に、レー
ル1のベース1aの他端に、締付けボルト5の先端に設
けた鈎部5aを係止するようにして締付けボルト5の他
端を前記貫通孔6に挿入する。この時、締付けボルト5
はレール1のベース1aの底面に沿わせて貫通孔6に挿
込まれた締付けボルト5はねじ部に螺合させた締付金具
7の締付けで、締付けボルト5の鈎部5aと、切欠凹部
4の受面4bでレール1のベース1aの端面を受けて支
持盤3を挾着固定する。
【0011】前記支持盤3の上面に、垂直に立設して固
定した前記ねじ軸2には、下部側に、締付けナット8を
螺合させて設けると共に、この締付けナット8上にねじ
軸2に嵌めた座金9と、その上に、段部10aを有した
調整金具10を螺合し、この調整金具10に左右方向の
回転をあたえることでねじ軸2に沿って上下調整するよ
うにしてある。調整金具10の段部10aには、外レー
ス11aと鋼球11b及び内レース11cからなるベア
リング11の内レース11cを嵌着し、ベアリング軸に
すると共に、ベアリングハウス12にベアリング11の
外レース11aを嵌着固定する。
【0012】更に、ベアリングハウス12は、検知器
(近接スイッチ)13の下部を一端側に取付けた長方向
の取付け板14の他端側に一体に固定して取付け、調整
金具10を回動させてベアリング11を介して取付け板
14に取付けた検知器13の高さを調整し、座金9を介
して締付けナット8でロックするようにしてある。
【0013】次に図4の検知器13の高さを決める取付
け治具について説明する。15は非磁性体からなる取付
け治具で、この治具15は両端縁を上向きに立上げた長
方形に成形し、この一端側の平面部には、レール1の踏
面1cに置いた時レール1に対して吸着するマグネット
16を設け、更に、治具15の他端側には開孔部15a
を設け、この開孔部15aには、透明なアクリル板17
で覆って、検知器13の位置決めをするとき検知器13
の頭部を前記アクリル板17を透して見られるようにし
て調整金具10の操作を安易にするようにしてある。
【0014】直前記締付け金具7、締付けナット8及び
調整金具10には、夫々外周に放射状に複数の突出杆7
a,8a,10bを設けて、締付け操作をしやすくして
ある。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように、レールに挾着
して固定された支持盤上に垂直に立設し固定したねじ軸
を設け、このねじ軸に螺合した調整金具に、ベアリング
を介して検知器の取付け板を取付け、調整金具に回動を
あたえることで、ねじ軸に沿ってベアリングを介した取
付け板上の検知器を上下し、調整金具を止めることで検
知器の高さは設定でき、操作は簡単で確実である。
【0016】また取付け板はベアリングを介して調整金
具と一体となり、検知器は自由な姿勢で保持されるので
調整金具に回動をあたえて上下させるとき検知器は一緒
に回動しないので、上下合わせの作業が早くできる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検知器支持装置の一実施例を示した正
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】レールと検知器と治具の関係を示した斜視図で
ある。
【符合の説明】
1 レール 1a ベース 1b 底面 1c 踏面 2 ねじ軸 2a ねじ部 3 支持盤 4 切欠凹部 4a 水平面 4b 受面 4c 斜面 5 締付けボルト 5a 鈎部 6 貫通孔 7 締付け金具 8 締付けナット 9,W 座金 10 調整金具 10a 段部(ベアリング軸) 11 ベアリング 11a 外レース 11b 鋼球 11c 内レース 12 ベアリングハウス 13 検知器(近接スイッチ) 14 取付け板 15 取付け治具 15a 開孔部 16 マグネット 17 アクリル板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受面を備えた切欠凹部を有する支持盤
    を、レールベースの一端縁に挿入して受面を当て、更
    に、鈎部を有した締付けボルトの鈎部と、前記受面でレ
    ールベースを挾持してレールに取付けた支持盤におい
    て、支持盤には、上面に、垂直に立設固定したねじ軸を
    設け、このねじ軸には、段付き軸を有した調整金具を螺
    合し、更に、前記段付き軸には、ベアリングハウス内の
    内レースを嵌着一体にすると共に、ベアリングハウス
    は、検知器取付け板に一体に固定して設け、更に、前記
    調整金具の回動でベアリングハウスを介して検知器を水
    平に保持しながら上下調整可能にしたことを特徴とした
    検知器支持装置。
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