JPH11166585A - 免震用滑り支承 - Google Patents
免震用滑り支承Info
- Publication number
- JPH11166585A JPH11166585A JP35005397A JP35005397A JPH11166585A JP H11166585 A JPH11166585 A JP H11166585A JP 35005397 A JP35005397 A JP 35005397A JP 35005397 A JP35005397 A JP 35005397A JP H11166585 A JPH11166585 A JP H11166585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding contact
- sliding
- liquid lubricant
- seismic isolation
- contact surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
また、免震用滑り支承に良好な減衰機能を付与する。 【解決手段】 免震用滑り支承10は、構造物の上部構
造12と下部構造14とに夫々固定される上部摺接部材
22及び下部摺接部材18を備える。互いに摺動可能に
当接した上部摺接部材22の下向き摺接面22aと下部
摺接部材18の上向き摺接面18aとを液体潤滑剤28
中に浸漬することで、それら摺接面の間に発生する摩擦
力を低減し、メンテナンスも不要とした。上部摺接部材
22には水平に延在する抵抗板30を取り付ける。下部
摺接部材18の上向き摺接面18aと抵抗板30の下面
との間に狭い隙間が画成され、その隙間が高粘度の液体
潤滑剤28で満たされるようにすることで、免震用滑り
支承10に良好な減衰機能を付与した。
Description
関する。
を構成するために用いる免震装置の機能としては、1)
建物、床、台等の水平変位を許容しつつ、鉛直荷重を支
える、2)その水平方向の変位に対して復元力を与え
る、3)その水平方向の運動に対して減衰力を与える、
という3つの機能が必要とされる。免震装置のうちに
は、1種類の免震部材で構成するものもあり、例えば、
積層ゴムだけで構成されるものもある。また、免震装置
のうちには、幾種類かの免震部材を組み合わせて構成す
るものもあり、例えば、滑り支承ないし転がり支承をス
プリング及びダンパと組み合わせたり、積層ゴムと組み
合わせたりしたものがある。免震用滑り支承は、比較的
大きな鉛直荷重を支えることができ、また鉛直荷重によ
って発生する沈み込み量が非常に小さいことから、上記
1)の機能に関して優れた性能を発揮する。特に、四フ
ッ化エチレン樹脂(一般的にはテフロンと呼ばれてお
り、これはデュポン社の商標である)などを用いた免震
用滑り支承は構造が単純明快であり、例えば積層ゴム等
の復元力を与える機構との併用により、構造物の固有周
期を自在に調整できる利点がある。
免震用滑り支承には、それに付随する摩擦が大きいため
に、好適な免震特性を有する免震構造を構成することが
困難であるという問題があった。即ち、免震用滑り支承
に付随する摩擦は、上記3)の減衰力を付与する機能を
もたらしはするものの、静止摩擦から動摩擦へ或いはそ
の逆へ移行する際に必然的に摩擦係数が急変し、また、
場合によっては運動速度が上昇すると逆に摩擦係数が低
下することもあり、それらのことが、良好な免震特性を
達成する上での障害となる。そのため、免震用滑り支承
に付随する摩擦をできるだけ小さくして、減衰用ダンパ
や、減衰性能を有する免震ゴム等を併用して免震構造を
構成するのが一般的であったが、従来の免震用滑り支承
に付随する摩擦は充分に小さなものではなかった。ま
た、免震用滑り支承に減衰用のダンパ等を付加すること
は免震構造の複雑化につながるため、高度の免震性能を
有する免震構造を構成する上で有利な、良好な減衰機能
を有する免震用滑り支承が求められていたが、そのよう
な免震用滑り支承は従来なかった。本発明は上記事情に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、従来のも
のと比べて摩擦を格段に小さくした免震用滑り支承を提
供することにある。また、本発明の別の目的は、高度の
免震性能を有する免震構造を構成する上で有利な、良好
な減衰機能を有する免震用滑り支承を提供することにあ
る。
め、本発明にかかる免震用滑り支承は、構造物の上部構
造と下部構造との間に配設され上部構造と下部構造との
相対的な水平方向の変位を許容しつつ上部構造の重量を
支持する免震用滑り支承において、水平に延在する平滑
な上向き摺接面を有し構造物の下部構造に固定される下
部摺接部材と、水平に延在する平滑な下向き摺接面を有
し構造物の上部構造に固定される上部摺接部材とを備
え、前記上部摺接部材の前記下向き摺接面と前記下部摺
接部材の前記上向き摺接面とが互いに摺動可能に当接す
ることで、鉛直荷重を支持するようにしてあり、液体潤
滑剤を収容し、互いに当接した前記上部摺接部材の前記
下向き摺接面と前記下部摺接部材の前記上向き摺接面と
をその液体潤滑剤中に浸漬可能にした液体潤滑剤容器を
備えたことを特徴とする。また、本発明は、前記上部摺
接部材の前記下向き摺接面と前記下部摺接部材の前記上
向き摺接面との少なくとも一方にフルオロカーボン樹脂
をコーティングしたことを特徴とする。また、本発明
は、前記液体潤滑剤容器が構造物の下部構造に固定され
ており、前記下部摺接部材が前記液体潤滑剤容器の中に
配設されて前記液体潤滑剤容器に固定されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記液体潤滑剤容器の中
への異物の侵入を防止するダストカバーを備えたことを
特徴とする。また、本発明は、前記液体潤滑剤が、流体
粘性抵抗を発生させるのに充分な高い粘性を有する高粘
度液体潤滑剤であることを特徴とする。また、本発明
は、前記上部摺接部材と前記下部摺接部材の一方に水平
に延在する抵抗板を取り付け、前記上部摺接部材と前記
下部摺接部材の他方の前記摺接面と前記抵抗板とが対向
してそれらの間に狭い隙間が画成されその隙間が前記高
粘度液体潤滑剤で満たされるようにし、前記上部摺接部
材と前記下部摺接部材とが相対的に水平方向に運動する
際に、前記隙間を満たした前記高粘度液体潤滑剤によっ
て減衰力が発生するようにしたことを特徴とする。ま
た、本発明は、前記上部摺接部材と前記下部摺接部材と
の夫々に水平に延在する抵抗板を取り付け、それら抵抗
板の表面が互いに対向してそれらの間に狭い隙間が画成
されその隙間が前記高粘度液体潤滑剤で満たされるよう
にし、前記上部摺接部材と前記下部摺接部材とが相対的
に水平方向に運動する際に、前記隙間を満たした前記高
粘度液体潤滑剤によって減衰力が発生するようにしたこ
とを特徴とする。
互いに当接した上部摺接部材の下向き摺接面と下部摺接
部材の上向き摺接面とが液体潤滑剤中に浸漬されるた
め、上部摺接部材と下部摺接部材との水平方向の相対運
動に伴ってそれら摺接面に発生する摩擦力が非常に小さ
なものとなる。従って、この免震用滑り支承を使用する
ことで高度の免震性能を有する免震構造を構成すること
ができる。また、上部摺接部材と下部摺接部材とのいず
れか一方もしくは両方に水平に延在する抵抗板を取り付
けると共に、高粘度液体潤滑剤を使用することで、減衰
機能を備えた免震用滑り支承が得られる。
て添付図面を参照して説明して行く。図1は本発明の実
施の形態にかかる免震用滑り支承の断面側面図、図2は
図1のA−A線に沿った断面平面図である。図1及び図
2において、免震用滑り支承10は、構造物の上部構造
12と下部構造14との間に配設され、上部構造12と
下部構造14との相対的な水平方向の変位を許容しつつ
上部構造12の重量を支持するものである。構造物の下
部構造14とは、例えば、地盤に対して固定された建物
の基礎であり、構造物の上部構造12とは、例えば、そ
の基礎の上に支えられるその建物の本体部分である。
下部フランジプレート16を備えており、この下部フラ
ンジプレート16の上面に円板形の鋼製の下部摺接部材
18が固着されている。下部フランジプレート16は、
アンカーボルトで下部構造14に固定されており、これ
によって下部摺接部材18が下部構造14に固定されて
いる。滑り支承10は更に、鋼板製の上部フランジプレ
ート20を備えており、この上部フランジプレート20
の下面に鋼製の上部摺接部材22が固着されている。上
部フランジプレート20は、アンカーボルトで上部構造
12に固定されており、これによって上部摺接部材22
が上部構造12に固定されている。
な上向き摺接面18aを有し、また上部摺接部材22
は、水平に延在する平滑な下向き摺接面22aを有す
る。上部摺接部材22の下向き摺接面22aと、下部摺
接部材18の上向き摺接面18aとは、互いに摺動可能
に当接しており、免震用滑り支承10に加わる鉛直荷重
はそれら摺接面18a、22aで支えられる。また、地
震発生時等には、それら摺接面18a、22aが互いに
摺動することにより、上部摺接部材22と下部摺接部材
18とが相対的に水平方向に変位する。
は低摩擦材料である四フッ化エチレン樹脂をコーティン
グしてあり、それによって摺接面18aと22aとの間
の摩擦を減少させている。コーティングする低摩擦材料
は、四フッ化エチレン樹脂に限られず、その他の適当な
フルオロカーボン樹脂を用いてもよい。また、低摩擦材
料をコーティングする摺接面を、上部摺接部材22の下
向き摺接面22aとする替わりに、下部摺接部材18の
上向き摺接面18aとしてもよく、更には、それら摺接
面18a、22aの両方に低摩擦材料をコーティングす
るようにしてもよい。
摺接部材18及び上部摺接部材22の周囲を囲繞する円
筒壁24が立設されており、この円筒壁24と下部フラ
ンジプレート16とで、容器26が構成され、この容器
26の中に液体潤滑剤28が収容されている。液体潤滑
剤28は、高い粘性を有する高粘度液体潤滑剤であり、
これについては後に詳述する。液体潤滑剤容器26内の
液体潤滑剤28の液面レベルは、互いに当接した上部摺
接部材22の下向き摺接面22a及び下部摺接部材18
の上向き摺接面18aの高さより高くしてあり、これに
よって、それら摺接面18a、22aが、液体潤滑剤2
8中に浸漬された状態に維持されるようにしている。そ
のため、上部摺接部材22と下部摺接部材18との水平
方向の相対運動に伴ってそれら摺接面18a、22aに
発生する摩擦力が非常に小さなものとなり、この免震用
滑り支承10を使用することで高度の免震性能を有する
免震構造を構成することができる。また、このように摺
接面18a、22aを液体潤滑剤28中に浸漬するよう
にした構成では、単に摺接面18a、22aに液体潤滑
剤を塗布するようにしたものと比べた場合、摺接面18
a、22aに接している液体潤滑剤の状態が長期にわた
って安定するため、メンテナンスが不要になるという利
点も得られる。
で構成された液体潤滑剤容器26は構造物の下部構造1
4に固定されている。そして、下部摺接部材18は、こ
の容器26の中に配設されてこの容器26に固定されて
おり、それによって構造物の下部構造14に固定されて
いる。これによって、免震用滑り支承10の構成がコン
パクトなものとなっている。更に、液体潤滑剤容器26
には、この容器26の中への異物の侵入を防止するダス
トカバー30が装着されている。ダストカバー30は、
円筒壁24の上縁付近と上部摺接部材22の外周部との
間に設けられて、それらの間の空間を覆っている。ダス
トカバー30は、可撓性を有する材料で製作され、外周
部分が蛇腹形状に形成されており、上部摺接部材22と
下部摺接部材18とが相対的な水平方向の運動を発生し
たときに、その運動に追随できるようにしてある。尚、
液体潤滑剤容器26の中への異物の侵入を防止するため
のダストカバーの形態及び取付位置は、図示例のものに
限られず、適宜な形態のものを、構造物の上部構造側の
適宜な部位と下部構造側の適宜な部位との間に設けるよ
うにすればよい。
使用した理由の1つは、長時間に亙って地震等が発生せ
ず、上部摺接部材22と下部摺接部材18との相対的な
運動が発生しない状態が継続した場合に、液体潤滑剤2
8の粘度が高いほど、それらの摺接面18a、22aに
潤滑切れが起きにくいからである。また、もう1つの理
由は、それによって免震用滑り支承10に、高度の免震
性能を有する免震構造を構成する上で有利な、良好な減
衰機能を付与するようにしているからである。即ち、使
用する液体潤滑剤28を、流体粘性抵抗を発生させるの
に充分な高い粘性を有する高粘度液体潤滑剤としてお
り、具体的には、例えば高粘度のダンパ用オイル等を使
用するようにしている。そして、上部摺接部材22に、
水平に延在する鋼板製のリング形の抵抗板32を取り付
け、下部摺接部材18の上向き摺接面18aとこの抵抗
板32の下面とが対向して、それらの間に狭い隙間が画
成されるようにし、その隙間が高粘度液体潤滑剤28で
満たされるようにしている。この構成によれば、上部摺
接部材22と下部摺接部材18とが相対的に水平方向に
運動する際に、摺接面18aと抵抗板32との間に、そ
の隙間を満たしている高粘度液体潤滑剤28による減衰
力が作用する。この減衰力は流体粘性抵抗によるもので
あるため、その大きさが略々その相対運動の速度に比例
する。従ってダンパが発生する減衰力と同様の良好な減
衰特性が得られ、この免震用滑り支承10を用いること
で、高度の免震性能を有する免震構造を構成することが
できる。また、抵抗板32の大きさ(面積)を変えるこ
とで、発生する減衰力の大きさを任意に調節することも
できる。
き摺接面22aが下部摺接部材18の上向き摺接面18
aより小さいため、抵抗板32を上部摺接部材22の側
に取り付けたが、これとは逆に、上部摺接部材の下向き
摺接面が下部摺接部材の上向き摺接面より大きい場合に
は、抵抗板を下部摺接部材の側に取り付けて上部摺接部
材の下向き摺接面と対向させ、それらの間に狭い隙間が
画成されるようにすればよい。また、抵抗板の構成は図
示したものに限られず、適宜な構成とすることができ
る。更に、上部摺接部材22と下部摺接部材18との夫
々に水平に延在する抵抗板を取り付け、それら抵抗板の
表面が互いに対向してそれらの間に狭い隙間が画成さ
れ、その隙間が高粘度液体潤滑剤で満たされるように
し、そして、上部摺接部材22と下部摺接部材18とが
相対的に水平方向に運動する際に、その隙間を満たした
高粘度液体潤滑剤によって減衰力が発生するようにして
もよい。
によれば、構造物の上部構造と下部構造との間に配設さ
れ上部構造と下部構造との相対的な水平方向の変位を許
容しつつ上部構造の重量を支持する免震用滑り支承にお
いて、水平に延在する平滑な上向き摺接面を有し構造物
の下部構造に固定される下部摺接部材と、水平に延在す
る平滑な下向き摺接面を有し構造物の上部構造に固定さ
れる上部摺接部材とを備え、前記上部摺接部材の前記下
向き摺接面と前記下部摺接部材の前記上向き摺接面とが
互いに摺動可能に当接することで、鉛直荷重を支持する
ようにしてあり、液体潤滑剤を収容し、互いに当接した
前記上部摺接部材の前記下向き摺接面と前記下部摺接部
材の前記上向き摺接面とをその液体潤滑剤中に浸漬可能
にした液体潤滑剤容器を備えた構成とした。従って、互
いに当接した上部摺接部材の下向き摺接面と下部摺接部
材の上向き摺接面とが液体潤滑剤中に浸漬されているた
め、上部摺接部材と下部摺接部材との水平方向の相対運
動に伴ってそれら摺接面に発生する摩擦力が非常に小さ
なものとなり、この免震用滑り支承を使用することで、
高度の免震性能を有する免震構造を構成することができ
る。また、上部摺接部材と下部摺接部材とのいずれか一
方もしくは両方に水平に延在する抵抗板を取り付けると
共に、高粘度液体潤滑剤を使用することで、良好な減衰
機能を備えた免震用滑り支承とすることができる。
断面側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 構造物の上部構造と下部構造との間に配
設され上部構造と下部構造との相対的な水平方向の変位
を許容しつつ上部構造の重量を支持する免震用滑り支承
において、 水平に延在する平滑な上向き摺接面を有し構造物の下部
構造に固定される下部摺接部材と、 水平に延在する平滑な下向き摺接面を有し構造物の上部
構造に固定される上部摺接部材とを備え、 前記上部摺接部材の前記下向き摺接面と前記下部摺接部
材の前記上向き摺接面とが互いに摺動可能に当接するこ
とで、鉛直荷重を支持するようにしてあり、 液体潤滑剤を収容し、互いに当接した前記上部摺接部材
の前記下向き摺接面と前記下部摺接部材の前記上向き摺
接面とをその液体潤滑剤中に浸漬可能にした液体潤滑剤
容器を備えた、 ことを特徴とする免震用滑り支承。 - 【請求項2】 前記上部摺接部材の前記下向き摺接面と
前記下部摺接部材の前記上向き摺接面との少なくとも一
方にフルオロカーボン樹脂をコーティングした請求項1
記載の免震用滑り支承。 - 【請求項3】 前記液体潤滑剤容器は構造物の下部構造
に固定されており、前記下部摺接部材は前記液体潤滑剤
容器の中に配設されて前記液体潤滑剤容器に固定されて
いる請求項1または2記載の免震用滑り支承。 - 【請求項4】 前記液体潤滑剤容器の中への異物の侵入
を防止するダストカバーを備えた請求項1乃至3の何れ
か1項記載の免震用滑り支承。 - 【請求項5】 前記液体潤滑剤は、流体粘性抵抗を発生
させるのに充分な高い粘性を有する高粘度液体潤滑剤で
ある請求項1記載の免震用滑り支承。 - 【請求項6】 前記上部摺接部材と前記下部摺接部材の
一方に水平に延在する抵抗板を取り付け、前記上部摺接
部材と前記下部摺接部材の他方の前記摺接面と前記抵抗
板とが対向してそれらの間に狭い隙間が画成されその隙
間が前記高粘度液体潤滑剤で満たされるようにし、 前記上部摺接部材と前記下部摺接部材とが相対的に水平
方向に運動する際に、前記隙間を満たした前記高粘度液
体潤滑剤によって減衰力が発生するようにした請求項5
記載の免震用滑り支承。 - 【請求項7】 前記上部摺接部材と前記下部摺接部材と
の夫々に水平に延在する抵抗板を取り付け、それら抵抗
板の表面が互いに対向してそれらの間に狭い隙間が画成
されその隙間が前記高粘度液体潤滑剤で満たされるよう
にし、 前記上部摺接部材と前記下部摺接部材とが相対的に水平
方向に運動する際に、前記隙間を満たした前記高粘度液
体潤滑剤によって減衰力が発生するようにした請求項5
記載の免震用滑り支承。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35005397A JPH11166585A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 免震用滑り支承 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35005397A JPH11166585A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 免震用滑り支承 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11166585A true JPH11166585A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18407914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35005397A Pending JPH11166585A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 免震用滑り支承 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11166585A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003041800A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 滑り支承 |
JP2008116039A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-05-22 | Takanori Sato | 免震装置 |
JP2014047890A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Ntt Facilities Inc | 制振装置と制振架台 |
JP2016023713A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | オイレス工業株式会社 | 免震装置 |
JP2020153499A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社フジタ | 滑り支承 |
CN114876266A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-09 | 福州大学 | 一种曲线滑轨可变阻尼隔震支座及其安装方法 |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP35005397A patent/JPH11166585A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003041800A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 滑り支承 |
JP2008116039A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-05-22 | Takanori Sato | 免震装置 |
JP2014047890A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Ntt Facilities Inc | 制振装置と制振架台 |
JP2016023713A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | オイレス工業株式会社 | 免震装置 |
JP2020153499A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社フジタ | 滑り支承 |
CN114876266A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-09 | 福州大学 | 一种曲线滑轨可变阻尼隔震支座及其安装方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4644714A (en) | Earthquake protective column support | |
JPH01174737A (ja) | クーロン摩擦を利用した免震装置 | |
JPH11166585A (ja) | 免震用滑り支承 | |
JPH0254040A (ja) | 免震装置及び免震構造物 | |
JPH0562179B2 (ja) | ||
JP2004308845A (ja) | 免震装置及び免震装置の設計方法 | |
JPH102129A (ja) | 三次元防振パーツ | |
JPH1161739A (ja) | 構造物の免震装置 | |
WO2014178109A1 (ja) | 重力バランス式免震装置 | |
JP2937912B2 (ja) | 免震装置 | |
JP2002130370A (ja) | 免震装置 | |
JP2755868B2 (ja) | 免震装置 | |
JPH0439970Y2 (ja) | ||
JP7129780B2 (ja) | 床免震システム | |
JP2010230057A (ja) | 制振装置を備えた免震装置及び制振装置付き免震構造物 | |
JPH09196116A (ja) | 構造物の免震構造 | |
JPS6335792B2 (ja) | ||
JPH0415352B2 (ja) | ||
JP2020190286A (ja) | 免震装置 | |
JPS6339459Y2 (ja) | ||
JP3022681B2 (ja) | 免振装置 | |
JP2002021917A (ja) | 免震装置 | |
KR102228046B1 (ko) | 시설물의 안전 구조 | |
CN219864348U (zh) | 一种摩擦滑移自复位三维隔震减振支座 | |
JPH0520809Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |