JP2599717Y2 - 免震装置 - Google Patents

免震装置

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JP2599717Y2 JP1992014884U JP1488492U JP2599717Y2 JP 2599717 Y2 JP2599717 Y2 JP 2599717Y2 JP 1992014884 U JP1992014884 U JP 1992014884U JP 1488492 U JP1488492 U JP 1488492U JP 2599717 Y2 JP2599717 Y2 JP 2599717Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は地震などの非定常的な外
力から精密機器等の高価な装置を保護するために、これ
ら精密機器等の被免震支持物体と建物床との間に設けら
れる免震装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内に設備される精密機器など
の高価な装置を、地震外力等の非定常的な外力の作用か
ら保護するにあたっては、床上に免震装置を設置し、こ
の免震装置でこれら装置を弾性支持するようにしてい
る。図6に従来の免震装置の縦断面図を示す。この免震
装置はコイルバネ1によって上下方向の揺れを抑制する
ものである。すなわち、建物床3の上には、ベースプレ
ート5が設置される。このベースプレート5に立設され
たセンタ軸7の周囲に、単一のコイルバネ1が設けら
れ、上方からリング状の押えプレート9が配設される。
この押えプレート9には、その上方に被免震支持物体が
設置されるトッププレート11に螺合したボルト13の
下端が接している。これにより被免震支持物体の重量は
トッププレート11、ボルト13、押えプレート9を介
してコイルバネ1によって弾性支持される。このコイル
バネ1の固有振動周期を被免震支持物体の固有振動周期
と異なるものに設計することで、上下方向の免震機能を
確保することが可能となる。この免震装置を働かせない
場合には、トッププレート11側とセンタ軸7との間に
ストッパー14を介在させて、上方からの荷重に対して
これら両者を接続するようになっている。これにより被
免震支持物体の重量は、コイルバネ1ではなく、センタ
軸7によって支持される。また、コイルバネ1の外周
は、ベースプレート5に固定されたバネケーシング15
によって囲われている。さらに、このバネケーシング1
5の外周には、トッププレート11に固定されたケーシ
ング17が配置される。そして、ケーシング17に螺入
したボルト18がバネケーシング15に接することで、
水平方向の相対変位が規制される。
【0003】図7に示すように、トッププレート11と
押えプレート9の中央の貫通穴19、21と、センタ軸
7との間には一定の間隙が設けられている。この間隙の
分だけ水平方向の相対変位が生ずる。
【0004】また、図8に示すように、ボルト18の先
端とバネケーシング15側面との間にも間隙が存在し、
この間隙を調整することで水平方向の相対変位が規制さ
れる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで従来の免震装
置にあっては、固有振動周期を調整するためのコイルバ
ネが単一配置であったためその周期の設定が難しく、殊
に精密機器等を対象として免震効果を得る場合には周期
が短すぎても長すぎても好ましいものではなく、特に長
周期側への微妙な周期設定がとりわけ困難であった。こ
のような周期設定のために、微調整用のアイソレータ等
を採用することが考えられるが、そのために装置が大型
化し、特定の寸法を有する機器に汎用的に採用すること
が難しくなるという課題があった。
【0006】また、地震等の外力の作用時にトッププレ
ート11に水平方向の力が作用した場合には、センタ軸
7とトッププレート11との間、及びボルト18とバネ
ケーシング15との間でメタルコンタクトを生じ、騒音
及び衝撃を発生するおそれがあった。
【0007】本考案は上述したような従来の課題に鑑み
て創案されたものであってその目的は、装置を大型化す
ることなく固有振動周期の微妙な設定を行なえると共
に、水平方向の力が作用し水平方向に相対変位が生じた
場合であっても、騒音や衝撃の発生を防止できる免震装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の考案は、建物床上に設置されたベースプレー
上に立設されたセンタ軸と、該センタ軸を囲繞して上
下方向に設けられたコイルバネ上に弾性支持され、且つ
その上方に被免震支持物体が設置されるリング状のトッ
ププレートと、上記ベースプレート上に上記コイルバネ
の外周を囲繞しで設けられた筒体状のバネケーシング
と、上記トッププレート下に上記バネケーシングの周側
面を囲繞して設けられた筒体状のケーシングと、該ケー
シングの周側面に、上記バネケーシングの周側面に当接
させるべく螺入され、これら両者間の水平方向相対変位
を規制する規制部材と、該規制部材のバネケーシング側
端部に設けられ、該規制部材と上記バネケーシングの周
側面とを滑動自在とする摺動材と、を備えたことを特徴
とする。
【0009】また第2の考案は、前記リング状のトップ
プレートの貫通穴に前記センタ軸が移動可能に貫通され
るとともに、上記トッププレートの上記貫通穴の内周面
とこれに相対向する上記センタ軸の外周面との間に、
れら両者を滑動自在とする摺動材を配設したことを特徴
とする
【0010】また第3の考案は、前記コイルバネが、前
記ベースプレートと前記トッププレートとの間に前記セ
ンタ軸を囲繞して設けられた第1のコイルバネと、該第
1のコイルバネ内方にこれと同軸で並列に設けられ、バ
ネ特性を微調整するための第2のコイルバネとからなる
ことを特徴とする
【0011】
【作用】本考案の作用について述べると、水平方向の力
が作用し水平方向に相対変位が生じた場合であっても、
規制部材とバネケーシングとの間、あるいはトッププレ
ートとセンタ軸との間では摺動材を介して接触が行われ
るので、従来のようなメタルコンタクトを防止できる。
特に前者については、ケーシングとバネケーシングとの
水平方向相対変位を規制する規制部材がバネケーシング
の周側面に当接するようにケーシングの周側面に螺入さ
れていて、ケーシングに対する規制部材の螺入量の調節
が可能であり、これによりそのバネケーシング側端部に
設けた摺動材のバネケーシングへの押し付け力を適宜に
設定することができるので、したがってバネケーシング
の表面精度については、例えばJISで定められている
素材の標準公差で対応することも可能となる。また、摺
動材が磨耗した場合でも、規制部材の螺入量を磨耗分だ
け増やせば初期状態と同等の押し付け力を回復させるこ
とができて、免震装置の性能を維持することができる。
他方、バネケーシングの周側面を囲繞して設けられて当
該バネケーシングの外側に位置するケーシングに対して
規制部材を螺入するようにしているので、規制部材を免
震装置の外側から簡単に操作することができる。したが
って、規制部材を取り外してこれに設けた摺動材を交換
することができるとともに、この際免震装置自体を分解
する必要がなく、容易に交換作業を実施することができ
る。また免震装置の設置後でも、規制部材を外側から操
作して容易に摺動材の押し付け力の変更・調整を行うこ
とができる。さらにまた、第1のコイルバネ内方にこれ
と同軸で並列に、バネ特性を微調整するための第2のコ
イルバネを設けたので、免震装置全体の形を大きくする
ことなく、コイルバネの固有振動周期を微調整できてこ
れを長く設定することができ、殊に精密機器等を対象と
して免震効果を得る場合に好ましい周期設定をコンパク
トな構成で確保することができる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例を図1〜図3に
おいて説明する。図1は、本実施例に係る免震装置の縦
断面図である。尚、従来例と同一の部分については同一
の番号を付す。
【0013】本考案は基本的には、建物床3上に設置さ
れたベースプレート5と、ベースプレート5上方に間隔
を隔てて設けられ、精密機器などの被免震支持物体側に
取り付けられた、貫通穴25を有するリング状のトップ
プレート11と、ベースプレート5上に立設され、トッ
ププレート11の貫通穴25に対して移動可能なセンタ
軸7と、ベースプレート5とトッププレート11との間
にセンタ軸7を囲繞して設けられた第1のコイルバネ1
Bと、第1のコイルバネ1B内方にこれと同軸で並列に
設けられ、バネ特性を微調整するための第2のコイルバ
ネ1Aとから構成される。
【0014】また本考案は、建物床3上に設置されたベ
ースプレート5上に立設されたセンタ軸7と、センタ軸
7を囲繞して上下方向に設けられたコイルバネ1A,1
B上に弾性支持されると共に、これに形成された貫通穴
25にセンタ軸7が貫通され、且つその上方に被免震支
持物体が設置されるリング状のトッププレート11と、
トッププレート11の貫通穴25の内周面とこれに相対
向するセンタ軸7の外周面との間に配設され、これら両
者を滑動自在とする摺動材としての環状ブッシュ35と
から構成される。
【0015】さらに本考案は、建物床3上に設置された
ベースプレート5上に立設されたセンタ軸7と、センタ
軸7を囲繞して上下方向に設けられたコイルバネ1A,
1B上に弾性支持され、且つその上方に被免震支持物体
が設置されるリング状のトッププレート11と、ベース
プレート5上にコイルバネ1A,1Bの外周を囲繞して
設けられた筒体状のバネケーシング15と、トッププレ
ート11下にバネケーシング15の周側面を囲繞して設
けられた筒体状のケーシング17と、ケーシング17の
周側面に、バネケーシング15の周側面に当接させるべ
く螺入され、これら両者間の水平方向相対変位を規制す
る規制部材としてのボルト18と、ボルト18のバネケ
ーシング側端部に設けられ、ボルト18とバネケーシン
グ15の周側面とを滑動自在とする摺動材37とから構
成される。
【0016】具体的には、建物床3の上にベースプレー
ト5が設置される。このベースプレート5の略中央にセ
ンタ軸7が、支持ブラケット23によって支持されて、
溶接などにより固定される。このセンタ軸7の周囲に
は、内周側コイルバネ1Aと外周側コイルバネ1Bが2
重に設けられる。これら2つのコイルバネ1A,1Bの
上面は、円環状の押えプレート9によって押圧される。
この押えプレート9に対し、リング状のトッププレート
11が、上方からの荷重を伝えられる剛な状態で平行に
設けられている。即ち、このトッププレート11にはボ
ルト13が螺合し、ボルト13の下端が押えプレート9
の上面に接している。このボルト13により2つのコイ
ルバネ1A,1Bの弾性を調整可能としている。
【0017】センタ軸7は、押えプレート9及びトップ
プレート11を貫通している。トッププレート11の貫
通穴25近傍には、これを取り囲んで係止ブラケット2
7が溶接などにより固定されている。この係止ブラケッ
ト27は縦断面が略コの字状をしており、中央に貫通孔
29が形成されている。この貫通孔29に対し、外径が
小さくなったセンタ軸7の先端が貫通できるようになっ
ている。もっとも、通常の状態では、係止ブラケット2
7の貫通孔29よりも大きなストッパプレート31が、
係止ブラケット27とセンタ軸7の頂部に介挿され、通
常時コイルバネ1A,1Bに弾性支持させることで被免
震支持物体が不安定にならないようにしている。即ち、
ストッパプレート31が挿入された状態では、被免震支
持物体の重量はトッププレート11、係止ブラケット2
7、ストッパプレート31、センタ軸7、及びベースプ
レート5を介して建物床3に伝えられる。
【0018】これに対し、地震などが発生し免震機能を
発揮させる場合には、ストッパプレート31が外され、
センタ軸7と係止ブラケット27との間での荷重の伝達
はなくなる。これにより被免震支持物体は、トッププレ
ート11、ボルト13、押えプレート9、コイルバネ1
A,1B、及びベースプレート5を介して建物床3に弾
性支持される。
【0019】また、トッププレート11への被免震支持
物体の設置は、設置金具33を用いて行われる。
【0020】そして、図2に示すように、トッププレー
ト11の貫通穴25の内周面には摺動抵抗が小さい樹脂
(例えばテフロン:商標名)製の摺動材から成る環状ブ
ッシュ35が設けられる。
【0021】また図3に示すように、コイルバネ1A,
1Bの外周を囲う円筒状のバネケーシング15に対し
て、トッププレート11に固定されたケーシング17の
ボルト18の先端が接し得るようになっている。このボ
ルト18の先端にも、前記と同様に摺動抵抗が小さい樹
脂製の摺動材37が埋め込まれている。
【0022】尚、ケーシング11とベースプレート5と
の間には油圧ダンパ38が設けられ、振動で縮んだコイ
ルバネ1A,1bが元に戻る際に、急激に戻ることを防
止し、免震機能をさらに高めている。
【0023】以上の実施例によれば、コイルバネを内周
側コイルバネ1Aと外周側コイルバネ1Bの2重に設け
ることで、免震装置全体の形を大きくすることなく、コ
イルバネの固有振動周期を調整して長く設定することが
できる。例えば1つのコイルバネを設けた場合には周期
が0.4〜0.5秒程度であったものが、2つのコイル
バネを設けることで0.6〜0.7秒程度にすることが
可能となる。従って、殊に精密機器等を対象として免震
効果を得る場合に好ましい周期設定をコンパクトな構成
で確保することができる。
【0024】また、免震装置に水平方向の力が作用し水
平方向に相対変位が生じた場合であっても、トッププレ
ート11の貫通穴25は、前記摺動材から成る環状ブッ
シュ35を介してセンタ軸7に接する(図2)。また、
水平方向の相対変位を規制するためのボルト18の先端
も、摺動材37を介して、バネケーシング15の側面に
接する(図3)。従って、従来のようなメタルコンタク
トは生じず、メタルコンタクトによって発生する大きな
騒音や衝撃を防止することができる。特に、ケーシング
17とバネケーシング15との水平方何相対変位を規制
するボルト18を、バネケーシング15の周側面に当接
するようにケーシング17の周側面に螺入するようにし
ているので、ケーシング17に対するボルト18の螺入
量を調節することによって、そのバネケーシング側端部
に設けた摺動材37のバネケーシング15への押し付け
力を適宜に設定することができ、したがってバネケーシ
ング15の表面精度については、例えばJISで定めら
れている素材の標準公差で対応することも可能となる。
また、摺動材37が磨耗した場合でも、ボルト18の螺
入量を磨耗分だけ増やせば初期状態と同等の押し付け力
を回復させることができ、免震装置の性能を維持するこ
とができる。他方、バネケーシング15の周側面を囲繞
して設けられて当該バネケーシング15の外側に位置す
るケーシング17に対してボルト18を螺入するように
したので、ボルト18を免震装置の外側から簡単に操作
することができる。したがって、ボルト18を取り外し
てこれに設けた摺動材37を交換することができるとと
もに、この際免震装置自体を分解する必要がなく、容易
に交換作業を実施することができる。また免震装置の設
置後でも、ボルト18を外側から操作して容易に摺動材
37の押し付け力の変更・調整を行うことができる。
【0025】他方、上記実施例においては、環状ブッシ
ュ35として、センタ軸7に対して線接触するものを例
示したが、図4及び図5に示したように、センタ軸7に
対して点接触する球面を備えた環状ブッシュ39を採用
しても良く、その配置についても、貫通穴25の内周面
とセンタ軸7の外周面との間であれば、トッププレート
11側、センタ軸7側いずれに配設しても良い。また、
以上の実施例においては、ボルト18先端の摺動材37
のバネケーシング15に対する接触面は平面である(図
3)が、他の実施例においては球面とすることが可能で
ある。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の免震装置
によれば、水平方向の力が作用し水平方向に相対変位が
生じた場合であっても、規制部材とバネケーシングとの
間、あるいはトッププレートとセンタ軸との間では摺動
材を介して接触が行われるので、従来のようなメタルコ
ンタクトは生じず、メタルコンタクトによって発生する
大きな騒音や衝撃を防止することができる。特に前者に
ついては、ケーシングとバネケーシングとの水平方向相
対変位を規制する規制部材を、バネケーシングの周側面
に当接するようにケーシングの周側面に螺入するように
したので、ケーシングに対する規制部材の螺入量を調節
することによって、そのバネケーシング側端部に設け方
摺動材のバネケーシングへの押し付け力を適宜に設定す
ることができ、したがってバネケーシングの表面精度に
ついては、例えばJISで定められている素材の標準公
差で対応することも可能となる。また、摺動材が磨耗し
た場合でも、規制部材の螺入量を磨耗分だけ増やせば初
期状態と同等の押し付け力を回復させることができて、
免震装置の性能を維持することができる。他方、バネケ
ーシングの周側面を囲繞して設けられて当該バネケーシ
ングの外側に位置するケーシングに対して規制部材を螺
入するようにしたので、規制部材を免震装置の外側から
簡単に操作することができる。したがって、規制部材を
取り外すことによりこれに設けた摺動材を交換すること
ができるとともに、この際免震装置自体を分解する必要
がなく、容易に交換作業を実施することができる。また
免震装置の設置後でも、規制部材を外側から操作して容
易に摺動材の押し付け力の変更・調整を行うことができ
る。またさらに、第1のコイルバネ内方にこれと同軸で
並列に、バネ特性を微調整するための第2のコイルバネ
を設けたので、免震装置全体の形を大きくすることな
く、コイルバネの固有振動周期を微調整できてこれを長
く設定することができ、殊に精密機器等を対象として免
震効果を得る場合に好ましい周期設定をコンパクトな構
成で確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る免震装置の縦断面図で
ある。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1のB部拡大図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すもので、図2に対応
する図である。
【図5】更に他の実施例を示すもので、図2に対応する
図である。
【図6】従来の免震装置の縦断面図である。
【図7】図6のC部拡大図である。
【図8】図6のD部拡大図である。
【符号の説明】
1A 内周側コイルバネ 1B 外周側コイルバネ 3 建物床 5 ベースプレート 7 センタ軸 9 押えプレート 11 トッププレート 13 ボルト 15 バネケーシング 17 ケーシング 18 ボルト 35 環状ブッシュ 37 摺動材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金田 和久 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (72)考案者 安井 譲 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (72)考案者 金子 正孝 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (56)参考文献 特開 平3−183864(JP,A) 特開 平4−69431(JP,A)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物床上に設置されたベースプレート
    に立設されたセンタ軸と、該センタ軸を囲繞して上下方向に設けられたコイルバネ
    上に弾性支持され、且つその上方に被免震支持物体が設
    置されるリング状のトッププレートと、 上記ベースプレート上に上記コイルバネの外周を囲繞し
    て設けられた筒体状のバネケーシングと、 上記トッププレート下に上記バネケーシングの周側面を
    囲繞して設けられた筒体状のケーシングと、 該ケーシングの周側面に、上記バネケーシングの周側面
    に当接させるべく螺入され、これら両者間の水平方向相
    対変位を規制する規制部材と、 該規制部材のバネケーシング側端部に設けられ、該規制
    部材と上記バネケーシングの周側面とを滑動自在とする
    摺動材と、 を備えたことを特徴とする免震装置。
  2. 【請求項2】 前記リング状のトッププレートの貫通穴
    に前記センタ軸が移動可能に貫通されるとともに、上記
    トッププレートの上記貫通穴の内周面とこれに相対向す
    る上記センタ軸の外周面との間に、これら両者を滑動自
    在とする摺動材を配設したことを特徴とする請求項1に
    記載の免震装置。
  3. 【請求項3】 前記コイルバネが、前記ベースプレート
    と前記トッププレートとの間に前記センタ軸を囲繞して
    設けられた第1のコイルバネと、該第1のコイルバネ内
    方にこれと同軸で並列に設けられ、バネ特性を微調整す
    るための第2のコイルバネとからなることを特徴とする
    請求項1または2に記載の免震装置。
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