JPH09150566A - 情報処理方法および情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法および情報処理装置

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Publication number
JPH09150566A
JPH09150566A JP31330295A JP31330295A JPH09150566A JP H09150566 A JPH09150566 A JP H09150566A JP 31330295 A JP31330295 A JP 31330295A JP 31330295 A JP31330295 A JP 31330295A JP H09150566 A JPH09150566 A JP H09150566A
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Application number
JP31330295A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Takeda
美子 武田
Takeshi Ogaki
武史 大垣
Shiro Takagi
志郎 高木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1297Printer code translation, conversion, emulation, compression; Configuration of printer parameters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function
    • G06K2215/0085Error recovery

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  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷処理中にエラーが発生した場合や代行印刷
を行う場合に、ユーザの利便性の向上と印刷処理の効率
の向上が図れる情報処理方法および情報処理装置を提供
する。 【解決手段】文書管理部2は、ネットワークNを介して
受信した文書データに関する管理データを文書管理テー
ブル20に記憶し、受信した文書データを文書データ記
憶部19に記憶し、この文書管理テーブル20の内容を
もとに、所望の文書データを読み出して印刷部3で文書
の印刷が開始されると、エラー検知部4がテーブル21
を参照しエラーの発生をチェックし、エラーの発生が検
知されたとき、エラー処理部5では各種テーブル22、
23、24を参照しながら代行印刷を行う印刷装置を決
定して、文書データを送信し、シート発行部6で作成さ
れた所定のシート画像を印刷部3で印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN等のネット
ワークに接続されている端末装置によって発生された文
書等の画像データを同一のネットワークに接続された任
意の印刷装置で印刷する情報処理方法、および、この情
報処理方法を用いた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、複数の端末装置と複数の印刷装置
を用いてLAN等のネットワーク環境を構築し、例え
ば、ファクシミリ装置や計算機等の各種端末装置で発生
した画像を印刷装置より出力するネットワークプリント
システムが多く見受けられる。
【0003】このようなネットワークプリントシステム
において、例えば、端末装置において、印刷することを
目的として作成された文書等の画像データが作成された
場合、その画像データはネットワーク上の指定された印
刷装置あるいは画像データを蓄積管理するプリントサー
バーに送信していた。
【0004】各印刷装置、プリントサーバでは、受信し
た画像データをバッファメモリ等で構成されるFIFO
(First In First Out)の印刷待ち行列(プリントキュ
ー)に一旦蓄積し、先にそのプリントキューに入った画
像データから印刷実行するようになっていた。
【0005】例えば、特開平7−66927号公報で公
知のファクシミリ装置では、ファクシミリ装置のプリン
タが紙詰まり、インク切れ、紙無しなどのエラー状態に
なった場合に、外部印刷装置に印字を代行させるように
なっている。この技術によれば、外部印刷装置へ印字情
報を送信する場合に、外部印刷装置に適した解像度変
換、プロトコル変換を行うことが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の技
術では、印刷実行中にエラーが発生されたとき外部印刷
装置に代行処理が行われたことをユーザに通知する手段
がないため、ユーザにはどの印刷装置で印刷が代行され
たのかわからず、また、代行印刷を行う印刷装置をユー
ザが指定することができないという不便な点があり、印
刷処理を行う際に効率が悪いという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、印刷処理中にエラーが
発生した場合や代行印刷を行う場合に、ユーザの利便性
の向上と印刷処理の効率の向上が図れる情報処理方法お
よび情報処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理方法
は、印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷指示情報を
発生する端末装置と通信ネットワークを介して通信可能
に接続された印刷装置にて、前記端末装置から発生され
る前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷処理
することにより情報処理を行う情報処理方法において、
前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
プと、この受信ステップにより受信された前記印刷指示
情報に従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷
処理ステップと、この印刷処理ステップによる印刷処理
実行時にエラーを検知するエラー検知ステップと、この
エラー検知ステップによりエラーを検知したとき、この
検知したエラーに対応する処理を決定する対応処理決定
ステップと、この対応処理決定ステップにより決定した
対応処理を実行するエラー対応処理実行ステップと、こ
のエラー対応処理実行ステップにより実行した対応処理
内容をユーザに通知する通知ステップとを具備すること
により、印刷処理中にエラーが発生した場合や代行印刷
を行う場合に、ユーザに対し、印刷が代行されたこと、
代行した装置に関する情報を通知でき、また、シートの
印刷さえもエラーで行えない場合でも、エラーが解除さ
れたときにシートの出力を行うことで、ユーザに印刷が
代行されたことを通知でき、ユーザの利便性の向上と印
刷処理の効率の向上が図れる。
【0009】また、前記印刷装置のそれぞれにおいて、
前記印刷処理実行時にエラーを検知したとき、印刷処理
の中止を決定し、少なくともエラーが発生した印刷装置
の識別情報と印刷処理を中止した印刷情報の識別情報を
印刷したシートを出力し、さらに、前記出力されたシー
ト上の画像を読み取り、この読み取られた画像をもとに
少なくともエラーが発生した印刷装置の識別情報と印刷
処理が中断された印刷情報の識別情報を認識し、この認
識された識別情報の印刷装置から、前記認識された印刷
情報を得て、その印刷情報の印刷処理を実行することに
より、ユーザが所望する印刷装置で印刷処理が続行で
き、機密性の高い文書などは遠隔地の文書印刷装置で代
行印刷されることがなく、高いセキュリティーを保つこ
とができ、ユーザの利便性の向上が図れる。
【0010】また、前記印刷装置のそれぞれにおいて、
前記印刷処理実行中にエラーが発生するか否かを予測
し、エラーの発生が予測されたとき、その予測内容をユ
ーザに通知することにより、あらかじめユーザがエラー
を防ぐ行動をとることができ、印刷処理の効率の向上が
図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本実施形態に係るネットワークプ
リントシステムの全体の構成を示したものである。図1
において、複数の計算機C1、C2と、複数の印刷装置
P1、P2が通信ネットワークNを介して互いに接続さ
れている。このネットワークプリントシステムは、個人
の識別情報(ID、氏名等)が与えられた、例えば、ユ
ーザ1、2、により利用さるようになっている。
【0013】各計算機C1、C2では、各種アプリケー
ションソフトを利用して文書等の作成を行うものであ
る。計算機C1、C2のそれぞれには、補助記憶装置が
接続されていてもよい。この補助記憶装置には、印刷装
置P1、P2のいずれかで印刷することを目的として作
成された文書等の画像情報(以下、文書データと呼ぶこ
とがある)が保存されるようになっている。
【0014】ネットワークNに接続されている全ての印
刷装置P1、P2では、それぞれに具備されたCPUの
制御のもと、それぞれに具備されたメモリに記憶されて
いる印刷実行処理プログラムに従って、計算機C1、C
2のそれぞれにおいて発生した文書データの印刷実行処
理を行うようになっている。
【0015】図2は、図1に示した印刷装置P1、P2
の構成を概略的に示したものである。すなわち、印刷装
置P1、P2のそれぞれは、主に、通信部1、文書管理
部2、印刷部3、エラー検知部4、エラー処理部5、シ
ート発行部6、読取部7、シート認識部8、制御部10
から構成される。
【0016】通信部1は、ネットワークNを介して接続
されている端末装置C1、C2や他の印刷装置と、印刷
指示コマンド、文書データ、エラー通知などの送受信を
行うものである。
【0017】文書管理部2は、文書データ記憶部19と
文書管理テーブル20を具備し、通信部1を介して印刷
指示コマンド、文書データが受信されると制御部10の
制御のもと、文書データ記憶部19に文書データを記憶
し、文書管理テーブル20でそれを管理するようになっ
ている。
【0018】印刷部3は、文書管理部2で管理している
文書データや、シート発行部6で発行されたシートを印
刷するようになっている。
【0019】エラー検知部4は、エラー検知テーブル2
1を具備し、このエラー検知テーブル21を参照しなが
ら、印刷に必要な各機能が正常に動作しているかどうか
を監視し、エラーが検知された場合や、エラーの発生が
予測された場合に、エラー処理部5に通知するようにな
っている。
【0020】エラー処理部5は、エラー処理決定テーブ
ル22、印刷装置管理テーブル23、メッセージ管理テ
ーブル24を具備し、エラー検知部4からエラーの発生
や予測が通知されると、これらテーブル22、23、2
4を参照して、その種類に基づく一定の処理、例えば、
他の印刷装置への印刷代行依頼、印刷の停止、シート発
行部6に対するシートの発行指示、あるいはユーザへ警
告メッセージの送信などの処理を行うようになってい
る。
【0021】シート発行部6は、シート管理テーブル2
5、シート印刷テーブル26を具備し、エラー処理部5
よりシートの発行が指示されると、シート管理テーブル
25、シート印刷テーブル26を参照しながら指定され
たシート画像を形成し、印刷部3に対し送信するように
なている。
【0022】読取り部7は、ユーザが入力したシート画
像を、例えば光学的に走査して読み取るようになってい
る。
【0023】シート認識部8は、読取り部7で読み取ら
れたシート画像に対し所定の画像処理、文字認識を行っ
て、シートの記載内容を認識するようになっている。
【0024】制御部10は、上記各部の制御を司るもの
で、各部間のデータのやりとりを制御するようになって
いる。
【0025】図3は、図1に示したような構成の印刷装
置において、印刷部3で文書データの印刷時にエラーが
検知されたときに発行されるシートの具体例を示したも
のである。すなわち、エラー検知部4で例えば用紙切れ
のエラーが検知されたとき、印刷実行可能な他の印刷装
置に対して印刷の代行を依頼したときに発行されるシー
トである。このシートには、エラー内容を示す文字列
「用紙がなくなりました」、エラー処理の主な内容を示
す文字列「残りの文書は次の装置に印刷しました」、エ
ラー処理のより詳細な内容を示す文字列「受付日時、転
居先、設置場所、ユーザ名」が印刷されている。これに
より、いつ、誰から指示された印刷処理の最中に、どの
ようなエラーが発生し、どのようなエラー処理を行なっ
たかということが、一見してわかるようになっている。
【0026】図4は、図1に示したような構成の印刷装
置において、印刷部3で文書データの印刷時にエラーが
検知されたときに発行されるシートの他の具体例を示し
たものである。すなわち、エラー検知部4で例えば紙詰
まりのエラーが検知されたとき、印刷実行可能な他の印
刷装置に対して印刷の代行を依頼し、さらに、そのエラ
ーが修復されたときに発行されるシートである。このシ
ートには、エラー内容を表す文字列「紙づまりが発生し
ていました」、エラー処理の主な内容を表す文字列「残
りの文書は、次の装置に印刷しました」、エラー処理の
より詳細な内容を表す文字列「受付日時、転送先、設置
場所、ユーザ名」が印刷されている。これにより、い
つ、誰から指示された印刷処理の最中に、どのようなエ
ラーが発生し、どのようなエラー処理をおこなったのか
ということが、一見してわかるようになっている。
【0027】図5は、図1に示したような構成の印刷装
置において、印刷部3で文書データの印刷時にエラーが
検知されたときに発行されるシートのさらに他の具体例
を示したものである。すなわち、エラー検知部4で例え
ばステープラの針が空になりエラーが検知されたとき、
ユーザが所望の印刷装置を選択して印刷の続きを実行で
きるように発行されるシートである。このシートには、
エラーの内容を示す文字列「ステープラが空になりまし
た」、現在の文書の印刷状況を示す文字列「現在、この
文書の印刷を中止しています」、ユーザが行う処理を促
す文字列「ステープラの針を補給すると、この装置で印
刷を再開します。また、次の装置いずれかのスキャナか
らシートを入力すると、その装置から残りのデータを印
刷します」、エラーが発生した文書に関する情報を示す
文字列「受付日時、ユーザ名」が印刷されている。ま
た、このシートの右上には、エラーが発生した装置及び
文書を一義的に識別できるデータ識別子が、バーコード
の形式で印刷されている。これにより、いつ、誰から指
示された印刷処理の最中に、どのようなエラーが発生
し、現在どのような状態にあり、ユーザはどのような行
動をとるべきであるのか、どうすれば印刷が再開するの
かということが、一見してわかるようになっている。
【0028】図6は、ユーザにより印刷の指示がなされ
たときにエラー検知部4でエラーの発生が予測されたと
きに作成され、ユーザの端末装置に対し送信され、ある
いはシートに印刷される警告メッセージの内容の一具体
例を示したものである。このメッセージには、印刷を開
始することを示す文字列「あなたが依頼した文書の印刷
を開始します」、発生すと予測されるエラーの内容を警
告する文字列「しかし、印刷中に用紙がなくなりま
す」、ユーザに行ってもらいたい処理を促す文字列「お
早めに用紙の補給を行ってください」、どの文書でエラ
ー予測がされているかを示す「受付時刻、ユーザ名」が
含まれている。これをユーザに提示することにより、ど
のユーザのどの文書に、どのようなエラーが発生する予
測があり、エラーを発生させないためには、どのような
処理を行えばよいか、ということがわかるようになって
いる。
【0029】図7は、文書管理テーブル20の記憶例を
示したものである。文書管理テーブル20は、文書ID
欄、文書データへのポインタ欄、受付日時欄、ユーザア
ドレス欄、部数欄、ページ数欄、印刷中部番号欄、印刷
ページ番号欄、実行状態欄、解除コード欄、転送装置I
D欄、用紙サイズ欄、代替え用紙サイズ欄で構成されて
いる。
【0030】文書ID欄には、印刷を指示された文書を
一義的に識別する文書IDが格納される。文書データへ
のポインタ欄には、各文書データが実際に記憶されてい
る文書データ記憶部19の記憶領域を指定するポインタ
が格納され、文書データの読み出し時には、まず、この
ポインタを得てから文書データ記憶部19から所望の文
書データを読み出すようになっている。受付日時欄に
は、各文書の印刷指示を受信した日時が格納される。ユ
ーザアドレス欄には、印刷を指示したユーザにメッセー
ジを通知するときのユーザアドレスが格納される。部数
欄には、ユーザが指示した印刷部数が格納される。ペー
ジ数欄には、各文書のページ数が格納される。印刷部番
号欄には、現在印刷している部番号が格納される。印刷
ページ番号欄には、現在印刷しているページ番号が格納
される。実行状態欄には、各文書の実行状態、例えば印
刷実行中なのか、印刷実行を待っているのか、エラー解
除を待っているのか、といった状態が格納される。解除
コード欄は、各文書がエラー解除を待っている場合に、
どの解除をまっているのかを一義的に識別する解除コー
ドが格納される。転送装置ID欄には、各文書を他の印
刷装置に代行印刷させた場合に、代行印刷をおこなった
印刷装置を一義的に識別する装置IDが格納される。
【0031】さらに、用紙サイズ欄、代替え用紙サイズ
欄には、印刷データを印刷する用紙のサイズ、そのサイ
ズの用紙がない場合に代替え可能な用紙のサイズを記憶
するようになっている。
【0032】図7に示した文書管理テーブルの管理項目
のうち、例えば、ユーザアドレス、部数、ページ数、印
刷部数、印刷ページ番号、用紙サイズ、代替え用紙サイ
ズは、各印刷装置が通信部1を介して受信した印刷指示
コマンドの内容を解析することにより認識される情報で
ある。
【0033】このような文書管理テーブル20により、
各文書を文書IDで一義的に識別し、各文書について、
どのような文書データか、印刷指示は、いつ誰から指示
されたもので、何部、何ページ印刷するのか、また、現
在どこまで印刷されたのか、エラーが発生している場
合、どのような解除を待っているのか、他の印刷装置に
代行印刷を依頼した場合に、どの装置に印刷したのか、
といったことが、文書IDから検索できるようになって
いる。
【0034】図8は、エラー検知テーブル21の記憶例
を示したものである。エラー検知テーブルは、チェック
項目欄、稼働状況欄、警告値欄、エラー値欄、警告コー
ド欄、エラーコード欄、解除コード欄から構成されてい
る。
【0035】チェック項目欄には、印刷中に監視する各
項目名、例えば「用紙枚数」、「紙づまり」、「ステー
プラ針」、「トナー容量」などが格納される。
【0036】稼働状況欄には、各エラーチェック項目の
稼働状況を示す数値が格納される。例えば、現在残って
いる用紙枚数「100」、ステープラ針数「50」、ト
ナー容量「20」といった数値のほか、紙づまりの発生
状態などを「1」、「0」といった、各状態を表した数
値が格納される。
【0037】警告値欄には、稼働状況欄に格納された数
値をもとに、エラーが発生すると予測するための闘値が
格納される。エラー検知部4は、稼働状況欄の数値が、
警告値欄の数値以下になった場合に、エラーが発生する
と予測する。例えば、トナー容量が「10」以下になっ
た場合に、トナー切れエラーが発生すると予測する。警
告値欄には、定数だけでなく、各文書ごとに変動する変
数も設定され、例えば、先頭1文字が@マークで区別さ
れている。この場合、例えば、用紙枚数が、印刷しよう
としている文書の「ページ数」よりも少ない場合は、用
紙切れエラーが発生すると予測する。また、紙づまりな
どの予想できないエラーについては、稼働状況の数値と
して設定されている最小値「0」よりも小さい「−1」
という値が設定されている。
【0038】エラー値欄には、各チェック項目の稼働状
況欄の数値をもとに、エラーが発生したとみなすための
閾値が格納される。エラー検知部4は、稼働状況欄の数
値が、エラー値欄の数値以下になった場合に、エラーが
発生したとみなす。例えば、用紙枚数が「1」以下にな
った場合、紙づまりの状態が「0」以下になった場合、
ステープラ針数が「0」以下になった場合、トナー容量
が「5」以下になった場合に、それぞれエラーが発生し
たとみなす。
【0039】警告コード欄には、エラーが予測された場
合に、どのエラーが予測されたのかを一義的に識別する
警告コードが格納される。
【0040】エラーコード欄は、エラーが発生した場合
に、どのエラーが発生したのかを一義的に識別するエラ
ーコード格納される。
【0041】解除コード欄には、エラーが解除された場
合に、どのエラーが解除されたのかを一義的に識別する
解除コードが格納される。
【0042】このようなエラー検知テーブル21によ
り、印刷を実行するための各項目を監視し、各チェック
項目が現在どのような稼働状況にあり、印刷しようとす
る文書に対してエラーが発生しそうかどうか、あるいは
エラーが発生したのかを検出できるようになっている。
また、(現在の稼働状況)≦(エラー値)という状況か
ら、(現在の稼働状況)>(エラー値)という状況への
変化を監視することにより、エラーの解除を知ることが
出来るようになっている。さらに、エラーの予測、発
生、解除をそれぞれ一義的に識別できるようになってい
る。
【0043】図9は、エラー処理決定テーブル22の記
憶例を示したものである。エラー処理決定テーブル22
は、コード欄、処理内容欄、シート発行欄、シートID
欄、メッセージID欄から構成される。
【0044】コード欄は、各エラーの予測、発生、解除
を一義的に識別するコードが格納される。このコードは
図8の警告コード、エラーコード、解除コードに対応し
ている。
【0045】処理内容欄は、各コードが通知された場合
に行う処理の内容、例えば「代行印刷」、「印刷中
止」、「ユーザ通知」、「文書削除」などが格納され
る。
【0046】シート発行欄は、各コードが通知された場
合に、シートを発行するかどうかを格納する。
【0047】シートID欄は、各コードで発行するシー
トを一義的に識別するシートIDが格納される。シート
を発行しないコードには、例えば、シートID「0」が
格納される。
【0048】メッセージID欄には、各コードで送信す
るメッセージを一議的に識別するメッセージIDが格納
される。メッセージを送信しないコードには、例えば、
メッセージID「0」が格納される。
【0049】このようなエラー処理決定テーブル22に
より、あるエラーコードが通知された場合に、どのよう
な処理を行い、シートを発行する場合は、どのシートを
発行し、メッセージを送信する場合は、どのメッセージ
を送信すればいいかを、通知されたコードにより決定で
きるようになっている。
【0050】図10は、印刷装置管理テーブル23の記
憶例を示したものである。印刷装置管理テーブル23
は、装置ID欄、装置名欄、装置アドレス欄、設置場所
欄、稼働状況欄から構成される。
【0051】装置ID欄には、通信部1、ネットワーク
Nを介して接続されている他の印刷装置を一議的に識別
するIDが格納される。この装置IDは、図7の転送装
置IDに対応している。
【0052】装置名欄には、各装置の名前が格納され
る。
【0053】装置アドレス欄には、各装置へ印刷依頼を
出すときの送信先アドレスが格納される。
【0054】設置場所欄には、各装置が設置されている
場所が格納される。
【0055】稼働状況欄には、各装置の現在の状態、例
えば「印刷実行中」、「待機中」、「エラー発生中」な
どが格納される。
【0056】このような印刷装置管理テーブル23によ
り、本印刷装置が通信部1を介して接続されている他の
印刷装置を管理し、装置IDから、装置の名前、代行印
刷指示を送信するアドレス、装置の設置場所、各装置の
稼働状態を検索できるようになっている。
【0057】図11は、メッセージ管理テーブル24の
記憶例を示したものである。メッセージ管理テーブル2
4は、メッセージID欄、メッセージデータ欄から構成
されている。
【0058】メッセージID欄には、各メッセージを一
議的に識別するメッセージIDが格納される。
【0059】メッセージデータ欄には、各メッセージ内
容を示す文字列が格納される。ここで、固定文字列は
“ ”で区切られている。また、各文書ごとに変更され
る変数は、例えば、先頭に@がつけられ区別されてい
る。
【0060】これにより、メッセージID及び文書ID
を指定するだけで、各文書に対応したメッセージを作成
できるようになっている。例えば、メッセージID
「1」では、@で区別されている「@受付日時」、「@
ユーザアドレス」の部分に、各文書の受付日時、ユーザ
アドレスを代入すれば、それぞれの文書にあわせたメッ
セージを作成することができる。
【0061】図12は、シート管理テーブル25の記憶
例を示している。シート管理テーブル25は、シートI
D欄、シート印刷テーブルへのポインタ欄、文書ID印
刷欄から構成される。
【0062】シートID欄には、各シートを一議的に識
別するシートIDが格納される。このシートIDは、図
9に示すエラー処理決定テーブル22のシートIDと対
応する。
【0063】シート印刷テーブルへのポインタ欄には、
シート印刷テーブルへのポインタが格納される。
【0064】文書ID印刷欄には、シート上のあらかじ
め決められた位置に、文書を一議的に識別する文書ID
を、各装置に割り当てられた装置IDとともに印刷する
かどうかを示す指示が格納される。
【0065】このようなシート管理テーブル25によ
り、シートIDを指定するだけで、各シート画像を形成
するためのシート印刷データを読込み、シート画像の形
成が行え、シート画像上に装置及び文書を一議的に識別
できる識別コードを形成するかどうかを決定できるよう
になっている。
【0066】図13は、シート印刷テーブル26の記憶
例を示したものである。シート印刷テーブル26は、部
品ID欄、部品種類欄、部品データ欄、印刷位置欄から
構成される。
【0067】部品ID欄には、各部品を一議的に識別す
るIDが格納される。
【0068】部品種類欄には、各部品の種類、例えば
「文字列」、「画像」などが格納される。
【0069】部品データ欄には、各部品で印刷するデー
タが格納される。図13において、固定された文字列は
“ ”で区切られている。また、各文書ごとに値が変更
される変数については、例えば、その先頭に@マークが
つけられ、区別されている。
【0070】印刷位置欄には、各部品の印刷を開始する
位置と大きさが、シートの左上を原点とした場合の座標
値で格納される。
【0071】これにようなシート印刷テーブル26によ
り、シート上に印刷する各部品について、その部品の種
類、印刷するデータ、印刷位置を部品IDから検索でき
るようになっている。例えば、部品ID「1」は、部品
種類が「文字列」で、固定文字例「用紙切れが発生しま
した」を、シート画像の左上を原点にして(100、1
00)の位置から幅800、高さ100の大きさで印刷
するということがわかる。また、部品ID「4」は、部
品種類が「文字列」で、指定された文書を受け付けた日
時を、シート画像の左上を原点として(500、60
0)の位置に、幅200、高さ100の大きさに印刷す
るということがわかる。
【0072】次に、以上説明したような構成の印刷装置
を接続してなるネットワークプリントシステムにおける
印刷処理動作について説明する。
【0073】まず、図14に示すフローチャートを参照
して、端末装置C1あるいはC2からネットワークNを
介して、例えば印刷装置P1がユーザから印刷指示を受
信し文書管理テーブル20の作成を行う処理動作につい
て説明する。
【0074】印刷装置P1の通信部1がユーザからの印
刷指示コマンド、及び文書データを受信すると(ステッ
プS1)、制御部10は、その受信した印刷指示コマン
ドの内容を解析する。そして、文書管理部2は、その文
書データを一議的に識別できる文書IDを発行する(ス
テップS2)。さらに、文書管理部2は制御部10によ
る印刷指示コマンドの解析結果をもとに文書管理テーブ
ル20に、この文書に関するデータを書き込み、文書デ
ータ記憶部19に受信した文書データを記憶する(ステ
ップS3)。ここで、文書管理部2は、文書管理テーブ
ル20に、発行した文書ID、受信した文書データへの
ポインタ、受信した日時、印刷を指示したユーザのアド
レス、ユーザから指示された印刷部数、文書のページ数
を書込み、さらに印刷部番号、印刷ページ番号に初期値
「1」を、実行状態に初期値「実行待ち」を、エラーコ
ードに初期値「0000」を、転送装置IDに初期値
「0」を、用紙サイズ、ユーザによる指定がある場合に
はその代替え用紙サイズを書き込む。
【0075】図15は、文書データの印刷中にエラーが
検知されたときの処理動作について説明するためのフロ
ーチャートで、印刷実行可能な他の印刷装置に対し印刷
代行を依頼する場合について説明するためのものであ
る。
【0076】まず、文書管理部2が文書管理テーブル2
0を参照し、その実行状態欄が「実行待ち」になってい
る文書IDを取り出す(ステップS10)。そして、印
刷用パラメータnに文書管理テーブル20の印刷部番号
欄の値を、印刷用パラメータpに文書管理テーブル20
の印刷ページ番号欄の値を設定し(ステップS11、ス
テップS12)、n部pページ目の印刷を開始する。
【0077】印刷が開始されると、エラー検知部4が、
エラー検知テーブル21を参照し、エラーが発生してい
るかどうかをチェックする(ステップS13)。すなわ
ち、エラー検知部4は、各チェック項目ごとに稼働状況
とエラー値を比較し、稼働状況がエラー値以下になって
いる場合にエラーが発生したとみなし、対応するエラー
コードをエラー処理部5へ通知する。例えば、チェック
項目「用紙枚数」の稼働状況がエラー値「1」以下の場
合は、エラーコードE001を、文書IDとともにエラ
ー処理部5へ通知する。
【0078】なお、エラー検知部4でユーザにより指定
されたサイズの用紙切れの発生が検知された場合には、
エラーコードをエラー処理部5に通知する前に、まず文
書管理部2にその旨を通知し、文書管テーブル20を参
照して代替えの用紙サイズが指定されていないかどうか
をチェックするようにしてもよい。そして、代替えの用
紙サイズが指定されている場合は、その用紙サイズにて
印刷を続行し、代替え用紙が指定されていない場合(図
7に示した文書管理テーブルの代替え用紙サイズ欄に例
えば「NULL」が記憶されている場合)に、エラーコ
ードをエラー処理部5に通知するようにしてもよい。
【0079】さて、エラーコードを受け取ったエラー処
理部5は、そのエラーコードに基づいてエラー処理決定
テーブル22を参照し、エラー処理内容欄が「代行印
刷」である場合に、代行印刷をおこなう装置を決定する
(ステップS14)。このとき、エラー処理部5は、装
置管理テーブル23を参照して、各装置の稼働状況欄が
「待機中」あるいは、「印刷実行中」である場合に、そ
の装置が印刷可能であるとみなし、その装置を代行印刷
をおこなう装置とする。その後、その装置の装置アドレ
スに対して、印刷指示コマンドと指定された文書IDの
n部pページ以降の文書データを送信する(ステップS
15)。そして、再びエラー処理決定テーブル22を参
照し、受信したエラーコードに対応するシート発行欄が
「あり」になっている場合に、シートID欄からシート
IDを取り出し(ステップS16)、シート発行部6に
対して、シートIDと文書IDを指定して、シートの発
行を依頼する。
【0080】エラー処理部5よりシートID、文書ID
を受け取ったシート発行部6は、シート管理テーブル2
5を参照して、シート印刷テーブル26からポインタに
て指定される対応の部品に関するデータを読み込み(ス
テップS17)、シート画像を形成する(ステップS1
8)。例えば、部品ID「1」は、シート画像の左上を
原点として(100,100)の位置から(800,1
00)の範囲に、文字列「用紙がなくなりました」とい
う文字列画像を形成する。また、部品ID「4」は、文
書管理部2を介して文書管理テーブル20を検索し、受
け取った文書IDの受付日時を得て、シート画像の左上
を原点として(500,600)の位置に(200,1
00)の大きさで、文字列画像を形成する。このように
すべての部品について、シート画像を形成後、シート発
行部6は、印刷部3に対して、シート画像を印刷するよ
うに指示し、印刷部3はシートの印刷を実行する(ステ
ップS19)。シートの発行が終了するとステップS2
3に進む。
【0081】一方、ステップS13でエラーの検知され
なかった場合は、n部pページ目の文書データを読み込
み、印刷部3にて印刷を実行する(ステップS20)。
その後、印刷指示にしたがって、nまたはpをインクリ
メントまたは初期設定しながら(ステップS21)、文
書の全部数、全ページ数を印刷する(ステップS13、
ステップS20〜ステップS22)。印刷が終了したら
(ステップS22)、ステップS23に進む。
【0082】ステップS23では、シートの発行あるい
文書の印刷が終了すると、文書管理部2が、その文書デ
ータを文書管理テーブル20から削除し、ステップS1
0に戻る。ここで次に印刷する文書IDを得て、前述同
様に、その文書の印刷処理を開始する(ステップS11
〜ステップS23)。
【0083】図16、図17は、文書データの印刷中に
エラーが検知されたときの他の処理動作について説明す
るためのフローチャートである。
【0084】図15の処理動作と異なる部分は、エラー
検知部4で例えば紙詰まりのエラーが検知されたときの
ように、直ちに印刷代行を依頼した旨を通知するシート
の発行ができないときは、印刷実行可能な他の印刷装置
に対して印刷の代行を依頼した後、そのエラーが修復さ
れたときに所定のシートを発行することである。
【0085】まず、図16のステップS30に進み、文
書管理部2が文書管理テーブル20を参照し、実行状態
欄が「実行待ち」になっている文書IDを取り出す(ス
テップS30)。そして、印刷用パラメータnに印刷部
番号欄の値を、印刷用パラメータpに印刷ページ番号欄
の値を設定し(ステップS31、ステップS32)、n
部pページ目の印刷を開始する。
【0086】印刷が開始されると、エラー検知部4が、
エラー検知テーブル21を参照し、エラーが発生してい
るかどうかをチェックする(ステップS23)。ここ
で、エラー検知部4は、各チェック項目ごとに稼働状況
とエラー値を比較し、稼働状況がエラー値以下になって
いる場合にエラーが発生したとみなし、対応するエラー
コードをエラー処理部5へ通知する。例えば、チェック
項目「紙づまり」の稼働状況がエラー値「0」以下の場
合は、エラーコード「E002」を、文書IDとともに
エラー処理部5へ通知する。
【0087】エラーコードを受け取ったエラー処理部5
は、そのエラーコードに基づいてエラー処理決定テーブ
ル22を参照し、対応するエラー処理内容欄が「代行印
刷」である場合に、代行印刷をおこなうと判断する。例
えば、エラーコード「E002」を受信した場合は、エ
ラー処理決定テーブル22のシート発行欄に「あり」が
設定されているので、シートを発行すると判断する。そ
して、印刷装置管理テーブル23を参照して、移動状況
欄が「待機中」あるいは、「印刷実行中」である装置
は、印刷可能であるとみなし、その装置を代行印刷をお
こなう装置と決定する(ステップS34)。図10に示
した印刷装置管理テーブル23では、例えば装置ID
「2」の装置は印刷可能とみなされる。
【0088】その後、その装置の装置アドレスに対し
て、印刷指示コマンドと指定された文書IDのn部pペ
ージ以降の文書データを送信する(ステップS35)。
例えば、代行印刷を行う装置を、装置ID「2」の装置
とした場合、装置アドレス「222.222.222.
22」に対して、印刷指示コマンドと文書データを送信
する。そして、文書管理部2は文書管理テーブル20更
新する(ステップS36)。すなわち、文書管理テーブ
ル20の実行状態欄に例えば「エラー発生中」を記憶す
る。
【0089】一方、エラー検知部4でエラーが検知され
なかった場合は、n部pページ目の文書データを読み込
み、印刷部にて印刷を実行する(ステップS37)。そ
の後、印刷指示にしたがって、nまたはpをインクリメ
ントまたは初期設定しながら(ステップS38)、文書
の全部数、全ページ数を印刷する(ステップS33、ス
テップS37からステップS39)。印刷が終了したら
(ステップS39)、文書管理部2は、その文書を文書
管理テーブル20より削除し(ステップS40)、ステ
ップS30に戻る。そして、新たに文書管理テーブル2
0から実行待ちの文書IDを得て、前述同様に、その文
書の印刷処理を開始する(ステップS30〜ステップS
40)。
【0090】次に、図17のステップS50に進む。
【0091】ステップS50では、ユーザにより、例え
ば紙詰まりに対する所定の処置がなされ、エラーが解除
されると、エラー検知部4がエラーの解除を検知し、解
除コードをエラー処理部5に通知する。ここで、エラー
検知部4は、(現在の稼働状況)≦(エラー値)だった
エラー状態が、(現在の稼働状況)>(エラー値)とな
った場合に、エラーが解除されたと判断し、対応する解
除コードをエラー通知部4に通知する。例えば、今まで
「紙づまり」の「0」であった稼働状況が「1」になっ
た場合に、「紙づまり」エラーが解除されたと判断し、
エラー処理部5に対して、解除コード「R002」を通
知する。
【0092】解除コードを受け取ったエラー処理部4
は、文書管理部2を介して文書管理テーブル20を参照
し、受け取った解除コードでエラー解除を待っている文
書IDを得る(ステップS51)。そして、エラー処理
決定テーブル22を参照し、シートを発行する場合は、
そのシートIDを得て(ステップS52)、文書ID及
びシートIDを指定して、シートを発行するようにシー
ト発行部6に通知する。例えば、エラー検知部4から解
除コード「R002」を受け取った場合は、文書管理部
2を介して文書管理テーブル20を参照し、解除コード
「R002」でエラー解除を待っている文書ID「2」
を得る。そして、エラー処理決定テーブル22を参照
し、コード「R002」のシート発行欄が「あり」に設
定されているので、対応するシートID「3」を得て、
文書ID「2」、シートID「3」でシートを発行する
ように、シート発行部6に通知する。
【0093】エラー処理部5よりシートID、文書ID
を受け取ったシート発行部6は、シート管理テーブル2
5を参照して、対応するシート印刷データを読み込み
(ステップS53)、シート画像を形成する(ステップ
S54)。そして、印刷部3に対して、シート画像を印
刷するように指示し、印刷部3はシートの印刷を実行す
る(ステップS55)。
【0094】シートの発行が終了すると、エラー処理部
5、エラー処理決定テーブル22を参照し、処理内容が
「文書削除」である場合に、文書管理部2を介してその
文書データを文書管理テーブル20から削除する(ステ
ップS56)。
【0095】図18、図19、図20は、文書データの
印刷中にエラーが検知されたときの、さらに他の処理動
作について説明するためのフローチャートで、このフロ
ーチャートを参照して、文書データの印刷中にエラーが
検知されたとき、ユーザが所望の印刷装置を選択して印
刷の続きを実行する場合について説明する。
【0096】まず、図18のステップS60に進み、文
書管理部2が文書管理テーブル20を参照し、実行状態
欄が「実行待ち」になっている文書IDを取り出す。そ
して、印刷用パラメータnに印刷部番号欄の値を、印刷
パラメータpに印刷ページ番号欄の値を設定し(ステッ
プS61、ステップS62)、n部pページ目の印刷を
開始する。
【0097】印刷が開始されると、エラー検知部4が、
エラー検知テーブル21を参照し、エラーが発生してい
るかどうかをチェックする(ステップS63)。そし
て、対応するエラーコードをエラー処理部5へ、文書I
Dとともに通知する。例えば、文書ID「3」の文書の
印刷中に「ステープラ針」が「0」以下になった場合
に、エラーコード「E003」を通知する。
【0098】エラーコードを受け取ったエラー処理部5
は、そのエラーコードに基づいてエラー処理決定テーブ
ル22を参照し、エラー処理内容欄が「印刷中止」であ
る場合に印刷を中止する(ステップS64)。そして、
受信したエラーコードに対応するシート発行欄が「あ
り」になっている場合に、シートID欄からシートID
を取り出し(ステップS65)、シート発行部6に対し
て、シートIDと文書IDを指定して、シートの発行を
依頼する。例えば、文書ID「3」、エラーコード「E
003」を受け取った場合は、処理内容が「印刷中止」
であるので印刷を中止し、対応するシートID「3」を
得て、シート発行部6に対して、文書ID「03」、シ
ートID「2」でシートを発行するように依頼する。
【0099】エラー処理部5よりシートID、文書ID
を受け取ったシート発行部6は、シート管理テーブル2
5を参照して、シート印刷テーブル26からポインタに
て指定される対応の部品データを読み込み(ステップS
66)、シート画像を形成する(ステップS67)。そ
して、シート管理テーブル25の文書ID印刷欄が「あ
り」になっている場合には、シート画像上のあらかじめ
決められた位置に、受け取った文書IDと印刷装置に割
り当てられた装置IDとから構成されるデータ識別子の
画像を、あらかじめ決められたフォーマット、例えばバ
ーコード、OCR文字列などの画像で形成する(ステッ
プS68)。さらに、印刷部3に形成した画像を印刷す
るように依頼し、印刷部3が印刷を実行する(ステップ
S69)。
【0100】シートの発行が終了すると、エラー処理部
5は、文書管理部2を介して、現在の印刷状況を文書管
理テーブル20に反映させるように更新する(ステップ
S70)。ここで、文書管理テーブル20の印刷部番号
欄にはnを、印刷ページ番号欄にはp、実行状態には
「エラー解除待ち」を、解除コード欄には受け取った解
除コードを、それぞれ設定するように、文書管理部2に
依頼し、文書管理部2が文書管理更新する。そしてステ
ップS60に戻る。
【0101】一方、エラー検知部4でエラーが検知され
なかった場合は(ステップS63)、n部pページ目の
文書データを読み込み、印刷部3にて印刷を実行する
(ステップS71)。その後、印刷指示にしたがって、
nまたはpをインクリメントまたは初期設定しながら
(ステップS72)、文書の全部数、全ページ数を印刷
する(ステップS71からステップS73)。印刷が終
了したら(ステップS73)、その文書を文書管理テー
ブルより削除し(ステップS74)、ステップS60に
戻る。そして、新たに文書管理テーブル20から実行待
ちの文書IDを得て、前述同様に、その文書の印刷を開
始する。
【0102】次に、 図19のステップS80に進み、
図18のステップS69で印刷されたシートをユーザが
受け取ると、そのユーザの所望の印刷装置の読取り部7
からそのシートの読み取りを行う。そして、シート認識
部8が、シート上のあらかじめ決められた位置に印刷さ
れているデータ識別子を認識し、装置ID、文書IDを
特定する(ステップS81)。データ識別子は、あらか
じめ決められたフォーマットで印刷されているため、シ
ート認識部8は、そのフォーマットに従った認識機能を
持っている。そして、特定した装置IDと文書IDをエ
ラー処理部5へ通知する。
【0103】装置IDと文書IDを受け取ったエラー処
理部5は、印刷装置管理テーブル23より対応する装置
アドレスを得て、その装置に対して、受け取った文書I
Dのデータを送信するように依頼し、文書データを受け
取る(ステップS82)。例えば、装置ID「1」、文
書ID「2」を受け取った場合は、装置アドレス「11
1.111.111.11」を得て、装置「1」に対し
て文書ID「2」の文書データを送信するようにコマン
ドを送信し、装置「1」から文書ID「2」の文書デー
タを受け取る。その後、印刷部3にて印刷を行う(ステ
ップS83)。
【0104】一方、文書データを保持する印刷装置で
は、図20のフローチャートに示す処理動作を行う。す
なわち、通信部が他の印刷装置より送信された文書デー
タ要求コマンドを受信すると(ステップS90)、通信
部1は、文書データ要求コマンドで指示された文書ID
を文書管理部2に通知する。
【0105】文書管理部2は、受け取った文書IDの文
書管理テーブル20の実行状態欄が「エラー発生中」に
なっている場合に、その文書データを読み込み(ステッ
プS91)、通信部1を介して、要求元の印刷装置に文
書データを送信する(ステップS92)。そして、その
文書データを文書管理テーブルより削除する(ステップ
S93)。
【0106】図21は、文書データの印刷処理を行う際
にエラーの発生を予測して警告を通知する場合の処理動
作について説明するためのフローチャートである。
【0107】図21において、まず、文書管理部2が文
書管理テーブル20を参照し、実行状態欄が「実行待
ち」になっている文書IDを取り出す(ステップS10
0)。
【0108】次に、エラー検知部4が、エラーが発生す
るかどうかを予測する(ステップS101)。すなわ
ち、エラー検知部4は、エラー検知テーブル21を参照
し、各チェック項目の稼働状況が警告値以下になってい
るかどうかを調べ、警告値以下になっている場合は、エ
ラーが発生すると予測し、文書IDとともに警告コード
をエラー処理部5に通知する。例えば、文書ID「4」
を文書管理部2より受け取った場合、チェック項目「用
紙枚数」の稼働状況が、文書ID「4」のページ数以下
だった場合は、文書ID「4」とともに警告コード「W
001」をエラー処理部5に通知する。
【0109】文書ID及び警告コードを受け取ったエラ
ー処理部5は、エラー処理決定テーブル22を参照し
て、警告コードに対応する処理内容を得る。この処理内
容が「ユーザ通知」であった場合に、メッセージID欄
からメッセージIDを得る。そして、メッセージ管理テ
ーブル24から、ユーザに通知するメッセージ文字列を
得る(ステップS102)。例えば、文書ID「4」、
警告コード「W001」を受け取った場合、エラー処理
決定テーブル22を参照すると処理内容が「ユーザ通
知」であるので、メッセージID欄よりメッセージID
「1」を得る。そして、メッセージ管理テーブル24よ
り、メッセージID「1」に対応するメッセージデータ
を得る。
【0110】メッセージデータ内の変数、例えば「@受
付日時」には、文書管理テーブル20から文書ID
「4」の受付日時「95.08.08 17:00」を
得て、代入する。
【0111】次に、エラー処理部5は、文書管理部2を
介して、受け取った文書IDに対応するユーザアドレス
を得て(ステップS103)、このアドレスに対して、
メッセージ文字列を送信する(ステップS104)。例
えば、文書ID「4」を受け取った場合、文書管理部2
を介して、文書ID「4」のユーザアドレス「ユーザ
2」を得て、このアドレスに対してメッセージデータを
送信する。そして、各文書の印刷を開始する(ステップ
S105)。
【0112】なお、ステップS101で発生すると予測
されるエラーのない場合は、すぐに各文書の印刷を開始
する。
【0113】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、ネットワークNに接続された端末装置C1、C2、
印刷装置P1、P2のいずれかから送信された印刷指示
コマンドと印刷データを通信部1を介して受信すると、
制御部10によりその印刷指示コマンドの内容が解析さ
れ、その解析結果をもとに、文書管理部2は受信した文
書データに関する管理データを文書管理テーブル20に
記憶し、受信した文書データを文書データ記憶部19に
記憶し、この記憶された文書管理テーブル20の内容を
もとに、所望の文書データを読み出して印刷部3で文書
の印刷が開始されると、エラー検知部4がエラー検知テ
ーブル21を参照しエラーの発生をチェックし、エラー
の発生が検知されたとき、そのエラーに対応するエラー
コードをエラー処理部5に通知し、エラー処理部5は、
エラー処理決定テーブル22を参照して、そのエラーコ
ードに対応するエラー処理を決定し、例えば、エラー処
理内容欄が「代行印刷」である場合に、代行印刷をおこ
なう装置を決定し、その装置の装置アドレスに対して、
印刷指示コマンドと指定された文書IDのn部pページ
以降の文書データを送信し、さらに、シートを発行する
必要がある場合には、シート発行部6に対して、シート
IDと文書IDを指定して、シートの発行を依頼して、
シート発行部6でシート画像を形成し、それを印刷部3
で印刷することにより、代行印刷に関する情報を記載し
たシートを出力して、ユーザに印刷が代行されたこと、
代行した装置に関する情報を通知することができる。
【0114】従って、エラーが発生しても、印刷可能な
他の装置にデータを転送して、続きを印刷させるため、
エラー解除をまつ必要がなく、ユーザは印刷が代行され
たこと、どの装置に印刷結果をとりにいけばよいのかを
知ることができ、さらに、エラーが発生した文書ごとに
シートを発行するため、異なるエラーが複数発生した場
合にも、どの文書でどのエラーが発生したのかを、シー
トと文書を1対1に対応づけて知ることができるといっ
たユーザの利便性の向上と印刷処理の効率の向上が図れ
る。
【0115】また、印刷指示コマンドに基づき印刷すべ
き文書データを文書管理テーブル20で管理することに
より、その文書データの印刷実行中に検知されたエラー
が、。例えば指定されたサイズの用紙切れである場合に
は、文書管理テーブル20を参照して、代替えの用紙サ
イズが指定されているときには、そのサイズの用紙を用
いて印刷を続行することができ、印刷処理の効率の向上
が図れる。
【0116】また、エラー検知部4で、紙詰まりのよう
なシートの印刷さえも行えないエラーが検知された場合
でも、エラーが解除されたときにシートの発行を行うこ
とにより、ユーザに印刷が代行されたことを通知するこ
とができ、ユーザの利便性の向上が図れる。
【0117】また、印刷部3で文書データの印刷中に、
エラー検知部4で、例えば、ステープラ針が不足するエ
ラーが検知されたとき印刷を中止して、少なくとも、印
刷処理が中止された文書データの文書ID、その印刷装
置の装置IDを含むシート画像をシート発行部6で作成
して印刷部3で印刷して出力し、その出力されたシート
をユーザが受け取ると、そのユーザの所望の印刷装置の
読み取り部7からそのシートの読み取りを行い、シート
認識部8が、シート上のあらかじめ決められた位置に印
刷されているデータ識別子から装置ID、文書IDを特
定し、それをもとに、エラー処理部5は、印刷装置管理
テーブル23より対応する装置アドレスを得て、その装
置に対して、受け取った文書IDのデータを送信するよ
うに依頼して、文書データを受信し、印刷部3で印刷を
行うことにより、ユーザが代行印刷を行う装置を簡単に
指定することができ、その代行印刷させたい装置にシー
トを入力するだけで、印刷の続きが容易に開始できる。
従って、機密性の高い文書などは遠隔地の文書印刷装置
で代行印刷されることがなく、高いセキュリティーを確
保できるといったユーザの利便性の向上が図れる。
【0118】また、文書データの印刷開始時にエラー検
知部4でエラーの発生が予測されたときは、エラー処理
部5にその文書IDと警告コードを通知し、エラー処理
部5では、エラー処理決定テーブル22を参照して、警
告コードに対応する処理内容を得て、その処理内容が、
例えば「ユーザ通知」であった場合に、メッセージ管理
テーブル24から得られたユーザに通知するメッセージ
文字列を、文書管理部2を介して得られたユーザアドレ
スに対して送信することにより、あらかじめユーザがエ
ラーを防ぐ行動をとることができ、印刷処理の効率向上
が図れる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷処理中にエラーが発生した場合や代行印刷を行う場合
に、ユーザの利便性の向上と印刷処理の効率の向上が図
れる情報処理方法および情報処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワークプリン
トシステムの全体の構成を示す図。
【図2】印刷装置の構成を概略的に示したブロック図。
【図3】文書データの印刷時にエラーが検知されたとき
に発行されるシートの一具体例を示した図で、用紙切れ
のエラーが検知されたときに発行されるシートの場合を
示している。
【図4】文書データの印刷時にエラーが検知されたとき
に発行されるシートの他の具体例を示した図で、紙詰ま
りのエラーが検知されたときに発行されるシートの場合
を示している。
【図5】文書データの印刷時にエラーが検知されたとき
に発行されるシートのさらに他の具体例を示した図で、
ステープラの針が空になりエラーが検知されたときに発
行されるシートの場合を示している。
【図6】エラー検知部でエラーの発生が予測されたとき
に作成され、ユーザの端末装置に対し送信される警告メ
ッセージの内容について説明するための図。
【図7】文書管理テーブルの記憶例を示した図。
【図8】エラー検知テーブルの記憶例を示した図。
【図9】エラー処理決定テーブルの記憶例を示した図。
【図10】印刷装置管理テーブルの記憶例を示した図。
【図11】メッセージ管理テーブルの記憶例を示した
図。
【図12】シート管理テーブルの記憶例を示した図。
【図13】シート印刷テーブルの記憶例を示した図。
【図14】端末装置からネットワークを介して印刷装置
がユーザから印刷指示を受信し、文書管理テーブルの作
成を行うまでの処理動作について説明するためのフロー
チャート。
【図15】文書データの印刷中にエラーが検知されたと
きの処理動作について説明するためのフローチャート
で、印刷実行可能な他の印刷装置に対し印刷代行を依頼
する場合について示している。
【図16】文書データの印刷中にエラーが検知されたと
きの他の処理動作について説明するためのフローチャー
トで、印刷実行可能な他の印刷装置に対して印刷の代行
を依頼した後、そのエラーが修復されたときに所定のシ
ートを発行する場合を示している。
【図17】文書データの印刷中にエラーが検知されたと
きの他の処理動作について説明するためのフローチャー
トで、印刷実行可能な他の印刷装置に対して印刷の代行
を依頼した後、そのエラーが修復されたときに所定のシ
ートを発行する場合を示している。
【図18】文書データの印刷中にエラーが検知されたと
きの、さらに他の処理動作について説明するためのフロ
ーチャートで、文書データの印刷中にエラーが検知され
たとき、ユーザが所望の印刷装置を選択して印刷の続き
を実行する場合を示している。
【図19】文書データの印刷中にエラーが検知されたと
きの、さらに他の処理動作について説明するためのフロ
ーチャートで、文書データの印刷中にエラーが検知され
たとき、ユーザが所望の印刷装置を選択して印刷の続き
を実行する場合を示している。
【図20】文書データの印刷中にエラーが検知されたと
きの、さらに他の処理動作について説明するためのフロ
ーチャートで、文書データの印刷中にエラーが検知され
たとき、ユーザが所望の印刷装置を選択して印刷の続き
を実行する場合を示している。
【図21】文書データの印刷処理を行う際にエラーの発
生を予測して警告を通知する場合の処理動作について説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
C1、C2…端末装置、P1、P2…印刷装置、N…ネ
ットワーク、1…通信部、2…文書管理部、3…印刷
部、4…エラー検知部、5…エラー処理部、6…シート
発行部、8…シート認識部、10…制御部、19…文書
データ記憶部、20…文書管理テーブル、21…エラー
検知テーブル、22…エラー処理決定テーブル、23…
印刷装置管理テーブル、24…メッセージ管理テーブ
ル、25…シート管理テーブル、26…シート印刷テー
ブル。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップにより受信された前記印刷指示情報に
    従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理ス
    テップと、 この印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエラーを
    検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    この検知したエラーに対応する処理を決定する対応処理
    決定ステップと、 この対応処理決定ステップにより決定した対応処理を実
    行するエラー対応処理実行ステップと、 このエラー対応処理実行ステップにより実行した対応処
    理内容をユーザに通知する通知ステップと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップにより受信された前記印刷指示情報に
    従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理ス
    テップと、 この印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエラーを
    検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    印刷実行可能な他の印刷装置に対する印刷代行処理を決
    定する対応処理決定ステップと、 この対応処理決定ステップにより決定した印刷代行処理
    を実行するエラー対応処理実行ステップと、 このエラー対応処理実行ステップにより実行した印刷代
    行処理に関する情報を印刷したシートを出力してユーザ
    に通知する通知ステップと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップにより受信された前記印刷指示情報に
    従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理ス
    テップと、 この印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエラーを
    検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    この検知したエラーに対応する処理を決定する対応処理
    決定ステップと、 この対応処理決定ステップにより決定した対応処理を実
    行するエラー対応処理実行ステップと、 前記エラー検知ステップで検知されたエラーが修復され
    たとき、前記エラー対応処理実行ステップで実行された
    処理内容をユーザに通知する通知ステップと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  4. 【請求項4】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップにより受信された前記印刷指示情報に
    従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する第1の印刷
    処理ステップと、 この第1の印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエ
    ラーを検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    印刷処理を中止する印刷処理中止ステップと、 この印刷処理中止ステップで印刷処理を中止したとき、
    少なくともエラーが発生した印刷装置の識別情報と印刷
    処理を中止した印刷情報の識別情報を印刷したシートを
    出力する出力ステップと、 この出力ステップで出力されたシート上の画像を読み取
    り、この読み取られた画像をもとに少なくともエラーが
    発生した印刷装置の識別情報と印刷処理が中断された印
    刷情報の識別情報を認識し、この認識された識別情報の
    印刷装置から前記印刷処理が中止された印刷情報を得
    て、その印刷情報の印刷処理を実行する第2の印刷処理
    ステップと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップにより受信された前記印刷指示情報に
    従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理ス
    テップと、 この印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエラーを
    検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    この検知したエラーに対応する処理を決定する対応処理
    決定ステップと、 この対応処理決定ステップにより決定した対応処理を実
    行するエラー対応処理実行ステップと、 このエラー対応処理実行ステップにより実行した対応処
    理内容をユーザに通知する第1の通知ステップと、 前記印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエラーが
    発生するか否かを予測し、エラーの発生が予測されたと
    き、その予測内容をユーザに通知する第2の通知ステッ
    プと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップで受信された印刷指示情報をもとに、
    前記印刷装置のそれぞれに記憶された前記印刷情報の印
    刷実行状態を管理するための管理情報を更新し、この更
    新された管理情報をもとに、前記受信ステップで受信さ
    れた前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理ステッ
    プと、 この印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエラーを
    検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    この検知したエラーに対応する処理を決定する対応処理
    決定ステップと、 この対応処理決定ステップにより決定した対応処理を実
    行するエラー対応処理実行ステップと、 このエラー対応処理実行ステップにより実行した対応処
    理内容をユーザに通知する通知ステップと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップにより受信された前記印刷指示情報に
    従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理ス
    テップと、 前記印刷装置のそれぞれに記憶された予め定められたエ
    ラー検知条件をもとに、前記印刷処理ステップでの印刷
    処理実行時にエラーを検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    この検知したエラーに対応する処理を決定する対応処理
    決定ステップと、 この対応処理決定ステップにより決定した対応処理を実
    行するエラー対応処理実行ステップと、 このエラー対応処理実行ステップにより実行した対応処
    理内容をユーザに通知する通知ステップと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 印刷情報及びこの印刷情報に関する印刷
    指示情報を発生する端末装置と通信ネットワークを介し
    て通信可能に接続された印刷装置にて、前記端末装置か
    ら発生される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基
    に印刷処理することにより情報処理を行う情報処理方法
    において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信ステッ
    プと、 この受信ステップにより受信された前記印刷指示情報に
    従って、前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理ス
    テップと、 この印刷処理ステップによる印刷処理実行時にエラーを
    検知するエラー検知ステップと、 このエラー検知ステップによりエラーを検知したとき、
    前記印刷装置のそれぞれに記憶された前記エラーに対応
    した予め定められた処理を実行するエラー対応処理実行
    ステップと、 このエラー対応処理実行ステップにより実行した対応処
    理内容をユーザに通知する通知ステップと、 を具備したことを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 印刷情報およびこの印刷情報に関する印
    刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワークを
    介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生さ
    れる前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷処
    理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された前記印刷指示情報に従って、
    前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理手段と、 この印刷手段での印刷処理実行時にエラーを検知するエ
    ラー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき、この検
    知されたエラーに対応する処理を決定する対応処理決定
    手段と、 この対応処理決定手段で決定された対応処理を実行する
    エラー対応処理実行手段と、 このエラー対応処理実行手段で実行された対応処理内容
    をユーザに通知する通知手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 印刷情報およびこの印刷情報に関する
    印刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワーク
    を介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生
    される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷
    処理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された前記印刷指示情報に従って、
    前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理手段と、 この印刷手段での印刷処理実行時にエラーを検知するエ
    ラー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき、印刷実
    行可能な他の情報処理装置に対する印刷代行処理を決定
    する対応処理決定手段と、 この対応処理決定手段で決定された印刷代行処理を実行
    するエラー対応処理実行手段と、 このエラー対応処理実行手段で実行した印刷代行処理に
    関する情報を印刷したシートを出力してユーザに通知す
    る通知手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 印刷情報およびこの印刷情報に関する
    印刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワーク
    を介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生
    される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷
    処理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された前記印刷指示情報に従って、
    前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理手段と、 この印刷手段での印刷処理実行時にエラーを検知するエ
    ラー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき、この検
    知されたエラーに対応する処理を決定する対応処理決定
    手段と、 この対応処理決定手段で決定された対応処理を実行する
    エラー対応処理実行手段と、 前記エラー検知手段で検知されたエラーが修復されたと
    き前記エラー対応処理実行手段で実行された処理内容を
    ユーザに通知する通知手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 印刷情報およびこの印刷情報に関する
    印刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワーク
    を介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生
    される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷
    処理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された前記印刷指示情報に従って、
    前記印刷情報の印刷処理を実行する第1の印刷処理手段
    と、 この第1の印刷手段での印刷処理実行時にエラーを検知
    するエラー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき印刷処理
    を中止し、少なくともエラーが発生した前記情報処理装
    置の識別情報と印刷処理を中止した印刷情報の識別情報
    を印刷したシートを出力するシート出力手段と、 このシート出力手段で出力されたシート上の画像を読み
    取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読み取られた画像をもとに少なくと
    もエラーが発生した前記情報処理装置の識別情報と印刷
    処理が中止された印刷情報の識別情報を認識し、この認
    識された識別情報の情報処理装置から前記印刷処理が中
    止された印刷情報を得て、その印刷情報の印刷処理を実
    行する第2の印刷処理手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 印刷情報およびこの印刷情報に関する
    印刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワーク
    を介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生
    される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷
    処理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された前記印刷指示情報に従って、
    前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理手段と、 この印刷手段での印刷処理実行時にエラーを検知するエ
    ラー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき、この検
    知されたエラーに対応する処理を決定する対応処理決定
    手段と、 この対応処理決定手段で決定された対応処理を実行する
    エラー対応処理実行手段と、 このエラー対応処理実行手段で実行された対応処理内容
    をユーザに通知する第1の通知手段と、 前記印刷処理手段での印刷処理実行中にエラーが発生す
    るか否かを予測し、エラーの発生が予測されたとき、そ
    の予測内容をユーザに通知する第2の通知手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 印刷情報およびこの印刷情報に関する
    印刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワーク
    を介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生
    される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷
    処理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された印刷指示情報を基に、あらか
    じめ記憶された前記印刷情報の印刷実行状態を管理する
    ための管理情報を更新し、この更新された管理情報をも
    とに、前記受信ステップで受信された前記印刷情報の印
    刷処理を実行する印刷処理手段と、 この印刷処理手段での印刷処理実行時にエラーを検知す
    るエラー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき、この検
    知されたエラーに対応する処理を決定する対応処理決定
    手段と、 この対応処理決定手段で決定された対応処理を実行する
    エラー対応処理実行手段と、 このエラー対応処理実行手段で実行された対応処理内容
    をユーザに通知する通知手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 印刷情報およびこの印刷情報に関する
    印刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワーク
    を介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生
    される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷
    処理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された前記印刷指示情報に従って、
    前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理手段と、 あらかじめ記憶されたエラー検知条件をもとに、前記印
    刷処理手段での印刷処理実行時にエラーを検知するエラ
    ー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき、この検
    知されたエラーに対応する処理を決定する対応処理決定
    手段と、 この対応処理決定手段で決定された対応処理を実行する
    エラー対応処理実行手段と、 このエラー対応処理実行手段で実行された対応処理内容
    をユーザに通知する通知手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 印刷情報およびこの印刷情報に関する
    印刷指示情報を発生する端末装置と、通信ネットワーク
    を介して通信可能に接続され、前記端末装置により発生
    される前記印刷指示情報および前記印刷情報を基に印刷
    処理を行う情報処理装置において、 前記印刷指示情報と前記印刷情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段で受信された前記印刷指示情報に従って、
    前記印刷情報の印刷処理を実行する印刷処理手段と、 この印刷手段での印刷処理実行時にエラーを検知するエ
    ラー検知手段と、 このエラー検知手段でエラーが検知されたとき、予め記
    憶された前記エラーに対応した処理を実行するエラー対
    応処理実行手段と、 このエラー対応処理実行手段で実行された対応処理内容
    をユーザに通知する通知手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
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