JP2009100320A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】代替装置に最初から印刷をやり直させて後処理も行わせるのか、後処理無しに変更して印刷を続きから再開させるのかを適切に選択可能にする。
【解決手段】中断したジョブに後処理が含まれていれば(S23)、中断時までに正常に印刷された枚数pと閾値p0とを比較し(S24)、p>p0であれば「後処理有」を「後処理無」に変更し(S26)、そうでなければp=0とする(S25)。「後処理無」への変更は、自動モードの場合に限定し、この場合、手動モードに強制変更してもよい。また、自動モード且つp0<p≦p1のときのみ手動モードに強制変更し、p>p1のときには自動モードを維持して「後処理有」を「後処理無」に変更してもよい。
【選択図】図12

Description

本発明は、画像入出力機能を備えた画像形成装置及びこれが複数台ネットワークで結合された画像形成システムに係り、特に、ジョブの続行を中断させるエラーの発生に応答して代替装置に該ジョブを続行させる画像形成装置及び画像形成システムに関する。
下記特許文献1には、ジャム等のエラーが発生して印刷が中断した場合に、LANに接続された他の画像形成装置のうち印刷可能な代替候補を自動検出し、該代替候補の中の1つをユーザが選択し、これに印刷データを自動送信して印刷を続行する構成が開示されている。
特開2007−226291号公報
しかしながら、上記特許文献1には、後処理が設定されたジョブの印刷が中断した場合に、代替装置に最初から印刷をやり直させて後処理も行わせるのか、後処理無しに変更して印刷を続きから再開させるのかについては、開示されていない。
本発明の目的は、後処理が設定されたジョブの印刷が中断した場合に、代替装置に最初から印刷をやり直させて後処理も行わせるのか、後処理無しに変更して印刷を続きから再開させるのかを適切に選択可能な画像形成装置及び画像形成システムを提供することにある。
本発明の第1態様では、プロセッサと、プログラムと設定値とが格納された記憶手段と、後処理装置と、他の画像形成装置とネットワークを形成するための通信インターフェイスとを備え、該プログラムは該プロセッサに対し、ジョブを中断させるエラーの発生に応答して、該通信インターフェイスを介し、該ジョブを実行可能な他の画像形成装置に該ジョブのデータを送信させてジョブを再開させる画像形成装置において、
該設定値は閾値p0を含み、
該プログラムは該プロセッサに対しさらに、該ジョブのデータが後処理を行うことを示している場合、(a)該ジョブエラー発生時までの印刷枚数又は頁数pと該閾値p0とを比較させ、その結果に応じて、該後処理を無しに変更するか否か及び該ジョブの再開頁を決定させ、該決定に基づいて、該送信するジョブのデータを書き換えさせる。
本発明の第2態様では、第1態様において、該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p<p0であれば、該送信するジョブのデータについて、該再開頁を第1頁にさせる。
本発明による画像形成装置の第3態様では、第1又は2態様において、該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p>p0であれば、該送信するジョブのデータについて、該後処理を無しに変更させるとともに該再開頁を、印刷済みの最終頁の次の頁にさせる。
本発明による画像形成装置の第4態様では、第1態様において、操作パネルをさらに有し、
該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p>p0であれば、該操作パネル又は該通信インターフェイスを介したリモートコンソールからの入力に応じて、該後処理を無しに変更するか又は該ジョブの再開頁を第1頁にさせる。
本発明による画像形成装置の第5態様では、第1態様において、該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p>p1(p1>p0)であれば、該送信するジョブのデータについて、該後処理を無しに変更させるとともに該再開頁を、印刷済みの最終頁の次の頁にさせる。
本発明による画像形成装置の第6態様では、第5態様において、該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p0<p<p1であれば、該操作パネル又は該通信インターフェイスを介したリモートコンソールからの入力に応じて、該後処理を無しに変更するか又は該ジョブの再開頁を第1頁にさせる。
上記第1態様の構成によれば、ジョブエラー発生時までの印刷枚数又は頁数pと該閾値p0との比較結果に応じて、後処理を無しに変更するか否か及びジョブ再開頁が決定され、この決定に基づいて、送信するジョブのデータが書き換えられるので、代替装置に最初から印刷をやり直させて後処理も行わせるのか、後処理無しに変更して印刷を続きから再開させるのかを適切に選択することが可能になるという効果を奏する。
上記第2態様の構成によれば、p<p0であれば、再開頁が第1頁となるので、用紙の無駄を適切に抑制しつつ代替装置で後処理を行わせることが自動的にできるという効果を奏する。
上記第3態様の構成によれば、p>p0であれば、後処理が無しに変更されるので、用紙の無駄が多くなるのを自動的に抑制できるという効果を奏する。
上記第4態様の構成によれば、p>p0であれば、入力操作に応じて、後処理が無しに変更され又はジョブの再開頁が第1頁にされるので、用紙の無駄が多くなるのを抑制できるとともに緊急印刷に対応できるという効果を奏する。
上記第5態様の構成によれば、p>p1(p1>p0)であれば、後処理無しに変更されるので、用紙の無駄が多くなるのを自動的かつ適切に抑制できるという効果を奏する。
上記第6態様の構成によれば、p0<p<p1であれば、入力操作に応じて、後処理無しに変更するか再開頁を第1頁にするか決められるので、用紙の無駄が多くなるのを抑制でき、緊急印刷に対応できるとともに、適切な後処理有無判断の自動化が可能になるという効果を奏する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
図15は、本発明の実施例1に係る画像形成装置10のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
この画像形成装置10では、MPU11がインターフェイス12を介して、PROM13、DRAM14、操作パネル15、プリンタ16、スキャナ17、NIC18、FAXモデム19、USBポート20、トナー残量検出器21、ICカードリーダ22、電子タグリーダ23及びタイマTMに結合されている。図15では、簡単化のため、複数のインターフェイスを1つのブロックで示している。
PROM13は、例えばフラッシュメモリであり、これには、オペレーティングシステム(OS)と、OSの上層で動作する各種プログラムと、各種設定値とが格納されている。各種プログラムは、画像形成装置10を複合機として機能させるためのものであり、この機能には、コピー、スキャン、プリント、ファクシミリ送受信、電子メール送受信及びHTTP通信がある。DRAM14は、ワークエリア用である。
操作パネル15は、表示部とキー入力部とを備えており、設定情報又は指示を入力し、選択画面や設定画面などを表示させるためのものである。プリンタ16は、プリントエンジン、定着器並びに用紙の給紙部、搬送部及び排紙部を備えており、印刷データとして供給されるビットマップデータに基づきプリントエンジンの感光ドラムに静電潜像を形成し、これをトナーで現像し、用紙に転写し定着させた後に排紙する。スキャナ17は、コピー及びファクシミリ送信での画像入力用である。NIC18は、ネットワーク上のホストコンピュータ及びサーバに結合されてプリントジョブ及び消耗品発注に用いられる。FAXモデム19は、ファクシミリ送受信用である。
トナー残量検出器21は、プリンタ16用のトナーカートリッジに収容されているトナーの残量を検出してその信号を出力する。ICカードリーダ22は、所定範囲内に存在するICカードとの間で電波を介し信号を送受して、ユーザのID及びパスワード情報を読取り、これらを画像形成装置10に対する認証情報として出力する。電子タグリーダ23は、トナーカートリッジに固着された電子タグからそのIDを読み出して出力する。このIDには、トナーカートリッジの型式及びシリアル番号が含まれる。
トナー残量検出器21及び電子タグリーダ23の出力は、プログラムに従ってMPU11によりそれぞれ定期的に及びトナーカートリッジ装着時に読取られ、図2に示すようにそれぞれToner.Level及びToner.RFIDとしてDRAM14に格納される。
ポート20に接続されるUSBメモリ24Aは、例えばフラッシュメモリチップを備えている。
ホストコンピュータ25は、そのNICがハブを介してNIC18に結合されるとともに、不図示のルータを介してインターネット26に結合される。このインターネット26には、不図示のルータを介してWebサーバマシン27が結合されている。一方、画像形成装置10のFAXモデム19とWebサーバマシン27のFAXモデムとは、公衆回線網28を介して結合される。
タイマTMは、現時刻検出用及びMPU11に対するタイマ割込用である。
図14は、本発明の実施例1に係る画像形成装置のソフトウェア階層構造を示す概略ブロック図である。
OS30は、そのカーネル、例えばLinuxに、各種ハードウェアのそれぞれに対応したデバイスドライバ31が組み込まれている。
OS30の上層には、OS30内の各種機能を利用するためのAPI32を介し、ミドルウェアとしての基本サービスプログラム33が備えられている。基本サービスプログラム33は、操作パネル制御モジュール330と、画像入力モジュールとしてのスキャンモジュール331と、入力データを処理するデータ処理モジュールと、処理された画像データを出力する画像出力モジュールとしてのプリントモジュール332と、入出力モジュールとを備えている。
操作パネル制御モジュール330は、操作パネル15上に操作釦を表示させ、その押下を検出させるためのものである。入出力モジュールには、FAX送受信モジュール333、電子メール送受信モジュール334及びHTTP処理モジュール339が含まれる。データ処理モジュールには、ICカード制御モジュール335、RFID制御モジュール336、画像データのフォーマットを変換するフォーマット変換モジュール337並びに不図示の集約処理モジュール及び頁付モジュール等が含まれる。基本サービスプログラム33にはさらに、ユーティリティモジュールとして、ファクシミリ及び電子メールの宛先指定に用いられるアドレス帳モジュール338が含まれる。
基本サービスプログラム33の上層には、外部API34を介してアプリケーション35が備えられている。アプリケーション35は、外部API34を介し基本サービスプログラム33のモジュールを用いて作成されたプログラムである。アプリケーション35には、コピーモジュール350、プリントモジュール351、FAXモジュール352、電子メールモジュール353、ジョブ管理モジュール354及び操作パネルモジュール355が含まれている。例えば、コピーモジュール350は、スキャンモジュール331とプリントモジュール332とを組み合わせて構成されている。また、FAXモジュール352は、FAX送受信モジュール333とアドレス帳モジュール338とを組み合わせて構成されている。
画像形成装置10のソフトウェアはさらに、ユーザアプリケーション37に対するインタプリタである簡易テキスト言語処理プログラム38を備えている。このプログラム簡易テキスト言語処理プログラム38は、ユーザアプリケーション37の命令文を解釈し、外部API34、外部API36又はAPI32を介してそれぞれ基本サービスプログラム33、アプリケーション35又はOS30に含まれている関数を利用することにより、ユーザアプリケーション37を実行させるためのものである。
ユーザアプリケーション37は、例えばホストコンピュータ25で作成され、文法チェックされ、USBメモリ24A内にコピーされ、ポート20を介してDRAM14に読み込まれる。ユーザアプリケーション37は、前処理により、その各行に行番号が付される。図5(A)〜(C)及び図6(A)〜(C)はユーザアプリケーション37の具体例を示す。
ここで、操作パネル15上には図3(A)に示すようなメインメニュー画面が表示されており、この画面上の"USER APPLICATION"釦をタッチ(押下)すると、図3(B)の"USER APPLICATION"以外の表示及びこれに関係した処理が図1に示すフローに従って行われる。
図1は、ユーザアプリケーション37に対する簡易テキスト言語処理プログラム38の処理を示す概略フローチャートである。
この処理は、タイマ割込により、例えば20msec毎に開始される。以下、括弧内は図中のステップ識別番号である。
(S0)ユーザアプリケーション37の次処理対象行番号を示すカウンタLCを0に初期設定する。
(S1)カウンタLCが示す行をユーザアプリケーション37から読み出し、現行カウンタCLCにLCの値を代入し、現行カウンタCLCが示す行のステートメントの次のステートメントの行番号を、次行カウンタLCに代入する。ステートメントの区切り記号は、C言語と同様にセミコロン";"又は閉じ括弧"}"である。図5(A)の場合、LC=0の次はLC=1、その次は、条件文が成立しなければLC=7、成立すれば、後述のステップS10でLC=2となる。
(S2)ステップS1で読み込むべき行が存在しなかった場合には処理を終了し、存在した場合にはステップS3へ進む。
(S3)ステートメントがResetEnd文であればステップS4へ進み、そうでなければステップS7へ進む。
(S4)消耗品管理終了を示すエンドフラグEFが‘0’であればステップS1へ戻り、‘1’であればステップS5へ進む。
(S5)ResetEnd文の括弧内に記述された条件式(REC)の成否を判定し、肯定判定した場合にはステップS6へ進み、そうでなければ図1の処理を終了する。
(S6)エンドフラグEFをリセットし、操作パネル15上の、後述の発注済表示をクリアして、ステップS1へ戻る。
(S7)CLCの行が条件句であればステップS8へ進み、そうでなければステップS11へ進む。
図5(A)の場合、LC=1の行"If Toner.Level<Level.Low1 {"及びLC=2の行"Button (120, 80, 60, 30, カートリッジ発注 & CrLf & 残り& Toner.Level.ToPages & 枚) {"はいずれも条件句である。
後者は、条件句(釦句)"If Button (120, 80, 60, 30, カートリッジ発注 & CrLf & 残り& Toner.Level.ToPages & 枚) is pushed {"を省略記載したものである。この省略記載により、条件文のネスト構造が見かけ上隠蔽されるので、ユーザアプリケーション37が見易くなるとともに、ユーザアプリケーション37の作成が容易になる。
(S8)現行番号CLCの行が釦句であればその引数に基づいて釦の表示データを作成し、例えば図3(B)中の釦40のように、操作パネル15上に表示させる。
LC=2の釦句の場合、引数(120, 80, 60, 30, カートリッジ発注 & CrLf & 残り& Toner.Level.ToPages & 枚) のうち、(120, 80)は操作パネル15上での釦の左上頂点のX−Y座標であり、(60, 30)は釦の幅及び高さであり、「カートリッジ発注 & CrLf & 残り& Toner.Level.ToPages & 枚」は釦上のテキストである。ここに &は文字の連結演算子であり、 CrLfは復帰改行の制御コードを示しており、Toner.Level.ToPagesは上述のトナー残量検出値を平均印刷枚数で換算したものを示している。釦の表示データ作成処理及び表示処理は、操作パネル制御モジュール330及び操作パネルモジュール355に含まれる関数を用いて行われる。
この表示処理後に、内部フラグFを立てておき、次回以降、ステップS8でこのフラグFがセットされていればこの釦表示データ作成処理を省略する。
(S9)条件句中の条件式の成否を判定し、成立していればステップS10へ進み、そうでなければステップS1へ戻る。
(S10)次行カウンタLCの内容を、条件成立時の行番号に変更する。すなわち、LC=CLC+1とする。次に、ステップS1へ戻る。
(S11)現行番号CLCの行がEnd文であればステップS13へ進み、そうでなければステップS12へ進む。
(S12)現行番号CLCの行の内容を処理し、ステップS1へ戻る。
(S13)エンド文Endを実行して、図1の処理を終了する。すなわち、ステップS8で表示した操作パネル15上の釦をクリアし、上記内部フラグFをリセットするとともに、エンドフラグEFをセットする。
次に、図1の処理の具体例を、ユーザアプリケーション37が図5(A)に示すものである場合について説明する。なお、エンドフラグEFは‘1’に初期設定されている。
(1)タイマ割込により、まず、ステップS0でLC=0となる。ステップS1でLC=0の行ResetEnd(Toner.Level>Level.High)が読み出され、CLC=0、LC=1となる。ステップS2、S3及びS4を通ってステップS5でResetEnd文の条件式"Toner.Level>Level.High"が判定される。カートリッジ交換直後は、この条件式"Toner.Level>Level.High"が成立し、ステップS6でEF=0となる。ここに閾値Level.Highは、後述の閾値Level.Low1、Level.Low2、・・・とともに、図2に示すように予めPROM13に格納されている。
ステップS1へ戻り、LC=1の行"If Toner.Level<Level.Low1 {"が読み出され、CLC=1、LC=7となる。ステップS2、S3、S7、S8を通りステップS9で条件式"Toner.Level<Level.Low1"が否定判定されてステップS1へ戻る。ステップS1でLC=7の行が読み出され、これがNullであるので、ステップS2で肯定判定されて終了する。
(2)次のタイマ割込で、まず、ステップS0においてLC=0となる。ステップS1でLC=0の行"ResetEnd(Toner.Level>Level.High)"が読み出され、CLC=0、LC=1となる。ステップS2及びS3を通ってステップS4で肯定判定されステップS1へ戻る。ステップS1で、LC=1の行"If Toner.Level<Level.Low1 {"が読み出され、CLC=1、LC=7となる。ステップS2、S3、S7、S8を通りステップS9で条件式"Toner.Level<Level.Low1"が否定判定されてステップS1へ戻る。LC=7の行が読み出され、これがNullであるので、ステップS2で肯定判定されて終了する。
その後も、ステップS9で否定判定されればこのような処理(2)が行われる。
図4に示すように、時間の経過とともにトナー残量Toner.Levelが低下して、これが、予め設定された閾値Level.Low1未満になると、条件"Toner.Level<Level.Low1"が成立する。
(3)タイマ割込により、まず、ステップS0でLC=0となる。ステップS1でLC=0の行"ResetEnd(Toner.Level>Level.High)"が読み出され、CLC=0、LC=1となる。ステップS2及びS3を通ってS4で肯定判定されステップS1へ戻る。ステップS1で、LC=1の行"If Toner.Level<Level.Low1 {"が読み出され、CLC=1、LC=7となる。ステップS2、S3、S7、S8を通りステップS9で条件式"Toner.Level<Level.Low1"が肯定判定されてステップS10へ進む。ステップS10でLC=2となり、ステップS1へ戻る。
ステップS1で、LC=2の行"Button (120, 80, 60, 30, カートリッジ発注 & CrLf & 残り& Toner.Level.ToPages & 枚) {"
が取り出され、CLC=2、LC=7(文の区切り記号の場合には次の行)となり、ステップS2、S3及びS7を通ってステップS8で、上述のように釦40の表示データが作成されてこれが操作パネル15上に表示されるとともに内部フラグFがセットされる。まだ釦40の表示範囲(120, 80, 60, 30)内がタッチ(押下)されていないので、ステップS9で否定判定され、ステップS1へ戻る。
ステップS1で、LC=7の行Nullが取り出され、ステップS2を通って終了する。
その後も、釦40が押下されなければ、このような処理(3)が行われる。
(4)釦40が押下されると、ステップS9で肯定判定され、ステップS10でLC=3となり、ステップS1へ戻る。
ステップS1で、LC=3の行"Order (Toner.RFID To DefaultDealer)"が取り出され、CLC=3、LC=4となる。ステップS2、S3、S7及びS11を通って、ステップS12でCLC=3の行が処理される。すなわち、Toner.RFIDに含まれるトナーカートリッジ型式と、Orderには隠蔽されているユーザIDとを含むHTTPリクエストメッセージを生成して、NIC18及びインターネット26を介し、宛先DefaultDealer(例えば図2に示すhttp://km.com:80)であるWebサーバマシン27へ送信する。このメッセージのリクエスト行は例えば、
GET /cgi-bin/order.cgi?UserID=21035&Type=KM102 HTTP/1.0
である。ここにUserID=21035は、図2に示すようにPROM13に予め格納されている。また、Type=KM102は、Toner.RFIDの内容の一部であるトナーカートリッジ型式である。HTTPメッセージの送受信は、HTTP処理モジュール339及びOS30を用いて行われる。
Webサーバマシン27はこのHTTPリクエストメッセージに応答して、これに含まれるクエリ文字列UserID=21035&Type=KM102を引数とし該メッセージに含まれるパス名/cgi-bin/order.cgiのCGIプログラムを起動させる。これにより、図15に示すように、受信した日時を受注日時とし、トナーカートリッジ型式、顧客ID及び発送予定日がテーブルTBL1に記入される。顧客IDは、上記UserIDと同一である。発送予定日は、該型式をキーとして在庫データベース29を検索し、その結果得られる在庫状況に基づき決定される。テーブルTBL1内の完了フラグは、受注時にはリセットされており、発送時にこれがセットされる。
このテーブルTBL1は、顧客ID、会社名、住所、担当者名、所属部課名、電話番号、ファクシミリ番号などのフィールドを含む顧客情報テーブルTBL2とリンクされて、リレーショナルデータベースが構成される。
Webサーバマシン27は、受注日時を発注日時とし、これとトナーカートリッジの型式と発送予定日とを含むHTTPリスポンスメッセージを、テンプレートファイルに基づき生成し、画像形成装置10へ送信する。
画像形成装置10はこれに応答して、受信したメッセージの内容を、図3(C)に示すように操作パネル15に表示させる。
このようなCLC=3の行の処理が完了すると、ステップS1へ戻り、LC=4の行Endが取り出され、CLC=4、LC=7となる。ステップS2、S3、S7及びS11を通って、ステップS13でCLC=4の行Endが処理される。すなわち、操作パネル15上の釦40の表示がクリアされ、内部フラグFがリセットされるとともに、エンドフラグEFがセットされる。
これにより、トナーカートリッジを交換するまでは、タイマ割込により図1の処理が開始されても、ステップS4及びS5で共に否定判定され、図3(C)に示す如く、トナーカートリッジ発注釦40は操作パネル15に表示されず、発注済みの表示が維持される。
このような処理(4)の後に、図4に示すようにトナーカートリッジを交換すると、ResetEnd文の条件が成立して、上述の処理(1)が行われ、ステップS5からステップS6へ進み、EF=0となり、操作パネル15上の発注済みの表示がクリアされる。
トナーカートリッジの在庫があるためトナーカートリッジを発注する必要がない場合、トナーカートリッジ交換時に、上述のように電子タグリーダ23の出力が、図1とは別のプログラムに従ってMPU11によりに読取られ、これが図2に示すToner.RFIDとしてDRAM14に格納される。この際、該プログラムにより、図1のステップS13と同じ処理が行われる。これにより、次にToner.Level<Level.Low1が成立するまでトナーカートリッジ発注釦40は操作パネル15に表示されない。
本実施例1によれば、条件付リセットエンド命令ResetEndと、釦40の属性とOrder命令との組とが記述されたユーザアプリケーションを用い、簡易テキスト言語処理プログラム38に従って、条件付リセットエンド命令ResetEndの条件成否に応じ釦40のオンを検出し、該オンの検出に応答してOrder命令を実行するので、条件文が実質的にネストしていても、条件に応じてユーザインターフェイスを変更するユーザアプリケーションの構造が簡単になるという効果を奏する。
また、If文により条件文がさらにネストしても、条件に応じてユーザインターフェイスを変更するユーザアプリケーションの構造が簡単になるという効果を奏する。
また、アイコンとしての釦40の属性(120, 80, 60, 30, カートリッジ発注 & CrLf & 残り& Toner.Level.ToPages & 枚) と消耗品発注命令Order (Toner.RFID To DefaultDealer)とが対になって記述された簡単なユーザアプリケーションの該属性に基づいて操作パネル15に釦40を表示させ、そのオンの検出に応答して、該消耗品発注命令に基づきNIC18を介し消耗品発注情報を宛先へ送信させるので、簡単なユーザアプリケーションの記述により、ユーザが容易に消耗品を発注できるとともに、消耗品消耗速度が予測に反して急増し又は急減してもこれに対処できるという効果を奏する。
また釦40の属性として消耗状態の記述「残り& Toner.Level.ToPages & 枚」が含まれ、検出された消耗状態がこの記述に基づき操作パネル15に表示されるので、簡単な記述により、適切なタイミングで消耗品を発注できるという効果を奏する。
さらに、釦40の表示領域(120, 80, 60, 30)内に消耗状態が表示されるので、ユーザの操作性が向上するという効果を奏する。
また、ステップS4をステップS5の前に配置しているので、エンドフラグEFが一旦リセットされればリセットエンド命令ResetEndの条件式が判定されず、トナー残量検出値が機械的振動により変動しても、ユーザアプリケーションを複雑化させることなく釦40のオン検出を継続して行うことができるという効果を奏する。
また、消耗品発注情報の送信後に、操作パネル15上に消耗品を発注したことが表示されるので、複数のユーザによる消耗品重複発注を防止できるという効果を奏する。
さらにまた、消耗品発注情報の送信後に、操作パネル15上の釦40の表示が削除されるので、操作性が向上するとともに、誤操作や複数のユーザによる消耗品重複発注を防止できるという効果を奏する。
また、ユーザアプリケーションに含まれるエンド命令Endに基づき該削除が行われるので、簡単な記述で該削除を行わせるか否かの選択を行うことができるという効果を奏する。
またトナーカートリッジの型式が電子タグから自動的に読み出されて発注情報として用いられるという効果を奏する。
図5(B)及び(C)は、図5(A)と発注形態のみが異なるユーザアプリケーションを示す。
図5(B)の場合、カートリッジ発注処理として、
"Fax cartridgeOrderFile.pdf to アドレス帳(dealer1, fax)"が、図1のステップS12において、FAXモジュール352を用いて実行される。このステートメントにより、ファイルcartridgeOrderFile.pdfの内容が、宛先へ送信される。この宛先は、関数であるアドレス帳(dealer1,fax)の戻り値となる。アドレス帳には、宛先毎にファクシミリ番号と電子メールアドレスとが記入されており、引数faxは、引数dealer1で示されるレコードのファクシミリ番号がこの関数の戻り値となることを示している。
図5(C)の場合、カートリッジ発注処理として、"Email cartridgeOrderFile.pdf to アドレス帳(dealer1,email)"が、図1のステップS12において、電子メールモジュール353を用いて実行される。このステートメントにより、ファイルcartridgeOrderFile.pdfの内容が、宛先へ送信される。この宛先は、関数であるアドレス帳(dealer1,email)の戻り値である。引数emailは、引数dealer1で示されるレコードの電子メールアドレスがこの関数の戻り値となることを示している。
図1の処理は、消耗品発注とは無関係なユーザアプリケーションにも適用可能であり、その具体例を図6(A)〜(C)に示す。
次に、図6(A)に示すユーザアプリケーションに対する図1の処理を説明する。
(5)タイマ割込により、まず、ステップS0でLC=0となる。ステップS1でLC=0の行”Button (20, 30, 60, 30, 伝票送信) {”が読み出され、CLC=0、LC=5となる。ステップS2、S3及びS7を通って、ステップS8で図3(B)に示すような釦41が表示されるとともに、内部フラグFがセットされる。まだ釦41の表示範囲(20, 30, 60, 30)内が押下されていないので、ステップS9で否定判定され、ステップS1へ戻る。ステップS1で、LC=5の行Nullが取り出され、ステップS2を通って終了する。
その後も、釦41が押下されなければ、このような処理(5)が行われる。
(6)ユーザが画像形成装置10の原稿台に原稿を載置して釦41を押下すると、ステップS9で肯定判定され、ステップS10でLC=1となり、ステップS1へ戻る。
ステップS1で、LC=1の行"file.pdf=Scan"が取り出され、CLC=1、LC=2となる。ステップS2、S3、S7及びS11を通って、ステップS12でCLC=1の行が処理される。すなわち、スキャナ17が動作して原稿画像が読み取られ、そのデータがpdfフォーマットに変換されてfile.pdfにされる。
ステップS1へ戻り、LC=2の行"Fax file.pdf to アドレス帳(本社経理部, fax)"が読み出され、CLC=2、LC=3となる。ステップS2、S3、S7及びS11を通って、ステップS12でCLC=2の行が処理される。すなわち、アドレス帳(本社経理部, fax)の戻り値である宛先へ、ファイルfile.pdfの内容が送信される。
ステップS1へ戻り、LC=3の行"Email file.pdf to アドレス帳(佐々木太郎, email)"が読み出され、CLC=3、LC=5となる。ステップS2、S3、S7及びS11を通って、ステップS12でCLC=3の行が処理される。すなわち、アドレス帳(佐々木太郎, email)の戻り値である宛先へ、ファイルfile.pdfが電子メール送信される。例えば、ファクシミリ送信内容の控えが、自分宛へ送信される。
ステップS1へ戻り、LC=5のNull行が読み出され、ステップS2を通って図1の処理を終了する。釦41は、操作パネル15上に表示されたままである。
図6(B)の場合、上述と同じ処理が行われ、電子メール送信後にさらに、End文が処理されて、ステップS13で操作パネル15上の釦41の表示がクリアされ、内部フラグFがリセットされるとともに、エンドフラグEFがセットされる。
図6(C)の場合、図6(B)の処理の前に、ステップS12においてCLC=1の行"ResetEnd(ICcardID=KM01)"が処理される。すなわち、ユーザのICカード24Bに格納されている、ユーザIDとパスワードを暗号化したものとが、電波を介してICカードリーダ22により読み出される。そして、PROM13に登録されている、ユーザIDと例えば2回暗号化されているパスワードとが読み出され、後者が1回復号され、両者が照合される。両者のそれぞれが一致し、かつ、ユーザIDが、"ICcardID=KM01"のKM01と一致すれば、すなわちIDがKM01のユーザ認証が成功すれば、ResetEnd文の条件が成立したことになり、ステップS5で肯定判定され、ステップS6でEF=0となる。その後、図6(B)の場合と同じ処理が行われる。
前記ユーザ認証が失敗した場合には、ステップS5で否定判定されて図1の処理が終了し、釦41が操作パネル15上に表示されない。
したがって、特定のユーザのみに対し、毎回、操作パネル15上に釦41が表示されて上述のシーケンス処理が行われ、処理が終わると釦41が操作パネル15上から消失する。すなわち、簡単なユーザアプリケーションにより、ユーザ毎のユーザインターフェイスを構成できるという効果を奏する。
次に、印刷中にジャムや用紙無し等のエラーが発生して印刷が中断した場合、他の画像形成装置に印刷を続行させる処理を、本発明の実施例2として説明する。
図7は、画像形成システムの概略ブロック図であり、このシステムでは、社内のLAN26Lに、m台の画像形成装置101〜10mとn台のホストコンピュータ251〜25nとがピア・ツー・ピアで結合されている。
ホストコンピュータ251は、画像形成装置101〜10mの状態を管理するサーバとしても機能し、その記憶装置には、図8(A)に示すような装置切換テーブルTBL3が格納されている。このテーブルは、画像形成装置にエラーが発生して印刷が中断した場合に、他のどの画像形成装置で印刷続行が可能であるか否かを示すためのものである。装置切換テーブルTBL3には、各画像形成装置について、その装置ナンバーと、装置名と、カラー印刷、後処理、用紙サイズ及び用紙の種類等に関する装置特性と、後述の装置選択既定優先順とのフィールドを含んでいる。
各装置特性のフィールドは、その機能有無(Yes/No)と機能実行可否(Enable/Desable)とのサブフィールドを含んでおり、図8(A)ではそれぞれ、Y(Yes)/N(No)とEN(Enable)/DE(Desable)の2値で表している。例えばカラー印刷機能を有しているがカラートナーがエンプティであればこの特性の状態は(Y,DE)となる。また、A3用紙を印刷する機能を有しているがその給紙カセットに用紙が入っていなければこの特性の状態は(Y,DE)となる。装置特性は、人為的に定めたものでも良く、例えば光沢紙の使用を認めているが、予め定められた光沢紙用給紙カセットにこれが入っていない場合には、この特性が(Y,DE)となる。
装置ナンバー、装置名、各装置特性の機能有無及び装置選択既定優先順の値については、ホストコンピュータ251の管理者が対話的に装置切換テーブルTBL3に記入する。
各装置特性の機能実行可否の値EN/DEを自動更新するために、図7において、画像形成装置101〜10mのそれぞれに、状態検出部と、この状態検出部で検出された状態をデータベースに格納して管理するSNMPエージェントが格納され記憶装置とが備えられている。一方、ホストコンピュータ251の記憶装置には、各SNMPエージェントと通信を行うSNMPマネージャと、このマネージャが受信したデータを用いて装置切換テーブルTBL3を更新するための管理プログラムとが格納されている。これらSNMPエージェント、SNMPマネージャ及び管理プログラムは、それぞれ対応する装置において、バックグランドで動作している。
例えば、ある画像形成装置でステープルがエンプティになったことが検出された場合、この状態変化がこの装置のSNMPエージェントからホストコンピュータ251のSNMPマネージャに通知され、ホストコンピュータ251の管理プログラムがこれに応答して、その状態変化を装置切換テーブルTBL3に書き込む。この装置切換テーブルTBL3は、消耗品管理にも用いることができる。換言すれば、既存の消耗品管理テーブルを拡張して装置切換テーブルTBL3の内容を含むようにすることにより、本実施例の装置切換テーブルTBL3として用いることができる。
画像形成装置101〜10nの各々の記憶装置には、ホストコンピュータ251に格納されている装置切換テーブルTBL3のコピーが、後述の通信を介して格納される。ここで例えば、画像形成装置101に格納された装置切換テーブルのコピーを、TBL3−101と表記する。
エラーにより印刷が中断した場合、他のどの画像形成装置で印刷を続行させるべきかの選択は、画像形成装置の設置位置、印刷条件、印刷の緊急性及びユーザの性格等により異なる。一方、画像形成装置10に備えられた操作パネル15は、一般に小型であるので、操作パネル15上で複数の操作を行うのは煩雑である。また、他の代替装置を選択するときの優先順を各ユーザが指定しなければならないとすれば、エラー時切換プログラムの利用率が低くなる。
そこで、本実施例2では、各装置について、他の代替装置を選択するときの既定優先順を、装置切換テーブルTBL3に記入している。この既定優先順は、装置毎のユーザグループに共通の設定である。
また、ユーザ毎にこの選択を容易に変更できるようにするために、図11(A)〜(D)に示すようなHandleError命令を、ユーザアプリケーションで使用可能にしている。この命令は、エラーが発生して印刷が中断したときに、ユーザIDに応じてどのように対処すべきかを規定するものである。
HandleError命令の第1パラメータは、個人又は部課等のグループのユーザIDである。図11(A)〜(D)において、ユーザIDは4桁又は2桁であり、4桁の場合、上位2桁はグループを示し、2桁の場合、グループを示す。
第2パラメータは、代替印刷モードであり、図11(A)及び(C)のHandleError命令は、このモードが手動である場合、図11(B)及び(D)のHandleError命令は、このモードが自動である場合を示す。
図11(C)及び(D)に示す第3パラメータは、図8(A)の装置切換テーブルTBL3の装置ナンバーを選択的かつ優先順に記述したものであり、ユーザIDが1038のユーザについてはそれぞれ、モードが手動及び自動で、装置切換テーブルTBL3の装置選択既定優先順の替わりに、優先順8;9;1;5及び8;9;1;5;2;3が適用されることを示す。
図11(C)の場合、装置ナンバー8、9、1、5の装置のうち、実行可能なもののみに対応して、図11(E)に示すように、操作パネル15上に例えば切換釦42〜44がこの装置選択優先順に表示され、さらにエントリ釦45とキャンセル釦46とが表示される。図11(D)の場合、装置ナンバー8,9,1、5、2、3の装置のうち、実行可能な且つこの順で最初に検出されたレディ状態の画像形成装置が、代替装置として用いられる。レディ状態の装置がなければ、実行可能な且つこの順で最初に検出されたビジー状態の装置が、代替装置として用いられる。図11(F)は、自動モードの場合の操作パネル15の表示画面を示す。
HandleError命令は、簡易テキスト言語処理プログラム38における図1のステップS12において、図9に示すようなエラーハンドルテーブルTBL4の自動編集に用いられる。すなわち、HandleError命令中のユーザIDが、エラーハンドルテーブルTBL4上に存在すれば、そのレコードがこの命令のパラメータで上書きされ、存在しなければこのパラメータが新たなレコードとしてエラーハンドルテーブルTBL4に追加される。エラーハンドルテーブルTBL4は、画像形成装置101〜10mのそれぞれに独自のものであり、対応する画像形成装置のPROM13に格納される。
ユーザは、HandleError命令を用いずにエラーハンドルテーブルTBL4を直接書き換えることも可能である。しかし、ホストコンピュータでHandleError命令を記述し、これをUSBメモリ24A又はICカード24Bに格納させ、簡易テキスト言語処理プログラム38により画像形成装置のPROM13内のエラーハンドルテーブルTBL4を自動編集させる方が、容易かつ迅速である。
図10は、印刷を中断させるエラーイベントが発生することによりその画像形成装置で開始される処理を示すフローチャートである。以下、装置ナンバーが1である画像形成装置101でエラーが発生したとする。
(S20、S21)エラー発生時にスキャン未了の原稿が残っていれば、ステップS21でそのスキャンを行う。このスキャンは、ステップS22以下の処理と並行して行われる。
(S22)画像形成装置101は、装置切換テーブルTBL3−101の更新日時をホストコンピュータ251へ送信する。
ホストコンピュータ251はこれに応答して、この更新日時が装置切換テーブルTBL3のそれと同じであれば、その旨を画像形成装置101に通知し、その前であれば装置切換テーブルTBL3を画像形成装置101に送信する。画像形成装置101は、このテーブルでテーブルTBL3−101を上書きすることにより更新する。
(S23)中断したジョブに、ステープル止め又はパンチによる穴開けなどの後処理が含まれていれば、ステップS24へ進み、そうでなければステップS27へ進む。
(S24)中断時までに正常に印刷された枚数pが閾値p0以下であればステップS25へ進み、そうでなければステップS26へ進む。ここに閾値p0は、画像形成装置101〜10mのうち後処理機能を備えた装置の記憶装置のそれぞれに格納されている(図8(B))。
(S25)印刷済頁pを0にしてステップS27へ進む。
(S26)このジョブデータに含まれる「後処理有」を「後処理無」に変更する。これにより、次のステップS27での候補が変わる場合がある。
(S27)画像形成装置101は、装置切換テーブルTBL3−101と、現ジョブを実行させているユーザのIDを持った、エラーハンドルテーブルTBL4中のレコードと、現ジョブの設定値とに基づき、実行可能な装置名を候補として選択する。このIDは、例えば実施例1で述べたICカード24Bから読み出されて認証され、DRAM14に一時記憶されたものである。
例えばこのレコードが命令"HandleError (1038, Manual)"に対応したものである場合、すなわち第3パラメータが無い場合、図8(A)のNo=1のレコードに含まれる装置選択既定優先順"2;3;6;9;..."が適用され、No.=2、3、6、9、...の装置のうち、現ジョブを実行可能なものが全て候補として選択される。また、このレコードが命令"HandleError (1038, Manual, 8;9;1;5)"に対応したものである場合、すなわち第3パラメータが有る場合、この個別優先順"8;9;1;5"が適用され、装置切換テーブルTBL3中のNo.=8、9、1、5の装置のうち、現ジョブを実行可能なものが全て候補として選択される。例えば現ジョブがカラー印刷で光沢紙を使用する設定になっている場合、カラー印刷機能及び光沢紙選択機能の状態が共に(Y,EN)でなければ、その装置は選択されない。
(S28)ステップS27で選択された各候補に対し、NIC18を介してレディ状態であるか否かを問い合わせる。
(S29)自動モードであればステップS30へ進み、そうでなければステップS31へ進む。
(S30)ステップS28でレディ状態の候補があると判定した場合には、そのうち最も優先順の高いものを、代替装置と決定する。レディ状態の装置が無ければ、ステップS27で選択した装置のうち、優先順の最も高いものを代替装置と決定する。次にステップS34へ進む。
(S31)ステップS28でレディ状態と分かった候補に対応する切換釦を、装置選択優先順に、操作パネル15上に表示させ、これに続いて、次にステップS27で実行可能と判定された装置のうちレディ状態のものを除いたものに対応する切換釦を、装置選択優先順に、操作パネル15上に表示させる。操作パネル15上の優先順は、レディ状態及びそうでないもののグループのそれぞれについて、例えば上の行であるほど優先順が高く、同一行の場合は左側であるほど優先順が高いとする。また、レディ状態とそうでないものとの切換釦のバックグランドカラーを変える。例えば、レディ状態の切換釦のバックグランドカラーを緑色とし、そうでないもののバックグランドカラーを白色とする。
これにより、ユーザは、選択候補が多数存在しても容易迅速に、適当な代替装置に印刷続行を切り換えることが可能となる。
なお、バックグランドカラーを変えずに、レディ状態であることを示す文字を切換釦又はその横に記載する構成であってもよい。
また、ステップS27で実行可能と判定された装置に対応する切換釦を装置選択優先順に、操作パネル15上に表示させ、そのうちレディ状態に対応する切換釦を、他のものと異なるバックグランドカラーにし又はレディ状態であることを示す文字を切換釦又はその横に記載する構成であってもよい。
(S32)ユーザは、画像形成装置101の操作パネル15上に表示された切換釦のうち、適当なものを1つ選択する。選択された釦は、その表示が押下状態となり又はバックカラーが非選択のものと異なるものにされる。ユーザは次いで、エントリ釦45を押下することにより、この選択を確定させる。ユーザは、この選択を行わずに、エラー原因を解消させ、例えば用紙なしエラーの場合に用紙を補給してエラー解消させ、図11(D)のキャンセル釦46を選択して、代替装置への切換を解除することもできる。
(S33)切換が解除された場合には、図10の処理を終了して、画像形成装置101で印刷を続行させ、そうでなければステップS34へ進む。
(S34)(p+1)枚目からの印刷データと、このジョブの画像形成装置101での設定データとをジョブデータとして、決定した代替装置へ送信する。なお、(p+1)枚目からの印刷データの替わりに、1頁目からの印刷データと印刷開始頁を(p+1)枚目の頁とする情報とを送信してもよい。
(S35)自動モードの場合には、図11(F)に示すように、どの代替装置に自動切換えしたかを示す情報を操作パネル15上に表示させる。Auto/手動モードに依らず、中断したジョブを代替装置が実行中であるかウエイト状態であるか実行完了であるかなどの状態を、操作パネル15上に表示させる。この状態は、NIC18を介し代替装置と通信を行って取得する。
本実施例2によれば、ジョブを中断させるエラー発生に応答して、テーブルTBL4中の、該ジョブのユーザIDに対応した装置選択優先順に基づき、ジョブを実行可能な画像形成装置がテーブルTBL4から選択され、自動モードの場合、この選択に基づいてジョブを続行させる画像形成装置が決定されるので、ユーザに応じて適切な代替装置を自動的に選択することが可能となるという効果を奏する。手動モードの場合、この選択に基づき、ジョブを続行させる画像形成装置の候補に対応したアイコンが、操作パネル15上に装置選択優先順に配置されて表示され、選択されたアイコンに対応した画像形成装置でジョブが続行されるので、該候補が多くても、ユーザに応じて適切な代替装置を容易に選択することが可能となるという効果を奏する。
また、該ジョブのユーザIDがテーブルTBL4に含まれていない場合、テーブルTBL3中の既定の装置選択優先順が、該ユーザIDに対応した装置選択優先順とみなされるので、ユーザは必ずしも装置選択優先順をテーブルTBL4に記入する必要が無く、ユーザの負担が低減するという効果を奏する。
さらに、選択された画像形成装置に対しレディ状態であるか否かの問い合わせが行われ、自動モードの場合、レディ状態の画像形成装置のうち該装置選択優先順が最も高いものが、該ジョブを続行させる画像形成装置と決定されるので、より適切な代替装置を自動的に選択することが可能となるという効果を奏する。手動モードの場合、レディ状態の候補に対応したアイコンの背景色が、レディ状態でない候補に対応したアイコンの背景色と異なるので、より適切な代替装置をより容易迅速に選択することが可能となるという効果を奏する。手動モードの場合、背景色をこのように異ならせる替わりに、レディ状態の候補に対応したアイコンの上又は傍に、レディ状態であるか否かの表示を文字や図形で行っても同様の効果が得られる。
また、レディ状態である画像形成装置が存在しなくても、自動モードの場合、選択された画像形成装置のうち該装置選択優先順が最も高いものが、該ジョブを続行させる画像形成装置と決定されるので、より適切な代替装置を自動的に選択することが可能となるという効果を奏する。
さらに、エラー発生に応答して、装置選択優先順を含むエラーハンドル命令に基づき、ジョブを続行させる画像形成装置又はその候補が決定されるので、簡単なユーザプログラムにより、ユーザに応じて適切な代替装置を容易に又は自動的に選択可能となるという効果を奏する。
上記実施例2において、閾値p0を大きくすれば用紙の無駄が多くなり、小さくし過ぎると、手動で後処理しなければならなくなる場合が多くなり、緊急印刷の場合に困る。
そこで、本発明の実施例3では、図10のステップS24とステップS26との間に、図12(A)に示す処理を追加する。
(S36)自動モードの場合、ステップS37へ進み、手動モードの場合、図10のステップS27へ進む。
(S37)モードを手動に変更し、操作パネル15上に、後処理無しに変更するか否かを選択させる釦を表示させる。図12(B)では、該釦として、後処理有釦47と後処理無釦47とが表示される場合を示している。この時点では、図12(B)中の切換先釦42〜44及びキャンセル釦46は表示されていない。
(S38)ユーザは、この表示を見て、両釦の一方を選択する。選択された釦は、その表示が押下状態となり又はバックカラーが非選択のものと異なるものにされる。ユーザは次いで、エントリ釦45を押下することにより、この選択を確定させる。
(S39)後処理有り(変更無し)の釦47が選択された場合には図10のステップS25へ進み、無しの釦48が選択された場合には図10のステップS26へ進む。なお、釦47及び48の替わりに1つの後処理有無のトグル釦を表示させ、その状態を、エントリ釦45のオン時に判定することにより、後処理有無の選択を判定する構成であってもよい。
このような処理により、閾値p0を比較的小さくして用紙の無駄を省くとともに、p>p0と判定された場合にはユーザの判断に任せて緊急印刷時に対処できるという効果を奏する。
上記実施例3において、閾値p0を比較的小さくして用紙の無駄を省くとともに、できるだけ手動に強制切換されないようにした方が好ましい。
そこで、本発明の実施例3では、図10のステップS24とステップS26との間に、図12(C)に示す処理を追加する。
(S36)自動モードの場合、ステップS3Aへ進み、手動モードの場合、図10のステップS27へ進む。
(S3A)p>p1であれば図10のステップS26へ進み、そうでなければステップS37進む。その後は図12(A)の場合と同一であるp1はp1>p0なる第2の閾値であり、p0とともにPROM13に予め格納されている。例えば、p0=2、p1=5である。
このような処理により、閾値p0を比較的小さくして用紙の無駄を省くとともに、p>p1と判定された場合には自動的に後処理無しに変更されて自動モードが維持され、p0<p≦p1の場合のみユーザが判断すればよいという効果を奏する。
上記実施例2〜4では、装置切換テーブルTBL3を管理サーバが管理する場合を説明したが、画像形成装置101〜10mの記憶装置のそれぞれに装置切換テーブルTBL3の対応するレコードを格納しておく構成であってもよく、これを本発明の実施例5として説明する。
この実施例5では、図10のステップS22〜S28の替わりに、図13(A)に示す処理を行う。
(S40)図10のステップS23〜S26の処理を行う。この場合、図12(A)又は(C)でその一部を上述のように置換してもよい。
(S41)例えば画像形成装置101でエラーが発生したときに、図13(B)に示すように、そのジョブの設定データを他の画像形成装置102〜10nにブロードキャストする。この設定データには、装置切換テーブルTBL3の装置機能有無(Y/N)に対応する情報が含まれている。
(S42)受信した各画像形成装置は、この設定データに基づき、このジョブを実行可能か否かを判定し、肯定判定した場合には、実行可能であることを示す情報と、レディ状態であるか否かの情報とを、回答として画像形成装置101へ送信する。画像形成装置101は、所定時間以内に受信したこれらの回答を、DRAM14に一時記憶する。次に、図10のステップS29へ進む。
他の処理は、実施例2〜4のいずれかと同一である。
本実施例5によれば、装置選択優先順で指定された画像形成装置のそれぞれにジョブの設定情報が送信され、これを受信して該ジョブを実行可能と判定した画像形成装置から、レディ状態であるか否かの情報を受信し、他の点は実施例2〜4のいずれかと同一であるので、各画像形成装置にテーブルTBL3を備えていなくても、ユーザ及び条件に応じて適切な代替装置を自動的に又は手動で容易に選択することが可能となるという効果を奏する。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、複数のアプリケーションプログラムを記述し、又は、1つのアプリケーションプログラム中に条件句と処理命令文との組を複数記述することにより、図3(B)の表示画面に3以上の釦を表示させて、このメニューだけで日常業務を処理できるようにしてもよい。
また、ユーザアプリケーションは入力インターフェイスを介して画像形成装置に格納されればよく、フラッシュメモリカード等の他のリブーバブルメモリや通信手段の入力インターフェイスを介する構成であってもよい。
さらに、図10のステップS34において、ブロードキャストする替わりに、他の画像形成装置毎にアドレス指定してジョブの設定データを送信する構成であってもよい。
また、操作パネル15に表示させるアイコンの形状は釦に限定されず、様々な形状のアイコンを用いてもよい。
また、上記p0、p1及びpの単位は、枚数の替わりに頁数であってもよい。
さらにまた、操作パネル15の替わりに、画像形成装置の通信インターフェイスを介して結合されたコンピュータシステムの対話型入出力装置、すなわちリモートコンソールを用いる構成であってもよい。この場合、アイコンは例えばマウスのクリックによりオンにされる(選択される)。
本発明の実施例1に係る画像形成装置に格納されている、ユーザアプリケーションに対する簡易テキスト言語処理プログラムの処理を示す概略フローチャートである。 この画像形成装置のPROM及びDRAMに格納されているデータの一部説明図である。 (A)は該画像形成装置の操作パネル上のメインメニュー画面を示す図であり、(B)は(A)の"USER APPLICATION"釦を選択したときに表示されるメニュー画面を示す図であり、(C)は(B)の釦40を選択した後の画面を示す図である。 時間の経過に対するトナー残量のグラフを示す、図1の処理説明図である。 (A)〜(C)はトナーカートリッジ発注に関するユーザアプリケーションの具体例を示す図である。 (A)〜(C)は伝票のスキャン、ファクシミリ送信及び電子メール送信に関するユーザアプリケーションの具体例を示す図である。 本発明の実施例2に係る画像形成システムの概略ブロック図である。 (A)は装置切換テーブルの説明図、(B)は後処理が有る場合に最初から印刷を再開するか否かを判断するための、中断時までに正常に印刷された枚数の閾値を示す図である。 ユーザID別に自動/手動切換モードと装置選択優先順とが記入されるエラーハンドルテーブルの説明図である。 印刷を中断させるエラーイベントが発生することによりその画像形成装置で開始される処理を示すフローチャートである。 (A)〜(D)はそれぞれパラメータが異なるHandleError命令を示す図であり、(E)及び(F)はそれぞれ切換が手動モード及び自動モードである場合の操作パネル表示画面を示す図である。 (A)及び(B)は本発明の実施例3に係り、(A)は図10のステップS30の替わりに用いられる処理を示す部分フローチャートであり、(B)は切換が手動モードである場合の操作パネル表示画面を示す図であり、(C)は本発明の実施例4に係り、図10のステップS30の替わりに用いられる処理を示す部分フローチャートである。 本発明の実施例5に係り、(A)は図10のステップS22〜S32の替わりに用いられる処理を示す部分フローチャートであり、(B)は画像形成システムの概略ブロック図である。 該画像形成装置のソフトウェア階層構造を示す概略ブロック図である。 該画像形成装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
符号の説明
10、101〜10m 画像形成装置
11 MPU
12 インターフェイス
13 PROM
14 DRAM
15 操作パネル
16 プリンタ
17 スキャナ
18 NIC
19 FAXモデム
20 ポート
21 トナー残量検出器
22 ICカードリーダ
23 電子タグリーダ
24A USBメモリ
24B ICカード
25、251〜25n ホストコンピュータ
26 インターネット
26L LAN
27 Webサーバマシン
28 公衆回線網
30 OS
31 デバイスドライバ
32 API
33 基本サービスプログラム
330 操作パネル制御モジュール
331 スキャンモジュール
332 プリントモジュール
333 FAX送受信モジュール
334 電子メール送受信モジュール
335 ICカード制御モジュール
336 RFID制御モジュール
337 フォーマット変換モジュール
338 アドレス帳モジュール
339 HTTP処理モジュール
34、36 外部API
35 アプリケーション
350 コピーモジュール
351 プリントモジュール
352 FAXモジュール
353 電子メールモジュール
354 ジョブ管理モジュール
355 操作パネルモジュール
37 ユーザアプリケーション
38 簡易テキスト言語処理プログラム
40、41 釦
42〜44 切換釦
45 エントリ釦
46 キャンセル釦
47 後処理有釦
48 後処理無釦
TBL1、TBL2 テーブル
TBL3 装置切換テーブル
TBL4 エラーハンドルテーブル

Claims (9)

  1. プロセッサと、プログラムと設定値とが格納された記憶手段と、後処理装置と、他の画像形成装置とネットワークを形成するための通信インターフェイスとを備え、
    該プログラムは該プロセッサに対し、ジョブを中断させるエラーの発生に応答して、該通信インターフェイスを介し、該ジョブを実行可能な他の画像形成装置に該ジョブのデータを送信させてジョブを再開させる画像形成装置において、
    該設定値は閾値p0を含み、
    該プログラムは該プロセッサに対しさらに、該ジョブのデータが後処理を行うことを示している場合、(a)該ジョブエラー発生時までの印刷枚数又は頁数pと該閾値p0とを比較させ、その結果に応じて、該後処理を無しに変更するか否か及び該ジョブの再開頁を決定させ、該決定に基づいて、該送信するジョブのデータを書き換えさせる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p<p0であれば、該送信するジョブのデータについて、該再開頁を第1頁にさせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. 該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p>p0であれば、該送信するジョブのデータについて、該後処理を無しに変更させるとともに該再開頁を、印刷済みの最終頁の次の頁にさせる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 操作パネルをさらに有し、
    該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p>p0であれば、該操作パネル又は該通信インターフェイスを介したリモートコンソールからの入力に応じて、該後処理を無しに変更するか又は該ジョブの再開頁を第1頁にさせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 該操作パネル又は該通信インターフェイスを介したリモートコンソールからの入力は、該操作パネル又は該リモートコンソールの画面に表示された、後処理無しに変更するか否かを選択させるアイコンのオンに基づくものであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p>p1(p1>p0)であれば、該送信するジョブのデータについて、該後処理を無しに変更させるとともに該再開頁を、印刷済みの最終頁の次の頁にさせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 該プログラムは該プロセッサに対し、処理(a)において、p0<p<p1であれば、該操作パネル又は該通信インターフェイスを介したリモートコンソールからの入力に応じて、該後処理を無しに変更するか又は該ジョブの再開頁を第1頁にさせる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 該操作パネル又は該通信インターフェイスを介したリモートコンソールからの入力は、該操作パネル又は該リモートコンソールの画面に表示された、後処理無しに変更するか否かを選択させるアイコンのオンに基づくものであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. ネットワークに、請求項1乃至8のいずれか1つに記載の画像形成装置が、ビア・ツー・ピアで3台以上結合されていることを特徴とする画像形成システム。
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