JP3962437B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置及びその制御方法に関し、例えば印刷ジョブを順次記憶し、記憶された印刷ジョブを順次印刷装置に出力する情報処理装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータをネットワークにより接続し、様々な周辺機器を共有して利用する接続形態が一般的になっている。特に、プリンタを複数のユーザーで共有する接続形態が多い。
【0003】
また、プリンタを共有する場合には、プリントを行うデータを一旦プリンタサーバと呼ばれる記憶装置に一時的に保存し、プリンタサーバが順次プリントを行うシステムが提案されている。
【0004】
以下にプリンタサーバを含むプリントシステムの動作の概略を述べる。
【0005】
図4は一般的なプリンタサーバ、プリンタを含むネットワークにより接続されるシステムを示している。
【0006】
ホストコンピュータ(クライアント)201、202、203はそれぞれ文書や図形などのプリント用書類データを作成/編集、保存する機能を持ち、プリント用データをユーザーの指定に従ってネットワーク250を介してユーザー名、プリント用書類名などの情報と共にプリンタサーバ210に転送することが出来る。
【0007】
またプリンタサーバ210は、ホストコンピュータ201〜203と同様、一般的なパーソナルコンピュータなどであり、プリント受信タスク、プリント制御タスクと呼ばれる2つのプログラムを常時動作させていることになる。これら2つのプログラムはプリンタサーバ210が起動されると同時に起動される。
【0008】
プリント受信タスクはクライアント側のコンピュータから送信される文書データ(印刷データ)を受信し、受信時刻、文書データの文書名、文書データを送信したユーザー名などと共にハードディスク上の文書データ保存領域に文書データファイルとして保存する。
【0009】
図2はプリント受信タスクの処理手順を示すフローチャートである。以下、同図に従ってプリント受信タスクの動作の流れを説明する。
【0010】
プリント受信タスクが起動されると(ステップS320)、プリント受信タスクはホストから文書データの送信要求があるかどうか判断し、送信要求がない場合には文書データ送信要求があるまで待ち続ける(ステップS321)。文書データ送信要求があったら次のステップに進む。
【0011】
文書データ受信可能状態でない場合(ステップS322)、ホストに対して文書データが受信できる状態でないことを通知する(ステップS325)。
【0012】
文書データ受信可能状態である場合にはホストに対して文書データが受信できる状態であることを通知し(ステップS323)、ホストから送信された文書データを受信する。受信した文書データをその文書データの文書名、文書データを受信した受信時刻と共にハードディスク212の文書データ保存領域に保存する(ステップS324)。そして、文書データの保存が終了したら最初のステップに戻る。以上がプリント受信タスクの動作である。
【0013】
次に、プリント制御タスクについて説明する。プリント制御タスクはプリンタ212の状態を検知し、プリント可能な状態であれば文書データ(印刷データ)保存領域に保存されているプリント待ち文書データファイルのうち最も受信時刻が早い文書データファイルを選択し、プリンタ212に送信する。その文書データの全データの送信を終了したらその文書データファイルを削除する。このプリント制御タスクを図3のフローチャートにしたがって説明する。
【0014】
プリント制御タスクが起動されると(ステップS300)、プリント制御タスクは常時文書データ(印刷データ)保存領域にプリント待ち文書データファイルが保存されているかどうかチェックする。プリント受信タスクによりプリント文書データが受信され、文書データ保存領域にプリント待ち文書データファイルが保存されたら次のステップに進む(ステップS301)。
【0015】
文書データ保存領域に保存されている文書データファイルのうち最も受信時刻の早い文書データファイルを選択し、プリンタ212に文書データを送信する(ステップS302)。
【0016】
プリンタ212へ文書データ送信中にはプリント制御タスクは常時プリンタ212にエラーが発生していないかチェックし(ステップS303)、エラーが発生していたらエラー状況を文書データ送信者(ホスト)に対して通知し(ステップS306)、エラーが解除されるまで待つ。エラーが発生していなければ送信中の文書データのデータ送信終了まで待つ(ステップS304)。
【0017】
送信中の文書データのデータ送信が終了したらデータ送信が終了した文書データファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS301に戻る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
さて、上記のような現状のプリンタサーバにおいては、プリンタサーバが文書データを受信した受信時刻順に順次文書データをプリンタに送信するため以下のような問題があった。
【0019】
i.プリンタに発生したエラー(例えば解析不能の制御コードが含まれている場合など)によりプリントが出来なかった場合には、ほかにプリント可能な文書データが存在する場合でもエラーの発生した文書データのプリントが終了するまでは他の文書データのプリントが行えない。
【0020】
ii.このためエラーが解除されるまではすべての文書データはプリントできず、発生した一つのエラーにより全てのユーザーがプリントを行えなくなる。
【0021】
【問題を解決するための手段】
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、1つの印刷ジョブに対する意図された通りの印刷結果が得られず、それ以上の処理を行なえない場合であっても、そのときの印刷装置の状態で印刷できる他の印刷ジョブに関しては積極的に印刷処理を行なわせることを可能ならしめる情報処理装置及びその制御方法を提供しようとするものである。
【0022】
この課題を解決するため、例えば本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。すなわち、
複数の印刷ジョブを記憶可能な記憶手段と、
該記憶手段に記憶された印刷ジョブの1つを選択する選択手段と、
印刷装置における状態が前記選択手段で選択した第1の印刷ジョブの印刷条件を満たすか否か判断することで、前記選択した第1の印刷ジョブが印刷可能かどうかを判断する第1の判断手段と、
該第1の判断手段で印刷不可であると判断した場合、前記第1の印刷ジョブを保留状態にし、前記第1の判断手段による未判断の他の第2の印刷ジョブを前記選択手段で選択させ、前記第1の判断手段を行わせる第1の制御手段と、
前記第1の判断手段により、前記選択手段で選択した前記第2の印刷ジョブが印刷可能であると判断した場合、選択した前記第2の印刷ジョブの印刷処理を開始した後、当該第2の印刷ジョブの印刷中に印刷処理の続行不可のエラーが発生したか否かを判断する第2の判断手段と、
該第2の判断手段で前記第2の印刷ジョブに関する印刷処理の続行不可のエラーが発生したと判断した場合には、処理中の前記第2の印刷ジョブを保留状態にし、前記第1の判断手段による未判断の他の第3の印刷ジョブを前記選択手段で選択させて前記第1の判断手段を行わせ、一方、前記第2の判断手段で前記第2の印刷ジョブに関する印刷処理の続行不可のエラーの発生がないと判断して印刷処理が終了した場合には、前記第1の判断手段で印刷不可と判断され前記第1の制御手段によって保留状態になった前記第1の印刷ジョブを前記選択手段において再度選択するよう制御する第2の制御手段とを備える。
【0023】
また、本発明の好適な実施形態に従えば、前記情報処理装置は、ネットワークに接続され、前記印刷情報は前記ネットワーク上のクライアント装置から受信することが望ましい。これによって、多くのユーザに対して、良好な印刷環境を提供することが可能になる。
【0024】
また、前記第1、第2の判断手段で、意図した結果を得ることができないと判断した場合、当該印刷ジョブを送出してきたクライアントに対して印刷不可を示す情報を通知する通知手段を更に備えることが望ましい。
【0028】
また、前記印刷装置は、ネットワークの1ノードとして接続されても、情報処理装置の所定のインターフェースに直接的に接続されていても良い。
【0029】
また、1つの印刷ジョブに対する出力が完了した場合、記憶されている出力が完了したジョブを削除する削除手段を更に備えることが望ましい。
【0030】
また、印刷ジョブが受信した順に記憶され、前記選択手段は受信した順に選択することが望ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【0032】
ネットワークによりプリンタサーバを含む複数の機器を接続したシステムは図4と同じであり、動作もほぼ同じである。つまり、プリンタサーバを含んだシステムにおいてプリントを行う場合、ホストコンピュータにより作成された文書をネットワーク経由でプリンタサーバに送信し、プリンタサーバで一時的に保存し、プリンタサーバで受信した受信時刻が早いプリント文書データから順にプリンタに送信する。プリンタではそれを受けてプリントを行う。
【0033】
図4において201、202、203はそれぞれ文書の作成・保存・編集を行うためのアプリケーションを実行し、文書データをプリンタサーバ211に対して送信するホストコンピュータ、211はホストコンピュータ210、202、203により受信された文書データを受信して保存し、プリンタ212に送信するプリンタサーバ、212はプリンタサーバ211から送信された文書データを受信し、画像形成可能なディジタルデータに変換し、画像の形成を行うプリンタ、250はホストコンピュータ201、202、203、プリンタサーバ211、プリンタ212を互いに接続し、文書データや各機器の動作状況などを通信する通信経路であるところのネットワークである。
【0034】
実施形態におけるプリンタサーバ211の内部は図5に示すブロック図の様に構成されている。図示において、120はプログラムを動作させプリンタサーバ211全体を制御するCPU、121はブートプログラム等を記憶しているROM、122はCPUのワークエリアやプリンタサーバとして機能するためのプログラムを展開するRAMである。123はキーボードやポインティングデバイスからなる入力装置、124はホストコンピュータやプリンタとの通信を行うネットワークインターフェースである。125は表示装置であり、126は大容量の記憶装置であるハードディスク装置である。ハードディスク装置126には、OSをはじめ、プリントサーバとなるためのプログラム(起動と同時に図2で示される流れ図に沿って動作するプリント受信プログラムと、後述する図1で示される流れ図に沿って動作する送信プログラム)が格納されおり、プリントキューに入っているデータの格納先としても使用される。
【0035】
図6は実施形態におけるプリンタ212の内部の構造の一例を示している、図6において150、154は用紙束を入れるカセット、151、155はそれぞれカセット150、154にある用紙の用紙サイズを用紙ガイドの位置によって検知するサイズセンサ、152、156はカセット150、154内に用紙があるか検知する紙無しセンサ、153、157は用紙、158は画像を形成し、用紙に転写する原像ドラム159は画像を形成するためのトナーを保持するトナーカートリッジ、160は複数の用紙を1つの用紙束としてステイプルするためのステイプラユニット、161はステイプラユニット160のステイプラに針があるか検知するステイプラ針無しセンサ、162は排紙されたソートを行わない用紙を積載する排紙トレイ、163は部ごとあるいはページごとに用紙を振り分けて排紙するソートモードにおいて排紙された用紙を積載するソータービン、180はカセット150から給紙された用紙の用紙経路、181はカセット154から給紙された用紙の用紙経路、182は現像ドラム158により画像が形成された用紙の用紙経路、183はソートを行わない場合の用紙が排紙される用紙経路、184はソートを行う場合の用紙が排紙される用紙経路である。
【0036】
通常のプリンタにおいては様々なエラーを検知するセンサが存在するが、説明の簡略化のため本実施形態においては用紙サイズ、用紙の紙無し、ステイプラの針無しの3種類のエラーのみプリンタ212が検知可能なものとする。
【0037】
さて、上記システム構成における、実施形態のホストコンピュータ201〜203からプリンタ212に対しての印刷を行った際のプリンタサーバ211の動作を図2にしたがって再度説明する。
【0038】
ホストコンピュータ201を利用するユーザはホストコンピュータ201内に保存されている文書データや作成した文書データのプリント指示を与える。ホストコンピュータ201はユーザによりのプリント指示を受けると、ネットワーク250を介してプリンタサーバ211に対してプリント文書データ送信要求を発行する。
【0039】
プリンタサーバ211はホストコンピュータ201〜203のいずれかからプリント文書データ送信要求が発行されるまでは待ち状態を繰り返している(ステップS321)。
【0040】
ホストコンピュータ201からプリント文書データ送信要求を受けると、プリンタサーバ211はハードディスク126の空き容量が十分であることを確認し(ステップS322)、十分な空き容量があった場合にはホストコンピュータ201に対しプリント文書データ受信可能状態であることを通知し(ステップS323)、ステップS324を実行する。
【0041】
ハードディスク126に十分な空き容量がなかった場合にはホストコンピュータ201に対しプリント文書データ受信が不可能であることを通知する(ステップS325)。
【0042】
ホストコンピュータ201はプリンタサーバ211からプリント文書データ受信可能状態であることが通知されたら、プリントを行う文書データとその文書データの文書名、ユーザー名と共にプリンタサーバ211に対して送信する。
【0043】
プリンタサーバ211はホストコンピュータ201からの文書データ、文書名、ユーザー名を文書データを受信した受信時刻と共にハードディスク126の文書データ保存用領域に文書データファイルとして保存する。
【0044】
プリント受信タスクはプリント送信タスク、プリンタの動作状態に関係なく常時動作し、ホストコンピュータ201、202、203のいずれかからプリント文書データ送信要求があり、プリント文書データを受信可能な状態であれば同様にハードディスク126の文書データ保存用領域に保存する。
【0045】
従ってハードディスク126の文書データ保存用領域にはまだプリントされていない複数の文書データファイルが保存され得る。
【0046】
この文書データ保存用領域および文書データファイルに関してはそれぞれプリンタサーバとして利用されるコンピュータのオぺレーティングシステムが管理しているディレクトリ及びファイルとして扱うことが可能である。
【0047】
次に、実施形態におけるプリンタサーバによるプリント送信(プリント送信タスク)処理を図1にしたがって説明する。
【0048】
ここではプリント受信タスクにより文書データ保存用領域に図10に示す文書データファイルが保存されているものとし、プリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻として説明する。また、ユーザーIwata、Yamada、Tomitaはそれぞれホストコンピュータ201、202、203を使用しているとする。
【0049】
さて、プリンタサーバ211上で動作しているプリント送信タスクは起動された後、ハードディスク126の文書データ保存用領域に文書データファイルが存在するかを検知し、存在する場合にはステップS103に進み、存在しない場合は存在するまで本処理を繰り返す(ステップS102)。
【0050】
文書データファイルの存在を検出した場合には、RAM122に予め確保された優先順位変数Nに“1”をセットする(ステップS103)。優先順位Nの未出力の文書データファイルが存在する場合にはステップS105に進み、存在しない場合にはステップS102に戻る(ステップS104)。
【0051】
優先順位Nの未出力の文書データファイルが存在した場合には、プリンタ212に対してエラー状況を問い合わせる(ステップS105)。この結果を受け、優先順位Nで示される文書データファイルをプリンタ212に送出できるか否かを判断する(ステップS106)。
【0052】
ここで、エラーが発生し、その発生しているエラーの内容から優先順位Nの文書データファイルをプリント出来ないと判断した場合には、ステップS107に進み、その文書ファイルを送信したホストコンピュータに対してエラー状況とエラーによりプリントを保留していることを通知し、ユーザーに対してエラーの原因を取り除くように促し、次のステップS108に進む。ステップS108では、優先順位変数Nに1を加算し、ステップS104に戻る。
【0053】
また、優先順位変数Nで示される文書データファイルに対して画像形成が可能であると判断した場合には、ステップS109に進み、その文書データファイルから所定量のデータを読み込み、プリンタ212に送出することを開始する。プリンタ212は、受信したデータを解析し、ビットマップデータに展開する処理を行うことになるが、かかる処理中に解釈できないコマンドやその環境化では使用できないコマンド等を受けると、エラーが発生した旨をプリンタサーバ211に通知する。
【0054】
ステップS110では、このエラー通知を受けたか否かを判断する。エラー通知を受けた場合には、先に説明したステップS107、S108の処理を行ない、ステップS104に戻る。
【0055】
また、エラー通知を受けなかった場合には、注目文書データファイルの送出が完了するまで、文書データのプリンタ212への送出を繰り返す。
【0056】
こうして、1つのジョブである文書データのプリンタ212への送出が完了すると(ステップS112)、処理はステップS102に戻り、次の文書データに対する印刷処理に備える。
【0057】
上記の通りであるが、具体的動作内容を以下に説明する。先ず、エラーが発生しておらず、全ての文書ファイルがプリント可能な場合から説明する。
【0058】
ここで、プリンタ212内の、カセット150に設けられた用紙サイズセンサ151はA3サイズの用紙用にガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ152により用紙が積載されていることを検知しているものとする。また、カセット154では用紙サイズセンサ155がA4サイズの用紙用のガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ156は用紙が積載されていることを検知しているものとする。更に、ステイプルユニット160内部にはステイプラ針無しセンサによりステイプラ針無し状態ではないことを検出しているものとする。つまり、プリンタ212には、印刷にかかる条件が整っているものとして説明する。
【0059】
先ず、ステップS102においては、文書データ保存領域内に4つの文書ファイルが存在すると判断するため、処理はステップS103に進み、優先順位変数Nに1を設定する。
【0060】
ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、check sheet、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1(N=1)の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0061】
ステップS105においてプリンタ212にエラー状況を問い合わせる。これにより、プリンタ212からはカセット150にはA3サイズの用紙が、カセット154にはA4サイズの用紙がそれぞれ積載されており、ステイプルユニット160にはステイプル針があることの通知を受ける。
【0062】
つまり、エラー無しの報知を受けるので、ステップS106では変数Nで示される文書名(この段階では優先順位N=“1”であるので文書名Document1)の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプルなしのプリントであることを認識し、プリンタ212からのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0063】
ステップS109では文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から読み出してプリンタ212に送信する。
【0064】
ステップS110ではエラーが発生しているかをプリンタ212に問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したかプリンタ212に問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0065】
プリンタ212内部の動作について説明すると、A3サイズが選択されているためカセット150から用紙153が1枚給紙され、用紙経路180を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。以下、この処理が繰り返されることになる。
【0066】
さて、文書名Document1の文書のプリントが終了したら文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から削除し(ステップS112)、ステップS102に戻る。
【0067】
ステップS102に戻った時点では、文書名check sheet、Mail、filelistの3つのファイルが残っているので、処理はステップS103に進み、優先順位変数Nに1が設定される。
【0068】
ステップS104では優先順位は文書名check sheet、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名check sheetの文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0069】
ステップS105においてプリンタ212にエラー状況を問い合わせ、プリンタ212からはエラー状況を受信する。
【0070】
ステップS106では優先順位1の文書名check sheetの文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA4と、ステイプルありのプリントであることを認識し、プリンタ212からのエラー状況において文書名check sheetの文書ファイルをプリントすることが可能であると判断する。したがって、処理はステップS109に進む。
【0071】
ステップS109では文書名check sheetの文書ファイルを文書データ保存領域から読み出してプリンタ212に送信する。
【0072】
ステップS110ではエラーが発生しているかをプリンタ212に問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したと判断するまで、文書データの送出及びエラーチェックを繰り返す。
【0073】
ここで、プリンタ212内部の動作について説明すると、A4サイズが選択されているためカセット154から用紙157が1枚給紙され、用紙経路181を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、184を通過してソータービン163に排出される。ソートモードである場合には各ページは部ごとにソータービン163に排紙されるようソータービン163の各ビンが用紙経路184の位置に移動して全ページをプリントし、プリントが終了したらステイプルユニット160により各ビンに積載された用紙はビンごとにステイプルされる。
【0074】
こうして、プリントが終了したら文書名check sheetの文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0075】
以上を文書名Mail、filelistについても実行し、4つの文書ファイルのプリントが終了する。
【0076】
次に、プリンタ212においてカセット150は用紙ガイドがA3サイズに設定されているがその用紙がなく、カセット154は用紙ガイドがA4サイズに設定されており、十分な用紙があり、さらにステイプルユニット160はステイプル針無し状態である場合について説明する。
【0077】
ステップS102においては、文書データ保存領域内に4つの文書ファイルが存在すると判断し、ステップS103に進んで優先順位変数Nに1が設定される。
【0078】
ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、check sheet、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0079】
ステップS105においてプリンタ212にエラー状況を問い合わせる。プリンタ212からはエラー状況が報告される。カセット150の用紙サイズセンサ151はA3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されてていることを検出し、且つ、紙無しセンサ152により用紙が積載されていないことが検知されている。また、カセット154の用紙サイズセンサ155は、A4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ156により用紙が積載されていることが検知している。そして、ステイプルユニット160内部にはステイプラ針無しセンサによりステイプル針無し状態であることが検知される。従ってプリンタサーバ211にはプリンタ212からのA3の用紙はなく、A4の用紙はあり、ステイプルユニット160にステイプル針がないことが検知される。
【0080】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプル無しのプリントであることを認識し、プリンタ212からのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが不可能であると判断する。したがって、処理はステップS107に進むことになる。
【0081】
ステップS107では文書名Document1の文書ファイルを送信したユーザーIwataが使用しているホストコンピュータ201に対して、例えば以下のメッセージを送信する。
【0082】
“プリンタにA3サイズの用紙がないため文書「Document1」のプリントを保留しています。A3サイズの用紙をカセットに入れて下さい。”
ステップS108では優先順位変数Nに1を加算してN=2とし、ステップS104に戻る。
【0083】
ステップS104では優先順位2の文書名check sheetの文書ファイルがあるためステップS105に進む。
【0084】
ステップS105ではエラー状況をプリンタ212に対して問い合わせ、プリンタ212からA3の用紙はなく、A4の用紙はあり、ステイプルユニット160にステイプル針がないことが通知される。
【0085】
ステップS106では優先順位N(=2)で示される文書名check sheetの文書ファイルをプリントするのに必要とされる状況において、文書名check sheetの文書ファイルをプリントすることが不可能であると判断し、ステップS107に進む。
【0086】
ステップS107では文書名check sheetの文書ファイルを送信したユーザーYamadaが使用しているホストコンピュータ202に対して以下のようなメッセージを送信する。
【0087】
“プリンタのステイプル針無しのため文書「check sheet」のプリントを保留しています。ステイプルユニットの針を補充して下さい。”
ステップS108では優先順位変数Nに1を加算してN=3とし、ステップS104に戻る。
【0088】
ステップS104では優先順位3の文書名Mailの文書ファイルがあるためステップS105に進む。
【0089】
ステップS105ではエラー状況をプリンタ212に対して問い合わせ、プリンタ212からA3の用紙はなく、A4の用紙はあり、ステイプルユニット160にステイプル針がないことが通知される。
【0090】
ステップS106では優先順位3の文書名Mailの文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA4と、ステイプルソートのプリントでないことを認識し、プリンタ212からのエラー状況において文書名Mailの文書ファイルをプリントすることが可能であると判断する。したがって処理はステップS109に進む。
【0091】
ステップS109では文書名Mailの文書ファイルを文書データ保存領域から読み出してプリンタ212に送信する。
【0092】
ステップS109では文書名Mailの文書ファイルを文書データ保存領域から読み出してプリンタ212に送信する。
【0093】
ステップS110ではエラーが発生しているかをプリンタ212に問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したかプリンタ212に問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0094】
プリンタ212内部ではカセット154から用紙157が1枚給紙され、用紙経路181を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。プリントが終了したら文書名Mailの文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0095】
さて、このとき、未印刷の文書データは、文書名Document1、check sheet、filelistの3つが存在する。したがって、処理はステップS103に進み、優先順位変数Nに1が設定される。
【0096】
ステップS104では優先順位は文書名Document1、check sheet、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0097】
ステップS105においてプリンタ212にエラー状況を問い合わせる。プリンタ212からはエラー状況が報告される。カセット150では用紙サイズセンサ151によりA3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されており、紙無しセンサ152により用紙が積載されていることが検知され、カセット154では用紙サイズセンサ155によりA4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されており、紙無しセンサ156により用紙が積載されていることが検知され、ステイプルユニット160内部にはステイプラ針無しセンサによりステイプル針無し状態であることが検知される。従ってプリンタサーバ211にはプリンタ212からA3とA4の用紙があり、ステイプル針がないことが通知される。
【0098】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプル無しのプリントであることを認識し、プリンタ212からのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0099】
ステップS109では文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から読み出してプリンタ212に送信する。
【0100】
ステップS110ではエラーが発生しているかをプリンタ212に問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したかプリンタ212に問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0101】
プリンタ212内部では、A3サイズが選択されているためカセット150から用紙153が1枚給紙され、用紙経路180を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。プリントが終了したら文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0102】
以上を文書名filelistについても実行する。文書名check sheetの文書ファイルはステイプルユニット160にステイプル針が補充されるまでプリントされない。
【0103】
次にステイプルユニット160には十分なステイプル針があり、文書名Document1の文書ファイルが複数枚の用紙を消費する文書であり、最初はカセット150の用紙があり、文書名Document1の文書ファイルプリント中にカセット150の用紙が紙無しになり、さらにその後カセット150に用紙が補給された場合について説明する。
【0104】
ステップS102においては文書データ保存領域内に4つの文書ファイルが存在するためステップS103に進む。ステップS103では優先順位変数Nに1が設定される。ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、checksheet、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0105】
ステップS105においてプリンタ212にエラー状況を問い合わせる。この結果、プリンタ212からはエラー状況が報告される。カセット150の用紙サイズセンサ151はA3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ152により用紙が積載されていることが検知されている。また、カセット154の用紙サイズセンサ155は、A4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ156により用紙が積載されていることが検知されている。そして、ステイプルユニット160内部にはステイプラ針無しセンサによるステイプル針無し状態でないことが検知される。従ってプリンタサーバ211にはプリンタ212からA3とA4の用紙があり、ステイプルユニット160にステイプラ針があることが通知される。
【0106】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0107】
ステップS109では文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から読み出してプリンタ212に送信する。
【0108】
ステップS110ではエラーが発生しているかをプリンタ212に問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したかプリンタ212に問い合わせる。途中でカセット150の用紙153を使いきって用紙無しになった場合、紙無しセンサ152により紙無しが検知され、プリンタ212はプリント動作を停止し、プリンタサーバ211からのステップS110における問い合わせに対して紙無しのエラーを通知する。
【0109】
プリンタサーバ211のプリント送信タスクは紙無しのエラーが通知されるとステップS110からステップS107に進む。
【0110】
ステップS107では文書名Document1の文書ファイルを送信したユーザーIwataが使用しているホストコンピュータ201に対して以下のメッセージを送信する。
【0111】
“プリンタにA3サイズの用紙がないため文書「Document1」のプリントを保留しています。A3サイズの用紙をカセットに入れて下さい。”
尚、このとき、未印刷されているデータから再開するために、そのアドレス位置を別途記憶保持させておく。
【0112】
ステップS108では優先順位Nに1を加算してN=2とし、ステップS104に戻る。
【0113】
ステップS104では優先順位2の文書名check sheetの文書ファイルがあるためステップS105に進む。
【0114】
ステップS105ではエラー状況をプリンタ212に対して問い合わせ、プリンタ212からA3の用紙はなく、A4の用紙はあり、ステイプルユニット160にステイプル針があることを通知される。
【0115】
ステップS106では優先順位1の文書名check sheetの文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA4と、ステイプルありのプリントであることを認識し、プリンタ212からのエラー状況において文書名check sheetの文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0116】
ステップS109では文書名check sheetの文書ファイルを文書データ保存領域から読み出してプリンタ212に送信する。
【0117】
ステップS110ではエラーが発生しているかをプリンタ212に問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0118】
プリンタ212内部の動作について説明すると、A4サイズが選択されているためカセット154から用紙157が1枚給紙され、用紙経路181を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、184を通過してソータービン163い排出される。ソートモードである場合には各ページは部ごとにソータービン163に排紙されるようソータービン163の各ビンが用紙経路184の位置に移動して全ページをプリントし、プリントが終了したら文書名check sheetの文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0119】
文書名check sheetの文書ファイルをプリント中にカセット150に用紙サイズA3の用紙が補給されたとすると、
ステップS102においては文書データ保存領域内に3つの文書ファイルが存在するためステップS103に進む。
【0120】
ステップS103では優先順位変数Nに1が設定される。
【0121】
ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルが存在するのでステップS105に進む。
【0122】
ステップS105においてプリンタ212にエラー状況を問い合わせる。プリンタ212からはエラー状況が報告される。カセット150の用紙サイズセンサ151はA3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ152により用紙が積載されていることが検知される。また、カセット154では用紙サイズセンサ155によりA4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されており、紙無しセンサ156により用紙が積載されていることが検知されている。そして、ステイプルユニット160内部にはステイプラ針無しセンサによりステイプル針無し状態でないことが検知される。従ってプリンタサーバ211にはプリンタ212からA3とA4の用紙があり、ステイプルユニット160にステイプル針があることが通知される。
【0123】
ステップS106では優先順位の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプル無しのプリントであることを認識し、プリンタ212からのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域の未出力位置から読み出してプリンタ212に送信する。
【0124】
ステップS110ではエラーが発生しているかをプリンタ212に問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したかプリンタ212に問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0125】
プリンタ212内部の動作について説明すると、A3サイズが選択されているためカセット150から用紙153が1枚給紙され、用紙経路180を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。プリントが終了したら文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0126】
以上を文書名Mail、filelistについても実行する。
【0127】
以上説明したように本実施形態によれば、プリンタサーバは原則としてネットワーク上のホストコンピュータから受信した順に印刷を行うが、エラーが発生してある1つのジョブが印刷が行なえない、或いは継続できない場合には、その次の優先順位の高い印刷ジョブに対して印刷処理を試みることができる。
【0128】
<第2の実施形態>
本第2の実施形態では、プリンタ制御機能を有するプリンタサーバ211とプリンタ212とを直接接続したプリントシステム(プリンタサーバ211のプリンタインターフェースにプリンタ212を接続した例)であり、プリンタサーバ211はホストコンピュータ201、202、203から送信されたページ記述言語のデータである文書ファイルデータを複数保存して受信時刻が早い文書ファイルデータから順にページ記述言語を解釈して画像形成可能な画像データに変換し、画像データをプリンタサーバ211とプリンタ212とを直接接続するインターフェースを経由してプリントし、さらにプリント状況をホストコンピュータ201、202、203によりモニタすることを可能にする。
【0129】
つまりプリンタサーバが複数の文書ファイルを保存するプリンタサーバ機能、ページ記述言語を解釈して画像データを生成する画像データ生成機能、プリンタを制御するプリンタ制御機能を持つものである。
【0130】
システムの全体図の構成を図7に示す。同図において、201、202、203はそれぞれ文書の作成・保存・編集を行うためのアプリケーションを実行し、文書データをプリンタサーバ211に対して送信するホストコンピュータ、211はホストコンピュータ201、202、203により送信された文書データを受信して保存し、文書データを画像形成可能な画像データに変換し、さらにプリンタ212の制御を行うプリンタサーバ、212はプリンタサーバ211により制御され、プリンタサーバ211から送信された画像データを受信し、画像の形成を行うプリンタ、250はホストコンピュータ201、202、203、プリンタサーバ211を互いに接続し、文書データや各機器の動作状況などを通信する通信経路であるところのネットワークである。
【0131】
また、プリンタサーバ211の内部は図8に示すブロック図の様に構成されている。図示において、図5と同機能を有するものは同符号で示し、その説明は省略する。図5との相違点は、プリンタ212がプリンタインターフェースを介して接続されている点である。
【0132】
プリンタサーバ211では第1の実施形態と同様起動と同時に、図2に示される流れ図に沿って動作するプログラムであるプリント受信タスクと、図1で示される流れ図に沿って動作するプログラムであるプリント送信タスクが起動され、それぞれのタスクは常時動作している。プリント受信タスクはステップS320から動作を開始し、プリント送信タスクはステップS300から動作を開始する。
【0133】
さらに、プリンタサーバ211においては、図示の如く、文書データを解釈し、プリンタ212により画像形成可能な画像データを生成し、ビデオインターフェース126、ビデオインターフェースケーブル127を介してプリンタ212に送信する画像形成タスク(画像形成プログラム)が動作している。画像形成タスクは画像データの生成と共に、プリンタ212に対して定期的にエラー状況を問い合わせ、現在のプリンタ212のエラー状況、文書データプリントの進捗状況も管理している。
【0134】
本第2の実施形態においてもプリンタ212の内部構成は第一の実施形態と同様図6の通りである。通常のホストコンピュータ201からプリンタ212への文書データのプリント動作についても第1の実施形態と同様であるものとし、その説明は省略する。
【0135】
従って、以下では画像形成タスクの動作の概要を説明する。画像形成タスクは図9のフローチャートに従って動作しており、まずプリンタサーバ211起動時にステップS150から動作する。
【0136】
ステップS150では画像形成タスクは定期的にプリント送信タスクから画像形成命令が発効されたかを確認し、画像形成命令が発効されるまで待つ。画像形成命令には文書データ保存領域に保存される度に文書について像形成を行うかの指定情報が付加されて発行される。
【0137】
画像形成命令が発行されると、ステップS152に進み、文書データ保存領域から指定された文書データを読み込む。そして、ステップS153に進み、読み込んだ文書データの内容から総ページ数Pと部数Cとを検出する。
【0138】
ステップS154では、予めRAMに確保されたページ変数Xに1を設定し、ステップS155ではページX(初期時にはページ1になる)の画像データを文書データを解釈することによりRAM121内に生成する。そして、ステップS156では部数変数Yに1を設定する。
【0139】
ステップS157ではプリンタ212のエラーが発生していないか問い合わせ、発生していたらステップS161に、発生していなかったらステップS158に進む。
【0140】
ステップS158ではプリンタ212に対してプリント命令を発効する。画像データはRAM122からインターフェース127を介してプリンタ212に送信される。
【0141】
ステップS159では画像形成が終了したかをプリンタ212に問い合わせ、終了したらステップS162、終了していなければステップS160に進む。
【0142】
ステップS160ではプリンタ212のエラーが発生していないか問い合わせ、発生していたらステップS161に、発生していなかったらステップS159に戻る。
【0143】
ステップS159において画像形成が終了していると通知されたら部数変数Yと部数Cとを比較しし、同一値であったらステップS164に、それ以外はステップS163に進む。ステップS163では部数変数Yに1を加算し、ステップS155に戻る。
【0144】
ステップS164ではページ変数Xと総ページ数Pとを比較し、同一値であったらステップS166にそれ以外はステップS165に進む。ステップS165ではページ変数Xに1を加算し、ステップS151に戻る。ステップS166ではプリントが終了したことをプリント送信タスクに対して通知し、ステップS151に戻る。
【0145】
ステップS161ではエラーが発生したことをプリント送信タスクに対して通知し、ステップS151に戻る。
【0146】
以上の動作により画像形成タスクはプリント送信タスクから指定された文書データをプリンタ212により画像形成させることが出来る。
【0147】
また、画像形成タスクは定期的にプリンタ212にエラー状況を問い合わせ、プリント送信タスクからのエラー状況の問い合わせに対してプリンタ212のエラー状況を通知する。
【0148】
さて、プリンタサーバ211からプリンタ212への文書データの送信は、プリント送信タスクにより行われる。
【0149】
ここでもプリント受信タスクによる文書データ保存用領域に図10に示す文書データファイルが保存されているものとし、プリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻として説明する。
【0150】
基本的な動作は、先の第1の実施形態(図1)で説明したので、ここでは具体的な動作手順を説明する。
【0151】
先ず、エラーが発生しておらず全ての文書ファイルがプリント可能な場合から説明する。
【0152】
プリンタ212にはカセット150、154にそれぞれA3、A4サイズの用紙が積載され、ステイプラユニット160には十分な量のステイプル針があるものとする。これらはそれぞれのセンサによるものであるのは、第1の実施形態と同様である。
【0153】
ステップS102においては文書データ保存領域内に4つの文書ファイルが存在するためステップS103に進む。ステップS103では優先順位変数Nに1が設定される。
【0154】
ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、check sheet、Mail、ファイルリストの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0155】
ステップS105では画像形成タスクに対してプリンタ212のエラー状況を問い合わせる。画像形成タスクからはエラー状況が報告される。カセット150の用紙サイズセンサ151がA3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ152により用紙が積載されていることが検知されている。また、カセット154の用紙サイズセンサ155はA4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ156により用紙が積載されていることが検知されている。そして、ステイプルユニット160内部にはステイプラ針無しセンサによりステイプル針無し状態でないことが検知される。従ってプリンタサーバ211には画像形成タスクからA3とA4の用紙があり、ステイプルユニット160にステイプル針があることが通知される。
【0156】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプルなしのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0157】
ステップS109では文書名Document1の文書ファイルを画像形成しプリンタ212に送信するよう画像形成タスクに通知する。
【0158】
ステップS110ではエラーが発生しているかを画像形成タスクに問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したか画像形成タスクに問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0159】
プリンタ212内部の動作について説明すると、A3サイズが選択されているためカセット150から用紙153が1枚給紙され、用紙経路180を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。
【0160】
こうして、プリントが終了したら文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0161】
ステップS102では文書名check sheet、Mail、filelistの3つのファイルが存在するのでステップS103に進む。
【0162】
ステップS103では優先順位変数Nに1が設定される。
【0163】
ステップS104では優先順位は文書名check sheet、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名check sheetの文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0164】
ステップS105において画像形成タスクにエラー状況を問い合わせる。これで、画像形成タスクからはエラー状況が報告される。カセット150の用紙サイズセンサ151は、A3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ152は用紙が積載されていることが検知している。また、カセット154の用紙サイズセンサ155はA4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ156は用紙が積載されていることが検知する。そして、ステイプルユニット160内部にはステイプラ針無しセンサによりステイプル針無し状態でないことが検知される。従ってプリンタサーバ211には画像形成タスクからA3とA4の用紙があり、ステイプルユニット160にステイプル針があることが通知される。
【0165】
ステップS106では優先順位1の文書名check sheetの文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA4と、ステイプルありのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名check sheetの文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0166】
ステップS109では文書名check sheetの文書ファイルを画像形成しプリンタ212に送信するよう画像形成タスクに通知する。ステップS110ではエラーが発生しているかを画像形成タスクに問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したか画像形成タスクに問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0167】
プリンタ212内部の動作について説明すると、A4サイズが選択されているためカセット154から用紙157が1枚給紙され、用紙経路181を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、184を通過してソータービン163に排出される。ソートモードである場合には各ページごとにソータービン163。に排紙されるようソータービン163の各ビンが用紙経路184の位置に移動して全ページをプリントし、プリントが終了したらステイプルユニット160により各ビンに積載された用紙はビンごとにステイプルされる。
【0168】
こうして、プリントが終了したら文書名check sheetの文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0169】
以上を文書名Mail、filelistについても実行し、4つの文書ファイルのプリントが終了する。
【0170】
次に、プリンタ212においてカセット150は用紙ガイドがA3サイズに設定されているが用紙がなく、カセット154は用紙ガイドがA4サイズに設定されており十分な用紙があり、さらにステイプルユニット160はステイプル針無し状態である場合について説明する。
【0171】
ステップS102においては文書データ保存領域内に4つの文書ファイルが存在するためステップS103に進む。
【0172】
ステップS103では優先順位変数Nに1が設定され、ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、check sheet、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0173】
ステップS105において画像形成タスクにエラー状況を問い合わせる。画像形成タスクからはエラー状況が報告される。カセット150の用紙サイズセンサ151はA3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ152は用紙が積載されていないことが検知している。また、カセット154の用紙サイズセンサ155はA4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ156は用紙が積載されていることを検知している。そして、ステイプルユニット160内部のステイプラ針無しセンサは、ステイプル針無し状態であることが検知している。従って、プリンタサーバ211には針がないことが通知される。
【0174】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプルなしのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが不可能であると判断し、ステップS107に進む。
【0175】
ステップS107では文書名Document1の文書ファイルを送信したユーザーIwataが使用しているホストコンピュータ201に対して以下のメッセージを送信する。
【0176】
“プリンタにA3サイズの用紙がないため文書「Document1」のプリントを保留しています。A3サイズの用紙をカセットに入れて下さい。”
ステップS108では優先順位変数Nに1を加算してN=2とし、ステップS104に戻る。
【0177】
ステップS104では優先順位2の文書名check sheetの文書ファイルがあるためステップS105に進む。
【0178】
ステップS105ではエラー状況を画像形成タスクに対して問い合わせ、画像形成タスクからA3の用紙はなく、A4の用紙はあり、ステイプルユニット160にステイプル針がないことが通知される。
【0179】
ステップS106では優先順位2の文書名check sheetの文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA4と、ステイプルソートのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名check sheetの文書ファイルをプリントすることが不可能であると判断し、ステップS107に進む。
【0180】
ステップS107では文書名check sheetの文書ファイルを送信したユーザーYamadaが使用しているホストコンピュータ202に対して以下のメッセージを送信する。
【0181】
“プリンタのステイプル針無しのため文書「check sheet」のプリントを保留しています。ステイプルユニットの針を補充して下さい。”
ステップS108では優先順位変数Nに1を加算してN=3とし、ステップS104に戻る。
【0182】
ステップS104では優先順位3の文書名Mailの文書ファイルがあるためステップS105に進む。
【0183】
ステップS105ではエラー状況を画像形成タスクに対して問い合わせ、画像形成タスクに対して問い合わせ、画像形成タスクからA3の用紙はなく、A4の用紙はあり、ステイプルユニット160にステイプル針がないことが通知される。
【0184】
ステップS106では優先順位3の文書名Mailの文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA4と、ステイプルソートのプリントでないことを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名Mailの文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0185】
ステップS109では文書名Mailの文書ファイルを画像形成しプリンタ212に送信するよう画像形成タスクに通知する。
【0186】
ステップS110ではエラーが発生しているかを画像形成タスクに問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したか画像形成タスクに問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0187】
プリンタ212内部ではカセット154から用紙157が1枚給紙され、用紙経路181を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。プリントが終了したら文書名Mailの文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0188】
この文書名Mailの文書ファイルプリント中にカセット150にA3サイズの用紙が補給されたとすると、ステップS102では文書名Document1、check sheet、filelist3つのファイルが存在するのでステップS103に進む。
【0189】
ステップS103では優先順位変数Nに1が設定される。
【0190】
ステップS104では優先順位は文書名Document1、check sheet、ファイルリストの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルが存在するのでステップS105に進む。
【0191】
ステップS105において画像形成タスクにエラー状況を問い合わせる。これによって、画像形成タスクからはエラー状況が報告されるが、ここでは、カセット150の用紙サイズセンサ151がA3サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ152により用紙が積載されていることが検知している。カセット154の用紙サイズセンサ155はA4サイズの用紙用に用紙ガイドが調整されていることを検出し、紙無しセンサ156は用紙が積載されていることが検知している。そして、ステイプルユニット160内部のステイプラ針無しセンサはステイプル針無し状態であることが検知している。従ってプリンタサーバ211には画像形成タスクからA3とA4の用紙があり、ステイプルユニット160にステイプル針がないことが通知される。
【0192】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプルなしのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0193】
ステップS109では文書名Document1の文書ファイルを画像形成しプリンタ212に送信するよう画像形成タスクに通知する。ステップS110ではエラーが発生しているかを画像形成タスクに問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したか画像形成タスクに問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0194】
プリンタ212内部では、A3サイズが選択されているためカセット150から用紙153が1枚給紙され、用紙経路180を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。
【0195】
こうして、プリントが終了したら文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0196】
以上を文書名filelistについても実行する。文書名check sheetの文書ファイルはステイプルユニット160にステイプル針が補充されるまでプリントされない。
【0197】
次にステイプルユニット160には十分なステイプル針があり、文書名Document1の文書ファイルは複数枚の用紙を消費する文書であり、最初はカセット150の用紙があり、文書名Document1の文書ファイルプリント中にカセット150の用紙が紙無しになり、さらにその後カセット150に用紙が補給された場合について説明する。
【0198】
ステップS102においては文書データ保存領域内に4つの文書ファイルが存在するためステップS103に進む。
【0199】
ステップS103では優先順位変数Nに1が設定される。
【0200】
ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、check sheet、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0201】
ステップS105において画像形成タスクにエラー状況を問い合わせる。画像形成タスクからはエラー状況が報告される。この時点では、A3とA4の用紙があり、ステイプルユニット160にステイプル針があることが通知される。
【0202】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプルなしのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0203】
ステップS109では文書名1の文書ファイルを画像形成しプリンタ212に送信するよう画像形成タスクに通知する。
【0204】
ステップS110ではエラーが発生しているかを画像形成タスクに問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したか画像形成タスクに問い合わせる。途中でカセット150の用紙153を使いきって用紙無しになった場合、紙無しセンサ152により紙無しが検知され、プリンタ212はプリント動作を停止し、画像形成タスクはプリンタサーバ211からのステップS110における問い合わせに対して紙無しのエラーを通知する。
【0205】
プリンタサーバ211のプリント送信タスクは紙無しのエラーが通知されるとステップS110からステップS107に進む。
【0206】
ステップS107では文書名Document1の文書ファイルを送信したユーザーIwataが使用しているホストコンピュータ201に対して以下のメッセージを送信する。
【0207】
“プリンタにA3サイズの用紙がないため文書「Document1」のプリントを保留しています。A3サイズの用紙をカセットに入れて下さい。”
ステップS108では優先順位変数Nに1を加算してN=2とし、ステップS104に戻る。
【0208】
ステップS104では優先順位2の文書名check sheetの文書ファイルがあるためステップS105に進む。
【0209】
ステップS105ではエラー状況を画像形成タスクに対して問い合わせ、プリンタ212からA3の用紙はなく、A4の用紙はあり、ステイプルユニット160にステイプル針があることが通知される。
【0210】
ステップS106では優先順位1の文書名check sheetの文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA4と、ステイプルありのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名check sheetの文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0211】
ステップS109では文書名check sheetの文書ファイルを画像形成しプリンタ212に送信するよう画像形成タスクに通知する。
【0212】
ステップS110ではエラーが発生しているかを画像形成タスクに問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したか画像形成タスクに問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0213】
プリンタ212内部の動作について説明すると、A4サイズが選択されているためカセット154から用紙157が1枚給紙され、用紙経路181を通過してトナーカートリッジ159内のトナーによる現像ドラム上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、184を通過してソータービン163に排出される。ソートモードである場合には各ページは部ごとにソータービン163に排紙されるようソータービン163の各ビンが用紙経路184の位置に移動して全ページをプリントし、プリントが終了したらステイプルユニット160により各ビンに積載された用紙はビンごとにステイプルされる。
【0214】
こうして、プリントが終了したら文書名check sheetの文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0215】
さて、文書名check sheetの文書ファイルをプリント中にカセット150に用紙サイズA3の用紙が補給されたとすると、
ステップS102においては文書データ保存領域内に3つの文書ファイルが存在するためステップS103に進む。
【0216】
ステップS103では優先順位変数Nに1が設定される。
【0217】
ステップS104では、図10に示す文書ファイルが文書データ保存領域に保存されている場合にはプリントの優先順位は文書ファイルを受信した受信時刻であることから、優先順位は文書名Document1、Mail、filelistの順になる。従って優先順位1の文書名Document1の文書ファイルは存在するのでステップS105に進む。
【0218】
ステップS105において画像形成タスクにエラー状況を問い合わせる。画像形成タスクからはエラー状況が報告される。つまり、画像形成タスクからはA3とA4の用紙があり、ステイプルユニット160にステイプル針があることが通知される。
【0219】
ステップS106では優先順位1の文書名Document1の文書ファイルをプリントするのに必要とされる用紙サイズA3と、ステイプルなしのプリントであることを認識し、画像形成タスクからのエラー状況において文書名Document1の文書ファイルをプリントすることが可能であると判断し、ステップS109に進む。
【0220】
ステップS109では文書名Document1の文書ファイルの保留した位置からの画像形成を行なわせ、プリンタ212に送信するよう画像形成タスクに通知する。
【0221】
ステップS110ではエラーが発生しているかを画像形成タスクに問い合わせ、ステップS111においてプリントが終了したか画像形成タスクに問い合わせ、プリントが終了したらステップS112に進む。
【0222】
プリンタ212内部の動作について説明すると、A3サイズが選択されているためカセット150から用紙153が1枚給紙され、用紙経路180を通過してトナーカートリッジ159内のトナーにより現像ドラム158上に形成された画像が用紙に転写され、用紙経路182、183を通過して排紙トレイ162に排出される。プリントが終了したら文書名Document1の文書ファイルを文書データ保存領域から削除し、ステップS102に戻る。
【0223】
以下、文書名Mail、filelistについても同様に処理を行うことになる。
【0224】
以上説明したように本第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0225】
尚、実施形態では、ネットワーク上のプリントサーバに適用した例を説明したが、例えば1台の装置に適用させることも可能である。つまり、1つの装置を複数のユーザがかわるがわる使用して印刷を行なわせた場合、これまでは前ユーザによる印刷処理にエラーが発生すると、それ以降のユーザによる印刷が行われなくなるが、本実施形態を適用させると、印刷指示したものの中で最も早いものから、順に印刷可能であるものを順次印刷させることが可能になる。
【0226】
また、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば複写機、ファクシミリ等)に適用しても良い。
【0227】
また、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出して実行することによっても、達成されることは言うまでのもない。
【0228】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0229】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0230】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0231】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0232】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになるが、簡単に説明すると、図11のメモリマップ例に示す各モジュールを記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも、記憶された印刷ジョブの1つを選択する選択モジュールと、印刷装置の状態を検出する検出モジュールと、検出された印刷装置の状態に基づいて、前記選択工程で選択した印刷ジョブによって意図された印刷出力結果を得ることができるか否かを判断する判断モジュールと、選択された印刷ジョブで意図された印刷結果を得ることができないと判断した場合であって、他の印刷ジョブが記憶されている場合には、当該他の印刷ジョブを前記選択工程で選択させるよう制御する制御モジュールとを備えることになる。
【0233】
以上の如く、本実施形態に従えば、以下の特徴ある作用効果を奏することができる。
【0234】
・コンピュータ1台をプリンタサーバとするため、ネットワーク上に複数のプリンタがある場合には各プリンタ用にそれぞれ独立したプリント受信タスク、プリント送信タスクを割り当て、1台のプリンタサーバを複数のプリンタ用に利用することが出来る。例えば、ネットワーク上にプリンタA、プリンタBがある場合、プリンタA用にプリント受信タスクA、プリント送信タスクAを割り当て、プリンタB用にプリント受信タスクB、プリント送信タスクBを割り当てて独立に動作させることでプリンタサーバを1台にし、プリンタサーバにかかるコストが半分になり、プリンタサーバの設置場所も1台分で済む。
【0235】
・プリンタサーバ機能を持たないプリンタにおいてもプリンタサーバ機能を利用できる。プリンタサーバとして各機能ブロックごとに高性能なユニットに交換可能なコンピュータを採用すればプリンタサーバの性能を容易かつローコストでアップすることが出来る。
【0236】
・プリンタサーバからプリンタへのデータ転送経路としてネットワークとは独立なビデオインターフェースケーブルを用いるため文書データはホストコンピュータからプリンタサーバへの1回の転送で済むためネットワーク流れる情報量が通常のプリンタサーバの構成の1/2になる。
【0237】
・複数のプリンタ共用のプリンタサーバでは大量の文書データを1つのプリンタサーバで管理するため高性能なプリンタサーバを用意する必要があるか、本実施形態においてはプリンタサーバの能力プリンタサーバが接続されたプリンタ専用となるため、高性能なプリンタサーバである必要がない。
【0238】
・プリンタサーバが共有の場合にはプリンタサーバが故障してしまった場合には全てのプリンタからのプリントが不可能になってしまうが、本実施形態の構成では他のプリンタサーバが故障した場合でも問題なくプリントを行うことが出来る。
【0239】
以上説明したように本発明をプリンタサーバを含むシステムに適用すれば優先順位が高い文書データが何らかのプリンタのエラーによりプリント不可能であっても、他のプリント可能な文書データを先にプリントすることが可能である。
【0240】
なお、実施形態においては用紙無し及びステイプル針無しのエラーについて説明したが、本発明はこれらのエラーに限定されるものではなく、例えば以下の様な様々なエラー状況に対応することも可能である。
【0241】
・指定したサイズの用紙がない場合、他の存在する用紙サイズの用紙でプリント可能な文書データのプリントを優先する。
【0242】
・カラープリンタにおいてカラーのインクやトナーがなくなった場合にほかに白黒の文書データがあればその文書データを優先してプリントする。
【0243】
・特定の用紙経路上で紙詰まりが発生した場合に紙詰まりが発生していない用紙経路でプリントが可能な文書データのプリントを優先する。
【0244】
・ソーターを利用する文書データが優先で、かつソーターが接続されていない場合に他のソーターを利用しない文書データのプリントを優先する。
【0245】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、1つの印刷ジョブに対する意図された通りの印刷結果が得られず、それ以上の処理を行なえない場合であっても、そのときの印刷装置の状態で印刷できる他の印刷ジョブに関しては積極的に印刷処理を行なわせることが可能になる。
【0246】
従って、複数の操作者或いは複数の処理で印刷ジョブが発生した場合であっても、1つの印刷ジョブに対して正常な印刷処理ができない場合、或いはできなくなった場合においても、他のジョブ中にその状況下で印刷できるものがあれば、そのジョブの印刷を行うことにより、1つのエラーが全てのユーザに影響を与えることがなくなる。
【0247】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるプリント送信タスクを示すフローチャートである。
【図2】プリント受信タスクの処理内容を示すフローチャートである。
【図3】従来例のプリント制御タスクの処理内容を示すフローチャートである。
【図4】ネットワークシステム全体図である。
【図5】第1の実施形態のプリンタサーバ内部のブロック図である。
【図6】第1の実施形態および第2の実施形態のプリンタ構造図である。
【図7】第2の実施形態のネットワークシステム全体図である。
【図8】第2の実施形態のプリンタサーバ内部のブロック図である。
【図9】第2の実施形態の画像形成タスクの処理内容を示すフローチャートである。
【図10】第1の実施形態および第2の実施形態のプリンタサーバ内に保存されている文書データの一例を示す図である。
【図11】記憶媒体内のプログラム格納状態を示す図である。
【符号の説明】
201、202、202 画像形成ジョブ送信元のホストコンピュータ
212 画像形成装置としてのプリンタ
152、156、161 エラー検知手段としてのセンサ
211 プリンタサーバ装置

Claims (13)

  1. 複数の印刷ジョブを記憶可能な記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された印刷ジョブの1つを選択する選択手段と、
    印刷装置における状態が前記選択手段で選択した第1の印刷ジョブの印刷条件を満たすか否か判断することで、前記選択した第1の印刷ジョブが印刷可能かどうかを判断する第1の判断手段と、
    該第1の判断手段で印刷不可であると判断した場合、前記第1の印刷ジョブを保留状態にし、前記第1の判断手段による未判断の他の第2の印刷ジョブを前記選択手段で選択させ、前記第1の判断手段を行わせる第1の制御手段と、
    前記第1の判断手段により、前記選択手段で選択した前記第2の印刷ジョブが印刷可能であると判断した場合、選択した前記第2の印刷ジョブの印刷処理を開始した後、当該第2の印刷ジョブの印刷中に印刷処理の続行不可のエラーが発生したか否かを判断する第2の判断手段と、
    該第2の判断手段で前記第2の印刷ジョブに関する印刷処理の続行不可のエラーが発生したと判断した場合には、処理中の前記第2の印刷ジョブを保留状態にし、前記第1の判断手段による未判断の他の第3の印刷ジョブを前記選択手段で選択させて前記第1の判断手段を行わせ、一方、前記第2の判断手段で前記第2の印刷ジョブに関する印刷処理の続行不可のエラーの発生がないと判断して印刷処理が終了した場合には、前記第1の判断手段で印刷不可と判断され前記第1の制御手段によって保留状態になった前記第1の印刷ジョブを前記選択手段において再度選択するよう制御する第2の制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、プリントサーバ、印刷装置、ファクシミリ装置、複写機のうちいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の判断手段によって、印刷処理中に印刷処理の続行不可のエラーが発生したと判断した場合、該当する印刷ジョブの未印刷処理となった位置から再開するため、前記位置を記憶する第2の記憶手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、複数の印刷ジョブを優先順位と共に記憶し、
    前記選択手段は、優先順位の高い順に前記複数の印刷ジョブを選択することをことを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記優先順位は印刷ジョブを受信した順に基づいて決定されることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 印刷ジョブの印刷処理が完了した場合、前記記憶手段に記憶されている該当印刷ジョブを削除する削除手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の判断手段で印刷不可と判断された場合、或いは、前記第2の判断手段でエラーが発生したと判断した場合に、当該印刷ジョブの要求元に印刷不可を示す情報を通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 複数の印刷ジョブを記憶可能な所定の記憶手段に印刷ジョブを記憶する記憶工程と、
    前記憶手段に記憶された印刷ジョブの1つを選択する選択工程と、
    印刷装置における状態が前記選択工程で選択した第1の印刷ジョブの印刷条件を満たすか否か判断することで、前記選択した第1の印刷ジョブが印刷可能かどうかを判断する第1の判断工程と、
    該第1の判断工程で印刷不可であると判断した場合、前記第1の印刷ジョブを保留状態にし、前記第1の判断工程による未判断の他の第2の印刷ジョブを前記選択工程で選択させ、前記第1の判断工程を行わせる第1の制御工程と、
    前記第1の判断工程により、前記選択工程で選択した前記第2の印刷ジョブが印刷可能であると判断した場合、選択した前記第2の印刷ジョブの印刷処理を開始した後、当該第2の印刷ジョブの印刷中に印刷処理の続行不可のエラーが発生したか否かを判断する第2の判断工程と、
    該第2の判断工程で前記第2の印刷ジョブに関する印刷処理の続行不可のエラーが発生したと判断した場合には、処理中の前記第2の印刷ジョブを保留状態にし、前記第1の判断工程による未判断の他の第3の印刷ジョブを前記選択工程で選択させて前記第1の判断工程を行わせ、一方、前記第2の判断工程で前記第2の印刷ジョブに関する印刷処理の続行不可のエラーの発生がないと判断して印刷処理が終了した場合には、前記第1の判断工程で印刷不可と判断され前記第1の制御工程によって保留状態になった前記第1の印刷ジョブを前記選択工程において再度選択するよう制御する第2の制御工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 前記第2の判断工程によって、印刷処理中に印刷処理の続行不可のエラーが発生したと判断した場合、該当する印刷ジョブの未印刷処理となった位置から再開するため、前記位置を所定の記憶手段に記憶する第2の記憶工程とを更に有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 前記記憶工程では、複数の印刷ジョブを優先順位と共に記憶し、
    前記選択工程は、優先順位の高い順に印刷ジョブを選択することをことを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置の制御方法。
  11. 前記優先順位は印刷ジョブを受信した順に基づいて決定されることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 印刷ジョブの印刷処理が完了した場合、前記記憶手段に記憶されている該当印刷ジョブを削除する削除工程をさらに有することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 前記第1の判断工程で印刷不可と判断された場合、或いは、前記第2の判断工程でエラーが発生したと判断した場合に、当該印刷ジョブの要求元に印刷不可を示す情報を通知する通知工程を更に備えることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
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