JPH08278707A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

Info

Publication number
JPH08278707A
JPH08278707A JP8017503A JP1750396A JPH08278707A JP H08278707 A JPH08278707 A JP H08278707A JP 8017503 A JP8017503 A JP 8017503A JP 1750396 A JP1750396 A JP 1750396A JP H08278707 A JPH08278707 A JP H08278707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
transfer
image
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8017503A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Takano
聡 高野
Itaru Matsuda
格 松田
Yuko Hayama
祐子 羽山
Koichi Ishii
宏一 石井
Akio Kutsuwada
昭夫 轡田
Haruji Mizuishi
治司 水石
Noriyuki Itou
伯志 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8017503A priority Critical patent/JPH08278707A/ja
Priority to US08/596,861 priority patent/US5812919A/en
Publication of JPH08278707A publication Critical patent/JPH08278707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
    • G03G15/168Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for conditioning the transfer element, e.g. cleaning
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1604Main transfer electrode
    • G03G2215/1623Transfer belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1647Cleaning of transfer member
    • G03G2215/1661Cleaning of transfer member of transfer belt

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写ベルトに潤滑剤を均一に適量塗布し、転
写ベルト表面の摩擦係数を下げて、クリーニング性能を
安定して向上させることができる、画像形成装置及び画
像形成方法を提供すること。 【構成】 トナー像を担持する像担持体11と、像担持
体11上に潤滑剤4を供給する潤滑剤供給手段18と、
像担持体11のトナー像を転写する転写材Pを搬送し、
潤滑剤4の供給された像担持体11の表面と接触する回
動自在な無端状の転写部材22を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機、プリンター及びファクシミリ装置等の画像
形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるチャージャ方式を用いて転写・
分離が一般に行われているが、チャージャ方式を用いず
に転写・分離を行なうことによって、転写・分離部のオ
ゾンレス及び安定した転写・分離が行なえる、いわゆる
転写ベルト方式と呼ばれる方式が近年開発されてきてい
る。この転写ベルト方式は、転写ベルトと呼ばれるベル
ト状部材に所定のバイアスが印加されることによって、
その部材上に感光体上のトナーの極性と逆極性が付与さ
れて感光体上に形成されたトナー像が転写紙に転写され
るようになっている。
【0003】このような転写ベルト方式においては、転
写ベルトが、転写紙と転写紙との間等においてどうして
も感光体自体に直接当接してしまう。このため、感光体
表面の地肌汚れがひどい場合には転写ベルトにトナーが
移行して転写紙の裏汚れが発生するという問題が生じ
る。特に、自動両面コピー時においては、そのような転
写紙の裏汚れが非常に大きな問題となる。従って、転写
ベルト方式においても感光体と同様にその転写ベルト上
に付着したトナーのクリーニングを行う必要があるた
め、通常、クリーニングブレードによる付着トナーのク
リーニングが行われている。
【0004】実公昭58−7391号公報には、感光体
に一定量の潤滑剤を供給することによってその感光体表
面の摩擦抵抗を下げ、感光体上に付着したトナーのクリ
ーニング性能を高めようとする技術が開示されている。
即ち、この技術は、感光体表面をクリーニングする際
に、感光体表面の摩擦係数を低下させることによって、
その感光体表面とクリーニングブレードとの間の摩擦力
を低下させ、その結果として、両者間の摩擦によって生
じる感光体表面及びクリーニングブレードの摩耗を低減
してクリーニング性能を向上させようとするものであ
る。この潤滑剤供給装置は感光体に対して固定して配置
され常に一定量の潤滑剤を感光体に供給していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の技術は、主とし
て、感光体のクリーニング性能の向上を狙ったものであ
るが、転写ベルト方式においても感光体と同様その転写
ベルトにおけるクリーニング性能を向上させることは非
常に重要なことであると考えられる。トナーには潤滑剤
が含まれているので、摩擦抵抗を下げる効果があるが、
転写ベルトの幅方向の非画像領域にはトナーの付着が少
ないので、転写ベルトにブレードをカウンター方向に当
接させて、転写ベルトをクリーニングしようとすると、
ブレードが転写ベルト表面のコート層を削り、摩擦係数
が高くなりブレードの両端部が転写ベルトの回転方向に
反り返り、クリーニング不良が発生すると言う問題があ
る。
【0006】また、転写ベルトに付着している紙粉やト
ナーにより、潤滑剤供給手段の潤滑剤の供給能力が低く
なるという問題もあった。潤滑剤は一般に感光体に対し
て、感光体に付着している量が無くならない程度に微量
塗布するのが望ましいが、上述の技術には潤滑剤の塗布
量についの考慮がなされていなかった。
【0007】そこで、本発明の目的は、転写ベルトに潤
滑剤を均一に適量塗布し、転写ベルト表面の摩擦係数を
下げて、クリーニング性能を安定して向上させることが
できる、画像形成装置及び画像形成方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トナー像を担持する像担持体と、上記像担持体上に潤滑
剤を供給する潤滑剤供給手段と、上記像担持体のトナー
像を転写する転写材を搬送し、上記潤滑剤の供給された
像担持体の表面と接触する回動自在な無端状の転写部材
を有することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、上記転写部材を上記像担持体に接
触した位置と上記像担持体から離間した位置とに選択的
に接離させる接離手段を有することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、非転写期間に上記転写部材を上記
像担持体に接触させることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、非通紙期間に上記転写部材を上記
像担持体に接触させることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、上記像担持体上の非画像形成領域
に上記転写部材を接触させることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項3、4又は
5記載の画像形成装置において、非転写期間又は非通紙
期間に上記像担持体の線速度と上記転写ベルトの線速度
との間に速度差をもたせたことを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項3又は4記
載の画像形成装置において、非転写期間又は非通紙期間
とは、画像形成動作開始後、転写位置に上記転写材が到
達するまでの期間であることを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項3又は4記
載の画像形成装置において、非転写期間又は非通紙期間
とは、転写位置を最後の転写材の後端が通過した時から
上記転写部材が1回転以上に要する所定時間であること
を特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項3又は4記
載の画像形成装置において、非転写期間又は非通紙期間
とは、装置本体電源投入から画像形成動作の開始が可能
となるまでの期間であることを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項3又は4
記載の画像形成装置において、非転写期間又は非通紙期
間とは、複数の転写材に対し画像形成動作を連続的に行
う場合、転写位置を1枚目の転写材の後端が通過してか
ら2枚目の転写材の先端が到達するまでの期間であるこ
とを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
画像形成装置において、上記潤滑剤供給手段の潤滑材消
費量が1×10~ 4mN/秒〜1.5×10~ 3mN/秒で
あることを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
画像形成装置において、上記潤滑剤供給手段の潤滑材消
費量が0.1mN/1000枚〜1.5mN/1000
枚であることを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、画像形成方法で
あって、画像形成動作開始入力により、像担持体を回転
させ潤滑剤供給手段により上記像担持体上に潤滑剤を供
給する工程、上記像担持体の回転に伴い、上記像担持体
に無端状の転写部材を接離手段により接触させる工程、
上記像担持体のトナー像を上記転写部材に搬送される転
写材へ転写するのに先立ち、上記像担持体から上記転写
部材の表面に潤滑剤を直接転移させる工程からなる。
【0021】請求項14記載の発明は、トナー像を担持
する像担持体と、上記像担持体のトナー像を転写する転
写材を搬送し、上記像担持体の表面と接触する回動自在
な無端状の転写部材と、上記転写部材の表面に潤滑剤を
供給する潤滑剤供給手段とを有することを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の画像形成装置において、上記転写部材を上記潤滑剤供
給手段に接触した位置と上記潤滑剤供給手段から離間し
た位置とに選択的に接離させる接離手段を有することを
特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の画像形成装置において、画像形成装置の立上り時に、
上記潤滑剤供給手段に上記転写部材を接触させるように
上記接離手段の動作を制御する制御手段を有することを
特徴とする。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項15記載
の画像形成装置において、転写終了時に、上記潤滑剤供
給手段に上記転写部材を接触させるように上記接離手段
の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0025】請求項18記載の発明は、 請求項15記
載の画像形成装置において、画像形成装置の立上り時及
び転写終了時に、上記潤滑剤供給手段に上記転写部材を
接触させるように上記接離手段の動作を制御する制御手
段とを有することを特徴とする。
【0026】請求項19記載の発明は、請求項14、1
5、16、17又は18記載の画像形成装置において、
上記接離手段は上記転写部材を、上記潤滑剤供給手段に
接触した位置と上記潤滑剤供給手段から離間した位置と
に選択的に接離させ、かつ上記像担持体に接触した位置
と上記像担持体から離間した位置とに選択的に接離させ
ることを特徴とする。
【0027】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の画像形成装置において、上記接離手段は上記転写部材
を、上記潤滑剤供給手段に接触し、かつ上記像担持体か
ら離間した位置と、上記潤滑剤供給手段から離間し、か
つ上記像担持体に接触した位置とに選択的に接離させる
ことを特徴とする。
【0028】請求項21記載の発明は、請求項14記載
の画像形成装置において、上記転写部材をクリーニング
するクリーニング装置を有し、上記潤滑剤供給手段を、
上記転写部材の回転方向における上記クリーニング装置
の下流側であって、上記転写部材の回転方向における上
記像担持体と上記転写部材とのニップ部の上流側に配置
したことを特徴とする。
【0029】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の画像形成装置において、上記クリーニング装置は上記
転写部材に接触したブレードを有し、上記転写部材の上
記ブレードの長手方向の両端部に対応する位置に、上記
潤滑剤供給手段を配置したことを特徴とする。
【0030】請求項23記載の発明は、請求項21記載
の画像形成装置において、上記転写部材の非画像領域に
対応する位置に上記潤滑剤供給手段を配置したことを特
徴とする。
【0031】請求項24記載の発明は、請求項21、2
2又は23記載の画像形成装置において、上記転写部材
を上記潤滑剤供給手段に接触した位置と上記潤滑剤供給
手段から離間した位置とに選択的に接離させる接離手段
を有することを特徴とする。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において、符号10は画像形成装置本体を、
符号20は画像形成装置本体10の上方に配置され、原
稿Gを積載位置から読取位置へ搬送する自動原稿搬送装
置(以下DJF20という)を、符号30は給紙装置を
それぞれ表す。
【0033】画像形成装置本体10は、像担持体として
の感光体11と、感光体11に静電潜像を形成する露光
光学装置40と、感光体11を均一に帯電する帯電チャ
ージャ12と、非画像部の電荷を消去するイレーサ13
と、静電潜像を可視像化する現像装置14と、現像装置
14によって形成された可視像を転写材としての転写紙
Pに転写し、その転写紙Pを搬送する転写装置15と、
転写装置15によって転写されたトナー像を溶融定着す
る定着装置50と、転写後の感光体11に残存するトナ
ーを除去して感光体11をクリーニングするクリーニン
グユニット16とを具備している。
【0034】露光光学装置40は、DJF20によりコ
ンタクトガラス21まで搬送された原稿Gに光を照射す
る照明ランプ41と、原稿Gの表面からの反射光を折り
返し反射する走査ミラー42と、走査ミラー42の半分
の速度で移動する光路折り返しミラー対43a、43
b、結像レンズ43と、折り返しミラー群44a、44
b、44cとからなる。
【0035】本例において、帯電チャージャ12は感光
体11の表面を−800Vに帯電する。現像装置14は
正の極性に帯電したトナーを静電潜像に付着させて可視
像を形成する。
【0036】給紙装置30は、複数の給紙カセット31
を有し、その1つから給紙ローラ32で転写紙Pを搬送
経路33に送り出す。搬送経路33上の転写装置15の
前方には、レジストローラ対34a、34bが配置され
ている。符号39は、軸39aを中心として引き出され
る手差しトレイを表している。
【0037】定着装置50は、定着ローラ対51、52
と、転写紙Pに転写されたトナーに対向する定着ローラ
51に接したクリーニングローラ54と、クリーニング
ローラ54に接したバックアップローラ55とを有して
いる。
【0038】定着装置50の後方には、排紙ローラ対3
5、排紙トレイ36が配置されている。排紙ローラ対3
5の直後には、排紙ローラ対35によって送り出される
転写紙Pの進路を切換る進路切換部材37が設けられて
いる。進路切換部材37は転写紙Pを、排紙トレイ36
へ導く位置と、両面複写時に転写紙Pを反転させる反転
手段38へ導く位置とに選択的に切換られる。
【0039】クリーニングユニット16は、図2に示す
ように、感光体11に当接したブレード17と、ブレー
ド17の感光体11の回転方向における下流側に配置さ
れた潤滑剤供給手段としてのブラシ18とを具備する。
【0040】ブラシ18は、感光体11の表面に接触し
た状態で、駆動手段(図示されず)によって、矢印の向
きに回転駆動される。ブラシ18は、アルミニウム等の
円筒状部材19の外周に、ポリエステル繊維を複数植設
して形成されている。ブラシ18の先端には、固体状の
潤滑剤4がホルダ6を介して圧縮スプリング5によって
圧接されている。
【0041】潤滑剤4としては、ステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸バリウム、ステアリン酸鉛、ステアリン酸
鉄、ステアリン酸ニッケル、ステアリン酸コバルト、ス
テアリン酸銅、ステアリン酸ストロンチウム、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸カドミウム、ステアリン
酸マグネシウム、オレイン酸亜鉛、オレイン酸マンガ
ン、オレイン酸鉄、オレイン酸コバルト、オレイン酸
鉛、オレイン酸マグネシウム、オレイン酸銅、パルチミ
ン酸、亜鉛パルチミン酸コバルト、パルチミン酸銅、パ
ルチミン酸マグネシウム、パルチミン酸アルミニウム、
パルチミン酸カルシウム、カプリル酸鉛、カプロン酸
鉛、リノレン酸亜鉛、リノレン酸コバルト、リノレン酸
カルシウム及びコリノネン酸カドミウム等の比較的高次
の脂肪酸が適宜用いられる。その他にも、例えば、カポ
ットコーポレーションから市販されているCab−O−
S11のようなコロイド状高温シリカ粉末を使用すること
もでき、その他、カルナバワックス等のような天然ワッ
クスも適宜用いることができる。
【0042】感光体11の下方には、転写装置15が配
置されている。転写装置15は、感光体11に当接した
無端状の転写部材としての転写ベルト22を有してい
る。転写ベルト22は、駆動ローラ23と従動ローラ2
4との間に張架されていて、電気抵抗が中抵抗であり、
抵抗値変化の少ない材質のゴム材からなっている。転写
ベルト22の表面には、低摩擦係数のフッ素コーティン
グが施されている。コーティング材としては、アクリル
コート、ウレタンコート等が挙げられる。
【0043】従動ローラ24の両端には、図3に示すよ
うに、転写ベルト22の蛇行を防止するためのテーパー
部24bがそれぞれ形成されていて、従動ローラ24は
その軸24aをフレーム25に軸受26を介して回転自
在に支持されている。転写ベルト22の蛇行防止は、転
写ベルト22の弾性力と転写ベルト22と従動ローラ2
4との摩擦係数とに依存している。よって、転写ベルト
22と従動ローラ24との間にトナー等が入り込んで摩
擦係数が下がると、転写ベルト22の蛇行が発生するた
め、転写ベルト22の交換時には、駆動ローラ23及び
従動ローラ24の清掃が必要になる。
【0044】転写ベルト22の内周面の、感光体11と
転写ベルト22とのニップ部Nから駆動ローラ23の方
へ所定距離だけ離れた位置に、バイアス電圧を印加する
バイアスローラ27が当接して配置され、このバイアス
ローラ27から所定距離の位置には、アース板28が転
写ベルト22の内周面に当接して配置されている。
【0045】バイアスローラ27は、金属製のローラで
あって、転写ベルト22の回転に従動して回転し、アー
ス板28も同様に金属製であり、両者は、共に高圧電源
29に接続されている。本例では、転写時にバイアスロ
ーラ27に−1.5〜−2.0KVの電圧を印加し、ニ
ップ部Nにおいて転写ベルト22を−1.3〜−1.8
KVに帯電する。
【0046】駆動ローラ23の軸23aは、画像形成装
置の図示しない側板に回転自在に支持されている。一方
バイアスローラ27の軸はフレーム25に回転自在に支
持されていて、フレーム25は絶縁性のケーシング45
に支持されている。ケーシング45の下部には、転写装
置15を加圧する加圧アーム46が設けられている。加
圧アーム46は、図4に示すように、その形状をクラン
ク状に形成され、一端を図示しない側板に回転自在に支
持され、他端には解除レバー46aが設けられている。
解除レバー46aを矢印方向に回動すると、転写装置1
5が軸23aを中心として時計方向に搖動し、感光体1
1と転写ベルト22との間に隙間ができ、ジャム紙の取
り出しや、感光体11の脱着の操作性が良くなる。
【0047】高湿環境下では、転写ベルト22や転写紙
Pが低抵抗となるので、転写ベルト22上の電荷が転写
紙Pへ逃げてしまい、転写紙Pと感光体11との間で吸
着力が発生し、転写紙Pが感光体11へ巻きつき、分離
不良が発生する虞がある。よって、本例では、図2に示
すように、感光体11から転写紙Pを剥離する剥離爪5
7が設けられている。剥離爪57は軸57aに支持され
ていて、図示しない手段により感光体11に接触した位
置と離間した位置とに選択的に搖動される。さらに、転
写装置15の下方には、画像形成装置の図示しないメイ
ンスイッチに連動してオン、オフする除湿ヒータ58が
設けられている。図2において、符号66は、可視像を
形成された感光体11の表面の電位を低下させるPTL
を表している。
【0048】転写ベルト22は、感光体11に接触した
位置と感光体11から離間した位置とに、図5に示す接
離手段60により選択的に接離される。接離手段60
は、転写ベルト22の下面に当接して配置された可撓性
の一対のステー61a、61bと、図示しない固定部材
に支持された軸62a、62bと、軸62a、62bに
それぞれ回動自在に支持された接離レバー63a、63
bと、接離レバー63a、63bを選択的に回動するソ
レノイド64とを有している。
【0049】ステー61a、61bは、L字型に形成さ
れていて、その一端を図示しない側板に固定されてい
る。ステー61bの他端は、上述した高圧電源29にコ
ネクタ29aを介して接続されている。
【0050】ソレノイド64のプランジャ64aと接離
レバー63aとは直接連結されているが、接離レバー6
3aとプランジャ64aとは、連結部材65を介して接
続されている。なお、ソレノイド64の負荷を軽減する
ため、適宜の位置に転写ベルト22を感光体11に接触
させる向きに付勢する図示しないスプリングが配置され
ている。
【0051】ソレノイド64は図示しない制御手段にそ
の動作を制御され、図6に示すように、作動スイッチが
オンされてメインモータ70の駆動が開始(オン)され
た時に励磁され、プランジャ64aを引込み、接離レバ
ー63a、63bを軸62a、62bを中心として回動
し、ステー61a、61bを矢印方向に押上げて、転写
ベルト22を感光体11に接触させる。この時の転写ベ
ルト22と感光体11とのニップ部N(図2参照)の幅
は4〜8mmに設定されている。一方ソレノイド64は
一連の画像形成動作が終了し、メインモータ70の駆動
が終了(オフ)した時に消磁され、転写ベルト22をそ
の自重により、感光体11から離間する。
【0052】図6において、点Aは作動スイッチ(画像
形成動作を開始させるプリントキー)をオンし、感光体
11と転写ベルト22とが接触した時を、点Bは一枚目
の転写紙Pの先端が転写ベルト22と感光体11とのニ
ップ部N(転写位置)に到達した時を、点Cは1枚目の
転写紙Pの後端がニップ部Nを通過した時を、点Dは一
連の画像形成動作の連続する2枚目の転写紙Pの先端が
ニップ部Nに到達した時を、点Eは二枚目の転写紙Pの
後端がニップ部Nを通過した時を、点Fは一連の画像形
成動作が終了し感光体11と転写ベルト22が離間した
時をそれぞれ表している。
【0053】以下点A〜点Bまでの画像形成動作開始の
指示入力がなされ、感光体11に転写ベルト22が接触
した後からニップ部Nに転写紙Pの先端が到達するまで
の期間、点C〜点Dまでの、ニップ部Nを1枚目の転写
紙Pの後端が通過してから2枚目の転写紙Pの先端が到
達するまでの期間(紙間)、及び点E〜点Fまでの、最
後の転写紙Pの後端がニップ部Nを通過してから感光体
11から転写ベルト22が離間するまでの期間をそれぞ
れ非転写期間、非通紙期間といい、又はこの期間に相当
する感光体11の回転方向の所定領域を非画像形成領域
という。
【0054】点E〜点Fまでの期間は、転写ベルト22
が1回転以上に要する所定時間であることが望ましい。
これにより、画像形成動作後に転写ベルト22の全周に
渡り潤滑剤が塗布されるので、次回の画像形成動作の開
始後であって、その転写前に改めて転写ベルト22の全
周に渡って潤滑剤を塗布するための時間を確保する必要
がなくなり、例えば、無用な転写ベルトの空回し等を行
わず、ファーストコピータイムの最短化が図れる。
【0055】さらに、装置本体の電源スイッチ投入から
画像形成動作の開始が可能となるまでの期間、いわゆる
定着装置50のローラのヒートアップ期間中に、感光体
11と転写ベルト22とを接触させて、転写ベルト22
に潤滑剤を塗布してもよい。このことは、例えば、朝一
番で画像形成動作を行うとき、立ち上げ時間を利用し
て、転写ベルト22の全周に渡り潤滑剤が塗布されるの
で、画像形成動作開始後であって、その転写前に改めて
転写ベルト22の全周に渡って潤滑剤を塗布するための
時間を確保する必要がなくなり、ファーストコピータイ
ムの最短化が図れる。
【0056】駆動ローラ23の軸23aの一方の端部に
は、駆動ローラ23を回転駆動する転写モータMに噛合
する駆動ギアが固着されている。転写モータMも図6に
示すように、メインモータ70の駆動開始と同時に駆動
される。転写モータMは、転写ベルト22を、転写時/
非転写期間(通紙時/非通紙期間)に、感光体11の線
速と同一線速で駆動しても良いが、非転写期間に感光体
11の線速よりも遅い線速で駆動するか又は感光体11
の線速よりも速い線速で駆動しても良い。このように、
転写ベルト22の線速度と感光体11の線速度との間に
差を持たせることにより、ブラシ18により感光体11
に供給された潤滑剤4を、転写ベルト22の表面に擦り
付けて容易に転移させることもできる。
【0057】図2に示すように、ケーシング45の内部
であって、駆動ローラ23に転写ベルト22を介して接
触する位置には、転写ベルト22に付着したトナーや紙
粉等を掻き取るブレード47が配置されている。ブレー
ド47はその基部をホルダ48に固定されていて、ホル
ダ48は軸48aを中心として図示しない手段で搖動さ
れ、ブレード47を転写ベルト22へ当接した位置と離
間した位置とに搖動する。
【0058】ブレード47の下方には、ブレード47で
掻き取られたトナーを回収容器へ搬送するスクリュ49
が配置されている。同図において符号56a、56bは
ブレード47で掻き取られたトナーが飛散するのを防止
するためのシール部材を表している。ここに、ブレード
47、ホルダ48、軸48a、スクリュ49が主に転写
ベルト22をクリーニングするクリーニング装置を構成
する。
【0059】転写ベルト22を感光体11から離間させ
ることにより、転写ベルト22の物質、例えばゴムや油
性分等が感光体11との長時間の接触により感光体11
に付着するのを防止したり、感光体11及び転写ベルト
の変質を防止したり、Pセンサ(図示せず)にて感光体
11上のパターン濃度を検出する際、転写ベルト22に
トナー像を転写させないようにしたり、画像部以外のト
ナーを転写ベルト22に乗せないようにし、ブレード4
7の負荷を軽減できる。
【0060】上記構成に基づく動作を説明する。画像形
成装置の図示しない作動スイッチ(プリントキー)をオ
ンすることにより、メインモータ70、転写モータMが
回転し、感光体11、転写ベルト22、ブラシ18が回
転し始め、ソレノイド64が励磁される。感光体11の
表面には、ブラシ18の回転により適量の潤滑剤が均一
に塗布される。適量の潤滑剤を均一に塗布された感光体
11に対し、以下の如く画像形成動作が行われる。
【0061】図1に示すように、DJF20上に画像面
を上向きに載置された原稿Gは、下側の1枚目から同図
において左方へ送り出され、反転させられてコンタクト
ガラス21上の読取位置まで搬送される。
【0062】続いて、露光光学装置40によって原稿G
の画像が、帯電チャージャ12で表面を均一に−800
Vに帯電させられた感光体11の表面に投影され、静電
潜像が形成される。感光体11上の静電潜像は、イレー
サ13により非画像部の電荷が消去された後、図7に示
すように、現像装置14でプラスに帯電させられたトナ
ーTを現像ローラ15aにより付着させられて可視像が
形成される。可視像が形成された感光体11は、その表
面の電位をPTL66により低下される。
【0063】一方、給紙装置30の一つの給紙カセット
31又は手差しトレイの一方から一枚の転写紙Pが給紙
され、搬送経路33に送り出され、レジストローラ対3
4a、34bに送られる。レジストローラ対34a、3
4bは、感光体11上の可視像(トナー像)と転写紙P
とがニップ部Nで一致するタイミングをもって転写紙P
を転写装置15へ送り出す。
【0064】ソレノイド64が励磁されると、図5に示
すようにプランジャ64aを引込み、接離レバー63
a、63bを軸62a、62bを中心として回動しステ
ー61a、61bを矢印方向に押上げて、転写ベルト2
2を感光体11に接触させる。
【0065】非転写期間、非通紙期間、感光体11の非
画像形成領域に転写ベルト22を感光体11に直接接触
させて転写モータMを駆動し、転写ベルト22を回転さ
せることにより、感光体11の表面に供給された潤滑剤
4が転写ベルト22に移行(塗布)される。
【0066】転写紙Pがニップ部Nに進入するタイミン
グに合わせて、高圧電源29からバイアスローラ27に
−1.5〜−2.0KVの電圧が印加され、転写ベルト
22を−1.3〜−1.8KVに帯電させ、図7に示す
ように、感光体11上トナーTを転写紙P上に転写す
る。ここで転写紙Pは転写ベルト22に静電吸着される
ため、感光体11から分離され、転写ベルト22に乗っ
て搬送される。転写ベルト22及び転写紙Pに付与され
た電荷は、下流側に移動するに従って徐々にアース板2
8により除電され、緩和される。静電吸着力が弱められ
た転写紙Pは、駆動ローラ23の位置で曲率分離され、
定着装置50へ送られる。
【0067】転写紙P上のトナーTは、所定の温度に加
熱された定着ローラ51と、定着ローラ52との間に挿
入され、加熱定着された後、排紙トレイ36に排出され
る。その後、同様の画像形成プロセスが繰り返され、最
後の転写紙Pの後端がニップ部Nを通過してから、転写
ベルト22が1回転以上に要する所定時間が経過した後
に一連の画像形成動作が終了する。
【0068】また、転写紙Pの裏面にもコピーをとる
(両面コピー)場合には、転写紙Pは進路切替部材37
によって反転手段38へ案内され、それから再びレジス
トローラ対34a、34bへと搬送され、前述と同様の
画像形成プロセスが繰り返される。一連の画像形成動作
が終了し、メインモータ70の駆動が終了(オフ)した
時に、ソレノイド64は消磁され、転写ベルト22をそ
の自重により、感光体11から離間する。
【0069】感光体11上に残ったトナーTはクリーニ
ングユニット16のブレード17により除去される。一
方、潤滑剤4が移行した転写ベルト22に付着したトナ
ーTはブレード47で除去され、搬送スクリュ49で回
収容器へ搬送される。
【0070】ここで、発明者らは、感光体11に供給さ
れる潤滑剤4の消費量と転写ベルト22のクリーニング
性の関係を調べるために、図2に示すような画像形成装
置を用いて実験を行った。その結果を図8に示す。実験
条件は以下の通りである。
【0071】環境‥‥‥常温、常湿 線速‥‥‥‥‥430mm/sec ブラシ18の感光体11への食い込み量‥‥‥1.5m
m 潤滑剤‥‥‥ステアリン酸亜鉛 図8における、縦軸は転写紙Pの裏汚れの程度を表し、
横軸は転写紙P1000枚当たりの潤滑剤4の消費量を
表している。転写ベルト22のクリーニング不良によ
り、転写紙Pの裏汚れが発生するので、縦軸には、転写
ベルト22のクリーニング性ではなく、裏汚れの程度が
表されている。縦軸の符号○は転写紙Pに裏汚れが発生
しないことを表し、符号△は転写紙Pの裏汚れが許容レ
ベル(目視で確認できないレベル)であることを表し、
符号×は転写紙Pの裏汚れが目視で確認できるレベルで
あることを表している。横軸の「mN/1000枚」は
10~ 3mN/秒を表している。なお潤滑剤4の感光体1
1への塗布量は、微量でその測定が困難なため、潤滑剤
4の重さを測って消費量として表した。
【0072】図8に示す実験の結果より、潤滑材4の消
費量が0.1mN/1000枚〜1.5mN/1000
枚(1×10~ 4mN/秒〜1.5×10~ 3mN/秒)の
範囲で転写紙Pの裏汚れ許容レベルとなり、さらに、潤
滑材4の消費量が0.3mN/1000枚〜0.8mN
/1000枚の範囲で転写紙Pに裏汚れが発生しないこ
とが確認された。
【0073】図9に別のクリーナ161を示す。このク
リーナ161は、上述の実施例のそれに対し、潤滑剤4
とブラシ18との間に塗布ローラ81を設けた点と、ブ
レード17をブラシ18の、感光体11の回転方向の下
流側に配置した点が相違する。潤滑剤4はホルダ6に固
定されていて、ドラムユニットにネジ86で固定された
ケース85の内部に配置されていてる。ホルダ6の上面
には、潤滑剤4を所定の当接圧で塗布ローラ81に付勢
する錘82が載せられている。塗布ローラ81には、塗
布ローラ81に付着したトナーを掻き採る、ポリエステ
ルフィルム等からなるスクレーパ83が接触して配置さ
れている。スクレーパ83の下方には、スクレーパ83
で掻き採られたトナーを搬送するスクリュ84が配置さ
れている。同図において、符号84はマイラーシールを
表している。
【0074】ここで、発明者らは、このクリーナ161
を用いて感光体11に供給される潤滑剤4の消費量と転
写紙Pの通紙枚数の関係を調べるために実験を行った。
その結果を図10に示す。実験条件は以下の通りであ
る。
【0075】環境‥‥‥常温、常湿 線速‥‥‥‥‥430mm/sec ブラシ18の感光体11への食い込み量‥‥‥1.5m
m ブラシ18の塗布ローラ81への食い込み量‥‥‥1.
5mm 潤滑剤‥‥‥ステアリン酸亜鉛 潤滑剤と塗布ローラ81の当接圧‥‥‥500mN 図10における、縦軸は潤滑剤4の消費量を表し、横軸
は転写紙Pの通紙枚数を表している。図8に示す実験の
結果より、潤滑剤4をブラシ18に直接接触させずに、
塗布ローラ81を介して用いることで、経時において
も、潤滑剤4の消費量を0.3mN/1000枚〜0.
8mN/1000枚の範囲に微量に安定して塗布するこ
とができた。
【0076】感光体11に供給された潤滑剤4を転写ベ
ルト22に移行させると、転写ベルト22のコーティン
グ層のクラックや凹凸を補修して平滑化し、ブレード4
7によるクリーニングが容易になるばかりでなく、転写
ベルト22の表面の摩擦係数が低下し、ブレード47の
巻き込みを防止でき、さらにブレード47の摩耗量が減
り耐久性が向上する。
【0077】本実施例によれば、非通紙期間、非転写期
間及び感光体11の非画像形成領域に、感光体11と転
写ベルト22とを当接させて、感光体11側に供給され
た潤滑剤4を転写ベルト22に移行させるので、転写ベ
ルト22表面の摩擦係数が下がり、クリーニング性が良
くなる。さらに、非通紙期間、非転写期間に感光体11
の線速度と転写ベルト22の線速度との間に速度差をも
たせると、感光体11側の潤滑剤が転写べルト22側に
効率良く供給できる。
【0078】本実施例では潤滑剤供給手段を感光体11
側に設けたが、図11に示すように、ブラシ18、潤滑
剤4等を、転写ベルト22の回転方向のブレード47の
直ぐ下流側に配置して、接離手段60による転写ベルト
22の感光体11への接離動作に関係無く、ブラシ18
による潤滑剤4の供給を常時行なっても良い。
【0079】図12に別の実施例を示す。この実施例
は、上述の実施例に対して、潤滑剤供給手段を転写ベル
ト22の下方に配置した点のみにおいて相違する。な
お、上述の実施例と同一部材には同一符号を附し、それ
らの説明を省略する。図12、図13に示すように、ケ
ーシング45の内部であって、ブレード47の転写ベル
ト22の回転方向における下流側であってニップ部Nの
上流側には、潤滑剤供給手段としてのブラシ118が配
置されている。ブラシ118は、ブレード47の長手方
向の両端部に対応する位置もしくは、転写ベルト22の
両端の非画像領域Xに対応する位置に配置されている。
【0080】ブラシ118はアルミニウム等の円筒状部
材119の外周に、ポリエステル繊維を複数植設して形
成されていて、両ブラシ118は軸118aで一体的に
連結されていて、この軸118aが駆動手段(図示され
ず)によって、矢印の向きに回転駆動される。ブラシ1
18の先端には、結着剤により固形化された板状の潤滑
剤104がホルダ106を介して圧縮スプリング105
によって圧接されている。ブラシ118を時計方向、反
時計方向のどちらに回転させても良いが、転写ベルト2
2の回転方向と逆方向に回転する場合には、転写ベルト
22とブラシ118との間に線速度差を持たせると、潤
滑剤104を転写ベルト22の表面に塗布し易くなる。
【0081】転写ベルト22は、ブラシ118から離間
し、かつ感光体11に接触した位置と、ブラシ118に
接触し、かつ感光体11から離間した位置とに、上述し
た接離手段60(図5に示す)により選択的に接離され
る。
【0082】ソレノイド64は図14に示すタイミイン
グチャートに基づいて、図示しない制御手段にその動作
を制御される。同図において、点A1は作動スイッチを
オンした時を、点B1は一枚目の転写スタート時を、点
C1は一枚目の転写終了時を、点D1は二枚目の転写ス
タート時を、点C1は二枚目の転写終了時を、点F1は
メインモータ70の駆動が終了した時をそれぞれ表して
いる。ここで点B1’、C1’、D1’、E1’は点B
1、C1、D1、E1に対して時間が僅かにずれている
が、これらの時間のずれは、ソレノイド64が消磁又は
励磁されて転写ベルト22を所定の位置まで移動させる
のに要する時間である。
【0083】以下点A1〜B1’間を画像形成装置の立
上り時(メインモータ70が駆動開始し定着ローラ対5
1、52が暖まるまでの時間)、点C1’〜D1’間及
び点E1’〜F1間を転写終了時、点B1’〜C1’間
及び点D1’〜E1’間を転写時と言う。
【0084】ソレノイド64は転写時に励磁され、転写
ベルト22を感光体11に接触させ、かつブラシ118
から離間させる。一方、ソレノイド64は画像形成装置
の立上り時及び、転写終了時に消磁され、転写ベルト2
2をその自重により、感光体11から離間し、かつブラ
シ118に接触させる。
【0085】上記構成に基づく動作を説明する。画像形
成装置の図示しない作動スイッチをオンすることによ
り、メインモータ70、転写モータMが回転し、感光体
11、転写ベルト22、ブラシ118が回転し始める。
この画像形成装置の立上り時に、転写ベルト22は回転
しつつブレード47でクリーニングされ、その自重によ
り感光体11から離間した位置に置かれて、回転するブ
ラシ118に接触し、その表面に適量の潤滑剤104が
塗布される。その後、上述の実施例のごとく感光体11
上にトナー像が形成され、転写紙Pがニップ部Nに到達
するタイミングでソレノイド64が励磁される。
【0086】ソレノイド64が励磁されると、上述のご
とく、プランジャ64aを引込み、接離レバー63a、
63bを軸62a、62bを中心として回動しステー6
1a、61bを矢印方向に押上げて、転写ベルト22を
感光体11に接触させかつ、ブラシ118から離間させ
る。その後、感光体11上のトナー像は、転写紙Pに転
写され、定着装置50で定着されて排紙トレイ36に排
出される。
【0087】一枚目の原稿Pに対応する転写が終了する
と、ソレノイド64が消磁され、転写ベルト22がその
自重により、感光体11から離間し、ブラシ118に接
触する。転写ベルト22は回転しながらブラシ118に
接触することにより、その表面に潤滑剤104が塗布さ
れる。潤滑剤104が塗布された転写ベルト22に付着
したトナーTはブレード47で除去され、搬送スクリュ
49で回収容器へ搬送される。
【0088】本実施例では、ブラシ118を転写ベルト
のブレード47の長手方向の両端部に対応する位置もし
くは転写ベルト22の非画像領域Xに対応する位置に配
置したが、ブラシ118を転写ベルト22の幅方向全域
に渡って設けても良い。
【0089】本実施例によれば、転写ベルト22の表面
がクリーニング装置でクリーニングされ、適量の潤滑剤
104が供給されるので、転写ベルト22の表面の摩擦
係数が低下し、クリーニング性が良くなる。さらに、転
写ベルト22のブレード47の長手方向の両端部に対応
する位置に潤滑剤104が供給され、ブレード47が反
り返らなくなり、クリーニング性が良くなる。さらに、
転写ベルト22の非画像領域Xに対応する位置に潤滑剤
104が供給され、ブレード47が反り返らなくなり、
クリーニング性が良くなる。さらに、接離手段60が転
写ベルト22をブラシ118に接触した位置と118か
ら離間した位置とに選択的に接離させ、転写ベルト22
の表面に適量の潤滑剤104を塗布するので、転写ベル
ト22の表面の摩擦係数が低下し、クリーニング性が良
くなる。
【0090】さらに、制御手段が転写動作前に転写ベル
ト22をブラシ118に接触させるように接離手段60
の動作を制御し、予め転写ベルト22の表面に適量の潤
滑剤を塗布するので、転写ベルト22表面の摩擦係数が
下がり、クリーニング性が良くなる。さらに、接離手段
60が転写ベルト22を、ブラシ118に接触した位置
とブラシ118から離間した位置と、感光体11に接触
した位置と感光体11から離間した位置とに選択的に接
離させるので、装置の小型化になる。
【0091】上記各実施例では、転写ベルト22につい
て説明したが、転写ベルト22に限らず、例えば転写ロ
ーラ、帯電ローラ等、感光体に接触しているものは全
て、クリーニング性が良くなる。転写ベルト、転写ロー
ラ、帯電ローラの特性値の一つとしてクリーニング性が
在り、このクリーニング性を良くすることで装置の寿命
を延ばすことができる。転写ベルト22は、転写モータ
Mを用いずにメインモータ70で駆動しても良い。無端
状の転写部材としては、転写ベルト22だけでなく、ド
ラム形状の転写媒体でも良い。また、その他、本発明の
技術思想を利用するものであれば、全て本発明に含まれ
るものである。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、像担持体に適量均一に
塗布された潤滑剤が、転写部材を像担持体に接触させる
ことにより転写部材に移行して、転写部材表面の摩擦係
数が下がるので、クリーニング性能を安定して向上させ
ることができる。さらに、非転写期間、非通紙期間、像
担持体の非画像形成領域に転写部材を像担持体に接触さ
せると、無用な転写材の回転が不要になり、ファースト
コピータイムの最短化が図れる。非転写期間、非通紙期
間に像担持体の線速度と転写部材の線速度との間に速度
差をもたせると、像担持体側の潤滑剤が転写べルト側に
効率良く供給できる。さらに、潤滑材消費量を1×10
~ 4mN/秒〜1.5×10~ 3mN/秒、0.1mN/1
000枚〜1.5mN/1000枚とすると、適量の潤
滑剤が供給され、転写材の裏汚れが防止できる。
【0093】さらに別の発明によれば、制御手段が転写
動作前に転写部材を潤滑剤供給手段に接触させるように
接離手段の動作を制御し、予め転写部材の表面に適量の
潤滑剤が塗布されるので、転写部材表面の摩擦係数が下
がり、クリーニング性が良くなる。さらに、一つの接離
手段で転写部材を、潤滑剤供給手段に接触した位置と潤
滑剤供給手段から離間した位置と、像担持体に接触した
位置と像担持体から離間した位置とに選択的に接離させ
るので、上述の効果に加えて装置の小型化になる。
【0094】さらに、転写部材の表面がクリーニング装
置でクリーニングされ、適量の潤滑剤が供給されると、
転写部材の表面の摩擦係数が低下し、クリーニング性が
良くなる。さらに、転写部材のブレードの長手方向の両
端部に対応する位置に潤滑剤が供給されると、ブレード
が反り返らなくなり、クリーニング性が良くなる。さら
に、転写部材の非画像領域に対応する位置に潤滑剤が供
給されると、ブレードが反り返らなくなり、クリーニン
グ性が良くなる。さらに、接離手段が転写部材を潤滑剤
供給手段に接触した位置と潤滑剤供給手段から離間した
位置とに選択的に接離させ、転写部材の表面に適量の潤
滑剤を塗布するので、転写部材の表面の摩擦係数が低下
し、クリーニング性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す画像形成装置の概略図
である。
【図2】図1に示す画像形成装置における転写装置の概
略構成図である。
【図3】転写装置の従動ローラを示す一部断面図であ
る。
【図4】転写装置の加圧フレームの斜視図である。
【図5】転写ベルトの接離手段を示す斜視図である。
【図6】図1に示す画像形成装置の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図7】図1に示す画像形成装置の転写動作を説明する
ための図である。
【図8】転写紙の裏汚れの程度と転写紙1000枚当た
りの潤滑剤の消費量との関係を示すグラフである。
【図9】他のクリーナを示す一部断面図である。
【図10】潤滑剤の消費量と転写紙の通紙枚数との関係
を示すグラフである。
【図11】他の転写装置の概略構成図である。
【図12】本発明の別の実施例を示す画像形成装置の要
部の概略図である。
【図13】潤滑剤供給手段を示す斜視図である。
【図14】図12に示す画像形成装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
4、104 潤滑剤 11 像担持体としての感光体 12 帯電チャージャー 13 イレーサ 14 現像装置 15 転写装置 16 クリーニングユニット 18、118 潤滑剤供給手段としてのブラシ 21 コンタクトガラス 22 転写部材としての転写ベルト 30 給紙装置 40 露光光学装置 50 定着装置 P 転写材としての転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 宏一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 轡田 昭夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 伯志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を担持する像担持体と、 上記像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、 上記像担持体のトナー像を転写する転写材を搬送し、上
    記潤滑剤の供給された像担持体の表面と接触する回動自
    在な無端状の転写部材を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 上記転写部材を上記像担持体に接触した位置と上記像担
    持体から離間した位置とに選択的に接離させる接離手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、 非転写期間に上記転写部材を上記像担持体に接触させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の画像形成装置において、 非通紙期間に上記転写部材を上記像担持体に接触させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の画像形成装置において、 上記像担持体上の非画像形成領域に上記転写部材を接触
    させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項3又は4記載の画像形成装置におい
    て、 非転写期間又は非通紙期間に上記像担持体の線速度と上
    記転写ベルトの線速度との間に速度差をもたせたことを
    特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項3又は4記載の画像形成装置におい
    て、 非転写期間又は非通紙期間とは、画像形成動作開始後、
    転写位置に上記転写材が到達するまでの期間であること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項3又は4記載の画像形成装置におい
    て、 非転写期間又は非通紙期間とは、転写位置を最後の転写
    材の後端が通過した時から上記転写部材が1回転以上に
    要する所定時間であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項3又は4記載の画像形成装置におい
    て、 非転写期間又は非通紙期間とは、装置本体電源投入から
    画像形成動作の開始が可能となるまでの期間であること
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項3又は4記載の画像形成装置にお
    いて、 非転写期間又は非通紙期間とは、複数の転写材に対し画
    像形成動作を連続的に行う場合、転写位置を1枚目の転
    写材の後端が通過してから2枚目の転写材の先端が到達
    するまでの期間であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の画像形成装置において、 上記潤滑剤供給手段の潤滑材消費量が1×10~ 4mN/
    秒〜1.5×10~ 3mN/秒であることを特徴とする画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項1記載の画像形成装置において、 上記潤滑剤供給手段の潤滑材消費量が0.1mN/10
    00枚〜1.5mN/1000枚であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  13. 【請求項13】画像形成動作開始入力により、像担持体
    を回転させ潤滑剤供給手段により上記像担持体上に潤滑
    剤を供給する工程、 上記像担持体の回転に伴い、上記像担持体に無端状の転
    写部材を接離手段により接触させる工程、 上記像担持体のトナー像を上記転写部材に搬送される転
    写材へ転写するのに先立ち、上記像担持体から上記転写
    部材の表面に潤滑剤を直接転移させる工程からなる画像
    形成方法。
  14. 【請求項14】トナー像を担持する像担持体と、 上記像担持体のトナー像を転写する転写材を搬送し、上
    記像担持体の表面と接触する回動自在な無端状の転写部
    材と、 上記転写部材の表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段
    と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の画像形成装置におい
    て、 上記転写部材を上記潤滑剤供給手段に接触した位置と上
    記潤滑剤供給手段から離間した位置とに選択的に接離さ
    せる接離手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載の画像形成装置におい
    て、 画像形成装置の立上り時に、上記潤滑剤供給手段に上記
    転写部材を接触させるように上記接離手段の動作を制御
    する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】請求項15記載の画像形成装置におい
    て、 転写終了時に、上記潤滑剤供給手段に上記転写部材を接
    触させるように上記接離手段の動作を制御する制御手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】請求項15記載の画像形成装置におい
    て、 画像形成装置の立上り時及び転写終了時に、上記潤滑剤
    供給手段に上記転写部材を接触させるように上記接離手
    段の動作を制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  19. 【請求項19】請求項14、15、16、17又は18
    記載の画像形成装置において、 上記接離手段は上記転写部材を、上記潤滑剤供給手段に
    接触した位置と上記潤滑剤供給手段から離間した位置と
    に選択的に接離させ、かつ上記像担持体に接触した位置
    と上記像担持体から離間した位置とに選択的に接離させ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  20. 【請求項20】請求項19記載の画像形成装置におい
    て、 上記接離手段は上記転写部材を、上記潤滑剤供給手段に
    接触し、かつ上記像担持体から離間した位置と、上記潤
    滑剤供給手段から離間し、かつ上記像担持体に接触した
    位置とに選択的に接離させることを特徴とする画像形成
    装置。
  21. 【請求項21】請求項14記載の画像形成装置におい
    て、 上記転写部材をクリーニングするクリーニング装置を有
    し、 上記潤滑剤供給手段を、上記転写部材の回転方向におけ
    る上記クリーニング装置の下流側であって、上記転写部
    材の回転方向における上記像担持体と上記転写部材との
    ニップ部の上流側に配置したことを特徴とする画像形成
    装置。
  22. 【請求項22】請求項21記載の画像形成装置におい
    て、 上記クリーニング装置は上記転写部材に接触したブレー
    ドを有し、上記転写部材の上記ブレードの長手方向の両
    端部に対応する位置に、上記潤滑剤供給手段を配置した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  23. 【請求項23】請求項21記載の画像形成装置におい
    て、 上記転写部材の非画像領域に対応する位置に上記潤滑剤
    供給手段を配置したことを特徴とする画像形成装置。
  24. 【請求項24】請求項21、22又は23記載の画像形
    成装置において、 上記転写部材を上記潤滑剤供給手段に接触した位置と上
    記潤滑剤供給手段から離間した位置とに選択的に接離さ
    せる接離手段を有することを特徴とする画像形成装置。
JP8017503A 1995-02-10 1996-02-02 画像形成装置及び画像形成方法 Pending JPH08278707A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017503A JPH08278707A (ja) 1995-02-10 1996-02-02 画像形成装置及び画像形成方法
US08/596,861 US5812919A (en) 1995-02-10 1996-02-09 Image transferring device for an image forming apparatus

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-22969 1995-02-10
JP2296995 1995-02-10
JP7-22970 1995-02-10
JP2297095 1995-02-10
JP2296895 1995-02-10
JP7-22968 1995-02-10
JP8017503A JPH08278707A (ja) 1995-02-10 1996-02-02 画像形成装置及び画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08278707A true JPH08278707A (ja) 1996-10-22

Family

ID=27456788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8017503A Pending JPH08278707A (ja) 1995-02-10 1996-02-02 画像形成装置及び画像形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5812919A (ja)
JP (1) JPH08278707A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188862B1 (en) * 1999-02-23 2001-02-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus preventing toner adhesion onto transfer member
JP2007293109A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Ricoh Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2008026815A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Sharp Corp ソレノイドの構造及びこれを用いた画像形成装置
US7664429B2 (en) 2006-06-26 2010-02-16 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer mechanism and image forming apparatus using the same

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5870650A (en) * 1996-07-18 1999-02-09 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a device to apply a release agent to a surface of a transfer roller
JP3396141B2 (ja) * 1996-12-16 2003-04-14 株式会社リコー 画像形成装置
JP3450630B2 (ja) * 1997-02-27 2003-09-29 株式会社リコー 画像形成装置
JPH11125977A (ja) * 1997-10-24 1999-05-11 Ricoh Co Ltd ベルト転写装置
JPH11143309A (ja) * 1997-11-07 1999-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11174783A (ja) * 1997-12-10 1999-07-02 Ricoh Co Ltd 多機能型接触帯電・転写装置
US6064849A (en) * 1998-01-30 2000-05-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus for high quality color images
JPH11282223A (ja) * 1998-02-02 1999-10-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、および光学検知システム
KR100324101B1 (ko) 1998-02-14 2002-02-20 이토가 미찌야 화상형성장치
JP2000122448A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US6175711B1 (en) * 1998-10-16 2001-01-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus having a toner diffuser
JP2000162938A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成装置の像担持体への潤滑剤塗布装置
US6295437B1 (en) * 1998-12-28 2001-09-25 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and method for forming an image using a developing device capable of obtaining a high quality image
JP3810936B2 (ja) 1999-02-15 2006-08-16 株式会社リコー 転写搬送装置
JP2001022192A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Fujitsu Ltd 画像形成装置
JP3795709B2 (ja) * 1999-07-19 2006-07-12 株式会社リコー 画像形成装置
JP4718057B2 (ja) 2001-08-17 2011-07-06 株式会社リコー 画像形成装置
US6859630B2 (en) 2001-12-28 2005-02-22 Ricoh Company, Ltd. Image transferring and recording medium conveying device and image forming apparatus including the same
US6778802B2 (en) * 2002-03-20 2004-08-17 Ricoh Company, Ltd. Image transferring and sheet separating device and image forming apparatus including the same
US6895209B2 (en) * 2002-04-19 2005-05-17 Ricoh Company, Ltd. Cleaning device and image forming apparatus using the same
JP2004004209A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US6922543B2 (en) * 2002-09-19 2005-07-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and cleaning unit
US6785486B2 (en) * 2002-11-07 2004-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
US7103301B2 (en) * 2003-02-18 2006-09-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus using a contact or a proximity type of charging system including a protection substance on a moveable body to be charged
US7158730B2 (en) * 2003-08-07 2007-01-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, process cartridge, developing unit, and image forming method
JP2005070276A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びこれらに用いるトナー
US20050232665A1 (en) * 2004-03-26 2005-10-20 Koike Toshio Image forming apparatus, process cartridge, lubrication method, and toner
US7242894B2 (en) * 2004-11-15 2007-07-10 Xerox Corporation Xerographic transfer station using a belt
JP4846452B2 (ja) 2005-06-30 2011-12-28 株式会社リコー ブラシ部材、並びにこれを用いる転写装置及び画像形成装置
JP4615386B2 (ja) * 2005-07-15 2011-01-19 株式会社リコー 画像形成装置
KR100628567B1 (ko) * 2005-08-25 2006-09-26 삼성전자주식회사 현상기 동력단속장치 및 그것을 구비한 화상형성장치
JP5037909B2 (ja) * 2006-11-22 2012-10-03 株式会社リコー 像担持体用保護剤、及び保護層形成装置、並びに画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP4801574B2 (ja) * 2006-12-11 2011-10-26 株式会社リコー 像担持体用保護剤、及び保護層形成装置、並びに画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP5574213B2 (ja) * 2008-07-09 2014-08-20 株式会社リコー 画像形成装置
JP2012037679A (ja) 2010-08-05 2012-02-23 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5729227B2 (ja) 2011-09-13 2015-06-03 株式会社リコー 画像形成装置
JP6065406B2 (ja) 2011-10-11 2017-01-25 株式会社リコー 転写装置及び画像形成装置
JP5729362B2 (ja) 2011-11-28 2015-06-03 株式会社リコー 画像形成装置
JP6083199B2 (ja) 2012-01-11 2017-02-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP5967469B2 (ja) 2012-03-12 2016-08-10 株式会社リコー 画像形成装置
JP6222542B2 (ja) 2012-05-18 2017-11-01 株式会社リコー 画像形成装置
JP6102490B2 (ja) 2012-09-18 2017-03-29 株式会社リコー 画像形成装置
JP6160907B2 (ja) 2013-04-17 2017-07-12 株式会社リコー 転写装置及び画像形成装置
JP6286868B2 (ja) 2013-05-01 2018-03-07 株式会社リコー 画像形成装置
US9395659B2 (en) 2013-05-01 2016-07-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP6144189B2 (ja) * 2013-12-19 2017-06-07 株式会社東芝 画像形成装置
JP6489409B2 (ja) 2014-10-15 2019-03-27 株式会社リコー 画像形成装置
US9395658B2 (en) 2014-12-09 2016-07-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US9817341B2 (en) 2015-03-18 2017-11-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2016177044A (ja) 2015-03-19 2016-10-06 株式会社リコー 画像形成装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5674283A (en) * 1979-11-22 1981-06-19 Ricoh Co Ltd Cleaning device in electrostatic reproducing device
JPS5840576A (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH0774929B2 (ja) * 1986-11-19 1995-08-09 松下電器産業株式会社 電子写真複写装置
JPH032780A (ja) * 1989-05-30 1991-01-09 Toshiba Corp 画像形成装置
JP3073030B2 (ja) * 1990-06-29 2000-08-07 株式会社リコー 転写装置
US5461461A (en) * 1992-01-22 1995-10-24 Ricoh Company, Ltd. Image transferring device and medium separating device for an image forming apparatus
JP3203050B2 (ja) * 1992-04-20 2001-08-27 株式会社リコー 転写装置
US5493371A (en) * 1993-06-11 1996-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image transferring device for image forming apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188862B1 (en) * 1999-02-23 2001-02-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus preventing toner adhesion onto transfer member
JP2007293109A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Ricoh Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
US7664429B2 (en) 2006-06-26 2010-02-16 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer mechanism and image forming apparatus using the same
JP2008026815A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Sharp Corp ソレノイドの構造及びこれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5812919A (en) 1998-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08278707A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
EP0973073A2 (en) Image forming apparatus
US6032006A (en) Image forming apparatus having an improved cleaning mechanism and method thereof
JP2000275983A (ja) 転写装置、及びこの転写装置を備えた画像形成装置
JP2008185919A (ja) 画像形成装置及び清掃用板状弾性部材への潤滑トナー供給方法
US20020176716A1 (en) Image forming apparatus
JP3443942B2 (ja) 画像形成装置の転写搬送手段の清掃方法
JPH08254933A (ja) 電子写真装置
JPH1115292A (ja) 画像形成装置
JP3271850B2 (ja) 画像形成装置における潤滑剤供給装置
JP2005115197A (ja) 画像形成装置
JP4220743B2 (ja) 画像形成装置
JP4691951B2 (ja) 画像形成装置
JP3247833B2 (ja) 転写装置
JP3342613B2 (ja) 画像形成装置
JPH11272135A (ja) 画像形成装置
JP2002006689A (ja) 画像形成装置
JPH11133762A (ja) 画像形成装置
JP3222693B2 (ja) 定着装置のクリーニング装置
JP2003228264A (ja) クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置
JP2001042729A (ja) 画像形成装置
JPH1138778A (ja) 画像形成装置
JP3581600B2 (ja) 画像形成装置
JPH08248776A (ja) 画像形成装置
JP3356239B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120