JP3443942B2 - 画像形成装置の転写搬送手段の清掃方法 - Google Patents

画像形成装置の転写搬送手段の清掃方法

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    • G03G2215/1661Cleaning of transfer member of transfer belt

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電潜像を現像して可
視化する、例えば複写機やレーザプリンタ等の画像形成
装置に係り、特に用紙などの被転写材を搬送するととも
に、像担持体上に形成されたトナー像をその被転写材上
に転写させる例えば転写ベルトなどの転写搬送手段を備
えた画像形成装置転写搬送手段の清掃方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を用いた転写装置におい
て、用紙等の被転写材の搬送と転写を兼ねた、誘電体ベ
ルトや絶縁ドラムからなる転写搬送手段を用いる方式が
ある。この方式では、次のような場合には清掃機構が必
要である。
【0003】(1)転写搬送手段上にトナー像が転写さ
れる場合 用紙が搬送途中でジャムや障害により停止して、搬送さ
れた用紙が転写部に到達しない場合、感光体上に形成さ
れたトナー像は用紙ではなく、転写搬送手段上に直接転
写されることがある。これは、装置がジャムや障害を検
知して、制御部が停止命令を出した時、実際に感光体や
転写搬送手段の駆動モータ、転写器の通電が停止するま
でに感光体上に形成されたトナー像が転写部に到達する
ために生じる。
【0004】また、この他に用紙端部(前後左右)に印
刷した場合、用紙走行精度との関係で用紙がずれて転写
部に搬送されることがある。この場合、用紙外近傍にト
ナー像が残る。
【0005】(2)かぶりトナーが転写される場合 転写搬送手段の幅に対して小さい用紙を用いる場合、非
通紙領域部分(ベルトが用紙と接触しない領域)には潜
像はないが、背景部にトナーが付着する現象(かぶり)
が発生する。従って、非通紙領域のかぶりトナーが転写
搬送手段に転写される。
【0006】この他に、用紙としてカット紙を用いる場
合、用紙と用紙の間には間隔が生じている。非通紙の場
合と同様に、この用紙間隔にはかぶりトナーが生じてい
るので、かぶりトナーは転写搬送手段上に転写される。
【0007】(3)紙粉が転写搬送手段上に付着する場
合 用紙は搬送系のローラ等との摩擦によって表面の繊維が
擦れ、紙粉が発生する。紙粉が転写搬送手段上に付着し
てこれが多量に堆積すると、用紙と転写搬送手段との密
着性が悪くなり、ドラムラップ(用紙が感光体側に吸着
されて巻き付く現象)の原因となる。
【0008】上記の汚れを除去する方法として、コロナ
帯電器によって転写搬送手段上に付着した異物に対して
清掃を容易にできるような前処理を行った後、ウレタン
等からなるブレードやトナーと逆極性のバイアスを印加
した導電性ブラシによって、トナーを除去する方式が用
いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブレードは先
端のエッジ部を押し当てて異物を除去するため、長期使
用に伴い先端が磨耗して清掃性が低下する。また、導電
性ブラシの場合は使用するにつれてブラシの毛が倒れた
り、ブラシ内部の隙間に異物が蓄積されて電気抵抗が高
くなるため清掃性が低下する。
【0010】このように転写搬送手段の清掃性が低下す
ると、転写搬送手段上の付着トナー像を清掃することが
できないので、次に搬送された用紙の裏面に付着して用
紙裏汚れが発生し、印刷品質を損ねたり、転写搬送手段
と用紙の吸着力が低下するので、前述したドラムラップ
等の障害の原因となる。
【0011】本発明の目的は、前述した従来技術の欠点
を解消し、ブレードやブラシなどの清掃部材が性能劣化
した場合も、転写搬送手段の清掃性能が維持できる転写
装置を備えた画像形成装置転写搬送手段の清掃方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】発明は、前記目的を達
成するため、トナー像を担持する例えば感光体ドラムな
どの像担持体と、用紙などの被転写材を搬送して前記像
担持体の一部に押し当てる例えば転写ベルトなどの転写
搬送手段と、その転写搬送手段の像担持体側とは反対側
に配置されて前記トナー像を転写部で被転写材上に転写
する転写器とを備えた画像形成装置の転写搬送手段の清
掃方法を対象とするものである。
【0013】そして、前記転写部の転写搬送手段移動方
向下流側に設けた電荷付与手段で転写搬送手段に付着し
た付着物に像担持体表面の帯電電荷と逆極性の電荷を付
与する工程と、 電荷が付与された付着物を転写搬送手段
に接触した清掃部材で除去する工程と、 その清掃部材で
除去できなかった付着物を前記像担持体に転写する工程
と、 その像担持体に転写した付着物を付着物除去手段で
除去する工程とを含み、 前記電荷付与手段がコロナ帯電
器であって、転写搬送手段を挟んでコロナ帯電器と対向
するように転写搬送手段の駆動手段が配置され、 前記コ
ロナ帯電器から駆動手段側への流れ込み電流値は、前記
清掃部材による付着物の除去工程時が前記像担持体への
付着物の転写工程時よりも大であることを特徴とするも
のである。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】本発明では前述したように、前記電荷付与手段
によって転写搬送手段に付着している付着物(トナーや
紙粉など)の付着力が低下し、そのために清掃部材によ
る付着物の除去が容易となる。
【0018】また、清掃部材では除去できなかった付着
物は、像担持体に転写して付着物除去手段で除去する構
成になっているから、転写搬送手段の清掃が効果的に行
われ、かつ綺麗な状態が長期間維持でき、用紙の裏汚れ
等を生じることなく画像品質の向上が図れる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。
【0020】(実施例1)本発明を電子写真法を用いる
レーザプリンタに適用した実施例をマイナストナーを用
いて反転現像する場合を例にとり、図1を用いて説明す
る。
【0021】像担持体である感光体1は帯電器2のコロ
ナ放電により表面が均一に帯電された後、半導体レーザ
やLED等の光源3により潜像が形成され、現像機4に
よってトナーが感光体1上に付着する。
【0022】被転写材である用紙5は用紙搬送機能と転
写機能を兼ね備えた誘電体からなる転写ベルト6によっ
て搬送された後、転写部に到達し、ここで感光体1上の
トナー像が転写器7によってこの用紙5上に転写され
る。この後、用紙5は定着ロール8によって定着され、
感光体1上に残ったトナー像は、プレチャージャ9、イ
レーズランプ10を経て、感光体クリーナ11によって
清掃後、再び次の工程に移る。
【0023】転写ベルト6は駆動部材12と従動部材1
3によって保持され、駆動部材12の先に設けられたモ
ータ(図示せず)の駆動により矢印方向に回転する。前
記転写器7には高圧電源14が接続され、トナーと逆極
性(プラス)の高電圧(4〜7KV)が印加されてい
る。前記転写ベルト6によって搬送された用紙5上に
は、転写ベルト6と感光体1が接触している転写部にお
いて転写器7により感光体1上のトナー像が転写され
る。この後、用紙5は転写ベルト6から剥離されるが、
この時生じる剥離放電によってトナーが飛散する現象が
生じ、機内汚染の原因となる。
【0024】これを防ぐため、駆動部材12、ディスチ
ャージャ15にそれぞれトナーと逆極性(プラス)の高
電圧4〜7KV、500〜2000Vを高圧電源16,
17により印加して、用紙5の裏側にトナーと逆極性の
電荷を与えてトナーの飛散を防いでいる。
【0025】後述するが、駆動部材12に高電圧を印加
している高圧電源16は切り換え可能となっており、通
常は高電圧が印加されている。
【0026】転写ベルト6は通常はクリーニングの必要
性はないが、転写ベルト6上に何らかの原因によってト
ナー像が転写された場合、クリーニングする必要があ
る。
【0027】ここで、本実施例による転写ベルト6のク
リーニングのメカニズムを図2ないし図11を用いて詳
しく説明する。
【0028】.ジャムや障害によって転写ベルト6上
に転写されたトナー像18は、転写器に印加している
高圧電源14の極性が図2のようにトナーと逆極性(プ
ラス)である。従って、このトナーの帯電量の分布は、
図3のようにほぼ一様の極性(マイナス)になってお
り、その平均帯電量は、使用するトナー、プリンタの条
件によっても異なるが−10〜−30μC/gである。
【0029】.駆動部材12の近傍に設けられたディ
スチャージャ15には、トナーと逆極性(プラス)の高
電圧が高圧電源17により印加されているので、図4の
ように対向して設けられた駆動部材12にプラスの電流
iが流れ込む。ディスチャージャ15を通過したトナー
19は、この流れ込む電流iによって帯電量は図5の実
線から点線に示すように変化し、平均帯電量は−2〜−
10μC/gとなり、一部はプラスに帯電する。
【0030】この時、転写ベルト6上のトナー19に対
して働く力F1 ,F2 ,F3 は、図6のようになってい
るので、トナー19の帯電量が減少することによって転
写ベルト6との付着力F1 は低下する。
【0031】.転写ベルト6との付着力F1 が低下し
たトナー19は、図7のようにプラスのバイアス電圧V
FBがバイアス電源20により印加されたブラシ21によ
って、機械的、静電的に掻きとられ、さらに高バイアス
RBがバイアス電源22により印加されている回収ロー
ル23に移り、ブレード24で掻き落とされる。フリッ
カバー25は、ブラシ21に目詰まりしたトナーを叩き
落とすために設けられている。ブラシ21での清掃性能
は、ディスチャージャ15通過後のトナーの平均帯電量
は−3〜−6μC/gの時に最大となる。
【0032】ブラシ21やブレード24のような清掃部
材が使用初期で劣化していない場合、前記〜のプロ
セスでほとんどの残留異物を清掃することができる。し
かし、小粒径の微量トナーが存在すると、これを完全に
除去することは難しく、また、ブラシ21やブレード2
4のような清掃部材が劣化した場合、清掃しきれなくな
り、転写ベルト6上に残留、蓄積する。
【0033】この残留した付着物は次のようにして清掃
できる。
【0034】.残留した付着物は、ディスチャージャ
15から駆動部材12を通して流れ込む電流iによって
プラスに反転する(1回で反転しないものも数回の回転
で反転する)が、ブラシ21にはプラスのバイアス電圧
FBが印加されているので、機械的に除去されないもの
は清掃できず、転写ベルト6上に付着したまま転写部に
移動する。
【0035】図8に示すように転写ベルト6と感光体1
は一定のニップ幅Wをもって接触しているので、反転し
たプラスのトナー26は、転写部でマイナスの電位に帯
電している感光体1上に移動して、結局、感光体クリー
ナ11(図1参照)によって清掃される。この清掃工程
は、通常印刷時にも作用するように、ディスチャージャ
15の作動条件を前述の条件にするのがよいが、さらに
後記のように非印刷時(回復動作時、印刷終了停止前
等)にも、この清掃を行うのがよい。
【0036】なお、駆動部材12は接地されており、デ
ィスチャージャ15からの流れ込み電流値は、ブラシ2
1による付着物の除去工程時の方が、感光体1への付着
物の転写工程時よりも大きくなるように構成されてい
る。
【0037】通常、ジャムや障害により転写ベルト6に
トナーが付着して装置が停止した場合、これらを取り除
く処置を行った後、転写ベルト6と感光体1を非接触状
態で回復動作を行う。これは、ジャムや障害により感光
体1や転写ベルト6上に残留したトナー像を清掃して、
次の印刷までに各プロセスに異常がないかどうかを各機
構部を駆動して動作確認するためである。
【0038】従って、転写ベルト6の清掃のシーケンス
は図9のようになっており、感光体1による清掃(f)
の開始タイミングは、感光体駆動(a)の開始及びベル
トUP/DOWN(c)のUP(接触)と同時期であ
。この感光体1による清掃(f)を行うのに先立っ
て、同図(c)に示すように転写ベルト6をアップ/ダ
ウンして転写ベルト6を感光体1に接触させる必要があ
る。
【0039】図10、図11はこの転写ベルト6のアッ
プ/ダウン動作を説明するための図で、転写ベルト6は
駆動部材12と従動部材13との間で張架保持されてお
り、従動部材13に電磁プランジャー30が接続されて
いる。
【0040】電磁プランジャー30に通電されないとき
には、図10に示されているように転写ベルト6は感光
体1から若干離れている。そして電磁プランジャー30
に通電することにより、転写ベルト6は転写器7ととも
に駆動部材12を中心にして反時計周り方向に若干回転
して、感光体1に接触する。
【0041】図12は、清掃テストを連続して行ったと
きの清掃効率を示す特性図である。図中の○印の曲線は
ブラシによる清掃だけのもの、●印の曲線はブラシによ
る清掃開始後に感光体による清掃を並行して行った場合
を示している。
【0042】ここで、清掃効率ηは、転写ベルト6上の
残留トナーを粘着テープで剥離して、その反射濃度から
次式に基づいて算出した。
【0043】η=D1/(D1−D0) η:清掃効率 D1:清掃後の反射濃度 D0:清掃前の反射濃度 ○印の曲線で示されているようにブラシによる清掃だけ
では、印刷頁数が増えるにつれてブラシ21が劣化して
いるので、清掃効率ηは低下している。一方、●印の曲
線で示されているブラシ清掃後に感光体で清掃した場合
の清掃効率ηは、印刷頁1000,000頁でも90%
以上維持している。従って、通紙までには転写ベルト6
上は清掃されているので、この間用紙裏汚れ等の不具合
を生じることはない。
【0044】(実施例2)実施例2では、図13のよう
に回復動作時の清掃シーケンスとして、ブラシ21によ
る清掃(e)と、感光体1による清掃(f)を同時に行
うようにしたものである。
【0045】即ち、回復動作時〔同図(h)参照〕に転
写ベルト6と感光体1を接触状態で駆動する。この際、
帯電器2、プレチャージャ9、イレーズランプ10、感
光体クリーナ11、ディスチャージャ15は起動状態と
し、一方、露光、現像の工程は停止状態とする。これに
よってブラシ21による清掃(e)と感光体1による清
掃(f)を同時に行うことができるので、転写ベルト6
の清掃が短時間で済む。また、印刷中は常にブラシ21
による清掃(e)と感光体1による清掃(f)を同時に
行っていることになる。
【0046】(実施例3)実施例3では、図14のよう
にブラシ21による清掃(f)開始後、感光体1による
清掃(g)で、ディスチャージャ15から駆動部材12
に流れ込む電流iを多くするようにしたものである。こ
の時、ディスチャージャ15通過後のトナー帯電量の平
均値を−3〜+15μC/g、好ましくは+2〜+10
μC/gとする。
【0047】前述したように、駆動部材12の高圧電源
16は切り換え可能になっているので、ブラシ21によ
る清掃(f)後、感光体1による清掃(g)時に駆動部
材12を接地するようにする〔同図(e)参照〕。
【0048】これにより、ディスチャージャ15から転
写ベルト6上の残留付着物に対しては通常よりも多くの
電流が流れるので、感光体1の表面電位とは逆の極性
(プラス)に十分に帯電することができる。この結果、
残留付着物は、転写部において転写ベルト6から感光体
1に移動する力が大きくなるので、感光体1による清掃
(g)での清掃性を高めることができる。
【0049】以上述べた本発明の実施例では、清掃部材
として導電性ブラシを用いたが、これに限定されるもの
ではなく、ブレードのようなものを用いてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明においては、転写搬
送手段の表面に残留したトナーに対してブラシなどの清
掃部材による清掃と像担持体への転移による清掃を行う
ので、従来のブレードやブラシを用いて残留付着物を除
去する方式に比べて清掃効果が高く、画像形成装置が長
寿命化するとともに、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の特に転写
装置部を詳細に表した概略構成図である。
【図2】本発明による転写ベルトの残留付着物クリーニ
ングのメカニズムを示す説明図である。
【図3】本発明による転写ベルトの残留付着物クリーニ
ングのメカニズムを示す説明図である。
【図4】本発明による転写ベルトの残留付着物クリーニ
ングのメカニズムを示す説明図である。
【図5】本発明による転写ベルトの残留付着物クリーニ
ングのメカニズムを示す説明図である。
【図6】本発明による転写ベルトの残留付着物クリーニ
ングのメカニズムを示す説明図である。
【図7】本発明による転写ベルトの残留付着物クリーニ
ングのメカニズムを示す説明図である。
【図8】本発明による転写ベルトの残留付着物クリーニ
ングのメカニズムを示す説明図である。
【図9】本発明の実施例1によるシーケンスタイミング
を示す図である。
【図10】転写ベルトのアップ/ダウン動作を説明する
ための概略構成図である。
【図11】転写ベルトのアップ/ダウン動作を説明する
ための概略構成図である。
【図12】クリーニングテストの結果を示す特性図であ
る。
【図13】本発明の実施例2によるシーケンスタイミン
グを示す図である。
【図14】本発明の実施例3によるシーケンスタイミン
グを示す図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電器 3 光源 4 現像機 5 用紙 6 転写ベルト 7 転写器 8 定着ロール 9 プレチャージャ 10 イレーズランプ 11 感光体クリーナ 12 駆動部材 13 摺動部材 14,16,17 高圧電源 15 ディスチャージャ(電荷付与手段) 21 ブラシ(清掃部材) 23 回収ロール 24 ブレード 25 フリッカバー 30 電磁プランジャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬淵 裕之 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社 勝田工場内 (72)発明者 菊池 康夫 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社 勝田工場内 (72)発明者 三輪 正人 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社 勝田工場内 (72)発明者 鈴木 貴志 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社 勝田工場内 (56)参考文献 特開 平2−10391(JP,A) 特開 平1−252576(JP,A) 特開 平3−167579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 - 15/16 103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体と、被転写
    材を搬送して前記像担持体の一部に押し当てる転写搬送
    手段と、その転写搬送手段の像担持体側とは反対側に配
    置されて前記トナー像を転写部で被転写材上に転写する
    転写器とを備えた画像形成装置の転写搬送手段の清掃方
    法において、 前記転写部の転写搬送手段移動方向下流側に設けた電荷
    付与手段で転写搬送手段に付着した付着物に像担持体表
    面の帯電電荷と逆極性の電荷を付与する工程と、 電荷が付与された付着物を転写搬送手段に接触した清掃
    部材で除去する工程と、 その清掃部材で除去できなかった付着物を前記像担持体
    に転写する工程と、 その像担持体に転写した付着物を付着物除去手段で除去
    する工程とを含み、 前記電荷付与手段がコロナ帯電器で
    あって、転写搬送手段を挟んでコロナ帯電器と対向する
    ように転写搬送手段の駆動手段が配置され、 前記コロナ帯電器から駆動手段側への流れ込み電流値
    は、前記清掃部材による付着物の除去工程時が前記像担
    持体への付着物の転写工程時よりも大であることを特徴
    とする画像形成装置の転写搬送手段の清掃方法。
  2. 【請求項2】 請求項記載において、前記像担持体へ
    の付着物の転写工程時に前記駆動手段が接地されること
    を特徴とする画像形成装置の転写搬送手段の清掃方法。
JP15381694A 1994-07-05 1994-07-05 画像形成装置の転写搬送手段の清掃方法 Expired - Fee Related JP3443942B2 (ja)

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