JP2004198957A - 画像形成装置 - Google Patents

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Nobutaka Noda
信隆 野田
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Abstract

【目的】高速機または大量のシートに画像を出力において、トナーの回収能力が低下することなく、像担持体上の履歴の発生等を防止し、安定した画像形成を提供するとともに、帯電手段や露光手段などの機内汚れを防止することができる画像形成装置を提供する。
【構成】画像形成時には、回収手段6に、現像手段4に印加された電圧とは逆極性の電圧を印加して、像担持体1上の残留トナーを回収手段6上に回収させ、非画像形成時には、回収手段6の印加電圧の極性を元に戻すとともに、現像手段4に、画像形成時に印加した電圧の極性とは逆極性の電圧を印加して、残留トナーを回収手段6から像担持体1上に移動させて、該残留トナーを現像手段4に回収させるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体上に残存したトナーを除去する回収手段を備えた画像形成装置に関し、特には、回収手段に付着したトナーを像担持体に戻して再度画像形成に寄与させることができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式として、感光ドラムなどの像担持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像すると同時に像担持体上の残留トナーをクリーニングすることにより、シートに画像を形成する、いわゆるクリーナレス方式がある。
【0003】
上記の方式は、従来必要としていたクリーニング装置やトナー回収装置を不要とするために、装置の小型化を図れるとともに、像担持体上に残存するトナーを使用することができるために、環境に対する配慮がなされ、且つコストパフォーマンスも良好とすることができる。
【0004】
このような装置にあっては、中低速機においては良好な画像形成を継続して行うことができるが、高速機や、または大量の画像を連続して出力すると、像担持体上に残存したトナーをクリーニングする能力が低下する傾向がある。
【0005】
この結果、像担持体の残留トナー上から帯電、露光が繰り返されるために、前の画像が履歴として残り、次の画像にゴーストとして現れ画像の品質に悪影響を与える傾向が高くなるおそれがある。
【0006】
この問題を解決するために転写手段の後段にブラシなどを接触させて、像担持体上の残留トナーを撹乱する画像形成装置が知られている。(例えば、特許文献1参照。)
【0007】
【特許文献1】
特開昭63−241587
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1で開示された文献は、像担持体上の残留トナーを単に散らしたのみである。したがって、少量の画像を出力するものに対しては、像担持体の履歴の発生を防止する点において、ある程度の効果がある。
【0009】
しかし、残留トナーが像担持体上からクリーニングされたわけではなく、高速機や、または大量の画像を連続して出力する場合には、散らした残留トナーが、再び像担持体上に付着したり、または、散らした残留トナーが帯電手段のコロナワイヤやコロナハウスの周壁を汚したり、あるいは露光手段としてのLEDアレイのレンズ面を汚してしまうおそれがある。
【0010】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により帯電手段や露光手段の機内汚れを発生させず、安定した画像形成を行うことができる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0011】
また、高速機または大量の連続出力においても、トナーの回収能力が低下することなく、像担持体上の履歴の発生等を防止し、安定した画像形成を行うことができる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、所定の極性に帯電された像担持体の表面に光信号を照射することにより静電潜像を形成するための露光手段と、像担持体の帯電極性と同極性のトナーにより像担持体の表面に形成された静電潜像を反転現像するとともに像担持体上の残留トナーを回収するトナー担持体と、反転現像して像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写手段と、像担持体の表面に接触または近接し、像担持体上の残留トナーを除去する回収手段とを備えた画像形成装置において、画像形成時には、回収手段に、トナー担持体に印加された電圧とは逆極性の電圧を印加して、残留トナーを回収手段上に回収させ、非画像形成時には、回収手段の印加電圧の極性を元に戻すとともに、トナー担持体に、画像形成時に印加した電圧の極性とは逆極性の電圧を印加して、残留トナーを回収手段から像担持体上に移動させて、該残留トナーをトナー担持体に回収させるようにしたことを特徴とする。
【0013】
また、回収手段は、転写手段と露光手段の間に配置されていることを特徴とする。さらに、像担持体の表面電位を−600Vから−900Vとなるように帯電するとともに、画像形成時には、トナー担持体に印加する電圧を−100Vから−350Vに設定し、さらに、回収手段に印加する電圧を+300Vから+750Vに設定し、非画像形成時には、トナー担持体に印加する電圧を+300Vから+750Vに設定し、さらに、回収手段に印加する電圧を−550Vから−850Vに設定することを特徴とする。
【0014】
さらに、所定の極性に帯電された像担持体の表面に光信号を照射することにより静電潜像を形成するための露光手段と、像担持体の帯電極性と同極性のトナーにより像担持体の表面に形成された静電潜像を反転現像するとともに像担持体上の残留トナーを回収するトナー担持体と、反転現像して前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写手段と、像担持体の表面に接触または近接し、像担持体上の残留トナーを除去する回収手段とを備えた画像形成装置において、回収手段は、転写手段と露光手段の間に配置され、画像形成時には、トナー担持体に−100Vから−350Vの電圧を印加し、回収手段に+300Vから+750Vの電圧を印加して、回収手段に、トナー担持体に印加された電圧とは逆極性の電圧を印加して、残留トナーを前記回収手段6上に回収させ、非画像形成時には、トナー担持体に+300Vから+750Vの電圧を印加し、回収手段に−550Vから−850Vの電圧を印加して、残留トナーを回収手段から像担持体上に移動させて、該残留トナーをトナー担持体に回収させるようにしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は、本発明による画像形成装置の概略図を示す。図1および図2に示す画像形成装置は、像担持体1を中心に帯電手段2と露光手段3と現像手段4と転写手段5と回収手段6と除電手段7を有する。
【0016】
像担持体1は、OPC(有機光導電体)やアモルファスシリコンよりなるドラム状感光体を使用し、矢印A方向に回転する。帯電手段2は、像担持体1の表面を所定の極性に均一帯電するスコロトロン型の帯電器であり、像担持体1への均一な帯電付与ができるように、放電ワイヤにー約−6000Vから−6500Vの高電圧を印加し、像担持体1の表面電位が−600Vから−900Vとなるような帯電を行う。なお、像担持体1の表面電位は−700Vから−800Vであることが望ましく、特には、750Vが望ましい。
【0017】
露光手段3は、像担持体1の表面に光信号を照射(像露光)するものであり、具体的にはLEDヘッドが用いられている。LEDヘッドは、発光素子からなるLEDを形成する画像画素数だけ直線状に配置し、その一つ一つが形成する画像画素に応じて各LEDは点滅して光照射を行っている。なお、LEDアレイの各LEDの光照射時間は、像担持体が1が通常OPC(有機光導電体)の場合、30から60μSecとし、好ましくは40μSecが望ましい。
【0018】
現像手段4は、露光手段3によって形成された静電潜像を、静電潜像を像担持体1の帯電極性と同極性に帯電されたトナーにより現像してトナー像を形成するものである。
【0019】
現像手段4は、非磁性一成分トナーを使用した接触現像方式によるクリーナレス現像方式よりなり、トナーを収容した現像容器41と、弾性ローラからなるトナー担持体42と、トナー担持体42に適当な圧力で接触して配置され、トナー担持体42上に一定の層厚のトナー薄層を形成する層厚規制ローラ43と、トナー担持体42と接触して設けられ現像容器41内のトナーをトナー担持体42に供給する供給ローラ44と、供給ローラ44の後方に配置された攪拌部材45などを有しており、トナー担持体42に形成した薄層を像担持体1に押しつけるようにして像担持体1表面にトナーを供給し、像担持体1の表面に形成された静電潜像を反転現像してトナー像を形成する。
【0020】
さらに、トナー担持体42には、画像形成時と非画像形成時とに所定の電圧を印加する電源(46a、46b)と、画像形成時と非画像形成時において所定のタイミングで、トナー担持体42に印加する電圧を切り替える切替手段47とを備えている。
【0021】
実施形態において、トナー担持体42に印加する電圧は、画像形成時には、−100Vから−350Vに印加されるように設定されている。なお、トナー担持体42の電圧は約−250Vの印加が望ましい。また、非画像形成時には、トナー担持体42に印加する電圧が+300Vから+750Vとなるように設定されている。なお、トナー担持体42の電圧は約+350Vの印加が望ましい。
【0022】
転写手段5は、像担持体1上に形成されたトナー像をシートに転写するものであり、トナーの帯電極性とは逆極性のコロナを放電させる転写コロナ放電器51とAC分離コロナを放電させる分離コロナ放電器52とを有する。コロナ放電器は、搬送されるシートの裏面からトナー像と逆極性のコロナ放電を行って、像担持体1上のトナー像をシート側へ静電吸着させて転写を行う。分離コロナ放電器52は、トナー像が転写されたシートを、像担持体1より分離する。分離したシートは、不図示の定着装置を通過して永久画像として外部に排出される。
【0023】
除電手段7は、像担持体1の表面に残留した電荷を除去するものであり、イレーサランプなどから所定の光量を像担持体1の長手方向に均一に照射して像担持体1上の残留電荷を中和している。
【0024】
回収手段6は、除電手段7と帯電手段2との間に配置され、転写手段5で転写しきれずに像担持体1上に残存するトナーを静電的に吸着して像担持体1上から一時的に回収するものである。この回収手段6については、本出願人によって、平成13年6月13日付けで出願されているもので(特願2001−178335号)、像担持体1に対向して長手方向の全幅にわたって近接または接触して設けられ、像担持体1の回転方向とは逆方向に回転可能に設けられている。なお、以下の説明では、回収手段6を回収ローラとするが、両端をローラ等で支持したベルトであってもよい。
【0025】
また、回収ローラ6は、局部的な放電の発生を抑えるために、金属ローラの表面に導電性のポリテトラフルオロエチレンなどの樹脂層を設け、体積抵抗を10から10Ωcmとしている。なお、回収ローラ6は、除電手段7と帯電手段2との間に配置されているが、転写手段5と除電手段7との間に配置してもよい。さらに、回収ローラ6は、像担持体1の表面の半分部分が回収ローラ6からトナー担持体42移動すると、像担持体1の表面の半分部分以外の部分が回収ローラに位置するように、像担持体1に対して対向するように設けられている。
【0026】
さらに、回収ローラ6は、画像形成時と非画像形成時とに所定の電圧を印加する電源(61a、61b)と、画像形成時と非画像形成時において所定のタイミングで、トナー担持体42に印加する電圧を切り替える切替手段62とを備えている。回収ローラ6への印加バイアスの切り替えによりトナーの回収と像担持体1への再付着を行わせるものである。
【0027】
実施形態において、画像形成時には、例えば、トナーが負に帯電している場合、このトナーを回収ローラ6に吸着させるため、回収ローラ6に+300Vから+750Vの電圧が印加されるように設定されている。なお、回収ローラ6の電圧は約+350Vの印加が望ましい。さらに、トナー担持体42に印加する電圧は、画像形成時には、−100Vから−350Vに印加されるように設定されている。なお、トナー担持体42の電圧は約−250Vの印加が望ましい。
【0028】
また、非画像形成時には、回収ローラ6に印加する電圧が−550Vから−850Vとなるように設定されている。なお、回収ローラ6の電圧は約−700Vの印加が望ましい。さらに、トナー担持体42に印加する電圧は、+300Vから+750Vに印加されるように設定されている。なお、トナー担持体42の電圧は約+350Vの印加が望ましい。
【0029】
以上のように、回収ローラ6の切替手段62による回収ローラ6の印加電圧の切り替えと、トナー担持体42の切替手段47によるトナー担持体42の印加電圧の切り替えを行うことにより、効率的に、像担持体1上に残留したトナーのクリーニングと、回収ローラ6に回収されたトナーを現像容器41に戻すこととを行う。
【0030】
次に、本実施の形態の動きについて説明する。画像形成時、具体的には、大量ではない所定枚数の画像形成を行う場合、切替手段を62介して電源61aに切り替え、少なくとも、像担持体1上に形成されたトナー像がシートに転写した後、像担持体1上の残留トナーが、回収ローラ6を達する前に残留トナーを吸着させる+350Vの電圧を印加する。
【0031】
例えば、帯電手段2により、像担持体1に約−750Vの均一な帯電を行う。次に、露光手段3の工程によりLEDの光照射時間約40μSecで光信号を露光することによって、静電潜像を像担持体1上に形成する。
【0032】
次いで、静電潜像が形成された像担持体1表面は現像手段4に送られ、現像手段4の工程により、切替手段47に介して電源46aに切り替え約−250Vの電圧を印加されたトナー担持体42によって搬送されたトナーが供給され、静電潜像がトナー像に変換される。この時、前の画像形成時の残留トナーは、回収ローラ6により回収されるか、帯電工程によって負に帯電されているために、約−250Vの電圧を印加されたトナー担持体42に引きつけられることとなり、現像容器41内に回収され、再使用される。
【0033】
また、像担持体1の表面に回収ローラ6で回収されなかった残留トナーがあったとしても、次の画像形成の品質に悪影響を与えないほど僅かとなり、この残留トナーが現像容器41内に回収され、次のトナー像を形成するときに残留トナーが像担持体1の表面にない状態となり、安定した画像形成を行うことができる。
【0034】
次に、搬送ガイド8により転写手段5に搬送されたシートに対して、転写コロナ放電器51によりトナーの極性とは逆の極性のコロナ放電を行うことによって、シートにトナー像を転写する。
【0035】
トナー像が転写されたシートは、分離コロナ放電器52によって、像担持体1より分離され、次いで、不図示の定着装置へと搬送され、定着後、装置外へと排出される。さらに、転写後の像担持体1の表面は、除電手段7により、像担持体1の表面の電位が略均一となり、像担持体1に付着した残留トナーの付着力が弱まる。この状態で、回収ローラ6に−250Vの電圧を印加するように設定して、残留トナーを回収ローラ6に吸着させることにより、像担持体1に電気的な負担を少なくして、残留トナーを回収することができる。画像形成時には、以上のことを順次繰り返す。
【0036】
非画像形成時、具体的には、装置の立ち上げ(オン)時、装置がジャム等により停止したのち、画像形成を再開する時、大量の画像形成の連続出力する時である。なお、この実施形態では、装置が高速機または大量の画像形成の連続出力する時についての動作を説明する。
【0037】
例えば、画像形成の出力枚数が50枚あるいは100枚に達する画像形成を行う最後の画像データのトナー像が、像担持体1の表面に形成された後、現像手段4の切替手段47により電源46aから電源46bに切り替え、トナー担持体42に印加する電圧を+350Vとして極性を変える。像担持体1の表面に形成された後の像担持体1表面の残留トナーは、回収ローラ6に印加する電圧が切り替わるまで、画像形成時に述べた状態で現像容器41内に回収される。
【0038】
次いで、シートの後端が、転写コロナ放電器51、AC分離コロナを達すると、順次、各電源が切られる。さらに、最後に転写された像担持体1の部分が回収ローラ6を達すると、回収ローラ6の切替手段62により電源61aから電源61bに切り替え、回収ローラ6の電圧の印加を約−700Vに切り替える。
【0039】
最後に転写された像担持体1の後の部分から、回収ローラ6に回収された残留トナーが均一に付着する。この部分の像担持体1の表面は、トナー担持体42により残留トナーが回収され、且つ除電手段7により像担持体1の表面の電位が略均一となるため、回収ローラ6に回収された残留トナーが均一に付着する。
【0040】
像担持体1の表面に付着した残留トナーは、帯電手段2を通過して、トナー担持体42の表面に吸着し、現像容器41内に回収され、再使用される。この時、残留トナーは、帯電手段2により負に帯電されており、帯電極性と逆極性に電圧を印加しているトナー担持体42に、効率良く、吸着することができる。また、帯電手段2が作動しているのは、すぐに、露光手段3により静電潜像が形成できるようにするためである。なお、帯電手段2が作動してなくても、非画像形成時におけるトナー担持体42および回収ローラ6に各々印加された電圧のみで、残留トナーを回収ローラ6からトナー担持体42に移動する。
【0041】
この残留トナーの移動は、画像形成時に、回収ローラ6が像担持体1上の残留トナーの回収能力を回復する程度まで行われる。アイドルタイムとして、少なくとも、像担持体1は一回転させることが望ましい。さらに、残留トナーの移動と同時に、消去しづらく前歴が極めて大きく残った残留トナーを像担持体1上から除去することができる。
【0042】
以上のように、画像形成時と非画像形成時に、トナー担持体42とトナー回収ローラ6の各々に設定された電圧を印加することにより、すなわち、画像形成時には、像担持体1上に形成されたトナー像がシートに転写した後、像担持体1上の残留トナーを、回収ローラ6に吸着させ、非画像形成時には、回収ローラ6上に吸着された残留トナーを、像担持体1の表面に転移させ、像担持体1上に再付着させ、次いで現像手段4によりクリーニングするとともに現像容器41内に回収された残留トナーを再利用することにより、トナーの回収能力が低下することなく、像担持体1上の履歴の発生等を防止し、安定した画像形成を行うことができる。
【0043】
なお、実施態様においては回収ローラ6に直流電圧を印加したものを例示したが、交流電圧を重畳しても良く、特に回収ローラ6が像担持体1に対して離間している場合においては効果的であり、例えばVp−p1500Vの交流を重畳することが好ましい。
【0044】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、画像形成時と非画像形成時に、現像手段とトナー回収ローラの各々に設定された電圧を印加することにより、高速機または大量のシートに画像を出力において、トナーの回収能力が低下することなく、像担持体上の履歴の発生等を防止し、安定した画像形成を提供するとともに、帯電手段や露光手段などの機内汚れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一例を示す概略断面図。
【図2】他の実施態様を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 像担持体
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像手段
5 転写手段
6 回収ローラ
7 除電手段

Claims (4)

  1. 所定の極性に帯電された像担持体の表面に光信号を照射することにより静電潜像を形成するための露光手段と、前記像担持体の帯電極性と同極性のトナーにより像担持体の表面に形成された静電潜像を反転現像するとともに像担持体上の残留トナーを回収するトナー担持体と、反転現像して前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写手段と、前記像担持体の表面に接触または近接し、前記像担持体上の残留トナーを除去する回収手段とを備えた画像形成装置において、
    画像形成時には、前記回収手段に、前記トナー担持体に印加された電圧とは逆極性の電圧を印加して、前記残留トナーを前記回収手段上に回収させ、
    非画像形成時には、前記回収手段の印加電圧の極性を元に戻すとともに、前記トナー担持体に、画像形成時に印加した電圧の極性とは逆極性の電圧を印加して、前記残留トナーを前記回収手段から前記像担持体上に移動させて、該残留トナーを前記トナー担持体に回収させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回収手段は、前記転写手段と前記露光手段の間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体の表面電位を−600Vから−900Vとなるように帯電するとともに、
    画像形成時には、前記トナー担持体に印加する電圧を−100Vから−350Vに設定し、さらに、前記回収手段に印加する電圧を+300Vから+750Vに設定し、
    非画像形成時には、前記トナー担持体に印加する電圧を+300Vから+750Vに設定し、さらに、前記回収手段に印加する電圧を−550Vから−850Vに設定することを特徴とする請求項1乃至2記載の画像形成装置。
  4. 所定の極性に帯電された像担持体の表面に光信号を照射することにより静電潜像を形成するための露光手段と、前記像担持体の帯電極性と同極性のトナーにより像担持体の表面に形成された静電潜像を反転現像するとともに像担持体上の残留トナーを回収するトナー担持体と、反転現像して前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写手段と、前記像担持体の表面に接触または近接し、前記像担持体上の残留トナーを除去する回収手段とを備えた画像形成装置において、
    前記回収手段は、前記転写手段と前記露光手段の間に配置され、
    画像形成時には、前記トナー担持体に−100Vから−350Vの電圧を印加し、前記回収手段に+300Vから+750Vの電圧を印加して、前記回収手段に、前記トナー担持体に印加された電圧とは逆極性の電圧を印加して、前記残留トナーを前記回収手段上に回収させ、
    非画像形成時には、前記トナー担持体に+300Vから+750Vの電圧を印加し、
    前記回収手段に−550Vから−850Vの電圧を印加して、前記残留トナーを前記回収手段から前記像担持体上に移動させて、該残留トナーを前記トナー担持体に回収させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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