JPH1039705A - 電子写真装置のクリーニング装置 - Google Patents

電子写真装置のクリーニング装置

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JPH1039705A
JPH1039705A JP21192096A JP21192096A JPH1039705A JP H1039705 A JPH1039705 A JP H1039705A JP 21192096 A JP21192096 A JP 21192096A JP 21192096 A JP21192096 A JP 21192096A JP H1039705 A JPH1039705 A JP H1039705A
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JP
Japan
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toner
roller
image formation
cleaning
polarity
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JP21192096A
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Inventor
Masako Yoshii
雅子 吉井
Hidetoshi Yano
英俊 矢野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニングローラ及びその表面からトナー
を除去するブレード以外のクリーニング部材を用いずに
感光体上の転写残トナーを良好に除去可能とする。 【解決手段】 導電性もしくは抵抗を有する材質からな
るバイアスローラ30をクリーニングローラ19に接触
させ、バイアスローラ30への印加電圧を、画像形成時
は現像後トナー25の極性と同極性(負)とし、画像形
成終了後から次の画像形成時までの間は現像後トナーの
極性と反対極性(正)とする。バイアスローラ30上の
トナーはバイアスブレード20で機械的に掻き落とす。
これによってクリーニングローラ19上のトナー量が減
少し、感光体ドラム1上のトナーの回収に不具合が出な
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の電子写真装置のクリーニング装置
に関し、特に感光体上の転写残トナーをクリーニングロ
ーラで除去するクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
この種の電子写真装置のクリーニング装置としては、例
えば特開昭60−57879号公報に開示されるよう
に、記録体の表面に圧接しつつ、回転してトナーを除去
する弾性ローラと、この弾性ローラに接触しつつ回転
し、弾性ローラの芯金との間に電圧を印加されたバイア
スローラと、このバイアスローラの周面からトナーを除
去する部材とからなり、電圧は帯電したトナーが、バイ
アスローラに吸着される極性と強さの電界を与えるよう
に印加電圧を設定し、またトナーの帯電をプレチャージ
で積極的に行うようにしたものがある。また例えば特開
昭62−67578号公報に開示されるように、記録体
上に残留するトナーを記録体と摺動するように設けられ
たスポンジローラにより除去するクリーニング装置であ
って、スポンジローラに対向して僅かな空隙または弱い
接触状態を保持する金属または半導体で構成される回収
ローラと、この回収ローラにトナーの帯電極性と逆極性
の直流バイアス電圧を供給する電源と、回収ローラを清
掃してトナーの回収を行う手段とを有するものもある。
【0003】ところが、特開昭60−57879号公報
に開示される技術では、弾性ローラで転写残トナーを感
光体上から除去し、弾性ローラ上のトナーを弾性ローラ
とバイアスローラとの間に電界を設けてバイアスローラ
に吸着させる時に、バイアスローラを通過した後の弾性
ローラ上のトナーが弾性ローラに印加した電圧の極性と
同極性(バイアスローラ部に入力して来るトナーと逆極
性)に反転し、再び感光体と出会う時にこの反転したト
ナーが感光体に転移し、帯電部へと選ばれて帯電ローラ
を汚すことがあるという問題がある。また、クリーニン
グに先立ち転写残トナーをプレチャージによりトナーを
片方の極性に帯電するので、オゾン発生も生ずるという
問題もある。
【0004】また特開昭P62−67578号公報に開
示される技術では、スポンジローラで転写残トナーを感
光体上から除去し、スポンジローラ上のトナーをトナー
極性と逆極性の直流電圧印加し、回収ローラに電気的に
吸引する時に、回収ローラを通過した後のスポンジロー
ラ上のトナーは回収ローラに印加した電圧と同極性に反
転し、再び感光体と出会う時にこの反転したトナーが感
光体に転移し、帯電部へと選ばれて帯電ローラを汚すこ
とがあるという問題がある。
【0005】そこで本発明は、これら従来の不具合を防
止するために、画像形成時と紙間、即ち画像形成終了後
から次の画像形成時までの間で、バイアスローラに印加
する電圧の極性を異ならせ、クリーニングローラが回転
して再び感光体に接触する際にトナーが感光体に転移し
て生じるクリーニング不良や、それに伴う帯電器への汚
れ付着を防止可能とした電子写真装置のクリーニング装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真装置の
クリーニング装置のうち請求項1に係るものは、無端の
像担持体に押圧されながら回転し、正に帯電したトナー
と負に帯電したトナーとが混在する転写残トナーを摩擦
帯電して現像後トナーの極性として上記像担持体上のト
ナーを転移させるクリーニングローラ、該クリーニング
ローラに電圧を印加して上記像担持体上のトナーが該ク
リーニングローラに向かう電界を設ける第1の電圧印加
手段、上記クリーニングローラに接触回転して該クリー
ニングローラ上のトナーを転移させるバイアスローラ、
該バイアスローラに電圧を印加して上記クリーニングロ
ーラ上のトナーが該バイアスローラに向かう電界を設け
る第2の電圧印加手段及び上記バイアスローラ上のトナ
ーを掻き落とす掻き落とし部材からなる電子写真装置の
クリーニング装置において、上記第2の電圧印加手段
が、画像形成時と、画像形成終了後から次の画像形成時
までの間で上記バイアスローラに印加する電圧の極性を
異ならせることを特徴とする。
【0007】同請求項2に係るものは、上記第2の電圧
印加手段が、上記バイアスローラへの印加電圧を、画像
形成時は現像後トナーの極性と同極性とし、画像形成終
了後から次の画像形成時までの間は現像後トナーの極性
と反対極性とすることを特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、上記クリーニン
グローラの回転数を、画像形成終了後から次の画像形成
時までの間に1回転以上回転するように設定したことを
特徴とする。
【0009】同請求項4に係るものは、上記像担持体の
移動方向における最大画像域に相当する長さに対して該
長さ領域の残留トナーを上記クリーニングローラの1回
転未満で吸着するとき、上記第2の電圧印加手段が、上
記バイアスローラへの印加電圧を、画像形成時は現像後
トナーの極性と反対極性とし、画像形成終了後から次の
画像形成時までの間は現像後トナーの極性と同極性とす
ることを特徴とする。
【0010】同請求項5に係るものは、上記クリーニン
グローラの回転数を、画像形成終了後から次の画像形成
時までの間で、上記クリーニングローラが1回転以上回
転するように制御することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係るクリーニング装
置の一実施形態を備える電子写真装置の構造を示す断面
図である。図中1は感光体ドラムでその周りには回転方
向に沿って帯電ローラ2、現像装置3、転写紙4のガイ
ド板5、5、転写ローラ6、ペーパー除電針7、ペーパ
ー搬送ローラ8とペーパー搬送ベルト9、クリーニング
装置10、除電ランプ11が配置してある。帯電ローラ
2には帯電ローラ用電源12が接続し、感光体ドラム1
の表面を一様の表面電位(例えば−850V)に帯電す
るための電圧を印加できる。現像装置5は、現像ローラ
13、左スクリュー14、右スクリュー15を内蔵し、
現像ローラ13には現像ローラ用電源16から所定の電
圧(例えば印加電圧−650V)を印加できる。また転
写ローラ6には転写ローラ用電源17が接続し、所定値
の電流(例えば+10μA)を印加可能とし、ペーパー
除電針7にはペーパー除電針電源18が接続して感光体
ドラム1の表面から転写紙4を分離するための所定の電
圧を印加できる。
【0012】クリーニング装置10は、クリーニングロ
ーラ19、バイアスローラ30、バイアスブレード2
0、トナー排出スクリュー21を内蔵し、クリーニング
ローラ19にはクリーニング用電源22から所定の電圧
を印加でき、バイアスローラ30には同じくクリーニン
グ用電源22から電圧を切り換えて印加できる。バイア
スローラ30は、導電性もしくは抵抗を有するローラで
あり、接触するバイアスブレード20に表面上のトナー
が掻き落とせるようなものが望ましい。
【0013】なお図中23は感光体ドラム1の表面を露
光するためのレーザ光、24、24はレジストローラで
ある。
【0014】図1を参照して本実施形態装置におけるN
P方式による画像形成の一連のプロセスを説明する。図
示せぬ操作部のプリントボタンが押されると、帯電ロー
ラ2、現像ローラ13、転写ローラ6、ペーパー除電針
7、クリーニングローラ19及びバイアスローラ30に
それぞれ所定の電圧が印加され、感光体ドラム1、帯電
ローラ2、現像ローラ13、左スクリュー14、右スク
リュー15、転写ローラ6、ペーパー搬送ローラ8、ク
リーニングローラ19、トナー排出スクリュー21が、
それぞれ所定の回転方向に回転し始め、感光体ドラム1
は除電ランプ11で除電される。そして感光体ドラム1
は、帯電ローラ2により一様に負に帯電され(例えば表
面電位−850V)、レーザー光4で露光され(例えば
黒ベタ部表面電位−150V)、そのドラム表面に潜像
が形成される。この潜像部に現像ローラ13からトナー
が転移し、感光体ドラム1上にトナー像が形成される。
【0015】次に、感光体ドラム1と転写ローラ6との
間に、対になっているレジストローラ24で画像先端と
同期を取って図示せぬ給紙機構から転写紙4が給送され
る。感光体ドラム1と転写ローラ6との間には転写ロー
ラ6により転写紙4にトナーが向かう電界が形成されて
おり、供給された転写紙4に感光体ドラム1上のトナー
像が転写される。その後、転写紙4はペーパー除電針7
で感光体ドラム1から分離された後、図示せぬ定着装置
を経てコピーとして排出される。転写紙4上へ転移しな
かったトナーは、感光体ドラム1上に残って転写残トナ
ーとなり、感光体ドラム1の回転によりクリーニング装
置10へと運ばれて回収され、トナー排出スクリュー2
1によりクリーニング装置10外へと搬出される。その
後、感光体ドラム1の表面は除電ランプ11によって除
電される。
【0016】図2は現像装置3からクリーニング装置1
0までのトナーの状態の推移例を示し、この図により、
クリーニング装置10の動作を説明する。現像ローラ1
3で現像された感光体ドラム1上の現像後トナー25は
負極性である。これらのトナーは正の電圧を印加された
転写ローラ6により転写紙4に転写されるが、像転写後
の感光体ドラム1上には、転写しきれなかった転写残ト
ナー26が生ずる。
【0017】この転写残トナー26は強電界中を通過し
ており、そのトナー極性は図示のように正の極性のもの
(+)と負の極性のもの(−)が混在している。この転
写残トナー26は、感光体ドラム1の回転によりクリー
ニング装置10まで搬送される。ここでクリーニングロ
ーラ19は、トナーの帯電極性と反対の帯電極性を持つ
ような導電性弾性部材によるローラで、感光体ドラム1
に接触、押圧されており、感光体ドラム1とは周速差を
持ち、接触部で感光体ドラム1と反対方向に移動(図中
時計回り)するようになっている。転写残トナー26
は、感光体ドラム1とクリーニングローラ19で構成さ
れるニップ領域にて摩擦帯電され、負極性に帯電され、
摩擦されたトナーと反対極性の電圧を印加したクリーニ
ングローラ19(印加電圧は例えば+200V)に転移
し、保持、搬送される。
【0018】ここで、感光体ドラム1からのトナー転移
は機械的な力が大きく、クリーニングローラ19上のト
ナー27には、摩擦帯電しきれなかった若干量の逆帯電
トナー(+トナー)も混在している。これらは、クリー
ニングローラ19を複数回回転させたり、接触部で感光
体ドラム1と同方向に移動する等して、逆帯電トナー
(+トナー)が感光体ドラム1に再び接触すると、電界
により感光体ドラム1上に転移して帯電ローラ2を汚す
原因となる。そこで、本実施形態では、クリーニングロ
ーラ19に接触しているバイアスローラ30に画像形成
時と、画像形成後から次の画像形成まで(紙間)に、異
なる極性のバイアスを印加することによって、クリーニ
ングローラ19上に存在する両極性のトナー27をバイ
アスローラ30上に転移させ、バイアスブレード20に
よって機械的に掻き落とし、トナー搬送スクリュー21
によりユニット外に排出し、図示せぬ搬送部で現像装置
3へ搬送してリサイクルする。
【0019】次に本実施形態装置のクリーニング装置に
おけるバイアスローラ30への印加電圧の切換と動作
を、図3、図4を参照して説明する。転写残トナー26
が感光体ドラム1上からクリーニングローラ19上に転
移されされるまでは、前述の通りである。画像形成時の
動作例を図3に示す。画像形成時には、バイアスローラ
30にクリーニングローラ上のトナー27の極性(現像
トナー極性)と同極性の電圧(−)を印加し、クリーニ
ングローラ19上に混在している逆帯電トナー(ここで
は+)がクリーニングローラ19からバイアスローラ3
0に向かう電界を形成させ、この逆帯電トナー(+)を
バイアスローラ30上に転移させる。このバイアスロー
ラ30上のトナー31はバイアスブレード20により掻
き落とし、トナー搬送スクリュー21によって、図示せ
ぬ搬送経路を経て現像装置3へ搬送し、リサイクルさせ
る。このため、感光体ドラム1と再び出会う時にクリー
ニングローラ19上のトナー32には、クリーニングロ
ーラ19と感光体ドラム1間の電界により感光体ドラム
1上へ再転移するような逆帯電トナー(+)が混在して
おらず、従って画像形成中にトナーが感光体ドラム1上
に再付着することがなく、良好なクリーニングが行われ
る。
【0020】画像形成終了後から次の画像まで(紙間)
の動作例を図4に示す。クリーニングローラ19上にト
ナー27がある程度以上保持されると、感光体ドラム1
上のトナーをクリーニングローラ19上に転移する性能
が低下し、クリーニング不良が生ずるので、これを防止
するため、画像形成が終了して次の画像形成までの間
(紙間)に、バイアスローラ30にクリーニングローラ
19上のトナー極性(−)と逆極性(現像トナーと反対
極性)の電圧(+)を印加し、画像形成中にクリーニン
グローラ19上に残ったトナー27がバイアスローラ3
0に向かう電界を形成させ、クリーニングローラ19上
のトナー27をバイアスローラ30上に転移させる。こ
のバイアスローラ30上のトナー31はバイアスブレー
ド20により掻き落とし、トナー搬送スクリュー21に
よって、図示せぬ搬送経路を経て現像装置3へ搬送し、
リサイクルさせる。
【0021】上述のような2回のバイアスローラ30通
過後にもトナーはバイアスローラ30に100%転移せ
ず、若干量のトナー33(−)がクリーニングローラ1
9上に残る。しかし、若干量の負極性のトナー33がク
リーニングローラ19上に存在していても、それらはク
リーニングローラ19上に保持されたままとなるためク
リーニング性能を低下させることはない。以上のよう
に、画像形成中にクリーニングローラ19上に保持され
たトナーを画像形成終了後にバイアスローラ30、バイ
アスブレード20で回収することにより、クリーニング
ローラ19上のトナー量が減少し、感光体ドラム1上の
トナーの回収に不具合が出なくなる。
【0022】また、紙間時にクリーニングローラ19を
1回転以上回転させ、画像形成中に堆積にしたクリーニ
ングローラ19上のトナーを確実にバイアスローラ30
に転移するように構成すると、クリーニングローラ19
上にトナーを堆積させることがなくなり、クリーニング
がさらに良好に行われるようになる。
【0023】本発明の他の実施形態を図5、図6を参照
して説明する。画像形成中にクリーニングローラ19上
に転移したトナー27を、感光体ドラム1上に再付着さ
せないためには、感光体ドラム1の移動方向における最
大画像域に相当する長さの転写残トナーを、クリーニン
グローラ19の1回転未満で回収させるようにしてもよ
い。
【0024】即ち図5に示すように、画像形成中にバイ
アスローラ30にクリーニングローラ19上のトナー2
7と逆極性の電圧を印加し(+)、クリーニングローラ
19上のトナー27がバイアスローラ30に向かう電界
を形成することにより、クリーニングローラ19上の大
部分のトナーをバイアスローラ30上に転移させ、バイ
アスブレード20によって掻き落とし、トナー搬送スク
リュー21によって、図示せぬ搬送経路を経て現像装置
3へ搬送し、リサイクルさせる。
【0025】次に図6に示すように、画像形成終了後、
紙間時に、バイアスローラ30にクリーニングローラ1
9上に残っている逆帯電トナー27と逆極性の電圧を印
加し(−)、クリーニングローラ19上の逆帯電トナー
27(+)がバイアスローラ30に向かう電界を形成す
ることにより、逆帯電トナー27をバイアスローラ30
上に回収し、バイアスブレード20によって掻き落と
し、トナー搬送スクリュー21によって、図示せぬ搬送
経路を経て現像装置3へ搬送し、リサイクルさせる。
【0026】この時、クリーニングローラ19と感光体
ドラム1間の電界により、トナーが感光体ドラム1上に
転移しないように、電位差をなくしておくことが望まし
い。また、紙間時には接触帯電部材を離反しておくとさ
らによい。
【0027】以上のように、画像最大長さの転写残トナ
ーをクリーニングローラ1回転未満にて回収するとき、
画像形成時にバイアスローラ30にクリーニングローラ
上のトナー27と逆極性の電圧(+)を印加し、紙間
で、バイアスローラ30にクリーニングローラ上に残っ
た逆帯電トナー27と逆極性の電圧(−)を印加するこ
とにより、クリーニングローラ19上にトナーを堆積す
ることなく、クリーニングを良好に行うことができるよ
うになる。
【0028】もちろん、画像最大長さの転写残トナーを
クリーニングローラ19の1回転未満の回転で回収する
とき、前述した以外にも、画像形成時と紙間時のバイア
スローラ30への印加電圧の極性の順番を逆(正から負
へ)にすることも可能である。さらに、画像最大長さの
転写残トナーをクリーニングローラ19の1回転未満の
回転で回収する場合、クリーニングローラ19は非常に
低速で回転させるが、そのため紙間時に、クリーニング
ローラ19上に残っている逆帯電トナーを全てバイアス
ローラ30上に回収するためにはクリーニングローラ1
9を1回転させることが必要となり、これには画像形成
と同じ時間もしくはそれ以上の時間が掛かり、1枚当た
りのコピーに倍以上の時間が必要となるので、例えば紙
間時のクリーニングローラ19の回転速度を、画像形成
時の回転速度より速くすることにより、紙間時間を短縮
箱し、コピースピードを速くするとよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る電子写真装置のクリーニ
ング装置は、以上説明してきたように、画像形成時と紙
間でバイアスローラに印加する電圧の極性を異ならせる
ようにしたため、クリーニングローラ上に混在している
トナーを画像形成中に感光体上に再付着させることな
く、クリーニングローラ上のトナーをバイアスローラに
回収することができ、このためクリーニング不良の発生
及びそれに伴う帯電器の汚れ等を防止することが可能に
なるという効果がある。
【0030】請求項2に係る電子写真装置のクリーニン
グ装置は、バイアスローラへの印加電圧を、画像形成時
は現像後トナーの極性と同極性とし、画像形成終了後か
ら次の画像形成時までの間は現像後トナーの極性と反対
極性とするようにしたので、上記請求項1の装置と共通
の効果に加え、画像形成中にトナーを感光体上に再付着
させることなくクリーニング可能になる。
【0031】請求項3に係る電子写真装置のクリーニン
グ装置は、クリーニングローラの回転数を画像形成終了
後から次の画像形成時までの間に1回転以上回転するよ
うに設定したので、上記請求項2の装置と共通の効果に
加え、クリーニングローラ上のトナーの堆積を防止でき
るようになる。
【0032】請求項4に係る電子写真装置のクリーニン
グ装置は、最大画像域に相当する長さに対してクリーニ
ングローラの1回転未満で吸着するとき、画像形成時の
バイアスローラの印加電圧を、画像形成時は現像後トナ
ーの極性と反対極性とし、画像形成終了後から次の画像
形成時までの間は現像後トナーの極性と同極性とするよ
うにしたので、上記請求項1の装置と共通の効果をさら
に効果的に得ることが可能になる。
【0033】請求項5に係る電子写真装置のクリーニン
グ装置は、最大画像域に相当する長さに対してクリーニ
ングローラの1回転未満で吸着するとき、紙間で、クリ
ーニングローラが1回転以上するようにクリーニングロ
ーラの回転数を制御することにより、上記請求項1の装
置と共通の効果に加え、画像形成速度を短縮することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーニング装置の一実施形態を
備える電子写真装置の構造を示す断面図である。
【図2】図1の装置における現像装置からクリーニング
装置までのトナーの状態の推移例を示す拡大断面図であ
る。
【図3】図1、2の実施形態装置の画像形成中の動作を
示す断面図である。
【図4】図1、2の実施形態装置の紙間での動作を示す
断面図である。
【図5】本発明に係るクリーニング装置の他の実施形態
装置の動作を示す断面図である。
【図6】本発明に係るクリーニング装置の他の実施形態
装置の画像形成中の紙間での動作を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電ローラ 3 現像装置 4 転写紙 5 ガイド板 6 転写ローラ 7 ペーパー除電針 8 ペーパー搬送ローラ 9 ペーパー搬送ベルト 10 クリーニング装置 11 除電ランプ 12 帯電ローラ用電源 13 現像ローラ 14 左スクリュー 15 右スクリュー 16 現像ローラ用電源 17 転写ローラ用電源 18 ペーパー除電針電源 19 クリーニングローラ 20 バイアスブレード 21 トナー排出スクリュー 23 レーザ光 24 レジストローラ 25 現像後トナー 26 転写残トナー 27、28、31、32、33 トナー 30 バイアスローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端の像担持体に押圧されながら回転
    し、正に帯電したトナーと負に帯電したトナーとが混在
    する転写残トナーを摩擦帯電して現像後トナーの極性と
    して上記像担持体上のトナーを転移させるクリーニング
    ローラ、該クリーニングローラに電圧を印加して上記像
    担持体上のトナーが該クリーニングローラに向かう電界
    を設ける第1の電圧印加手段、上記クリーニングローラ
    に接触回転して該クリーニングローラ上のトナーを転移
    させるバイアスローラ、該バイアスローラに電圧を印加
    して上記クリーニングローラ上のトナーが該バイアスロ
    ーラに向かう電界を設ける第2の電圧印加手段及び上記
    バイアスローラ上のトナーを掻き落とす掻き落とし部材
    からなる電子写真装置のクリーニング装置において、上
    記第2の電圧印加手段が、画像形成時と、画像形成終了
    後から次の画像形成時までの間で上記バイアスローラに
    印加する電圧の極性を異ならせることを特徴とする電子
    写真装置のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の電圧印加手段が、上記バイア
    スローラへの印加電圧を、画像形成時は現像後トナーの
    極性と同極性とし、画像形成終了後から次の画像形成時
    までの間は現像後トナーの極性と反対極性とすることを
    特徴とする請求項1の電子写真装置のクリーニング装
    置。
  3. 【請求項3】 上記クリーニングローラの回転数を、画
    像形成終了後から次の画像形成時までの間に1回転以上
    回転するように設定したことを特徴とする請求項2の電
    子写真装置のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 上記像担持体の移動方向における最大画
    像域に相当する長さに対して該長さ領域の残留トナーを
    上記クリーニングローラの1回転未満で吸着するとき、
    上記第2の電圧印加手段が、上記バイアスローラへの印
    加電圧を、画像形成時は現像後トナーの極性と反対極性
    とし、画像形成終了後から次の画像形成時までの間は現
    像後トナーの極性と同極性とすることを特徴とする請求
    項1の電子写真装置のクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 上記クリーニングローラの回転数を、画
    像形成終了後から次の画像形成時までの間で、上記クリ
    ーニングローラが1回転以上回転するように制御するこ
    とを特徴とする請求項4の電子写真装置のクリーニング
    装置。
JP21192096A 1996-07-22 1996-07-22 電子写真装置のクリーニング装置 Pending JPH1039705A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6813468B2 (en) 2001-08-23 2004-11-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device with a cleaning unit
US6928252B2 (en) 2002-03-29 2005-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process unit and image forming apparatus having a structure to remove foreign matter
US6973275B2 (en) * 2003-06-24 2005-12-06 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Image forming device
CN100437390C (zh) * 2003-06-24 2008-11-26 村田机械株式会社 图像形成设备和方法

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