JPH05341671A - 接触転写部材のクリーニング方法 - Google Patents
接触転写部材のクリーニング方法Info
- Publication number
- JPH05341671A JPH05341671A JP16835292A JP16835292A JPH05341671A JP H05341671 A JPH05341671 A JP H05341671A JP 16835292 A JP16835292 A JP 16835292A JP 16835292 A JP16835292 A JP 16835292A JP H05341671 A JPH05341671 A JP H05341671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- voltage
- toner
- cleaning
- photosensitive drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/16—Transferring device, details
- G03G2215/1647—Cleaning of transfer member
- G03G2215/1652—Cleaning of transfer member of transfer roll
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接触転写部材に付着するトナーを完全にクリ
ーニングする。 【構成】 接触転写部材である転写ローラ４のクリーニ
ング電圧として、まずトナーの帯電極性と同極性の電圧
を転写ローラ４に印加し、引き続き転写バイアスと同極
性の電圧を印加する。
ーニングする。 【構成】 接触転写部材である転写ローラ４のクリーニ
ング電圧として、まずトナーの帯電極性と同極性の電圧
を転写ローラ４に印加し、引き続き転写バイアスと同極
性の電圧を印加する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスの一
部である感光体表面に形成されたトナー像を、記録紙に
移動し付着させる転写プロセスに使用される転写ロー
ラ、又はベルト等の接触転写部材のクリーニング方法に
関するものである。
部である感光体表面に形成されたトナー像を、記録紙に
移動し付着させる転写プロセスに使用される転写ロー
ラ、又はベルト等の接触転写部材のクリーニング方法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の転写装置では例えばプラスに帯
電したトナー像を転写する場合であれば、転写期間中に
はマイナスの電圧が転写部材（一般には転写ローラ）に
印加され、トナー像が転写材に転写されるが、このとき
感光体上の画像領域外のトナーや機内に浮游するトナー
も、転写材に付着する。
電したトナー像を転写する場合であれば、転写期間中に
はマイナスの電圧が転写部材（一般には転写ローラ）に
印加され、トナー像が転写材に転写されるが、このとき
感光体上の画像領域外のトナーや機内に浮游するトナー
も、転写材に付着する。
【０００３】この付着量は、大きな画像を小さな転写材
に転写したり、連続して多数枚の転写をするときには更
に多くなる。従って、このままでは転写材の裏汚れを生
ずるので、一般にはブラシ或はブレードにより転写部材
をクリーニングするか、或は「特公昭６１−２２３１
３、電子写真装置における転写装置」に提示されるよう
に、転写期間経過後のトナー画像の無い感光体区間或は
前回転期間では転写期間中の印加電圧とは逆に図２に示
すように転写部材にトナーの帯電極性と同極性の電圧を
印加して転写部材をクリーニングする方法が行なわれて
いた。
に転写したり、連続して多数枚の転写をするときには更
に多くなる。従って、このままでは転写材の裏汚れを生
ずるので、一般にはブラシ或はブレードにより転写部材
をクリーニングするか、或は「特公昭６１−２２３１
３、電子写真装置における転写装置」に提示されるよう
に、転写期間経過後のトナー画像の無い感光体区間或は
前回転期間では転写期間中の印加電圧とは逆に図２に示
すように転写部材にトナーの帯電極性と同極性の電圧を
印加して転写部材をクリーニングする方法が行なわれて
いた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のブラシ或はブレ
ードによるクリーニング方法では十分なクリーニングは
困難であり、転写部材にトナーの帯電極性と同極性のバ
イアス電圧を印加する方法においては、かなりの効果が
認められるが、なおＪＡＭ（紙づまり）等により接触転
写部材（以下転写部材と略称する）と感光ドラムの間に
転写材が存在しない状態で転写部材に転写バイアス電圧
が印加されると、感光体上のトナーの顕像は転写部材に
転移し転写部材を汚すという問題がある。
ードによるクリーニング方法では十分なクリーニングは
困難であり、転写部材にトナーの帯電極性と同極性のバ
イアス電圧を印加する方法においては、かなりの効果が
認められるが、なおＪＡＭ（紙づまり）等により接触転
写部材（以下転写部材と略称する）と感光ドラムの間に
転写材が存在しない状態で転写部材に転写バイアス電圧
が印加されると、感光体上のトナーの顕像は転写部材に
転移し転写部材を汚すという問題がある。
【０００５】さらに又、これらのトナーの中には一部が
転写部材に印加された転写バイアス電圧により転写バイ
アス電圧と同極性に帯電されるものがあり、これらのト
ナーはクリーニングの際にトナーの帯電極性と同極性の
電圧を印加するのみでは、クリーニングできないという
問題があった。
転写部材に印加された転写バイアス電圧により転写バイ
アス電圧と同極性に帯電されるものがあり、これらのト
ナーはクリーニングの際にトナーの帯電極性と同極性の
電圧を印加するのみでは、クリーニングできないという
問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明は接触転写部材のクリーニング電圧とし
て、まずトナーの帯電極性と同極性の電圧を接触転写部
材に印加した後、引きつゞいて転写バイアスと同極性の
電圧を印加するようにしたものである。
ため、本発明は接触転写部材のクリーニング電圧とし
て、まずトナーの帯電極性と同極性の電圧を接触転写部
材に印加した後、引きつゞいて転写バイアスと同極性の
電圧を印加するようにしたものである。
【０００７】
【作用】上記のようなクリーニング方法とすることによ
り、転写部材表面に付着したトナーのうち、トナーの帯
電極性を持ったトナーはクリーニング前半の期間で、転
写バアイスと同極性の電位のトナーはクリーニング後半
の期間で転写部材より完全に分離され感光ドラムに戻さ
れる。
り、転写部材表面に付着したトナーのうち、トナーの帯
電極性を持ったトナーはクリーニング前半の期間で、転
写バアイスと同極性の電位のトナーはクリーニング後半
の期間で転写部材より完全に分離され感光ドラムに戻さ
れる。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図１の（ａ）は電子写真プロセスの１部である本発
明の接触転写部材のクリーニング方法の一実施例のブロ
ック図であり、図１の（ｂ）は図１の（ａ）において接
触転写部材の１例の転写ローラに印加するクリーニング
電圧のシーケンスを示す図である。
る。図１の（ａ）は電子写真プロセスの１部である本発
明の接触転写部材のクリーニング方法の一実施例のブロ
ック図であり、図１の（ｂ）は図１の（ａ）において接
触転写部材の１例の転写ローラに印加するクリーニング
電圧のシーケンスを示す図である。
【０００９】図１の（ａ）において、１は表面が感光層
で形成され矢印方向に回転・停止する感光ドラム（又は
感光体ドラム）、２は感光ドラム１表面の感光層を均一
に帯電する帯電器、３は露光器（図示省略）より感光ド
ラム１の感光層に照射されるレーザ光、５は現像槽（又
は現像器）であり、感光ドラム１の感光層の画像部以外
の所に光を当て、光の当った部分の帯電電荷を除去し静
電潜像を形成し、次に静電潜像と逆極性に帯電した着色
微粒子であるトナーを潜像に付着させて可視像をつく
る。
で形成され矢印方向に回転・停止する感光ドラム（又は
感光体ドラム）、２は感光ドラム１表面の感光層を均一
に帯電する帯電器、３は露光器（図示省略）より感光ド
ラム１の感光層に照射されるレーザ光、５は現像槽（又
は現像器）であり、感光ドラム１の感光層の画像部以外
の所に光を当て、光の当った部分の帯電電荷を除去し静
電潜像を形成し、次に静電潜像と逆極性に帯電した着色
微粒子であるトナーを潜像に付着させて可視像をつく
る。
【００１０】６は印字しようとする転写紙（又は記録
紙）、４は接触転写部材の１例の転写ローラで、転写紙
６を感光ドラム１に重ね、その裏側から転写紙６を感光
ドラム１に圧着すると共にトナーの帯電極性とは逆極性
の電荷を転写紙６に与え、静電力によりトナー像を転写
紙６に転写するものである。
紙）、４は接触転写部材の１例の転写ローラで、転写紙
６を感光ドラム１に重ね、その裏側から転写紙６を感光
ドラム１に圧着すると共にトナーの帯電極性とは逆極性
の電荷を転写紙６に与え、静電力によりトナー像を転写
紙６に転写するものである。
【００１１】なお転写紙６に転写されたトナー像を転写
紙６に融着させて永久像とする定着器、転写後の感光ド
ラム電荷を光により除電する除電器、転写されずに感光
ドラム１上に残ったトナーを除去するクリーナは図示を
省略した。
紙６に融着させて永久像とする定着器、転写後の感光ド
ラム電荷を光により除電する除電器、転写されずに感光
ドラム１上に残ったトナーを除去するクリーナは図示を
省略した。
【００１２】次に上記の構成に基づく本発明の作用、効
果について説明する。感光ドラム１の表面は帯電器２に
よりマイナス極性に帯電された後、レザー光３により感
光ドラム１の表面にトナーの潜像（図示省略）が生成さ
れる。
果について説明する。感光ドラム１の表面は帯電器２に
よりマイナス極性に帯電された後、レザー光３により感
光ドラム１の表面にトナーの潜像（図示省略）が生成さ
れる。
【００１３】感光ドラム１上に生成された潜像は現像槽
５により現像され、現像された像は接触転写部材の１例
としての転写ローラ４にプラス極性の転写電圧（又は転
写バイアス）を印加することにより記録用の転写紙６に
転写される。
５により現像され、現像された像は接触転写部材の１例
としての転写ローラ４にプラス極性の転写電圧（又は転
写バイアス）を印加することにより記録用の転写紙６に
転写される。
【００１４】本発明を実施した電子写真のクリーニング
方法としては、電源投入時あるいは紙づまり等のエラー
処理後は印字を始める前に、感光ドラム１を数回回転さ
せて（前回転）感光ドラム１の電位を初期条件にリセッ
トするが、この時転写ローラ４にクリーニング電圧を印
加する。
方法としては、電源投入時あるいは紙づまり等のエラー
処理後は印字を始める前に、感光ドラム１を数回回転さ
せて（前回転）感光ドラム１の電位を初期条件にリセッ
トするが、この時転写ローラ４にクリーニング電圧を印
加する。
【００１５】上記クリーニング期間中の印加電圧は図１
の（ｂ）に示すようにクリーニング期間中の前半２秒間
はトナーと同極性の−６００Ｖの電圧を、後半の２秒間
は転写バイアスと同極性の＋１．５ｋＶの電圧としてい
る。
の（ｂ）に示すようにクリーニング期間中の前半２秒間
はトナーと同極性の−６００Ｖの電圧を、後半の２秒間
は転写バイアスと同極性の＋１．５ｋＶの電圧としてい
る。
【００１６】上記のように転写ローラ４の印加電圧を変
えることにより、転写ローラ４に付着したトナーのう
ち、帯電極性のマイナス電位に帯電されているトナーは
前半の期間で転写ローラ４から分離し感光ドラム１に戻
り、後半の期間でプラス電位に帯電されているトナーが
同様に転写ローラ４から分離し感光ドラム１に戻るので
転写ローラ４に付着したトナーはすべて感光ドラム１に
戻り転写ローラ４のクリーニングは十分に行われるので
汚れのない良質な画像を提供することができる。
えることにより、転写ローラ４に付着したトナーのう
ち、帯電極性のマイナス電位に帯電されているトナーは
前半の期間で転写ローラ４から分離し感光ドラム１に戻
り、後半の期間でプラス電位に帯電されているトナーが
同様に転写ローラ４から分離し感光ドラム１に戻るので
転写ローラ４に付着したトナーはすべて感光ドラム１に
戻り転写ローラ４のクリーニングは十分に行われるので
汚れのない良質な画像を提供することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子写真装置の転写プロセスに使用される転写ローラや
ベルト等の接触転写部材のクリーニング方法として、そ
のクリーニング電圧を、先づトナーの帯電極性と同極性
の電圧を印加した後に、引き続いて転写バイアスと同極
性の電圧を印加することにより、種々の原因で接触転写
部材の表面に付着したトナーのうち、トナーの帯電極性
と同極に帯電しているトナーと、トナーの帯電極性とは
異なる転写バイアスの極性に帯電したトナーの何れをも
接触転写部材から分離して完全なクリーニングをするこ
とができる。
電子写真装置の転写プロセスに使用される転写ローラや
ベルト等の接触転写部材のクリーニング方法として、そ
のクリーニング電圧を、先づトナーの帯電極性と同極性
の電圧を印加した後に、引き続いて転写バイアスと同極
性の電圧を印加することにより、種々の原因で接触転写
部材の表面に付着したトナーのうち、トナーの帯電極性
と同極に帯電しているトナーと、トナーの帯電極性とは
異なる転写バイアスの極性に帯電したトナーの何れをも
接触転写部材から分離して完全なクリーニングをするこ
とができる。
【図１】図１は本発明の一実施例の写真プロセスの説明
図であり、図１の（ａ）はこのプロセスの構成ブロッ
ク、図１の（ｂ）は図１の（ａ）において転写ローラに
印加するクリーニング電圧のシーケンスを示す図であ
る。
図であり、図１の（ａ）はこのプロセスの構成ブロッ
ク、図１の（ｂ）は図１の（ａ）において転写ローラに
印加するクリーニング電圧のシーケンスを示す図であ
る。
【図２】従来の転写ローラに印加するクリーニング電圧
のシーケンスを示す図である。
のシーケンスを示す図である。
１ 感光ドラム ４ 転写ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島津 史生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 杉藤 孝司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 電子写真装置において、接触転写部材の
クリーニング電圧として、この接触転写部材にまずトナ
ーの帯電極性と同極性の電圧を印加した後、引き続いて
転写バイアスと同極性の電圧を印加することを特徴とす
る接触転写部材のクリーニング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16835292A JPH05341671A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 接触転写部材のクリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16835292A JPH05341671A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 接触転写部材のクリーニング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05341671A true JPH05341671A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15866480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16835292A Pending JPH05341671A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 接触転写部材のクリーニング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05341671A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5621509A (en) * | 1995-03-31 | 1997-04-15 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus and method for cleaning a transfer device of an image forming apparatus |
| US5822649A (en) * | 1995-05-26 | 1998-10-13 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus for cleaning a transfer device of an image forming apparatus |
| US5832335A (en) * | 1996-07-08 | 1998-11-03 | Nec Corporation | Control method for a transfer process in an electrophotographic process |
| CN106527073A (zh) * | 2015-09-15 | 2017-03-22 | 佳能株式会社 | 图像形成装置 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP16835292A patent/JPH05341671A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5621509A (en) * | 1995-03-31 | 1997-04-15 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus and method for cleaning a transfer device of an image forming apparatus |
| US5822649A (en) * | 1995-05-26 | 1998-10-13 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus for cleaning a transfer device of an image forming apparatus |
| US6025109A (en) * | 1995-05-26 | 2000-02-15 | Ricoh Company, Ltd. | Method for cleaning a transfer device of an image forming apparatus |
| US5832335A (en) * | 1996-07-08 | 1998-11-03 | Nec Corporation | Control method for a transfer process in an electrophotographic process |
| CN106527073A (zh) * | 2015-09-15 | 2017-03-22 | 佳能株式会社 | 图像形成装置 |
| US10185280B2 (en) | 2015-09-15 | 2019-01-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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