JPH0553401A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0553401A
JPH0553401A JP3218804A JP21880491A JPH0553401A JP H0553401 A JPH0553401 A JP H0553401A JP 3218804 A JP3218804 A JP 3218804A JP 21880491 A JP21880491 A JP 21880491A JP H0553401 A JPH0553401 A JP H0553401A
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敏章 香川
Kazuhiko Furukawa
和彦 古川
Hiroyuki Sawai
宏之 沢井
Koji Shinkawa
幸治 新川
Hiroshi Ishii
洋 石井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写手段に転写ローラを用いた複写機等の電
子写真装置において、トナーによるローラ汚れを防止す
ることにより、転写材の裏面汚れを抑える。 【構成】 転写ローラ6には、通紙時にトナーと逆極性
の正規転写バイアス電圧が、非通紙時にはトナーと同極
性のクリーニングバイアス電圧が印加される。非通紙時
において、感光体1の表面電位VDCと現像バイアス電圧
Dとの電位差VDC−VDがトナー極性と反対極性となる
よう、帯電器2に印加する帯電バイアス電圧、若しくは
現像バイアス電圧、又はその両方を設定するよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような電子写真装置においては、作
動当初の前回転時、連続通紙時の紙間などの非通紙時で
は転写ローラに転写時とは逆極性の電圧(トナーと同極
性)を印加することによって、転写ローラへのトナーの
付着を防止し、かつ転写時に付着したトナーを像担持体
側に戻し、ローラをクリーニングするようにしてあるの
が普通である。
【0003】図4はこの場合の状態を示すシーケンス図
であって、前回転時には、像担持体(以下、感光体とい
う)表面の残留トナーが転写ローラに付着しないよう
に、転写ローラには転写バイアス電圧Vtとして、トナ
ーと同極性のバイアス電圧(以下クリーニングバイアス
電圧という)、例えば、1kVを印加する。
【0004】次の通紙時には、転写材に所定の転写を行
うべく、Vtとしてトナーとは逆極性のバイアス電圧
(以下、正規転写バイアス電圧という)、例えば−2k
Vを印加する。紙間では、前述のクリーニングバイアス
電圧1kVを印加する。
【0005】このような電子写真装置においては、前回
転時、及び紙間では、帯電器に印加される帯電バイアス
電圧VCは普通0Vとなるので、感光体表面上の感光体
帯電電位VDCは残留電位の、例えば−30Vとなる。
【0006】トナーには、正規の極性(この場合、正極
性)に帯電したトナー(以下、正規トナーという)と、
正規とは逆極性(この場合、負極性)に帯電したトナー
(以下、逆帯電トナーという)の両方が存在している。
【0007】この時、現像部に現像バイアス電圧VD
して、例えば−250Vが印加されている場合、感光体
帯電電位と現像バイアス電圧との電位差VDC−VDは2
20Vとなるので、逆帯電トナーが感光体表面に付着す
る。
【0008】前回転時及び紙間では、前述のように転写
ローラにはクリーニングバイアス電圧の1kVが印加さ
れているので、感光体表面に付着していた逆帯電トナー
が、静電力及び機械的な付着力によって、転写ローラに
付着することを免れず、ローラ汚れが発生することとな
る。また、通紙時には、転写ローラに正規転写バイアス
電圧−2kVが印加されるので、転写ローラに付着して
いた逆帯電トナーが静電力により反発し、転写材の裏汚
れが発生する。
【0009】これを解決するため、従来より例えば、特
開平3−69978号公報に示されるように、転写ロー
ラに、転写材が存在しない時に印加するバイアス電圧
を、転写ローラが1回転するに要する時間以上、所定極
性で印加した後、極性を反転して転写ローラがさらに1
回転する時間以上の間、印加することによって、転写ロ
ーラに付着した正規トナーと逆帯電トナーを除去する方
法が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の方法では、転写ローラに対し、その回転に合わせ
て、極性の異なったバイアス電圧を印加する必要がある
ため、プロセスが複雑となったり、回転とのタイミング
合わせのため、工程に余分な時間を要したりする問題点
があった。
【0011】本発明は上記のような事態を解消すべくな
されたものであって、帯電バイアス電圧、若しくは現像
バイアス電圧、又はその両方を所定の値に設定すること
によって転写ローラへのトナーの付着を防止し、転写材
の裏汚れが発生しない電子写真装置を提供することを目
的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、像担持体を帯電させる帯電手段、これに
より帯電した帯電面に静電潜像を形成する手段、該潜像
にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段、該ト
ナー像を転写材に転写するため、前記像担持体に当接す
る接触転写部材を備えた電子写真装置において、転写工
程以外の期間における、前記像担持体の帯電電位V
DCと、前記現像手段に印加している現像バイアス電圧V
Dとの電位差VDC−VDがトナー極性とは反対極性となる
よう、帯電手段に印加している帯電バイアス電圧、若し
くは前記現像バイアス電圧、又はその両方を所定の値に
設定するよう構成したことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】このように構成することによって、転写工程以
外の期間において、像担持体表面には正規トナーが若干
量付着することとなり、転写部材に印加される転写バイ
アス電圧はトナー極性と同極性であるから、静電力によ
り反発し、接触転写部材表面へのトナーの付着を阻止し
て良好な転写を維持し、転写材の裏汚れを確実に防止す
ることができる。
【0014】
【実施例】図1は、転写手段に転写ローラを用いた複写
機の構成図で、紙面に垂直方向に軸線を有し、図示矢印
方向に回転する感光体1表面の、OPC感光層が帯電器
2によって、−700Vに一様に帯電され、該帯電面に
原稿からの反射光3が照射されて静電潜像が形成され
る。
【0015】該潜像が現像器4に対向する現像部位に到
来すると、現像スリーブ4aを介して正帯電したトナー
が潜像部分に付着してトナー像が形成される。現像スリ
ーブ4aには、電源4bによって、−250Vの現像バ
イアス電圧が常時印加されている。
【0016】次いで、このトナー像が、転写ローラ6が
感光体1に圧接する転写部位に至ると、これにタイミン
グを合わせて、転写材5が転写部位に供給され、同時に
該転写ローラに−2kVの正規転写バイアス電圧が印加
されて感光体上のトナー像は転写材に転移する。
【0017】その後、トナー像を担持した転写材は定着
器7に搬送され、転写部位において転写されずに感光体
に残ったトナーはクリーナ8によって、また感光体上の
残留電荷は除電ランプ9によって解消されて(ただし、
−30V程度の残留電位は残る)、感光体は次の工程に
入るものとする。
【0018】このような電子写真装置の作動について、
以下図2図示のタイミングチャートによって説明する。
前回転、及び紙間(非通紙時)のような、転写工程以外
の期間においては、感光体帯電電位VDCと現像バイアス
電圧VD(−250V)との電位差VDC−VDが、正規ト
ナーの極性とは反対極性側(この場合、負極性側)、例
えば−50Vになるよう、帯電器2に帯電バイアス電圧
−900Vを印加し、感光体を−300Vに帯電させ
る。
【0019】現像部位では、感光体帯電電位VDCと現像
バイアス電圧VDとの電位差VDC−VDが−50Vになっ
ているので、正規トナーが若干量、感光体1に付着す
る。
【0020】このとき、転写部位には、転写ローラ6に
クリーニングバイアス電圧の1kVが印加されているの
で、感光体1に付着している正規トナーは静電力により
転写ローラと反発し、ローラに付着することはなく、ロ
ーラ汚れは発生しない。よって転写材の裏汚れも発生し
ない。
【0021】図3は本発明の他の実施例を示すシーケン
ス図である。帯電バイアス電圧は従来方式と同様、通紙
時のみ印加する。前回転、及び紙間(非通紙時)の感光
体帯電電位VDCは残留電位の−30Vとなる。
【0022】現像部位では、非通紙時に現像バイアス電
圧VDを0Vに切替えることにより、感光体帯電電位V
DCと現像バイアス電圧VDとの電位差VDC−VDは−30
Vとなり、正規トナーが感光体表面に若干量、付着する
ことになるので、前記実施例と同様、ローラ汚れは発生
せず、よって転写材の裏汚れも発生しない。
【0023】なお、帯電バイアス電圧と現像バイアス電
圧の両方を所定の値に設定することにより、感光体帯電
電位VDCと現像バイアス電圧VDとの電位差VDC−VD
負極性側にしても同様の効果が得られるのは言うまでも
ない。
【0024】また非通紙時の感光体帯電電位VDCと現像
バイアス電圧VDとの電位差VDC−VDは、トナーの経済
的な使用の面から、なるべく0Vに近い値に設定するの
が好ましい。
【0025】以上の実施例においては、転写手段として
転写ローラを、帯電手段として帯電ローラを用いた場合
について説明したが、転写ベルト等の転写手段によって
も、コロナ帯電器等の帯電手段によっても、同様の効果
が得られることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写工程以外の期間において、像担持体の帯電電位VDC
と現像バイアス電圧VDとの電位差VDC−VDが、トナー
極性とは反対極性となるよう、帯電バイアス電圧、若し
くは現像バイアス電圧、又はその両方を所定の値に設定
することによって、接触転写部材表面に正規トナー及び
逆帯電トナーが付着するのを阻止でき、常に安定した転
写を行うことが可能であり、かつ転写材の裏汚れの発生
を防止できるので、良質の画像を得るのに資すること大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するに適した電子写真装置の概略
側面図。
【図2】本発明による動作を示すシーケンス図。
【図3】他の実施態様を示すシーケンス図。
【図4】従来方式での動作を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電器 3 露光(原稿からの反射光) 4 現像器 4a 現像スリーブ 4b 電源 5 転写材 6 転写ローラ 7 定着器 8 クリーナー 9 除電ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新川 幸治 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ 株式会社内 (72)発明者 石井 洋 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を帯電させる帯電手段、これに
    より帯電した帯電面に静電潜像を形成する手段、該潜像
    にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段、該ト
    ナー像を転写材に転写するため、前記像担持体に当接す
    る接触転写部材を備えた電子写真装置において、 転写工程以外の期間における、前記像担持体の帯電電位
    DCと、前記現像手段に印加している現像バイアス電圧
    Dとの電位差VDC−VDがトナー極性とは反対極性にな
    るよう、帯電手段に印加している帯電バイアス電圧、若
    しくは前記現像バイアス電圧、又はその両方を所定の値
    に設定するように構成したことを特徴とする電子写真装
    置。
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