JP3391882B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3391882B2
JP3391882B2 JP04556394A JP4556394A JP3391882B2 JP 3391882 B2 JP3391882 B2 JP 3391882B2 JP 04556394 A JP04556394 A JP 04556394A JP 4556394 A JP4556394 A JP 4556394A JP 3391882 B2 JP3391882 B2 JP 3391882B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は普通紙複写機,ファクシ
ミリ,プリンタ等の画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図6は従来の画像形成装置の一例を示
す。感光体ドラムからなる像担持体11は、画像形成時
には、駆動部により回転駆動されて帯電用コロナチャー
ジャからなる帯電装置12により均一に帯電された後に
露光手段による画像露光で画像が書き込まれてその静電
潜像が形成され、この静電潜像が現像装置13でトナー
とキャリアを有する2成分系現像剤により現像されてト
ナー像となる。 【0003】次に、感光体ドラム11は、転写前除電器
14により除電されて転写領域にて給紙装置から給送さ
れて来た転写紙へトナー像が転写用コロナチャージャか
らなる転写装置15により転写され、分離用コロナチャ
ージャからなる分離装置16により転写紙が分離され
る。この転写紙は定着装置によりトナー像が定着されて
外部へ排出される。また、感光体ドラム11は、転写紙
分離後にクリーニング装置17によりクリーニングされ
て残留トナーが除去され、除電器18により除電されて
次の動作に備える。このような画像形成動作は操作部の
スタートスイッチのオンで開始されて操作部で設定され
た回数だけ繰り返して行われる。 【0004】また、感光体ドラム11は、帯電用コロナ
チャージャ12により均一に帯電された後に、露光手段
による制御用基準濃度パターン(以下Pセンサパターン
と呼ぶ)の露光でPセンサパターンが上記画像と重なら
ないように書き込まれてその静電潜像が形成され、この
静電潜像が現像装置13により現像されてトナー像とな
る。 【0005】このPセンサパターンのトナー像は、現像
装置13と転写前除電器14との間に設置されているP
センサ19により濃度が検知され、転写領域で転写紙に
転写されずに転写用コロナチャージャ15を通過した後
にクリーニング装置17により除去される。現像装置1
3はトナー補給部から現像剤にトナー補給を行うが、図
示しない制御装置はPセンサパターンのトナー像に対す
るPセンサ19の出力信号に基づいて現像装置13のト
ナー補給部を制御してトナー補給を制御することによっ
て現像装置13の現像能力(現像剤のトナー濃度)を一
定に制御する。 【0006】この画像形成装置では、転写用コロナチャ
ージャ15により感光体ドラム11上の画像のトナー像
を転写紙に転写するので、Pセンサパターンのトナー像
による汚染に無関係となる。近年、普通紙複写機,プリ
ンタといった画像形成装置においては、帯電装置として
帯電ローラ,帯電ブラシを用いたり、転写装置として転
写ローラを用いたりしてオゾン発生量が非常に少ない装
置が実用化されている。しかし、これらの画像形成装置
では、帯電ローラ,帯電ブラシ、転写ローラは、像担持
体に接触するので、像担持体上の様々なトナーにより表
面が汚染されて帯電不良や転写不良、転写紙の裏汚れと
いつた不具合が発生し易い。 【0007】そこで、これらの問題を解決するための様
々な装置が提案されている。特開昭51ー9840号公
報には、画像形成装置において、像担持体と転写ローラ
との間に転写材が存在するときには転写ローラにトナー
と逆極性のバイアス電圧を印加し、像担持体と転写ロー
ラとの間に転写材が存在しないときには転写ローラにト
ナーと同極性のバイアス電圧を印加する転写装置が記載
されている。 【0008】特開平2ー300775号公報には、像担
持体上の非画像領域において転写バイアスよりも低く、
かつ、転写バイアスと同極性の電圧を転写ローラに印加
するようにした画像形成装置が記載されている。特開平
3ー69978号公報には、像担持体と転写ローラとの
間に転写材が存在するときに転写ローラにバイアス電圧
を転写ローラの1回転に要する時間以上印加した後にそ
の極性を反転して転写ローラがさらに1回転する時間以
上の間バイアスを転写ローラに印加するようにした画像
形成装置が記載されている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】上記特開昭51ー98
40号公報記載の転写装置では、像担持体と転写ローラ
との間に転写材が存在するときには転写ローラにトナー
と逆極性のバイアス電圧を印加し、像担持体と転写ロー
ラとの間に転写材が存在しないときには転写ローラにト
ナーと同極性のバイアス電圧を印加するので、像担持体
上に逆帯電トナーが主原因で発生する地汚れにより転写
ローラが汚染することを防ぐことができず、転写紙の裏
汚れを招いてしまう。 【0010】また、上記特開平2ー300775号公報
記載の画像形成装置では、像担持体上の非画像領域にお
いて転写バイアスよりも低く、かつ、転写バイアスと同
極性の電圧を転写ローラに印加するので、像担持体上の
Pセンサパターンのトナー像による転写ローラの汚染を
防ぐことができず、転写紙の裏汚れを招いてしまう。さ
らに、上記特開平3ー69978号公報記載の画像形成
装置では、像担持体と転写ローラとの間に転写材が存在
するときに転写ローラにバイアス電圧を転写ローラの1
回転に要する時間以上印加した後にその極性を反転して
転写ローラがさらに1回転する時間以上の間バイアスを
転写ローラに印加するが、像担持体上の非画像部に付着
する地汚れトナーはその大部分が逆帯電トナーであるの
で、転写紙が転写領域を通過する間などにおいて常に転
写時とは逆極性のバイアスを転写ローラに印加すること
により逆に転写ローラを汚染することになりかねない。 【0011】本発明は、上記問題点を改善し、地汚れト
ナーによる転写ローラの汚染及びPセンサパターンのト
ナー像による転写ローラの汚染を防ぐことができて転写
紙の裏汚れを防止することができる画像形成装置を提供
することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回転させられる像担持体
と、この像担持体上に画像の静電潜像及びPセンサパタ
ーンの静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像
担持体上の静電潜像を現像領域で現像してトナー像とす
る現像手段と、転写領域で前記像担持体上の画像のトナ
ー像を転写紙に転写し前記像担持体上のPセンサパター
ンのトナー像は転写紙に転写しない転写ローラを有する
接触式転写装置と、この接触式転写装置と前記現像手段
との間で前記像担持体上のPセンサパターンのトナー像
濃度を検知するセンサとを有する画像形成装置におい
て、前記像担持体上の画像のトナー像が前記転写領域を
通過する時には前記転写ローラに転写バイアスを印加
し、前記像担持体上のPセンサパターンのトナー像が前
記転写領域を通過する時には前記転写バイアスとは逆極
性のバイアスを前記転写ローラに印加するバイアス印加
手段を備え、前記像担持体上のPセンサパターンの静電
潜像が前記現像領域に進入し始めてから前記像担持体上
の次の画像の静電潜像が前記現像領域に進入し始めるま
での時間をT 、前記Pセンサパターンの静電潜像の前
記像担持体回転方向の長さをL 、前記転写ローラの半
径及び線速をそれぞれr,V としたとき、T >(L +2πr)/V を満たし、さらに前記像担持体上のPセンサパターンの
静電潜像の現像前に転写紙が前記転写領域を通過してか
ら前記像担持体上のPセンサパターンのトナー像が前記
転写領域を通過して次の転写紙が前記転写領域に進入す
るまでの時間をT int 、前記転写バイアスとは逆極性
のバイアスを前記転写ローラに印加する時間をT 、前
記転写バイアスとは逆極性のバイアスを前記転写ローラ
に印加してから前記像担持体上のPセンサパターンのト
ナー像が前記転写領域に来るまでの時間をT としたと
き、T int 及びT int ≧T >T +(L +2πr)/V を満たす ものである。 【0013】 【0014】 【作用】請求項1記載の発明では、バイアス印加手段
は、像担持体上の画像のトナー像が転写領域を通過する
時には転写ローラに転写バイアスを印加し、像担持体上
のPセンサパターンのトナー像が転写領域を通過する時
には転写バイアスとは逆極性のバイアスを転写ローラに
印加する。 >(L +2πr)/V を満たし、T int 及びT int ≧T >T +(L +2πr)/V を満たす。 【0015】 【0016】 【実施例】図2は本発明の一実施例の概略を示す。この
実施例は請求項1,2記載の発明の実施例である。感光
体ドラムからなる像担持体21は、画像形成時には、駆
動部により回転駆動され、帯電ローラ22を用いた接触
式帯電装置により均一に負に帯電される。ここに、帯電
ローラ22は、感光体ドラム21に接触し、高圧電源か
らバイアスが印加されている。次に、感光体ドラム21
は露光手段による画像露光で画像が書き込まれてその静
電潜像が形成され、したがって、帯電ローラ22を用い
た接触式帯電装置及び露光手段は静電潜像形成手段を構
成している。感光体ドラム21上の静電潜像は現像装置
からなる現像手段23でプラス帯電のトナーとキャリア
を有する2成分系現像剤により正規現像がなされてトナ
ー像となる。 【0017】次に、感光体ドラム21は、転写前除電器
24により除電されて転写領域にて給紙装置から案内部
材25を介して給送されて来た転写紙へトナー像が転写
ローラ26を用いた接触式転写装置により転写され、転
写紙が分離されて案内部材27を介して搬送される。こ
こに、転写ローラ26は後述のようにバイアスが印加さ
れる。案内部材27を介して搬送された転写紙は定着装
置によりトナー像が定着されて外部へ排出される。ま
た、感光体ドラム21は、転写紙分離後にクリーニング
装置28によりクリーニングされて残留トナーが除去さ
れ、除電器29により除電されて次の動作に備える。制
御装置31(図1参照)は本実施例の各部を制御して上
述のような画像形成動作を操作部のスタートスイッチの
オンで開始させて操作部で設定された回数だけ繰り返し
て行わせる。また、制御装置31は本実施例の各部を制
御して次のように感光体ドラム21上にPセンサパター
ンを形成させてPセンサ30の出力信号に基づいてトナ
ー補給の制御を行う。 【0018】すなわち、感光体ドラム21は帯電ローラ
22により均一に負に帯電された後に、露光手段による
Pセンサパターンの露光でPセンサパターンが上記画像
と重ならないように書き込まれてその静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は現像装置23によりプラス帯電のト
ナーで正規現像がなされてトナー像となる。このPセン
サパターンのトナー像は、現像装置23と転写前除電器
24との間に設置されているPセンサ30により濃度が
検知され、転写領域で転写紙に転写されずに転写ローラ
26を通過した後にクリーニング装置28により除去さ
れる。 【0019】図1に示すようにPセンサ30の出力信号
はA/D変換器32によりデジタル信号に変換されて制
御装置31に入力され、また、現像装置23はトナー補
給部から現像剤にトナー補給を行う。御装置31は、P
センサパターンのトナー像に対するPセンサ30の出力
信号をA/D変換器32を介して取り込み、この信号に
基づいてトナー補給制御信号を出力して現像装置23の
トナー補給部を制御することによりトナー補給を制御し
て現像装置23の現像能力(現像剤のトナー濃度)を一
定に制御する。 【0020】また、高圧電源からなるバイアス印加手段
33は、制御装置31により制御されて制御装置31か
らの指令に基づいて転写ローラ26に転写バイアスを印
加し、感光体ドラム21上の画像のトナー像が転写領域
を通過する転写時には現像装置23で使用する現像剤に
おけるトナーの帯電極性と同極性の負の転写バイアス電
圧を転写ローラ26に印加する。仮にPセンサパターン
のトナー像が転写領域を通過するときに図3に示すよう
に高圧電源33から転写ローラ26にトナーの帯電極性
と逆極性で転写時の転写バイアス電圧より低い負のバイ
アス電圧を印加したとすると、Pセンサパターンのトナ
ー像を形成しているトナーは、転写ローラ26の表面に
転写されてそのまま付着し、次の転写紙が転写領域に進
入して来たときに転写紙の裏に付着して定着装置を通過
し、転写紙の裏汚れが発生する。 【0021】本実施例では、Pセンサパターンのトナー
像が転写領域を通過するときには図5に示すように高圧
電源33は制御装置31からの指令に基づいて転写ロー
ラ26に転写時の転写バイアス電圧とは逆極性のプラス
のバイアス電圧を印加し、Pセンサパターンのトナー像
を構成しているトナーは電気的反発力により転写ローラ
26側に移動しずらくなって転写紙の裏汚れが発生しず
らくなる。 【0022】さらに、高圧電源33は制御装置31から
の指令に基づいてPセンサパターンのトナー像が転写領
域を通過した後も転写ローラ26にプラスのバイアス電
圧を印加し続け、転写ローラ26のPセンサパターンの
トナー像との接触部が転写領域を通過する時に転写ロー
ラ26の表面のトナーが感光体ドラム21側に移動して
少なくなり、次に転写領域に進入して来る転写紙の裏汚
れの程度が良くなってくる。 【0023】転写ローラ26のPセンサパターントナー
像との接触部が転写領域を通過する回数と転写紙の裏汚
れとの関係は図4に示すようになり、転写ローラ26に
プラスのバイアス電圧を印加したまま転写ローラ26の
Pセンサパターンのトナー像との接触部が1回転して
(転写ローラ26が1回転して転写ローラ26の表面全
体がPセンサパターンのトナー像と接触して)再び転写
領域を通過することにより転写紙の裏汚れが大きく改善
される。 【0024】よって、本実施例は、感光体ドラム21上
にPセンサパターンの静電潜像を形成して現像した後に
その濃度をPセンサ30で検知するPセンサパターン形
成時には、感光体ドラム21上のPセンサパターンの静
電潜像が現像装置23の現像領域に進入し始めてから感
光体ドラム21上の次の画像の静電潜像が現像領域に進
入し始めるまでの時間をTS、Pセンサパターンの静電
潜像の感光体ドラム21回転方向の長さをLP、転写ロ
ーラ26の半径及び線速をそれぞれr,Vrとしたと
き、TSが TS>(LP+2πr)/Vr を満たし、さらに感光体ドラム21上のPセンサパター
ンの静電潜像の現像前に転写紙が転写領域を通過してか
ら感光体ドラム21上のPセンサパターンのトナー像が
転写領域を通過して次の転写紙が転写領域に進入するま
での時間をTint、転写時の転写バイアスとは逆極性の
バイアス電圧を転写ローラ26に印加する時間をTc
転写時の転写バイアス電圧とは逆極性のバイアス電圧を
転写ローラ26に印加してから感光体ドラム21上のP
センサパターンのトナー像が転写領域に来るまでの時間
をTbとしたとき、Tint及びTcが Tint≧Tc>Tb+(LP+2πr)/Vr を満たすようにPセンサパターン形成時の作像タイミン
グやTcが最適に規定され、高圧電源33は制御装置3
1からの指令に基づいて図5に示すようにバイアス電圧
を転写ローラ26に印加する。 【0025】ここに、Tbはトナーが転写ローラ26の
表面に付きづらいように余裕を持たせてある。また、感
光体ドラム21上のPセンサパターンのトナー像が転写
領域を通過する時間をTP、感光体ドラム21上のPセ
ンサパターンのトナー像が転写領域を通過してから転写
時の転写バイアス電圧が高圧電源33より転写ローラ2
6に印加されるまでの時間をTaとすると、TS=TP
aとなり、かつ、Tc=Tb+TP+Taである。また、
感光体ドラム21上のPセンサパターンの静電潜像の現
像前に転写紙が転写領域を通過してから転写時の転写バ
イアス電圧とは逆極性のバイアス電圧が高圧電源33よ
り転写ローラ26に印加されるまでの時間をTeとする
と、Tint=Te+Tb+TP+Taである。 【0026】このように本実施例では、感光体ドラム2
1上の画像のトナー像が転写領域を通過する転写時には
高圧電源33から転写ローラ26にトナーの帯電極性と
逆極性の転写バイアスを印加し、感光体ドラム21上の
Pセンサパターンのトナー像が転写領域を通過する時に
は転写時の転写バイアスとは逆極性のバイアスを高圧電
源33から転写ローラに印加するので、地汚れトナーに
よる転写ローラの汚染及びPセンサパターンのトナー像
による転写ローラの汚染が発生しずらくなって転写紙の
裏汚れが発生しずらくなる。また、Pセンサパターン形
成時の作像タイミングやTcを最適に規定したので、地
汚れトナーによる転写ローラの汚染及びPセンサパター
ンのトナー像による転写ローラの汚染を防ぐことができ
て転写紙の裏汚れを防止することができる。 【0027】 【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、回転させられる像担持体と、この像担持体上に画像
の静電潜像及びPセンサパターンの静電潜像を形成する
静電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像
領域で現像してトナー像とする現像手段と、転写領域で
前記像担持体上の画像のトナー像を転写紙に転写し前記
像担持体上のPセンサパターンのトナー像は転写紙に転
写しない転写ローラを有する接触式転写装置と、この接
触式転写装置と前記現像手段との間で前記像担持体上の
Pセンサパターンのトナー像濃度を検知するセンサとを
有する画像形成装置において、前記像担持体上の画像の
トナー像が前記転写領域を通過する時には前記転写ロー
ラに転写バイアスを印加し、前記像担持体上のPセンサ
パターンのトナー像が前記転写領域を通過する時には前
記転写バイアスとは逆極性のバイアスを前記転写ローラ
に印加するバイアス印加手段を備えたので、地汚れトナ
ーによる転写ローラの汚染及びPセンサパターンのトナ
ー像による転写ローラの汚染が発生しずらくなって転写
紙の裏汚れが発生しずらくなる。 【0028】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記像担持体上のPセンサ
パターンの静電潜像が前記現像領域に進入し始めてから
前記像担持体上の次の画像の静電潜像が前記現像領域に
進入し始めるまでの時間をTS、前記Pセンサパターン
の静電潜像の前記像担持体回転方向の長さをLP、前記
転写ローラの半径及び線速をそれぞれr,Vrとしたと
き、TSが TS>(LP+2πr)/Vr を満たし、さらに前記像担持体上のPセンサパターンの
静電潜像の現像前に転写紙が前記転写領域を通過してか
ら前記像担持体上のPセンサパターンのトナー像が前記
転写領域を通過して次の転写紙が前記転写領域に進入す
るまでの時間をTint、前記転写バイアスとは逆極性の
バイアスを前記転写ローラに印加する時間をTc、前記
転写バイアスとは逆極性のバイアスを前記転写ローラに
印加してから前記像担持体上のPセンサパターンのトナ
ー像が前記転写領域に来るまでの時間をTbとしたと
き、Tint及びTcが Tint≧Tc>Tb+(LP+2πr)/Vr を満たすので、地汚れトナーによる転写ローラの汚染及
びPセンサパターンのトナー像による転写ローラの汚染
を防ぐことができて転写紙の裏汚れを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。 【図2】同実施例の概略を示す断面図である。 【図3】転写ローラに印加するバイアスの例を示す図で
ある。 【図4】画像形成装置において転写ローラのPセンサパ
ターントナー像との接触部が転写領域を通過する回数と
転写紙の裏汚れとの関係を示す図である。 【図5】上記実施例において転写ローラに印加するバイ
アスを示す図である。 【図6】従来の画像形成装置の概略を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 21 感光体ドラム 22 帯電ローラ 23 現像装置 26 転写ローラ 30 Pセンサ 33 高圧電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−289463(JP,A) 特開 昭54−114248(JP,A) 特開 平4−282667(JP,A) 特開 平5−119646(JP,A) 特開 平1−319078(JP,A) 特開 平3−69978(JP,A) 特開 平4−360163(JP,A) 特開 平7−234595(JP,A) 特開 平2−244081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/14 - 13/16 G03G 15/00 303 G03G 15/14 - 15/16 103 G03G 21/00 370 - 540

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】回転させられる像担持体と、この像担持体
    上に画像の静電潜像及び制御用基準濃度パターンの静電
    潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の
    静電潜像を現像領域で現像してトナー像とする現像手段
    と、転写領域で前記像担持体上の画像のトナー像を転写
    紙に転写し前記像担持体上の制御用基準濃度パターンの
    トナー像は転写紙に転写しない転写ローラを有する接触
    式転写装置と、この接触式転写装置と前記現像手段との
    間で前記像担持体上の制御用基準濃度パターンのトナー
    像濃度を検知するセンサとを有する画像形成装置におい
    て、前記像担持体上の画像のトナー像が前記転写領域を
    通過する時には前記転写ローラに転写バイアスを印加
    し、前記像担持体上の制御用基準濃度パターンのトナー
    像が前記転写領域を通過する時には前記転写バイアスと
    は逆極性のバイアスを前記転写ローラに印加するバイア
    ス印加手段を備え、前記像担持体上の制御用基準濃度パ
    ターンの静電潜像が前記現像領域に進入し始めてから前
    記像担持体上の次の画像の静電潜像が前記現像領域に進
    入し始めるまでの時間をT 、前記制御用基準濃度パタ
    ーンの静電潜像の前記像担持体回転方向の長さをL
    前記転写ローラの半径及び線速をそれぞれr,V とし
    たとき、T >(L +2πr)/V を満たし、さらに前記像担持体上の制御用基準濃度パタ
    ーンの静電潜像の現像前に転写紙が前記転写領域を通過
    してから前記像担持体上の制御用基準濃度パターンのト
    ナー像が前記転写領域を通過して次の転写紙が前記転写
    領域に進入するまでの時間をT int 、前記転写バイア
    スとは逆極性のバイアスを前記転写ローラに印加する時
    間をT 、前記転写バイアスとは逆極性のバイアスを前
    記転写ローラに印加してから前記像担持体上の制御用基
    準濃度パターンのトナー像が前記転写領域に来るまでの
    時間をT としたとき、T int 及びT int ≧T >T +(L +2πr)/V を満たす ことを特徴とする画像形成装置。
JP04556394A 1994-03-16 1994-03-16 画像形成装置 Expired - Lifetime JP3391882B2 (ja)

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