JPH09101652A - 帯電ローラ及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

帯電ローラ及びこれを用いた画像形成装置

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JPH09101652A
JPH09101652A JP26004895A JP26004895A JPH09101652A JP H09101652 A JPH09101652 A JP H09101652A JP 26004895 A JP26004895 A JP 26004895A JP 26004895 A JP26004895 A JP 26004895A JP H09101652 A JPH09101652 A JP H09101652A
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image carrier
charging
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Yoshikazu Sakaguchi
嘉一 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向及び周方向の抵抗値を均一化する等。 【解決手段】 本発明に係る帯電ローラ10は、導電性
を有する支持棒52と、支持棒52の外周に被装された
円筒状の半導電性部材12とからなる。半導電性部材1
2は、弾性材料14中にイオン導電材料を分散させたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
に用いられる静電潜像担持体を帯電させるための帯電ロ
ーラ、及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを用いた画像形
成装置における静電潜像担持体の帯電には、ワイヤ電極
からコロナ放電を発生させるスコロトロンが一般的に利
用されている。しかし、スコロトロンは、コロナ放電を
発生させるために数kVの高電圧電源が必要となるの
で、コスト高となっていた。しかも、コロナ放電により
発生するオゾンは、人体や環境に悪影響を与えるばかり
か、静電潜像担持体やその周囲のローラ類にも損傷を与
える等の問題があった。
【0003】これらを改善するために、図5に示す帯電
ローラ50が提案されている。帯電ローラ50は、導電
性を有する支持棒52と、支持棒52の外周に被装され
た円筒状の半導電性部材54とからなる。帯電ローラ5
0は、図示しない静電潜像担持体に当接し、ニップ部
(当接部)に1kV程度の帯電バイアス電圧を印加する
ことにより、静電潜像担持体を帯電させるものである。
半導電性部材54としては、EPDM、シリコーンなど
のゴム材のような弾性材料56に、導電性を付与する材
料としてケッチェンブラックやアセチレンブラックのよ
うなカーボンブラック粒子58を分散させたものが用い
られている。半導電性部材54では、弾性材料56の高
分子にカーボンブラック粒子58が絡み付いて連鎖状と
なった導電経路60ができ、導電経路60を伝わって電
子が移動することにより導電性を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
帯電ローラ50の半導電性部材54は、カーボンブラッ
ク粒子58を弾性材料56に均一に分散させることが非
常に難しいので、次のような問題を生じていた。
【0005】.帯電ローラ50全体の抵抗値が不均一
になりやすい。特に、幅及び外径が大きいA3用紙対応
等の帯電ローラにおいて、その傾向が著しい。
【0006】.微視的に見た場合、帯電ローラ50表
面にカーボンブラック粒子58が分散していない領域す
なわち帯電電流が流れない領域ができるため、帯電ムラ
が発生しやすい。
【0007】.抵抗値がばらつきやすいことから、帯
電ローラ50の軸方向に導電経路ができやすい。そのた
め、帯電プロセスに寄与しない電流が大きくなって、帯
電効率が悪くなりやすい。
【0008】また、従来の帯電ローラ50の半導電性部
材54は、硬度が大きいため、次のような問題を生じて
いた。
【0009】.帯電ローラ50と静電潜像担持体と
は、良好な帯電性を得るために、充分なニップ幅で当接
する必要がある。しかし、半導電性部材54の硬度が大
きいため、ニップ幅が小さく又は不均一になりがちであ
り、表面電荷量及び帯電電位が安定しにくいなど、帯電
特性に問題がある。
【0010】
【発明の目的】そこで、本発明は、抵抗値の均一化等を
可能とする帯電ローラ、及びこの帯電ローラを用いた画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る帯電ローラ
は、導電性を有する支持棒と、この支持棒の外周に被装
された円筒状の半導電性部材とからなり、静電潜像担持
体に当接するとともに当該静電潜像担持体の表面に電荷
を付与するものであって、前記半導電性部材が、弾性材
料中にイオン導電材料を分散させてなることを特徴とし
ている。また、弾性材料中には、イオン導電材料のみを
分散させてもよいし、カーボンブラック粒子とともにイ
オン導電材料を分散させてもよい。
【0012】前記弾性材料は発泡弾性材料としてもよ
い。この場合は、半導電性部材の硬度がアスカーCスポ
ンジ硬度計で30±5°であり、発泡弾性材料の発泡径
が100〜200μmであり、帯電ローラの前記静電潜
像担持体に対する圧接力が300〜350g/cm2
あるものとしてもよい。
【0013】前記イオン導電材料は、アルカリ金属過酸
化物、4級アンモニウム塩及び4級ホスホニウム塩から
なる群から選択されたものとしてもよい。
【0014】帯電ローラの両端部に、前記静電潜像担持
体への接触圧を規制する接触圧規制コロを装備してもよ
い。
【0015】本発明に係る画像形成装置は、本発明に係
る帯電ローラと、この帯電ローラの帯電バイアス電圧で
帯電された後に光により静電潜像が形成される静電潜像
担持体と、この静電潜像担持体に形成された静電潜像に
現像バイアス電圧でトナーを付着させる現像ローラと、
この現像ローラによって形成された前記静電潜像担持体
のトナー像を印字媒体に転写する転写ローラと、前記帯
電バイアス電圧をオフにすることにより前記静電潜像担
持体に非帯電領域を形成するとともに、この非帯電領域
に対して前記現像バイアス電圧をオフにするバイアス電
圧制御部とを備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る帯電
ローラの一実施形態を示し、図1は一部を切り欠いた正
面図であり、図2は側面図である。以下、図1及び図2
に基づき説明する。ただし、図5と同一部分は同一符号
を付すことにより重複説明を省略する。
【0017】本発明に係る帯電ローラ10は、導電性を
有する支持棒52と、支持棒52の外周に被装された円
筒状の半導電性部材12とからなる。半導電性部材12
は、弾性材料14中にイオン導電材料(図示できず)を
分散させたものである。
【0018】支持棒52は、ステンレス、アルミニウム
等である。弾性材料14は、発泡ポリウレタンである。
弾性材料14中には、カーボンブラック粒子に加えイオ
ン導電材料を分散させている。イオン導電材料として
は、.過酸化リチウム等のアルカリ金属過酸化物、
.テトラブチルアンモニウム塩、テトラエチルアンモ
ニウム塩等の4級アンモニウム塩、.4級ホスホニウ
ム塩等がある。
【0019】このイオン導電材料のイオン種は、ポリウ
レタン中のエーテル基、エステル基等と一種の配位結合
をするため、弾性材料14中に分子レベルで均一に分散
される。このため、半導電性部材12の軸方向及び周方
向の抵抗値を容易に均一化できるので、半導電性部材1
2の抵抗値のバラツキに起因する帯電ムラを容易に防ぐ
ことができる。また、イオン種が半導電性部材12に均
等に分散しているため、半導電性部材12は均一な表面
電荷分布が得られる。したがって、電子が部分的に集中
して流れる従来のカーボン分散型のものに比べて、.
放電現像が起きにくい、.帯電ローラと静電潜像担持
体との間の微小な局在化した放電による、リークや静電
潜像担持体の損傷が発生しにくい、という利点がある。
【0020】また、半導電性部材12の硬度をアスカー
Cスポンジ硬度計で30±5°、発泡径を100〜20
0μmとすることにより、静電潜像担持体への圧接力が
300〜350g/cm2 と小さな力でも、半導電性部
材12と静電潜像担持体との間に充分なニップ幅を得る
ことができるので、均一で安定した帯電電位が得られ
る。また、発泡径が小さいので、半導電性部材12自体
がニップ部16で適度に潰れる。そのため、発泡の空隙
部が塞がることにより、半導電性部材12が面で静電潜
像担持体と接している状態となり、帯電ムラがなく良好
な帯電電位を得ることができる。
【0021】帯電ローラ10には、帯電ローラ10と静
電潜像担持体との接触圧が一定で均一となるように、帯
電ローラ10の両端部に接触圧規制コロ18が装備され
てたいる。帯電ローラ10は、硬度が小さいので、静電
潜像担持体との接触幅(ニップ部16)を充分とること
ができるが、接触圧の変化により接触幅が変化やすく、
静電潜像担持体への流れ込み電流が変動し表面電荷量が
安定しないことがある。これを防ぐために、静電潜像担
持体と帯電ローラ10との間の距離を調整する接触圧規
制コロ18を設けることにより、接触幅が一定となり、
安定かつ均一な静電潜像担持体の帯電電位と表面電荷量
を得ることができる。
【0022】図3は、本発明に係る画像形成装置の一実
施形態を示す構成図である。図4は、図3の画像形成装
置の動作の一例を示すタイミング図である。以下、これ
らの図面に基づき説明する。
【0023】本発明に係る画像形成装置30は、帯電ロ
ーラ10と、帯電ローラ10の帯電バイアス電圧Vaで
帯電された後に光により静電潜像が形成される静電潜像
担持体32と、静電潜像担持体32に形成された静電潜
像に現像バイアス電圧VbでトナーTを付着させる現像
ローラ34と、現像ローラ34によって形成された静電
潜像担持体32のトナー像を印字媒体Pに転写する転写
ローラ36と、帯電バイアス電圧Vaをオフにすること
により静電潜像担持体32に非帯電領域を形成するとと
もに、この非帯電領域に対して現像バイアス電圧Vbを
オフにするバイアス電圧制御部38とを備えている。現
像ローラ34には、トナーTを収容したトナーホッパ3
41と、トナーホッパ341内のトナーTを撹拌する撹
拌部材342と、トナーホッパ341内のトナーTを現
像ローラ34へ供給するトナー供給部材343と、トナ
ー供給部材343から現像ローラ34へ供給されるトナ
ーTを薄くかつ均一にする薄層形成部材344とが設け
られている。静電潜像担持体32が帯電ローラ10と当
接する部分の直前には、クリーナユニット321が設け
られている。バイアス電圧制御部38は、例えばマイク
ロコンピュータであり、出力信号よって開閉するスイッ
チ38a,38bを有している。
【0024】帯電ローラ10は静電潜像担持体32に対
向配置されており、静電潜像担持体32は時計方向に回
転駆動する構造となっている。帯電ローラ10の抵抗値
は、104 〜105 Ωである。帯電バイアス電圧Va
は、−1000〜−1100Vであり、直流定電圧電源
から印加する。帯電ローラ10によって帯電された静電
潜像担持体32の表面電位は、−700Vである。帯電
ローラ10により静電潜像担持体32に均一に電荷を付
与し、図示しないレーザ光源から画像データを露光し静
電潜像を形成する。トナーホッパ341は、静電潜像担
持体32に対向配置され、トナーTを貯留する構造とな
っている。トナーホッパ341内のトナーTは、撹拌部
材342によって撹拌され、反時計方向に回転駆動する
トナー供給部材343によって、同じく反時計方向に回
転する現像ローラ34に供給される。現像ローラ34
は、例えばステンレス、アルミニウム等の金属軸と、そ
の外周の導電性を付与したシリコーン、ニトリル・ブタ
ジエン共重合体、ウレタンゴム等の弾性材料とからなっ
ている。現像ローラ34の弾性部分は、薄層形成部材3
44及び静電潜像担持体32との接触圧を考慮して、ゴ
ム硬度がJIS・A硬度計で30〜40度が望ましい。
また、現像ローラ34の弾性部分の抵抗値は、低抵抗に
起因する静電潜像担持体32へのリークと、高抵抗に起
因する現像効率の低下及びカブリ等とを考慮して、ロー
ラ表面・軸間で105 〜106 Ωであることが望まし
い。トナーTは、負帯電性のポリエステル系で粒径が7
〜8μm程度である。トナーTを均一に帯電させるため
に、現像ローラ34の10点平均表面粗さRzは、7μ
m以下であることが望ましい。
【0025】現像ローラ34に供給されたトナーTは、
薄層形成部材344によって摩擦帯電及び規制され、一
層程度の均一な薄層となる。薄層形成部材344は、ス
テンレス、リン青銅等の金属薄板のバネ材と、現像ロー
ラ34との接触部分に塗布されたシリコーンゴムとから
なる。現像ローラ34上に薄層となった帯電したトナー
Tは、現像ローラ34の回転に従って現像ローラ34と
静電潜像担持体32との対向部分まで運ばれ、静電潜像
担持体32の表面電位と現像ローラ34に印加されてい
る現像バイアス電圧Vbとの電位差に基づく電界によ
り、静電潜像担持体32表面の静電潜像に移動してトナ
ー像を形成する。
【0026】静電潜像担持体32上に現像されたトナー
像は、転写ローラ36との対向部まで運ばれる。そし
て、静電潜像担持体32と転写ローラ36とのニップ部
に紙等の印字媒体Pを通過させるとともに、転写ローラ
36の裏からトナーTと逆極性の電圧を印加することに
より、静電潜像担持体32側の現像トナー層を印字媒体
Pに移行させる。印字媒体Pへの転写終了後、次の印字
媒体Pが通過するまでの非転写時には、転写ローラ36
のトナーTのクリーニング、及び静電潜像担持体32上
のトナーTが転写ローラ36へ移行するのを防ぐため
に、転写時と逆極性のバイアス電圧を転写ローラ36へ
印加する。本実施形態では、負帯電性の非磁性トナーを
使用したので、転写時には正極性のバイアス電圧を、非
転写時には負極性のバイアス電圧を印加する。
【0027】帯電ローラ10の帯電バイアス電圧の制御
は、図4に示すように、印字媒体P(紙等)領域分の静
電潜像担持体32を帯電させた後、次の印字媒体Pが送
られてくるまでの非通紙時(紙間)に、帯電ローラ10
の回転時間1周以上〜2周分以下の間だけ帯電バイアス
電圧Vaをオフにする。これは、帯電ロール10上に付
着した汚れトナーTや静電潜像担持体32の削れ粉をク
リーニングするためであり、及び静電潜像担持体32上
のかぶりトナーや削れ粉が帯電ロール10へ移行するの
を防ぐためである。また、帯電バイアス電圧Vaをオフ
にする時間を前述のように限ったのは、帯電ロール10
の汚れ除去効果が小さくならない程度にクリーニング時
間を短く済ませ、かつ紙間時間が長くなることによる印
字速度の低下を防ぐためである。本実施形態では、静電
潜像担持体32を負極性に帯電させ、負帯電性の非磁性
トナーを使用した反転現像法を用いている。しかし、静
電潜像担持体32上のかぶりトナーや静電潜像担持体3
2の削れ粉は、正極性に帯電しているものが多い。そこ
で、負極性の帯電バイアス電圧Vaを、非通紙時(紙
間)には、かぶりトナーや削れ粉が帯電ローラ10が移
行しないように、オフすることにした。これに伴い、静
電潜像担持体32上の電荷が乗っていない領域(非帯電
領域)が現像領域(静電潜像担持体32と現像ローラ3
4とのニップ部)を通過する間、現像バイアス電圧Vb
が印加されているとトナーTが静電潜像担持体32へ付
着するおそれがあるので、現像バイアス電圧Vbもオフ
にした。帯電バイアス電圧Vaは定電圧で制御するの
で、静電潜像担持体32に高圧のバイアスがかかること
によるピンホール等の損傷を防ぐことができる。
【0028】バイアス電圧制御部38には、図示しない
上位装置や他の制御部等から印字媒体Pに関する情報が
入力されている。バイアス電圧制御部38は、この情報
に基づき、スイッチ38a,38bを介して、帯電バイ
アス電圧Va及び現像バイアス電圧Vbをオン・オフし
ている。
【0029】
【発明の効果】請求項1乃至5記載の帯電ローラによれ
ば、イオン導電材料が弾性材料中にカーボンブラック粒
子よりも極めて均一に分散するので、イオン導電材料を
弾性材料中に分散させて円筒状の半導電性部材を構成し
たことにより、軸方向及び周方向の抵抗値のバラツキを
極めて小さくできる。
【0030】請求項2記載の帯電ローラによれば、前記
弾性材料を発泡弾性材料としたことにより、硬度の小さ
い半導電性部材を容易に形成できるので、わずかな圧接
力でも充分なニップ幅を得ることができる。
【0031】請求項3記載の帯電ローラによれば、半導
電性部材の硬度がアスカーCスポンジ硬度計で30±5
°であり、発泡弾性材料の発泡径が100〜200μm
であり、帯電ローラの静電潜像担持体に対する圧接力が
300〜350g/cm2 であることから、小さな圧接
力でも半導電性部材と静電潜像担持体との間に充分なニ
ップ幅を得ることができるので、均一で安定した帯電電
位が得られる。また、発泡径が小さいので、半導電性部
材自体がニップ部で適度に潰れる。そのため、発泡の空
隙部が塞がることにより、半導電性部材が面で静電潜像
担持体と接している状態となり、帯電ムラがなく良好な
帯電電位を得ることができる。
【0032】請求項5記載の帯電ローラによれば、静電
潜像担持体への接触圧を規制する接触圧規制コロを帯電
ローラの両端部に装備したことにより、帯電ローラと静
電潜像担持体との距離を一定にでき、半導電性部材の硬
度が小さくても、安定かつ均一な静電潜像担持体の帯電
電位及び表面電荷量を得ることができる。
【0033】請求項6記載の画像形成装置によれば、帯
電バイアス電圧をオフにすることにより静電潜像担持体
に非帯電領域を形成するとともに、この非帯電領域に対
して現像バイアス電圧をオフにすることにより、帯電ロ
ール上に付着した汚れトナーや静電潜像担持体の削れ粉
を簡単にクリーニングできるとともに、静電潜像担持体
上のかぶりトナーや削れ粉が帯電ロールへ移行するのを
防止できるので、帯電特性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯電ローラの一実施形態を示す一
部を切り欠いた正面図である。
【図2】図1の帯電ローラの側面図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す
構成図である。
【図4】図3の画像形成装置の動作の一例を示すタイミ
ング図である。
【図5】従来の帯電ローラを示す一部を切り欠いた正面
図である。
【符号の説明】
10 帯電ローラ 12 半導電性部材 14 弾性材料 30 画像形成装置 32 静電潜像担持体 34 現像ローラ 36 転写ローラ 38 バイアス電圧制御部 52 支持棒 T トナー P 印字媒体 Va 帯電バイアス電圧 Vb 現像バイアス電圧

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する支持棒と、この支持棒の
    外周に被装された円筒状の半導電性部材とからなり、静
    電潜像担持体に当接するとともに当該静電潜像担持体の
    表面に電荷を付与する帯電ローラにおいて、 前記半導電性部材が、弾性材料中にイオン導電材料を分
    散させてなることを特徴とする帯電ローラ。
  2. 【請求項2】 前記弾性材料が発泡弾性材料であること
    を特徴とする請求項1記載の帯電ローラ。
  3. 【請求項3】 前記半導電性部材の硬度がアスカーCス
    ポンジ硬度計で30±5°であり、前記発泡弾性材料の
    発泡径が100〜200μmであり、当該帯電ローラの
    前記静電潜像担持体に対する圧接力が300〜350g
    /cm2 であることを特徴とする請求項2記載の帯電ロ
    ーラ。
  4. 【請求項4】 前記イオン導電材料は、アルカリ金属過
    酸化物、4級アンモニウム塩及び4級ホスホニウム塩か
    らなる群から選択されたものであることを特徴とする請
    求項1記載の帯電ローラ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の帯電ローラの両端部に、
    前記静電潜像担持体への接触圧を規制する接触圧規制コ
    ロを装備したことを特徴とする帯電ローラ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の帯電ローラと、この帯電
    ローラの帯電バイアス電圧で帯電された後に光により静
    電潜像が形成される静電潜像担持体と、この静電潜像担
    持体に形成された静電潜像に現像バイアス電圧でトナー
    を付着させる現像ローラと、この現像ローラによって形
    成された前記静電潜像担持体のトナー像を印字媒体に転
    写する転写ローラと、前記帯電バイアス電圧をオフにす
    ることにより前記静電潜像担持体に非帯電領域を形成す
    るとともに、この非帯電領域に対して前記現像バイアス
    電圧をオフにするバイアス電圧制御部とを備えた画像形
    成装置。
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