JPH08254933A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH08254933A
JPH08254933A JP7068675A JP6867595A JPH08254933A JP H08254933 A JPH08254933 A JP H08254933A JP 7068675 A JP7068675 A JP 7068675A JP 6867595 A JP6867595 A JP 6867595A JP H08254933 A JPH08254933 A JP H08254933A
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JP
Japan
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lubricant
photoconductor
image carrier
toner
rotating body
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JP7068675A
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English (en)
Inventor
Norio Kikuchi
宣男 菊地
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体上に潤滑材を塗布する電子写真装置
において、その潤滑材の塗布量が多くなったり少なくな
ったりばらつくことを防止する。 【構成】 感光体11上に潤滑材を塗布する潤滑材塗布
手段25と、感光体11の画像領域外に付着するトナー
濃度を検知するトナー濃度検知手段40と、そのトナー
濃度検知手段40の検知結果に基づき前記潤滑材塗布手
段25を制御する制御手段38とを備える。そして、感
光体11の画像領域外に付着するトナー濃度をトナー濃
度検知手段40で検知し、その検知結果に基づき制御手
段38で潤滑材塗布手段25を制御し、感光体11に潤
滑材を塗布したり、その塗布を止めたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばレーザ複写
機・レーザプリンタ・レーザファクシミリなど、電子写
真方式を用いて用紙に記録を行う電子写真装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばレーザ複写機の中には、像担持
体である感光体表面にクリーニングブレードの先端を押
し当て、画像転写後の感光体上の残留トナーを該クリー
ニングブレードで除去するタイプのものがある。
【0003】そのようなタイプのレーザ複写機の中に
は、感光体表面やクリーニングブレードの摩耗を防止す
べく、たとえば図4に示すように、固形潤滑材1と、そ
の固形潤滑材1および感光体2にそれぞれ接触して回転
する回転ブラシ3とを備える構成としたものがある。
【0004】そして、レーザ複写機の駆動時、前記感光
体2とともに回転ブラシ3を回転し、その回転ブラシ3
で前記固形潤滑材1を少しずつ擦りとって前記感光体2
上に塗布していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレーザ
複写機では、回転ブラシ3の塗布条件等のばらつきによ
り感光体2上の潤滑材の塗布量が変わるが、感光体2上
の潤滑材の塗布量を知ることができないので、潤滑材を
適量に塗布することができず、感光体2上の潤滑材の塗
布量が多くなったり少なくなったりばらつく問題があっ
た。
【0006】そして、感光体2上の潤滑材の塗布量が過
剰となると、たとえば感光体2の摩擦係数がある値以下
に低下して感光体2に対するトナーの付着力が低下し、
現像濃度が不足して画像品質が悪くなったり、感光体2
に用紙が強く密着して該用紙が感光体2から分離しにく
くなったりする。
【0007】一方、感光体2上の潤滑材の塗布量が過少
となると、たとえば感光体2の摩擦係数がある値以上に
なり、感光体2表面およびクリーニングブレードが摩耗
してクリーニング性能が低下し、画像品質が悪くなった
り、クリーニングブレードの耐久性が低下したりする。
【0008】そこで、この発明の目的は、像担持体上に
潤滑材を塗布する電子写真装置において、その潤滑材の
塗布量が多くなったり少なくなったりばらつくことを防
止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の電
子写真装置は、たとえば以下の図示実施例に示すとお
り、像担持体である感光体11上に潤滑材を塗布する潤
滑材塗布手段25と、前記像担持体の画像領域外に付着
するトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段40と、
そのトナー濃度検知手段40の検知結果に基づき前記潤
滑材塗布手段25を制御する制御手段38と、を備えて
なる、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載の電子写真装
置において、前記像担持体上に直接又は間接的に潤滑材
を塗布する回転体27と、その回転体27に弾性部材2
9を用いて押し当てる押当位置とその押し当てを解除す
る退避位置とに移動自在に設ける固形潤滑材28と、前
記制御手段38からの信号を受け、前記像担持体上のト
ナー濃度が一定以上のときは前記固形潤滑材28を前記
押当位置へと移動し、一定以下のときは前記退避位置へ
と移動する駆動手段35とで、前記潤滑材塗布手段25
を構成してなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載の電子写真装
置において、前記制御手段38からの信号を受け、前記
像担持体上のトナー濃度が一定以上のときは回転を開始
し、該像担持体上に直接又は間接的に潤滑材を塗布し、
一定以下のときは回転を停止する回転体27と、弾性部
材29の付勢力を用いてその回転体27に押し当てる固
形潤滑材28とで、前記潤滑材塗布手段25を構成して
なる、ことを特徴とする。
【0012】
【作用】そして、この発明では、像担持体の画像領域外
に付着するトナー濃度をトナー濃度検知手段40で検知
し、その検知結果に基づき制御手段38で潤滑材塗布手
段25を制御し、像担持体上に潤滑材を塗布したり、塗
布しなかったりする。
【0013】請求項2に記載のものでは、制御手段38
からの信号を受け、像担持体上のトナー濃度が一定以上
のときは、駆動手段35で固形潤滑剤28を押当位置へ
と移動し、像担持体上に直接又は間接的に潤滑材を塗布
する。一方、制御手段38からの信号を受け、像担持体
上のトナー濃度が一定以下のときは、駆動手段35で固
形潤滑剤28を退避位置へと移動する。
【0014】請求項3に記載のものでは、制御手段38
からの信号を受け、像担持体上のトナー濃度が一定以上
のときは、回転体27の回転を開始し、像担持体上に直
接又は間接的に潤滑材を塗布する。一方、制御手段38
からの信号を受け、像担持体上のトナー濃度が一定以下
のときは、回転体27の回転を停止する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
につき説明する。図1は、この発明の一実施例であるレ
ーザ複写機で、その感光体回りの概略構成を示す。
【0016】図中符号11は、像担持体であるドラム状
の感光体である。その感光体11のまわりには、図中矢
印Aで示す駆動方向に、帯電装置12、現像装置13、
転写装置14、分離装置15、クリーニング装置16、
除電装置17を配置する。また、前記帯電装置12の上
方に光書込み装置18を備える。
【0017】そして、記録時、給紙部から用紙を送り出
し、レジストローラ対でタイミングをとって前記感光体
11の下側へと搬送する。
【0018】その感光体11は、矢印Aで示す時計方向
に回転駆動し、その際、帯電装置12によって表面を一
様に帯電し、その表面に光書込み装置18からのレーザ
光Lを照射して感光体11上に静電潜像を形成する。
【0019】次に、イレーサ19により、感光体11上
の非画像領域の不要な電荷を除去した後、続いて、現像
装置13位置を通るときトナーによって感光体11上の
静電潜像を可視像化する。
【0020】そして、この可視像を、感光体11の下側
に搬送した用紙の上面に転写装置14で転写する。その
転写後、分離装置15で除電して感光体11から用紙を
分離する。
【0021】その分離後、用紙を定着装置へ搬送し、そ
こで転写画像を定着してから複写機本体の外部へ排出す
る。
【0022】他方、画像転写後の感光体11は、残留ト
ナーをクリーニング装置16のクリーニングブレード2
0で除去して後、前記除電装置17の除電チャージャ2
1で除電するとともに、除電ランプ22で照射して静電
的に初期化し、次の使用に備える。
【0023】ところで、上述したレーザ複写機は、たと
えば前記感光体11の表面およびそれに押し当てるクリ
ーニングブレード20の摩耗を防止すべく、前記クリー
ニング装置16と除電装置17との間に、感光体11の
周面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段25を配置して
なる。
【0024】その潤滑剤塗布手段25には、回転ブラシ
26を備える。その回転ブラシ26は、直径13mmの
アルミニウム製円筒状部材の外周に、毛足長さ6mmの
ループ状に形成されたポリエステル繊維を複数ブラシ状
に植設して形成し、直径を25mmとしてなる。そし
て、両端を適宜回転自在に支持して感光体11と平行に
配置し、該感光体11の表面にポリエステル繊維の先端
を接触した状態で回転自在に設ける。
【0025】前記回転ブラシ26の近くには、回転体2
7を設ける。その回転体27は、直径16mmのステン
レス製ロ−ラであって、たとえばサンドブラスト法等に
よって約5μmの表面粗さに加工してなる。そして、両
端を適宜回転自在に支持して前記回転ブラシ26と平行
に配置し、そのポリエステル繊維の先端を回転体27の
周面に接触させた状態で回転自在に設ける。
【0026】その回転体27の外周には、固形潤滑材2
8を設ける。その固形潤滑材28は、ステアリン酸亜鉛
を主成分とするものを溶融後、冷却固化して横長板状に
形成したものを用い、両端を適宜支持して前記回転体2
7に押し当てる押当位置とその押し当てを解除する退避
位置とに移動自在に設ける。
【0027】そして、前記固形潤滑材28の基端側に
は、弾性部材29の一端を押し当てる。その弾性部材2
9は、他端をレバー30の一端に押し当てて設ける。
【0028】そのレバー30は、長さほぼ中間を支軸3
1で回動自在に支持し、他端をソレノイド32のプラン
ジャー33の先端に連結してなる。そのプランジャー3
3の回りには、圧縮コイルスプリング34を巻き付けて
設ける。圧縮コイルスプリング34は、一端を前記レバ
ー30の他端側に押し当て、他端を前記ソレノイド32
の本体側に押し当ててなる。そして、前記レバー30や
ソレノイド32やプランジャー33や圧縮コイルスプリ
ング34等で駆動手段35を構成してなる。
【0029】しかして、コピー時は、前記駆動手段35
をオン状態とし、前記支軸31を中心としてレバー30
を反時計方向へ回動し、該レバー30で前記固形潤滑材
28を押当位置へと移動し、前記弾性部材29を用いて
該固形潤滑材28を前記回転体27に押し当ててなる。
【0030】そして、上述した駆動手段35は、それを
制御する制御手段38と電気的に接続して設ける。
【0031】その制御手段38には、前記感光体11上
の画像領域外に付着するトナー濃度を検知するトナー濃
度検知手段40を電気的に接続して設ける。そのトナー
濃度検知手段40は、たとえば反射型フォトセンサを用
い、投光素子からの光を感光体11上の画像領域外に当
て、その反射光量を受光素子に入れて電圧に変換するも
のとする。
【0032】ところで、図2は、感光体11への潤滑材
の塗布量を横軸にとり、感光体11上の地肌汚れを縦軸
にとって塗布量と地肌汚れの関係を示すグラフである。
この図からわかるように、一般的に潤滑材の塗布量が少
なくなるにともない感光体11の画像領域外に付着する
トナー量が多くなり、感光体11上のトナー濃度が高く
なり、地肌汚れのレベルが高くなる一方、潤滑材の塗布
量が多くなるにともない感光体11の画像領域外に付着
するトナー量が少なくなり、感光体11上のトナー濃度
が低下し、地肌汚れのレベルが低くなる関係にある。そ
して、図示していないが、たとえば感光体11上の地肌
汚れのレベルが一定以下になると、感光体11に対して
用紙の分離性が悪くなる。
【0033】そこで、この発明では、前記トナー濃度検
知手段40で感光体11上のトナー濃度、すなわち地肌
汚れを検知し、予め設定した設定基準値とその検出値と
を上述した制御手段38で比較して感光体11への塗布
条件を制御するものとする。
【0034】しかして、上述したレーザ複写機の駆動
時、感光体11とともに前記回転体27および回転ブラ
シ26を回転し、前記固形潤滑材28を回転体27で擦
ってその表面に一定量の潤滑材を付着する。それから、
その回転体27上に付着した潤滑材を回転ブラシ26の
回転で感光体11上へと均一に転移する。
【0035】そして、定期的に、感光体11上の画像領
域外に付着するトナー濃度を前記トナー濃度検知手段4
0で検知し、その出力信号を前記制御手段38へと送
る。
【0036】そうして、図3中E部分のように、出力信
号の値が設定基準値以下のときは、画像領域外に適当量
のトナーが付着した状態なので、感光体11上の潤滑材
の塗布量が多くないと判断して、潤滑剤塗布手段25に
よる塗布動作をこのまま継続する。
【0037】次に検知したとき、図3中F部分のよう
に、前記出力信号の値が設定基準値を越えたときは、画
像領域外に付着するトナー量が少ない状態であることを
示すので、感光体11上の潤滑材の塗布量が多いと判断
して図1に示す前記駆動手段35にオフ信号を送る。す
ると、その信号を受けて前記ソレノイド32がオフとな
る。そして、前記コイルスプリング34の付勢力で前記
レバー30が支軸31を中心として時計方向へ回動し、
前記固形潤滑材28を退避位置へと移動して前記回転体
27への押し当てを解除し、潤滑材の供給を止める。
【0038】その後検知したとき、図3中G部分のよう
に、前記出力信号の値が再び設定基準値以下となったと
きは、画像領域外に適当量のトナーが付着した状態なの
で、感光体11上の潤滑材の塗布量が多くないと判断し
て、前記駆動手段35にオン信号を送る。すると、その
信号を受けて図1に示す前記ソレノイド32が再びオン
し、コイルスプリング34に抗してプランジャー33が
引っ込む。そして、レバー30を支軸31を中心として
反時計方向へ回動し、該レバー30で前記固形潤滑材2
8を押当位置へと移動し、前記弾性部材29を用いて該
固形潤滑材28を回転体27に押し当てる。そうして、
固形潤滑材28を回転体27で擦って該回転体27の表
面に付着し、その付着した潤滑材を回転ブラシ26の回
転により感光体11上へと均一に転移する。
【0039】なお、上述した図示実施例では、回転体2
7に付着した潤滑材を回転ブラシ26を介して間接的に
感光体11に塗布した。しかし、これに限るものでな
く、いろいろ考えられるが、たとえば回転体27を回転
ブラシ状に形成し、該回転体27に付着した潤滑材を直
接感光体11に塗布する構成としてもよい。このように
すると、部品点数を削減し、コストダウンを図ることが
できる。
【0040】また、上述した図示実施例では、潤滑材塗
布手段25は、回転体27と、固形潤滑材28と、弾性
部材29と、駆動手段35等で構成した。しかし、潤滑
材塗布手段25は、これに限るものでなく、図示省略す
るが、前記制御手段38からの信号を受け、前記感光体
11上のトナー濃度が設定基準値以上のときは回転を開
始し、該感光体11上に直接又は間接的に潤滑材を塗布
し、設定基準値以下のときは回転を停止する回転体27
と、弾性部材29の付勢力を用いてその回転体27に押
し当てる固形潤滑材28とで構成してもよい。
【0041】そして、前記制御手段38からの信号を受
け、感光体11上のトナー濃度が設定基準値以上のとき
は、回転体27の回転を開始し、感光体11上に直接又
は間接的に潤滑材を塗布する。
【0042】一方、前記制御手段38からの信号を受
け、感光体11上のトナー濃度が設定基準値以下のとき
は、回転体27の回転を停止して感光体11への潤滑材
の塗布を止める。
【0043】なお、前記固形潤滑材28として、前記ス
テアリン酸亜鉛以外に、ステアリン酸バリウム、ステア
リン酸鉛、ステアリン酸鉄、ステアリン酸ニッケル、ス
テアリン酸コバルト、ステアリン酸銅、ステアリン酸ス
トロンチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
カドミウム、ステアリン酸マグネシウム、オレイン酸亜
鉛、オレイン酸マンガン、オレイン酸鉄、オレイン酸コ
バルト、オレイン酸鉛、オレイン酸マグネシウム、オレ
イン酸銅、パルチミン酸、亜鉛パルチミン酸コバルト、
パルチミン酸銅、パルチミン酸マグネシウム、パルチミ
ン酸アルミニウム、パルチミン酸カルシウム、カブリル
酸鉛、カブロン酸鉛、リノレン酸亜鉛、リノレン酸コバ
ルト、リノレン酸カルシウム、コリノネン酸カドミウム
等の比較的高次の脂肪酸を用いることができる。また、
コロイド状高温シリカ粉末を用いることもできるし、さ
らに、カルナバワックス等のような天然ワックスを用い
ることもできる。
【0044】また、図示実施例のレーザ複写機では、像
担持体として、用紙に画像を転写する感光体11を用い
た例を示した。しかし、これに限るものでなく、図示省
略するが、感光体上に形成した画像を順次中間転写ベル
トに転写して該中間転写ベルト上にカラー画像を形成
し、そのカラー画像を一度に転写して用紙に画像を形成
するカラーレーザ複写機では、像担持体として、中間転
写ベルトのような中間転写体を用いてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のことから、この発明によれば、像
担持体の画像領域外に付着するトナー濃度をトナー濃度
検知手段で検知し、その検知結果に基づき制御手段で潤
滑材塗布手段を制御するので、常時、適量の潤滑材を塗
布することができ、像担持体上の潤滑材の塗布量のばら
つきをなくすことができる。よって、たとえば画像濃度
不足の発生、像担持体に対する用紙の分離不良、クリー
ニング性能の低下などを防止することができる。
【0046】請求項2に記載のものによれば、潤滑材塗
布手段を簡単に構成することができる。
【0047】請求項3に記載のものでは、潤滑材塗布手
段を一層簡単に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるレーザ複写機で、そ
の感光体まわりの概略構成図である。
【図2】その感光体への潤滑材の塗布量を横軸にとり、
感光体上の地肌汚れを縦軸にとって塗布量と地肌汚れの
関係を示すグラフである。
【図3】その感光体への潤滑材の塗布量を制御するタイ
ミングチャートである。
【図4】従来のレーザ複写機で、その感光体まわりの一
部の概略構成図である。
【符号の説明】
11 感光体(像担持体) 25 潤滑材塗布手段 27 回転体 28 固形潤滑材 29 弾性部材 35 駆動手段 38 制御手段 40 トナー濃度検知手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に潤滑材を塗布する潤滑材塗
    布手段と、 前記像担持体の画像領域外に付着するトナー濃度を検知
    するトナー濃度検知手段と、 そのトナー濃度検知手段の検知結果に基づき前記潤滑材
    塗布手段を制御する制御手段と、 を備えてなる、電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体上に直接又は間接的に潤滑
    材を塗布する回転体と、 その回転体に弾性部材を用いて押し当てる押当位置とそ
    の押し当てを解除する退避位置とに移動自在に設ける固
    形潤滑材と、 前記制御手段からの信号を受け、前記像担持体上のトナ
    ー濃度が一定以上のときは前記固形潤滑材を前記押当位
    置へと移動し、一定以下のときは前記退避位置へと移動
    する駆動手段とで、 前記潤滑材塗布手段を構成してなる、請求項1に記載の
    電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段からの信号を受け、前記像
    担持体上のトナー濃度が一定以上のときは回転を開始
    し、該像担持体上に直接又は間接的に潤滑材を塗布し、
    一定以下のときは回転を停止する回転体と、 弾性部材の付勢力を用いてその回転体に押し当てる固形
    潤滑材とで、 前記潤滑材塗布手段を構成してなる、請求項1に記載の
    電子写真装置。
JP7068675A 1995-01-18 1995-03-02 電子写真装置 Pending JPH08254933A (ja)

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