JPH1138778A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1138778A
JPH1138778A JP9188616A JP18861697A JPH1138778A JP H1138778 A JPH1138778 A JP H1138778A JP 9188616 A JP9188616 A JP 9188616A JP 18861697 A JP18861697 A JP 18861697A JP H1138778 A JPH1138778 A JP H1138778A
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image forming
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JP9188616A
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English (en)
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Tetsukazu Ishii
哲一 石井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】転写搬送装置を備えた画像形成装置において、
転写ベルトにトナーを供給する新規な手段を設けて、転
写ベルトを清掃するクリーニングブレードのブレードめ
くれを防止し、クリーニング不良や転写ベルトの損傷等
の問題を解消すると共に、無駄なトナー消費を抑えトナ
ーイールドを向上する。 【解決手段】本発明は転写搬送装置を備えた画像形成装
置において、転写搬送装置17のクリーニングブレード
17eのめくれ防止用に、該クリーニングブレード17
eの上流側に、転写ベルト17aへトナーを付着させる
トナー付着装置23bを配設する。さらにトナー付着装
置23bは転写搬送装置の転写材搬送領域外に配設さ
れ、トナー付着装置23bの付着トナーには、転写ベル
ト17aから除去した残留トナー(廃トナー)を利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の電子写真方式の画像形成装置に関
し、特に、ベルト走行体(以下、転写ベルト)で転写材
を保持・搬送して像担持体上のトナー像を転写材に転写
させる転写搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等の
電子写真方式の画像形成装置においては、像担持体であ
る感光体を帯電した後、露光装置により原稿像を直接露
光するか、あるいはレーザー走査光学系やLED光書込
光学系等により画像信号に応じた光書込を行い、感光体
上に静電潜像を形成し、該潜像を現像装置のトナーによ
り現像して顕像化し、このトナー像を転写紙やフィルム
等の転写材に転写する。そして転写後の転写材を定着装
置に搬送し、定着装置でトナー像を転写材に定着して画
像を得ている。このような画像形成装置において、トナ
ー像を転写材に転写させ、且つ転写後の転写材を感光体
から分離し、定着装置に搬送する装置として、転写ベル
トを用いた転写搬送装置が知られている。
【0003】転写搬送装置の転写ベルトは、ゴム系材料
等の弾性部材からなる無端状で中抵抗のベルト走行体で
あり、駆動ローラ、従動ローラ等の複数のローラに張架
されて感光体に対向配置され、転写時には転写材を保持
した転写ベルトが感光体に当接され、感光体とのニップ
部で転写材を挾持搬送すると共に、転写ベルトの裏面側
に配設されたバイアス印加ローラへの高電圧印加により
感光体上のトナー像を転写材へ転写させ、転写後の転写
材を感光体から分離して定着部に向けて搬送するように
なっている。また、転写搬送装置には、転写材分離後の
転写ベルト表面に残留したトナーを除去するためにクリ
ーニングブレードが設けられている。
【0004】転写搬送装置を備えた複写機等において
は、画像面積の少ないコピーを多数枚とったり、あるい
は誤って白紙コピーを多数枚とると、転写ベルト上に残
留トナーが無い状態となり、転写ベルトに接触している
クリーニングブレードのエッジのトナーも無くなる。こ
のため、転写ベルトとクリーニングブレードとの摩擦係
数が上がり摺擦抵抗が増大してクリーニングブレードの
エッジがベルト表面に引っかかり、クリーニングブレー
ドのエッジ部にめくれが発生することがある。そしてブ
レードめくれが発生するとクリーニング不良の発生やそ
れによる転写材の裏汚れ、トナー飛散の原因となり、ま
た、転写ベルトを損傷する原因ともなる。
【0005】そこで、上記問題を解消する手段として、
感光体の紙間にトナー供給用のラインを形成し、このラ
インを転写ベルトに転写してクリーニングブレードのエ
ッジ部にトナーを供給し、クリーニングブレードと転写
ベルトとの摩擦係数を下げて、クリーニングブレードの
めくれの発生を防止することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によれば、
感光体の紙間にトナー供給用ラインを形成し転写ベルト
に転写することにより、クリーニングブレードと転写ベ
ルトの摩擦係数を下げ、クリーニングブレードのめくれ
防止を行っていた。しかし、この方式では紙間にトナー
を供給するため、A2、A1などの大きなサイズの転写
紙を用いて連続して画像形成を行うような場合、トナー
供給用ラインを入れる間隔が長くなり、クリーニングブ
レードのめくれに対する余裕度が小さくなり、また、ク
リーニングブレードの当接条件もめくれずらい条件にす
る必要があり、そうなるとクリーニング不良が起きやす
くなる(カウンターブレード方式では、当接角が小さく
なればクリーニングブレードはめくれずらくなるが、ク
リーニング不良が起きやすくなる)。また、クリーニン
グブレードのめくれ防止のため、ラインの供給量を増や
せば無駄なトナー消費が増え、トナーイールド(コピー
1枚当たりのトナー消費量)が低下してしまう。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、転写搬送装置を備えた画像形成装置において、転
写ベルトにトナーを供給する新規な手段を設けて、転写
ベルトを清掃するクリーニングブレードのブレードめく
れを防止し、クリーニング不良や転写ベルトの損傷等の
問題を解消すると共に、無駄なトナー消費を抑え、トナ
ーイールドを従来の方式よりも向上し、また、クリーニ
ング条件の余裕度も向上させたクリーニングブレードめ
くれ防止手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体と対向して配置さ
れた無端状で中抵抗のベルト走行体(以下、転写ベルト
と記す)と、その転写ベルトの裏面側に配設されたバイ
アス印加手段と、前記転写ベルト表面を清掃するクリー
ニングブレードを有し、転写材を保持した転写ベルトを
回転する像担持体に当接させて前記バイアス印加手段へ
の高電圧印加により像担持体上のトナー像を転写材へ転
写させ、転写後の転写材を定着部に向けて搬送し、転写
材分離後の転写ベルト表面に残留したトナーを前記クリ
ーニングブレードで清掃する構成の転写搬送装置を備え
た画像形成装置において、前記転写搬送装置のクリーニ
ングブレードのめくれ防止用に、該クリーニングブレー
ドの上流側に、転写ベルトへトナーを付着させるトナー
付着装置を配設したことを特徴とする。このように、転
写搬送装置のクリーニングブレードの上流側に、転写ベ
ルトへトナーを付着させるトナー付着装置を配設するこ
とにより、常時トナーを転写ベルトに供給することが可
能となる。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1の構成
に加えて、前記トナー付着装置を転写搬送装置の転写材
搬送領域外に配設したことを特徴とする。このように、
トナー付着装置を転写搬送装置の転写材搬送領域外に配
設することにより、転写材の搬送に拘らずに転写ベルト
へトナーを付着させることができ、且つめくれ防止用の
トナー付着による転写材の裏汚れの発生も防止される。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1または
2の構成に加えて、前記トナー付着装置の付着トナーは
転写ベルトから除去した残留トナー(廃トナー)を利用
することを特徴とする。このように、トナー付着装置の
付着トナーに転写ベルトから除去した残留トナー(廃ト
ナー)を利用することにより、新品トナーの無駄な消費
を防止できる。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項1,2ま
たは3の構成に加えて、前記トナー付着装置の動作タイ
ミングを、画像形成枚数及び/または使用環境(温・湿
度等)と連動させたことを特徴とする。このように、ト
ナー付着装置の動作タイミングを、画像形成枚数及び/
または使用環境(温・湿度等)と連動させることによ
り、クリーニングブレードのめくれやすくなる条件に合
わせたトナーの付着制御が可能となる。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項1,2,
3または4の構成に加えて、前記トナー付着装置による
転写ベルトへのトナー付着は、ブラシ状部材を用いて行
うことを特徴とする。このように、転写ベルトへのトナ
ー付着をブラシ状部材を用いて行うことにより、転写ベ
ルトに対して均一にトナー付着を行うことが可能とな
る。
【0013】請求項6記載の発明では、請求項1,2,
3または4の構成に加えて、前記トナー付着装置による
転写ベルトへのトナー付着は、トナーかき上げ部材を用
いたトナーかき上げ動作で行うことを特徴とする。この
ように、転写ベルトへのトナー付着を、例えば現像装置
のアジテータ等と同様に、マイラー等のトナーかき上げ
部材を用いたトナーかき上げ動作で行うことにより、簡
易な構成で低コストに転写ベルトへのトナー付着を行う
ことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に関
わる転写搬送装置を具備する画像形成装置の構成例を示
す全体構成図である。図1に示す画像形成装置はプリン
ターとしても用いることができるデジタル複写機の例で
あり、電子写真プロセスにより画像形成を行う画像形成
部(プリンター)1、原稿像を読み取る原稿読取部(ス
キャナー)2、原稿を自動給紙する自動原稿給紙部(A
DF)3、複数の給紙トレイ4a〜4dを備え各種サイ
ズの転写紙を給紙する給紙部4、両面コピー時に片面コ
ピー済み転写紙を一時的に収納し再給紙する両面用トレ
イ5、コピーやプリントの排紙部(ソーター)6等から
構成されている。
【0015】自動原稿給紙部(ADF)3は後端側を支
点に開閉できるように原稿読取部2のコンタクトガラス
2a上に設置されており、自動原稿給紙時には閉じた状
態で使用され、原稿テーブル3aに載置された原稿を給
紙ローラを介して搬送ベルト3bでコンタクトガラス2
a上に給紙し、原稿読取部2による原稿像の読み取り後
に、原稿を排紙部3cに排紙する。また、自動原稿給紙
部3を開放して手差しにより原稿をコンタクトガラス2
a上にセットすることもできる。
【0016】原稿読取部(スキャナー)2は、コンタク
トガラス2a上の原稿に光を照射する光源2bと、原稿
像を読み取るための撮像素子からなる読取部2gと、原
稿像を読取部2gに導くミラー群2c,2d,2e及び
結像レンズ2fからなる光学系により構成されており、
光源2b及びミラー群が移動しながら原稿面を走査し、
読取部2gで原稿像を順次読み取って画像信号に変換
し、図示しない画像処理部に送信する。尚、図1に示す
構成の複写機は黒用の現像装置の他に、赤や青等の1色
のカラー用の現像装置を備えているので、読取部2gの
撮像素子にはカラー画像を色分解して読み取りが可能な
カラーCCD等が用いられ、画像処理部で各色に対応し
た画像信号に変換される。
【0017】画像形成部(プリンター)1は、像担持体
であるドラム状の感光体10と、その周囲に配設された
第1帯電装置11、第1光書込装置7、第1現像装置1
2、第2帯電装置13、第2光書込装置14、第2現像
装置15、レジストローラ16、転写搬送装置17、ク
リーニング装置18等を備え、さらに転写搬送装置17
の転写紙搬送方向下流側に定着装置19を備えている。
【0018】第1帯電装置11、第1光書込装置7、第
1現像装置12は黒画像形成用であり、第1光書込装置
7は、レーザーダイオード9aと、回転多面鏡等の光偏
向器8と、fθレンズ等の走査結像用レンズ9b、及び
ミラー9cから構成され、図示しない画像処理部からの
黒画像信号に対応してレーザーダイオード9aが発光
し、第1帯電装置11により帯電されている感光体10
上に黒画像の潜像を書き込み、その黒画像の潜像が第1
現像装置12の黒トナーで現像される。また、第2帯電
装置13、第2光書込装置14、第2現像装置15は赤
や青等の1色のカラー画像形成用であり、第2帯電装置
13は黒画像形成後の感光体10を帯電し、第2光書込
装置14はLEDアレイとレンズアレイから構成され、
図示しない画像処理部からの赤や青等のカラー画像信号
に対応してLEDアレイが発光し、感光体10上に赤や
青等のカラー画像の潜像を書き込み、そのカラー画像の
潜像が第2現像装置15の赤や青等のカラートナーで現
像される。
【0019】感光体10上に形成された黒及びカラーの
トナー像は、給紙部4の複数の給紙トレイ4a〜4dあ
るいは手差しテーブル4fの何れかから給紙され、レジ
ストローラ16を介して転写搬送装置17の転写ベルト
17aと感光体10とのニップ部に搬送された転写紙に
転写される。そして、画像転写後の転写紙は感光体10
から分離され、転写ベルト17aで定着装置19に搬送
され、定着装置19の加熱ローラ19a及び加圧ローラ
19bでトナー像が転写紙に定着される。定着後の転写
紙は、片面コピー時には排紙ローラ20,21を介して
排紙部6の排紙トレイ6aあるいは多段排紙トレイ6b
に排紙され、両面コピー時には両面搬送路22を介して
両面用トレイ5に搬送される。また、トナー像転写後の
感光体10はクリーニング装置18で残留トナーを除去
され、図示しない除電装置で除電される。尚、クリーニ
ング装置18で回収された残留トナーは、図示しない搬
送機構により廃トナータンク24に送られる。
【0020】以上、本発明に関わる転写搬送装置を具備
した画像形成装置の構成例について簡単に説明したが、
本発明が対象とする画像形成装置は図示の構成に限ら
ず、転写搬送装置を具備するものであれば、原稿像を感
光体に直接露光するアナログ方式の複写機や、プリンタ
ーのみの構成のものでも良く、また、光書込装置や現像
装置が一つだけのモノカラー画像形成装置や、複数の現
像装置と中間転写体等を有しフルカラー画像形成が可能
なカラー画像形成装置でも良い。
【0021】次に、本発明に関わる転写搬送装置の構成
・動作について詳細に説明する。図2は本発明に係る転
写搬送装置の構成例を示す概略構成図である。図2にお
いて、転写搬送装置17は、感光体10と対向して配置
された無端状で中抵抗の転写ベルト17aと、転写ベル
ト17aを支持する駆動ローラ17b及び従動ローラ1
7cと、転写ベルト17aの裏面側に配設され転写バイ
アスを印加するためのバイアス印加手段であるバイアス
印加ローラ17dと、転写ベルト17aの表面を清掃す
るためのクリーニングブレード17eを有するクリーニ
ングユニット23とを備え、さらには、転写ベルト17
aを感光体10に対して接離する接離機構(17g,1
7h)や、転写搬送ユニットの解除機構(解除レバー1
7f)を備えた構成となっている。転写搬送ユニットの
解除機構は、解除レバー17fを図中の矢印方向に倒す
ことにより、転写搬送ユニットが駆動ローラ17bを中
心に時計方向に回動し解除される。この機構は、ジャム
時のジャム紙の取り出し易さ、メンテナンス時の転写搬
送ユニット及び感光体ドラムユニットの脱着性の確保な
どのためにある。
【0022】図4は転写ベルトの接離機構の説明図であ
って、転写ベルト17aの接離機構は、カム付の電磁ス
プリングクラッチ17g、接離レバー17h、接離アー
ム17i、スプリング17j等によって構成されてい
る。接離アーム17iは接離レバー17hの軸に固定さ
れており、接離アーム17iの先端下部側と転写搬送ユ
ニットの基部との間には押圧用のスプリング17jが挿
入されている。また、接離アーム17iの先端上部側は
転写ベルト17aの支持体17kに当接して転写ベルト
を支持している。
【0023】図4(A)に示す状態は、電磁スプリング
クラッチ17gのカムにより接離レバー17hがスプリ
ング17jの押圧力に抗して押し下げられた状態であ
り、転写ベルト17aは感光体10から離間された状態
となる。画像形成動作時以外は転写ベルト17aは図4
(A)のように感光体10から離間された状態である
が、画像形成動作が開始され、レジストローラ16まで
送られた転写紙Sが感光体10上の画像先端とタイミン
グを合わせてレジストローラ16より送りだされ、転写
紙Sの先端が感光体10と転写ベルト17aとの当接部
近くまでくると、電磁スプリングクラッチ17gがON
となりカムが半回転し、図4(B)に示すように、接離
レバー17hが上方に上がり、スプリング17jの押圧
力によって接離アーム17iが上方に上がり支持体17
kを押し上げる。これにより転写ベルト17aが感光体
10に当接してニップ部Wが形成され、該ニップ部で転
写紙Sにトナー画像が転写される。そして、転写終了後
は、電磁スプリングクラッチ17gがOFFとなり、カ
ムが図4(A)の状態に戻り、接離レバー17hが下方
に押されて接離アーム17iが下がることにより、転写
ベルト17aが感光体17aから離間される。尚、この
転写ベルトの接離機構は、転写ベルト材質中の物質や油
成分が長時間の接触により感光体に付着するのを防止す
るためや、Pセンサにて感光体上のパターン濃度を検出
する際、転写ベルトにトナー像を転写させないようにす
る等のために設けられている。
【0024】次に図5乃至図7を参照して転写搬送装置
の基本的な構成・動作について説明する。図5は転写搬
送装置の電装系を含めた構成・動作の説明図であり、
(A)は転写ベルト17aが感光体10から離間した状
態、(B)は転写ベルト17aが感光体10に当接した
状態を示している。また、図6は転写ベルトの断面図、
図7は転写搬送装置による転写工程の説明図である。
【0025】図6に示すように、転写ベルト17aは2
槽構造で構成されており、JISK6911に準拠した
測定による電気抵抗が、DC100V印加時において、
表面層170aはベルト表面の表面抵抗率が1×109
Ω〜1×1012Ω、内側層170bの表面抵抗率が1×
107Ω〜1×109Ωに、そして、その体積抵抗率が5
×108Ω・cm〜5×1010Ω・cmに設定されているも
のである。
【0026】図5において、転写バイアスを印加するた
めのバイアス印加ローラ17dは、転写ベルト17aの
移動方向において従動ローラ17cの下流側で、転写ベ
ルト17aの裏面側に接触するように設けられており、
転写ベルト17aに対して感光体10上のトナーの帯電
極性と逆極性の電荷を付与するための接触電極を構成し
ており、高圧電源25に接続されている。また、駆動ロ
ーラ17b及び従動ローラ17cは、転写ベルト17a
上に流れる電流を帰還電流として検出するためのもので
あり、この電流の検出によってバイアス印加ローラ17
dからの供給電流が制御される。このため、各ローラ1
7b,17cには、検出電流に応じてバイアス印加ロー
ラ17dへの供給電流を設定するための転写制御板26
が接続されており、この転写制御板26は、高圧電源2
5に接続されている。
【0027】このような転写搬送装置17においては、
レジストローラ16から転写紙Sが繰り出されるのに合
わせて、図4に示した接離機構により転写ベルト17a
の支持体17kが転写ベルト17aを感光体10に当接
させる態位を設定され、図5(A)の離間状態から図5
(B)の当接状態に転写ベルト17aの位置が変わり、
感光体10との対向位置で転写紙Sを感光体10に接触
させながら搬送することができる幅(例えば12mm程
度)のニップ部Wが形成される。一方、感光体10は、
その表面が例えば−800Vに帯電した状態とされ、図
7に示すように、この表面にプラス帯電のトナーを静電
的に吸着した状態でニップ部に移動する。
【0028】図5(B)に示すニップ部Wにおいて、感
光体10上のトナーは、転写ベルト17aの裏面側に位
置するバイアス印加ローラ17dからの転写バイアスに
よって図7に示すように転写紙S上に転移する。この転
写バイアスは例えば−1.5kV〜−6.5kVの範囲
で高圧電源12から印加されるが、これは以下のような
定電流制御の結果、転写バイアスが可変設定される。す
なわち、図5(A),(B)において、高圧電源12か
ら出力された電流値をI1とし、転写ベルト17aを介
して各ローラ17b,17cから接地側の転写制御板2
6に流れる帰還電流値を検出した際の値をI2とした場
合、これら両者間で、 I1−I2=IOUT (但し、IOUT:一定) の関係が得られるようにI1の値を制御する。これは、
温度、湿度等の環境条件の変化や転写ベルト17aの製
造品質に生じるバラツキに拘らず、転写紙S上での表面
電位VPを安定させることによって転写効率の変化を無
くすようにするためである。
【0029】つまり、転写ベルト17a及び転写紙Sを
通して感光体10側に流れる電流をIOUTとして見立て
ることによって、転写紙S上での表面抵抗VPの低抵抗
化あるいは高抵抗化による転写ベルト17aへの電流の
流れ易さの変化が転写紙Sの分離性能や転写性能に影響
してしまうのを防止するようになっている。尚、本実施
例の場合、IOUTは、搬送速度330mm/sec、有効バイ
アス印加ローラ長310mmにおいて、IOUT=−35μ
A±5μAに設定した場合に良好な転写が得られた。
【0030】ところで、感光体10からの画像転写が行
われると、これと同時に転写紙Sも帯電する。従って、
転写ベルト17aの真電荷と転写紙S側に発生する分極
電荷との関係により、転写紙Sを転写ベルト17a上に
静電的に吸着して感光体10からの転写紙の分離が行え
る。そして、感光体10の曲率分離を利用した転写紙S
自らの腰の強さによる剥離動作によって転写紙Sの分離
が助長される。
【0031】しかし、このような静電吸着は、環境条件
の変化により、高湿度の場合には、転写紙Sに電流が流
れやすくなるので転写紙の分離がうまくいかなくなる。
このため、図6に示した転写ベルト17aの表面層17
0aでの抵抗値が若干高めに設定してあることから、ニ
ップ部Wでの転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせ、さら
には、バイアス印加ローラ17dをニップ部Wよりも転
写紙搬送方向で下流側に位置させている。これにより、
転写ベルト17aから転写紙Sへの真電荷の移行を遅ら
せて、転写紙Sと感光体10との間での静電的な吸着関
係を回避するようになっている。この場合に用いる真電
荷の移行を遅らせるとは、転写紙Sが感光体19側のニ
ップ部に至るまでの上流側で転写紙Sへの電荷が発生し
ないことを意味している。このことから、転写紙Sの感
光体10への巻き付きが防止され、また、感光体10か
らの転写紙Sの分離不良も防止されることになる。
【0032】さらに、転写ベルト17a側でも、環境変
化による抵抗変化が少ないものが選択される方がよく、
抵抗を制御する導電材料としては、カーボン、酸化亜鉛
などを適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベルトを用
いた場合には、クロロプレーンゴム、EPDMゴム、シ
リコーンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの吸湿性が
少なく、抵抗値が安定した材質を選択することが望まれ
る。
【0033】尚、この感光体10側へ流れる電流IOUT
の値は、一義的なものではなく、搬送速度が遅い場合に
は減らすことができ、反対に搬送速度が早い時には増や
すことになる。
【0034】一方、ニップ部Wを通過した転写紙Sは、
転写ベルト17aの移動に合わせて静電吸着搬送され、
駆動側のローラ17bでの曲率分離が行われる。このた
め、駆動ローラ17bの直径は18mm以下に設定されて
いる。さらに、このような駆動ローラ17bを用いた場
合には、上質45K紙(剛度:横21[cm3/100])の
分離が可能であるという実験結果が得られている。ま
た、駆動ローラ17bで転写ベルト17aから分離され
た転写紙Sは、ガイド板で案内されて定着装置19を構
成する加熱ローラ19aと加圧ローラ17bの間に搬送
される。定着装置19では、転写紙S上のトナーを加熱
溶解して転写紙Sに圧着してトナーを転写紙S上に定着
させる。
【0035】転写紙Sへの画像転写及び分離が完了した
転写ベルト17aは、図4に示した接離機構により支持
体17kが下降し、感光体10から離間される。そし
て、クリーニングユニット23のクリーニング部23a
によりベルト表面を清掃される。このクリーニングユニ
ット23のクリーニング部23aには、クリーニングブ
レード17eが配設されており、クリーニングブレード
17eで転写ベルト17aを摺擦することにより、感光
体10の表面から転移したり転写紙に転写されないで転
写ベルト17aの周辺に飛散して付着した場合のトナー
や、転写紙Sから転移した紙粉を掻き取るようになって
いる。
【0036】クリーニングブレード17eによって摺擦
される転写ベルト17aは、摺擦抵抗の増加による駆動
力の増大あるいはクリーニングブレード17aのめくれ
等の現象を防止するのに、摩擦係数の低いものとして表
面にフッ素系の樹脂材料、例えばポリフッ化ビニリデ
ン、四フッ化エチレンなどが被覆されている。また、転
写ベルト17aの表面から掻き取られたトナーあるいは
紙粉は、廃トナー排出スクリュー17nによって図1に
示した画像形成装置本体の廃トナータンク24に搬送さ
れ収容される。
【0037】以上、転写搬送装置の基本構成及び動作に
ついて説明したが、このような転写搬送装置17を具備
した画像形成装置においては、画像面積の少ないコピー
を多数枚とったり、あるいは誤って白紙コピーを多数枚
とると、転写ベルト17a上に残留トナーが無い状態と
なり、転写ベルト17aに接触しているクリーニングブ
レード17eのエッジのトナーも無くなる。このため、
転写ベルト17aとクリーニングブレード17eとの摩
擦係数が上がり摺擦抵抗が増大し、クリーニングブレー
ド17eのエッジがベルト表面に引っかかり、クリーニ
ングブレード17eのエッジ部にめくれが発生すること
がある。そしてブレードめくれが発生すると、クリーニ
ング不良の発生やそれによる転写材の裏汚れ、トナー飛
散の原因となり、また、転写ベルトを損傷する原因とも
なる。
【0038】そこで上記問題を解消する手段として、本
発明では図2に示すように、クリーニングユニット23
のクリーニングブレード17eの上流側に、転写ベルト
17aへトナーを付着させるトナー付着装置23bを配
設してクリーニングブレード17eのめくれを防止して
いる。また、トナー付着装置23bは、転写搬送装置の
転写材搬送領域外に設けられるので、転写紙の搬送に拘
らず転写ベルト17aへのトナー付着を行うことがで
き、且つ転写ベルト17aで搬送される転写紙の裏汚れ
等も防止することができる。
【0039】さらに具体的には、トナー付着装置23b
は、図2に示す転写搬送装置17のクリーニングユニッ
ト23内に一体的に設けられており、クリーニング部2
3aのクリーニングブレード17eよりも上流側に配設
され転写ベルト17aへトナーを付着させるトナー付着
ローラ17mと、クリーニングブレード17eで転写ベ
ルト17aから除去した残留トナー(廃トナー)の一部
を貯蔵する廃トナー貯蔵ガイド17pとを備えている。
またクリーニングユニット23のトナー付着装置23b
上部の駆動ローラ17bとの間隙部には、廃トナーのユ
ニット外への飛散を防止するシール材として廃トナー飛
散防止シート17lが設けられている。
【0040】図2に示す転写搬送装置においては、クリ
ーニングユニット23のクリーニング部23aに配設さ
れたクリーニングブレード17eによって転写ベルト1
7a表面を摺擦することにより、感光体10の表面から
転移したトナーや転写されないで転写ベルト17aの周
辺に飛散していたものが付着した場合のトナー等が掻き
落される。このクリーニングブレード17eで掻き落さ
れた廃トナーの一部はトナー付着装置23bの廃トナー
貯蔵ガイド17pに貯められ、余剰分は廃トナー貯蔵ガ
イド17pから下方に落下し、廃トナー排出スクリュー
17nにより図1に示した画像形成装置本体の廃トナー
タンク24に搬送され収容される。
【0041】転写ベルト17aにトナーを付着させる場
合には、トナー付着装置23bのトナー付着ローラ17
mを回転させ、このトナー付着ローラ17mの回転によ
り廃トナー貯蔵ガイド17pに貯められていた廃トナー
を汲み上げ転写ベルト17aに付着させる。これにより
転写ベルト17aとクリーニングブレード17eの摩擦
係数を下げ、クリーニングブレード17eのめくれ防止
を行っている。
【0042】ここで、図2に示す例では、トナー付着ロ
ーラ17mは表面にブラシを有するブラシローラからな
るのでので、ブラシローラの回転により廃トナー貯蔵ガ
イド17pの廃トナーを汲み上げて転写ベルト17aに
均一に付着させることができる。尚、本実施例では、転
写ベルト17aからクリーニングブレード17eで除去
した廃トナーを貯蔵しておくために廃トナー貯蔵ガイド
17pを設けているが、この廃トナー貯蔵ガイド17p
は図示のように独立して設けても良いが、クリーニング
ブレードホルダ17qの形状を変更して、その一部をト
ナー付着ローラ17mの下方に延出して廃トナー貯蔵ガ
イドを兼ねるようにすることができる。また、廃トナー
貯蔵ガイド17pを設けずに、トナー付着ローラ17m
と廃トナー排出スクリュー17nが接触するように構成
して、廃トナー排出スクリュー17n部分に溜っている
廃トナーを直接トナー付着ローラ17mで汲み上げて転
写ベルト17aに付着させる構成としてもよい。
【0043】次に図3は本発明に係る転写搬送装置のト
ナー付着装置の別の構成例を示しており、図2のトナー
付着ローラ(ブラシローラ)に代えて、現像装置のアジ
テータ等と同様の機構を設けたものであり、具体的に
は、マイラー等の薄い板状部材を回転してトナーかき上
げ動作を行うトナーかき上げ部材17oを設けた例であ
る。すなわち、図3において転写ベルト17aにトナー
を付着させる場合には、トナーかき上げ部材17oの回
転によるトナーかき上げ動作で廃トナー貯蔵ガイド17
pに貯められていた廃トナーを転写ベルト17aに付着
させる。これにより、マイラー等を用いた低コストな構
成で前述のブラシローラと同様の効果が得られる。
【0044】以上のように本発明の画像形成装置では、
転写搬送装置の転写ベルト17aを清掃するクリーニン
グブレード17eのめくれ防止用に、クリーニングユニ
ット23内のクリーニングブレード17eの上流側に、
転写ベルト17aへトナーを付着させるトナー付着装置
23bを配設し、トナー付着装置23bを駆動して、図
2に示すトナー付着ローラ17mや、図3に示すトナー
かき上げ部材17oを回転して転写ベルト17aに廃ト
ナーを再付着させるようにしている。この場合、トナー
付着装置23bの動作は常時でも良いが、ブレードめく
れが発生しない条件のときに動作させることは無駄なエ
ネルギーを消費することになる。そこで、トナー付着装
置の動作タイミングは、画像形成枚数及び/または使用
環境(温・湿度等)と連動させる方が望ましい。すなわ
ち、ブレードがめくれやすくなる画像形成枚数や、ブレ
ードがめくれやすい(またはめくれにくい)温・湿度等
の環境条件を実験等により予め調べておき、トナー付着
装置23bを所定の画像形成枚数毎に駆動するようにす
れば、クリーニングブレードのめくれを防止し且つ無駄
な動作を防止できる。また、使用環境(温・湿度等)の
変化に応じてその画像形成枚数の設定値を変更する等の
制御を行うことにより、クリーニングブレードのめくれ
やすくなる条件(ブレードがめくれやすくなる画像形成
枚数とその環境による変化等)に合わせたトナーの付着
制御が可能となり、クリーニングブレードのめくれを確
実に防止することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置においては、転写搬送装置のクリーニングブ
レードのめくれ防止用に、該クリーニングブレードの上
流側に、転写ベルトへトナーを付着させるトナー付着装
置を配設したことにより、常時トナーを転写ベルトに供
給することが可能となり、クリーニングブレードの転写
ベルトへの当接条件の余裕度が向上され、クリーニング
ブレードのめくれを確実に防止することができ、クリー
ニングブレードの寿命も向上することができる。
【0046】請求項2記載の画像形成装置においては、
請求項1の構成及び効果に加え、トナー付着装置を転写
搬送装置の転写材搬送領域外に配設したことにより、転
写材の搬送に拘らずに転写ベルトへトナーを付着させる
ことができ、且つめくれ防止用のトナー付着による転写
材の裏汚れの発生を防止することができる。
【0047】請求項3記載の画像形成装置においては、
請求項1または2の構成及び効果に加え、トナー付着装
置の付着トナーは転写ベルトから除去した残留トナー
(廃トナー)を利用することにより、新品のトナーを無
駄に消費することがないので、トナーイールドを向上す
ることができる。
【0048】請求項4記載の画像形成装置においては、
請求項1,2または3の構成及び効果に加え、トナー付
着装置の動作タイミングを、画像形成枚数及び/または
使用環境(温・湿度等)と連動させたことにより、クリ
ーニングブレードのめくれやすくなる条件(ブレードが
めくれやすくなる画像形成枚数や使用環境)に合わせた
トナーの付着制御が可能となる。
【0049】請求項5記載の画像形成装置においては、
請求項1,2,3または4の構成及び効果に加え、トナ
ー付着装置によるベルト走行体へのトナー付着は、ブラ
シ状部材を用いて行うことにより、転写ベルトに対して
均一にトナー付着を行うことができ、クリーニングブレ
ードのめくれ防止効果を向上することができる。
【0050】請求項6記載の画像形成装置においては、
請求項1,2,3または4の構成及び効果に加え、トナ
ー付着装置によるベルト走行体へのトナー付着は、トナ
ーかき上げ部材を用いたトナーかき上げ動作で行うこと
により、簡易な構成で低コストに転写ベルトへのトナー
付着を行うことができ、低コストでクリーニングブレー
ドのめくれ防止効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる転写搬送装置を具備する画像形
成装置の構成例を示す全体構成図である。
【図2】本発明に係る転写搬送装置の構成例を示す概略
構成図である。
【図3】本発明に係るトナー付着装置の別の構成例を示
す転写搬送装置の要部断面図である。
【図4】図2に示す転写搬送装置の転写ベルト接離機構
の説明図である。
【図5】図2に示す転写搬送装置の電装系を含めた構成
・動作の説明図である。
【図6】転写ベルトの構成例を示す部分断面図である。
【図7】図5に示す転写搬送装置による転写工程の説明
図である。
【符号の説明】
10 感光体(像担持体) 17 転写搬送装置 17a 転写ベルト(ベルト走行体) 17b 駆動ローラ 17c 従動ローラ 17d バイアス印加ローラ(バイアス印加手段) 17e クリーニングブレード 17l 廃トナー飛散防止シート 17m トナー付着ローラ(ブラシ状部材) 17n 廃トナー排出スクリュー 17o トナーかき上げ部材 17p 廃トナー貯蔵ガイド 17q クリーニングブレードホルダ 19 定着装置 23 クリーニングユニット 23a クリーニング部 23b トナー付着装置 25 高圧電源 S 転写紙(転写材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と対向して配置された無端状で中
    抵抗のベルト走行体と、そのベルト走行体の裏面側に配
    設されたバイアス印加手段と、前記ベルト走行体表面を
    清掃するクリーニングブレードを有し、転写材を保持し
    たベルト走行体を回転する像担持体に当接させて前記バ
    イアス印加手段への高電圧印加により像担持体上のトナ
    ー像を転写材へ転写させ、転写後の転写材を定着部に向
    けて搬送し、転写材分離後のベルト走行体表面に残留し
    たトナーを前記クリーニングブレードで清掃する構成の
    転写搬送装置を備えた画像形成装置において、 前記転写搬送装置のクリーニングブレードのめくれ防止
    用に、該クリーニングブレードの上流側に、ベルト走行
    体へトナーを付着させるトナー付着装置を配設したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記トナー付着装置を転写搬送装置の転写
    材搬送領域外に配設したことを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記トナー付着装置の付着トナーはベルト
    走行体から除去した残留トナー(廃トナー)を利用する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記トナー付着装置の動作タイミングを、
    画像形成枚数及び/または使用環境(温・湿度等)と連
    動させたことを特徴とする請求項1,2または3記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記トナー付着装置によるベルト走行体へ
    のトナー付着は、ブラシ状部材を用いて行うことを特徴
    とする請求項1,2,3または4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記トナー付着装置によるベルト走行体へ
    のトナー付着は、トナーかき上げ部材を用いたトナーか
    き上げ動作で行うことを特徴とする請求項1,2,3ま
    たは4記載の画像形成装置。
JP9188616A 1997-07-14 1997-07-14 画像形成装置 Pending JPH1138778A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7395005B2 (en) 2004-08-10 2008-07-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus with cleaning blade and residual toner storage compartment
JP2011059626A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
JP2011085758A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011059626A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
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