JPH0773219B2 - 並直列変換装置 - Google Patents
並直列変換装置Info
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- JPH0773219B2 JPH0773219B2 JP63148662A JP14866288A JPH0773219B2 JP H0773219 B2 JPH0773219 B2 JP H0773219B2 JP 63148662 A JP63148662 A JP 63148662A JP 14866288 A JP14866288 A JP 14866288A JP H0773219 B2 JPH0773219 B2 JP H0773219B2
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- clock
- input
- phase
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M9/00—Parallel/series conversion or vice versa
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数のパラレルデータを時系列なシリアルデータに変換
する並直列変換装置に関し, データ読取りの位相余裕を改善して並直列変換の高速化
を図ることを目的とし, 入力クロックのN逓倍クロックを発生するN逓倍回路
と,N逓倍回路のN逓倍クロックをN分周してN個の分周
クロックを発生するN分周回路と,N個の被変換データが
並列に入力され,N分周回路からのN個の分周クロックの
位相でN個の被変換データを直列多重変換する多重化回
路と,多重化回路からの多重データをN逓倍回路からの
N逓倍クロックを用いて打ち直して識別整形する識別整
形回路と,入力クロックとN分周回路からの分周クロッ
クとの位相を比較して入力クロックにN分周クロックが
同期するようにN分周回路からの分周クロックの出力位
相を制御する位相制御回路とを具備してなる。
する並直列変換装置に関し, データ読取りの位相余裕を改善して並直列変換の高速化
を図ることを目的とし, 入力クロックのN逓倍クロックを発生するN逓倍回路
と,N逓倍回路のN逓倍クロックをN分周してN個の分周
クロックを発生するN分周回路と,N個の被変換データが
並列に入力され,N分周回路からのN個の分周クロックの
位相でN個の被変換データを直列多重変換する多重化回
路と,多重化回路からの多重データをN逓倍回路からの
N逓倍クロックを用いて打ち直して識別整形する識別整
形回路と,入力クロックとN分周回路からの分周クロッ
クとの位相を比較して入力クロックにN分周クロックが
同期するようにN分周回路からの分周クロックの出力位
相を制御する位相制御回路とを具備してなる。
本発明の複数のパラレルデータを時系列なシリアルデー
タに変換する並直列変換装置に関する。
タに変換する並直列変換装置に関する。
近年,伝送装置の高速化が推進され,使用される伝送速
度はGbit/Sオーダになりつつある。さらにISDN,SONET等
の同期多重網を構築してシステムの接続を容易にしよう
とする動向があり,かかる環境下では,高速において安
定に動作する並直列変換装置が所望されている。
度はGbit/Sオーダになりつつある。さらにISDN,SONET等
の同期多重網を構築してシステムの接続を容易にしよう
とする動向があり,かかる環境下では,高速において安
定に動作する並直列変換装置が所望されている。
従来の並直列変換装置の構成例が第10図に示される。図
中,1は並直列変換される2つの入力データD1,D2が入力
されてこれらの直列多重データD3を出力する多重化回
路,2は多重データD3を識別整形するフリップフロップ,3
は入力クロックφ1を2逓倍して2逓倍クロックφ3を
出力する2逓倍回路,4は2逓倍クロックφ3を2分周し
て反対極性の2つの分周クロックφ1,φ2を発生する2
分周回路である。
中,1は並直列変換される2つの入力データD1,D2が入力
されてこれらの直列多重データD3を出力する多重化回
路,2は多重データD3を識別整形するフリップフロップ,3
は入力クロックφ1を2逓倍して2逓倍クロックφ3を
出力する2逓倍回路,4は2逓倍クロックφ3を2分周し
て反対極性の2つの分周クロックφ1,φ2を発生する2
分周回路である。
多重化回路1は3つのNOR回路からなり,分周回路4か
らの分周クロックφ1,φ2の位相で入力データD1,D2を
交番に選択して直列多重変換する。すなわち分周クロッ
クφ1,φ2がそれぞれ“L"の時に入力データD1,D2を読
み取って多重データD3として出力するようになってい
る。多重化された多重データD3は次にフリップフロップ
2に入力されて,ここで2逓倍回路3からの逓倍クロッ
クφ3で打ち直されて識別整形され,多重データD4とし
て出力される。
らの分周クロックφ1,φ2の位相で入力データD1,D2を
交番に選択して直列多重変換する。すなわち分周クロッ
クφ1,φ2がそれぞれ“L"の時に入力データD1,D2を読
み取って多重データD3として出力するようになってい
る。多重化された多重データD3は次にフリップフロップ
2に入力されて,ここで2逓倍回路3からの逓倍クロッ
クφ3で打ち直されて識別整形され,多重データD4とし
て出力される。
この従来の並直悦変換装置における各部信号のタイムチ
ャートが第11図に示される。以下,第11図を参照しつつ
この並直列変換装置の動作を説明する。
ャートが第11図に示される。以下,第11図を参照しつつ
この並直列変換装置の動作を説明する。
入力データD1,D2は図示の如く,順序保存のため位相が
相互にπ(rad)偏移させてある。この入力データD1,D2
と入力クロックφ0は一定の位相関係となるように,図
示しない位相調整回路で予め調整されているものとす
る。
相互にπ(rad)偏移させてある。この入力データD1,D2
と入力クロックφ0は一定の位相関係となるように,図
示しない位相調整回路で予め調整されているものとす
る。
多重化回路1はこの並列入力データD1,D2を分周クロッ
クφ1,φ2のタイミングで選択して時系列な多重データ
D3に直列多重変換する。すなわち,多重化回路1は分周
クロックφ1が“L"のときに入力データD1を選択し,ま
た分周クロックφ2が“L"のときに入力データD2を選択
して出力する。
クφ1,φ2のタイミングで選択して時系列な多重データ
D3に直列多重変換する。すなわち,多重化回路1は分周
クロックφ1が“L"のときに入力データD1を選択し,ま
た分周クロックφ2が“L"のときに入力データD2を選択
して出力する。
この多重データD3は次にフリップフロップ2において2
逓倍クロックφ3の立上りのタイミングで打ち直されて
識別され,データの位相や時間間隔等が整えられた多重
データD4としれて出力される。
逓倍クロックφ3の立上りのタイミングで打ち直されて
識別され,データの位相や時間間隔等が整えられた多重
データD4としれて出力される。
この装置では2逓倍回路3の逓倍クロックφ3を分周回
路4で分周して,この分周クロックφ1,φ2を多重化回
路1での多重化用クロックとして用いているため,フリ
ップフロップ2での多重データD3の打ち直しに際して,
多重データD3の位相と逓倍クロックφ3の位相とが同期
できるようになっている。
路4で分周して,この分周クロックφ1,φ2を多重化回
路1での多重化用クロックとして用いているため,フリ
ップフロップ2での多重データD3の打ち直しに際して,
多重データD3の位相と逓倍クロックφ3の位相とが同期
できるようになっている。
従来の並直列変換装置では,分周回路4から出力される
分周クロックφ1,φ2の極性は不確定であり,例えばこ
れら分周クロックφ1,φ2と極性が反転した分周クロッ
ク1,2が出力される可能性もある。このため,多重
化回路1で入力データD1,D2を読み取る際に,分周クロ
ックφ1,φ2の読取りタイミングが入力データD1,D2の
中央位置に来るように設定すると,分周クロックφ1,φ
2の極性が反転して分周クロック1,2となった場
合,入力データD1,D2のデータ変換点でデータを読み取
ることになり,読み誤りを生じる。
分周クロックφ1,φ2の極性は不確定であり,例えばこ
れら分周クロックφ1,φ2と極性が反転した分周クロッ
ク1,2が出力される可能性もある。このため,多重
化回路1で入力データD1,D2を読み取る際に,分周クロ
ックφ1,φ2の読取りタイミングが入力データD1,D2の
中央位置に来るように設定すると,分周クロックφ1,φ
2の極性が反転して分周クロック1,2となった場
合,入力データD1,D2のデータ変換点でデータを読み取
ることになり,読み誤りを生じる。
したがって従来装置では,分周クロックφ1,φ2で入力
データD1,D2を読み取る位置は,入力データD1,D2の前半
分あるいは後ろ半分の位置とされており,これにより分
周クロックφ1,φ2の極性が反転しても読み後りが生じ
ないようにしている。
データD1,D2を読み取る位置は,入力データD1,D2の前半
分あるいは後ろ半分の位置とされており,これにより分
周クロックφ1,φ2の極性が反転しても読み後りが生じ
ないようにしている。
しかしながら,このことは実質的に位相余裕を半減させ
ることになる。近年の伝送速度の高速化に伴い,かかる
高速システムにおいては,入力データD1,D2の立上り時
間t(r)あるいは立下り時間t(f)は伝送速度に対
して十分に速くできなくなっており,また識別フリップ
フロップ2のセットアップタイムやホールドタイムも無
視できなくなっている。したがってこのような高速シス
テムでは従来の並直列変換装置では位相余裕が極端に減
少することになる。よって入力データの中央点で識別を
行い位相余裕を改善する必要が生じてきている。
ることになる。近年の伝送速度の高速化に伴い,かかる
高速システムにおいては,入力データD1,D2の立上り時
間t(r)あるいは立下り時間t(f)は伝送速度に対
して十分に速くできなくなっており,また識別フリップ
フロップ2のセットアップタイムやホールドタイムも無
視できなくなっている。したがってこのような高速シス
テムでは従来の並直列変換装置では位相余裕が極端に減
少することになる。よって入力データの中央点で識別を
行い位相余裕を改善する必要が生じてきている。
したがって本発明の目的は,並直列変換装置のデータ読
取りの位相余裕を改善して並直列変換の高速化を図れる
ようにすることにある。
取りの位相余裕を改善して並直列変換の高速化を図れる
ようにすることにある。
第1図および第2図は本発明の原理図である。本発明に
係る並直列変換装置は,一つの形態として,第1図に示
されるように,入力クロックφ(0)のN逓倍クロック
φ(1)を発生するN逓倍回路21と,該N逓倍回路21の
N逓倍クロックφ(1)をN分周してそれぞれ位相が異
なるN個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)nを発生
するN分周回路22と,入力クロックφ(0)に同期した
N個の被変換データDT1〜DTnが並列に入力され,N分周回
路22からのN個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)n
の位相でN個の被変換データDT1〜DTnを直列多重変換す
る多重化回路23と,多重化回路23からの多重データMD1
をN逓倍回路21からのN逓倍クロックφ(1)を用いて
打ち直して識別整形する識別整形回路24と,入力クロッ
クφ(0)とN分周回路22からのN個の分周クロックφ
(2)1〜φ(2)nのうちの少なくとも一つとの位相
を比較して該入力クロックφ(0)にN個の分周クロッ
クφ(2)1〜φ(2)nが同期するようにN分周回路
22からのN個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)nの
出力位相を制御する位相制御回路25とを具備するように
構成される。
係る並直列変換装置は,一つの形態として,第1図に示
されるように,入力クロックφ(0)のN逓倍クロック
φ(1)を発生するN逓倍回路21と,該N逓倍回路21の
N逓倍クロックφ(1)をN分周してそれぞれ位相が異
なるN個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)nを発生
するN分周回路22と,入力クロックφ(0)に同期した
N個の被変換データDT1〜DTnが並列に入力され,N分周回
路22からのN個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)n
の位相でN個の被変換データDT1〜DTnを直列多重変換す
る多重化回路23と,多重化回路23からの多重データMD1
をN逓倍回路21からのN逓倍クロックφ(1)を用いて
打ち直して識別整形する識別整形回路24と,入力クロッ
クφ(0)とN分周回路22からのN個の分周クロックφ
(2)1〜φ(2)nのうちの少なくとも一つとの位相
を比較して該入力クロックφ(0)にN個の分周クロッ
クφ(2)1〜φ(2)nが同期するようにN分周回路
22からのN個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)nの
出力位相を制御する位相制御回路25とを具備するように
構成される。
また,本発明に係る並直列変換装置は,他の形態とし
て,第2図に示されるように,入力クロックφ(0)の
N逓倍クロックφ(1)を発生するN逓倍回路21と,N逓
倍回路21のN逓倍クロックφ(1)をN分周してそれぞ
れ位相が異なるN個の分周クロックφ(2)1〜φ
(2)nを発生するN分周回路22と,入力クロックφ
(0)に同期したN個の被変換データDT1〜DTnをそれぞ
れ所定位相量だけ偏移させる位相シフト回路26と,N個の
被変換データDT1〜DTnと位相シフト回路26で所定量位相
がシフトされた被変換データdt1〜dtnのうちの一方を選
択する選択回路27と,選択回路27からのN個の被変換デ
ータDT1′〜DTn′が並列に入力され,N分周回路22からの
N個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)nの位相でN
個の被変換データDT1′〜DTn′を直列多重変換する多重
化回路23と,該多重化回路23からの多重データをN逓倍
回路21からのN逓倍クロークφ(1)を用いて打ち直し
て識別整形する識別整形回路24と,N個の分周クロックφ
(2)1〜φ(2)nのうちの少なくとも一つと入力ク
ロックφ(0)との位相を比較して選択回路27の切換え
を制御する選択制御回路28とを具備するように構成され
る。
て,第2図に示されるように,入力クロックφ(0)の
N逓倍クロックφ(1)を発生するN逓倍回路21と,N逓
倍回路21のN逓倍クロックφ(1)をN分周してそれぞ
れ位相が異なるN個の分周クロックφ(2)1〜φ
(2)nを発生するN分周回路22と,入力クロックφ
(0)に同期したN個の被変換データDT1〜DTnをそれぞ
れ所定位相量だけ偏移させる位相シフト回路26と,N個の
被変換データDT1〜DTnと位相シフト回路26で所定量位相
がシフトされた被変換データdt1〜dtnのうちの一方を選
択する選択回路27と,選択回路27からのN個の被変換デ
ータDT1′〜DTn′が並列に入力され,N分周回路22からの
N個の分周クロックφ(2)1〜φ(2)nの位相でN
個の被変換データDT1′〜DTn′を直列多重変換する多重
化回路23と,該多重化回路23からの多重データをN逓倍
回路21からのN逓倍クロークφ(1)を用いて打ち直し
て識別整形する識別整形回路24と,N個の分周クロックφ
(2)1〜φ(2)nのうちの少なくとも一つと入力ク
ロックφ(0)との位相を比較して選択回路27の切換え
を制御する選択制御回路28とを具備するように構成され
る。
第1図の形態における並直列変換装置では,第3図の各
部信号タイムチャートに示されるように,位相制御回路
25は入力クロックφ(o)と分周クロックφ(2)の位
相を比較し,それにより多重化回路23において分周クロ
ックφ(2)1〜φ(2)nによって被変換データDT1
〜DTnの中央位置でデータの読取りが行われるように,
分周回路22の出力位相を制御する。
部信号タイムチャートに示されるように,位相制御回路
25は入力クロックφ(o)と分周クロックφ(2)の位
相を比較し,それにより多重化回路23において分周クロ
ックφ(2)1〜φ(2)nによって被変換データDT1
〜DTnの中央位置でデータの読取りが行われるように,
分周回路22の出力位相を制御する。
第2図の形態における並直列変換装置では,多重化回路
23において被変換データDT1〜DTnと分周クロックφ
(2)1〜φ(2)nの位相がずれていた場合,これが
選択制御回路28で入力クロックφ(o)と分周クロック
φ(2)とを比較することによって検出され,この検出
に応じて選択回路27の切換えが行われ,それにより多重
化回路23に所定量位相がシフトされた被変換データdt1
〜dtnが供給される。この結果,多重化回路23では分周
クロックφ(2)1〜φ(2)nによって被変換データ
dt1〜dtnの中央位置でそれぞれデータの読取りが行われ
るようになり,位相余裕が改善される。
23において被変換データDT1〜DTnと分周クロックφ
(2)1〜φ(2)nの位相がずれていた場合,これが
選択制御回路28で入力クロックφ(o)と分周クロック
φ(2)とを比較することによって検出され,この検出
に応じて選択回路27の切換えが行われ,それにより多重
化回路23に所定量位相がシフトされた被変換データdt1
〜dtnが供給される。この結果,多重化回路23では分周
クロックφ(2)1〜φ(2)nによって被変換データ
dt1〜dtnの中央位置でそれぞれデータの読取りが行われ
るようになり,位相余裕が改善される。
以下,図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。第
4図は本発明の一実施例としての並直列変換装置を示す
ブロック図である。なお以降の図において,第10図に示
された構成要素と同一のものには同一の参照番号が付さ
れているものとする。
4図は本発明の一実施例としての並直列変換装置を示す
ブロック図である。なお以降の図において,第10図に示
された構成要素と同一のものには同一の参照番号が付さ
れているものとする。
この実施例装置は多重化回路1,識別フリップフロップ2,
2逓倍回路3,分周回路4′,位相比較回路5を含む構成
されている。分周回路4′はセットパルス入力端子を有
するフリップフロップからなり,このセットパルス入力
端子にセットパルスを受けると分周出力Q(すなわち分
周クロックφ1)の極性が“H"となるようになってい
る。
2逓倍回路3,分周回路4′,位相比較回路5を含む構成
されている。分周回路4′はセットパルス入力端子を有
するフリップフロップからなり,このセットパルス入力
端子にセットパルスを受けると分周出力Q(すなわち分
周クロックφ1)の極性が“H"となるようになってい
る。
また位相比較回路5は3入力のNOR回路からなってい
て,入力クロックφ0と分周回路4′からの分周クロッ
クφ1と2逓倍回路3からの逓倍クロックφ3を所定位
相遅延させたクロックφ3′とが入力されており,これ
ら3つの入力が全て“L"となった時にセットパルスφ4
を分周回路4′のセットパルス入力端子に送出するよう
に構成される。
て,入力クロックφ0と分周回路4′からの分周クロッ
クφ1と2逓倍回路3からの逓倍クロックφ3を所定位
相遅延させたクロックφ3′とが入力されており,これ
ら3つの入力が全て“L"となった時にセットパルスφ4
を分周回路4′のセットパルス入力端子に送出するよう
に構成される。
この実施例装置の動作が第5図を参照しつつ以下に説明
される。第5図は実施例装置の各部信号のタイムチャー
トである。
される。第5図は実施例装置の各部信号のタイムチャー
トである。
この実施例装置では分周クロックφ1,φ2がそれぞれ
“L"の時に入力データD1,D2を読み取るものとする。こ
こで入力クロックφ0はその“H"レベルが入力データD1
の中央位置にくるように予め位相調整されているものと
する。実施例装置はこの入力クロックφ0の位相を基準
に用いて分周クロックφ1,φ2の位相を調整するもので
ある。
“L"の時に入力データD1,D2を読み取るものとする。こ
こで入力クロックφ0はその“H"レベルが入力データD1
の中央位置にくるように予め位相調整されているものと
する。実施例装置はこの入力クロックφ0の位相を基準
に用いて分周クロックφ1,φ2の位相を調整するもので
ある。
すなわち入力クロックφ0と分周クロックφ1の極性が
反対となるように分周回路4′の出力位相を調整する。
これには位相比較回路5に入力される入力クロックφ0
と分周クロックφ1が共に“L"となったときにセットパ
ルスφ4を出力して分周回路4′からの出力Q,の極性
を反転させることにより行える(第5図における時刻t1
参照)。これにより,以降は入力データD1,D2はそれぞ
れ分周クロックφ1,φ2によってその中央位置で読み取
られるようになる。
反対となるように分周回路4′の出力位相を調整する。
これには位相比較回路5に入力される入力クロックφ0
と分周クロックφ1が共に“L"となったときにセットパ
ルスφ4を出力して分周回路4′からの出力Q,の極性
を反転させることにより行える(第5図における時刻t1
参照)。これにより,以降は入力データD1,D2はそれぞ
れ分周クロックφ1,φ2によってその中央位置で読み取
られるようになる。
なお位相比較回路5に入力されるクロックφ3′は入力
クロックφ0と分周クロックφ1の比較の際に,ノイズ
により誤ったセットパルスが出力されないように比較期
間を狭めるためのものである。
クロックφ0と分周クロックφ1の比較の際に,ノイズ
により誤ったセットパルスが出力されないように比較期
間を狭めるためのものである。
本発明の実施にあたっては種々の変形形態が可能であ
る。第6図はかかる変形例の並直列変換装置を示すブロ
ック図であり,この変形例装置は分周回路4に入力され
る2逓倍クロックφ3をインヒビットすることによって
分周クロックφ1,φ2の位相調整を行っている。
る。第6図はかかる変形例の並直列変換装置を示すブロ
ック図であり,この変形例装置は分周回路4に入力され
る2逓倍クロックφ3をインヒビットすることによって
分周クロックφ1,φ2の位相調整を行っている。
すなわち,この変形例装置は多重化回路1,フリップフロ
ップ2,2逓倍回路3,分周回路4,位相比較回路6,インヒビ
ット回路7を含み構成されている。位相比較回路6は入
力クロックφ0と分周クロックφ1が入力されるOR回路
61,およびOR回路61の出力がデータ入力端子に,またク
ロックφ3′がクロック入力端子にそれぞれ入力される
フリップフロップ62とからなり,フリップフロップ62の
出力パルスφ5はインヒビット回路7に送出される。
ップ2,2逓倍回路3,分周回路4,位相比較回路6,インヒビ
ット回路7を含み構成されている。位相比較回路6は入
力クロックφ0と分周クロックφ1が入力されるOR回路
61,およびOR回路61の出力がデータ入力端子に,またク
ロックφ3′がクロック入力端子にそれぞれ入力される
フリップフロップ62とからなり,フリップフロップ62の
出力パルスφ5はインヒビット回路7に送出される。
インヒビット回路7は2入力のNOR回路で構成され,そ
れぞれ出力パルスφ5と2逓倍クロックφ3が入力され
ており,その出力クロックφ6は分周回路4に供給され
る。
れぞれ出力パルスφ5と2逓倍クロックφ3が入力され
ており,その出力クロックφ6は分周回路4に供給され
る。
この変形例装置の動作が第7図を参照しつつ以下に説明
される。第7図はこの変形例装置の各部信号のタイムチ
ャートである。
される。第7図はこの変形例装置の各部信号のタイムチ
ャートである。
この変形例装置では,分周クロックφ1の極性が正常な
状態から反転していると,これを位相比較回路6におい
てクロックφ3′の立上りで入力クロックφ0と分周ク
ロックφ1が共に“L"であることにより判別し(第7図
における時刻t1参照),それにより出力パルスφ5をイ
ンヒビット回路7に送出して,このインヒビット回路7
に入力される2逓倍クロックφ3を1クロック分だけ抜
き取ってクロックφ6として分周回路4に供給する。
状態から反転していると,これを位相比較回路6におい
てクロックφ3′の立上りで入力クロックφ0と分周ク
ロックφ1が共に“L"であることにより判別し(第7図
における時刻t1参照),それにより出力パルスφ5をイ
ンヒビット回路7に送出して,このインヒビット回路7
に入力される2逓倍クロックφ3を1クロック分だけ抜
き取ってクロックφ6として分周回路4に供給する。
これにより分周回路4から出力される分周クロックφ1,
φ2は極性が反転されることになり,以降,入力データ
D1,D2はその中央位置で分周クロックφ1,φ2によって
値が読み取られるようになる。
φ2は極性が反転されることになり,以降,入力データ
D1,D2はその中央位置で分周クロックφ1,φ2によって
値が読み取られるようになる。
本発明の他の変形例が第8図に示される。この変形例装
置は,分周クロックφ1,φ2の読取り位相が反転してい
る場合に分周クロックφ1,φ2の極性を反転させる代わ
りに入力データD1,D2の位相を180゜シフトさせるように
構成したものである。
置は,分周クロックφ1,φ2の読取り位相が反転してい
る場合に分周クロックφ1,φ2の極性を反転させる代わ
りに入力データD1,D2の位相を180゜シフトさせるように
構成したものである。
この変形例装置は,従来の多重化回路1,フリップフロッ
プ2,2逓倍回路3,分周回路4に加えて,入力データD1,D2
をそれぞれπ(rad)(半周期)遅延させる位相遅延回
路81,82,これら入力データD1,D2または遅延入力データd
1,d2の一方を選択する選択回路9,および入力クロックφ
0と分周クロックφ1とを比較してその結果により選択
回路9の切換え制御を行う制御回路10とを含み構成され
ている。
プ2,2逓倍回路3,分周回路4に加えて,入力データD1,D2
をそれぞれπ(rad)(半周期)遅延させる位相遅延回
路81,82,これら入力データD1,D2または遅延入力データd
1,d2の一方を選択する選択回路9,および入力クロックφ
0と分周クロックφ1とを比較してその結果により選択
回路9の切換え制御を行う制御回路10とを含み構成され
ている。
この変形例装置では,入力データD1,D2に対して分周ク
ロックφ1,φ2の極性が反転していることが制御回路10
で判別されると,制御回路10から選択回路9に送出され
る選択信号SEL1,SEL2の極性が反転され,それにより選
択回路9は入力信号を入力データD1,D2から,位相遅延
回路81,82出力の入力データd1,d2に切り替えてそれを入
力データD1′D2′として多重化回路1に送出する。これ
により以降,多重化回路1では分周クロックφ1,φ2に
より入力データD1′,D2′の中央位置でデータを正しく
読み取るようになる。
ロックφ1,φ2の極性が反転していることが制御回路10
で判別されると,制御回路10から選択回路9に送出され
る選択信号SEL1,SEL2の極性が反転され,それにより選
択回路9は入力信号を入力データD1,D2から,位相遅延
回路81,82出力の入力データd1,d2に切り替えてそれを入
力データD1′D2′として多重化回路1に送出する。これ
により以降,多重化回路1では分周クロックφ1,φ2に
より入力データD1′,D2′の中央位置でデータを正しく
読み取るようになる。
以上に説明した実施例は何れも2つの入力データを並直
列変換するものであったが,勿論これに限らず,本発明
は2以上の複数の入力データを並直列変換することに適
用できるものである。
列変換するものであったが,勿論これに限らず,本発明
は2以上の複数の入力データを並直列変換することに適
用できるものである。
本発明によれば,入力データの直列多重変換に際して入
力データの中央位置でデータの読取りが可能なため位相
余裕が増大し,その分,高速入力データの並直列変換が
可能となり,高速伝送システムに対応できるようにな
る。
力データの中央位置でデータの読取りが可能なため位相
余裕が増大し,その分,高速入力データの並直列変換が
可能となり,高速伝送システムに対応できるようにな
る。
第1図〜第3図は本発明に係る原理説明図, 第4図は本発明の一実施例としての並直列変換装置を示
すブロック図, 第5図は第4図実施例装置の各部信号のタイムチャー
ト, 第6図は本発明の変形例としての並直列変換装置を示す
ブロック図, 第7図は第6図変形例装置の各部信号のタイムチャー
ト, 第8図は本発明の他の変形例としての並直列変換装置を
示すブロック図, 第9図は第8図変形例装置の各部信号のタイムチャー
ト, 第10図は従来の並直列変換装置の構成例を示すブロック
図,および, 第11図は第10図従来例装置の各部信号のタイムチャート
である。 図において, 1……多重化回路 2……識別フリップフロップ 3……2逓倍回路 4,4′……2分周回路 5,6……位相比較回路 7……インヒビット回路 81,82……位相遅延回路 9……選択回路 10……制御回路 D1,D2……入力データ d1,d2……180゜位相シフト入力データ D3,D4……多重データ φ0……入力クロック φ1,φ2……分周クロック φ3……2逓倍クロック φ4……セットパルス
すブロック図, 第5図は第4図実施例装置の各部信号のタイムチャー
ト, 第6図は本発明の変形例としての並直列変換装置を示す
ブロック図, 第7図は第6図変形例装置の各部信号のタイムチャー
ト, 第8図は本発明の他の変形例としての並直列変換装置を
示すブロック図, 第9図は第8図変形例装置の各部信号のタイムチャー
ト, 第10図は従来の並直列変換装置の構成例を示すブロック
図,および, 第11図は第10図従来例装置の各部信号のタイムチャート
である。 図において, 1……多重化回路 2……識別フリップフロップ 3……2逓倍回路 4,4′……2分周回路 5,6……位相比較回路 7……インヒビット回路 81,82……位相遅延回路 9……選択回路 10……制御回路 D1,D2……入力データ d1,d2……180゜位相シフト入力データ D3,D4……多重データ φ0……入力クロック φ1,φ2……分周クロック φ3……2逓倍クロック φ4……セットパルス
Claims (2)
- 【請求項1】入力クロック(φ(0))のN逓倍クロッ
ク(φ(1))を発生するN逓倍回路(21)と, 該N逓倍回路(21)のN逓倍クロック(φ(1))をN
分周してそれぞれ位相が異なるN個の分周クロック(φ
(2)1〜φ(2)n)を発生するN分周回路(22)
と, 該入力クロック(φ(0))に同期したN個の被変換デ
ータ(DT1〜DTn)が並列に入力され,該N分周回路(2
2)からのN個の分周クロック(φ(2)1〜φ(2)
n)の位相で該N個の被変換データ(DT1〜DTn)を直列
多重変換する多重化回路(23)と, 該多重化回路(23)からの多重データ(MD1)を該N逓
倍回路(21)からのN逓倍クロック(φ(1))を用い
て打ち直して識別整形する識別整形回路(24)と, 該入力クロック(φ(0))と該N分周回路(22)から
のN個の分周クロック(φ(2)1〜φ(2)n)のう
ちの少なくとも一つとの位相を比較して該入力クロック
(φ(0))に該N個の分周クロック(φ(2)1〜φ
(2)n)が同期するように該N分周回路(22)からの
N個の分周クロック(φ(2)1〜φ(2)n)の出力
位相を制御する位相制御回路(25)とを具備してなる並
直列変換装置。 - 【請求項2】入力クロック(φ(0))のN逓倍クロッ
ク(φ(1))を発生するN逓倍回路(21)と, 該N逓倍回路(21)のN逓倍クロック(φ(1))をN
分周してそれぞれ位相が異なるN個の分周クロック(φ
(2)1〜φ(2)n)を発生するN分周回路(22)
と, 該入力クロック(φ(0))に同期したN個の被変換デ
ータ(DT1〜DTn)をそれぞれ所定位相量だけ偏移させる
位相シフト回路(26)と, 該N個の被変換データ(DT1〜DTn)と該位相シフト回路
(26)で所定量位相がシフトされた被変換データ(dt1
〜dtn)のうちの一方を選択する選択回路(27)と, 該選択回路(27)からのN個の被変換データ(DT1′〜D
Tn′)が並列に入力され,該N分周回路(22)からのN
個の分周クロック(φ(2)1〜φ(2)n)の位相で
該N個の被変換データ(DT1′〜DTn′)を直列多重変換
する多重化回路(23)と, 該多重化回路(23)からの多重データを該N逓倍回路
(21)からのN逓倍クロック(φ(1))を用いて打ち
直して識別整形する識別整形回路(24)と, 該N個の分周クロック(φ(2)1〜φ(2)n)のう
ちの少なくとも一つと入力クロック(φ(0))との位
相を比較して該選択回路(27)の切換えを制御する選択
制御回路(28)とを具備してなる並直列変換装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63148662A JPH0773219B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 並直列変換装置 |
CA000602838A CA1304845C (en) | 1988-06-16 | 1989-06-15 | Parallel-to-serial converter |
DE68911761T DE68911761T2 (de) | 1988-06-16 | 1989-06-15 | Parallel/Serienumsetzer. |
EP89110879A EP0346896B1 (en) | 1988-06-16 | 1989-06-15 | A parallel-to-serial converter |
US07/367,263 US4965797A (en) | 1988-06-16 | 1989-06-16 | Parallel-to-serial converter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63148662A JPH0773219B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 並直列変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01317026A JPH01317026A (ja) | 1989-12-21 |
JPH0773219B2 true JPH0773219B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15457817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63148662A Expired - Lifetime JPH0773219B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 並直列変換装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0346896B1 (ja) |
JP (1) | JPH0773219B2 (ja) |
CA (1) | CA1304845C (ja) |
DE (1) | DE68911761T2 (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2234371A (en) * | 1989-07-07 | 1991-01-30 | Inmos Ltd | Clock generation |
US6150855A (en) * | 1990-02-06 | 2000-11-21 | Bull, S.A. | Phase-locked loop and resulting frequency multiplier |
FR2658015B1 (fr) * | 1990-02-06 | 1994-07-29 | Bull Sa | Circuit verrouille en phase et multiplieur de frequence en resultant. |
FR2664765B1 (fr) * | 1990-07-11 | 2003-05-16 | Bull Sa | Dispositif de serialisation et de deserialisation de donnees et systeme de transmission numerique de donnees en serie en resultant. |
US5111455A (en) * | 1990-08-24 | 1992-05-05 | Avantek, Inc. | Interleaved time-division multiplexor with phase-compensated frequency doublers |
US5107264A (en) * | 1990-09-26 | 1992-04-21 | International Business Machines Corporation | Digital frequency multiplication and data serialization circuits |
JPH04141896A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-15 | Nec Corp | シリアル・パラレル変換回路 |
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SE515076C2 (sv) * | 1992-07-01 | 2001-06-05 | Ericsson Telefon Ab L M | Multiplexor-/demultiplexorkrets |
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JP2013125561A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Elpida Memory Inc | 半導体装置 |
US20150229327A1 (en) * | 2014-02-12 | 2015-08-13 | Fujitsu Limited | Multiplexer |
Family Cites Families (6)
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NL8501737A (nl) * | 1985-06-17 | 1987-01-16 | At & T & Philips Telecomm | Hogere orde digitaal transmissiesysteem voorzien van een multiplexer en een demultiplexer. |
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JPS6330034A (ja) * | 1986-07-23 | 1988-02-08 | Nec Corp | 多重化回路 |
US4791488A (en) * | 1987-08-12 | 1988-12-13 | Rca Licensing Corporation | Line-locked clock signal generation system |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP63148662A patent/JPH0773219B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-06-15 EP EP89110879A patent/EP0346896B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-15 CA CA000602838A patent/CA1304845C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-06-15 DE DE68911761T patent/DE68911761T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-06-16 US US07/367,263 patent/US4965797A/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|
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CA1304845C (en) | 1992-07-07 |
EP0346896B1 (en) | 1993-12-29 |
EP0346896A2 (en) | 1989-12-20 |
US4965797A (en) | 1990-10-23 |
EP0346896A3 (en) | 1990-11-28 |
DE68911761T2 (de) | 1994-06-09 |
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