JPH0611133B2 - フレ−ム位相制御回路 - Google Patents

フレ−ム位相制御回路

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JPH0611133B2
JPH0611133B2 JP61236211A JP23621186A JPH0611133B2 JP H0611133 B2 JPH0611133 B2 JP H0611133B2 JP 61236211 A JP61236211 A JP 61236211A JP 23621186 A JP23621186 A JP 23621186A JP H0611133 B2 JPH0611133 B2 JP H0611133B2
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latch
phase control
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洋 清水
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フレーム構成を有するディジタル伝送システ
ムと、とりわけ高速伝送を行うシステムのフレーム同期
を確立・維持するためのフレーム位相制御回路に関し、
更に具体的にはLSI化する場合に好適なフレーム位相
制御回路に関する。
〔従来の技術〕
高速ディジタル伝送に適したフレーム位相制御装置とし
ては、特願昭61-5641号明細書に記載の“フレーム同期
制御方式”によるものがある。この装置の概要を第5図
を用いて述べる。
N(Nは整数で、かつN>1である)ビットの整数倍の
長さのフレーム構成を有するディジタル伝送システムを
想定して説明する。この先行例は、Nビットのシフトレ
ジスタ51とNビット及びN−1ビットのラッチ回路52,5
3、(2N−1)ビットの入力とNビットの出力とを有
するチャンネルセレクタ54とから構成されている。
シフトレジスタ51には、ディジタル信号が入力10として
供給されると共に、クロック9が供給される。また、チ
ャンネルセレクタ54には、後述のように、選択制御のた
めの制御信号SC1〜SC5が加えられるようになってい
る。
第5図の構成において、入力10からのディジタル信号に
伝送クロック9で動作するシフトレジスタ51に供給され
る。ラッチ52,53はクロック9の1/Nの周波数で動作
し、直列の入力信号を(2N−1)に展開し出力する。
チャンネルセレクタ54はこの展開出力を選択しN個の位
相のうち適切なものを選択し出力する。この選択制御は
同期検出回路(図示せず)の制御信号SC1〜SC5に基
づき行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この構成では、伝送クロックのクロック幅で
動作することが必要な回路はシフトレジスタ51とラッチ
52となりその構成は小さくなる。しかしながら、LSI
化を考慮するとラッチ53,チャンネルセレクタ54も同一
チップ上に実現されるがこれらの構成を含めて考えると
その規模が大きくなる。これは、論理ゲートの増大のみ
ならず、消費電力の増大ももたらすという問題点があ
る。
本発明の目的は、高速ディジタル伝送に適しより規模が
小さく消費電力の低いフレーム位相制御回路を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、N(NはN>1で整数)ビットの整数倍の長
さのフレーム構成を有するディジタル伝送システムにお
けるフレーム位相制御回路において、 受信ディジタル信号を入力するNビットの第1のシフト
レジスタと、 この第1のシフトレジスタのNビット並列出力を入力
し、そのうちの1ビットを選択し出力する選択回路と、 この選択回路の出力をに入力するNビットの第2のシフ
トレジスタと、 この第2のシフトレジスタの並列出力を伝送クロック周
波数の1/Nのクロック周波数でラッチするNビットの
ラッチ回路と、 Nビットのラッチ出力の全てあるいは一部を入力し同期
信号の検出を行い、検出結果に基づき上記選択回路の選
択制御を行う同期検出回路とを有することを特徴として
いる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面に参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施例を第1図,第2図によって
説明する。
第1図に示すように、フレーム位相制御回路は、シフト
レジスタ1,2と、セレクタ3と、Nビット、図示の例
では9ビットのラッチ4と、同期検出回路6とを備えて
いる。
シフトレジスタ1は、受信ディジタル信号が供給される
Nビット、図示の例では9ビットのシフトレジスタであ
る。セレクタ3は、このシフトレジスタ1のNビット並
列出力が供給されるもので、そのうちの1ビットを選択
し出力する。
また、シフトレジスタ2は、このセレクタ3の出力が供
給されるNビット、図示の例では9ビットのシフトレジ
スタである。ラッチ4は、このシフトレジスタ2の並列
出力を伝送クロック周波数の1/Nのクロック周波数で
ラッチするようになっている。そして、同期検出回路6
は、そのNビットのラッチ出力を入力し同期信号の検出
を行うもので、この同期検出回路6は検出結果に基づき
セレクタ3の選択制御を行う。同期検出回路6からはセ
レクタ3へ制御信号61が与えられるようになってい
る。
また、第1図に示すように、カウンタ5が設けられてお
り、このカウンタ5にはクロック9が印加され、その出
力51がラッチ4に供給されるようになっている。な
お、7は受信部である。
次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、Nビットのシフトレジスタ1に入力され
たディジタル信号はNビットに展開されてセレクタ3に
供給される。セレクタ3はNビットの入力の1つを選択
し、シフトレジスタ2の直列入力に供給する。この選択
制御によりN個位相の内から適切な位相を選ぶことが可
能となる。ラッチ4はカウンタ5からの伝送クロック9
のN分周出力51により展開されたNビットデータをラ
ッチする。このセンサ出力は受信部7に供給されると共
に同期検出回路6に入力される。同期検出回路6はこの
展開出力を監視し制御信号61によりセレクタ3を制御
し最適位相を与える。ここで、第2図は、Nビットの整
数倍の周期を有するフレーム構成の一例を示しており、
Nビットの同期信号Fでフレームの開始を与えている。
同期検出回路6は、ラッチ4の出力を監視し同期信号F
の周期的な受信を検出すると、同期信号Fがラッチ4か
ら同時に出力されるようにセレクタ3を制御する。第6
図を用いて具体的に説明する。N=9とし、同期信号F
のパターンを111111110とする。第6図(1)〜(4)は、同
期はずれ時の状態を示している。入力10の信号は、シ
フトレジスタ1に供給され、並列出力の1つが選択さ
れ、シフトレジスタ2に供給される。第6図(2)には、
下位2ビット目の出力が選択されて2ビット遅延された
信号がセレクタ3より出力される。シフトレジスタ2の
並列出力信号は、▲印で示されるタイミングでラッチ4
にラッチされる。この場合、第6図(3)のシフトレジス
タ2の信号は、第6図(4)に示すように、ワード化され
てラッチ4にラッチされる。同期信号Fは、2つのワー
ドにまたがって繰り返し同期検出回路6に供給されるの
で、同期はずれを検出することができる。また、同期信
号Fの最初がワードの4番目より始まっていることよ
り、同期状態との位相差は3ビットであることを検出す
る。同期検出回路6は、この時セレクタ3がシフトレジ
スタ1の下位2ビット目を選択していることより、位相
遅れ分を加味し、第8ビット目の出力(2−3=−1;
−1+9=8)を選択するようセレクタ3を制御する。
この位相制御後の動作を第6図(5)〜(8)に示す。シフト
レジスタ1の入力10とラッチ4のラッチタイミング
(▲印)は(1),(3)と同じである。この時のセレクタ3
の出力を第6図(6)、シフトレジスタ2の並列出力を(7)
に示す。そして、同図(8)で示すように、同期信号F
は、ワード同期が確立された形態でラッチ4にラッチさ
れる。この同期制御は静的でよく、高速で処理する必要
がない。
このように、第1図に示す構成によれば、Nビットの整
数倍の長さのフレーム構成を有するディジタル伝送シス
テムにおけるフレーム位相制御回路を構成する場合、同
期位相制御回路(同期検出回路は除く)はNビットのシ
フトレジスタ2個、ラッチ1個、即ち3N個のフリップ
フロップとNto1セレクタ1個とから構成される。これ
に対し第5図に示される先行例は、Nビットのシフトレ
ジスタ1個、(2N−1)ビットのラッチ、即ち(3N
−1)個のフリップフロップと、N個のNto1セレクタ
とから構成される。ここで用いるフリップフロップは6
ゲートで実現され、Nto1セレクタはN個のゲートで実
現されるとすると、第1図の場合は(18N+N)のゲー
ト、先行例は(18N−6+N2)ゲート必要とする。従
って、Nが4以上で第1図の構成の方が有利となる。例
えば560 Mbps伝送において35 Mbps×16chのビット多重
の構成においては、N=16となり、第1図の構成による
ものの方が極めて有利となる。
次に、本発明の第2の実施例を第3図を用いて説明す
る。同期信号の長さが長い場合、シフトレジスタ1,2
の符号長が長くなる。これらのシフトレジスタ1,2
は、クロック9と同一速度で動作する必要があり、同期
信号Fの長さが長くなると、高速動作部の回路規模が増
大する。本実施例は、この伝送速度で動作するシフトレ
ジスタの長さを少なくし、高速動作部の規模を小さくす
るために2段構成で同期信号を検出し、位相制御を行う
ものである。この実施例はN(=9)ビットの位相制御
を2段に分けて実現する例である。3ビットのシフトレ
ジスタ11,12、セレクタ13、ラッチ14で構成される部分
は、3ビットの位相制御を行う。カウンタ15は伝送クロ
ック9の1/3の周波数のクロック151をラッチ14に供給
し、ラッチ14は3つの位相のうちから選択された最適な
位相で受信信号を展開し出力する。ラッチ14の3つの出
力はモジュール101,102,103にそれぞれ供給される。モ
ジュール101は、伝送クロック9の1/3の周波数のクロッ
ク151で動作するシフトレジスタ21,22、3つの位相から
最適な位相を選択するセレクタ23及びシフトレジスタ22
の出力をラッチするラッチ24とから構成される。このラ
ッチ24は伝送クロック9の1/9の周波数のクロック152
よりラッチを行う。モジュール102,103もこれと同じ構
成を有する。各モジュール101,102,103のラッチ24の展
開出力は第1の実施例のラッチ4の出力とは同じであ
る。この実施例においては、同期検出回路6の制御信号
62,63を用いてセレクタ13及び各モジュール101,102,103
のセレクタ23の選択動作を制御する。このように、シフ
トレジスタ11,12の符号長は3ビットでよく、フレ
ームの単位となるワードのビット数が増大しても多段構
成にすることにより、高速動作が必要なシフトレジスタ
の長さを小さくすることができ、高速動作部の規模を小
さくすることができる。なお、本実施例においては、シ
フトレジスタ21の段数は2であるが、これは初段をラッ
チ14の出力と兼用しているものであり、3ビットのシフ
トレジスタの構成となっている。また、フレーム構成も
第2図に示すような構成に限定されるものではなく、第
4図に示すような、Nビット/フレームのビット多重の
伝送フレームにも適用できる。この場合、同期検出回路
は展開出力を全て監視することは、必ずしも必要ではな
く、同期引き込み時間に余裕が許されるならば、展開出
力のうちの1ビットでもよい。
更に、本発明は、同期信号の与え方、同期信号の検出ア
ルゴリズム、同期信号検出回路の構成を限定するもので
はなく、同期信号としてユニークパターンを与えるディ
ジタル伝送システムにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、フレーム位相制
御回路を構成する場合において、先掲の出願に係るもの
に比し、少ない素子数で構成することができるので、第
1,第2のシフトレジスタ,選択回路,ラッチ回路を同
一チップ上に構成する場合でも、論理ゲート数の増大を
抑えられ、高速ディジタル伝送に適したより規模の小さ
な消費電力の低いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
実施例に用いる伝送フレームの一例を示すフレーム構成
図、 第3図は本発明の他の実施例を示すブロック図、 第4図は同じく伝送フレームの他の例の説明図、 第5図は先の出願に係るフレーム位相制御装置のブロッ
ク図である。 第6図は第1図の実施例の動作を示すタイミング図であ
る。 1,2,11,12,21,22……シフトレジスタ 3,13,23……セレクタ 4,14,24……ラッチ 5,15……カウンタ 6……同期検出回路 7……受信部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N(NはN>1で整数)ビットの整数倍の
    長さのフレーム構成を有するディジタル伝送システムに
    おけるフレーム位相制御回路において、 受信ディジタル信号を入力するNビットの第1のシフト
    レジスタと、 この第1のシフトレジスタのNビット並列出力を入力
    し、そのうちの1ビットを選択し出力する選択回路と、 この選択回路の出力を入力するNビットの第2のシフト
    レジスタと、 この第2のシフトレジスタの並列出力を伝送クロック周
    波数の1/Nのクロック周波数でラッチするNビットの
    ラッチ回路と、 Nビットのラッチ出力の全てあるいは一部を入力し同期
    信号の検出を行い、検出結果に基づき上記選択回路の選
    択制御を行う同期検出回路とを有することを特徴とする
    フレーム位相制御回路。
JP61236211A 1986-10-06 1986-10-06 フレ−ム位相制御回路 Expired - Lifetime JPH0611133B2 (ja)

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JPH07120988B2 (ja) * 1990-05-16 1995-12-20 富士通株式会社 受信データの分離方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5751780A (en) * 1980-09-11 1982-03-26 Toshiba Corp Liquid crystal display element

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