JP3327732B2 - 並列直列変換回路 - Google Patents

並列直列変換回路

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JP3327732B2
JP3327732B2 JP14740595A JP14740595A JP3327732B2 JP 3327732 B2 JP3327732 B2 JP 3327732B2 JP 14740595 A JP14740595 A JP 14740595A JP 14740595 A JP14740595 A JP 14740595A JP 3327732 B2 JP3327732 B2 JP 3327732B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並列直列変換回路に係
り、特に、並列データを直列データに高速に変換するの
に好適な並列直列変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の並列直列変換回路について、図1
1乃至図14を用いて説明する。
【0003】図11に示す並列直列変換回路は9ビット
の並列入力直列出力方式のシフトレジスタの構成図であ
り、図12は図11に示す並列直列変換回路の動作を示
すタイムチャートである。図11に示すように、9ビッ
トのデータDATA1〜9は、各々2入力のセレクタ1
〜9(図中SEL1〜SEL9として示す)の第1の入
力端子に入力されている。セレクタ1〜9の出力は各々
フリップフロップ10〜18に入力され、前段のフリッ
プフロップの出力は次段のセレクタの第2の入力端子に
入力されている(例えば、フリップフロップ11の出力
は、セレクタ1の第2の入力端子に入力されている)。
ただし、フリップフロップ18の出力はセレクタ8の第
2の入力端子とセレクタ9の第2の入力端子に入力され
ている。また、セレクタ1〜9にはセレクタ制御信号S
EL−1が入力され、フリップフロップ10〜18には
周期TのクロックCLK−1が入力されている。
【0004】次に、図11に示す並列直列変換回路の動
作について説明する。セレクタ制御信号SEL−1がH
のタイミングにおいて、セレクタ1,2,…9はDAT
A1からDATA9の並列データを選択し、DATA1
からDATA9はそれぞれ2入力のセレクタ1〜9を通
り、フリップフロップ10〜18に保持される。次に、
セレクタ制御信号SEL−1がLのタイミングにおい
て、セレクタ1〜9の入力を切り替え、セレクタ1〜9
は各々フリップフロップ11〜18で保持したデータを
選択する。この状態でクロックCLK−1がフリップフ
ロップ10〜18に入力され、順次、フリップフロップ
10から直列データが出力される。フリップフロップ1
8に保持されたデータが出力されると、また、セレクタ
1〜9の入力を切り替え新しいデータを保持する動作に
戻る。これを繰り返して並列データを直列データに変換
する。なお、図12において、DTn(n=0,1…)
はDATA1〜9から成る直列データを意味し、FF1
0〜18は図11に示すフリップフロップ10〜18を
意味し、さらにFF10〜18及びOUTDATA(出
力)における数字1〜9は図11に示すDATA1〜9
を意味している。この回路構成による並列直列変換回路
として、TTL IC:74LS166の回路構成がよ
く知られている。
【0005】図13は従来技術による並列直列変換回路
の他の例を示す回路構成図であり、図14は図13に示
す並列直列変換回路の動作を示すタイムチャートであ
る。図13に示す並列直列変換回路は、図11に示す並
列直列変換回路における同時動作をする2入力のセレク
タ1〜9を設けること無く、2入力のセレクタに比べて
回路遅延時間が大きい、多入力のセレクタ29を設けた
構成を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す並列直列
変換回路を、集積回路でしかも安価な、例えばCMOS
プロセス等で実現しようとした場合、同時動作をするセ
レクタの数が多く、そのため、そのセレクタ制御信号の
負荷が大きくなり、動作速度を低下させるという問題点
がある。また、その動作を直列データの出力周期Tで実
行しなければならないので、高速動作に適さないという
問題点がある。さらに、CMOSプロセスの場合、消費
電力は、動作速度にほぼ比例することから、直列データ
の出力周期Tに同期して動作する回路が多い回路構成
は、消費電力の面からも不利である。
【0007】また、図13に示す並列直列変換回路は、
前記したように、多入力のセレクタ29の回路遅延時間
が大きいため、高速動作できないという問題点がある。
また、この回路の例でも、直列データの出力周期Tに同
期して動作する回路が多い回路構成となっている。
【0008】本発明の目的は、デジタルデータの並列直
列変換において、高速で動作し、しかも、高速で動作す
る回路部が少なく、高速動作部分の配線による負荷が小
さく、消費電力を少なく抑えられることが可能な並列直
列変換回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
nビット(n≧4)の並列データを保持するn個のフリ
ップフロップと、前記並列データを変換した直列データ
を保持する1つのフリップフロップとを備えたディジタ
ル信号処理用の並列直列変換回路において、2個以上n
個以下の同一周波数で互いに位相の異なるクロックか
ら、前記並列データを保持するn個のフリップフロップ
の各々について1つのクロックを選択し、該選択された
クロックを前記n個のフリップフロップの各々にクロッ
クとして入力し、該クロックの入力タイミングで1ビッ
トの並列データを前記n個のフリップフロップの各々に
保持する。
【0010】 ここで、前記nビット(n≧4)の並列デ
ータを保持するn個のフリップフロップと変換された直
列データを保持する1つのフリップフロップとの間に、
前記nビットの並列データを直列データに変換するた
め、少なくとも2入力以上のセレクタを複数個設けたセ
レクタ群を1段以上設け、かつ最終段のセレクタとして
少なくとも2入力以上のセレクタを1つ設ける。
【0011】 この場合、前記全段の各セレクタは各々異
なるセレクタ制御信号に基づいて出力の選択動作を行
い、前記1段以上設けられたセレクタ群における各セレ
クタは前記直列データを保持するフリップフロップの直
列データの出力周期よりも長い周期で動作する。また、
前記最終段のセレクタの選択動作と前記直列データを保
持するフリップフロップとは、直列データの出力周期に
同期して動作する。
【0012】次に、前記並列データを保持するn個のフ
リップフロップの各々について選択される1つのクロッ
クは、前記直列データを保持するフリップフロップに保
持される並列データ順であり、かつ並列データ毎又は直
列データに変換されたとき互いに隣接する複数の並列デ
ータからなるグループ毎に、位相の早いクロックから順
次選択する。
【0013】次に、前記1段以上設けられたセレクタ群
への並列データの入力は、並列データが直列データに変
換されたときに、隣どうしになるビットの出力が同じセ
レクタに入力されないように構成する。
【0014】また、上記並列直列変換回路において、前
記1段以上設けられたセレクタ群における各セレクタ
は、互いに異なる位相又は互いに異なる周期で動作する
セレクタ制御信号に基づいて、出力の選択動作を行うよ
うに構成する。
【0015】具体例を挙げて説明すると、nビット(n
≧4)の並列入力データを保持するフリップフロップと
出力データを保持するフリップフロップの間に、2入力
または3入力のセレクタを用い、さらに、そのセレクタ
直列データを出力する最終段のセレクタを含め2段以
上で構成する。このときのセレクタの構成は、次の様に
する。まず、初段のセレクタでは、並列データが直列デ
ータになったときに、隣どうしになるビットの出力が同
じセレクタに入力されないように接続する。2段目以降
のセレクタの構成も、同様に、直列データになったとき
に、隣どうしになるビットの出力が通るパスが同じセレ
クタに入力されないようにする。ただし、最終段のセレ
クタに入力されるときは、この限りに非ず、すべて最終
段のセレクタに接続する。最終段のセレクタは、並列デ
ータのビット数が偶数の場合、2入力であり、奇数の場
合、3入力である。また、直列データを出力する最終段
のセレクタを除いたセレクタの段数は、そのセレクタ
の段数をmとしたとき、以下に示す数2で表わされる
mの値で構成できる。
【0016】
【数2】
【0017】また、並列データを2個以上n個以下の異
なる位相のクッロクでフリップフロップに保持する。入
力データを保持するフリップフロップの取り込みタイミ
ングは、早く出力するデータ側を早い位相のクロックで
取り込み、遅く出力するデータ側を遅い位相のクロック
で取り込む。このクロックの位相差は、直列データの出
力周期をTとすればT以上であり、望ましくは、入力デ
ータを保持するレジスタ(フリップフロップ)の次にく
る、初段の2入力または3入力のセレクタ群におけるの
セレクタの数をaとしたとき、T,2T〜(a−1)T
の位相差がある複数のクロックで構成する。
【0018】最終段のセレクタの出力は、出力直列デー
タ出力用の1個のフリップフロップに入力される。デー
タパス上の最終段のセレクタと出力用のフリップフロッ
プのみが、直列データの出力周期Tで動作する。
【0019】
【作用】本発明によれば、高速動作する回路は、最終段
のセレクタと直列データを保持するフリップフロップだ
けで良いため、高速動作する回路部を少なくすることが
可能になる。
【0020】また、最終段のセレクタと直列データを保
持するフリップフロップを除いて、回路遅延時間を大き
く設定することができる。このため、高速動作が可能な
並列直列変換回路構成となる。
【0021】さらに、高速動作部分が少ないため、レイ
アウトもその部分をまとめることができ、高速動作部分
の配線による負荷を小さくすることができ、高速動作に
有利であり、消費電力も抑えられる効果がある。
【0022】
【実施例】以下、添付の図面を用いて本発明の実施例に
ついて説明する。
【0023】図1は、本発明の並列直列変換回路の第1
の実施例を示すブロック図であり、図2はその動作を示
すタイムチャートである。図1に示す並列直列変換回路
は、最も簡単な4ビットの場合についての構成を示した
実施例である。図示するように、4ビットの並列データ
(図2において、DT0,DT1等として示す)を保持
するための4個のフリップフロップ31〜34が設けら
れている。このうち、フリップフロップ31,32は早
い位相のクロックCLKI1で動作し、フリップフロッ
プ33,34は遅い位相のクロックCLKI2で動作す
るように接続されている(図2参照)。
【0024】フリップフロップ31〜34の出力は、2
入力セレクタ36,37に入力される。また、セレクタ
36にはセレクタ制御信号SELAが入力され、セレク
タ37にはセレクタ制御信号SELBが入力されてい
る。ここで、直列データになったときに、隣どうしにな
るビットの出力が同じセレクタに入力されないように、
フリップフロップ31〜34の出力をセレクタ36,3
7に入力する。つまり、フリップフロップ31,33の
出力はセレクタ36に入力され、フリップフロップ3
2,34の出力はセレクタ37に入力される。さらに、
セレクタ36,37の出力は、共に次段のセレクタ38
に入力され、セレクタ38にはセレクタ制御信号SEL
Cが入力されている。なお、一般的には、セレクタの出
力を次段のセレクタに接続する場合、直列データなった
ときに、隣どうしになるビットの出力が通るパスが同じ
セレクタに入力されないように接続する。しかし、最終
段のセレクタに接続するときは、この限りに非ず、すべ
て最終段のセレクタに接続する。図1に示す実施例で
は、セレクタ38が最終段であるので、セレクタ36,
37の両方の出力が接続される。最終段のセレクタ38
の出力は、フリップフロップ35に入力される。このフ
リップフロップ35が、直列データ出力用のレジスタ
(フリップフロップ)となる。フリップフロップ35
は、直列データの周期Tで動作するクロックCLKO1
で動作する。
【0025】次に、実際の回路動作について説明する。
まず、データIN1が出力される動作について、図2に
示すタイムチャートのタイミング1〜3を用いて説明す
る。この例では、クロックCLKI1は、クロックCL
KI2よりも周期T(CLKO1の周期)だけ早い位相
であり、周期が4Tのクロックである。4ビットデータ
IN1〜IN4のうち、上位2ビットのデータIN1と
IN2はクロックCLK1の立ち上がりタイミング1で
保持される。データIN1は、フリップフロップ31か
ら出力され、セレクタ36の第1の入力端子に到達す
る。このとき、セレクタ36はセレクタ制御信号SEL
Aにより、タイミング1で第1の入力端子を選択する
(図2参照)。したがって、データIN1はセレクタ3
6を通り、セレクタ38に到達する。タイミング1のと
きには、セレクタ38のセレクタ制御信号SELCは、
まだ、第2の入力端子を選択している。この状態を保持
したまま、タイミング2になる。
【0026】タイミング2になると、セレクタ制御信号
SELCが、セレクタ38の第1の入力端子を選択す
る。ここで初めて、データIN1はセレクタ38を通過
し、フリップフロップ35の入力端子に到達する。ま
た、この状態を保持したまま、タイミング3になる。
【0027】タイミング3になると、フリップフロップ
35の入力端子に到達していたデータIN1は、フリッ
プフロップ35を介して直列データとして出力される。
【0028】以上の説明から明らかなように、データI
N1が、フリップフロップ31の入力端子からフリップ
フロップ35の入力端子に到達するまでは、2Tの遅延
時間で良く、セレクタ36のセレクタ制御信号SELA
通過するパスの遅延時間も2Tで良いことになり、セ
レクタ38のセレクタ制御信号SELCを通過するパス
の遅延時間はTである。
【0029】同様に、データIN2が出力される動作に
ついて、図2に示すタイムチャートのタイミング9〜1
2を用いて説明する。データIN2は、クロックCLK
1が立ち上がるタイミング9において、すでにフリップ
フロップ32に保持されている。データIN2はフリッ
プフロップ32から出力され、セレクタ37の第1の入
力端子に到達する。このとき、セレクタ37のセレクタ
制御信号SELBは、第2の入力端子を選択しているの
で、データIN2はセレクタ37を通過できない。
【0030】タイミング10になると、セレクタ37の
セレクタ制御信号SELBは第1の入力端子を選択する
ので、データIN2はセレクタ37を通り、セレクタ3
8に到達する。このタイミング10においては、セレク
タ38のセレクタ制御信号SELCは、まだ、第1の入
力端子を選択している。したがって、この状態が保持さ
れたまま、タイミング11になる。
【0031】タイミング11になると、セレクタ38の
セレクタ制御信号SELCが、第2の入力端子を選択す
る。ここで初めて、データIN2は、フリップフロップ
35の入力端子に到達する。そして、この状態が保持さ
れたまま、タイミング12になる。タイミング12にな
ると、フリップフロップ35の入力端子に到達したデー
タIN2は、直列データとして出力される。
【0032】したがって、データIN2が、フリップフ
ロップ32の入力端子からフリップフロップ35の入力
端子に到達するまでは3Tの遅延時間で良いことにな
り、セレクタ37のセレクタ制御信号SELBを通過す
パスの遅延時間は2Tで良いことになり、セレクタ3
8のセレクタ制御信号SELCを通過するパスの遅延時
間はTである。
【0033】続いて、データIN3が出力される動作に
ついて、図2に示すタイムチャートのタイミング6〜9
を用いて説明する。データIN3は、クロックCLK1
よりTだけ遅い位相のクロックCLKI2の立ち上がり
タイミング6において、すでに保持されている。データ
IN3はフリップフロップ33から出力され、セレクタ
36の第2の入力端子に到達する。このとき、セレクタ
36のセレクタ制御信号SELAは第1の入力端子を選
択しているので、データIN3はセレクタ36を通過で
きない。
【0034】タイミング7になると、セレクタ36のセ
レクタ制御信号SELAは第2の入力端子を選択するの
で、データIN3はセレクタ36を通り、セレクタ38
に到達する。このタイミングのときには、セレクタ38
のセレクタ制御信号SELCは、まだ、第2の入力端子
を選択している。この状態を保持したまま、タイミング
8になる。
【0035】タイミング8になると、セレクタ38のセ
レクタ制御信号SELCが第1の入力端子を選択する。
ここで初めて、データIN3は、フリップフロップ35
の入力端子に到達する。またこの状態を保持したまま、
タイミング9になる。
【0036】タイミング9になると、フリップフロップ
35の入力端子に到達したデータIN3は、直列データ
として出力される。
【0037】したがって、データIN3が、フリップフ
ロップ33の入力端子からフリップフロップ35の入力
端子に到達するまでは3Tの遅延時間で良いことにな
り、セレクタ36のセレクタ制御信号SELAを通過す
パスの遅延時間は2Tで良いことになり、セレクタ3
8のセレクタ制御信号SELCを通過するパスの遅延時
間はTである。
【0038】最後に、データIN4が出力される動作に
ついて、図2に示すタイムチャートのタイミング2〜6
を用いて説明する。データIN4は、クロックCLK1
よりもTだけ遅い位相のCLK2立ち上がりのタイミン
グ2で、すでにフリップフロップ34に保持されてい
る。データIN4は、フリップフロップ34から出力さ
れ、セレクタ37の第2の入力端子に到達する。このと
き、セレクタ37のセレクタ制御信号SELBは第1の
入力端子を選択しているので、データIN4はセレクタ
37を通過できない。
【0039】タイミング4になると、セレクタ37のセ
レクタ制御信号SELBは第2の入力端子を選択するの
で、データIN4はセレクタ37を通り、セレクタ38
に到達する。このタイミングのときには、セレクタ38
のセレクタ制御信号SELCは、まだ第1の入力端子を
選択している。この状態を保持したまま、タイミング5
になる。
【0040】タイミング5になると、セレクタ38のセ
レクタ制御信号SELCが第2の入力を選択する。ここ
で初めて、データIN4は、フリップフロップ35の入
力端子に到達する。さらに、この状態を保持したまま、
タイミング6になる。
【0041】タイミング6になると、フリップフロップ
35の入力端子に到達したデータIN4は、直列データ
として出力される。
【0042】したがって、データIN4が、フリップフ
ロップ34の入力端子からフリップフロップ35の入力
端子に到達するまでは4Tの遅延時間で良いことにな
り、さらに詳しくはセレクタ37のセレクタ制御信号S
ELBを通過するパスの遅延時間は2Tの遅延時間で良
いことになり、セレクタ38のセレクタ制御信号SEL
Cを通過するパスの遅延時間はTである。
【0043】このように、入出力のフリップフロップ間
に存在するセレクタ回路(36,37,38)の通過に
要する時間は、どのパスにおいても2T以下であれば十
分であり、また、最終段のセレクタのみがTで動作すれ
ば良い。
【0044】次に、図3と図4を用いて、本発明の第2
の実施例について説明する。図3は9ビットの並列デー
タを直列データに変換する並列直列変換回路を示すブロ
ック図であり、図4はその動作を示すタイムチャートで
ある。図3に示すように、9ビットの並列データ(図4
において、DT0,DT1等として示す)を保持するた
めの9個のフリップフロップ40〜48が設けられてい
る。これらのフリップフロップ40〜48のうち、フリ
ップフロップ40〜43は早い位相のクロックCLK−
3で動作し、44〜48は遅い位相のクロックCLK−
5で動作するように接続されている(図4参照)。フリ
ップフロップ40〜48の出力は、3入力セレクタ50
〜52に入力される。このとき、各DATA1〜9が直
列データなったときに、隣どうしになるビットの出力が
同じセレクタに入力されないように、フリップフロップ
40〜48とセレクタ50〜52とを接続する。また、
セレクタ50にはセレクタ制御信号SEL−3が入力さ
れ、セレクタ51にはセレクタ制御信号SEL−4が入
力され、セレクタ52にはセレクタ制御信号SEL−5
が入力されている(図4参照)。さらに、セレクタ50
〜52の出力は、次段の3入力セレクタ53に接続さ
れ、セレクタ36にはセレクタ制御信号SEL−6が入
力されている(図4参照)。セレクタ53は最終段のセ
レクタであり、その出力はフリップフロップ49に入力
される。このフリップフロップ49は、直列データ出力
用のレジスタ(フリップフロップ)となる。フリップフ
ロップ49は、直列データの周期Tで動作するクロック
CLK−1で動作する(図4参照)。
【0045】実際の回路動作は、図4から明らかなよう
に、基本的には図1に示す第1の実施例と同様である。
すなわち、図3と図4に示すように、データDATA1
〜9がそれぞれセレクタ50〜52を通り、次にセレク
タ53を通って、フリップフロップ49に入力されるま
での遅延時間は3T以下である。また、セレクタ53の
セレクタ制御信号SEL−6を通過するパスの遅延時間
はTである。したがって、この第2の実施例の場合にお
いても、セレクタ53とフリップフロップ49がTで動
作すれば良いことがわかる。このように、入出力のフリ
ップフロップ間に存在するセレクタ回路(50〜52,
53)をデータが通過するのに要する時間は、どのパス
においても3T以下で良く、また、最終段のセレクタの
みが1Tで動作すれば良い。
【0046】なお、図3において、フリップフロップ4
1〜47を図4に示すクロックCLK−4で動作させ、
フリップフロップ40をクロックCLK−3で動作さ
せ、さらに、フリップフロップ48をクロックCLK−
5で動作させるように構成しても良い。この場合におい
ても、上記と全く同様に動作する。クロックCLK−4
は、図4から明らかなように、クロックCLK−3より
もTだけ遅い位相のクロックであり、かつクロックCL
K−5よりもTだけ早い位相のクロックである。このよ
うな構成は、3個の異なる位相のクロックで動作する場
合の例となる。
【0047】また、クロックCLK−3を使うことな
く、クロックCLK−4とクロックCLK−5の2つク
ロックを使って構成することも可能である。ただし、こ
の場合には、データDATA1からのパスは、2Tの遅
延時間で動作させなければならない。
【0048】図5は第2の実施例に用いられるセレクタ
制御回路(セレクタ制御信号SEL−3〜SEL−6の
発生回路)の具体例であり、13個のフリップフロップ
70〜82と11個の論理回路83〜93とから構成さ
れている。また、図6は図5に示すセレクタ制御回路の
動作を示すタイムチャートである。タイムチャートの各
波形についている番号は、波形が1レベル(ハイレベ
ル)のときにどの並列入力データを選択しているかが分
かるようにしたもので、例えば、1は並列入力データの
DATA1を表わし、2は並列入力データのDATA2
を表わすという具合である。セレクタ制御信号SEL−
3〜SEL−6は、図5及び図6から明らかなように3
ビットの信号であり、各ビットが1レベル(ハイレベ
ル)のとき図6に示している並列入力データを選択する
ものである。また、図3に示すセレクタ50〜53とし
ては、AND−OR型のセレクタであることを前提とし
ている。
【0049】3個のフリップフロップ70〜72は、リ
ングカウンタの構成をしていて、それらのフリップフロ
ップの出力は、図3と図4に示すセレクタ53のセレク
タ制御信号SEL−6となる。また、制御信号SEL−
6は、図5において、セレクタ制御回路内の制御信号
(クロック)としても使われる。セレクタ53は、CL
K−1に同期して動作するので、制御信号SEL−6も
CLK−1に同期した信号として生成される。すなわ
ち、図5に示す制御回路において、フリップフロップ7
0〜72はクロックCLK−1で動作する。そして、図
5に示す制御回路においては、フリップフロップ70〜
72だけが、高速のクロックCLK−1で動作する。但
し、出力されるセレクタ制御信号SEL−6の周期は、
クロックCLK−1の周期の3倍である。さらに、セレ
クタ制御信号SEL−6は、入力並列データの周期に対
して、いつも一定の位相関係になけらばならないので、
クロックCLK−5を用いて、位相を確定させている。
すなわち、図6から明らかなように、クロックCLK−
5の立ち上がりに同期してDATA1を選択するよう
に、フリップフロップ72が1レベル(ハイレベル)を
出力するように構成されている。
【0050】フリップフロップ74〜82は、図5から
明らかなように、クロックCLK−5で動作し、その動
作周期は並列データと同一である。すなわち、図4に示
す並列データDT1,DT2等もクロックCLK−5と
同一の周期となっている。そして、フリップフロップ7
4〜82の出力から、セレクタ制御信号SEL−3〜S
EL−5が形成されている。これらのセレクタ制御信号
SEL−3〜SEL−5は全て位相が異なり、セレクタ
50〜53を所望のタイミングで動作させることが可能
である。
【0051】フリップフロップ73及び論理回路84,
86,92,93は、セレクタ制御信号SEL−3〜S
EL−5の初期位相を確定させるための回路であり、こ
こでもクロックCLK−5を用いて、位相を確定させて
いる。フリップフロップ73は、フリップフロップ70
の出力信号で動作する回路であり、出力データの周期は
並列データと同じである。
【0052】次に、図7と図8を用いて、本発明の第3
の実施例について説明する。図7は8ビットの並列デー
タを直列データに変換する並列直列変換回路のブロック
図であり、図8はその動作を示すタイムチャートであ
る。図7に示すように、8ビットの並列データ(図8に
おいて、DT0,DT1等として示す)を保持するため
の8個のフリップフロップ54〜61が設けられてい
る。これらのフリップフロップ54〜61のうち、フリ
ップフロップ54〜57が早い位相のクロックCLK−
6で動作し、フリップフロップ58〜61が遅い位相の
クロックCLK−7で動作するように構成されている
(図8参照)。フリップフロップ54〜61の出力は、
2入力セレクタ63〜66に入力される。このとき、第
1及び第2の実施例と同様に、直列データなったとき
に、隣どうしになるビットの出力が同じセレクタに入力
されないように接続する。さらに、セレクタ63〜66
の出力は、次段のセレクタ67〜68に入力される。こ
のときも、直列データになったときに、隣どうしになる
ビットの通るパスが同じセレクタに入力されないように
接続する。セレクタ67,68の出力は、次段のセレク
タ69に入力される。セレクタ69は最終段であり、そ
の出力は、フリップフロップ62に入力される。このフ
リップフロップ62が、直列データ出力用のレジスタ
(フリップフロップ)となる。フリップフロップ62
は、直列データの周期Tで動作するクロックCLK−1
で動作する。
【0053】次に、実際の回路動作について説明する。
データDATA1〜8が、それぞれセレクタ63〜66
を通り、次にセレクタ67〜68を通り、最後にセレク
タ69を通って、フリップフロップ62の入力端子に到
達するまでの遅延時間は、4Tまで可能ある。セレクタ
67,68のセレクタ制御信号SEL−15,SEL−
16を通過するパスの遅延時間は、2Tまで可能ある。
セレクタ69のセレクタ制御信号SEL−17を通過す
パスの遅延時間はTである。したがって、この場合
も、セレクタ69とフリップフロップ62が、Tで動作
すれば良いことがわかる。このように、入出力のフリッ
プフロップ間のセレクタ(63〜69)の通過に要する
時間は、どのパスにおいても4T以下で良く、また、最
終段のセレクタ69のみがTで動作すれば良い。
【0054】次に、上述した各実施例においてセレクタ
が1段の場合の例を図9と図10を用いて説明する。図
9はビットの並列データを直列データに変換する並列
直列変換回路を示すブロック図であり、図10はその動
作を示すタイムチャートである。図9に示すように、
ビットの並列データ(図10において、DT0,DT1
等として示す)を保持するための4個のフリップフロッ
プ101〜104が設けられている。これらのフリップ
フロップ101〜104のうち、フリップフロップ10
1,102は早い位相のクロックCLKI1で動作し、
フリップフロップ103,104は遅い位相のクロック
CLKI2で動作するように接続されている(図9参
照)。フリップフロップ101〜104の出力は、4入
力セレクタ106に接続される。セレクタ106の出力
は、フリップフロップ105に入力される。このフリッ
プフロップ105が、直列データ出力用のレジスタ(フ
リップフロップ)となる。フリップフロップ105は、
直列データの周期Tで動作するクロックCLKO1で動
作する。
【0055】次に、実際の回路動作について説明する。
まず、データIN1が出力される動作を、図10のタイ
ムチャートに示すタイミング1〜3を用いて説明する。
この変形例では、クロックCLKI1は、クロックCL
KI2よりもTだけ早い位相を持ち、かつ周期が4Tの
クロックである。4ビットデータのうち、上位2ビット
のデータIN1,IN2は、クロックCLK1の立ち上
がりタイミング1でフリップフロップ101,102に
それぞれ保持される。データIN1はフリップフロップ
101から出力され、セレクタ106の第1の入力端子
に到達する。このとき、セレクタ106のセレクタ制御
信号SELCは、タイミング1において第4の入力端子
(データIN4)を選択しているので、データIN1は
セレクタ106を通過することはできない(図10参
照)。この状態を保持したまま、タイミング2になる。
【0056】タイミング2になると、セレクタ106は
セレクタ制御信号SELCにより第1の入力端子を選択
する。ここで初めて、データIN1は、フリップフロッ
プ105の入力端子に到達する。この状態を保持したま
ま、タイミング3になる。
【0057】タイミング3になると、フリップフロップ
105の入力端子に到達していたデータIN1は、直列
データとして出力される。したがって、フリップフロッ
プ101の入力端子にあるデータIN1が、フリップフ
ロップ105の入力端子に到達するまでは2Tの遅延時
間で良いことになり、セレクタ106のセレクタ制御信
号SELCを通過するパスの遅延時間はTである。
【0058】次に、データIN2が出力される動作につ
いて、図10のタイムチャートに示すタイミング1〜4
を用いて説明する。データIN2は、クロックCLK1
の立ち上がりタイミング1において、フリップフロップ
102に保持される。データIN2はフリップフロップ
102から出力され、セレクタ106の第2の入力端子
に到達する。このとき、セレクタ106はセレクタ制御
信号SELCにより第4の入力端子を選択しているの
で、データIN2はセレクタ106を通過できない。こ
の状態を保持したまま、タイミング3になる。
【0059】タイミング3になると、セレクタ106は
セレクタ制御信号SELCにより第2の入力端子を選択
する。ここで初めて、データIN2は、フリップフロッ
プ105の入力端子に到達する。次に、この状態を保持
したまま、タイミング4になる。
【0060】タイミング4になると、フリップフロップ
105の入力端子に到達したデータIN2は、直列デー
タとして出力される。したがって、フリップフロップ1
02の入力端子にあるデータが、フリップフロップ10
5の入力端子に到達するまでは3Tの遅延時間で良いこ
とになり、セレクタ106のセレクタ制御信号SELC
通過するパスの遅延時間はTである。
【0061】次に、データIN3が出力される動作につ
いて、図10のタイムチャートに示すタイミング2〜5
を用いて説明する。データIN3は、クロックCLK1
によりクロックCLK2の立ち上がりのタイミング2に
おいて、フリップフロップ103に保持される。データ
IN3はフリップフロップ103から出力され、セレク
タ106の第3の入力端子に到達する。このとき、セレ
クタ106はセレクタ制御信号SELCにより第1の入
力端子を選択しているので、データIN3はセレクタ1
06を通過できない。次に、この状態を保持したまま、
タイミング4になる。
【0062】タイミング4になると、セレクタ106は
セレクタ制御信号SELCにより第3の入力端子を選択
し、これにより、データIN3はフリップフロップ10
5の入力端子に到達する。この状態を保持したまま、タ
イミング5になる。
【0063】タイミング5になると、フリップフロップ
105の入力端子に到達したデータIN3は、直列デー
タとして出力される。したがって、フリップフロップ1
03の入力端子にあるデータIN3が、フリップフロッ
プ105の入力端子に到達するには3T以内であれば良
く、セレクタ106のセレクタ制御信号SELCを通過
するパスの遅延時間がT以内であれば良い。
【0064】最後に、データIN4が出力される動作に
ついて、図10のタイムチャートに示すタイミング2〜
6を用いて説明する。データIN4は、クロックCLK
1よりクロックCLK2の立ち上がりのタイミング2に
おいて、フリップフロップ104に保持される。データ
IN4は、フリップフロップ104から出力され、セレ
クタ106の第4の入力端子に到達する。このとき、セ
レクタ106はセレクタ制御信号SELCにより第1の
入力端子を選択しているので、データIN4はセレクタ
106を通過できない。
【0065】タイミング5になると、セレクタ106は
セレクタ制御信号SELCにより第4の入力端子を選択
する。これにより、データIN4は、フリップフロップ
105の入力に到達する。またこの状態を保持したま
ま、タイミング6になる。
【0066】タイミング6になると、フリップフロップ
105の入力端子に到達していたデータIN4は、直列
データとして出力される。したがって、フリップフロッ
プ104の入力端子にあるデータIN4が、フリップフ
ロップ105の入力端子に到達するには4T以内であれ
ば良く、セレクタ106のセレクタ制御信号SELCを
通過するパスの遅延時間はT以内であれば良い。
【0067】このように、入出力のフリップフロップ間
のセレクタ(106)の通過に要する時間は、どのデー
タパスにおいても2T以内であれば良く、また、最終段
のセレクタのみがTで動作すれば良い。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、高速動作する回路は、
最終段のセレクタと直列データを保持するフリップフロ
ップだけで良いため、高速動作する回路部を少なくする
ことが可能になる。
【0069】また、最終段のセレクタと直列データを保
持するフリップフロップを除いて、回路遅延時間を大き
く設定することができる。このため、高速動作が可能な
並列直列変換回路構成となる。
【0070】さらに、高速動作部分が少ないため、レイ
アウトもその部分をまとめることができ、高速動作部分
の配線による負荷を小さくすることができ、高速動作に
有利であり、消費電力も抑えられる効果がある。
【0071】したがって、本発明によれば、デジタルデ
ータ信号の高速な並列直列変換が実現できる。また、本
発明による並列直列変換回路を適用した信号処理装置
は、高速動作に対応することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】図1に示す第1の実施例の動作を説明するため
のタイムチャート。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図4】図3に示す第2の実施例の動作を説明するため
のタイムチャート。
【図5】本発明の第2の実施例において用いられるセレ
クタ制御回路の具体例を示すブロック図。
【図6】図5に示すセレクタ制御回路の動作を説明する
ためのタイムチャート。
【図7】本発明の第3の実施例を示すブロック図。
【図8】図7に示す第3の実施例の動作を説明するため
のタイムチャート。
【図9】セレクタが1段の例を示すブロック図。
【図10】図9に示すセレクタが1段の例の動作を説明
するためのタイムチャート。
【図11】従来技術の一例を示すブロック図。
【図12】図11に示す従来技術の動作を説明するため
のタイムチャート。
【図13】従来技術の一例を示すブロック図。
【図14】図13に示す従来技術の動作を説明するため
のタイムチャート。
【符号の説明】
31〜35,40〜49,54〜62,70〜82,1
01〜105…フリップフロップ、36〜38,50〜
53,63〜69,106…セレクタ、83〜93…論
理回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−102861(JP,A) 特開 平6−77792(JP,A) 特開 平8−237142(JP,A) 特開 平6−296140(JP,A) 特開 昭64−32722(JP,A) 実開 平4−67826(JP,U) 実開 昭63−61838(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 5/00 G11C 19/00 H03M 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビット(n≧4)の並列データを保持
    するn個のフリップフロップと、前記並列データを変換
    した直列データを保持する1つのフリップフロップとを
    備えたディジタル信号処理用の並列直列変換回路におい
    て、 2個以上n個以下の同一周波数で互いに位相の異なるク
    ロックから、前記並列データを保持するn個のフリップ
    フロップの各々について1つのクロックを選択し、該選
    択されたクロックを前記n個のフリップフロップの各々
    にクロックとして入力し、該クロックの入力タイミング
    で1ビットの並列データを前記n個のフリップフロップ
    の各々に保持し、 前記nビット(n≧4)の並列データを保持するn個の
    フリップフロップと変換された直列データを保持する1
    つのフリップフロップとの間に、前記nビットの並列デ
    ータを直列データに変換するため、少なくとも2入力以
    上のセレクタを複数個設けたセレクタ群を1段以上設
    け、かつ最終段のセレクタとして少なくとも2入力以上
    のセレクタを1つ設け、 前記全段の各セレクタは、各々異なるセレクタ制御信号
    に基づいて出力の選択動作を行い、 前記1段以上設けられたセレクタ群における各セレクタ
    は、前記直列データを保持するフリップフロップの直列
    データの出力周期よりも長い周期で動作し、 前記最終段のセレクタの選択動作と前記直列データを保
    持するフリップフロップとは、直列データの出力周期に
    同期して動作し、 前記並列データを保持するn個のフリップフロップの各
    々について選択される1つのクロックは、前記直列デー
    タを保持するフリップフロップに保持される並列データ
    順であり、かつ並列データ毎又は直列データに変換され
    たとき互いに隣接する複数の並列データからなるグルー
    プ毎に、位相の早いクロックから順次選択し、 前記1段以上設けられたセレクタ群への並列データの入
    力は、並列データが直列データに変換されたときに、隣
    どうしになるビットの出力が同じセレクタに入力されな
    いように構成されていること特徴とする並列直列変換回
    路。
  2. 【請求項2】 前記1段以上設けられたセレクタ群にお
    ける各セレクタは、互いに異なる位相又は互いに異なる
    周期で動作するセレクタ制御信号に基づいて出力の選択
    動作を行うことを特徴とする請求項1記載の並列直列変
    換回路。
  3. 【請求項3】 前記各段のセレクタ群は、2入力セレク
    タ又は3入力セレクタから構成され、セレクタ群の段数
    をmとするとき、次の数1の関係を満たすように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の並列直列変換
    回路。 【数1】
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