JPH0865173A - パラレルシリアル変換回路 - Google Patents

パラレルシリアル変換回路

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JPH0865173A
JPH0865173A JP6191693A JP19169394A JPH0865173A JP H0865173 A JPH0865173 A JP H0865173A JP 6191693 A JP6191693 A JP 6191693A JP 19169394 A JP19169394 A JP 19169394A JP H0865173 A JPH0865173 A JP H0865173A
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JP
Japan
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clock
data
circuit
parallel
timing pulse
Prior art date
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JP6191693A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kikuchi
一哉 菊池
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PS変換のためのタイミングパルス生成用信
号として外部タイミングパルスを用いると、このパルス
の位相変動によりシリアル変換後のデータにビットずれ
が生じるがこれを防ぐ。 【構成】 高速クロックを分周回路で分周し、これをク
ロック乗せ替え回路2,リタイミング回路3及びPS変
換回路5の各動作クロックとする。パラレル入力データ
はクロック乗せ替え回路2及びリタイミング回路3にて
分周クロックと完全に位相同期したものとなり、またP
S変換回路5の変換タイミングも分周クロックを用いて
いるので、パラレル入力データの位相変動は完全に吸収
される。また、位相変動の危険のある外部タイミングパ
ルスを用いることがないために、これまたシリアル変換
後のデータのビットずれもなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパラレルシリアル変換回
路に関し、特にn本のパラレルデータを1本のシリアル
データに変換するためのパラレルシリアル変換回路に関
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のパラレルシリアル変換回
路のn=4の場合における構成を図6に示す。図におい
て、4本の入力データは1/4PS(パラレルシリア
ル)変換回路5へ入力され、タイミングパルス発生回路
24からのタイミングパルス及び外部からの高速クロッ
クとに同期して1本のシリアルデータ(DATA)に変
換されて出力される。
【0003】タイミングパルス発生回路24は、外部タ
イミングパルス及び高速クロックとにより、パラレルシ
リアル変換タイミングを定めるタイミングパルスを生成
して1/4PS変換回路5へ供給するものである。この
タイミングパルス発生回路24は、図7にその一例を示
す如く、DFF(ディレイドフリップフロップ)24
1,242及びナンドゲート144からなる微分回路
と、アンドゲート245及びDFF243からなる逓倍
回路とからなっている。
【0004】外部タイミングパルスは微分回路により微
分され、その微分出力Cが次段の逓倍回路にて逓倍され
ることにより、パラレルシリアル変換タイミングを定め
るタイミングパルスが生成されるようになっている。
【0005】図8は1/4PS変換回路5の一例を示す
回路図であり、2/1セレクタ51〜54とDFF45
5〜58とからなる公知の構成である。4本の入力パラ
レルデータ(低速データ)はこれ等入力パラレルデータ
に対応して設けられた2/1セレクタ51〜54の各B
入力となり、これ等各セレクタ出力Yは対応DFF55
〜58の各データ入力となっている。各DFF55〜5
8の各Q出力は次段の2/1セレクタ52〜54の各A
入力となっている。尚、初段の2/1セレクタ51のA
入力には“0”が印加されている。
【0006】そして、最終段DFF58のQ出力がシリ
アルデータ(高速DATA)となって出力される。各2
/1セレクタの選択入力Sにはタイミングパルスが印加
され、各DFFのクロック入力には高速クロックが印加
されている。
【0007】図9は図7のタイミングパルス発生回路の
各部動作波形を示すものであり、(A)は通常動作時、
(B)は外部タイミングパルスの位相変動時の各波形で
ある。尚、データa,b,cは図7のDFF241のQ
出力,DFF242の反転Q出力,ナンドゲート244
の出力を夫々示している。
【0008】外部タイミングパルスは高速クロックによ
り微分回路(DFF241,242,ナンドゲート24
4)でラッチされかつ微分され、更にこの微分パルスc
はアンドゲート245とDFF243とにより逓倍され
タイミングパルスが生成されるようになっている。
【0009】このタイミングパルスを基に1/4PS変
換回路5では4本の低速パラレルデータを高速クロック
に同期した1本の高速シリアルデータに変換する。その
動作の詳細を図10の動作タイミングチャートにて示し
ている。
【0010】ここで、外部タイミングパルスは温度特性
等の使用環境の変動により位相変動する可能性があり、
その位相変動の幅が高速クロックに対して1周期以上に
なると、タイミングパルス発生回路24において外部タ
イミングパルスが高速クロックにより正しくラッチされ
なくなり、よって生成されるタイミングパルスの周期が
図9(B)に示す如く変動して、図10に示す如くパラ
レルシリアル変換時にビットずれが発生する。
【0011】
【発発明が解決しようとする課題】この様に従来のパラ
レルシリアル変換回路では、外部タイミングパルスの位
相変動が高速クロックに対して1クロック幅以内で収ま
る様なシステムでしか適用できないという問題がある。
【0012】そこで、本発明はこの様な従来技術の問題
点を解決すべくなされたものであって、その目的とする
ところは、使用環境により位相変動が生じる可能性のあ
る外部タイミングパルスを用いる必要のない、常に正確
なシリアル変換が可能なパラレルシリアル変換回路を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、n本の
パラレルデータを入力クロックに同期してシリアルデー
タに変換するパラレルシリアル変換回路であって、前記
入力クロックをn分周する分周手段と、前記n本のパラ
レルデータを前記分周手段の分周クロックに同期させつ
つ導出する同期手段と、前記入力クロックと前記分周ク
ロックとを用いてパラレルシリアル変換タイミングを示
すタイミングパルスを生成するタイミングパルス生成手
段と、前記タイミングパルスに同期して前記同期手段の
n本のパラレルデータ出力をシリアルデータに変換する
変換手段とを含むことを特徴とするパラレルシリアル変
換回路が得られる。
【0014】
【作用】n本のパラレルデータを1のシリアルデータと
する場合、高速クロックを1/nに分周してこの分周ク
ロックにn本のパラレルデータを同期したデータにリタ
イミングする。このリタイミング後のパラレルデータを
同じく分周クロックに同期してシリアル変換する。これ
により、位相変動の危険性のある外部タイミングパルス
を用いることなく正確なパラレルシリアル変換が可能と
なる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて詳述する。
【0016】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。本例においてもn=4として4本のパラレルデータ
を1本のシリアルデータに変換する場合について示す。
図1において、1/4分周回路1は高速クロックを1/
4に分周するものであり、この分周クロックはクロック
乗せ替え回路(エラスティックメモリ)2の読出しクロ
ックになると共に、タイミングパルス発生回路4へも供
給される。
【0017】クロック乗せ替え回路2は外部からの書込
みクロックにより4本のパラレルデータを同時に取込
み、分周クロックである読出しクロックによりこれを読
出すことにより、4本のパラレルデータを同時に導出し
て分周クロックへのデータ乗せ替えを行っている。リタ
イミング回路3はこれ等4本のクロック乗せ替え後のパ
ラレルデータを、分周クロックによりラッチして分周ク
ロックに完全に同期したデータとするものである。
【0018】こうしてリタイミングされた4本のパラレ
ルデータは1/4PS変換回路5へ入力され、タイミン
グパルス発生回路4からのタイミングパルス及び高速ク
ロックに従ってシリアルデータに変換され高速データと
して出力される様になっている。この1/4PS変換回
路5の具体的構成は従来の図6に示した1/4PS変換
回路5と同一であって、図8の回路構成となっている。
【0019】タイミングパルス発生回路4は高速クロッ
ク及び分周クロック(低速クロック)を入力として1/
4PS変換回路5の変換動作に必要なタイミングパルス
を生成するもので、図2にその具体的回路図が示されて
いる。低速クロックをデータ入力とするDFF41と、
このDFF41のQ出力aをデータ入力とするDFF4
2と、DFF41のQ出力aとDFF42の反転Q出力
bを2入力とするナンドゲート44と、このゲート出力
cをデータ入力とするDFF43とからなり、各DFF
41,42,43は高速クロックにて動作する。DFF
43のQ出力がタイミングパルスとして用いられる。
【0020】図3は図2に示したタイミングパルス発生
回路4の動作を示す各部信号のタイミングチャートであ
る。低速クロックは高速クロックを分周回路1で1/4
に分周したものであり、DFF41において高速クロッ
クの1周期遅れてラッチされ、データaとなる。このラ
ッチデータaは再びDFF42にてラッチされその反転
Q出力データbと先のラッチデータaとがナンドゲート
44にてナンド論理演算される。従って、このナンド出
力データcが得られて、このデータcがDFF43にて
ラッチされ低速クロックの立下りに同期して高速クロッ
クの1周期分のパルス幅(ローイネーブル)を有するタ
イミングパルスが生成される。
【0021】図4は図1の回路の動作を示す各部信号の
タイミングチャートであり、タイミングパルスの立上り
に同期して4本のパラレルデータが1本のシリアルデー
タに変換されることになる。
【0022】かかる構成において、クロック乗せ替え回
路2からの読出しデータが高速クロックに対して図5に
示す如く位相変動したとすると、リタイミング回路3に
おいて、高速クロックを1/4分周した読出しクロック
に強制的に位相合わせがなされるので、高速クロックに
対して位相変動はリタイミング回路3にて吸収すること
になる。そして、このデータをPS変換する際に用いら
れるタイミングパルスは、高速クロックとこれを分周し
て得られる分周クロック(読出しクロック)とにより作
成されるものであり、従来の如く外部からのタイミング
パルスを用いるものではないために、高速クロックに対
する位相変動をなくすことができるのである。
【0023】従って、図1の構成において、クロック乗
せ替え回路2のメモリの記憶容量をnビットとすると、
入力データの高速クロックに対する位相変動が、高速ク
ロックのnビット(n周期)までのシステムに適用する
ことができることになる。
【0024】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、パラ
レル入力データの高速クロックに対する位相変動が高速
クロックの1クロック分以上となる様なシステムにおい
ても、シリアル変換後のシリアルデータのビットずれを
防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1のブロックのタイミングパルス発生回路の
例を示す図である。
【図3】図2の回路の各部動作信号波形を示すタイミン
グチャートである。
【図4】図1のブロックの正常動作時の各部信号波形を
示すタイミングチャートである。
【図5】図1のブロックにおいて、入力データ位相変動
時の各部信号波形を示すタイミングチャートである。
【図6】従来のPS変換回路のブロック図である。
【図7】図6のタイミングパルス発生回路の例を示す回
路図である。
【図8】図6の1/4PS変換回路5の具体例回路図で
ある。
【図9】(A)は図7のタイミングパルス発生回路の通
常動作時の各部信号波形図、(B)は外部タイミングパ
ルスの位相変動時の各部信号波形図である。
【図10】図6の回路ブロックの動作を示す各部信号波
形図である。
【符号の説明】
1 1/4分周回路 2 クロック乗せ替え回路 3 リタイミング回路 4 タイミングパルス発生回路 5 1/4PS変換回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n本のパラレルデータを入力クロックに
    同期してシリアルデータに変換するパラレルシリアル変
    換回路であって、前記入力クロックをn分周する分周手
    段と、前記n本のパラレルデータを前記分周手段の分周
    クロックに同期させつつ導出する同期手段と、前記入力
    クロックと前記分周クロックとを用いてパラレルシリア
    ル変換タイミングを示すタイミングパルスを生成するタ
    イミングパルス生成手段と、前記タイミングパルスに同
    期して前記同期手段のn本のパラレルデータ出力をシリ
    アルデータに変換する変換手段とを含むことを特徴とす
    るパラレルシリアル変換回路。
  2. 【請求項2】 前記同期手段は、前記n本のパラレルデ
    ータを前記分周クロックに乗せ替えて出力する手段と、
    このクロック乗せ替え出力を前記分周クロックでリタイ
    ミングするリタイミング手段とを含むことを特徴とする
    請求項1記載のパラレルシリアル変換回路。
JP6191693A 1994-08-16 1994-08-16 パラレルシリアル変換回路 Withdrawn JPH0865173A (ja)

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Effective date: 20011106