JP2002204448A - ドット・デ・インタリーブ回路 - Google Patents

ドット・デ・インタリーブ回路

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JP2002204448A
JP2002204448A JP2000400124A JP2000400124A JP2002204448A JP 2002204448 A JP2002204448 A JP 2002204448A JP 2000400124 A JP2000400124 A JP 2000400124A JP 2000400124 A JP2000400124 A JP 2000400124A JP 2002204448 A JP2002204448 A JP 2002204448A
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signal
clock signal
data
latch circuit
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Nobuyuki Takagi
暢之 高木
Masamichi Nakajima
正道 中島
Junichi Onodera
純一 小野寺
Masayuki Kobayashi
正幸 小林
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RAMを必要とせず回路規模を小さくしてコ
ストダウンを図る。 【解決手段】 入力したINA、INB(DMUXデ−
タの一例)をドット・デ・インタリーブ方式で並直変換
する回路において、INA、INBを外部クロック信号
ADCK(周期1/2T)で第1ラッチ回路22に取り
込み、クロック選択回路28で選択された信号(Q、Q
Xの一方)で第2ラッチ回路30に取り込み、並列直列
変換回路36で直列デ−タに変換する。分周クロック生
成回路24が内部クロック信号SCLK(周期1/T)
を1/2に分周して位相が反転関係となる信号Q、QX
を生成し、クロック選択回路28が位相差検出回路26
の検出信号で信号Q、QXの一方を選択し、この選択信
号でINA、INBを第2ラッチ回路30に取り込むの
で、選択信号(例:Q)と信号ADCKを常に逆相又は
逆相に近い関係に保持し、第2ラッチ回路30でラッチ
ミスが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力したDMUX
(デ・マルチプレクサ)デ−タをドット・デ・インタリ
ーブ方式で並列直列変換するドット・デ・インタリーブ
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドット・デ・インタリーブ回路1
0を含む映像信号処理回路は、図14に示すように構成
されていた。図14において、6はA/D(アナログ/
ディジタル)変換器、8は入力処理回路である。A/D
変換器6は、入力したアナログの映像信号を、CLK端
子に入力した図15(a)に示すシステムクロック信号
SCLK(以下単に信号SCLKという。)でサンプリ
ングして同図(b)に示すようなディジタルの映像信号
D0、D1、D2、D3、D4、D5、…に変換し、つ
いでドット・インタリーブ方式で同図(c)(d)に示
すような2チャンネルのデ−タDATAA、DATAB
に分割し、DMUX(デ・マルチプレクサ)デ−タとし
て入力処理回路8内のドット・デ・インタリーブ回路1
0に出力する。A/D変換器6は、信号SCLKを1/
2分周して生成した分周クロック信号1/2CLK(以
下単に信号1/2CLKという。)を、外部クロック信
号として入力処理回路8内のドット・デ・インタリーブ
回路10に出力する。信号1/2CLKのクロック周期
は信号SCLKのクロック周期Tの2倍である。
【0003】入力処理回路8内には、ドット・デ・イン
タリーブ回路10の他に、図15(a)に示すような信
号SCLK(クロック周期T)を生成するシステムクロ
ック生成回路12と、信号SCLKを計数するカウンタ
14と、入力した信号1/2CLKを計数するカウンタ
16とが設けられている。ドット・デ・インタリーブ回
路10はRAM(ランダムアクセスメモリ)で構成さ
れ、図14に示すように、WDA、WDB端子(書込み
デ−タ端子)にデ−タDATAA、DATABを入力
し、WCLK端子(書込みクロック端子)に信号1/2
CLKを入力し、WADR端子(書込みアドレス端子)
にカウンタ16の出力信号を入力し、RCLK端子(読
出しクロック端子)に信号SCLKを入力し、RADR
端子(読出しアドレス端子)にカウンタ14の出力信号
を入力することによって、RD端子(読出しデ−タ端
子)からドット・デ・インタリーブ方式で並列直列変換
された直列デ−タ(いわゆるストレートデ−タ)を得、
この直列デ−タを後段の拡大縮小回路、マトリックス回
路、走査変換回路等へ出力していた。
【0004】図14の回路では、入力処理回路8内のシ
ステムクロック生成回路12で生成した信号SCLK
を、配線18を用いてA/D変換器6に導いてサンプリ
ング信号とするとともに、この信号SCLKを1/2分
周して生成した信号1/2CLKを外部クロック信号と
して入力処理回路8に導いているが、A/D変換器6の
内部遅延、入力処理回路8の内部遅延、配線18による
遅延等により、システムクロック生成回路12で生成す
る信号SCLKとA/D変換器6からドット・デ・イン
タリーブ回路10に入力する信号1/2CLKとの間に
クロック周期T以上の位相差が生じるという問題があ
る。また、A/D変換器6内で信号1/2CLKを生成
する過程でPLL(位相同期ループ)回路を使用してい
る場合には、A/D変換器6と入力処理回路8のクロッ
ク位相がとれなくなるという問題がある。例えば、信号
SCLKと信号WCLKとの間に、図16(a)(b)
に示すようなクロック位相差Tdが生じるという問題が
ある。信号WCLKはドット・デ・インタリーブ回路1
0のWCLK端子への書込みクロック信号を表す。この
ため、従来はドット・デ・インタリーブ回路10をRA
Mで構成し、このRAMへの書込みタイミングと読出し
タイミングを制御することによって、上述のような問題
を解決していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示した従来例では、信号SCLKと信号1/2CLK
の間にクロック周期T以上の位相差が生じるという問題
や、A/D変換器6と入力処理回路8のクロック位相が
とれなくなるという問題を解決するために、ドット・デ
・インタリーブ回路10をRAMで構成しなければなら
ないので、回路規模が大きくなりコストアップになると
いう問題があった。
【0006】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
で、RAMを必要とせず、回路規模を小さくしてコスト
ダウンを図ることのできるドット・デ・インタリーブ回
路を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
したDMUX(デ・マルチプレクサ)デ−タをドット・
デ・インタリーブ方式で並列直列変換するドット・デ・
インタリーブ回路において、入力DMUXデ−タを外部
クロック信号(クロック周期が内部クロック信号のクロ
ック周期Tの2倍)で取り込む第1ラッチ回路と、内部
クロック信号を1/2に分周し、位相が互いに反転関係
となる第1、第2分周クロック信号を生成する分周クロ
ック生成回路と、外部クロック信号と第1分周クロック
信号を比較して位相差を検出する位相差検出回路と、こ
の位相差検出回路の位相差検出信号で第1、第2分周ク
ロック信号の一方を選択するクロック選択回路と、第1
ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タをクロック選
択回路で選択された分周クロック信号で取り込む第2ラ
ッチ回路と、第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ
−タを内部クロック信号で取り込む第3ラッチ回路と、
第3ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを外部ク
ロック信号で直列デ−タに変換する並列直列変換回路
と、並列直列変換回路で変換された直列デ−タを内部ク
ロック信号で同期化して出力する同期化回路とを具備し
てなることを特徴とする。
【0008】このような構成において、入力したDMU
Xデ−タは外部クロック信号で第1ラッチ回路に取り込
まれ、ついで選択された分周クロック信号で第2ラッチ
回路に取り込まれ、ついで内部クロック信号で第3ラッ
チ回路に取り込まれ、ついで並列直列変換回路において
外部クロック信号で直列デ−タに変換され、ついで同期
化回路において内部クロック信号に同期化されて出力と
なる。位相差検出回路が外部クロック信号と第1分周ク
ロック信号を比較して位相差を検出し、その位相差検出
信号に基づいてクロック選択回路が第1、第2分周クロ
ック信号の一方を選択し、この選択された分周クロック
信号で第1ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを
第2ラッチ回路に取り込んでいるので、外部クロック信
号と内部クロック信号の位相関係が不安定で位相差が生
じても、選択された分周クロック信号と外部クロック信
号を常に逆相又は逆相に近い関係に保持することがで
き、第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タにラ
ッチミスが生じない。このため、ラッチミスを生じるこ
となく第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タ
を、第3ラッチ回路、並列直列変換回路及び同期化回路
によってドット・デ・インタリーブすることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、クロック選択回路で選択される分周クロック信号の
変動を抑制するとともに、外部クロック信号と第1分周
クロック信号の位相差が安定しているときに分周クロッ
ク信号を第1、第2分周クロック信号の一方に固定する
ために、位相差検出回路がヒステリシス位相検出回路、
安定時位相制御回路及び保持・更新回路を具備し、ヒス
テリシス位相検出回路によって、第1分周クロック信号
と第1分周クロック信号をT/2遅延させた信号のそれ
ぞれを外部クロック信号で取り込んで第1、第2位相差
検出信号とし、この第1、第2位相差検出信号の一方を
位相差検出信号として出力するとともに第1、第2位相
差検出信号に基づいて更新タイミング信号を出力し、安
定時位相制御回路によってヒステリシス位相検出回路か
ら出力する更新タイミング信号が設定時間の間安定して
いるか否かに基づいて更新タイミング信号を出力し、保
持・更新回路によってヒステリシス位相検出回路から出
力する位相差検出信号を外部クロック信号で取り込んで
保持するとともに、ヒステリシス位相検出回路と安定時
位相制御回路から出力する更新タイミング信号で更新す
る構成とする。
【0010】請求項3の発明は、入力したDMUXデ−
タをドット・デ・インタリーブ方式で並列直列変換する
ドット・デ・インタリーブ回路において、入力DMUX
デ−タを外部クロック信号(クロック周期が内部クロッ
ク信号のクロック周期Tの2倍)で取り込む第1ラッチ
回路と、内部クロック信号を1/2に分周して分周クロ
ック信号を生成する分周クロック生成回路と、内部クロ
ック信号に同期した同期信号で分周クロック生成回路を
リセットするリセット回路と、第1ラッチ回路に取り込
まれたDMUXデ−タを分周クロック信号で取り込む第
2ラッチ回路と、第2ラッチ回路に取り込まれたDMU
Xデ−タを内部クロック信号で取り込む第3ラッチ回路
と、第3ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを外
部クロック信号で直列デ−タに変換する並列直列変換回
路と、並列直列変換回路で変換された直列デ−タを内部
クロック信号で同期化して出力する同期化回路とを具備
してなることを特徴とする。
【0011】このような構成において、入力したDMU
Xデ−タは外部クロック信号で第1ラッチ回路に取り込
まれ、ついで分周クロック信号で第2ラッチ回路に取り
込まれ、ついで内部クロック信号で第3ラッチ回路に取
り込まれ、ついで並列直列変換回路において外部クロッ
ク信号で直列デ−タに変換され、ついで同期化回路にお
いて内部クロック信号に同期化されて出力となる。リセ
ット回路が内部クロック信号に同期した同期信号(例え
ば水平同期信号)で分周クロック生成回路をリセット
し、この分周クロック生成回路で生成した分周クロック
信号で第1ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを
第2ラッチ回路に取り込んでいるので、分周クロック信
号と外部クロック信号の間に位相差があっても位相関係
が安定しているときには、分周クロック信号と外部クロ
ック信号を常に逆相又は逆相に近い関係に保持すること
ができ、第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タ
にラッチミスが生じない。このため、ラッチミスを生じ
ることなく第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−
タを、第3ラッチ回路、並列直列変換回路及び同期化回
路によってドット・デ・インタリーブすることができ
る。
【0012】請求項4の発明は、入力したDMUXデ−
タをドット・デ・インタリーブ方式で並列直列変換する
ドット・デ・インタリーブ回路において、入力DMUX
デ−タを外部クロック信号(クロック周期が内部クロッ
ク信号のクロック周期Tの2倍)で取り込む第1ラッチ
回路と、内部クロック信号を1/2に分周して分周クロ
ック信号を生成する分周クロック生成回路と、内部クロ
ック信号を計数する計数器と、この計数器の計数値が設
定値に達したときにリセット信号を出力するデコーダ
と、第1ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを分
周クロック信号で取り込む第2ラッチ回路と、第2ラッ
チ回路に取り込まれたDMUXデ−タを内部クロック信
号で取り込む第3ラッチ回路と、第3ラッチ回路に取り
込まれたDMUXデ−タを外部クロック信号で直列デ−
タに変換する並列直列変換回路と、並列直列変換回路で
変換された直列デ−タを内部クロック信号で同期化して
出力する同期化回路とを具備してなることを特徴とす
る。
【0013】このような構成において、入力したDMU
Xデ−タは外部クロック信号で第1ラッチ回路に取り込
まれ、ついで分周クロック信号で第2ラッチ回路に取り
込まれ、ついで内部クロック信号で第3ラッチ回路に取
り込まれ、ついで並列直列変換回路において外部クロッ
ク信号で直列デ−タに変換され、ついで同期化回路にお
いて内部クロック信号に同期化されて出力となる。内部
クロック信号を計数する計数器の計数値が設定値に達し
たときにデコーダからリセット信号が出力しているの
で、このリセット信号を外部クロック信号の生成回路
(例えばA/D変換器)へ出力して外部クロック信号の
位相を制御する構成とした場合には、分周クロック信号
と外部クロック信号の間に位相差があっても位相関係が
安定しているときに、分周クロック信号と外部クロック
信号を常に逆相又は逆相に近い関係に保持することがで
き、第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タにラ
ッチミスが生じない。このため、ラッチミスを生じるこ
となく第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タ
を、第3ラッチ回路、並列直列変換回路及び同期化回路
によってドット・デ・インタリーブすることができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の発明において、回路動作の安定化を図るために、第
2ラッチ回路と第3ラッチ回路の間に、第2ラッチ回路
に取り込まれたDMUXデ−タを内部クロック信号で取
り込み、第3ラッチ回路への取込デ−タとする第4ラッ
チ回路を設ける構成とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
により説明する。図1は本発明によるドット・デ・イン
タリーブ回路20を含む回路の第1実施形態例を示すも
のである。図1において、図14、図15と同一部分は
同一符号とし説明を簡略化する。図1において、6はA
/D変換器、9は入力処理回路である。前記A/D変換
器6は、図14と同様に、入力したアナログの映像信号
を図15(a)に示す信号SCLKでサンプリングして
同図(b)に示すようなディジタルの映像信号D0、D
1、D2、D3、D4、D5、…に変換し、ついでドッ
ト・インタリーブ方式で同図(c)(d)に示すような
2チャンネルのデ−タDATAA、DATABに分割
し、DMUXデ−タとして入力処理回路9内のドット・
デ・インタリーブ回路20に出力する。前記A/D変換
器6は、さらに、信号SCLKを1/2分周して生成し
た分周クロック信号1/2CLKを、外部クロック信号
として入力処理回路9内のドット・デ・インタリーブ回
路20に出力する。
【0016】前記入力処理回路9内には、ドット・デ・
インタリーブ回路20の他に、信号SCLK(周波数が
F(=1/T)のシステムクロック信号)を生成するシ
ステムクロック生成回路12が設けられている。前記ド
ット・デ・インタリーブ回路20では、前記A/D変換
器6から出力したデ−タDATAA、DATABがIN
A、INB端子(デ−タ入力端子)に入力し、前記A/
D変換器6から出力した信号1/2CLKが外部クロッ
ク信号としてADCK端子(ドットクロック端子)に入
力し、前記システムクロック生成回路12で生成した信
号SCLKがSCLK端子に入力し、OUT端子からド
ット・デ・インタリーブ方式で並列直列変換された直列
デ−タ(ストレートデ−タ)が出力する。前記システム
クロック生成回路12で生成した信号SCLKは、図1
4と同様に、配線18を用いて前記A/D変換器6に導
かれCLK端子に入力している。
【0017】前記ドット・デ・インタリーブ回路20
は、具体的には図2に示すように構成されている。図2
において、22は第1ラッチ回路、24は分周クロック
生成回路、26は位相差検出回路、28はクロック選択
回路、30は第2ラッチ回路、32は第3ラッチ回路、
34は第4ラッチ回路、36は並列直列変換回路、38
は同期化回路、40、42はインバータである。
【0018】前記第1ラッチ回路22は、D型のフリッ
プフロップ回路(以下、単にD−FFという。)22
a、22bからなり、INA、INB端子に入力したデ
−タDATAA、DATAB(以下、単にデ−タIN
A、INBと記述する。)を、ADCK端子に入力した
信号1/2CLK(以下、信号ADCKと記述する。)
の立上り(立下がりでもよいが、以下、説明の便宜上、
立上りで説明する。)で取り込む(ラッチする)。
【0019】前記分周クロック生成回路24は1/2分
周回路で構成され、SCLK端子に入力した周波数F
(=1/T)の信号SCLKを1/2分周してQ端子か
ら周波数F/2(=1/2T)の信号Q(第1分周クロ
ック信号の一例)を出力するとともに、QX端子から信
号QX(第2分周クロック信号の一例)を出力する。信
号Qと信号QXは位相が互いに反転関係となっている。
前記QX端子から出力した信号QXはD端子(デ−タ端
子)に入力している。説明の便宜上、信号Qを第1分周
クロック信号の一例、信号QXを第2分周クロック信号
の一例としたが、逆の場合であってもよい。
【0020】前記位相差検出回路26は、信号ADCK
及び信号Qと、信号SCLKをインバータ40で反転し
た信号とに基づいて、信号ADCKと信号Qを比較し、
位相差検出信号を出力する。
【0021】前記クロック選択回路28は、前記位相差
検出回路26の位相差検出信号をクロック選択信号とし
て、前記分周クロック生成回路24で生成した位相が反
転関係にある信号Q、QXの一方を選択して出力する。
【0022】前記第2ラッチ回路30は、D−FF30
a、30bからなり、前記第1ラッチ回路22に取り込
まれたデ−タINA、INBを、前記クロック選択回路
28で選択された分周クロック信号(例えば信号Q)の
立上りで取り込む。
【0023】前記第4ラッチ回路34はD−FF34
a、34b、34cからなり、前記D−FF34a、3
4bは前記D−FF30a、30bに取り込まれたデ−
タINA、INBを、信号SCLKをインバータ42で
反転した信号の立上りで取り込み、前記D−FF34c
は信号ADCKを、信号SCLKをインバータ42で反
転した信号の立上りで取り込む。
【0024】前記第3ラッチ回路32はD−FF32
a、32b、32cからなり、前記D−FF32a、3
2bは前記D−FF34a、34bに取り込まれたデ−
タINA、INBを信号SCLKの立上りで取り込み、
前記D−FF32cは前記D−FF34cに取り込まれ
た信号ADCKを信号SCLKの立上りで取り込む。
【0025】前記並列直列変換回路36は、前記D−F
F32a、32bに取り込まれたデ−タINA、INB
を、前記D−FF32cに取り込まれた信号ADCKで
直列デ−タに変換する。前記同期化回路38は、前記並
列直列変換回路36で変換された直列デ−タを信号SC
LKで同期化してOUT端子から出力する。
【0026】前記位相差検出回路26は、具体的には図
3に示すように構成されている。図3において、44は
ヒステリシス位相検出回路、46は安定時位相検出回
路、48は保持・更新回路、50、52は信号ADCK
の立上りで入力信号を取り込むラッチ回路としてのD−
FF、53はオアゲートである。
【0027】前記ヒステリシス位相検出回路44はD−
FF54、56、58及びXNOR(エクスクルーシブ
・ノアゲート)60で構成されている。前記D−FF5
4は信号SCLKXの立上りで信号Qを取り込み、前記
D−FF56は信号ADCKの立上りで信号Qを取り込
んで第1位相差検出信号P(以下単に信号Pという。)
とし、前記D−FF58は前記D−FF54に取り込ま
れた信号を信号ADCKの立上りで取り込んで第2位相
差検出信号Pa(以下単に信号Paという。)とし、前
記XNOR60は信号Pと信号Paの排他的論理和信号
の反転信号を出力する。前記信号SCLKXは、入力端
子CLKに入力した信号SCLKをインバータ40で反
転した信号を表している。
【0028】前記安定時位相検出回路46はエッジ検出
回路62、カウンタ64及びインバータ66で構成され
ている。前記エッジ検出回路62は、前記XNOR60
の出力信号のエッジ(変化点)を検出する。前記カウン
タ64は、前記エッジ検出回路62のエッジ検出信号の
有無(H、Lレベル)に拘らず信号ADCKを計数(カ
ウントアップ)するとともに、エッジ検出信号有(Hレ
ベル)のときには固定値「0」をローディングせず、エ
ッジ検出信号無(Lレベル)のときには固定値「0」を
ローディングし、CO(桁上げ)端子から出力するCO
出力を更新タイミング信号として出力する。前記インバ
ータ66は、前記カウンタ64のCO(桁上げ)端子か
ら出力するCO出力を反転してEN(イネーブル)端子
に入力する。
【0029】前記D−FF50は、前記XNOR60の
出力信号を信号ADCKの立上りで取り込み更新タイミ
ング信号とする。前記D−FF52は、前記ヒステリシ
ス位相検出回路44のD−FF58から出力する信号P
aを信号ADCKの立上りで取り込む。前記オアゲート
53は、前記D−FF50に取り込まれた更新タイミン
グ信号と前記カウンタ64のCO端子から出力する更新
タイミング信号の論理和信号を更新タイミング信号とし
て出力する。
【0030】前記保持・更新回路48は出力更新回路6
8及び保持部としてのD−FF70で構成されている。
前記出力更新回路68は、前記オアゲート53から更新
タイミング信号が出力しているときには、切替部を更新
側(D−FF52の出力側)に切り替え、D−FF52
に取り込まれた信号PaをD−FF70側へ出力してD
−FF70が保持する信号Paを更新し、前記オアゲー
ト53から更新タイミング信号が出力していないときに
は、切替部を保持側に切り替えてD−FF70が現在保
持する信号Paを保持し更新しない。
【0031】つぎに図1乃至図3の作用を図4乃至図7
を用いて説明する。 (1)図1において、A/D変換器6は、従来例と同様
に、入力したアナログの映像信号を信号SCLKでサン
プリングして図15(b)に示すようなディジタルの映
像信号D0、D1、D2、D3、D4、D5、…に変換
し、ついでドット・インタリーブ方式で同図(c)
(d)に示すような2チャンネルのデ−タDATAA、
DATABに分割し、DMUXデ−タとして入力処理回
路9内のドット・デ・インタリーブ回路20のINA、
INB端子に出力する。A/D変換器6は、さらに、信
号CLKを1/2分周して生成した信号1/2CLK
を、外部クロック信号として入力処理回路9内のドット
・デ・インタリーブ回20のADCK端子に出力する。
また、入力処理回路9内のシステムクロック生成回路1
2は、図4(a)(図15(a)と同一)に示すような
信号SCLKを生成し、ドット・デ・インタリーブ回2
0のSCLK端子に出力する。
【0032】(2)図2のドット・デ・インタリーブ回
路20内の分周クロック生成回路24では、SCLK端
子に入力した周波数F(=1/T)の信号SCLKを、
1/2分周してQ端子から周波数F/2(=1/2T)
の信号Qを出力するとともに、QX端子から信号QXを
出力する。この信号QXはD端子に入力している。この
とき、信号SCLKが図4のA、Bの(a)に示すよう
な信号であるとすると、信号Q、QXは同図のA、Bの
(b)、(c)に示すような信号となり、信号SCLK
をインバータ40で反転した信号SCLKXは同図の
A、Bの(e)に示すような信号となる。
【0033】(3)図2のドット・デ・インタリーブ回
路20内の位相差検出回路26では、ADCK端子に入
力した信号1/2CLK(以下単に信号ADCKと記述
する。)と、信号Qと、信号SCLKXとに基づいて、
信号ADCKと信号Qを比較して位相差を検出し、位相
差検出信号を出力する。
【0034】つぎに、説明の便宜上、A:信号Qと信号
ADCKの位相差がTの場合、B:信号Qと信号ADC
Kの位相差が0の場合、C:その他の場合に分けて説明
する。
【0035】A:信号Qと信号ADCKの位相差がTの
場合 (1)信号Qと信号ADCKの位相差がTの場合には、
信号ADCKは図4のA(d)に示すような信号とな
る。
【0036】(2)図3の位相差検出回路26内のヒス
テリシス位相検出回路44では次ぎのように作用する。
D−FF54は、信号SCLKXの立上りで信号Qを取
り込み、図4のA(f)に示すような信号(信号QをT
/2遅延させた信号)を出力する。D−FF56は、信
号ADCKの立上りで信号Qを取り込んで信号Pを出力
する。位相差がTなので信号Pは不定(以下Xレベルと
記述する。)となる。D−FF58は、D−FF54に
取り込まれた信号を信号ADCKの立上りで取り込んで
信号Paを出力する。位相差がTなので信号PaはHレ
ベルとなる。XNOR60は、信号Pと信号Paの排他
的論理和信号の反転信号を出力する。この出力信号は、
信号PがXレベル、信号PaがHレベルなので、Xレベ
ルとなる。
【0037】(3)図3の安定時位相検出回路46では
次ぎのように作用する。エッジ検出回路62は、XNO
R60の出力信号のエッジを検出する。このエッジ検出
信号は、XNOR60の出力信号がXレベルなので、X
レベルとなる。カウンタ64は、エッジ検出回路62の
エッジ検出信号の有無に拘らず信号ADCKを計数し、
エッジ検出信号がLレベルのときに固定値「0」をロー
ディングする。このため、エッジ検出回路62のエッジ
検出信号がXレベルのときは、カウンタ64の計数値が
所定値に達しないうちに固定値「0」をローディングし
て計数値が「0」となり、CO出力はLレベルを維持す
る。
【0038】(4)D−FF50は、XNOR60の出
力信号を信号ADCKの立上りで取り込んで更新タイミ
ング信号とするが、この更新タイミング信号はエッジ検
出信号がXレベルなので、Xレベルとなる。D−FF5
2は、信号Paを信号ADCKの立上りで取り込み、位
相差検出信号として出力する。この出力信号は、信号P
aがHレベルなので、Hレベルとなる。オアゲート53
は、D−FF50に取り込まれた更新タイミング信号と
カウンタ64のCO端子から出力する更新タイミング信
号の論理和信号を更新タイミング信号として出力する。
この出力はXレベルとなる。
【0039】(5)図3の保持・更新回路48では次ぎ
のように作用する。出力更新回路68は、オアゲート5
3から出力する更新タイミング信号がXレベルなので、
切替部を更新側(D−FF52の出力側)と非更新側に
不定期に切り替え、D−FF52に取り込まれたHレベ
ルの信号PaをD−FF70側へ出力してD−FF70
が保持する信号Paを不定期に更新する。このため、出
力更新回路68はD−FF52から出力する信号Paを
D−FF70に保持したり更新したりするが、D−FF
52から出力する信号PaがHレベルなので、出力更新
回路68の出力側から図4のA(g)に示すようなHレ
ベルの位相差検出信号が出力する。すなわち、図2の位
相差検出回路26から出力する位相差検出信号はHレベ
ルとなる。
【0040】(6)図2において位相差検出回路26か
ら出力する位相差検出信号がHレベルとなると、クロッ
ク選択回路28が信号Qと信号QXのうちの信号Qを選
択し、この信号Qを図4のA(h)に示すような選択分
周クロック信号として第2ラッチ回路30へ出力する。
【0041】(7)図2においてクロック選択回路28
から第2ラッチ回路30へ出力する選択分周クロック信
号が信号Qのときには、第1、第2、第4、第3ラッチ
回路22、30、34、32、並列直列変換回路36及
び同期化回路38は、次ぎの(7−1)〜(7−5)に
示すように作用する。説明の便宜上、図2の入力端子C
LKに入力した信号SCLKが図5(a)に示すような
信号であり、ADCK端子に入力した信号ADCKが同
図(b)に示すような信号であるとする。
【0042】(7−1)第1ラッチ回路22のD−FF
22a、22bは、INA、INB端子に入力した図5
(c)、(d)に示すようなデ−タINA、INBを、
信号ADCKの立上りで取り込み、同図(e)、(f)
に示すようなデ−タINA1、INB2をラッチする。
【0043】(7−2)第2ラッチ回路30のD−FF
30a、30bは、第1ラッチ回路22のD−FF22
a、22bにラッチされたデ−タINA1、INB1
を、クロック選択回路28から出力する図5(g)に示
すような信号Qの立上りで取り込み、同図(h)、
(i)に示すようなデ−タINA2、INB2をラッチ
する。このとき、選択分周クロック信号としての信号Q
と信号ADCKを常に逆相の関係に保持しているので、
第2ラッチ回路30のD−FF30a、30bに取り込
まれたデ−タINA2、INB2にラッチミスが生じな
い。
【0044】(7−3)第4ラッチ回路34のD−FF
34a、34bは、第2ラッチ回路30のD−FF30
a、30bにラッチされたデ−タINA2、INB2を
信号SCLKの反転信号の立上りで取り込み、図5
(j)、(k)に示すようなデ−タINA3、INB3
をラッチする。第4ラッチ回路34のD−FF34c
は、ADCK端子に入力した信号ADCKを信号SCL
Kの反転信号の立上りで取り込む。
【0045】(7−4)第3ラッチ回路32のD−FF
32a、32bは、第4ラッチ回路34のD−FF34
a、34bにラッチされたデ−タINA3、INB3を
信号SCLKの立上りで取り込み、図5(l)、(m)
に示すようなデ−タINA4、INB4をラッチする。
第3ラッチ回路32のD−FF32cは、ADCK端子
に入力した信号ADCKを信号SCLKの立上りで取り
込む。
【0046】(7−5)並列直列変換回路36は、第3
ラッチ回路32のD−FF32a、32bにラッチされ
たデ−タINA4、INB4を、D−FF32cにラッ
チされた信号ADCKの立上りで直列デ−タに変換し、
図5(n)に示すような直列デ−タを出力する。同期化
回路38は、並列直列変換回路36で変換された直列デ
−タを信号SCLKで同期化して図5(o)に示すよう
な出力デ−タとし、OUT端子から出力する。
【0047】B:信号Qと信号ADCKの位相差が0の
場合 (1)信号Qと信号ADCKの位相差が0の場合には、
信号ADCKは図4のB(d)に示すような信号とな
る。
【0048】(2)図3の位相差検出回路26内のヒス
テリシス位相検出回路44では、前記A(2)と同様に
して、D−FF54が図4のB(f)に示すような信号
(信号QをT/2遅延させた信号)を出力し、D−FF
56が信号Pを出力する。位相差が0なので信号PはX
レベルとなる。また、D−FF58は、D−FF54に
取り込まれた信号を信号ADCKの立上りで取り込んで
信号Paを出力するが、位相差が0なので信号PaはL
レベルとなる。XNOR60は、信号Pと信号Paの排
他的論理和信号の反転信号を出力するが、この出力信号
は、信号PがXレベル、信号PaがLレベルなのでXレ
ベルとなる。
【0049】(3)図3の安定時位相検出回路46で
は、前記A(3)と同様に、エッジ検出回路62のエッ
ジ検出信号はXレベルとなる。また、カウンタ64の計
数値も、前記A(3)と同様に、所定値まで至らずCO
出力はLレベルを維持する。
【0050】(4)D−FF50は、エッジ検出回路6
2のエッジ検出信号を信号ADCKの立上りで取り込ん
で更新タイミング信号とするが、この更新タイミング信
号はエッジ検出信号がXレベルなのでXレベルとなる。
D−FF52は、Lレベルの信号Paを信号ADCKの
立上りで取り込み、位相差検出信号として出力するの
で、この出力信号はLレベルとなる。オアゲート53
は、D−FF50に取り込まれたXレベルの更新タイミ
ング信号とカウンタ64のCO端子から出力するLレベ
ルの更新タイミング信号の論理和信号を更新タイミング
信号として出力するので、この出力はXレベルとなる。
【0051】(5)図3の保持・更新回路48では、前
記A(5)と同様に、出力更新回路68が切替部を更新
側(D−FF52の出力側)と非更新側に不定期に切り
替え、D−FF52に取り込まれたLレベルの信号Pa
をD−FF70側へ出力してD−FF70が保持する信
号Paを不定期に更新する。このため、出力更新回路6
8はD−FF52から出力する信号PaをD−FF70
に保持したり更新したりするが、D−FF52から出力
する信号PaがLレベルなので、出力更新回路68の出
力側から図4のB(g)に示すようなLレベルの位相差
検出信号が出力する。すなわち、図2の位相差検出回路
26から出力する位相差検出信号はLレベルとなる。
【0052】(6)図2において位相差検出回路26か
ら出力する位相差検出信号がLレベルとなると、クロッ
ク選択回路28は信号Qと信号QXのうちの信号QXを
選択し、この信号QXを図4のB(h)に示すような選
択分周クロック信号として第2ラッチ回路30へ出力す
る。
【0053】(7)図2においてクロック選択回路28
から第2ラッチ回路30へ出力する選択分周クロック信
号が信号QXのときには、第1、第2、第4、第3ラッ
チ回路22、30、34、32、並列直列変換回路36
及び同期化回路38は、次ぎの(7−1)に示す点を除
いて前記Aの(7−1)〜(7−5)と同様に作用し、
OUT端子から図5(o)に示すような直列デ−タを出
力する。
【0054】(7−1)第2ラッチ回路30へ出力する
選択分周クロック信号は、前記(7)に記載のように信
号QXであり、この信号QXは信号Qを反転した信号に
相当するので、信号Qと信号ADCKの位相差が0の場
合には、選択分周クロック信号QXと信号ADCKを常
に逆相の関係に保持し、第2ラッチ回路30のD−FF
30a、30bに取り込まれたデ−タINA2、INB
2にラッチミスが生じない。
【0055】C:その他の場合 信号Qと信号ADCKの位相差がT、0以外の場合につ
いて、図6及び図7を併用して説明する。図6(a)、
(b)、(c)は図2中の信号SCLK、Q、QXを示
し、図6(d)は図3中のD−FF54から出力する信
号、すなわち信号QをT/2遅延させた信号を示す。ま
た、図6(e)及び図7において、パターン
は、信号Qと信号ADCKの位相差が0、T/
4、T/2、3T/4、T、5T/4、3T/2、7T
/4の場合を示し、パターンは前記Bの場合に相当
し、パターンは前記Aの場合に相当する。また、図6
(e)において、パターン〜のそれぞれにおける取
込デ−タは、図2の第1ラッチ回路22のD−FF22
a、22bが入力したデ−タINA、INBを信号AD
CKの立上りで取り込んだデ−タを示す。
【0056】(1)信号Qと信号ADCKの位相差が0
の場合には、図6のパターンに示すように、信号QX
と信号ADCKが逆相関係となるので、図2の第2ラッ
チ回路30におけるデ−タ取り込み用のクロック信号と
して信号QXが最適となる。信号Qは、その立上りが取
込デ−タの変化点に当たるので不適となる。このパター
ンでは、前記Bで説明したように図3のD−FF5
6、58から出力する信号P、Paは、図7に示すよう
にX、Lレベルとなり、XNOR60の出力、エッジ検
出回路62の出力、カウンタ64のCO出力は、図7に
示すようにX、X、Lレベルとなる。このため、ヒステ
リシス位相検出回路44によるヒステリシス位相選択で
選択される分周クロック信号は信号QXとなる。すなわ
ち、オアゲート53を介したD−FF50からの更新タ
イミング信号がXレベルなので、出力更新回路68では
D−FF52からの信号Paの更新と保持が行われる
が、このD−FF52からの信号PaがLレベルなの
で、クロック選択回路28で選択される分周クロック信
号は信号QXとなる。また、安定時位相制御回路46に
よる安定時強制位相選択で選択される分周クロック信号
は直前に選択された信号の保持(現状保持)となる。す
なわち、オアゲート53を介したカウンタ64からの更
新タイミング信号(CO出力)がLレベルなので、出力
更新回路68ではD−FF52からの信号Paの更新が
行われず、直前に選択された信号の保持が行われる。し
たがって、結果としてクロック選択回路28で選択され
る分周クロック信号は信号QXとなる。
【0057】(2)信号Qと信号ADCKの位相差がT
/4の場合には、図6のパターンに示すように、信号
Q、QXと信号ADCKが逆相の関係とならないので最
適とはいえないが、信号Q、QXは、その立上りが取込
デ−タの変化点に当たらないので不適でなく適である。
このパターンでは、図3のD−FF56において信号
ADCKの立上りで取り込まれる信号Qは、図6の
(b)に示した信号と同図の(e)に示したパターン
の信号ADCKの位相関係から明らかなようにHレベル
となる。また、図3のD−FF58において信号ADC
Kの立上りで取り込まれる信号は、図6の(d)に示し
た信号と同図の(e)に示したパターンの信号ADC
Kの位相関係から明らかなようにLレベルとなる。すな
わち、信号P、Paは、図7に示すようにH、Lレベル
となる。信号P、PaがH、Lレベルとなると、XNO
R60の出力、エッジ検出回路62の出力、カウンタ6
4の出力は、図7に示すようにL、H、Hレベルとな
る。すなわち、信号P、PaがH、LレベルになるとX
NOR60の出力がLレベルとなり、エッジ検出回路6
2の出力がLレベルとなり、カウンタ64は固定値
「0」をローディングしない。このため、カウンタ64
の計数値が所定値に達してCO出力がHレベルとなり、
このHレベルのCO出力がインバータ66で反転してE
N端子に入力し、カウンタ64のCO出力はHレベルの
状態で停止する。このため、ヒステリシス位相検出回路
44によるヒステリシス位相選択で選択される分周クロ
ック信号は現状保持となる。すなわち、オアゲート53
を介したD−FF50からの更新タイミング信号がLレ
ベルなので、出力更新回路68ではD−FF52からの
信号Paの更新が行われず、直前に選択された信号の保
持が行われる。また、安定時位相制御回路46による安
定時強制位相選択で選択される分周クロック信号は信号
QXとなる。すなわち、オアゲート53を介したカウン
タ64からの更新タイミング信号がHレベルなので、出
力更新回路68ではD−FF52からのLレベルの信号
Paで更新が行われ、クロック選択回路28で選択され
る分周クロック信号は信号QXとなる。したがって、結
果としてクロック選択回路28で選択される分周クロッ
ク信号は信号QXとなる。
【0058】(3)信号Qと信号ADCKの位相差がT
/2のパターンの場合には、前記(2)と同様に、信
号Q、QXは最適ではないが、その立上りが取込デ−タ
の変化点に当たらないので不適でなく適である。このパ
ターンでは、図3のD−FF56において信号ADC
Kの立上りで取り込まれる信号Qは、図6の(b)に示
した信号と同図の(e)に示したパターンの信号AD
CKの位相関係から明らかなようにHレベルとなる。ま
た、図3のD−FF58において信号ADCKの立上り
で取り込まれる信号は、図6の(d)に示した信号と同
図の(e)に示したパターンの信号ADCKの位相関
係から明らかなようにXレベルとなる。すなわち、信号
P、Paは、図7に示すようにH、Xレベルとなる。信
号P、PaがH、Xレベルとなると、XNOR60の出
力、エッジ検出回路62の出力、カウンタ64の出力
は、前記(2)と同様にして、図7に示すようにX、
X、Lレベルとなる。このため、ヒステリシス位相検出
回路44によるヒステリシス位相選択で選択される分周
クロック信号は不定となる。すなわち、オアゲート53
を介したD−FF50からの更新タイミング信号がXレ
ベルなので、出力更新回路68ではD−FF52からの
信号Paの更新と保持が行われるが、このD−FF52
からの信号PaがXレベルなので、クロック選択回路2
8で選択される分周クロック信号は不定となる。また、
安定時位相制御回路46による安定時強制位相選択で選
択される分周クロック信号は現状保持となる。すなわ
ち、オアゲート53を介したカウンタ64からの更新タ
イミング信号がLレベルなので、出力更新回路68では
D−FF52からの信号Paで更新が行われず、直前に
選択された信号の保持が行われる。したがって、結果と
してクロック選択回路28で選択される分周クロック信
号は直前に選択された分周クロック信号となる。
【0059】(4)信号Qと信号ADCKの位相差が3
T/4のパターンの場合には、前記(2)と同様に、
信号Q、QXは最適ではないが、その立上りが取込デ−
タの変化点に当たらないので不適でなく適である。この
パターンでは、図3のD−FF56において信号AD
CKの立上りで取り込まれる信号Qは、前記(3)と同
様にHレベルとなる。また、図3のD−FF58におい
て信号ADCKの立上りで取り込まれる信号は、図6か
ら明らかなようにHレベルとなる。すなわち、信号P、
Paは、図7に示すようにH、Hレベルとなる。信号
P、PaがH、Hレベルとなると、XNOR60の出
力、エッジ検出回路62の出力、カウンタ64の出力
は、前記(2)と同様にして、図7に示すようにH、
H、Hレベルとなる。このため、ヒステリシス位相検出
回路44によるヒステリシス位相選択で選択される分周
クロック信号は信号Qとなる。すなわち、オアゲート5
3を介したD−FF50からの更新タイミング信号がH
レベルなので、出力更新回路68ではD−FF52から
の信号Paの更新が行われ、この信号PaがHレベルな
ので、クロック選択回路28で選択される分周クロック
信号は信号Qとなる。また、安定時位相制御回路46に
よる安定時強制位相選択で選択される分周クロック信号
は信号Qとなる。すなわち、オアゲート53を介したカ
ウンタ64からの更新タイミング信号がHレベルなの
で、出力更新回路68ではD−FF52からの信号Pa
の更新が行われ、この信号PaがHレベルなので、クロ
ック選択回路28で選択される分周クロック信号は信号
Qとなる。したがって、結果としてクロック選択回路2
8で選択される分周クロック信号は信号Qとなる。
【0060】(5)信号Qと信号ADCKの位相差がT
の場合には、図6のパターンに示すように、信号Qと
信号ADCKが逆相の関係となるので、図2の第2ラッ
チ回路30におけるデ−タ取り込み用のクロック信号と
して信号Qが最適となる。信号QXは、その立上りが取
込デ−タの変化点に当たるので不適となる。このパター
ンでは、前記Aで説明したように図3のD−FF5
6、58から出力する信号P、Paは、図7に示すよう
にX、Hレベルとなり、XNOR60の出力、エッジ検
出回路62の出力、カウンタ64のCO出力は、図7に
示すようにX、X、Lレベルとなる。このため、前記
(1)と同様にして、ヒステリシス位相検出回路44に
よるヒステリシス位相選択で選択される分周クロック信
号は信号Qとなり、安定時位相制御回路46による安定
時強制位相選択で選択される分周クロック信号は直前に
選択された信号の保持(現状保持)となる。したがっ
て、結果としてクロック選択回路28で選択される分周
クロック信号は信号Qとなる。
【0061】(6)信号Qと信号ADCKの位相差が5
T/4のパターンの場合には、前記(2)と同様に、
信号Q、QXは最適とはいえないが、その立上りが取込
デ−タの変化点に当たらないので不適でなく適である。
このパターンでは、前記(2)と同様にして、信号
P、Paは、図7に示すようにL、Hレベルとなり、X
NOR60の出力、エッジ検出回路62の出力、カウン
タ64の出力はL、H、Hレベルとなる。このため、前
記(2)と同様にして、ヒステリシス位相検出回路44
によるヒステリシス位相選択で選択される分周クロック
信号が現状保持となり、安定時位相制御回路46による
安定時強制位相選択で選択される分周クロック信号は信
号Qとなる。したがって、結果としてクロック選択回路
28で選択される分周クロック信号は信号Qとなる。
【0062】(7)信号Qと信号ADCKの位相差が3
T/2のパターンの場合には、前記(2)と同様に、
信号Q、QXは最適とはいえないが、その立上りが取込
デ−タの変化点に当たらないので不適でなく適である。
このパターンでは、前記(3)と同様にして、信号
P、Paは、図7に示すようにL、Xレベルとなり、X
NOR60の出力、エッジ検出回路62の出力、カウン
タ64の出力はX、X、Lレベルとなる。このため、前
記(3)と同様にして、ヒステリシス位相検出回路44
によるヒステリシス位相選択で選択される分周クロック
信号は不定となり、安定時位相制御回路46による安定
時強制位相選択で選択される分周クロック信号は現状保
持となる。したがって、結果としてクロック選択回路2
8で選択される分周クロック信号は直前に選択された分
周クロック信号となる。
【0063】(8)信号Qと信号ADCKの位相差が7
T/4のパターンの場合には、前記(2)と同様に、
信号Q、QXは最適とはいえないが、その立上りが取込
デ−タの変化点に当たらないので不適でなく適である。
このパターンでは、前記(4)と同様にして、信号
P、Paは、図7に示すようにL、Lレベルとなり、X
NOR60の出力、エッジ検出回路62の出力、カウン
タ64の出力はH、H、Hレベルとなる。このため、前
記(4)と同様にして、ヒステリシス位相検出回路44
によるヒステリシス位相選択で選択される分周クロック
信号は信号QXとなり、安定時位相制御回路46による
安定時強制位相選択で選択される分周クロック信号は信
号QXとなる。したがって、結果としてクロック選択回
路28で選択される分周クロック信号は信号QXとな
る。
【0064】(9)信号Qと信号ADCKの位相差が0
を超えT/2未満の場合、すなわち位相差がパターン
からパターンまでの間の場合には、図6に示した信号
の位相関係から明らかなように、図3の信号P、Paは
Hレベル、Lレベルとなる。このため、XNOR60の
出力、エッジ検出回路62の出力、カウンタ64の出力
がLレベル、Hレベル、Hレベルとなり、パターンと
同様となる。すなわち、ヒステリシス位相検出回路44
によるヒステリシス位相選択で選択される分周クロック
信号が現状保持となり、安定時位相制御回路46による
安定時強制位相選択で選択される分周クロック信号が信
号QXとなり、結果としてクロック選択回路28で選択
される分周クロック信号は信号QXとなる。また、信号
Qと信号ADCKの位相差が3T/2を超え2T(位相
差0に相当)未満の場合、すなわち位相差がパターン
からパターンまでの間の場合には、図6に示した信号
の位相関係から明らかなように、図3の信号P、Paは
L、Lレベルとなり、XNOR60の出力、エッジ検出
回路62の出力、カウンタ64の出力がH、H、Hレベ
ルとなり、パターンと同様となる。このため、ヒステ
リシス位相検出回路44によるヒステリシス位相選択で
選択される分周クロック信号が信号QXとなり、安定時
位相制御回路46による安定時強制位相選択で選択され
る分周クロック信号が信号QXとなり、結果としてクロ
ック選択回路28で選択される分周クロック信号は信号
QXとなる。したがって、信号Qと信号ADCKの位相
差が0を超えT/2未満の場合と、3T/2を超え2T
未満の場合には、クロック選択回路28で選択される分
周クロック信号は信号QXとなる。
【0065】(10)信号Qと信号ADCKの位相差が
T/2を超えT未満の場合、すなわち位相差がパターン
からパターンまでの間の場合には、図6に示した信
号の位相関係から明らかなように、図3の信号P、Pa
はH、Hレベルとなり、XNOR60の出力、エッジ検
出回路62の出力、カウンタ64の出力がH、H、Hレ
ベルとなり、パターンと同様となる。このため、ヒス
テリシス位相検出回路44によるヒステリシス位相選択
で選択される分周クロック信号が信号Qとなり、安定時
位相制御回路46による安定時強制位相選択で選択され
る分周クロック信号が信号Qとなり、結果としてクロッ
ク選択回路28で選択される分周クロック信号は信号Q
となる。また、信号Qと信号ADCKの位相差がTを超
え3T/2未満の場合、すなわち位相差がパターンか
らパターンまでの間の場合には、図6に示した信号の
位相関係から明らかなように、図3の信号P、Paは
L、Hレベルとなり、XNOR60の出力、エッジ検出
回路62の出力、カウンタ64の出力がL、H、Hレベ
ルとなり、パターンと同様となる。このため、ヒステ
リシス位相検出回路44によるヒステリシス位相選択で
選択される分周クロック信号が現状保持となり、安定時
位相制御回路46による安定時強制位相選択で選択され
る分周クロック信号が信号Qとなり、結果としてクロッ
ク選択回路28で選択される分周クロック信号は信号Q
となる。したがって、信号Qと信号ADCKの位相差が
T/2を超えT未満の場合と、Tを超え3T/2未満の
場合には、クロック選択回路28で選択される分周クロ
ック信号は信号Qとなる。
【0066】図2及び図3に示した実施形態例では、ク
ロック選択回路で選択される分周クロック信号の変動を
抑制するとともに、外部クロック信号と第1分周クロッ
ク信号の位相差が安定しているときに選択される分周ク
ロック信号を第1、第2分周クロック信号の一方に固定
するために、位相差検出回路がヒステリシス位相検出回
路、安定時位相制御回路及び保持・更新回路を具備する
場合について説明したが、本発明はこれに限るものでな
く、位相差検出回路が外部クロック信号と第1分周クロ
ック信号を比較して位相差を検出し、この位相差検出信
号をクロック選択回路へ出力して第1、第2分周クロッ
ク信号の一方を選択させるようにした場合についても利
用することができる。
【0067】前記実施形態例では、ドット・デ・インタ
リーブ回路内に位相差検出回路及びクロック選択回路を
設けた場合について説明したが、本発明はこれに限るも
のでなく、ドット・デ・インタリーブ回路内に位相差検
出回路及びクロック選択回路を設けない場合についても
利用することができる。例えば、図8及び図9に示すよ
うに構成した場合や、図10及び図11に示すように構
成した場合についても利用することができる。
【0068】まず、図8及び図9に示す実施形態例につ
いて説明する。図8及び図9において図1及び図2と同
一部分は同一符号として説明を簡略化する。図8におい
て、6aはA/D変換器、9aは入力処理回路である。
前記A/D変換器6aは、アナログ映像信号の水平同期
信号や垂直同期信号等の同期信号とCLK端子に入力し
た信号SCLKに基づいて、同期信号を信号SCLKに
同期させたりセット信号RST(以下、単に信号RST
という。)を出力する点を除いて図1のA/D変換器6
と同様に構成されている。前記入力処理回路9a内のド
ット・デ・インタリーブ回路20aは、図9に示すよう
に、図2の分周クロック生成回路24、位相差検出回路
26、クロック選択回路28及びインバータ40の代わ
りに、切替回路72、分周クロック生成回路74及びイ
ンバータ76を設けた点を除いて、図2のドット・デ・
インタリーブ回路20と同様に構成されている。
【0069】図9において、CLK端子に入力する信号
SCLKとRST端子に入力する信号RSTが図12の
(a)と(b)に示すような信号であるとすると、信号
RSTによって切替回路72の切替部が位相デ−タ側に
切り替えられる。設定された位相デ−タがHレベルのと
きは、分周クロック生成回路74から出力する信号Qは
図12(c)のようになり、設定された位相デ−タがH
レベルのときは、分周クロック生成回路74から出力す
る信号Qは図12(d)のようになる。このため、設定
された位相デ−タがHレベルかLレベルかに応じて分周
クロック生成回路74から第2ラッチ回路30へ出力す
る信号Qが互いに反転した関係の信号となり、図2のク
ロック選択回路28で選択される信号Qと信号QXに相
当する。
【0070】したがって、図9において、第1ラッチ回
路22にデ−タ取り込みのために供給される信号ADC
K(外部クロック信号)と、第1ラッチ回路22に取り
込まれたデ−タを第2ラッチ回路30に取り込むための
信号Q(内部クロック信号)との間に位相差が生じて
も、この位相差が変動せずに位相関係が安定していると
きには、位相デ−タをH、Lレベルのうちの適切な一方
に選択することによって、第1ラッチ回路22に取り込
まれたデ−タINA1、INB1をラッチミスを生じる
ことなく第2ラッチ回路30にラッチすることができ、
この第2ラッチ回路30に取り込まれたデ−タINA
2、INB2を第4ラッチ回路34、第3ラッチ回路3
2、並直変換回路36及び同期化回路38によってドッ
ト・デ・インタリーブすることができる。
【0071】ついで、図10及び図11に示す実施形態
例について説明する。図10及び図11において図1及
び図2と同一部分は同一符号として説明を簡略化する。
図10において、6bはA/D変換器、9bは入力処理
回路である。前記A/D変換器6bはリセット信号RS
Tを入力するためのリセット端子RSTを具備し、この
リセット信号RSTによって、CLK端子に入力した信
号SCLKを1/2分周して生成した信号1/2CLK
の位相を初期状態に制御する構成とした点を除いて図1
のA/D変換器6と同様に構成されている。前記入力処
理回路9b内のドット・デ・インタリーブ回路20b
は、図11に示すように、図2の分周クロック生成回路
24、位相差検出回路26、クロック選択回路28及び
インバータ40の代わりに、分周クロック生成回路7
8、インバータ80、カウンタ82及びデコーダ84を
設けた点を除いて、図2のドット・デ・インタリーブ回
路20と同様に構成されている。
【0072】分周クロック生成回路78はSCLK端子
に入力する信号SCLKを1/2分周して分周クロック
信号Qを生成し、この信号Qを第2ラッチ回路30に出
力する。カウンタ82はSCLK端子に入力する信号S
CLKを計数し、この計数値が設定値に達したらデコー
ダ84から信号RSTを出力し、この信号RSTは配線
86を介してA/D変換器6bのリセット端子RSTに
入力する。A/D変換器6bのCLK端子とRST端子
に入力する信号SCLKと信号RSTが図13の(a)
と(b)に示すような信号であるとすると、1/2CL
K端子から出力する信号1/2CLK(すなわち信号A
DCK)は同図(c)に示すような信号となる。この信
号1/2CLKは、図13に示すように、RSTのLレ
ベル時における信号SCLKの立上り時から設定時間T
s経過したタイミングで立ち上がる信号となる。
【0073】したがって、図11において、第1ラッチ
回路22にデ−タ取り込みのために供給される信号AD
CK(外部クロック信号)と、第1ラッチ回路22に取
り込まれたデ−タを第2ラッチ回路30に取り込むため
の信号Q(内部クロック信号)との間に位相差が生じて
も、この位相差が変動せずに位相関係が安定していると
きには、設定時間Tsを適宜に設定することによって、
信号ADCKの位相を適宜に制御することができる。こ
のため、第1ラッチ回路22に取り込まれたデ−タIN
A1、INB1をラッチミスを生じることな第2ラッチ
回路30に取り込むことができ、この第2ラッチ回路3
0に取り込まれたデ−タINA2、INB2を第4ラッ
チ回路34、第3ラッチ回路32、並列直列回路36及
び同期化回路38によってドット・デ・インタリーブす
ることができる。
【0074】前記図2、図9及び図11に示した実施形
態例では、第2ラッチ回路30と第3ラッチ回路32の
間に第4ラッチ回路34を設けて回路動作の安定化を図
るようにした場合について説明したが、本発明はこれに
限るものでなく、第4ラッチ回路34を省略し、第2ラ
ッチ回路30に取り込まれたDMUXデ−タを第3ラッ
チ回路32に取り込むように構成した場合についても利
用することができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1の発明は、第1、第2、第3ラ
ッチ回路、分周クロック生成回路、位相差検出回路、ク
ロック選択回路、並列直列変換回路及び同期化回路を具
備し、入力したDMUXデ−タを外部クロック信号で第
1ラッチ回路に取り込み、ついで分周クロック信号で第
2ラッチ回路に取り込み、ついで内部クロック信号で第
3ラッチ回路に取り込み、ついで並列直列変換回路にお
いて外部クロック信号で直列デ−タに変換し、ついで同
期化回路で内部クロック信号に同期化して出力し、位相
差検出回路の位相差検出信号に基づいてクロック選択回
路で第1、第2分周クロック信号の一方を選択し、この
選択分周クロック信号で第1ラッチ回路に取り込まれた
DMUXデ−タを第2ラッチ回路に取り込む構成とした
ので、内部クロック信号と外部クロック信号の位相関係
が不安定で位相差が生じても、選択分周クロック信号と
外部クロック信号を常に逆相又は逆相に近い関係に保持
することができ、第2ラッチ回路に取り込まれたDMU
Xデ−タにラッチミスが生じない。このため、ラッチミ
スを生じることなく第2ラッチ回路に取り込まれたDM
UXデ−タを、第3ラッチ回路、並列直列変換回路及び
同期化回路によってドット・デ・インタリーブすること
ができる。従って、RAMを必要とせず、回路規模を小
さくしてコストダウンを図ることのできるドット・デ・
インタリーブ回路を提供することができる。
【0076】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、位相差検出回路がヒステリシス位相検出回路、安定
時位相制御回路及び保持・更新回路を具備し、ヒステリ
シス位相検出回路によって、第1分周クロック信号と第
1分周クロック信号をT/2遅延させた信号のそれぞれ
を外部クロック信号で取り込んで第1、第2位相差検出
信号とし、この第1、第2位相差検出信号の一方を位相
差検出信号として出力するとともに第1、第2位相差検
出信号に基づいて更新タイミング信号を出力し、安定時
位相制御回路によってヒステリシス位相検出回路から出
力する更新タイミング信号が設定時間の間安定している
か否かに基づいて更新タイミング信号を出力し、保持・
更新回路によってヒステリシス位相検出回路から出力す
る位相差検出信号を外部クロック信号で取り込んで保持
するとともに、ヒステリシス位相検出回路と安定時位相
制御回路から出力する更新タイミング信号で更新する構
成としたので、クロック選択回路で選択される分周クロ
ック信号の変動を抑制するとともに、外部クロック信号
と第1分周クロック信号の位相差が安定しているときに
分周クロック信号を第1、第2分周クロック信号の一方
に固定することができる。
【0077】請求項3の発明は、第1、第2、第3ラッ
チ回路、分周クロック生成回路、リセット回路、並列直
列変換回路及び同期化回路を具備し、入力したDMUX
デ−タを外部クロック信号で第1ラッチ回路に取り込
み、ついで分周クロック信号で第2ラッチ回路に取り込
み、ついで内部クロック信号で第3ラッチ回路に取り込
み、ついで並列直列変換回路において外部クロック信号
で直列デ−タに変換し、ついで同期化回路で内部クロッ
ク信号に同期化して出力とし、リセット回路が内部クロ
ック信号に同期した同期信号で分周クロック生成回路を
リセットし、この分周クロック生成回路で生成した分周
クロック信号で第1ラッチ回路に取り込んだDMUXデ
−タを第2ラッチ回路に取り込む構成としたので、分周
クロック信号と外部クロック信号の位相関係が安定して
いるときには、分周クロック信号と外部クロック信号を
常に逆相又は逆相に近い関係に保持することができ、第
2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タにラッチミ
スが生じない。このため、ラッチミスを生じることなく
第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを、第3
ラッチ回路、並列直列変換回路及び同期化回路によって
ドット・デ・インタリーブすることができる。従って、
RAMを必要とせず、位相差検出回路やクロック選択回
路を設ける必要もなく、回路規模を小さくしてコストダ
ウンを図ることのできるドット・デ・インタリーブ回路
を提供することができる。
【0078】請求項4の発明は、第1、第2、第3ラッ
チ回路、分周クロック生成回路、計数器、デコーダ、並
列直列変換回路及び同期化回路を具備し、入力したDM
UXデ−タを外部クロック信号で第1ラッチ回路に取り
込み、ついで分周クロック信号で第2ラッチ回路に取り
込み、ついで内部クロック信号で第3ラッチ回路に取り
込み、ついで並列直列変換回路において外部クロック信
号で直列デ−タに変換し、ついで同期化回路で内部クロ
ック信号に同期化して出力し、内部クロック信号を計数
する計数器の計数値が設定値に達したときにデコーダか
らリセット信号を出力する構成としているので、このリ
セット信号を外部クロック信号の生成回路(例えばA/
D変換器)へ出力して外部クロック信号の位相を制御す
る構成とした場合には、分周クロック信号と外部クロッ
ク信号の位相関係が安定していれば分周クロック信号と
外部クロック信号を常に逆相又は逆相に近い関係に保持
することができ、第2ラッチ回路に取り込まれたDMU
Xデ−タにラッチミスが生じない。このため、ラッチミ
スを生じることなく第2ラッチ回路に取り込まれたDM
UXデ−タを、第3ラッチ回路、並列直列変換回路及び
同期化回路によってドット・デ・インタリーブすること
ができる。従って、RAMを必要とせず、位相差検出回
路やクロック選択回路を設ける必要もなく、回路規模を
小さくしてコストダウンを図ることのできるドット・デ
・インタリーブ回路を提供することができる。
【0079】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の発明において、第2ラッチ回路と第3ラッチ回路の
間に第4ラッチ回路を設け、この第4ラッチ回路で第2
ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを内部クロッ
ク信号で取り込み、第3ラッチ回路への取込デ−タとす
る構成としたので、回路動作の安定化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドット・デ・インタリーブ回路を
含む回路の第1実施形態例を示すブロック図である。
【図2】図1中のドット・デ・インタリーブ回路の具体
例を示すブロック図である。
【図3】図2中の位相差検出回路の具体例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3の位相差検出回路の処理タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図5】図2のドット・デ・インタリーブ回路の処理タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図6】図2のドット・デ・インタリーブ回路における
位相検出パターンの組み合わせ例を示す波形図である。
【図7】図2のドット・デ・インタリーブ回路におけ
る、位相検出パターンの組み合わせ例と制御結果の関係
を示す図である。
【図8】本発明によるドット・デ・インタリーブ回路を
含む回路の第2実施形態例を示すブロック図である。
【図9】図8中のドット・デ・インタリーブ回路の具体
例を示すブロック図である。
【図10】本発明によるドット・デ・インタリーブ回路
を含む回路の第3実施形態例を示すブロック図である。
【図11】図10中のドット・デ・インタリーブ回路の
具体例を示すブロック図である。
【図12】図9のドット・デ・インタリーブ回路の処理
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】図10及び図11の回路の処理タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図14】従来のドット・デ・インタリーブ回路を含む
回路を示すブロック図である。
【図15】図14中のA/D変換器6の処理タイミング
を示すタイミングチャートである。
【図16】図14中のドット・デ・インタリーブ回路1
0で位相ずれが生じた具体例を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
6、6a、6b…A/D変換器、 8、9、9a、9b
…入力処理回路、 10、20、20a、20b…ドッ
ト・デ・インタリーブ回路、 12…システムクロック
生成回路、 18、86…配線、 22…第1ラッチ回
路、 22a、22b、30a、30b、32a、32
b、32c、34a、34b、34c、38、50、5
2、54、56、58、70…D−FF、 24、7
4、78…分周クロック生成回路、 26…位相差検出
回路、 28…クロック選択回路、30…第2ラッチ回
路、 32…第3ラッチ回路、 34…第4ラッチ回
路、36…並列直列変換変換回路、 38…同期化回
路、 40、42、66、76、80…インバータ、
44…ヒステリシス位相検出回路、 46…安定時位相
制御回路、 48…保持・更新回路、 53…オアゲー
ト、 60…XNOR、 62…エッジ検出回路、 6
4、82…カウンタ、 68…出力更新回路、72…切
替回路、 84…デコーダ、 ADCK…ドットクロッ
ク信号(外部クロック信号の一例)、 DMUXデ−タ
…デ・マルチプレクサ・デ−タ、 Q…第1分周クロッ
ク信号の一例、 QX…第2分周クロック信号の一例、
SCLK…システムクロック信号(内部クロック信号
の一例)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 純一 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 小林 正幸 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5C059 RE04 RF21 SS06 UA04 UA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力したDMUX(デ・マルチプレクサ)
    デ−タをドット・デ・インタリーブ方式で並列直列変換
    するドット・デ・インタリーブ回路において、前記入力
    DMUXデ−タを外部クロック信号(クロック周期が内
    部クロック信号のクロック周期Tの2倍)で取り込む第
    1ラッチ回路と、前記内部クロック信号を1/2に分周
    し、位相が互いに反転関係となる第1、第2分周クロッ
    ク信号を生成する分周クロック生成回路と、前記外部ク
    ロック信号と前記第1分周クロック信号を比較して位相
    差を検出する位相差検出回路と、この位相差検出回路の
    位相差検出信号で前記第1、第2分周クロック信号の一
    方を選択するクロック選択回路と、前記第1ラッチ回路
    に取り込まれたDMUXデ−タを前記クロック選択回路
    で選択された分周クロック信号で取り込む第2ラッチ回
    路と、前記第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−
    タを前記内部クロック信号で取り込む第3ラッチ回路
    と、前記第3ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タ
    を前記外部クロック信号で直列デ−タに変換する並列直
    列変換回路と、この並列直列変換回路で変換された直列
    デ−タを前記内部クロック信号で同期化して出力する同
    期化回路とを具備してなることを特徴とするドット・デ
    ・インタリーブ回路。
  2. 【請求項2】位相差検出回路は、第1分周クロック信号
    と前記第1分周クロック信号をT/2遅延させた信号の
    それぞれを外部クロック信号で取り込んで第1、第2位
    相差検出信号とし、この第1、第2位相差検出信号の一
    方を位相差検出信号として出力するとともに前記第1、
    第2位相差検出信号に基づいて更新タイミング信号を出
    力するヒステリシス位相検出回路と、前記ヒステリシス
    位相検出回路から出力する更新タイミング信号が設定時
    間の間安定しているか否かに基づいて更新タイミング信
    号を出力する安定時位相制御回路と、前記ヒステリシス
    位相検出回路から出力する位相差検出信号を、外部クロ
    ック信号で取り込んで保持するとともに前記ヒステリシ
    ス位相検出回路と前記安定時位相制御回路から出力する
    更新タイミング信号で更新する保持・更新回路とを具備
    してなる請求項1記載のドット・デ・インタリーブ回
    路。
  3. 【請求項3】入力したDMUX(デ・マルチプレクサ)
    デ−タをドット・デ・インタリーブ方式で並列直列変換
    するドット・デ・インタリーブ回路において、前記入力
    DMUXデ−タを外部クロック信号(クロック周期が内
    部クロック信号のクロック周期Tの2倍)で取り込む第
    1ラッチ回路と、前記内部クロック信号を1/2に分周
    して分周クロック信号を生成する分周クロック生成回路
    と、前記内部クロック信号に同期した同期信号で前記分
    周クロック生成回路をリセットするリセット回路と、前
    記第1ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを前記
    分周クロック信号で取り込む第2ラッチ回路と、前記第
    2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを前記内部
    クロック信号で取り込む第3ラッチ回路と、前記第3ラ
    ッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを前記外部クロ
    ック信号で直列デ−タに変換する並列直列変換回路と、
    この並列直列変換回路で変換された直列デ−タを前記内
    部クロック信号で同期化して出力する同期化回路とを具
    備してなることを特徴とするドット・デ・インタリーブ
    回路。
  4. 【請求項4】入力したDMUX(デ・マルチプレクサ)
    デ−タをドット・デ・インタリーブ方式で並列直列変換
    するドット・デ・インタリーブ回路において、前記入力
    DMUXデ−タを外部クロック信号(クロック周期が内
    部クロック信号のクロック周期の2倍)で取り込む第1
    ラッチ回路と、前記内部クロック信号を1/2に分周し
    て分周クロック信号を生成する分周クロック生成回路
    と、前記内部クロック信号を計数する計数器と、この計
    数器の計数値が設定値に達したときにリセット信号を出
    力するデコーダと、前記第1ラッチ回路に取り込まれた
    DMUXデ−タを前記分周クロック信号で取り込む第2
    ラッチ回路と、前記第2ラッチ回路に取り込まれたDM
    UXデ−タを前記内部クロック信号で取り込む第3ラッ
    チ回路と、前記第3ラッチ回路に取り込まれたDMUX
    デ−タを前記外部クロック信号で直列デ−タに変換する
    並列直列変換回路と、この並列直列変換回路で変換され
    た直列デ−タを前記内部クロック信号で同期化して出力
    する同期化回路とを具備してなることを特徴とするドッ
    ト・デ・インタリーブ回路。
  5. 【請求項5】第2ラッチ回路と第3ラッチ回路の間に、
    前記第2ラッチ回路に取り込まれたDMUXデ−タを内
    部クロック信号で取り込み、前記第3ラッチ回路への取
    込デ−タとする第4ラッチ回路を設けてなる請求項1、
    2、3又は4記載のドット・デ・インタリーブ回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009253722A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Kawasaki Microelectronics Inc パラレル/シリアル変換回路
US8169347B2 (en) 2009-09-18 2012-05-01 Fujitsu Limited Parallel-to-serial converter and parallel data output device
US8199036B2 (en) 2009-05-27 2012-06-12 Fujitsu Limited Parallel-serial converter

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