JP2678115B2 - タイマ回路 - Google Patents

タイマ回路

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JP2678115B2
JP2678115B2 JP4056274A JP5627492A JP2678115B2 JP 2678115 B2 JP2678115 B2 JP 2678115B2 JP 4056274 A JP4056274 A JP 4056274A JP 5627492 A JP5627492 A JP 5627492A JP 2678115 B2 JP2678115 B2 JP 2678115B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、設定された入力カウ
ント値(デジタルデータ)を入力クロックによりカウン
トし、上記入力カウント値に応じた時間でオーバーフロ
ー信号の出力、もしくは波形信号の出力を行うタイマ回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイマ回路は、nビットの入力
カウント値を入力クロックによりカウントするnビット
のカウンタと、このカウンタのオーバーフローを検出し
てオーバーフロー信号を出力するオーバーフロー検出回
路とから構成されている。また、波形出力機能を備えた
タイマ回路では、上記のタイマ回路の構成に加えて、上
記オーバーフロー信号をトリガとして「1」→「0」ま
たは「0」→「1」に変化する波形を出力する波形発生
回路とから構成されている。すなわち、従来の波形出力
機能付きタイマ回路は、図6で示すように構成されてい
る。図6において、1はデータバス(DB)、3はオー
バーフロー検出回路、8は波形発生回路、9はnビット
カウンタ、1aはnビットの入力カウント値、3aはオ
ーバーフロー信号、7aは入力クロック、8aは出力波
形信号、9aはカウント値であり、波形出力機能がない
ものは波形発生回路8のない構成となっている。nビッ
トカウンタ9は、nビットの入力カウント値1aをデー
タバス1から入力して設定し、入力クロック7aに基づ
いてカウントする。そして、カウントしたカウント値9
aをオーバーフロー検出回路3に出力する。オーバーフ
ロー検出回路3は、カウント値9aからnビットカウン
タ9のオーバーフローを検出し、オーバーフロー信号3
aを波形発生回路8に出力する。波形発生回路8は、オ
ーバーフロー信号3aをトリガとして、「1」→「0」
または「0」→「1」に変化する出力波形信号8aを出
力する。
【0003】図7は従来のタイマ回路(図6と同じ構
成)による動作を示す波形図であり、4ビットの入力カ
ウント値の例を示している。図7において、(A)はn
ビットカウンタ(4ビットカウンタ)9の入力クロック
7aの波形、(B)は4ビットカウンタ9のカウント値
9a、(C)はオーバーフロー検出回路3からのオーバ
ーフロー信号3aの波形、(D)は波形発生回路8から
の出力波形信号8aの波形である。次に、従来のタイマ
回路(4ビットのタイマ回路)の動作について、図6,
図7を用いて説明する。初めに、データバス1から4ビ
ットカウンタ9に5(2進数で「0101」)のタイマ
値が設定される。4ビットカウンタ9は、タイマ値の5
を入力クロック7aの立ち下がりでカウントする。そし
て、1(2進数で「0001」を数え、0(2進数で
「0000」)をカウントすると0のカウント値9aを
オーバーフロー検出回路3に出力する。オーバーフロー
検出回路3は、0のカウント値9aからオーバーフロー
を検出し、オーバーフロー信号3aを波形発生回路8に
出力する。波形発生回路8はオーバーフロー信号3aを
受けると、「1」→「0」に波形を変化させた周期T0
の出力波形信号8aを出力する。なお、この出力波形信
号8aは、4ビットカウンタ9のカウント開始の時に、
「0」→「1」に波形を変化させている。
【0004】ところで、このタイマ回路には、入力クロ
ックに基づく最小分解幅があり、この最小分解幅は、技
術の向上とともに小さくなってきている。この理由は、
例えば、そのタイマ回路の最小分解幅を小さくした場合
には、カウンタからオーバーフロー信号が発生する時点
の精度を向上できる、また、最小分解幅の小さいタイマ
をPWM制御方式の電源の制御回路に用いた場合には、
その電源から発生する電圧を細かく制御できる等のメリ
ットがある。したがって、これらのメリットを得るため
に、従来のタイマ回路を使用して最小分解幅を小さくす
るには、もととなる入力クロックの周波数を上げる必要
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のタイマ回路は、
上述したように、4ビットカウンタ9で設定されたカウ
ント値が入力クロックの立ち下がりのサイクルごとにカ
ウントされる。このため、オーバーフロー検出回路3か
らのオーバーフロー信号3aの発生位置は、入力クロッ
ク7aのサイクル(図7の(A)における〜)に一
致しており、最小分解幅も入力クロック7aに一致す
る。したがって、最小分解幅を小さくするためには入力
クロックを高速にしなければならない。また、波形発生
機能を備えた従来のタイマ回路は、「1」→「0」また
は「0」→「1」の出力波形信号8aの変化を、オーバ
ーフロー信号3a(図7の(c))をトリガとして行っ
ている。このため、出力波形信号8aの変化位置は、上
記と同様に、入力クロック7aのサイクルごとに一致す
る。すなわち最小分解幅が入力クロックに一致している
ため、最小分解幅を小さくするには入力クロックを高速
にしなければならない。このように、従来のタイマ回路
では、最小分解幅を小さくするために、入力クロックを
高速にする必要があるが、入力クロックの周波数を高く
した場合、使用される回路等に用いられるトランジスタ
等の回路素子の動作速度を上げる必要が出てくる。した
がって、回路素子の開発だけでなく、装置全体を入力ク
ロックの周波数に合わせた設計をしなければならないと
いう問題点がある。
【0006】この発明は、上記のオーバーフロー信号お
よび出力波形の最小分解幅を小さく、すなわち入力クロ
ックの半サイクルにできるタイマ回路を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係るタ
イマ回路は、図1で示すように、カウント値が設定され
たカウンタのオーバーフローを検出してオーバーフロー
信号を出力するオーバーフロー検出回路3を有するタイ
マ回路において、上記オーバーフロー検出回路3の前段
に設けられ、設定されたnビットの入力カウント値のう
ち、上位n−1ビットを所定の入力クロックに基づいて
計数するカウンタ手段(n−1ビットカウンタ2)と、
上記入力カウント値の下位1ビットを格納するビット記
憶手段(1ビットレジスタ6)と、上記オーバーフロー
検出回路3からのオーバーフロー信号を上記入力クロッ
クの半サイクル分を遅延する遅延手段(遅延回路4)
と、この遅延手段で遅延されたオーバーフロー信号また
は上記オーバーフロー検出回路3からの遅延されていな
いオーバーフロー信号を、上記ビット記憶手段の格納値
に応じて選択して出力する切り替え手段(切り替え回路
5)とを備えた。この第2の発明に係るタイマ回路は、
図4で示すように、カウント値が設定されたカウンタの
オーバーフローを検出してオーバーフロー信号を出力す
るオーバーフロー検出回路3を有するタイマ回路におい
て、上記オーバーフロー検出回路3の前段に設けられ、
設定されたnビットの入力カウント値のうち、上位n−
1ビットを所定の入力クロックに基づいて計数するビッ
トカウンタ手段(n−1ビットカウンタ2)と、上記入
力カウント値の下位1ビットを格納するビット記憶手段
(1ビットレジスタ6)と、上記オーバーフロー検出回
路3からのオーバーフロー信号に基づいて所定の波形信
号を発生する波形信号発生手段(波形発生回路8)と、
この波形信号発生手段からの波形信号を上記入力クロッ
クの半サイクル分遅延する遅延手段(遅延回路4)と、
この遅延手段で遅延された波形信号または上記オーバー
フロー検出回路3からの遅延されていない波形信号を、
上記ビット記憶手段の格納値に応じて選択して出力する
切り替え手段(切り替え回路5)とを備えた。
【0008】
【作用】この第1の発明によるタイマ回路は、初めにカ
ウンタ手段(n−1ビットカウンタ2)にnビットの入
力カウント値のうち上位n−1ビットが設定され、その
入力カウント値のうち下位1ビットがビット記憶手段
(1ビットレジスタ6)に格納される。上記カウンタ手
段はそのカウント値の上位n−1ビットを入力クロック
に基づいてカウント(計数)し、上記オーバーフロー検
出回路3は上記カウンタ手段のオーバーフローを検出し
てオーバーフロー信号を出力する。遅延手段(遅延回路
4)は上記オーバーフロー信号を上記入力クロックの半
サイクル分遅延して出力する。切り替え手段(切り替え
回路5)は、上記オーバーフロー検出回路3から、遅延
しないオーバーフロー信号と上記遅延手段で遅延したオ
ーバーフロー信号とを入力し、上記ビット記憶手段の格
納値に応じてどちらかのオーバーフロー信号を選択して
出力する。したがって、上記オーバーフロー信号の発生
位置の最小分解幅が、入力クロックの半サイクルとする
ことができる。この第2の発明によるタイマ回路は、初
めにカウンタ手段(n−1ビットカウンタ2)にnビッ
トの入力カウント値のうち上位n−1ビットが設定さ
れ、その入力カウント値のうち下位1ビットがビット記
憶手段(1ビットレジスタ6)に格納される。上記カウ
ンタ手段はその入力カウント値の上位n−1ビットを入
力クロックに基づいてカウント(計数)し、上記オーバ
ーフロー検出回路3は上記カウンタ手段のオーバーフロ
ーを検出してオーバーフロー信号を出力する。波形出力
手段(波形発生回路8)は上記オーバーフロー信号に基
づいて所定の波形信号を出力する。この波形信号を遅延
手段(遅延回路4)により上記入力クロックの半サイク
ル分遅延した後に出力する。切り替え手段(切り替え回
路5)は、上記波形出力手段からの遅延していない波形
信号と上記遅延手段からの遅延された波形信号とを入力
し、上記ビット記憶手段の格納値に応じてどちらかの波
形信号を選択して出力する。したがって、波形信号の変
化位置の最小分解幅が、入力クロックの半サイクルとす
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。図1は、この第1の発明の一実施例(第1の実施
例)におけるタイマ回路のブロック図である。図1にお
いて、1はデータバス(DB)、2はカウンタ手段とし
てのn−1ビットカウンタ、3はオーバーフロー検出回
路、4は遅延手段としての遅延回路、5は切り替え手段
としての切り替え回路、6はビット記憶手段としての1
ビットレジスタ、1aは入力され設定されるnビットの
入力カウント値、2aはn−1ビットカウンタ2のカウ
ント値、3aはオーバーフロー検出回路3で検出された
オーバーフロー信号、4aは遅延回路4の出力信号、7
aは入力クロック、6aは1ビットレジスタ6の格納
である。なお、図1において、図6の従来例と同一のも
のには同一符号を付しており、以下の詳細な説明を省略
する。
【0010】n−1ビットカウンタ2は、分割されて入
力されたnビットの入力カウント値1aのうち、上位n
−1ビットを設定して、入力クロック7aに同期してカ
ウント(計数)する。例えば、4ビットの入力カウント
値「0101」が入力されると、「010」の上位3ビ
ットを分割してn−1ビットカウンタ2に設定し、カウ
ントする。すなわち、データバス1から入力されたカウ
ント値をほぼ1/2の値にしてn−1ビットカウンタ2
(4ビットの入力カウント値の場合、3ビットカウンタ
2)でカウントする。オーバーフロー検出回路3は、n
−1ビットカウンタ2のカウント値2aが例えば0にな
るのを検出することによって、そのカウンタ2のオーバ
ーフローを検出し、オーバーフロー信号3aを出力す
る。遅延回路4は、オーバーフロー信号3aを入力クロ
ック7aの半クロック(例えば入力クロックの周期Tの
場合、(1/2)Tの分だけ遅延して出力信号4aを出
力する。一方、1ビットレジスタ6は、nビットの入力
カウント値1aのうち下位1ビット、例えばカウント
「0101」の下位1ビットの「1」を格納する。切り
替え回路5は、1ビットレジスタ6に格納された格納値
(上記の場合レジスタ値「1」)に応じて、オーバーフ
ロー信号3aまたは出力信号4aを選択し、出力信号5
aとして出力する。
【0011】図2は、この第1の一実施例の各部を更に
詳細に示した回路図である。図2では、図1の遅延回
路,切り替え回路,1ビットレジスタを詳細に示してい
る。図2において、40,41はトランスミッションゲ
ート、42〜44はインバータ回路、50,51はクロ
ックドインバータ、52,53はインバータ回路、6
0,61はトランスミッションゲート、62,63はイ
ンバータ回路である。遅延回路4はトランスミッション
ゲート40,41とインバータ回路42〜44から成
る。トランスミッションゲート40は、入力クロック7
aが制御端子CLK(反転),制御端子CLKに
「0」,「1」の信号が入力された時にオンし、インバ
ータ回路42,43にオーバーフロー信号3aのデータ
を書き込む。このときトランスミッションゲート41は
制御端子CLK,制御端子CLK(反転)に「0」,
「1」の信号が入力されてオフし、次の入力クロックの
半サイクルでトランスミッションゲート40がオフする
とオンして書き込まれたデータをラッチする。そして、
次の入力クロックの半サイクルで、オーバーフロー信号
3aの新しいデータをインバータ回路42,43にデー
タを書き込み、結果的に書き込まれたデータを入力クロ
ックの半サイクル分遅延させる。1ビットレジスタ6
は、トランスミッションゲート60,61とインバータ
回路62,63から成る。トランスミッションゲート6
0は制御端子W(反転),制御端子Wに「0」,「1」
のライト信号が入力されるとオンする。また、トランス
ミッションゲート61は制御端子W,制御端子W(反
転)に「1」,「0」のライト信号が入力されるとオン
する。すなわちトランスミッションゲート60とトラン
スミッションゲート61とは、一方がオンの時、他方が
オフする。データの書き込みの時は、トランスミッショ
ンゲート60をオン、トランスミッションゲート61を
オフし、データのラッチ時にはトランスミッションゲー
ト61をオンし、トランスミッションゲート60をオフ
する。切り替え回路5は、クロックドインバータ回路5
0,51とインバータ回路52から成る。インバータ回
路52に「1」信号が入力されると、インバータ回路5
0を活性、インバータ回路51を非活性にしてインバー
タ回路50を選択し、インバータ回路52に「0」信号
が入力されると、インバータ回路50を非活性、インバ
ータ回路51を活性にしてインバータ回路51を選択す
る。
【0012】図3は、この第1の実施例のタイマ回路に
4ビットのカウント値を入力した場合の各部動作を示す
波形図である。図3において、(A)はn−1ビットカ
ウンタ2に入力される周期Tの入力クロック7aで〜
はクロックの立ち上がり,下がりを連番で示してお
り、(B)はn−1ビットカウンタ2(この場合、3ビ
ットカウンタ2)のカウント値2a、(C)はオーバー
フロー検出回路3からのオーバーフロー信号3a、
(D)は遅延回路4の出力信号4a、(E)は切り替え
回路5の出力信号5aを示している。
【0013】次に、図1〜図3を用いて、この第1の実
施例の動作について説明する。初めに、データバス1か
ら4ビットの入力カウント値「0101」が入力され
る。この入力カウント値「0101」は、上位n−1ビ
ット(「010」の3ビット)と下位1ビット(「1」
の1ビット)に分割され、「010」の3ビットはn−
1ビットカウンタ2(3ビットカウンタ2)に設定さ
れ、「1」の1ビットのデータは1ビットレジスタ6に
格納される。このとき、1ビットレジスタ6では、図2
で示すように、ライト信号が制御端子W,制御端子W
(反転)に与えられることにより、トランスミッション
ゲート60をオン,トランスミッションゲート61をオ
フにして、「1」の1ビットをインバータ回路62で反
転した「0」のデータを書き込む。そして、クロックド
インバータ51を活性にして選択する。一方、3ビット
カウンタ2では、入力クロック7a(図3の(A))に
基づいて「010」の3ビットをカウントし、カウント
値2a(図3の(B))を出力する。オーバーフロー検
出回路3では、カウント値が「001」から「000」
になる時(図3(A)の〜)を検出してオーバーフ
ロー信号3a(図3の(C)の「1」の信号)を切り替
え回路5または遅延回路4に出力する。遅延回路4で
は、図2で示すように、トランスミッションゲート40
をオフ,トランスミッションゲート41をオンして
「0」となっているが、入力クロック7aの(1/2)
T後(図3の(A)の〜)にトランスミッションゲ
ート40をオン,トランスミッションゲート41をオフ
してインバータ回路42に「1」を書き込み、インバー
タ回路42〜44に「1」をラッチする。そして結果的
に、(1/2)T遅延させ出力信号4a(図3の
(D))を出力する。切り替え回路5は上述したよう
に、出力信号4aを選択しているため、入力クロック7
aの半サイクルすなわち(1/2)Tを遅延した出力信
号5a(図3の(E))を出力する。この結果、この第
1の実施例のタイマ回路では、同じカウント値「010
1」を設定したのにもかかわらず、従来例(図7)と比
べ、入力クロック7aの半分の時間でオーバーフロー信
号を出力できる。すなわち、オーバーフロー信号の最小
分解幅を、入力クロックの周波数を変えずに入力クロッ
クの半サイクルにすることができる。
【0014】図4は、この第2の発明の実施例(第2の
実施例)のブロック図である。図4において、8は波形
発生回路であり、他の部分は第1の実施例と全く同じで
ある。図5は、第2の実施例のタイマ回路の各部の動作
を示す波形図であり、図3と同じく4ビットの入力カウ
ント値が入力された場合を示している。(A)はn−1
ビットカウンタ2に入力される入力クロック7a、
(B)はn−1ビットカウンタ2(この場合、3ビット
カウンタ2)のカウント値、(C)はオーバーフロー検
出回路3からのオーバーフロー信号3a、(D)は波形
発生回路8の出力信号8a、(E)は遅延回路4の出力
信号4a、(F)は切り替え回路5の出力信号5aであ
る。波形発生回路8はオーバーフロー検出回路3からの
オーバーフロー信号3aをトリガとして、例えば周期T
0(図5の(D))の信号を出力する。もちろん一定時
間に「1」→「0」の信号や「0」→「1」への信号で
もよい。この第2の実施例ではオーバーフロー信号を遅
延させるのではなく、オーバーフロー信号により発生す
る波形発生回路8の出力波形信号を遅延回路で遅延させ
る点で異なっている。なお、動作については、第1の実
施例で説明したものと、ほぼ同じであるため省略する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この第1の発明に
よれば、タイマ回路から検出されるオーバーフロー信号
の最小分解幅を入力クロックの半サイクルになるような
構成としたため、入力クロックの周波数を変えることな
くオーバーフロー信号の最小分解幅を従来のタイマ回路
の1/2とすることができる効果がある。この第2の発
明によれば、タイマ回路をもとにした波形出力手段から
出力される波形信号の最小分解幅を、入力クロックの半
サイクルとなるような構成としたため、入力クロックの
周波数を変えることなく波形信号の最小分解幅を従来の
タイマ回路の1/2とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この第1の発明の一実施例を示すタイマ回路の
ブロック図である。
【図2】図1の遅延回路,切り替え回路,1ビットレジ
スタを詳細に示した回路図である。
【図3】図1のタイマ回路の各部の動作を示す波形図で
ある。
【図4】この第2の発明の一実施例を示すタイマ回路の
ブロック図である。
【図5】図4のタイマ回路の各部の動作を示す波形図で
ある。
【図6】従来のタイマ回路のブロック図である。
【図7】図6のタイマ回路の各部の動作を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
1 データバス 2 n−1ビットカウンタ 3 オーバーフロー検出回路 4 遅延回路 5 切り替え回路 6 1ビットレジスタ 8 波形発生回路 9 nビットカウンタ 1a nビットの入力カウント値 2a カウント値(上位n−1ビット) 3a オーバーフロー信号 4a,5a 出力信号 6a レジスタ値 7a 入力クロック 8a 出力波形信号 9a カウント値

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウント値が設定されたカウンタのオー
    バーフローを検出してオーバーフロー信号を出力するオ
    ーバーフロー検出回路を有するタイマ回路において、上
    記オーバーフロー検出回路の前段に設けられ、設定され
    たnビットの入力カウント値のうち、上位n−1ビット
    を所定の入力クロックに基づいて計数するカウンタ手段
    と、上記入力カウント値の下位1ビットを格納するビッ
    ト記憶手段と、上記オーバーフロー検出回路からのオー
    バーフロー信号を上記入力クロックの半サイクル分を遅
    延する遅延手段と、この遅延手段で遅延されたオーバー
    フロー信号または上記オーバーフロー検出回路からの遅
    延されていないオーバーフロー信号を、上記ビット記憶
    手段の格納値に応じて選択して出力する切り替え手段と
    を備えたことを特徴とするタイマ回路。
  2. 【請求項2】 カウント値が設定されたカウンタのオー
    バーフローを検出してオーバーフロー信号を出力するオ
    ーバーフロー検出回路を有するタイマ回路において、上
    記オーバーフロー検出回路の前段に設けられ、設定され
    たnビットの入力カウント値のうち、上位n−1ビット
    を所定の入力クロックに基づいて計数するカウンタ手段
    と、上記入力カウント値の下位1ビットを格納するビッ
    ト記憶手段と、上記オーバーフロー検出回路からのオー
    バーフロー信号に基づいて所定の波形信号を発生する波
    形信号発生手段と、この波形信号発生手段からの波形信
    号を上記入力クロックの半サイクル分遅延する遅延手段
    と、この遅延手段で遅延された波形信号または上記オー
    バーフロー検出回路からの遅延されていない波形信号
    を、上記ビット記憶手段の格納値に応じて選択して出力
    する切り替え手段とを備えたことを特徴とするタイマ回
    路。
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