JP2002198797A - 同期型出力回路 - Google Patents

同期型出力回路

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JP2002198797A
JP2002198797A JP2000393103A JP2000393103A JP2002198797A JP 2002198797 A JP2002198797 A JP 2002198797A JP 2000393103 A JP2000393103 A JP 2000393103A JP 2000393103 A JP2000393103 A JP 2000393103A JP 2002198797 A JP2002198797 A JP 2002198797A
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clock
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JP2000393103A
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English (en)
Inventor
Takeshi Horibe
武史 堀部
Shunichi Sakata
俊一 坂田
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号の状態遷移から所定の時間後に論理
回路部の出力をイネーブルとすることによりアクセスの
増大を防止した同期型出力回路を提供する。 【解決手段】 時刻t1に、信号aが“H”レベルに遷移
すると、時刻t2に入力信号遷移検出回路1の出力が
“H”レベルとなり、入力イネーブル信号発生回路5の
出力ENA1が“H”レベルになる。ENA1が“H”レベルに
なると、2ビットカウンタはリセットされ、出力“0
0”となる。次に、時刻t3にて信号bが“H”レベルへ
遷移すると、この状態でENA1は“H”レベルであるか
ら、信号aとbは時刻t4に論理回路部6へ伝播し、クロ
ックCLKの次の立ち上がり、すなわち時刻t5にて入力イ
ネーブル信号ENA1は“L”レベルとなる。時刻t6にて
2ビットカウンタは動作を停止し、出力イネーブル信号
ENA2が“L”レベルとなるから、クロックCLKの立ち上
がりに同期して出力ドライバ部8より“H”レベルが出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の期間内に所
定の論理演算を行い、結果を出力する同期型出力回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は同期型出力回路の従来例の回路
図、図4はそのタイミングチャートである。
【0003】論理回路部6は信号aとbの論理積を取り、
信号cを出力する。同期化回路部7は、クロックCLKを入
力クロックとするD型フリップフロップで構成され、論
理回路部6の出力cをクロックCLKの立ち上がりに同期し
て出力する。出力ドライバ部8は同期化部7の出力をバ
ッファリングして出力する。
【0004】今、信号aが時刻t1に“L”レベルより
“H”レベルへ遷移し、信号bが時間t2に“L”レベルよ
り“H”レベルへ遷移すると、時刻t2で信号cが“L”レ
ベルより“H”レベルへ遷移し、時刻t3のクロックCLK
の立ち上がりに同期して出力信号“H”レベルを得るこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来同期型出
力回路では、図4に示されるように論理回路部6のAND
ゲートのゲート遅延に起因して、信号cの出力が遅れ、
該遅延がクロックCLKの立ち上がり時刻t2以降に達すれ
ば、時刻t3から時刻t4の間に“L”レベルを出力しア
クセスの増大を招き、所定の結果が得られない。これは
論理回路部6の規模が大きくなれば、これに応じて増加
するため、満足のいく品質を得ることができなかった。
【0006】本発明の目的は、入力信号の状態遷移か
ら、所定の時間後に論理回路部の出力をイネーブルとす
ることによりアクセスの増大を防止した同期型出力回路
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の同期型出力回路は、各入力信号に対応した
入力信号遷移検出部と、入力イネーブル信号発生部と、
入力イネーブル回路部と、論理回路部と、出力イネーブ
ル信号発生部と、同期化部と、出力ドライバ部を有す
る。
【0008】入力信号遷移検出部は当該入力信号の状態
遷移(立ち上がり、立ち下がり)を検出し、クロックの
1周期の間状態遷移後の論理レベルの信号を出力する。
入力イネーブル信号発生部は論理和回路からなり、入力
信号遷移検出部の状態遷移後の論理レベルの信号を入力
イネーブル信号として出力する。入力イネーブル回路部
は、論理回路部の前段に設けられ、前記入力イネーブル
信号が出力されると、各入力信号を出力する。論理回路
部は入力イネーブル回路部から出力された入力信号に対
して所定の論理演算(論理積等)を行う。出力イネーブ
ル信号発生部は入力イネーブル信号が出力されると、論
理回路部から論理演算された信号が出力された後、予め
設定されたクロック数後に出力イネーブル信号を出力す
る。同期化部は論理回路部の出力を入力し、出力イネー
ブル信号が出力されると、これを出力ドライバ部に出力
する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0010】図1を参照すると、本発明の一実施形態の
同期型出力回路は入力信号遷移検出部1、2と入力イネ
ーブル信号発生部3と出力イネーブル信号発生部4と入
力イネーブル回路部5と論理回路部6と同期化部7と出
力ドライバ部8で構成されている。
【0011】入力信号遷移検出部1は、クロックCLKを
入力クロック、信号aを入力信号とする直列接続の2段
のD型フリップフロップ(DFF)11、12と、DFF11
の出力とDFF12の出力を入力とする排他的論理和回路
13で構成され、信号aの遷移を検出して、クロックCLK
の1周期の間“H”レベルを出力する。入力信号遷移検
出部2も入力信号遷移検出部1と同様にDFF21、22
と排他的論理和回路23で構成され、信号bを入力す
る。入力イネーブル信号発生部3は入力信号遷移検出部
1と2の出力を入力とし、“H”レベルの入力イネーブ
ル信号ENA1を出力するOR回路で構成されている。出
力イネーブル信号発生部4は、クロックCLKをカウント
クロックとする2ビットのカウンタで構成され、入力イ
ネーブル信号発生部3から出力された入力イネーブル信
号ENA1をリセット入力(すなわち、EA1が“H”レベル
で、カウンタの出力は全て“L”レベルとなる)とし、
またカウンタ出力B1(最上位ビット)の反転をカウン
ト動作のイネーブル信号(すなわちB1が“L” レベル
ならばアップカウント動作、B0(最下位ビット)が
“H”レベルならば動作停止)とし、“1”の出力B0を
出力イネーブル信号ENA2として出力する。入力イネー
ブル回路部5は、クロックCLKを入力クロック、信号aを
入力信号とする、イネーブル付きのDFF51と、クロッ
クCLKを入力クロック、信号bを入力とする、イネーブル
付きのDFF52で構成されている。DFF51はイネーブル
端子ENAに“H”レベルのイネーブル信号ENA1が入力さ
れると、信号aをクロックCLKの立ち上がりに同期して保
持し、“L”レベルのイネーブル信号ENA1が入力される
と、前回の値を保持する。論理回路部6はDFF51と5
2の出力を入力とする論理積回路で構成される。同期化
部7はクロックCLKを入力クロックとし、論理回路部6
の出力cを入力信号とする、イネーブル付きのDフリップ
フロップで構成されている。すなわち、イネーブル端子
ENAに“H”レベルのイネーブル信号ENA2が入力される
と、信号cをクロックCLKの立ち上がりに同期して出力
し、“L”レベルのイネーブル信号ENA2が入力される
と、前回の値を保持する。出力ドライバ部8はバッファ
81と82で構成され、同期化部9の出力をバッファリ
ングして出力する。
【0012】次に、本実施形態の動作を図2のタイミン
グチャートにより説明する。
【0013】まず、時刻t1に、信号aが“H”レベルに
遷移すると、時刻t2に入力信号遷移検出部1の出力が
“H”レベルとなり、入力イネーブル信号発生部3の出
力である入力イネーブル信号ENA1が“H”レベルにな
る。ENA1が“H”レベルになると、2ビットカウンタは
リセットされ、出力は“00”となる。次に、時刻t3
に信号bが“H”レベルへ遷移すると、この状態で入力イ
ネーブル信号ENA1は“H”レベルであるから、信号aとb
は時刻t4に入力イネーブル回路部5から論理回路部6
へ出力され、クロックCLKの次の立ち上がり、すなわち
時刻t5にて入力イネーブル信号ENA1は“L”レベルと
なる。時刻t6にて2ビットカウンタは動作を停止し、
出力イネーブル信号ENA2が“L”レベルとなるから、
クロックCLKの立ち上がりに同期して出力ドライバ部8
より“H”レベルが出力される。
【0014】なお、図2中の区間Tはプログラム可能で
ある。すなわち、図1中の出力イネーブル信号発生部4
の2ビットのカウンタを所定ビット数のカウンタに変更
し、所定のビットをカウンタのイネーブル信号にまた、
所定のビットを同期化部7のイネーブル信号に設定すれ
ばよい。また、入力信号の数は3つ以上でもよい。論理
回路部6の論理演算は論理積に限らない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常に最後の入力の変化より所定のクロック後に出力が現
れ、安定した出力タイミング、すなわち安定したアクセ
スを得ることができる。また、論理回路部のゲート遅延
は区間T(図2)内であればよく、十分な論理ゲート遅
延時間を予め設定でき、安定したアクセス時間を保障す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の同期型出力回路の回路図
である。
【図2】図1の同期型出力回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【図3】同期型出力回路の従来例の回路図である。
【図4】図3の同期型出力回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1、2 入力信号遷移検出部 3 入力イネーブル信号発生部 4 出力イネーブル信号発生部 5 入力イネーブル回路部 6 論理回路部 7 同期化部 8 出力ドライバ部 11、12、21、22、51、52 D型フリップ
フロップ 13、23 排他的オア回路 81、82 バッファ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力信号のそれぞれの状態遷移を
    検出し、クロックの1周期の間状態遷移後の論理レベル
    の信号を出力する複数の入力信号遷移検出部と、 前記複数の入力信号遷移検出部の状態遷移後の論理レベ
    ルの信号を入力イネーブル信号として出力する、論理和
    回路からなる入力イネーブル信号発生部と、 前記複数の信号を入力し、前記入力イネーブル信号が出
    力されると前記クロックに同期して出力する入力イネー
    ブル回路部と、 前記入力イネーブル回路部の出力信号の所定の論理演算
    を行う論理回路部と、 前記入力イネーブル信号に基づき、前記論理回路部から
    出力信号が出力された後、予め設定されたクロック数後
    に出力イネーブル信号を出力する出力イネーブル信号発
    生部と、 前記出力イネーブル信号が出力されると、前記論理回路
    部の出力を前記クロックに同期して出力する同期化部
    と、 前記同期化部の出力をバッファリングする出力ドライバ
    部を有する同期型出力回路。
  2. 【請求項2】 前記入力信号遷移検出部は、前記クロッ
    クを入力クロックとし、前記各入力信号を入力信号とす
    る直列接続されたD型フリップフロップと、各D型フリッ
    プフロップの出力を入力とする排他的論理和回路を含
    む、請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】 前記入力イネーブル回路部は、前記クロ
    ックを入力クロックとし、各入力信号を入力信号とし、
    前記入力イネーブル信号発生部から入力イネーブル信号
    が出力されると、当該入力信号を前記クロックに同期し
    て出力する複数のイネーブル付D型フリップフロップを
    含む、請求項1または2記載の回路。
  4. 【請求項4】 前記出力イネーブル信号発生部は、前記
    クロックをカウントクロックとし、前記入力イネーブル
    信号がアクティブになるとリセットされ、最上位ビット
    が0ならばアップカウント動作し、最下位ビットが
    “1”ならば動作を停止、“1”の最下位ビットを前記
    出力イネーブル信号として出力するnビット(nは2以上
    の整数)のカウンタで構成される、請求項1から3のい
    ずれか1項記載の回路。
  5. 【請求項5】 前記同期化部は、前記クロックを入力ク
    ロックとし、前記出力イネーブル信号がアクティブのと
    き前記クロックに同期して前記論理回路部の出力を出力
    するイネーブル付D型フリップフロップである、請求項
    1から4のいずれか1項記載の回路。
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