JP5190472B2 - 駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は液晶表示装置の駆動回路に関し、特に、カスケード接続された複数のソースドライバ間でスタート信号が順次転送される駆動回路に関する。
液晶表示装置の大型化、高解像度化のために、カスケード接続方式のソースドライバ内部のクロック信号が高速化している。これに伴い、カスケード接続されたソースドライバ間でスタート信号を転送するための基本クロック信号も高速化してしまう。このため、セットアップ時間や、ホールド時間のマージンが小さくなってしまう。
そこで、特許文献1では、後段回路のスタート信号の取り込みに分周クロック信号を用いて、セットアップ時間やホールド時間のマージンを確保する方法が提案されている。例えば、分周動作により基本クロック信号から周期が2倍の分周クロック信号を生成する。分周クロック信号の立ち上がりタイミングでスタート信号をフリップフロップに取り込むことにより、セットアップ時間等のマージンが確保される。
近年、異なるパネルサイズに対応するために、有効出力チャンネル数の異なるソースドライバを混在させてカスケード接続することができ、有効出力チャンネル数の切替機能を有するソースドライバの要求が出てきている。これは、液晶表示装置メーカでは表示装置全体の有効出力チャンネル数の設計自由度が増すからである。また、ソースドライバのメーカでは1つの製品で多様な顧客の要求に応えることが出来るからである。
異なる有効出力チャンネル数では、ソースドライバに入力されるRGBデータの数が異なる。しかし、特許文献1では、RGBデータの最終データと分周クロック信号との関係については記載されていない。最終データが分周クロック単位で終わらない場合、後段側に接続されるソースドライバのラッチタイミングを示すデータスタートパルスと最初の有効データとのタイミングが合わず、有効データと出力との関係が崩れてしまうことがある。
特開平8−329696号公報
このように、特許文献1では、最終データが分周クロック単位で終わらない場合、後段側に接続されるソースドライバに入力される有効データの開始タイミングとラッチタイミングとが合わないという問題がある。
本発明の一態様に係るソースドライバは、スタート信号をシフトレジスタで順次転送するカスケード接続用ソースドライバであって、カスケード接続された複数のソースドライバ間を順次転送されるスタート信号が、前段側のソースドライバに取り込まれてから後段側のソースドライバに取り込まれるまでの期間に、前記前段側のソースドライバに基本クロックに応じてデータが取り込まれ、後段側のソースドライバへのスタート信号を出力する駆動回路において、前記ソースドライバは、前記基本クロックを分周して分周クロックを生成する分周回路と、前記分周クロックエッジで、前記スタート信号を取り込むスタート信号取込部と、読み込んだスタート信号のパルス幅を判定するパルス幅判定部と、前記スタート信号のパルス幅に応じて、前記データの取り込み開始のタイミングを切り替える制御回路とを備えるものである。
このような構成により、ソースドライバの有効ピクセルデータが分周クロック単位で終わらない場合であっても、受け取ったスタート信号のパルス幅によって前段側のソースドライバのデータ終了状態を判別し、有効データの開始タイミングに合わせて、データを取り込むことができる。
本発明によれば、カスケード接続される複数のソースドライバにおいて、最終データが分周クロック単位で終わらないソースドライバが含まれる場合であっても、後段側に接続されるソースドライバに入力される有効データのタイミングと取り込みタイミングとを合わせることができる。
ソースドライバにコントローラから入力される信号を説明する図である。 実施の形態に係るソースドライバの比較例におけるインターフェース回路の構成を示す図である。 図2Aに示すインターフェース回路のスタート信号取り込み部の構成を示す図である。 図2Aに示すインターフェース回路のスタート信号出力部の構成を示す図である。 図2Aに示すインターフェース回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 分周クロック信号を用いた場合の比較例の動作を説明するタイミングチャートである。 図4Aに示す動作を行う場合の、インターフェース回路のスタート信号取り込み部の構成を示す図である。 分周クロック信号を用いた場合の比較例の動作を説明するタイミングチャートである。 分周クロック信号を用いた場合の比較例の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態に係るソースドライバのインターフェース回路の構成を示す図である。 実施の形態に係るソースドライバのスタート信号取り込み部の構成を示す図である。 実施の形態に係るソースドライバのスタート信号取り込み動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態に係るソースドライバのスタート信号取り込み動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態に係るソースドライバのスタート信号出力部の構成を示す図である。 実施の形態に係るソースドライバのスタート信号の出力動作を説明する図である。 実施の形態に係るソースドライバのスタート信号の出力動作を説明する図である。 複数のソースドライバを接続したときの制御イメージを示す。
まず、本発明の実施の形態の説明に先立ち、発明者らが本発明をなすに至った経緯について説明する。図1は、ソースドライバ10にコントローラ20から入力される信号について説明する図である。ここでは、カスケード接続された複数のソースドライバ10を備える駆動回路について説明する。
図1に示すように、最端部に配置されたソースドライバ10には、コントローラ20からスタート信号STHが入力される。スタート信号STHは、複数のソースドライバ10間で順次転送される。各ソースドライバ10には、コントローラ20から高速I/Fを介してクロック信号MCLK、データ信号DA(以下、これらをまとめて高速シリアル信号ともいう。)が入力されている。
また、各ソースドライバ10には、コントローラ20からCMOS I/Fを介して、ストローブ信号STB、極性信号POLが入力されている。ストローブ信号STBに応じて、各ソースドライバ10から液晶表示パネルに1ライン分の階調電圧が出力される。極性信号POLは、液晶パネルに出力する階調電圧の極性を反転する信号である。極性信号POLは、液晶表示パネルを交流駆動する方式(ライン反転、カラム反転、ドット反転等)に応じて生成される。
さらに、各ソースドライバ10には、設定端子を介して、設定信号OSELが入力される。設定信号OSELは、各ソースドライバ10の出力数を設定する信号である。例えば、設定信号OSELに応じて、ソースドライバ10の出力数を960chから846chに切り替えることができる。また、各ソースドライバ10に異なる値の設定信号OSELを与えて、複数のソースドライバ10のそれぞれで異なる出力数に設定することも可能である。
各ソースドライバ10では、スタート信号STHを受け渡すためのインターフェース回路11を備えている。図2Aは、本発明の実施の形態に係るソースドライバの比較例におけるインターフェース回路11の構成を示す図である。図2Aに示すように、インターフェース回路11は、データ制御部12、スタート信号取込部13、シフトレジスタ部14、データラッチ部15、スタート信号出力部16を備えている。
なお、ここでは図示していないが、ソースドライバ10は、DAコンバータ、出力バッファ等を備えている。データラッチ部15はDAコンバータに接続され、DAコンバータは出力バッファに接続されている。DAコンバータは、データラッチ部15にラッチされたデジタルのRGBデータをアナログの階調電圧に変換する。ストローブ信号STBに応じて出力バッファから階調電圧が出力され、液晶表示パネルのそれぞれのソース線に印加される。以下の説明において、ソースドライバ10に入力されるスタート信号STHをSTH_Iとし、後段側のソースドライバ10に出力されるスタート信号STHをSTH_Oとする。なお、図1での接続を見て明らかなように、この出力スタート信号STH_Oは、後段のソースドライバ10の入力スタート信号STH_Iになる。
ここで、図2A、2B、3を参照して比較例の動作について説明する。図2は、図2Aのインターフェース回路のスタート信号取り込み部の構成を示す図である。図3は、図2Aに示すインターフェース回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。図3に示すように、ここでは、6ピクセルデータずつ処理されるものとする。また、この例におけるソースドライバ10の出力数は、960chであるものとする。
データ制御部12には、高速I/Fを介してデータ信号DA、高速クロック信号MCLKが入力される。データ制御部12は、シリアル信号のデータ信号DAをパラレル信号の複数のRGBデータD1〜D6に変換する。また、データ制御部12は、クロック信号MCLKを複数のRGBデータを転送するための内部基本クロックCLKに変換する。内部基本クロック信号CLKは、スタート信号取込部13、シフトレジスタ部14、スタート信号出力部16にそれぞれ供給される。さらに、データ制御部12は、スタート信号取込部13、シフトレジスタ部14にリセット信号RBを出力する。リセット信号RBは、ストローブ信号STBに応じて生成される信号で、データ制御の開始前にスタート信号取込部13とスタート信号出力部16をリセットするリセットパルスとして機能する。
スタート信号取込部13には、スタート信号STH_I、内部基本クロックCLKが入力される。ここで、図2Bを参照してスタート信号取込部13の構成について説明する。図2Bに示すように、スタート信号取込部13は、直列に接続された6つのフリップフロップにより構成されるシフトレジスタ、2つのインバータ、NAND回路を備える。
取り込まれたスタート信号STH_Iは、フリップフロップにより構成されるシフトレジスタにより、内部基本クロックCLKで順次シフトされる。スタート信号取込部13は、フリップフロップで順次シフトされた内部基本クロックCLKを用いてデータスタートパルスDSTHを生成する。具体的には、5つ目のフリップフロップからの出力信号と、6つ目のフリップフロップの出力信号がインバータにより反転された信号とが、NAND回路に入力される。NAND回路からの出力はインバータにより反転されて、データスタートパルスDSTHとなる。
図3に示すように、当該ソースドライバ10がラッチする最終のRGBデータ(Last)のスタート信号STH_Iの立ち上がりから、後段ソースドライバ10がラッチする最初のRGBデータ(1(2nd)〜6(2nd))のスタート信号STH_Iの立ち上がりに応じて、データスタートパルスDSTHが生成される。データスタートパルスDSTHは、シフトレジスタ部14に供給される。
なお、RGBデータ(Last)以前のデータは、前段のソースドライバが取込むべきRGBデータである。また、RGBデータ(1(2nd)〜6(2nd))以降が、図3のスタート信号STH_I、図2Bに示すシフトレジスタの出力及びデータスタートパルスDSTHを生成する後段のソースドライバが取込むべきRGBデータである。
データスタートパルスDSTHは、シフトレジスタ部14で内部基本クロックCLKに従って順次シフトされ、データラッチ部15に供給される。データラッチ部15は、シフトレジスタ部14からのパルス信号に応じてパラレル信号のRGBデータD1〜D6を順次ラッチする。すなわち、データスタートパルスDSTHは、RGBデータD1〜D6のラッチタイミングを示す。
シフトレジスタ部14は、データラッチ部15での有効データのラッチが終了する前にフラグ信号QRLをスタート信号出力部16に出力する。図2Cに、図2Aに示すインターフェース回路11のスタート信号出力部16の構成を示す。スタート信号出力部16は、フラグ信号QRLを図2Cに示すフリップフロップにより、内部基本クロック信号CLKに応じて順次シフトする。そして、スタート信号出力部16は、カスケード接続された後段ソースドライバ10のスタート信号となるSTH_Oを生成する。
この比較例において、液晶表示装置の高解像化等により、ソースドライバ10内部の高速クロック信号MCLKが高速になるのに伴い、カスケード接続されたソースドライバ10間でスタート信号STHを転送する内部基本クロック信号CLKも高速化してしまう。図3に示すように、スタート信号STHは、内部基本クロック信号CLKの立ち上がりに応じてシフトされるため、セットアップ時間setupや、ホールド時間のマージンが小さくなってしまう。
そこで、本発明者らは、後段回路のスタート信号の取り込みに分周クロック信号を用いて、セットアップ時間やホールド時間のマージンを確保する方法を採用することを検討した。図4A、4Bを参照して、分周クロックCLK_DIVを用いたソースドライバ10の制御例について説明する。図4Aは、分周クロック信号を用いた場合の比較例の動作を説明するタイミングチャートである。図4Bは、図4Aに示す動作を行う場合の、インターフェース回路11のスタート信号取り込み部13の構成を示す図である。なお、図3と同様に、6ピクセルデータずつ処理されるものとし、この例におけるソースドライバ10の出力数は960chであるものとする。
図4Aに示すように、分周動作により内部基本クロック信号CLKの周期の2倍の分周クロック信号CLK_DIVが生成される。分周クロック信号CLK_DIVの立ち上がりタイミングでスタート信号STH_Iが、スタート信号取込部13内の図4Bに示すシフトレジスタに取り込まれる。これにより、セットアップ時間等のマージンが確保される。そして、スタート信号STH_Iは、分周クロック信号CLK_DIVの立ち下がりタイミングで順次シフトされる。
RGBデータD1〜D6は、内部基本クロック信号CLKに応じて入力されている。従って、データスタートパルスDSTHは、内部基本クロック信号CLKに同期する必要がある。このため、図4Bに示すデータスタートパルス生成部17内のフリップフロップは、内部基本クロック信号CLKに同期して、シフトレジスタから入力されたSHI_6をシフトする。これにより、図4Aに示すように、内部基本クロックCLKを用いてデータスタートパルスDSTHが生成される。
図4Aに示すように、分周クロック信号CLK_DIVの立ち下がりでシフトされていたスタート信号STH_Iが内部基本クロック信号CLKの立ち上がりでシフトするように変更される。そして、内部基本クロック信号CLKでシフトされるスタート信号STH_Iの立ち上がりに応じて、データスタートパルスDSTHが生成される。しかし、図4Aに示す例には、以下のような問題がある。
図5A、5Bを参照して、図4Aに示す例の問題点について説明する。図5AはRGBデータD1〜D6が分周クロック単位で終わる例(960ch)、図5BはRGBデータD1〜D6が分周クロック単位で終わらない例(846ch)について示している。この例では、1分周クロック信号CLK_DIVサイクルで12ピクセルデータが処理されるものとする。すなわち、12ピクセルデータが分周クロック単位となる。
図5Aに示す例では、960chの出力数は分周クロック単位の12で割り切れる。このため、最終データが分周クロックCLK_DIVの立ち上がりタイミングで終わる。分周クロックCLK_DIVの立ち下がりタイミングでシフトしていたスタート信号STH_Iを、内部基本クロック信号CLKの立ち上がりでシフトするように変更してデータスタートパルスDSTHを生成すると、データスタートパルスDSTHは最終データの出力タイミングで生成される。従って、この場合には、データスタートパルスDSTHと後段側のソースドライバ10の最初の有効データとのタイミングが合うため、有効データと出力との関係がくずれることはない。
しかしながら、図5Bに示す例では、846chの出力数は分周クロック単位の12で割り切れない。このため、最終データが分周クロックCLK_DIVの立ち下がりタイミングで終わる。分周クロックCLK_DIVの立ち下がりタイミングでシフトしていたスタート信号STH_Iを、内部基本クロック信号CLKの立ち上がりでシフトするように変更してデータスタートパルスDSTHを生成すると、データスタートパルスDSTHは後段側のソースドライバ10の最初のデータ出力タイミングで生成される。このため、データスタートパルスDSTHと後段側のソースドライバ10の最初の有効データとのタイミングが合わずに、有効データと出力との関係がくずれてしまう。
そこで、本発明者らは、以下に説明するような発明をなした。以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、上述の比較例と同一の符号が付されたものについては、実質的に同様の内容を示している。
本実施の形態に係るソースドライバは、図1に示すように、複数のソースドライバ10がカスケード接続されて、液晶表示装置を駆動するものである。ソースドライバ10に入力される信号については、図1に示す例と同様であるため説明を省略する。各ソースドライバ10は、カスケード接続された複数のソースドライバ10間でスタート信号STHを受け渡すためにインターフェース回路11を備えている。
図6は、実施の形態に係るソースドライバ10のインターフェース回路11の構成を示す図である。図6に示すように、インターフェース回路11は、データ制御部12、シフトレジスタ部14、データラッチ部15、スタート信号取込部30、スタート信号出力部40を備えている。
上述したように、データ制御部12は、シリアル信号のデータ信号DAをパラレル信号の複数のRGBデータD1〜D6に変換する。また、データ制御部12は、クロック信号MCLKを複数のRGBデータを転送するための内部基本クロックCLKに変換する。内部基本クロック信号CLKは、スタート信号取込部30、シフトレジスタ部14、スタート信号出力部40にそれぞれ供給される。
本実施の形態に係るデータ制御部12は、図4Aにおいて説明したように、分周動作により内部基本クロック信号CLKの周期よりも長い分周クロック信号CLK_DIVを生成する。ここでは、分周動作により内部基本クロック信号CLKの周期の2倍の分周クロック信号CLK_DIVが生成されるものとする。分周クロック信号CLK_DIVは、スタート信号取込部30に供給される。
ここで、図7を参照して、本実施の形態に係るスタート信号取込部30の構成について説明する。図7は、本実施の形態に係るソースドライバのスタート信号取込部30の構成を示す図である。図7に示すように、スタート信号取込部30は、フリップフロップ、カスケードパルス幅判定部31、データスタート位置調整部32、データスタートパルス生成部33を備える。
フリップフロップは、分周クロックCLK_DIVに応じて、スタート信号STH_Iをシフトする。カスケードパルス幅判定部31は、フリップフロップによりシフトされた信号STH_1〜STH_4を用いて、スタート信号STH_Iのパルス幅を判定し、識別信号IPW3を出力する。カスケードパルス幅判定部31は、2つのNAND回路、NOR回路、セレクタ、フリップフロップを備えている。一方のNAND回路にはSTH_1、STH_2が入力され、他方にはSTH_3、STH_4が入力される。NOR回路には、2つのNAND回路からの出力が入力される。この2つの2入力NAND回路と1つの2入力NOR回路で、4入力AND回路を構成する。
データスタート位置調整部32は、識別信号IPW3に応じてデータスタートパルスDSTHのスタート位置を調整する。データスタートパルス生成部33は、データスタート位置調整部32により調整されたSTH_6を用いて、RGBデータD1〜D6のラッチ開始タイミングを示すデータスタートパルスDSTHを生成する。
ここで、図8A、8Bを参照して、スタート信号STH_Iの取り込み動作について説明する。図8A、8Bは、本実施の形態に係るソースドライバ10のインターフェース回路11のスタート信号STH_I取り込み動作を説明するためのタイミングチャートである。図8Aは出力数が960chでスタート信号STH_Iのパルス幅が3分周クロックCLK_DIV分である場合を示しており、図8Bは出力数が846chでスタート信号STH_Iのパルス幅が2分周クロックCLK_DIV分である場合を示している。
まず、最前段のフリップフロップが、分周クロックCLK_DIVの立ち上がりに応じて、スタート信号STH_Iを取り込み、STH_1を出力する。SHI_1は、カスケードパルス信号及び後段のフリップフロップに分周クロックCLK_DIVの立下りで4回シフトされる。これにより、STH_2、STH_3、STH_4、STH_5が生成される。STH_1、STH_2、STH_3、STH_4は、カスケードパルス幅判定部31に供給される。STH_5は、データスタート位置調整部32に供給される。
次に、カスケードパルス幅判定部31は、STH_1〜STH_4を用いて、フリップフロップに入力されるスタート信号STH_Iのパルス幅を判定し、識別信号IPW3を出力する。カスケードパルス幅判定部31では、以下のような動作により、識別信号IPW3を生成する。
図8Aに示すように、入力されるスタート信号STH_Iが3分周クロックCLK_DIV幅である場合、内部基本クロック信号CLKの立ち上がりにおいて、STH_1〜STH_4が全てHighになるタイミングが存在する(図8A中一点鎖線)。このとき、識別信号IPW3がHighとなる。セレクタは、識別信号IP3WでVDDに接続されるI1側に切り替える。識別信号IPW3は、リセット信号RBが入力されるまで、Highの状態が保持される。
図8Bに示すように、入力されるスタート信号STH_Iが2分周クロックCLK_DIV幅である場合、STH_1〜STH_4が全てHighになるタイミングが存在しない。このとき、識別信号IPW3はLowの状態を保持する。
データスタート位置調整部32は、識別信号IPW3に応じて選択された分周クロックCLK_DIVの正転信号、反転信号のいずれかを選択する。データスタート位置調整部32が選択した信号を選択クロック信号SEL_CLKとする。そして、データスタート位置調整部32は、選択クロック信号SEL_CLKの立ち上がりに応じてSTH_5をフリップフロップに取り込み、STH_6をデータスタートパルス生成部33に出力する。
図8Aに示すように、識別信号IPW3がHighである場合、選択クロック信号SEL_CLKは、分周クロックCLK_DIVの反転信号となる。STH_5は分周クロックCLK_DIVの立ち下がりのタイミングでデータスタート位置調整部32のフリップフロップに取り込まれる。
図8Bに示すように、識別信号IPW3がLowである場合、選択クロック信号SEL_CLKは、分周クロックCLK_DIVとなる。STH_5は分周クロックCLK_DIVの立ち上がりのタイミングでデータスタート位置調整部32のフリップフロップに取り込まれる。すなわち、入力されるスタート信号STH_Iのパルス幅に応じて、STH_6のシフトタイミングが異なる。
データスタートパルス生成部33は、内部基本クロック信号CLKの立ち上がりで、STH_6を2回シフトし、STH_7、STH_8を生成する。データスタートパルス生成部33は、シフトされた信号STH_7、STH_8を用いて、データスタートパルスDSTHを生成する。
このように、本実施の形態では、入力されるスタート信号STHのパルス幅が2分周クロックCLK_DIV分である場合には、最終データが分周クロック単位で終わらないため、データスタートパルスDSTHを内部基本クロック信号CLKの1クロック分早く出す。これにより、後段側のソースドライバ10において、有効データの先頭タイミングと出力タイミングとを合わせることが可能となる。
ここで、図9を参照して、本実施の形態に係るスタート信号出力部40の構成について説明する。図9は、本実施の形態に係るソースドライバのスタート信号出力部40の構成を示す図である。図9に示すように、スタート信号出力部40は、パルス生成部41、出力タイミング調整部42を備える。
パルス生成部41は、6段のフリップフロップ、4つのNOR回路、2つのNAND回路を備えている。パルス生成部41には、シフトレジスタ部14からフラグ信号QRLが入力される。パルス生成部41は、3分周クロックCLK_DIV分のパルス幅のカスケードベース信号CB3と、2分周クロックCLK_DIV分のパルス幅のカスケードベース信号CB2を出力する。
出力タイミング調整部42は後述する出力パルス幅選択信号OPW3によりカスケードベース信号CB3、又カスケードベース信号CB2のいずれかを選択する。出力タイミング調整部42は、XOR回路、NAND回路、NOR回路、3つのセレクタ、3つのフィリップフロップを備えている。リセット信号RB及びインバータにより反転された内部基本クロック信号CLKは、パルス生成部41、出力タイミング調整部42のそれぞれのフィリップフロップに供給される。
XOR回路には、設定信号OSEL、識別信号IPW3が入力される。XOR回路からの出力は、インバータにより反転されて出力パルス幅選択信号OPW3となる。出力パルス幅選択信号OPW3は、セレクタSEL1に供給される。セレクタSEL1は、出力パルス幅選択信号OPW3に応じて、カスケードベース信号CB2又はカスケードベース信号CB3を選択し、CAS_1をセレクタSEL2及びフリップフロップに出力する。
NAND回路には、設定信号OSEL、インバータにより反転された識別信号IPW3が入力される。NAND回路は、選択信号CSEL1をセレクタSEL2に出力する。セレクタSEL2は、CAS_1とこれが入力されたフリップフロップからの信号のうちいずれかを選択し、CAS_2として出力する。NOR回路には、設定信号OSEL、識別信号IPW3が入力される。
NOR回路は、選択信号CSEL2をセレクタSEL3に出力する。セレクタSEL3は、CAS_2とこれが入力されたフリップフロップからの信号のうちいずれかを選択し、CAS_3として最後のフリップフロップに出力する。このフリップフロップからの後段のソースドライバ10のスタート信号となるSTH_Oが出力される。
図10に、本実施の形態に係るソースドライバ10のスタート信号出力部40における各信号の状態を示す。図10に示すように、出力数が960chの場合設定信号OSELはHighであり、出力数が846chの場合設定信号OSELはLowである。出力数が960chの場合おいて、識別信号IPW3がHighのとき、出力パルス幅選択信号OPW3は1、選択信号CSEL1は1、選択信号CSEL2は0となる。また、識別信号IPW3がLowのとき、出力パルス幅選択信号OPW3は0、選択信号CSEL1は0、選択信号CSEL2は0となる。
出力数が846chの場合おいて、識別信号IPW3がHighのとき、出力パルス幅選択信号OPW3は0、選択信号CSEL1は1、選択信号CSEL2は0となる。また、識別信号IPW3がLowのとき、出力パルス幅選択信号OPW3は1、選択信号CSEL1は1、選択信号CSEL2は1となる。
ここで、図11を参照して、後段側のソースドライバ10のスタート信号となるSTH_Oの出力動作について説明する。図11は、本実施の形態に係るソースドライバ10のスタート信号出力部40における出力モードを説明する図である。ここでは、分周クロックCLK_DIV単位で終わる出力数モードとして960ch、分周クロックCLK_DIV単位で終わらない出力数モードとして846chである場合を示している。
パルス生成部41では、シフトレジスタ部14からのフラグ信号QRLを内部基本クロック信号CLKの立ち下がりでフリップフロップに取り込み、QRL_1を出力する。フリップフロップに取り込まれた信号は、後段のフリップフロップにおいて内部基本クロック信号CLKの立ち下がりで5回シフトされる。これにより、QRL_2、QRL_3、QRL_4、QRL_5、QRL_6、が生成される。
QRL_1〜QRL_6を用いて、3分周クロックCLK_DIV分のパルス幅のカスケードベース信号CB3が生成される。また、QRL_1〜QRL_4を用いて、2分周クロックCLK_DIV分のパルス幅のカスケードベース信号CB2が生成される。カスケードベース信号CB2、カスケードベース信号CB3は、出力タイミング調整部42に供給される。
出力タイミング調整部42は、上述した出力パルス幅選択信号OPW3により3分周クロックCLK_DIVのパルス幅か、2分周クロックCLK_DIVのパルス幅かを選択する。図11に示すように、出力数が分周クロックで終わる出力モード(960ch)の場合、後段側のソースドライバ10では、前段側のソースドライバ10から受け取ったスタート信号STH_Iと同じパルス幅のカスケードベース信号が選択される。
例えば、出力数が960chの前段側のソースドライバ10から3分周クロックCLK_DIVのパルス幅のスタート信号STH_Iが入力された場合、出力数が960chの後段側のソースドライバ10では3分周クロックCLK_DIVのパルス幅のカスケードベース信号CB3が選択される。
出力数が分周クロックで終わらない出力モード(846ch)の場合、後段側のソースドライバ10では、前段側のソースドライバ10から受け取ったスタート信号STH_Iと異なるパルス幅のカスケードベース信号が選択される。
例えば、出力数が960chの前段側のソースドライバ10から3分周クロックCLK_DIVのパルス幅のスタート信号STH_Iが入力された場合、出力数が846chの後段側のソースドライバ10では2分周クロックCLK_DIVのパルス幅のカスケードベース信号CB2が選択される。
そして、選択されたカスケードベース信号CB2、CB3をフリップフロップで1回シフトするか、2回シフトするか、又はシフトしないかを、選択信号CSEL1、CSEL2を用いて選択する。
出力数が分周クロックで終わる出力モード(960ch)の場合において、受け取ったスタート信号STH_Iが3分周クロックCLK_DIVのパルス幅である場合、選択信号CSEL1が1、選択信号CSEL2が0である。このとき、カスケードベース信号CB3は、フリップフロップにおいて1回シフトされる。1回シフトされたときのCAS_3の立ち上がりを基準とする。
また、出力数が分周クロックで終わる出力モード(960ch)の場合において、受け取ったスタート信号STH_Iが2分周クロックCLK_DIVのパルス幅である場合、選択信号CSEL1が0、選択信号CSEL2が0である。このとき、カスケードベース信号CB2は、フリップフロップにおいて2回シフトされる。2回シフトされることにより、CAS_3の立ち上がりは基準よりも1内部基本クロック信号CLK分遅くなる。
出力数が分周クロックで終わらない出力モード(846ch)の場合において、受け取ったスタート信号STH_Iが3分周クロックCLK_DIVのパルス幅である場合、選択信号CSEL1が1、選択信号CSEL2が0である。このとき、カスケードベース信号CB3は、フリップフロップにおいて1回シフトされる。この場合、1回シフトされるため、CAS_3の立ち上がりは上述の基準と同じである。
また、出力数が分周クロックで終わらない出力モード(846ch)の場合において、受け取ったスタート信号STH_Iが2分周クロックCLK_DIVのパルス幅である場合、選択信号CSEL1が1、選択信号CSEL2が1である。このとき、カスケードベース信号CB2は、フリップフロップにおいてシフトされない。シフトされないことにより、CAS_3の立ち上がりは基準よりも1内部基本クロック信号CLK分早くなる。
このようにして選択された信号CAS_3が、内部基本クロック信号CLKの立ち下がりで最終段のフリップフロップに取り込まれ、後段のソースドライバ10のスタート信号としてSHT_Oが出力される。
図12に、複数のソースドライバ10をカスケード接続したときの制御イメージ図を示す。図12(1)に示すように、分周クロック単位で終わる出力数モードの組み合わせ(960chのソースドライバ10を5つカスケード接続した例)では、各ソースドライバ10の有効データは分周クロック単位で終わる。このため、ソースドライバ10間で順次転送されるスタート信号STHは、3分周クロックCLK_DIVのパルス幅であり、基準に合わせて出力される。
図12(2)に示すように、分周クロック単位で終わる出力数モードの組み合わせ(846chのソースドライバ10を5つカスケード接続した例)では、各ソースドライバ10の有効データは分周クロック単位で終わらない。2分周クロックCLK_DIVのパルス幅のスタート信号STHは、前段側のソースドライバ10の有効データが分周クロック単位で終了せずに、6ピクセル分足りない状態を示す。すなわち、2分周クロックCLK_DIVのパルス幅のスタート信号STHは、データが6ピクセル分足りない状態を後段側のソースドライバ10に伝える識別信号となる。
後段側のソースドライバ10は、2分周クロックCLK_DIVのパルス幅のスタート信号STHを受け取った場合は、データスタートパルスDSTHを内部基本クロック信号CLKの1クロック分早いタイミングで生成することにより、有効データの先頭タイミングに合わせることが可能となる。
また、後段側のソースドライバ10のスタート信号STHとなるSTH_Oの出力タイミングは、常に分周クロックCLK_DIVの立ち上がりタイミングで出力する必要がある。2分周クロックCLK_DIVのパルス幅のスタート信号STHを受け取った場合には、後段側に出力するSTH_Oの出力タイミングを調整することにより、常に分周クロックCLK_DIVの立ち上がりタイミングでSTH_Oを出力することが可能となる。
図12(2)に示す例では、2つ目、4つ目のソースドライバ10で、スタート信号STHを1内部基本クロック信号CLK分早く出すことにより、それぞれ12ピクセル分の補正がなされることとなる。
また、本発明は、出力数の異なるソースドライバ10を混在させたカスケード接続する場合でも、それぞれのソースドライバ10の有効データの開始タイミングに合わせて、RGBデータを取り込むことができる。
図12(3)に示す例では、先頭のソースドライバ10の出力数が846chであり、後段の4つのソースドライバ10の出力数が960chである。上述のようにデータスタートパルスDSTHのタイミングを調整することにより、有効データの開始タイミングとラッチタイミングを合わせることが可能となる。また、2段以降のソースドライバ10では、2分周クロックCLK_DIVのパルス幅のスタート信号STHを1内部基本クロック信号CLK分遅く出す。これにより、分周クロックCLK_DIVの立ち上がりタイミングでSTH_Oを出力することが可能となる。
また、図12(4)に示す例では、先頭のソースドライバ10の出力数が960chであり、後段の4つのソースドライバ10の出力数が846chである。この場合、3つ目、5つ目のソースドライバ10において、それぞれ12ピクセル分の補正がなされることとなる。スタート信号STHを1内部基本クロック信号CLK分早く出すことにより、分周クロックCLK_DIVの立ち上がりタイミングでSTH_Oを出力することが可能となる。
図12(5)に示す例では、960chのソースドライバ10と、846chのソースドライバ10とが交互に設けられている。この場合、3つ目の960chのソースドライバ10から、後段側のソースドライバ10のスタート信号STHを1内部基本クロック信号CLK分遅く出す。また、これに続く846chのソースドライバ10から、後段側のソースドライバ10のスタート信号STHを1内部基本クロック信号CLK分早く出す。これにより、有効データの開始タイミングとラッチタイミングを合わせることできると共に、分周クロックCLK_DIVの立ち上がりタイミングでSTH_Oを出力することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、ソースドライバ10の出力の有効データが分周クロック単位で終わらない場合には、後段側のソースドライバ10に出力するスタート信号のパルス幅を変えて出力することができる。後段側のソースドライバ10は、受け取ったスタート信号のパルス幅に合わせて、前段側のソースドライバ10におけるデータ終了状態を判別し、有効データの開始タイミングに合わせて、データを取り込むことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。実施の形態において説明した出力数、パルス幅等は例示であり、これに限定されない。
10 ソースドライバ
11 インターフェース回路
12 データ制御部
13 スタート信号取込部
14 シフトレジスタ部
15 データラッチ部
16 スタート信号出力部
17 データスタートパルス生成部
20 コントローラ
30 スタート信号取込部
31 カスケードパルス幅判定部
32 データスタート位置調整部
33 データスタートパルス生成部
40 スタート信号出力部
41 パルス生成部
42 出力タイミング調整部
SEL セレクタ
MCLK 高速クロック信号
CLK 内部基本クロック信号
CLK_DIV 分周クロック
DA データ信号
STH スタート信号
DSTH データスタートパルス
STB ストローブ信号
POL 極性信号
OSEL 設定信号
QRL フラグ信号
IPW3 識別信号
OPW3 出力パルス幅選択信号
CB カスケードベース信号
CSEL 選択信号

Claims (4)

  1. カスケード接続された複数のソースドライバ間を順次転送されるスタート信号が、前段側のソースドライバに取り込まれてから後段側のソースドライバに取り込まれるまでの期間に、前記前段側のソースドライバに基本クロックに応じてデータが取り込まれ、後段側のソースドライバへのスタート信号を出力する駆動回路において、
    前記ソースドライバは、
    前記基本クロックを分周して分周クロックを生成する分周回路と、
    前記分周クロックエッジで、前記スタート信号を取り込むスタート信号取込部と、
    読み込んだスタート信号のパルス幅を判定するパルス幅判定部と、
    前記スタート信号のパルス幅に応じて、前記データの取り込み開始のタイミングを切り替えるデータスタート位置調整部と、
    を備える駆動回路。
  2. 後段側のソースドライバへのスタート信号を生成するスタート信号出力部をさらに備え、
    前記スタート信号出力部は、取り込んだ前記スタート信号のパルス幅と当該ソースドライバの出力数に応じて、後段側へ出力するスタート信号のタイミングとパルス幅とを切り替える請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記スタート信号出力部は、前記ソースドライバの出力数が前記分周クロック単位で終わる場合には前記パルス幅を変更せず、前記ソースドライバの出力数が前記分周クロック単位で終わらない場合には前記パルス幅を変更することを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
  4. 前記スタート信号出力部は、
    取り込んだスタート信号が、有効データが分周クロック単位で終わらないことを示す場合において、
    当該ソースドライバの出力数が前記分周クロック単位で終わる場合には、後段側へのスタート信号を基準よりも1基本クロック分遅く出力し、
    当該ソースドライバの出力数が前記分周クロック単位で終わらない場合には、後段側へのスタート信号を基準よりも1基本クロック分早く出力することを特徴とする請求項3に記載の駆動回路。
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