JP5157461B2 - 分周回路及び分周方法 - Google Patents
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図11は、本発明に関連する分周器のブロック図の一例である。
同図に示す分周器は、1/2分周器101、1/2分周器102、1/2分周器103、1/2分周器104で構成されている。1/2分周器101は、クロック信号f0を分周してf0/2を出力する。1/2分周器102は、分周信号f0/2を分周してf0/4を出力する。1/2分周器103は、分周信号f0/4を分周してf0/8を出力する。1/2分周器104は、分周信号f0/8を分周してf0/16を出力する。
このような問題を解決するため、遅延型フリップフロップを用いて複数段の1/2分周器により得られた分周信号を、クロック信号に同期させる方法が考えられる。
図12に示す分周器は、1/2分周器101〜104、遅延型フリップフロップ111〜114、及び遅延回路110で構成されている。
図12に示す構成では、周波数のクロック信号f0から、4段の1/2分周器101〜104により得られた分周信号f0/2、f0/4、f0/8、f0/16の各々を遅延型フリップフロップ111〜114の端子Dに入力し、クロック信号に同期して出力することで、クロック信号に同期した分周信号を得ている。また、図12に示す構成では、クロック信号の出力に遅延型フリップフロップ111〜114のゲート遅延分を調整するための遅延回路110が挿入されている。
図13に示す分周器は、1/2分周器101〜104、遅延型フリップフロップ111〜114、及び遅延回路110で構成されている。
図13には、特許文献1に開示された構成が示されている。図13の構成では、各分周器101〜104から出力される分周信号は遅延型フリップフロップ111〜114に入力され、クロック信号に同期して出力される。各遅延型フリップフロップ111〜114の出力はクロック信号に同期した分周信号として取り出されると同時に、次段の分周器の入力信号となる。また、図13の構成でも、クロック信号の出力に遅延型フリップフロップのゲート遅延分を調整するための遅延回路110が挿入されている。
特許文献2のPLL装置は、「位相が互いに異なる複数の基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出力信号を分周比N1で分周する主分周器と、主分周器の出力を分周比N2で分周する副分周器と、副分周器の出力を複数の帰還信号に分配する分配回路と、各基準信号と各帰還信号を比較し、誤差信号を出力する位相比較器とを備え、主分周器および副分周器を、可変分周器又はカウンタから構成する事を特徴とするPLL装置。」で構成されており、以下のように動作する。
データ入力回路及びデータ入力方法は、tDQSSのタイミングマージンを増加させるのでシステム設計が容易である。
図14は、図12に示した分周回路のタイムチャートの一例である。
このような場合、各遅延型フリップフロップの出力信号のクロックエッジに対する同期位置がずれてしまうため、分周信号同士の位相がそろわず、全ての分周信号同士のエッジを同一のクロックエッジにそろえることができない。このような問題を回避するには各1/2分周器の出力に適宜バッファを挿入するなどして、フリップフロップに分周信号が入力されるまでに、各信号の遅延を調整する方法が考えられるが、遅延量が大きくなるほど挿入されるバッファの数も増え、かつ消費電力が増大してしまうといった課題が挙げられる。さらに、各バッファの遅延量は回路のばらつきの影響を受けやすいため、遅延量を精度よく調整するのが困難となる。
このようにして得られた第2の同期回路群の出力信号は、第1の同期回路群にて、クロック信号に対して所定時間だけ遅延して同期し、分周信号同士の位相が同期する。クロック信号は遅延回路により所定時間だけ遅延して出力されるため、全ての分周信号同士が同期し、かつクロック信号の同一のエッジに同期した分周信号を出力することが可能となる。
このようにして得られた第2の同期回路群の出力信号は、第1の同期回路群にて、クロック信号に対して所定時間だけ遅延して同期し、分周信号同士の位相が同期する。クロック信号は遅延回路により所定時間だけ遅延して出力されるため、全ての分周信号同士が同期し、かつクロック信号の同一のエッジに同期した分周信号を出力することが可能となる。
図1は、本発明に係る分周回方法を適用した分周回路の実施例1の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、N=4、M=2として説明する。
図1を参照すると、本分周回路は、1/2分周器1a〜1dからなる分周器群1と、遅延回路2及び遅延型フリップフロップ回路(以下、Dフリップフロップと称す。)11〜14からなる第1の同期回路群10と、Dフリップフロップ21〜24からなる第2の同期回路群20とを備える。
遅延回路2では、クロック信号f0をフリップフロップ群10のDフリップフロップのゲート遅延分だけ遅延させた信号fを出力する。
図2は、図1に示した分周回路のタイムチャートの一例である。
1/2分周器1a〜1dで分周された分周信号f0/2、f0/4、f0/8、f0/16は、負荷や寄生性分の影響により、クロック信号f0に対し、それぞれ時間d1、d2、d3、d4だけ遅れて出力される。ここでは、時間d1、d2はクロック信号の1周期TCより小さい遅延であり、時間d3、d4はクロック信号の1周期TCに対してTC以上2TC未満の遅延となっている。
ただし、クロック信号f0からf2/16までの位相差2dがクロック信号f0の1周期TCよりも小さい必要がある。
図3は、本発明に係る分周方法を適用した分周回路の実施例2の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、N=4、M=2、M’=3として説明する。
図3を参照すると、本実施例の分周回路は、1/2分周器1a〜1dからなる分周器群1と、遅延回路2及びDフリップフロップ11〜14からなる第1のフリップフロップ群10と、Dフリップフロップ21〜24からなる第2のフリップフロップ群20とを備え、図3に示した分周回路と図1に示した分周回路とはほぼ同一の構成となっている。
図3に示した分周回路と図1に示した分周回路との相違点としては、第2のフリップフロップ群20において、Dフリップフロップ24のクロック入力Cに、Dフリップフロップ23の出力信号f2/8が入力される点が挙げられる。
フリップフロップ群20の4段目Dフリップフロップ24では、入力Dに入力されたf0/16が、Dフリップフロップ22で、クロック信号f0に時間2dだけ遅延して同期した分周信号f2/8に同期する。このとき、Dフリップフロップ24の出力f2/16は、分周信号f2/8の立ち上がりエッジでのみ変化し、立下りエッジでは変化しない。したがって、信号f2/16の立ち上がりエッジは、常に信号f2/8の立ち上がりエッジとは時間dの位相差を持って一致する。
このような構成を用いることで、クロック信号f0からf2/16までの位相差3dがクロック信号f0の1周期TCよりも小さい場合、遅延されたクロック信号fの同一のエッジに同期した分周信号f/2、f/4、f/8、f/16が得られる。
図5は、本発明に係る分周方法を適用した分周回路の実施例3の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、N=4の場合で説明する。
図5を参照すると、本分周回路は、1/2分周器1a〜1dからなる分周器群1と、遅延回路2及びDフリップフロップ11〜14からなる第1の同期回路群10と、Dフリップフロップ21〜24からなる第2の同期回路群20’’とを備え、図1に示した分周回路とほぼ同一の構成となっている。
図5に示した分周回路と図1に示した分周回路との相違点として、第2の同期回路群20’’において、Dフリップフロップ22〜24のクロック入力Cに、それぞれDフリップフロップ21〜23から出力された分周信号f2/2、f2/4、f2/8が入力され、それぞれ1段前のDフリップフロップの出力に同期した分周信号を得る構成となっている。
図6は、図5に示した分周回路のタイムチャートの一例である。
第2の同期回路群20’’の第2段目のDフリップフロップ22では、入力Dに入力されたf0/4が、Dフリップフロップ21で、クロック信号f0に時間dだけ遅延して同期した分周信号f2/2に同期する。このとき、Dフリップフロップ22の出力f2/4は、分周信号f2/2の立ち上がりエッジでのみ変化し、立下りエッジでは変化しない。したがって、信号f2/4の立ち上がりエッジは、常に信号f2/2の立ち上がりエッジと時間dの位相差を持って一致する。また、信号f1/2はクロック信号f0に同期した信号であるため、f2/4、f2/2、クロック信号f0の立ち上がりエッジは、それぞれDフリップフロップのゲート遅延分の時間dだけ位相差を持って、常に同期する。
同様にDフリップフロップ23、24でも、出力された分周信号f2/8、f2/16の立ち上がりエッジは、各々f2/4、f2/8の立ち上がりエッジに、時間dだけ位相差を持って一致する。
以上により、第2の同期回路群20’’の各Dフリップフロップから出力された分周信号f2/2、f2/4、f2/8、f2/16は、ゲート遅延4段分の遅れ4dの位相差の範囲内で、クロック信号f0の同一のエッジに同期した状態で、第1の同期回路群10に入力される。
図7は、本発明に係る分周方法を適用した分周回路の実施例4の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、N=4、L=3の場合で説明する。
図7を参照すると、本分周回路は、1/2分周器1a〜1dからなる分周器群1と、遅延回路2及びDフリップフロップ11〜14からなる第1の同期回路群10と、Dフリップフロップ21〜24からなる第2の同期回路群20’’と、Dフリップフロップ31〜34からなる第3の同期回路群30とを備える構成となっている。
図8は、図7に示した分周回路のタイムチャートの一例である。
第2の同期回路群20’’においては、実施例3に示した分周回路と同様の動作となり、分周信号f2/2、f2/4、f2/8、f2/16は、ゲート遅延4段分の遅延時間4dの位相差を持って、クロック信号f0の同一のエッジに同期した状態で、第3の同期回路群10に入力される。
このとき、Dフリップフロップのゲート遅延時間dとクロック信号の周期TCとの関係が、2d<TC<3dである場合、第3の同期回路群の動作は図1に示した分周回路の第2の同期回路群20と同様となるため、その分周信号f3/2、f3/4、f3/8、f3/16は、Dフリップフロップのゲート遅延2段分の遅延時間2dの位相差の範囲内で、クロック信号f0の同一のエッジに同期した状態で、第1の同期回路群10に入力される。
図9は、本発明に係る分周方法を適用した分周回路の実施例5の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、N=4、K=4、JK=3として説明する。
図4を参照すると、本実施形態の分周回路は、1/2分周器1a〜1dからなる分周器群1と、遅延回路2及びDフリップフロップ11〜14からなる第1のフリップフロップ群10と、Dフリップフロップ21〜24からなる第2のフリップフロップ群20’’と、Dフリップフロップ31〜34からなる第3のフリップフロップ群30とを備える。本実施例の分周回路は、実施例4に示した分周回路に、さらにDフリップフロップ41〜44からなる第4のDフリップフロップ群40を備えた構成となっている。
すなわち、本実施例の分周回路は、フリップフロップ群30より得られた分周信号出力f3/2、f3/4、f3/8、f3/16が各Dフリップフロップ41〜44の入力Dに接続され、Dフリップフロップ31、32、33のクロック入力Cにはクロック信号f0が入力され、出力Qからはクロック信号に同期した信号f4/2、f4/4、f4/8が出力される。Dフリップフロップ44のクロック入力CにはDフリップフロップ43の出力信号f4/8が入力され、その出力、f4/16はf3/8に同期したものとなる。
フリップフロップ群40より得られた分周信号出力f4/2、f4/4、f4/8、f4/16は、それぞれフリップフロップ群10の、クロック入力Cにクロック信号f0が入力されたDフリップフロップ11〜14の入力Dに入力される。これにより、フリップフロップ群10からは、クロック信号に同期した分周信号f/2、f/4、f/8、f/16が得られる。
図10は、図9に示した分周回路のタイムチャートの一例である。
第2のフリップフロップ群20’’においては、実施例3の分周回路と同様の動作となり、出力信号f2/2、f2/4、f2/8、f2/16は、ゲート遅延4段分の遅れ4dの位相差を持って、クロック信号f0の同一のエッジに同期した状態で、第3のフリップフロップ群10に入力される。
このとき、Dフリップフロップのゲート遅延dとクロック信号の周期TCとの関係が、2d<TC<3dである場合、第3のDフリップフロップ群の動作は実施例1の第2のフリップフロップ群20と同様であり、第4のDフリップフロップ群は実施2のDフリップフロップ群と同様であるため、その出力f4/2、f4/4、f4/8、f4/16は、Dフリップフロップのゲート遅延2段分の遅れ2dの位相差の範囲内で、クロック信号f0の同一のエッジに同期した状態で、フリップフロップ群10に入力される。
このような構成を用いても、遅延されたクロック信号fの同一のエッジに同期した分周信号f/2、f/4、f/8、f/16が得られることは明らかである。
1a、1b、1c、1d、101、102、103、104 1/2分周器
2、110 遅延素子
10 第1の同期回路群
20、20'、20'' 第2の同期回路群
30 第3の同期回路群
11、12、13、14、21、22、23、24、31、32、33、34、111、112、113、114 Dフリップフロップ
Claims (13)
- N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなり、クロック信号を分周する分周器群と、前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する第1の同期回路群とを有する分周回路であって、
前記第1の同期回路群は、クロック信号に同期した信号を出力するN段のデータ保持回路からなり、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられ、前記分周器群からの各分周信号を入力とし、その出力が前記第1の同期回路群のデータ保持回路の各入力端子に接続されたN段のデータ保持回路からなり、第1段目から第M段目(Mは2以上でNより小さい自然数)のデータ保持回路のクロック入力端子には前記クロック信号が入力され、前記クロック信号に同期した信号を出力し、第(M+1)段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子には第M段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、M段目のデータ保持回路の出力に同期した信号を出力する第2の同期回路群を有することを特徴とする分周回路。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなり、クロック信号を分周する分周器群と、前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する第1の同期回路群とを有する分周回路であって、
前記第1の同期回路群は、クロック信号に同期した信号を出力するN段のデータ保持回路からなり、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられ、第M段目(Mは2以上でNより小さい自然数)のデータ保持回路の出力信号を入力するデータ保持回路を、第M’段目までとし(M’はMより大きく、Nより小さい自然数)、第(M’+1)段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子には、第M’段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、第M’段目のデータ保持回路の出力に同期した信号を出力する第2の同期回路群を有することを特徴とする分周回路。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなり、クロック信号を分周する分周器群と、前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する第1の同期回路群とを有する分周回路であって、
前記第1の同期回路群は、クロック信号に同期した信号を出力するN段のデータ保持回路からなり、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられ、第2段目から第(N−1)段目まで順次第N段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、それぞれ第1段目から第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号に同期して入力端子に入力された信号を出力する第2の同期回路群を有することを特徴とする分周回路。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなり、クロック信号を分周する分周器群と、前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する第1の同期回路群とを有する分周回路であって、
前記第1の同期回路群は、クロック信号に同期した信号を出力するN段のデータ保持回路からなり、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられ、第2段目から第(N−1)段目まで順次第N段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、それぞれ第1段目から第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号に同期して入力端子に入力された信号を出力する第2の同期回路群と、
前記第2の同期回路群からの出力信号を入力とし、出力信号が前記第1の同期回路群に入力された、N段のデータ保持回路からなり、第1段目から第L段目(Lは2以上でNより小さい自然数)のデータ保持回路のクロック入力端子にはクロック信号が入力され、クロック信号に同期して入力端子に入力された信号を出力し、第(L+1)段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子には第L段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、L段目のデータ保持回路の出力に同期して入力端子に入力された信号を出力する第3の同期回路群と、を有することを特徴とする分周回路。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなり、クロック信号を分周する分周器群と、前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する第1の同期回路群とを有する分周回路であって、
前記第1の同期回路群は、クロック信号に同期した信号を出力するN段のデータ保持回路からなり、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられ、第2段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第1段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、第3段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第2段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、第3段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第2段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、順次第N段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、それぞれ第1段目から第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号に同期して入力端子に入力された信号を出力する第2の同期回路群と、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられた第K(Kは3以上N以下の自然数)の同期回路群であって、前記第Kの同期回路群を第K段目の同期回路群とし、
前記第K段目の同期回路群が、N段のデータ保持回路からなり、第(K−1)段目の同期回路群の出力を入力とし、その出力は第(K+1)の同期回路群に入力され、前記第Kの同期回路群の第1段目から第JK 段目(JK はJK-1 より大きくNより小さい自然数)のデータ保持回路のクロック入力端子にはクロック信号が入力され、クロック信号に同期して入力端子に入力された信号を出力し、第JK+1 段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子には第JK 段目のデータ保持回路の出力信号が入力され、第JK 段目のデータ保持回路の出力に同期して入力端子に入力された信号を出力する第3から第Kの同期回路群とを有し、
前記第K段目の同期回路群が最終段目の場合は、前記第K段目の同期回路群の出力は前記第1の同期回路群に入力されることを特徴とする分周回路。 - 前記1/2分周器が、出力の反転信号を入力にフィードバックした遅延型フリップフロップで構成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の分周回路。
- 前記1/2分周器が、入力信号に基づき出力が反転するトグル型フリップフロップで構成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の分周回路。
- 前記データ保持回路が、遅延型フリップフロップ回路で構成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の分周回路。
- N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなる分周器群でクロック信号を分周し、第1の同期回路群及び遅延回路で前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する分周方法であって、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられた第2の同期回路群は、第1段目から第M段目(Mは2以上でNより小さい自然数)のデータ保持回路のクロック入力端子に前記クロック信号を入力し、前記クロック信号に同期した信号を前記第1の同期回路群に出力し、第(M+1)段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子には第M段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、M段目のデータ保持回路の出力に同期した信号を前記第1の同期回路群に出力することを特徴とする分周方法。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなる分周器群でクロック信号を分周し、第1の同期回路群及び遅延回路で前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する分周方法であって、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられた第2の同期回路群は、第M段目(Mは2以上でNより小さい自然数)のデータ保持回路の出力信号を入力するデータ保持回路を、第M’段目までとし(M’はMより大きく、Nより小さい自然数)、第(M’+1)段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子には、第M’段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、第M’段目のデータ保持回路の出力に同期した信号を前記第1の同期回路群に出力することを特徴とする分周方法。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなる分周器群でクロック信号を分周し、第1の同期回路群及び遅延回路で前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する分周方法であって、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられた第2の同期回路群は、第2段目から第(N−1)段目まで順次第N段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、それぞれ第1段目から第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号に同期して入力端子に入力された信号を前記第1の同期回路群に出力することを特徴とする分周方法。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなる分周器群でクロック信号を分周し、第1の同期回路群及び遅延回路で前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する分周方法であって、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられた第2、第3の同期回路群のうち第2の同期回路群は、第2段目から第(N−1)段目まで順次第N段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、それぞれ第1段目から第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号に同期して入力端子に入力された信号を前記第3の同期回路群に出力し、
前記第3の同期回路群は、前記第2の同期回路群からの出力信号を入力とし、出力信号が前記第1の同期回路群に入力された、N段のデータ保持回路からなり、前記第3の同期回路群の第1段目から第L段目(Lは2以上でNより小さい自然数)のデータ保持回路のクロック入力端子にはクロック信号を入力し、クロック信号に同期して入力端子に入力された信号を前記第1の同期回路群に出力し、第(L+1)段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子には第L段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、L段目のデータ保持回路の出力に同期して入力端子に入力された信号を前記第1の同期回路群に出力することを特徴とする分周方法。 - N段(Nは2以上の自然数)の1/2分周器からなる分周器群でクロック信号を分周し、第1の同期回路群及び遅延回路で前記クロック信号を所定時間だけ遅延させて出力する分周方法であって、
前記分周器群と前記第1の同期回路群との間に設けられた第K(Kは3以上N以下の自然数)の同期回路群のうち第2の同期回路群は、第2段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第1段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、第3段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第2段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、第3段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第2段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、順次第N段目のデータ保持回路のクロック入力端子に第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、それぞれ第1段目から第(N−1)段目のデータ保持回路の出力信号に同期して入力端子に入力された信号を第3の同期回路群に出力し、
前記第4から第Kの同期回路群は、前記第3の同期回路群からの出力信号を入力とし、出力信号が前記第1の同期回路群に入力された、N段のデータ保持回路からなり、第K段目の同期回路群は第(K−1)段目の同期回路群の出力を入力とし、その出力を前記第1の同期回路群に入力し、前記第Kの同期回路群の第1段目から第JK 段目(JK はJK-1 より大きくNより小さい自然数)のデータ保持回路のクロック入力端子にクロック信号を入力し、クロック信号に同期して入力端子に入力された信号を出力し、第JK+1 段目から第N段目までのデータ保持回路のクロック入力端子に第JK 段目のデータ保持回路の出力信号を入力し、第JK段目のデータ保持回路の出力に同期して入力端子に入力された信号を前記第1の同期回路群に出力することを特徴とする分周方法。
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