JP2737607B2 - クロック切替回路 - Google Patents

クロック切替回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック切替回路に係
り、特にマスタクロックに同期した複数の互いに位相の
異なるクロックを任意に切替出力するクロック切替回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マスタクロックとマスタクロ
ックを分周したクロックの一方を選択する選択回路の切
替信号(選択信号)を、マスタクロックに同期化させて
生成する同期化回路を有するクロック切替回路が知られ
ている(特開昭63−232615号公報)。このクロ
ック切替回路において、マスタクロックを分周した互い
に逆位相の2種類のクロックを切り替える様に構成した
場合の、従来のクロック切替回路の一例の回路系統図を
図3に示す。
【0003】 図3において、分周回路4は図4(A)
に示すマスタクロックMCLKを例えば2分周して互い
に位相が異なる図4(B)に示す第1のクロックCLK
0と同図(C)に示す第2のクロックCLK1とを生成
し、これらのクロックCLK及びCLKをそれぞれ
選択回路6に入力する。
【0004】同期化回路5は上記のマスタクロックMC
LKと図4(D)に示す非同期選択信号ASYNC S
ELとが入力され、非同期選択信号ASYNC SEL
をマスタクロックMCLKに同期させた図4(E)に示
す如き選択信号SELを生成し、これを選択回路6に入
力する。
【0005】選択回路6は図3に示すように、クロック
CLK0、CLK1がそれぞれ一方の入力端子に入力さ
れる2入力AND回路61及び62と、選択信号SEL
をAND回路62の他方の入力端子に供給するインバー
タ63と、AND回路61及び62の出力信号がそれぞ
れ入力される2入力OR回路64とより構成されてい
る。
【0006】かかる構成のクロック切替回路によれば、
選択信号SELがローレベル(L)のときには、AND
回路61及び62のうちAND回路62がゲート「開」
状態とされ、クロックCLK1がAND回路62及びO
R回路64を通して選択出力される。一方、選択信号S
ELがハイレベル(H)のときには、AND回路61及
び62のうちAND回路61がゲート「開」状態とさ
れ、クロックCLK0がAND回路61及びOR回路6
4を通して選択出力される。
【0007】このように、従来のクロック切替え回路で
は、クロック切替えのための選択信号ASYNC SE
LがマスタクロックMCLKに非同期であっても、同期
化回路5によりマスタクロックMCLKに同期させた選
択信号SELを生成してクロックCLK0及びCLK1
の一方を選択することにより、ノイズの発生のないクロ
ック出力を得るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のクロック切替回路は、マスタクロックMCLKの立ち
上がりに同期させた単一の選択信号SELで、二つのク
ロックCLK0及びCLK1の一方を選択する構成であ
るため、CLK0からCLK1へ切替えるために選択信
号SELが”H”から”L”へ変化した時、AND回路
61は直ちにゲート「閉」状態に切り替わるが、AND
回路62はインバータ63の遅延時間により若干遅れて
ゲート「開」状態に切り替わる。
【0009】このため、CLK1が選択される前にCL
K0が禁止されることとなり、CLK0の立ち下がりが
マスタクロックMCLKの立ち上がりより若干速い場合
は、図4(F)にC点で示す如く、OR回路64から出
力される選択されたクロックCLKにひげ状のグリッチ
ノイズが発生する。
【0010】 また、選択信号SELをマスタクロック
MCLKの立ち下がりに同期させるように発生させた場
合も、同様に出力クロックCLKにグリッチノイズが発
生することがある。このように、上記の従来のクロック
切替回路では、単一の選択信号SELにより選択回路6
を選択動作させているため、出力クロックCLKにグリ
ッチノイズが発生する可能性があるという問題がある。
【0011】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
クロックを選択する選択回路を動作させる選択信号を、
選択するクロック対応に設けることにより、上記の課題
を解決したクロック切替え回路を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、マスタクロックを分周して互いに位相が9
0°異なる、マスタクロックの立上りに同期して交互に
反転する第1のクロックと、マスタクロックの立下りに
同期して交互に反転する第2のクロックを発生する分周
回路と、マスタクロックと非同期選択信号とが入力さ
れ、非同期選択信号をマスタクロックの立下り及び立上
りの一方で非同期選択信号をラッチした第1の選択信号
とマスタクロックの立下り及び立上りの他方で第1の選
択信号の反転信号をラッチした第2の選択信号とを発生
する同期化回路と、第1及び第2のクロックと第1及び
第2の選択信号とが入力され、第1の選択信号が所定論
理値のとき第1のクロックを選択し、第2の選択信号が
所定論理値のとき第2のクロックを選択する選択回路と
を有する構成としたものである。
【0013】
【作用】本発明では、前記同期化回路により非同期選択
信号をマスタクロックに同期させた複数の選択信号を発
生すると共に、その複数の選択信号の前縁又は後縁が複
数のクロックそれぞれの所定の論理値の中央付近の位相
に位置するように発生しているため、前記選択回路がそ
の複数の選択信号の前縁又は後縁で選択クロックを切り
替える切替えタイミングをずらすことができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路系統図、図2
は図1の動作説明用タイムチャートを示す。本実施例の
クロック切替回路は、図1に示すようにマスタクロック
MCLKが入力される分周回路1と、マスタクロックM
CLK及び非同期選択信号ASYNC SELが入力さ
れる同期化回路2と、選択回路3とよりなり、同期化回
路2と選択回路3の構成が従来と異なる。
【0015】 分周回路1は従来の分周回路4と同一構
成で、図2(A)に示すマスタクロックMCLKを2分
周して、互いに90°位相が異なり、図2(B)に示す
ようにマスタクロックMCLKの立上りに同期して交互
に反転する第1のクロックCLK0と同図(C)に示
ようにマスタクロックMCLKの立下りに同期して交
互に反転する第2のクロックCLK1とを発生する。
【0016】同期化回路2は図1に示すように、マスタ
クロックMCLKの立下りで動作する第1のフリップフ
ロップ21と、マスタクロックMCLKの立上りで動作
する第2のフリップフロップ22とよりなる。フリップ
フロップ21のQ出力端子はフリップフロップ22のD
入力端子に接続され、また非同期選択信号ASYNCS
ELはフリップフロップ21のD入力端子に供給される
構成とされている。
【0017】選択回路3は分周回路1からの第1のクロ
ックCLK0と同期化回路2からの第1の選択信号SE
L0とが入力される第1のAND回路31と、分周回路
2からの第2のクロックCLK1と同期化回路2からの
第2の選択信号SEL1とが入力される第2のAND回
路32と、これらのAND回路31及び32の両出力信
号が入力される2入力OR回路33とよりなる。
【0018】次に、本実施例の動作について図2のタイ
ムチャートと共に説明する。いま、同期化回路2の出力
選択信号SEL0が”H”で、SEL1が”L”である
ものとすると、AND回路31がゲート「開」状態で、
AND回路32がゲート「閉」状態とされるため、分周
回路1からの図2(B)に示す第1のクロックCLK0
のみが選択されてOR回路33より出力クロックCLK
として出力される。
【0019】ここで、CLK1を選択する”H”の非同
期選択信号ASYNC SELが図2(D)にaで示す
時点で入力されると、時点aの直後のマスタクロックM
CLKの立下り入力時点t1で同期化回路2内のフリッ
プフロップ21が動作して、その時の非同期入力信号A
SYNC SELをラッチして、そのラッチしたレベル
と逆極性の”L”の信号をQバー出力端子より図2
(E)に示す如く前記第1の選択信号SEL0として出
力する。
【0020】そして、時点t1に続くマスタクロックM
CLKの半周期後の時点t2でフリップフロップ22が
動作し、その時のフリップフロップ21のQ出力信号レ
ベル”H”をラッチして、”H”の信号をそのQ出力端
子から図2(F)に示す如く前記第2の選択信号SEL
1として出力する。
【0021】これにより、時点t1でAND回路31が
ゲート「閉」状態とされてクロックCLK0の選択を禁
止した後、時点t2でAND回路32がゲート「開」状
態とされるため、時点t2以降クロックCLK1がAN
D回路32及びOR回路33をそれぞれ通して出力クロ
ックCLKとして取り出される。
【0022】ここで、上記の選択信号SEL0が立下る
時点(後縁)t1は図2(B)に示すように、クロック
CLK0が”L”である期間の略中央の位置であり、ま
た、上記の選択信号SEL1が立上る時点(前縁)t2
は図2(C)に示すように、クロックCLK1が”L”
である期間の略中央の位置である。
【0023】従って、上記の時点t1からt2までの期間
は、AND回路31及び32はいずれもゲート「閉」状
態で出力クロックCLKは”L”であり、マスタクロッ
クMCLKの立下り時点t1でクロックCLK1の立下
りが一致していなくても、その後の時点t2で選択回路
3で選択されるクロックがCLK0からCLK1に切り
替わるため、その切替時点で図2(G)に示す如くグリ
ッチノイズは発生することはない。
【0024】その後、CLK0を選択するために図2
(D)にbで示す時点で非同期選択信号ASYNC S
ELが”L”とされると、その直後のマスタクロックM
CLKの立下り時点t3でフリップフロップ21が動作
し、そのQバー出力端子から取り出される選択信号SE
L0が図2(E)に示す如く”H”に立上る。また、時
点t3直後のマスタクロックMCLKの立上り時点t4
フリップフロップ22が動作し、そのQ出力端子から取
り出される選択信号SEL1が図2(F)に示す如く”
L”に立下る。
【0025】これにより、時点t3でAND回路31が
ゲート「開」状態とされてクロックCLK0が選択さ
れ、その後の時点t4でAND回路32がゲート「閉」
状態とされてクロックCLK1の選択を禁止する。ここ
で、上記の選択信号SEL0が立上る時点(前縁)t3
は図2(B)に示すように、クロックCLK0が”L”
である期間の略中央の位置であり、また、上記の選択信
号SEL1が立下る時点(後縁)t4は図2(C)に示
すように、クロックCLK1が”L”である期間の略中
央の位置である。従って、上記のクロックCLK1から
CLLK2の切替時もグリッチノイズが発生することは
ない。
【0026】このように、本実施例によれば、複数のク
ロックをグリッチノイズを発生させることなく切り替え
ることができるとともに、マスタクロックMCLKの2
倍の周波数のクロックがなくても、マスタクロックMC
LKの半周期単位でCLK0とCLK1のクロックの切
替えができる。
【0027】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば分周回路1はマスタクロックを互
いに90°ずつ位相が異なる4相のクロックに分周する
構成とし、同期化回路2はこれら4相のクロックのうち
それぞれ対応するクロックの所定論理値の略中央付近の
位置で、かつ、マスタクロックに同期して変化する4相
の選択信号を発生する構成とし、これにより4相のクロ
ックのうち任意の一のクロックを選択回路で選択するよ
うに構成することもできるものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
選択回路が複数の選択信号の前縁又は後縁で選択クロッ
クを切り替える切替えタイミングを、対応するクロック
の所定論理値になるようにずらしたため、複数のクロッ
クをグリッチノイズを発生させることなく切り替えるこ
とができる。また、本発明によれば、マスタクロックの
半周期単位でクロックの切替えができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路系統図である。
【図2】図1の動作説明用タイムチャートである。
【図3】従来の一例の回路系統図である。
【図4】図3の動作説明用タイムチャートである。
【符号の説明】
1 分周回路 2 同期化回路 3 選択回路 21、22 フリップフロップ 31、32 AND回路 33 OR回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタクロックを分周して互いに位相
    90°異なる、前記マスタクロックの立上りに同期して
    交互に反転する第1のクロックと、前記マスタクロック
    の立下りに同期して交互に反転する第2のクロックを発
    生する分周回路と、 該マスタクロックと非同期選択信号とが入力され、該非
    同期選択信号を該マスタクロックの立下り及び立上りの
    一方で該非同期選択信号をラッチした第1の選択信号と
    該マスタクロックの立下り及び立上りの他方で該第1の
    選択信号の反転信号をラッチした第2の選択信号とを発
    生する同期化回路と、 前記第1及び第2のクロックと前記第1及び第2の選択
    信号とが入力され、該第1の選択信号が所定論理値のと
    き前記第1のクロックを選択し、前記第2の選択信号が
    所定論理値のとき前記第2のクロックを選択する選択回
    路とを有することを特徴とするクロック切替回路。
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