JP2665257B2 - クロック乗せ換え回路 - Google Patents

クロック乗せ換え回路

Info

Publication number
JP2665257B2
JP2665257B2 JP1184206A JP18420689A JP2665257B2 JP 2665257 B2 JP2665257 B2 JP 2665257B2 JP 1184206 A JP1184206 A JP 1184206A JP 18420689 A JP18420689 A JP 18420689A JP 2665257 B2 JP2665257 B2 JP 2665257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
register
circuit
pulse
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1184206A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0348543A (ja
Inventor
清隆 小川
清之 小檜山
秀長 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1184206A priority Critical patent/JP2665257B2/ja
Publication of JPH0348543A publication Critical patent/JPH0348543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2665257B2 publication Critical patent/JP2665257B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 第1のクロックに同期している信号を、第2のクロッ
クに同期させて取り出すクロック乗せ換え回路に関し、 第1及び第2のクロック間のタイミング調整を不要に
することを目的とし、 第1のクロックに位相同期している入力信号をロード
端子付レジスタに入力し、該第1のクロックより高周波
数の第2のクロックを該レジスタのクロック入力端子に
印加して該レジスタより該第2のクロックに位相同期し
た信号を取り出すクロック乗せ換え回路において、前記
第1のクロックを前記第2のクロックで微分し、かつ、
前記第2のクロックの周期の整数倍の期間遅延して得た
微分パルスをロードパルスとして前記レジスタのロード
端子へ印加するロードパルス発生回路を具備するよう構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はクロック乗せ換え回路に係り、特に第1のク
ロックに同期している信号を、第2のクロックに同期さ
せて取り出すクロック乗せ換え回路に関する。
〔従来の技術〕
第6図は従来のクロック乗せ換え回路の一例の回路図
を示す。同図中、11及び12は夫々互いに縦続接続された
レジスタ(D型フリップフロップ)で、レジスタ11のク
ロック入力端子には第1のクロックCLK1が入力され、レ
ジスタ12のクロック入力端子には第2のクロックCLK2が
ディレイライン13を介して入力される。
第2のクロックCLK2は第1のクロックCLK1の周波数の
2以上の整数倍の周波数に設定されている。レジスタ11
のデータ入力端子に入力された入力信号は、第1のクロ
ックCLK1の例えば立上がりに位相同期してQ出力端子よ
り取り出された後、レジスタ12のデータ入力端子に供給
される。これにより、レジスタ12のQ出力端子からは第
1のクロックCLK1の立上がりに位相同期している信号
が、第2のクロックCLK2の立上がりに位相同期して取り
出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、上記の従来のクロック乗せ換え回路におい
て、第7図に示す如く第1のクロックCLK1の立上がりに
位相同期して出力されるレジスタ11の出力信号の最小遅
延時間と最大遅延時間との間、つまりデータの切り換わ
り期間に、データが確定していなければならないレジス
タ12のセットアップ時間とホールド時間とが重ならない
ようにするため、ディレイライン13により第2のクロッ
クCLK2を遅延させ、レジスタ12へは第7図に示す如きタ
イミングで入力クロックを入力しなければならず、ディ
レイライン13による遅延時間の調整が面倒である。
また、前記データ切り換わり期間にクロックCLK2の立
上がりが位置しないようにするためには、クロックCLK2
の周期がこのデータ切り換わり期間よりも長くなければ
ならないという制約がある。
また、ディレイライン13は回路を集積回路化した場合
は外付けとなり、更に経年変化により遅延時間の誤差が
生じる等の問題もある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、第1及び
第2のクロック間のタイミング調整を不要にし得るクロ
ック乗せ換え回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成図を示す。同図中、15はロ
ード端子付レジスタで、第1のクロックに位相同期して
いる入力信号を、第1のクロックより高周波数の第2の
クロックに位相同期させて出力する。
また、16はロードパルス発生回路で、第1のクロック
を第2のクロックで微分することにより微分パルスを生
成し、微分パルスを次の第1のクロックが供給される前
までの期間内で、かつ、第2のクロックの周期の整数倍
の期間遅延することによりロードパルスを生成し、ロー
ドパルスをレジスタ15のロード端子に印加する。
〔作用〕
ロードパルス発生回路16からは第1のクロックの前縁
に位相同期し、かつ、第2のクロックのパルス幅を有す
る微分パルスであって、次の第1のクロックが供給され
る前までの期間内で、かつ、第2のクロックの周期の整
数倍の期間遅延されたパルスが発生される。つまり、ロ
ードパルス発生回路16は第2のクロックが所定周期分入
力された時点で微分パルスを出力するディジタル回路で
あり、その遅延時間は常に次の第1のクロックが供給さ
れる前までの期間内で、かつ、第2のクロックの周期の
整数倍(すなわち、ゼロ又は正の自然数倍)であるから
ディレイラインによる遅延時間の調整を必要としない。
〔実施例〕
第2図は本発明のクロック乗せ換え回路の一実施例の
回路図を示す。同図中、第1図と同一構成部分には同一
符号を付してある。第2図において、レジスタ17のデー
タ入力端子に入力された入力信号は、ここで第1のクロ
ックCLK1の例えば立上がりでラッチされ、レジスタ17の
Q出力端子より第1のクロックCLK1の立上がりに位相同
期した信号とされて取り出され、次段のレジスタ15のデ
ータ入力端子に入力される。
一方、前記第1のクロックCLK1は第2のクロックCLK2
と共に微分回路18に供給される。ここで、第2のクロッ
クCLK2は第3図に示すように、第1のクロックCLK1より
も高周波数に設定されている。微分回路18は後述のタイ
ミング調整回路19と共に前記したロードパルス発生回路
16を構成しており、例えば第4図に示す如きディジタル
回路構成とされている。
第4図において、微分回路18は互いに縦続接続された
レジスタ(D型フリップフロップ)21及び22と、レジス
タ21のQ1出力パルスとレジスタ22の出力パルスとが
入力されるAND回路23とより構成されている。
レジスタ21のデータ入力端子に第5図に示す第1のク
ロックCLK1が入力され、かつ、レジスタ21のクロック入
力端子に同図に示す第2のクロックCLK2が入力される。
このため、レジスタ21のQ1出力パルスは第5図に示す如
くCLK1がCLK2の立上がりでラッチされたパルス波形であ
る。このQ1出力パルスはレジスタ22により第2のクロッ
クCLK2の立上がりでラッチされ、レジスタ22の出力
端子より第5図に示す如き出力パルスとして取り出
される。
AND回路23は上記のQ1出力パルスと出力パルスと
の論理積をとって第5図及び第3図に示す如き微分パル
スを出力する。この微分パルスは第5図からもわかるよ
うに、第1のクロックCLK1の立上がりに位相同期して立
上がり、かつ、第2のクロックCLK2の一周期分のパルス
幅をもつパルスであり、第1のクロックCLK1の立上がり
検出パルスである。
上記の微分パルスは第2図に示すタイミング調整回路
19に供給される。タイミング調整回路19は例えばレジス
タ4段からなるシフトレジスタ等で構成されたディジタ
ル回路であり、第2のクロックCLK2がそのクロック入力
端子に印加されることにより、第3図に示すように第2
のクロックCLK2の4周期分、上記の微分パルスを遅延
し、この遅延微分パルスをロードパルスとしてレジスタ
15のロード端子に印加する。
上記のタイミング調整回路19の遅延時間である、第2
のクロックCLK2の周期の4倍の期間は、第3図に示すよ
うにレジスタ17の出力データが確定している期間内に上
記遅延微分パルス(ロードパルス)が位置する期間であ
る。
従って、ロードパルスが入力されている期間、第2の
クロックCLK2の立上がりでラッチ動作を行なうレジスタ
15からは、レジスタ17からの第1のクロックCLK1に位相
同期している入力データを、該入力データが確定してい
る期間にCLK2でラッチして得た、CLK2に位相同期したデ
ータが取り出される。
このように、本実施例によれば、微分回路18及びタイ
ミング調整回路19共にディレイラインによる遅延時間の
調整は不要である。また、微分回路18及びタイミング調
整回路19は共にディジタル回路であるから、このクロッ
ク乗せ換え回路全体を集積回路内に組み込むことができ
る。更に、レジスタ17の出力データの確定時間がロード
パルスの期間少なくともあればよいから、CLK1の周期と
伝搬遅延時間との比が大きくなるような高速回路にも適
用できる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えばレジスタ17の出力データがCLK1の立下がり時
に確定している場合には、CLK1の立下がりを微分し、こ
れをそのままロードパルスとして発生出力するようにし
てもよい。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、タイミング調整のため
のディレイラインによる遅延時間の調整を不要にでき、
またすべてディジタル回路で構成できるので全体を集積
回路内に組込むことができ、また経年変化による遅延時
間の変動も除去できる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明の一実施例の回路図、 第3図は第2図の動作説明用タイムチャート、 第4図は微分回路の一実施例の回路図、 第5図は第4図の動作説明用タイムチャート、 第6図は従来の一例の回路図、 第7図は第6図の動作説明用タイムチャートである。 図において、 15,17はレジスタ、 16はロードパルス発生回路、 18は微分回路、 19はタイミング調整回路 を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のクロックに位相同期している入力信
    号をロード端子付レジスタ(15)に入力し、該第1のク
    ロックより高周波数の第2のクロックを該レジスタ(1
    5)のクロック入力端子に印加して該レジスタ(15)よ
    り該第2のクロックに位相同期した信号を取り出すクロ
    ック乗せ換え回路において、 前記第1のクロックを前記第2のクロックで微分するこ
    とにより微分パルスを生成し、該微分パルスを次の第1
    のクロックが供給される前までの期間内で、かつ、第2
    のクロックの周期の整数倍の期間遅延することによりロ
    ードパルスを生成し、該ロードパルスを前記レジスタ
    (15)のロード端子に印加するロードパルス発生回路
    (16)を具備したことを特徴とするクロック乗せ換え回
    路。
JP1184206A 1989-07-17 1989-07-17 クロック乗せ換え回路 Expired - Fee Related JP2665257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1184206A JP2665257B2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 クロック乗せ換え回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1184206A JP2665257B2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 クロック乗せ換え回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0348543A JPH0348543A (ja) 1991-03-01
JP2665257B2 true JP2665257B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=16149216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1184206A Expired - Fee Related JP2665257B2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 クロック乗せ換え回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2665257B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0348543A (ja) 1991-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6798266B1 (en) Universal clock generator using delay lock loop
US6198326B1 (en) Delay time compensation circuit for clock buffer
JPH03127526A (ja) 同期化装置
JP2665257B2 (ja) クロック乗せ換え回路
KR100807610B1 (ko) Smd 임의 체배회로
US4741005A (en) Counter circuit having flip-flops for synchronizing carry signals between stages
KR100253181B1 (ko) 다중 클럭신호 발생회로
JP2778527B2 (ja) 計数回路
JPH03240336A (ja) ビット位相同期回路
JPH0282812A (ja) クロック切換方式
KR100366793B1 (ko) 쉬프트 레지스터를 이용한 펄스열 생성장치
JPH10303874A (ja) 異クロック間同期エッジ検出方式
JPH03224020A (ja) クロック受信回路
JPH03204251A (ja) クロック同期回路
JPH08149119A (ja) ビット位相同期回路
JPH0277914A (ja) 多相クロック発生回路
JPH0770996B2 (ja) ギヤツプが付随する書込みクロツクからギヤツプのない読出しクロツクへの変換方法および装置
JP2841360B2 (ja) タイミング・ジエネレータ
JPH0336812A (ja) 同期回路
JPH1093401A (ja) クロック周波数逓倍回路
JPH1056362A (ja) ディジタル信号処理集積回路
JPH05291893A (ja) クロック選択回路
JPH03255743A (ja) ビット同期回路
JPH06112784A (ja) パルス発生回路
JPS5955690A (ja) バ−ストゲ−トパルス発生回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees