JPH06112784A - パルス発生回路 - Google Patents

パルス発生回路

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JPH06112784A
JPH06112784A JP26212392A JP26212392A JPH06112784A JP H06112784 A JPH06112784 A JP H06112784A JP 26212392 A JP26212392 A JP 26212392A JP 26212392 A JP26212392 A JP 26212392A JP H06112784 A JPH06112784 A JP H06112784A
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JP
Japan
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pulse
clock
pulse width
clocks
gate
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JP26212392A
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English (en)
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Tadayuki Takada
忠行 高田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、パルス列上に直列に配置された各
語について分離タイミングを与えるウインドウパルスを
生成するパルス発生回路に関し、回路構成を簡略化して
波形およびタイミングの誤差の少ないウインドウパルス
を生成できることを目的とする。 【構成】 並行して入力されるクロックを同一の分周比
で個別に分周して位相が異なる分周クロックを生成する
カウンタ111 〜11N と、カウンタ111 〜11N
よって生成された分周クロックを取り込み、これらの分
周クロックに外部から指定された論理演算を施してパル
ス幅を設定し、そのパルス幅を有する単一のパルスを生
成するパルス幅可変手段13と、パルス幅可変手段13
によって生成されたパルスをクロックに同期して遅延さ
せて多相のパルスを生成する遅延手段15とを備えて構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス列上に直列に配
置された各語について分離タイミングを与えるウインド
ウパルスを生成するパルス発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の低次群信号をワード(ブロック)
毎に多重化して形成された高次群信号を分離する多重変
換装置では、個々の低次群信号に対応した多相のウイン
ドウパルスを生成するパルス発生回路を搭載し、このよ
うにして生成された各位相のウインドウパルスと上述し
た高次群信号との論理積をとることにより各低次群信号
が抽出されて処理される。
【0003】図7は、従来のパルス発生回路の構成例を
示す図である。図において、カウンタ71およびカウン
タ72の入力には、上述した高次群信号に同期したクロ
ックが与えられる。カウンタ71の一方の出力はフリッ
プフロップ731 、732 のクロック入力Cに接続さ
れ、カウンタ71の他方の出力はフリップフロップ74
1 、742 のクロック入力Cに接続される。カウンタ7
2の出力は、フリップフロップ731、732、741
742のリセット入力Rに接続される。フリップフロッ
プ731 の非反転出力Qはフリップフロップ732 のデ
ータ入力Dおよびオアゲート751 、752 の第一の入
力に接続され、フリップフロップ731 の反転出力Q-
はオアゲート753 、754 の第一の入力に接続され
る。フリップフロップ732 の非反転出力Qはオアゲー
ト751 、754の第二の入力に接続され、フリップフ
ロップ732 の反転出力Q- はフリップフロップ731
のデータ入力Dおよびオアゲート752 、753 の第二
の入力に接続される。フリップフロップ741 の非反転
出力Qはフリップフロップ742 のデータ入力Dおよび
ノアゲート761 、762 の第一の入力に接続され、フ
リップフロップ741 の反転出力Q- はノアゲート76
3、764の第一の入力に接続される。フリップフロップ
742 の非反転出力Qはノアゲート761 、764 の第
二の入力に接続され、フリップフロップ742 の反転出
力Q- はフリップフロップ741 のデータ入力Dおよび
ノアゲート762 、763 の第二の入力に接続される。
ノアゲート761、762、763、764の第三の入力に
は、制御信号が与えられる。ノアゲート761 の出力は
オアゲート751 の第三の入力に接続され、その出力は
ウインドウパルスφ1 を出力する。ノアゲート762
出力はオアゲート752 の第三の入力に接続され、その
出力はウインドウパルスφ2 を出力する。ノアゲート7
3 の出力はオアゲート753 の第三の入力に接続さ
れ、その出力はウインドウパルスφ4 を出力する。ノア
ゲート764 の出力はオアゲート754 の第三の入力に
接続され、その出力はウインドウパルスφ3 を出力す
る。
【0004】このような構成のパルス発生回路では、カ
ウンタ71は、図8に示す各低次群信号のワード(ブロ
ック)の長さ(=25T)で上述したクロックを分周す
ることにより、高次群信号のフレームの先頭に配置され
たフレームワードの長さに等しい6ビット分の位相差
(=6T)を有する二つのワードクロックを出力する。
なお、以下では、簡単のためこれらのワードクロックの
内、時間軸上で先行して得られる一方を「第一のワード
クロック」といい、他方のワードクロックを「第二のワ
ードクロック」という。
【0005】フリップフロップ731 、732 は高次群
信号の多重度(=4)で第一のワードクロックを分周
し、フリップフロップ741、742はフリップフロップ
731、732 に対して上述した6ビット分の位相差で
同様に第二のワードクロックを分周する。
【0006】フレーム同期がとられる前の状態では、上
述した制御信号の論理値が外部からローレベルに設定さ
れるので、ノアゲート761 〜764 は、フリップフロ
ップ741 、742 から上述した分周動作に応じて出力
されるカウント値をデコードして4相のパルスを出力す
る。一方、オアゲート751 〜754 は、フリップフロ
ップ731 、732 から同様にして出力されるカウント
値をデコードし、かつ上述した4相のパルスとビット毎
に負論理の論理積をとる。したがって、オアゲート75
1 〜754 は、図9に細線で示すように、各フレーム上
に配置された各ワード(ブロック)のフィールドの先頭
タイミングで上述したフレームワードと同じ長さの負論
理のウインドウパルスφ1 〜φ4 を出力する。
【0007】多重変換装置は、このようなウインドウパ
ルスと受信された高次群信号との論理積をとることによ
りフレームワードの検出を行ってフレーム同期を確立す
ると、制御信号の論理値をハイレベルに設定する。この
ような状態では、オアゲート751〜754は、これらの
第三の入力に与えられる論理値がそれぞれノアゲート7
1〜764を介してローレベルに設定されるので、フリ
ップフロップ731 、732 から与えられるカウント値
を単独でデコードする。したがって、オアゲート751
〜754 は、図9に太線に示すように、高次群信号に多
重化された個々の低次群信号のワード(ブロック)の分
離タイミングを与える負論理のウインドウパルスφ1
φ4 を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のパルス発生回路では、一般に、オアゲート751
〜754 やノアゲート761 〜764 の立ち上がり時間
と立ち下がり時間とが等しくないために、上述したウイ
ンドウパルスのパルス幅に誤差が生じた。また、このよ
うな誤差は、特に、上述した同期確立前に得られるウイ
ンドウパルスが直列に配置されたノアゲート761〜7
4とオアゲート751、754とを介して得られるため
に、大きかった。
【0009】さらに、このようなパルス幅の誤差は、高
次群信号の伝送レートが低い場合には無視できるが、例
えば、その伝送レートが600Mbpsである多重変換装置
では、フレームパターンの検出や各ワード(ブロック)
の分離時にビット誤りを生じる原因となる場合があっ
た。
【0010】また、従来のパルス発生回路では、上述し
た高い伝送レートに対応したECLその他の素子からな
るオアゲート751〜754およびノアゲート761〜7
4を用いて、各相のウインドウパルスのタイミングを
得るデコード回路を形成していたために、回路を構成す
る素子の数が多かった。
【0011】本発明は、回路構成を簡略化して波形およ
びタイミングの誤差の少ないウインドウパルスを生成で
きるパルス発生回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
の発明の原理ブロック図である。本発明は、並行して入
力されるクロックを同一の分周比で個別に分周して位相
が異なる分周クロックを生成するカウンタ(111 〜1
N )と、カウンタ(111 〜11N )によって生成さ
れた分周クロックを取り込み、これらの分周クロックに
外部から指定された論理演算を施してパルス幅を設定
し、そのパルス幅を有する単一のパルスを生成するパル
ス幅可変手段(13)と、パルス幅可変手段(13)に
よって生成されたパルスをクロックに同期して遅延させ
て多相のパルスを生成する遅延手段(15)とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロ
ック図である。本発明は、並行して入力されるクロック
を同一の分周比で個別に分周して位相が異なる分周クロ
ックを生成するカウンタ(111 〜11N )と、カウン
タ(111 〜11N )によって得られた分周クロックを
クロックに同期して個別に遅延させて多相のパルスを生
成する遅延手段(211〜21N)と、遅延手段(211
〜21N )によって生成された多相のパルスを取り込
み、これらのパルスに外部から指定された論理演算を施
してパルス幅を設定するパルス幅可変手段(23)とを
備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載のパルス発生回路では、パルス
幅可変手段13がカウンタ11 1〜11Nによって生成さ
れた異なる位相の分周クロックに外部から指定された論
理演算を施してパルス幅を決定し、遅延手段15がこの
ようにしてパルス幅が決定されて生成されるパルスをク
ロックに同期して遅延させることにより多相のパルスを
生成する。
【0015】すなわち、このような多相のパルスは、上
述した論理演算と並行してカウンタ111〜11Nのカウ
ント値をデコードすることにより同様のパルスを生成し
ていた従来例に比べて、そのデコードを行う回路に代え
て配置された遅延手段15を介して生成されるので、回
路構成が簡略化され、かつこのような回路を構成する素
子の立ち上がり時間と立ち下がり時間との差に起因して
生じていたパルス幅の誤差が吸収される。
【0016】請求項2に記載のパルス発生回路では、遅
延手段211 〜21N がカウンタ111 〜11N によっ
て生成された異なる位相の分周クロックを個別に遅延さ
せて多相のパルスを生成し、パルス幅可変手段23がこ
のようにして生成された多相のパルスに外部から指定さ
れた論理演算を並列に施してパルス幅を決定する。
【0017】すなわち、このような多相のパルスは、上
述した論理演算と並行してカウンタ111〜11Nのカウ
ント値をデコードすることにより同様のパルスを生成し
ていた従来例に比べて、そのデコードを行う回路に代え
て配置された遅延手段211〜21N を介して生成され
るので、回路構成が簡略化され、かつこのような回路を
構成する素子の立ち上がり時間と立ち下がり時間との差
に起因して生じていたパルス幅の誤差が吸収される。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図3は、請求項1に記載の発明に対
応した実施例を示す図である。
【0019】図において、図7に示すものと機能および
構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。本発明の特徴とする
構成は、本実施例では、オアゲート751 〜753 およ
びノアゲート761 〜763 に代えて、第一のワードク
ロックおよび第二のワードクロックの論理和をクロック
入力とするシフトレジスタ31を備え、かつオアゲート
754 の出力をシフトレジスタ31の直列入力SINに与
えてその奇数番目の並列出力Q0、Q2、Q4、Q6からそ
れぞれ4相のウインドウパルスφ1〜φ4を得る点にあ
る。
【0020】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、カウンタ71、72およびフリ
ップフロップ731 、732 、741 、742 はカウン
タ111 〜11N に対応し、ノアゲート764 およびオ
アゲート754 はパルス幅可変手段13に対応し、シフ
トレジスタ31は遅延手段15に対応する。
【0021】以下、本実施例の動作を説明する。制御信
号の論理値がローレベルに設定されているときには、オ
アゲート754は、従来例と同様にしてフリップフロッ
プ731 、732 からなるカウンタと、フリップフロッ
プ741 、742 からなるカウンタとが共に「1」のカ
ウント値をとるタイミングに負論理のパルスを出力す
る。シフトレジスタ31は、第一のワードクロックの立
ち上がりのタイミングでこのようなパルスの立ち下がり
点(ローレベルの論理値で与えられる。)を読み込み、
後続の第二のワードクロックの立ち上がりと、さらに後
続する3周期の第一のワードクロックおよび第二のワー
ドクロックの立ち上がりのタイミングで、このようなパ
ルスの立ち上がり点とこれに続くハイレベルの論理値と
を合計7回に渡って反復して読み込む。また、シフトレ
ジスタ31は、ワード(ブロック)周期毎に第一のワー
ドクロックおよび第二のワードクロックで上述した読み
込み動作に並行して先行して読み込んだパルスの論理値
をシフトする動作を反復する。したがって、シフトレジ
スタ31は、その並列出力Q0、Q2、Q4、Q6からフレ
ームワードの検出タイミングを与える負論理のウインド
ウパルスφ1 〜φ4 を出力する。
【0022】また、制御信号の論理値がハイレベルに設
定されたときには、オアゲート75 4 は、従来例と同様
にしてフリップフロップ731 、732 からなるカウン
タが「1」のカウント値をとるタイミングに負論理のパ
ルスを出力する。シフトレジスタ31は、第一のワード
クロックの立ち上がりおよび後続の第二のワードクロッ
クの立ち上がりのタイミングで、このようなパルスの立
ち下がり点(ローレベルの論理値で与えられる。)を読
み込み、さらに後続する3周期の第一のワードクロック
および第二のワードクロックの立ち上がりのタイミング
で、このようなパルスの立ち上がり点およびこれに続く
ハイレベルの論理値を合計6回に渡って反復して読み込
む。また、シフトレジスタ31は、ワード(ブロック)
周期毎に、第一のワードクロックおよび第二のワードク
ロックで上述した読み込み動作に並行して先行して読み
込んだパルスの論理値をシフトする動作を反復する。
【0023】したがって、シフトレジスタ31の並列出
力Q0、Q2、Q4、Q6には、高次群信号に多重化された
各ワード(ブロック)の分離タイミングを与える負論理
のウインドウパルスφ1 〜φ4 が上述したワードクロッ
クに同期して精度よく出力される。
【0024】このように本実施例によれば、オアゲート
751 〜753 およびノアゲート761 〜763 に代え
て、例えば、ピン数が「16」のディップ型やピン数が
「28」のPLCC型の単一のチップから構成されるシ
フトレジスタ31を用いることにより、従来例に比べて
回路の実装面積が約63パーセントに低減され、かつ上
述したゲートの立ち上がり時間および立ち下がり時間の
差に起因した波形誤差を抑圧して精度のよいウインドウ
パルスφ1 〜φ4 を生成することができる。
【0025】図4は、請求項1に記載の発明に対応した
他の実施例を示す図である。図において、図3に示すも
のと機能および構成が同じものについては、同じ参照番
号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
【0026】本実施例と図3に示す実施例との相違点
は、シフトレジスタ31に代えて単一のクロック入力を
有する75段のシフトレジスタ41を備え、そのクロッ
ク入力Cにはカウンタ71、72と共通のクロックを与
え、シフトレジスタ41の並列出力Q0 、Q25、Q50
75から4相のウインドウパルスφ1 〜φ4 を得る点に
ある。
【0027】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、シフトレジスタ41は遅延手段
15に対応し、その他は図3に示す実施例と同様であ
る。本実施例では、シフトレジスタ41は、図3に示す
実施例のシフトレジスタ31に比べて25倍の速度で動
作するが、その直列入力SINに与えられる負論理のパル
スはこのような動作を決定するクロックに同期して与え
られるので、同様に回路を構成する素子の数を低減して
パルス幅の誤差が小さなウインドウパルスφ 1 〜φ4
生成する。
【0028】図5は、請求項2に記載の発明に対応した
他の実施例を示す図である。図において、図3に示すも
のと機能および構成が同じものについては、同じ参照番
号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
【0029】本実施例と図3に示す実施例との相違点
は、フリップフロップ741 、742に代えて第二のワ
ードクロックに同期して動作し、かつイネーブル端子E
Nに制御信号が与えられたシフトレジスタ51を備え、
オアゲート754 に代えて2入力のオアゲート52を備
え、シフトレジスタ31に代えて第一のワードクロック
に同期して動作するシフトレジスタ53を備え、シフト
レジスタ51、53の並列出力Q0、Q1、Q2、Q3から
得られるビットについて、個別に論理和をとってウイン
ドウパルスφ1 〜φ4 を得るオアゲート541〜544
備えた点にある。
【0030】なお、本実施例と図2に示すブロック図と
の対応関係については、カウンタ71、72、フリップ
フロップ731 、732 およびオアゲート52はカウン
タ111 〜11N に対応し、シフトレジスタ51、53
は遅延手段211 〜21N に対応し、シフトレジスタ5
1およびオアゲート541 〜544 はパルス幅可変手段
23に対応する。
【0031】本実施例では、シフトレジスタ51は、そ
のイネーブル端子に与えられる制御信号に応じて動作を
停止あるいは開始することにより、同期確立の前後の各
状態で図3に示すノアゲート764 と同様に作用する。
さらに、ウインドウパルスφ 1 〜φ4 は、図3に示す実
施例のシフトレジスタ31をシフトレジスタ51、53
に分離してその出力のビット毎の論理和をとることによ
り得られる。
【0032】したがって、これらのウインドウパルスの
波形精度は、ノアゲート761 〜764 が後段のオアゲ
ート541〜544に直列に配置されていないために、従
来例に比べて高められる。さらに、本実施例では、フリ
ップフロップ741 、742およびノアゲート764
含まれないので、図3に示す実施例に比べて回路規模が
低減される。
【0033】なお、上述した各実施例では、25ビット
長のワードを4多重するワードインタリーブ方式に対応
したウインドウパルスを生成しているが、本発明は、こ
のような多重化の方式や多重度の如何にかかわらず適用
可能である。
【0034】また、上述した各実施例では、オアゲート
754 およびノアゲート764 またはオアゲート52、
541 〜544 の何れかを介して、ウインドウパルスの
パルス幅と位相とを切り替える論理演算を行っている
が、本発明は、このような論理演算の内容に限定され
ず、このような切り替えに伴って位相の跳躍が発生せ
ず、かつパルス幅その他が許容限度内に抑えられるなら
ば、フリップフロップ731〜732 、741 〜742
あるいはシフトレジスタ53、51から出力される2つ
のパルスにどのような論理演算を施してもよい。
【0035】さらに、上述した各実施例では、フリップ
フロップ731 〜732 、741 〜742 により形成さ
れるカウンタを介して生成すべき多相クロックの周期と
絶対位相とを設定しているが、本発明は、このような構
成のカウンタに限定されず、例えば、シフトレジスタを
用いてもよい。
【0036】また、上述した各実施例では、2つのカウ
ンタあるいはシフトレジスタから出力される異なる位相
のパルスに論理演算を施して多相のウインドウパルスを
切り替えて生成しているが、本発明は、このような構成
に限定されず、例えば、上述した切り替えの段数が多い
場合には、このような論理演算の対象となるパルスを出
力する回路の数は「3」以上であってもよい。
【0037】さらに、上述した各実施例では、オアゲー
ト754 およびノアゲート764 あるいはオアゲート5
2、541 〜544 が行う論理演算の内容によりウイン
ドウパルスのパルス幅を設定しているが、そのパルス幅
を所定の範囲でビット単位で可変する場合には、例え
ば、図6に示すように、カウンタ71から出力される第
一のワードクロックをクロックに同期して遅延させ、そ
の第一の遅延出力をフリップフロップ731 、732
るいはシフトレジスタ31(53)に与えるシフトレジ
スタ61と、その各遅延出力の何れか1つを制御信号に
応じて選択してフリップフロップ741 、742 あるい
はシフトレジスタ31(51)に与えるスイッチ62と
を付加してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、入力ク
ロックを分周するカウンタのカウント値をデコードする
ことにより出力すべき多相クロックの位相を決定してい
た従来の回路に代えて、少ない素子数で実現可能であ
り、かつその入力クロックに同期した遅延出力を並列に
得ることができる遅延手段を配置して上述した多相のク
ロックを得る。
【0039】すなわち、従来例に比べて、回路規模が低
減され、かつ上述した回路の立ち上がり時間と立ち下が
り時間との差に起因して生じていたパルス幅の誤差が吸
収されるので、特に、回路素子の伝搬遅延時間、立ち上
がり時間および立ち下がり時間が無視できない程度に高
速の多相クロックからタイミングの基準を得る電子機器
では、設計上のタイミングマージンが拡大されて標準化
に対する柔軟な対応と性能の均一化とがはかられ、低廉
化をはかりつつ性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項1に記載の発明に対応した実施例を示す
図である。
【図4】請求項1に記載の発明に対応した他の実施例を
示す図である。
【図5】請求項2に記載の発明に対応した実施例を示す
図である。
【図6】パルス幅を可変する付加回路の一例を示す図で
ある。
【図7】従来のパルス発生回路の構成例を示す図であ
る。
【図8】ワードインタリーブ方式に対応したフレーム構
成の一例を示す図である。
【図9】従来のパルス発生回路の動作タイミングチャー
トである。
【符号の説明】
11 カウンタ 13,23 パルス幅可変手段 15,21 遅延手段 31,41,51,53,61 シフトレジスタ 52,54,75 オアゲート 62 スイッチ 71,72 カウンタ 73,74 フリップフロップ 76 ノアゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行して入力されるクロックを同一の分
    周比で個別に分周して位相が異なる分周クロックを生成
    するカウンタ(111〜11N)と、 前記カウンタ(111〜11N)によって生成された分周
    クロックを取り込み、これらの分周クロックに外部から
    指定された論理演算を施してパルス幅を設定し、そのパ
    ルス幅を有する単一のパルスを生成するパルス幅可変手
    段(13)と、 前記パルス幅可変手段(13)によって生成されたパル
    スを前記クロックに同期して遅延させて多相のパルスを
    生成する遅延手段(15)とを備えたことを特徴とする
    パルス発生回路。
  2. 【請求項2】 並行して入力されるクロックを同一の分
    周比で個別に分周して位相が異なる分周クロックを生成
    するカウンタ(111〜11N)と、 前記カウンタ(111〜11N)によって得られた分周ク
    ロックを前記クロックに同期して個別に遅延させて多相
    のパルスを生成する遅延手段(211〜21N)と、 前記遅延手段(211〜21N)によって生成された多相
    のパルスを取り込み、これらのパルスに外部から指定さ
    れた論理演算を施してパルス幅を設定するパルス幅可変
    手段(23)とを備えたことを特徴とするパルス発生回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400712B1 (ko) * 2000-05-30 2003-10-08 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 반도체 장치

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KR100400712B1 (ko) * 2000-05-30 2003-10-08 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 반도체 장치

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