JP2841360B2 - タイミング・ジエネレータ - Google Patents

タイミング・ジエネレータ

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JP2841360B2
JP2841360B2 JP62002212A JP221287A JP2841360B2 JP 2841360 B2 JP2841360 B2 JP 2841360B2 JP 62002212 A JP62002212 A JP 62002212A JP 221287 A JP221287 A JP 221287A JP 2841360 B2 JP2841360 B2 JP 2841360B2
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JP
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timing
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latch
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正之 遠藤
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロコンピュータ等の制御に必要なタイ
ミング信号を発生するタイミング・ジェネレータに関
し、特にシステム・クロックより細分化されたタイミン
グ信号を必要とするシステムのタイミング・ジェネレー
タに関する。 〔従来の技術〕 従来より、マイクロコンピュータ等のシステムではシ
ステム内に発振器を内蔵するものでは発振器の発振周波
数の制限があり、システムの外部からクロックを供給さ
せて動作するシステムではシステム・クロックの周波数
が低いために、システム・クロックを分周し、合成した
だけではシステムの必要とするタイミングを発生できな
い場合がある。この場合には従来より、てい倍回路によ
り元のシステム・クロックの周波数をn倍(nは2以上
の整数)に上げ、これを新しいシステム・クロックと
し、この新しいシステム・クロックを分周、合成するこ
とによりシステムの必要とする細分化されたタイミング
を発生することができる。 第4図はこのタイミング・ジェネレータの従来例の回
路図、第2図は第4図の回路のタイミング・チャートで
ある。第2図のタイミング・チャートで時刻t1からt2
でが一つのタイミング・サイクルで、時刻t2までの動作
が終了したならば回路の状態はt1と同一状態にもどり、
時刻t1からt2までの動作がくりかえされる。発振器1の
出力である信号S1は遅延回路2により1/4位相だけ遅延
され信号S2として出力される。信号S1とS2はエクスクル
ーシブ・オア・ゲート15で合成され、信号S1の2倍てい
倍周波数信号S3が形成される。ラッチ16,17,18,19はそ
れぞれクロック入力Cpが“1"のときD入力の正転を出力
Qに出力し、反転を出力に出力する。また、クロック
入力Cpが“0"のときはD入力に関係なく出力Q,は前の
状態を保持する。この回路ではラッチ16,17,18のQ出力
はそれぞれラッチ17,18,19のD入力に縦続接続され、ラ
ッチ19の出力はラッチ16のD入力に帰還されている。
また、ラッチ16,18のクロック入力Cpは共通で、インバ
ータ23によるその反転信号がラッチ17,19のクロック入
力Cpとなっている。これらラッチ16,17,18,19はラッチ1
9のがラッチ16のD入力に帰還されているシフト・レ
ジスタと考えることもできる。ラッチ16,17,18,19の各
Q出力S4,S5,S6,S7は信号S1を2分周した信号で、位相
が互に信号S1の1/4位相だけずれている。そしてラッチ1
6,17,18,19のQ出力S4,S5,S6,S7およびその反転信号が
ノア・ケート20,21,22により組み合されて必要とする任
意の信号S8,S9,S10が合成されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述した従来のタイミング・ジェネレータは、素子数
が多く、しかもラッチ16,17,18,19の入力周波数が高周
波であるので、消費電流が多くなるという欠点がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明のタイミング・ジェネレータは、 システム・クロックを入力クロックとするラッチを複数
段縦続接続し最終段ラッチ出力の反転信号を初段ラッチ
の入力とし各段ラッチ出力はそれぞれ位相が異なり前段
ラッチと後段ラッチでオーバーラップする1/2デューテ
ィーのパルスを出力するシフト・レジスタを複数設け、
前記複数のシフト・レジスタの内1つのシフト・レジス
タには前記システム・クロックを直接与え、残りのシフ
ト・レジスタには前記システム・クロックを遅延して与
え、これら複数のシフト・レジスタの出力が入力される
組み合わせ回路を介してタイミング信号を生成するタイ
ミング・ジェネレータであって、 前記組み合わせ回路は前記各シフト・レジスタの各段
ラッチ出力の中から2出力を選択して論理積または論理
和を取ることにより、周波数が前記各シフトレジスタの
出力の周波数と等しいタイミング信号であって、前記各
シフト・レジスタのいずれかの入力クロックの立上り/
立下りタイミングに同期した任意の立上りタイミングと
任意のパルス幅を持つタイミング信号を生成することを
特徴とする。 〔作用〕 本発明のタイミング・ジェネレータは、エクスクルー
シブ・オア・ゲートがないので、その分従来よりも素子
数が少なく、また、各シフト・レジスタを構成するラッ
チの入力クロック信号の周波数は従来に比べて小さいの
で、消費電流が少なく、システムの高速動作が可能とな
る。 〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。 第1図は本発明のタイミング・ジェネレータの一実施
例の回路図である。本実施例では第4図の従来例の信号
S3にあたる信号がないだけで、第2図のタイミング・チ
ャートはそのまま使える。発振器1、遅延回路2は第4
図の従来例とまったく同一のものである。また、ラッチ
3〜6の機能は従来例のラッチ16〜19の機能と同一であ
る。ラッチ3のQ出力S4はラッチ4のD入力となり、ラ
ッチ4の出力はラッチ3のD入力に帰還されている。
また、ラッチ3のクロック入力Cpは発振器1の出力S1
入力とし、ラッチ4のクロック入力Cpは発振器1の出力
S1のインバータ10による反転信号▲▼を入力として
いる。このラッチ3と4はラッチ4の出力がラッチ3
のD入力に帰還されているシフト・レジスタと考えるこ
ともできる。ラッチ5とラッチ6はクロック入力Cpが発
振器1の出力ではなく遅延回路2の出力S2となっている
ことを除いてラッチ3、ラッチ4の回路構成と同一であ
る。すなわち、ラッチ5のQ出力はラッチ6のD入力と
なり、ラッチ6の出力はラッチ5のD入力に帰還さ
れ、ラッチ5のクロック入力Cpは遅延回路2の出力S2
入力とし、ラッチ6のクロック入力Cpは遅延回路2の出
力S2のインバータ11による反転信号▲▼を入力とし
ている。これらラッチ3,4,5,6の各Q出力信号S4,S6,S5,
S7は第4図の従来例のQ出力信号S4,S5,S6,S7と同一で
あるので、従来例と同様に組合せゲート7,8,9により信
号S8,S9,S10が出力される。 本実施例では第4図の従来例に比べてエクスクルーシ
ブ・オア・ゲート15が必要ないので素子数が少なくなっ
ており、また、ラッチ3,4,5,6の入力クロック周波数は
従来例のラッチ16,17,18,19のクロック入力周波数に比
べて1/2であるので消費電流が少なく、さらに、ラッチ
3,4,5,6の動作速度がスピードの上限を決めているよう
なシステムでは本実施例の方がラッチ3,4,5,6の入力ク
ロック周波数が低いので高速動作が可能である。 第3図は本発明のタイミング・ジェネレータのより一
般的な実施例を示すブロック図である。 このタイミング・ジェネレータは、システム・クロッ
ク信号を発生する発振器1と、それぞれ異なった遅延時
間を有し、システム・クロック信号を入力する遅延回路
121,122,…,12nと、出力が入力に帰還され、システム・
クロック信号を入力クロック信号とするシフト・レジス
タ131と、出力が入力に帰還され、それぞれ遅延回路122
〜12nの遅延クロック信号を入力クロック信号とするシ
フト・レジスタ132〜13n+1と、シフト・レジスタ131〜1
3n+1の各出力を組み合せ、必要とするタイミングを生成
する組み合せ回路14からなる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、発振器と、遅延クロッ
ク信号を発生させる1以上の遅延回路と、複数組のシフ
ト・レジスタおよび組み合せ回路により、従来のタイミ
ング・ジェネレータに比べて素子数および消費電流が少
なく、高速で動作するタイミング・ジェネレータを提供
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のタイミング・ジェネレータの一実施例
を示す回路図、第2図は第1図および第4図の回路のタ
イミング・チャート、第3図は本発明のタイミング・ジ
ェネレータのより一般的な実施例のブロック図、第4図
はタイミング・ジェネレータの従来例の回路図である。 1……発振器、2……遅延回路、3,4,5,6……ラッチ、
7,8,9……組み合せゲート、10,11……インバータ、121
〜12n……遅延回路、131〜13n+1……シフト・レジス
タ、14……組み合せ回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.システム・クロックを入力クロックとするラッチを
    複数段縦続接続し最終段ラッチ出力の反転信号を初段ラ
    ッチの入力とし各段ラッチ出力はそれぞれ位相が異なり
    前段ラッチと後段ラッチでオーバーラップする1/2デュ
    ーティーのパルスを出力するシフト・レジスタを複数設
    け、前記複数のシフト・レジスタの内1つのシフト・レ
    ジスタには前記システム・クロックを直接与え、残りの
    シフト・レジスタには前記システム・クロックを遅延し
    て与え、これら複数のシフト・レジスタの出力が入力さ
    れる組み合わせ回路を介してタイミング信号を生成する
    タイミング・ジェネレータであって、 前記組み合わせ回路は前記各シフト・レジスタの各段ラ
    ッチ出力の中から2出力を選択して論理積または論理和
    を取ることにより、周波数が前記各シフトレジスタの出
    力の周波数と等しいタイミング信号であって、前記各シ
    フト・レジスタのいずれかの入力クロックの立上り/立
    下りタイミングに同期した任意の立上りタイミングと任
    意のパルス幅を持つタイミング信号を生成することを特
    徴とするタイミング・ジェネレータ。
JP62002212A 1987-01-07 1987-01-07 タイミング・ジエネレータ Expired - Lifetime JP2841360B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495182A (ja) * 1972-05-02 1974-01-17
JPS586435U (ja) * 1981-07-03 1983-01-17 横河・ヒユ−レツト・パツカ−ド株式会社 多重位相発生回路
JPS61206314A (ja) * 1985-03-11 1986-09-12 Canon Inc タイミング発生回路

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