JPH04142116A - 可変分周器 - Google Patents

可変分周器

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JPH04142116A
JPH04142116A JP26482590A JP26482590A JPH04142116A JP H04142116 A JPH04142116 A JP H04142116A JP 26482590 A JP26482590 A JP 26482590A JP 26482590 A JP26482590 A JP 26482590A JP H04142116 A JPH04142116 A JP H04142116A
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JP
Japan
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flop
data latch
latch flip
data
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JP26482590A
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Inventor
Yoshinori Yamauchi
山内 佳紀
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変分周器の高速化に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の装置は一般に第4図(a)のように構成
されている。第4図(a)は、外部からの信号により、
1/4および115の分周動作を選択して行うものの例
である。Cは、分周しようとするクロック入力端子、○
UTは分周出力、Mは1/4および115の分周比モー
ドを選択するモード制御信号入力端子である。1はAN
D回路、2 ハOR回路(論理和回路)、3−1〜3−
3は3個のデータラッチ・フリップフロップである。
以下従来例の構成とその動作を第4図(a)の構成図お
よび第4図(b)のタイムチャートを用いて詳細に説明
する。
第4図(a)で、それぞれのデータラッチ・フリップフ
ロップDFFI〜DFF3は、1個あるいは複数個のデ
ータが入力されるデータ入力端子Dn<n=1.2.3
)と、クロック入力端子CTと、真信号およびその補信
号出力端子Q、 Qを有している。ここでデータラッチ
・フリップフロップDFFIの入力部にはOR回路2を
含むものとする。そこでそれぞれのデータラッチ・フリ
ップフロップは入力クロック信号に同期して、入力デー
タの論理和または入力データを当該入力クロック信号の
前半の半周期で取り込み後半の半周期で真信号およびそ
の補信号を出力するよう動作するものである。図示のも
のでは、このような動作を有する3個のデータラッチ・
フリップフロップD F F n <n −1,2,3
)とANDゲートの構成を有し、さらにその構成の中で
、第1のデータラッチ・フリップフロップDFFIの補
信号出力端子Qlは第2のデータラッチ・フリップフロ
ップのデータ入力端子D2に接続され、第2のデータラ
ッチ・フリップフロップの真信号出力端子Q2は第3の
データラッチ・フリップフロップのデータ入力端子D3
に接続され、さらに、第2のデータラッチ・フリップフ
ロップの真信号出力端子Q2は第1のデータラッチ・フ
リップフロップの入力部のOR回路2の第1の入力端子
Dllに接続され、該OR回路の出力は第1のデータラ
ッチ・フリップフロップ3−1の入力端子D1に接続さ
れている。またさらに、第3のデータラッチフリップフ
ロップの真信号出力端子Q3はANDゲートの第1のデ
ータ入力端子Alに接続され、該ANDゲートの第2の
データ入力端子A2はモード制御信号入力端子に接続さ
れ、また第1、第2、第3のデータラッチ・フリップフ
ロップのクロック入力端子CTにはクロックが入力され
る。
以上の構成により、クロックに同期してモード制御信号
Mが“HIGH″のときクロックの周波数の115、モ
ード制御信号Mが“LOW”のとき1/4に分周された
周波数を第3のデータラッチ・フリップフロップの真信
号出力端子Q3から出力する。
第4図(a)の回路の動作を第4図(b)のタイムチャ
ートにより説明する。TIMEIではMが“LOW”で
あるため、Dllの信号Q2が”LOW”の入力データ
D1となり、入力信号CTの立ち下がりで補信号出力信
号Q1にQ2の補信号である“HIGH″が出力される
TIME2.3ではDFF2の出力Q2はDFFIの補
信号出力Q1から1クロツク遅れてDFFIの補信号出
力Q1と同一の出力を出力する。DFF3の出力Q3は
DFF2の出力Q2から1クロツク遅れてDFF2の出
力Q2と同一の出力を出力する。そして、TIME3で
はMが“LOW”であるため、Dllの信号Q2が“H
IGH”の入力データDIとなり、入力信号CTの立ち
下がりで補信号出力信号Q1にQ2の補信号である“L
OW”が出力される。このような動作はTIME8まで
続けられる。TIME8までは、Q3の出力の一周期に
クロック信号パルスが4個存在する。つまり、1/4動
作を行う。
TIME9では、DI2はMとQ3の論理積で、Mが”
HIGH” であGJQ3が”HIGH” であるため
、DI2は“HIGH”となる。さらにDllとDI2
の信号の論理和の入力データD1は“HIGH″となり
、入力信号CTの立ち下がりで補信号出力信号QlにD
Iの補信号である”LOW”が出力される。以下DFF
2の出力Q2はDFFIの補信号出力Q1から1クロツ
ク遅れてDFFIの補信号出力Q1と同一の出力を出力
する。DFF3の出力Q3はDFF2の出力Q2から1
クロツク遅れてDFF2の出力Q2と同一の出力を出力
する。以上の動作はMが“HIGH”である間繰り返さ
れる。このとき、Q3の出力の一周期にクロック信号パ
ルスが5個存在する。つまり、115動作を行う。
図中、Mに斜線で示した部分は、Mを“LOW”または
“HIGH″に切り替えることが必要なとき、切り替え
ることが可能な時間である。
[発明が解決しようとする課題] 本回路の構成では、 (1)第2のデータラッチ・フリップフロップの真信号
出力端子は第3のデータラッチ・フリップフロップと第
1のデータラッチ・フリップフロップの二つの回路を駆
動する必要がある。さらに、(2)第3のデータラッチ
・フリップフロップの真信号出力端子Q3はANDゲー
トA1と出力端子に接続される回路とを駆動する必要が
ある。
これらにより、第2のデータラッチ・フリップフロップ
DFF2の動作と相俟って、第3のデータラッチ・フリ
ップフロップDFF3の動作は、単一の回路を駆動する
場合の速度に比較して著しく低下する。また、 (3)第3のデータラッチ・フリップフロップDFF3
と第1のデータラッチ・フリップフロップDFFIの間
にANDゲートを必要としているので、このANDゲー
トの信号遅延時間分に対応して回路の動作速度は低下す
る。また、(4)真信号あるいは゛その補信号のみを使
用する回路形であるため、安定な動作を得るためには信
号振幅をある程度必要とし、このため、高速なデータラ
ッチ・フリップフロップを得ることも難しい という問題があった。
すなわち、従来の回路構成では論理ゲートの遅延時間、
複数の必要駆動回路数などにより、本来のデータラッチ
・フリップフロップの動作を高速にすることが困難であ
り、かつ、当該データラッチ・フリップフロップが有し
ている動作速度を十分に活用できてなかった。
本発明はこのような問題を解決し、回路構成の単純化と
動作の高安定化、高速化を行ない、動作可能な入力周波
数の上限を高くすることができる可変分周器を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の可変分周器の要点は
、データラッチ・フリップフロップの補信号出力端子を
有効に使用すること、AND回路を必要としない回路構
成とするものである。すなわち具体的には、例えば第1
図(a)または第3図(a)に示すように、 1個あるいは複数のデータ入力端子と、比較データ入力
端子と、クロック入力端子と、真信号およびその補信号
出力端子を有し、入力クロック信号に同期して、入力デ
ータの論理和を当該クロック信号の前半の半周期で取り
込み後半の半周期で真信号およびその補信号を出力する
データラッチ・フリップフロップをn個有し、第1のデ
ータラッチ・フリップフロップの真信号出力端子を第2
のデータラッチ・フリップフロップのデータ入力端子に
接続し、第1のデータラッチ・フリップフロップの補信
号出力端子を第2のデータラッチ・フリップフロップの
比較データ入力端子に接続し、第n(2≦m <n )
のデータラッチ・フリップフロップの真信号出力端子を
第m+1のデータラッチ・フリップフロップのデータ入
力端子に接続し、第nのデータラッチ・フリップフロッ
プの補信号出力端子を第m+1のデータラッチ・フリッ
プフロップの比較データ入力端子に接続し、第n−1の
データラッチ・フリップフロップの真信号出力端子を第
nのデータラッチ・フリップフロップの第1のデータ入
力端子に接続し、第n−1のデータラッチ・フリップフ
ロップの補信号出力端子を第1のデータラッチ・フリッ
プフロップの第1のデータ入力端子に接続し、第nのデ
ータラッチ・フリップフロップの補信号出力端子を第1
のデータラッチ・フリップフロップの第2のデータ入力
端子に接続し、第nのデータラッチ・フリップフロップ
の第2のデータ入力端子をモード制御信号入力端子に接
続し、第1および第nの比較データ入力端子に規定の比
較電圧を印加し、第1、第2、・・・第n、第m+1、
・・・第nの各データラッチ・フリップフロップのクロ
ック入力端子にクロックを入力することにより、クロッ
クに同期してモード制御信号が“HIGH”のときクロ
ックの周波数の1/(2n−2)、モード制御信号が“
LOW″のとき1/(2n−1)に分周された周波数を
第1のデータラッチ・フリップフロップの真信号および
その補信号出力端子から出力することを特徴とする。
〔作 用〕
本発明では各データラッチ・フリップフロップの8力端
子は単一の入力にしか接続されていない、つまり、ファ
ンアウト1で構成されている。
例えば第1のデータラッチ・フリップフロップの真信号
出力端子と補信号出力端子とは、それぞれ第2のデータ
ラッチ・フリップフロップのデータ入力端子と比較デー
タ入力端子に接続されるとともに出力回路に接続されて
いるが、真信号と補信号を利用しているので、その出力
振幅が通常の2倍となっており、このため第1のデータ
ラッチ・フリップフロップの出力はファンアウトlの構
成と同等である。またその他の後段のデータラッチ・フ
リップフロップの出力もすべてファンアウト1の構成と
なっている。
本発明ではこのように補信号出力端子を有効に利用して
単純化した回路構成を有するようにすることにより、デ
ータラッチ・フリップフロップの高速性が活かされる。
また上記のように補信号出力端子を利用して出力振幅を
通常の2倍にすることにより、動作安定性も向上する。
さらに本発明の回路では回路構成上ANDゲートを必要
としないので、ANDゲートの信号の遅延時間分に対応
して回路の動作速度の低下を招くことがない。
そして以上のことが可変分周器における動作可能な入力
周波数の上限を高めることになる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図(a)に示す。第1図(a)は
、1個あるいは複数のデータ入力端子(DFFIではD
ll、D12)と比較データ入力端子Drとクロック入
力端子CTと真信号およびその補信号出力端子Q、Qを
有し、入力クロック信号に同期して、入力データの論理
和を当該入力クロック信号の前半の半周期で取り込み後
半の半周期で真信号及びその補信号を出力するデータラ
ッチ・フリップフロップDFFI、DFF2、DFF3
を有し、第1のデータラッチ・フリップフロップの真信
号出力端子Q1を第2のデータラッチ・フリップフロッ
プの第1のデータ入力端子D21に接続し、第1のデー
タラッチ・フリップフロップの補信号出力端子Q1を第
2のデータラッチ・フリップフロップの比較データ入力
端子Dr2に接続し、第2のデータラッチ・フリップフ
コツブDFF2の真信号出力端子Q2を第3のデータラ
ッチ・フリップフロップDFF3の第1のデータ入力端
子D31に接続し、第2のデータラッチ・フリップフロ
ップの補信号出力端子Q2を第1のデータラッチ・フリ
ップフロップの第1のデータ入力端子Dllに接続し、
第3のデータラッチ・フリップフロップDFF3の補信
号出力端子Q3を第1のデータラッチ・フリ;ツブフロ
ップの第2のデータ入力端子D12に接続し、当該デー
タラッチ・フリップフロップの第2のデータ入力端子D
12をモード制御信号入力端子Mに接続し、第1及び第
3の比較データ入力端子Drl、Dr3に規定の比較電
圧Vrを供給する手段を有し、第1、第2、第3のデー
タラッチ・フリップフロップのクロック入力端子CTに
クロックを入力することで、クロックに同期してモード
制御信号が“HIGH”のときクロックの周波数の1/
4、モード制御信号が“LOW”のとき115に分周さ
れた周波数を第1のデータラッチ・フリップフロップの
真信号およびその補信号出力端子から出力する構成の可
変分局器である。ここで、第1および最終段(本実施例
では第3)のデータラッチ・フリップフロップの入力部
にはOR回路を含むものとする(以下、同じとする)。
第1図(a)の回路の動作を第1図(b)のタイムチャ
ートにより説明する。比較信号VrはDFF 1および
DFF2の入力データであるDが“HIGH”であるか
“LOW”であるかを判別するための比較用電圧である
。また、DFF2の比較データ入力端子Dr2にはDF
FIの補信号出力信号Q1を入力し、DFF2への信号
振幅を実質上2倍にすることでDFF2の動作速度、動
作安定性を改善している。
まず、TIMEIではMガLOW”である。
補信号Q2と補信号Q3のどちらかが“’HI GH″
であるとき、DllとD12の信号の論理和が“HIG
H″の入力データD1となり、入力信号CTの立ち下が
りで出力信号Q1に入力データDIの“HIGH”が出
力される。補信号Q2と補信号Q3とがともに“LOW
”であるとき、DllとD12の信号の論理和が“LO
W”の入力データDiとなり、入力信号CTの立ち下が
りで出力信号Qlに入力データD1の“LOW”が出力
される。ここでは“LOW”が出力されたとする。この
場合、TIMEIではクロックの立ち上がりでQlのデ
ータがDFF2に取り込まれ、クロックの立ち下がりで
Q2に出力される。このため、Q2は必ず“LOW”と
なる、、TIME2.3では、DFF2の出力Q2はD
FFIの補信号出力Q1から1クロツク遅れてDFF 
lの出力Qlと同一の出力を出力する。DFF3の出力
Q3はDFF2の出力Q2から1クロツク遅れてDFF
2の出力Q2と同一の出力を出力する。この動作はMが
“LOW″である間周期的に行われる。このようにして
、Mが“LOW″であるTIME6までは、Qlの出力
の一周期、あるいは出力信号の一周期にクロック信号パ
ルスが4個存在する。つまり、1/4動作を行う。
TIME7では、Mが“HIGH”であるため、DはM
とQ2の論理積となり、Mが’HI GH”であるため
、DはQ2にかかわらず”HIGH”となる。したがっ
て、入力信号CTの立ち下がりで出力信号Q3に“HI
GH”が出力される。以下、DFF2の出力Q2はDF
F 1の出力Q1がらlクロック遅れてDFFIの出力
Q1と同一の出力を出力する。DFF3の出力Q3はD
FF2の出力Q2にかかわらず“HIGH”となる。し
たがって、入力信号CTの立ち下がりで出力信号Q3に
“HI GH″が出力される。さらに、DFF 1の出
力Q1はDFF2の補信号出力Q2から1クロツク遅れ
てDFF2の補信号出力Q1と同一の出力を出力する。
以上の動作はMが“HIGH”である間周期的に繰り返
される。このとき、Qlの出力の一周期にクロック信号
パルスが4個存在する。つまり、l/4動作を行う。
図中、Mに斜線で示した部分は、Mを“LOW”または
“HIGH”に切り替えることが必要なとき、切り替え
ることが可能な時間である。
本発明の実施例では、各データラッチ・フリップフロッ
プの出力端子は単一の入力にしか接続されていない、つ
まり、ファンアウトlで構成されている。また、第1の
データラッチ・フリップフロップDFF 1の補信号出
力端子7を第2のデータラッチ・フリップフロップの比
較データ入力端子Dr2に接続して構成され、第2のデ
ータラッチ・フリップフロップは第1のデータラッチ・
フリップフロップの真信号および補信号により駆動され
る。このため、DFFIは通常の出力信号振幅の2倍の
振幅でDFF2を駆動することが可能となる。この場合
、DFFlにおける実質のファンアウトはlと考えられ
、出力端子をこのDFF 1より得ることによる回路動
作への悪影響は非常に少ない。
また、上記第1及び第3のデータラッチ・フリップフロ
ップDFFI、DFF3は、例えばバイポーラトランジ
スタを用いて第2図のように構成することが可能であり
、第2のデータラッチ・フリップフロップDFF2はデ
ータ入力端子が1つでよいため第2図の破線で囲んだバ
イポーラトランジスタを省くことが可能である。以上の
ように、従来必要であったANDゲートを必要とせず、
第1図(b)に示す動作タイミング図のように、クロッ
クCTを入力することでクロックに同期してモード制御
信号が“HI GH”のときクロックの周波数の1/4
、モード制御信号が“LOW”のとき115に分周され
た周波数を第1のデータラッチ・フリップフロップの真
信号およびその補信号出力端子Ql、Qlから出力する
ことができる。
なお、モード制御信号Mの切り替え可能な時間範囲を斜
線部分で示した。
第3図(a)は他の実施例の構成図である。第3図(a
)の回路の動作を第3図(b)のタイムチャートにより
説明する。比較信号VrはDFF 1およびDFFnの
入力データであるDl、Dnが“HI G H”である
か“LOW″であるかを判別するための比較用電圧であ
る。また、DFFmの比較データ入力端子Drm (m
=2゜・・・n−2)にはDFFm−1の補信号出力信
号Qm−1を入力し、DFFmへの信号振幅を実質上2
倍にすることでDFFmの動作速度、動作安定性を改善
している。
まず、TIMEIではMが“’LOW”である。
補信号Qn−1と補信号Qnのどちらかが“HIGH”
であるとき、DllとDl2の信号の論理和が“HIG
H”の入力データD1となり、入力信号CTの立ち下が
りで出力信号Q1に入力データDIの“HI GH”が
出力される。補信号Qn−1と補信号Qnとがともに“
LOW”であるとき、DllとDl2の信号の論理和が
“LOW”の入力データD1となり、入力信号CTの立
ち下がりで出力信号Q1に入力データD1の“LOW”
が出力される。ここでは“LOW”が出力されたとする
。この場合、TIMEIではクロックの立ち上がりでQ
lのデータがDFF2に取り込まれ、クロックの立ち下
がりでQ2に出力される。このため、Q2は必ず“LO
Wnとなる。TIME2.3では、DFFmの出力Qm
はDFFm−1の補信号出力Qm−1から1クロツク遅
れてDFFm−1の出力Qm−1と同一の出力を出力す
る。
DFFnの出力QnはDFFn−1の出力Qn−1から
1クロツク遅れてDFFn−1の出力Qn−1と同一の
出力を出力する。この動作はMが“LOW”である間周
期的に行われる。このようにして、Mが“LOW″であ
る間は、Qlの出力の一周期、あるいは出力信号の一周
期にクロック信号パルスが(2n−1)個存在する。つ
まり、1/(2n−1)動作を行う。
Mが“HIGH”のときは、DはMとQn−1の論理積
となり、Mが“HIGH”であるため、DはQn−1に
かかわらず“HIGH”となる。
したがって、入力信号CTの立ち下がりで出力信号Qn
に“HIGH”が出力される。以下、DFFmの出力Q
mはDFFm−1の出力Qm−1から1クロツク遅れて
DFFm−1の出力Qm−1と同一の出力を出力する。
DF、Fnの出力QnはDFFn−1の出力Qn−1に
かかわらず“HIGH″となる。したがって、入力信号
CTの立ち下がりで出力信号Qnに”HIGH”が出力
される。さらに、DFFIの出力Q1はDFFn−1の
補信号出力Qn−1から1クロツク遅れてDFFn−1
の補信号出力Qn−1と同一の出力を出力する。以上の
動作はMが“HIGH″である間周期的に繰り返される
。このとき、Qlの出力の一周期にグロック信号パルス
が2n−2個存在する。つまり、 1/(2n−2)動作を行う6 上記説明で明らかなように、ANDゲートがないため、
ANDゲートの信号遅延時間分に対応して回路の動作速
度が低下することはない。また、出力端子部において真
信号と補信号の両方を使用する回路形式とし、回路内の
全てのデータラッチ・フリップフロップのファンアウト
を等測的に1としたことで、安定に信号振幅をある程度
小さくすることが可能であり、高速なデータラッチ・フ
リップフロップを得ることが可能となった。
以上、本発明の回路構成によれば、論理ゲートの遅延時
間の解消、データラッチ・フリップフロップの等価ファ
ンアウトの単一化などにより、データラッチ・フリップ
フロップの動作速度を本来の通りに高速にし、その動作
速度を十分に活用できる回路構成が実現できる。したが
って、分局数を可変にする可変分周器において、動作可
能な入力周波数の上限を高くすることが可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、分周数を可変にする可変分周器におい
て、内部回路構成の工夫による回路構成の単純化と動作
の高安定化、高速化が可能であり、動作可能な入力周波
数の上限を高くすることが可能である。
本発明の効果を実際に製作測定した結果、単一人力で最
高動作クロック18Gbpsを持つデータラッチ・フリ
ップフロップを使用した場合、従来技術による場合最高
12GHzの入力周波数までしか動作しなかったが、本
発明の場合15.5GHzまで動作した。つまり、本発
明により従来技術による場合の約30%高速な回路動作
が可能なことを確認し、本発明の有用性を確認した。
さらに、本発明によればANDゲートが不要であること
などにより、経済的で簡便で高安定な、分周数を可変す
る可変分周器を提供できる。
したがって、この可変分周器を用いれば、スワロ−カウ
ンター技術により高速なプログラマブルカウンターに発
展させられることは既知の事実である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の可変分周器の一実施例の構成図
、第1図(b)はその動作を示すタイムチャート、 第2図は本発明に使用可能なデータラッチ・フリップフ
ロップの回路構成側図、 第3図(a)は本発明の可変分周器の他の実施例の構成
図、第3図(b)はその動作を示すタイムチャート、 第4図(a)は従来例の可変分局器の構成図、第4図 (b) はその動作を示すタイムチャートで ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1、1個あるいは複数のデータ入力端子と、比較デー
    タ入力端子と、クロック入力端子と、真信号およびその
    補信号出力端子を有し、入力クロック信号に同期して、
    入力データの論理和を当該クロック信号の前半の半周期
    で取り込み後半の半周期で真信号およびその補信号を出
    力するデータラッチ・フリップフロップをn個有し、第
    1のデータラッチ・フリップフロップの真信号出力端子
    を第2のデータラッチ・フリップフロップの第1のデー
    タ入力端子に接続し、第1のデータラッチ・フリップフ
    ロップの補信号出力端子を第2のデータラッチ・フリッ
    プフロップの比較データ入力端子に接続し、第m(−2
    ≦m<n)のデータラッチ・フリップフロップの真信号
    出力端子を第m+1のデータラッチ・フリップフロップ
    の第1のデータ入力端子に接続し、第mのデータラッチ
    ・フリップフロップの補信号出力端子を第m+1のデー
    タラッチ・フリップフロップの比較データ入力端子に接
    続し、第n−1のデータラッチ・フリップフロップの真
    信号出力端子を第nのデータラッチ・フリップフロップ
    の第1のデータ入力端子に接続し、第n−Iのデータラ
    ッチ・フリップフロップの補信号出力端子を第1のデー
    タラッチ・フリップフロップの第1のデータ入力端子に
    接続し、第nのデータラッチ・フリップフロップの補信
    号出力端子を第1のデータラッチ・フリップフロップの
    第2のデータ入力端子に接続し、第nのデータラッチ・
    フリップフロップの第2のデータ入力端子をモード制御
    信号入力端子に接続し、第1および第nの比較データ入
    力端子に規定の比較電圧を印加し、第1、第2、・・・
    第m、第m+1、・・・第nの各データラッチ・フリッ
    プフロップのクロック入力端子にクロックを入力するこ
    とにより、クロックに同期してモード制御信号が“HI
    GH”のときクロックの周波数の1/(2n−2)、モ
    ード制御信号が“LOW”のとき1/(2n−1)に分
    周された周波数を第1のデータラッチ・フリップフロッ
    プの真信号およびその補信号出力端子から出力すること
    を特徴とする可変分周器。
JP26482590A 1990-10-02 1990-10-02 可変分周器 Pending JPH04142116A (ja)

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JPH04142116A true JPH04142116A (ja) 1992-05-15

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JP26482590A Pending JPH04142116A (ja) 1990-10-02 1990-10-02 可変分周器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5469116A (en) * 1994-01-27 1995-11-21 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Clock generator circuit with low current frequency divider
US6354169B1 (en) 1999-03-31 2002-03-12 Denso Corporation Link lever system for vehicle air conditioner
KR100486218B1 (ko) * 1997-11-10 2005-07-07 삼성전자주식회사 4/5 분주기

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