JPH02276088A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH02276088A
JPH02276088A JP1091021A JP9102189A JPH02276088A JP H02276088 A JPH02276088 A JP H02276088A JP 1091021 A JP1091021 A JP 1091021A JP 9102189 A JP9102189 A JP 9102189A JP H02276088 A JPH02276088 A JP H02276088A
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capacitor
line
sense amplifier
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memory cell
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洋一 飛田
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は半導体記憶装置に関し、特に半導体記憶装置
に含まれる静電容量素子の改良に関する。
より特定的には、この発明はこの改良された静電容量を
用いた、ワード線選択時にビット線上に現われる続出電
位を検出し増幅するセンス動作を高速化するための構成
に関する。
[従来の技術] 第17図は従来から用いられているダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリの続出部の全体の概略構成の一
例を示す図である。第17図を参照して、ダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリは、情報を記憶するメモ
リセルが行および列からなるマトリクス状に配列された
メモリセルアレイMAと、外部から与えられる外部アド
レスに応答して内部アドレスを発生するアドレスバッフ
ァABと、アドレスバッファABから内部行アドレスを
受け、メモリセルアレイMAのうちの対応の行を選択す
るXデコーダADXと、アドレスバッファABから内部
列アドレスを受け、メモリセルアレイMAの対応の列を
選択するYデコーダADYとを含む。アドレスバッファ
ABはメモリセルアレイMAの行を指定する行アドレス
とメモリセルアレイMAの列を指定する列アドレスとを
時分割的に受け、それぞれ所定のタイミングで内部行ア
ドレスおよび内部列アドレスを発生し、XデコーダAD
XおよびYデコーダADYに与える。
外部アドレスにより指定されたメモリセルのデータを読
出すために、XデコーダADXからの行アドレスデコー
ド信号により選択された行に接続されるメモリセルのデ
ータを検知し増幅するセンスアンプと、YデコーダAD
Yからの列アドレスデコード信号に応答して、選択され
た1行のメモリセルのうち対応の列に接続されるメモリ
セルのデータを出力バッファOBへ伝達する入出力イン
ターフェイス(I 10)と、入出力インターフェイス
(I 10)を介して伝達されたメモリセルデータをダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリの外部へ伝達
する出力バッファOBとを含む。
ここで、第17図においては、センスアンプと入出力イ
ンターフェイス(I 10)とが1つのブロックSlを
構成するように示される。出力バッファOBはブロック
SIから伝達された続出データを受けて対応の出力デー
タDoutに変換して出力する。
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリの各種動作
タイミングを制御するための制御信号を発生するために
、制御信号発生系周辺回路CGが設けられる。制御信号
発生系周辺回路CGは、後に詳述する、プリチャージ電
位VB、ワード線駆動信号Rn、イコライズ信号φE1
プリチャージ信号φP、センスアンプ活性化信号φ、な
どを発生ずる。
第17図に示されるメモリセルアレイおよびそれに関連
の回路の概略構成を第18図に示す。第18図を参照し
て、メモリセルアレイMAは、各々がメモリセルアレイ
MAの1行を規定するワード線WL1、WB2、・・・
、WLnと、各々がメモリセルアレイMAの1列のメモ
リセルを規定するビット線対BLO,BLO1BLI、
BLI、・・・BLm、BLmを含む。ビット線BLO
,BLO1・・・BLm、BLmはそれぞれ折返しビッ
ト線を構成し、2本のビット線が1つのビット線対を構
成する。すなわち、ビット線BLO,BLOが1対のビ
ット線対を構成し、ビット線BLI、BLIが1対のビ
ット線を構成し、以下同様にして、ビット線BLm、B
Lmがビット線対を構成する。
情報を記憶するメモリセル1はビット線BLO。
BLOl・・・BLm、BLmの各々と1本おきのワー
ド線との交点に設けられる。各ビット線対においては、
すなわち、1本のワード線と1対のビット線のいずかの
ビット線との交点にメモリセル1が接続される。ビット
線対BLO,BLO1・・・BLm、BLmの各々には
、ダイナミック・ランダムφアクセス・メモリのスタン
バイ時に各ビット線の電位を平衡化しかつ所定の電位V
Bにプリチャージするためのプリチャージ/イコライズ
回路150が設けられる。
選択されたメモリセルのデータを検知し増幅するために
、ビット線対BLO,BLO1・・・、BLm、BLm
の各々には。センスアンプ50が設けられる。センスア
ンプ50は、第1の信号線14および第2の信号線17
を介してそれぞれ伝達される第1のセンスアンプ駆動信
号φ^および第2のセンスアンプ駆動信号φ6に応答し
て活性化され、対応のビット線対の電位差を検出し差動
的に増幅する。
選択されたメモリセルのデータを第17図に示す出力バ
ッファOBへ伝達するために、ビット線対BLO,BL
O1・・・、BLm、BLmの各々に、YデコーダAD
Yからの列アドレスデコード信号に応答してオン状態と
なり、対応のビット線対をデータ入出力バスI10.I
10へ接続するトランスファゲートTo、TO’ 、T
I、Tl’   ・・・Tm、Tm’が設けられる。ト
ランスファゲートTO,TO’ はビット線線BLO,
BLOに対して設けられ、トランスファゲートT1.T
l’がビット線BLI、BLIに対して設けられ、トラ
ンスファゲートTm、Tm’ はビット線対BLm。
BLmに対しても設けられる。YデコーダADYからの
列アドレスデコード信号に応答して1対のトランスファ
ゲートがオン状態となり、対応のビット線対がデータ入
出力バスI10.I10へ接続される。
第19図は第18図に示される構成のうち1対のビット
線に関連する回路構成を示す図であり、特に、センスア
ンプ50を駆動する装置の構成を具体的に示す図である
第19図を参照して、メモリセル1は、情報を電荷の形
態で記憶するメモリキャパシタ6と、ワード綿線3上に
伝達されるワード線駆動信号Rnに応答してオン状態と
なり、メモリキャパシタ6をビット線2へ接続する選択
トランジスタ5とを備える。選択トランジスタ5はnチ
ャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以下、単にn
−FETと称す)から構成され、そのゲートがワード綿
線3に接続されて、そのソースはビット線2に接続され
る。メモリキャパシタ6の一方電極は記憶ノード4を介
して選択トランジスタ5のドレインへ接続され、他方電
極は接地電位GND (実際には電源電位Vcc)へ接
続される。
プリチャージ/イコライズ回路150は、n−FET9
,10および12を含む。n−FET9はプリチャージ
信号伝達用信号線11を介して伝達されるプリチャージ
信号φPに応答してオン状態になり、プリチャージ電位
伝達用信号線8を介して伝達されるプリチャージ電圧V
Bをビット線2上へ伝達する。n−FETl0は信号線
11を介して伝達されるプリチャージ信号φPに応答し
てオン状態となり、信号線8を介して伝達されるプリチ
ャージ電圧VFSをビット線7へ伝達する。
n−FET12は、イコライズ信号伝達用信号線13を
介して伝達されるイコライズ信号φEに応答してオン状
態となり、ビット線2およびビット線7を電気的に短絡
し、ビット線2およびビット線7の電位を平衡化する。
センスアンプ50は、pチャネル絶縁ゲート電界効果ト
ランジスタ(以下、単にp−FETと称す)15.16
と、n−FET18.19を含む。
センスアンプ50はCMO8(相補性メタル・オキサイ
ド・セミコンダクタ)構成のフリップフロップにより構
成され、p−FET15,16のゲート電極とその一方
電極が交差接続され、かつnFET18,19のゲート
電極とその一方電極が交差接続される。p−FET15
とn−FET18の一方電極の接続点はビット線2に接
続され、p−FET16およびn−FET19のそれぞ
れの一方電極の接続点はビット線7へ接続される。
p−FET]、5,1.6の他方電極はともに第1のセ
ンスアンプ駆動信号φ8を伝達する信号線14に接続さ
れる。n−FET18,1.9の他方電極はともに第2
のセンスアンプ駆動信号φBを伝達する信号線17に接
続される。
信号線14.17の間には、信号線14.17の電位を
所定電位vFSにプリチャージしかつイコライズするた
めに、n−FET26,27および28が設けられる。
n−FET26は、信号線11を介して伝達されるプリ
チャージ信号φPに応答してオン状態となり、信号線8
を介して伝達される所定の一定電位のプリチャージ電圧
VBを信号線14上へ伝達する。n−FET27は信号
線11を介して伝達されるプリチャージ信号φPに応答
してオン状態となり、信号線8を介して伝達されるプリ
チャージ電圧VBを信号線17上へ伝達する。n−FE
T28は、信号線11を介して伝達されるプリチャージ
信号φPに応答してオン状態となり、信号線14.17
を電気的に短絡して信号線14.17の電位を平衡化す
る。
センスアンプ50を駆動するために、信号線14と第1
の電源電位供給端子24との間に、第1のセンスアンプ
活性化信号φ、に応答してオン状態となり、信号線14
を第1の電源線31へ接続するp−FET22が設けら
れる。
同様に、信号線17と第2の電源電位供給端子29との
間に、第2のセンスアンプ活性化信号φ、に応答してオ
ン状態となり、信号線17が第2の電源線30へ接続す
るn −F E T 25が設けられる。センスアンプ
活性化信号φ5.φ5はそれぞれ信号入力端子23.2
6を介してp−FET22およびn−FET25のゲー
トへ与えられる。
電源端子24.29は、ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリの外部から所定の電位の供給を受けるため
に、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリが形成
される半導体チ・ノブ周辺に形成されたポンディングパ
ッドにより形成される。
ビット線2は寄生容量20を有し、ビット線7は寄生容
量21を有する。また、第2の電源線30は寄生抵抗3
2を有する。
なお、第19図に示す構成においては図面の煩雑化を避
けるために、1本のワード線3と、このワード線3とビ
ット線2との交点に配置されたメモリセル1のみを代表
的に示している。実際には、ビット線2.7にはそれぞ
れ複数のメモリセルが接続されている。
また、ビット線2,7および信号線14.17を所定電
位にプリチャージするプリチャージ電圧vl11は通常
は動作電源電位Vccの約2分の1の一定の電圧に設定
される。
第20図は第19図に示す回路構成の動作を示す信号波
形図である。第20図においては、第19図に示すメモ
リセル1に論理“1“の情報が記憶されており、この記
憶情報“1”を読出す場合の動作が示される。以下、第
19図および第20図を参照してメモリセルデータの読
出動作につ0て説明する。
時刻toから時刻t1の間のスタンノくイ状態において
は、プリチャージ信号φPおよびイコライズ信号φ[は
ともに“H” レベルにある。このため、n−FET9
,10.12およびn−FET26.27.28はすべ
てオン状態にあり、ビ・ソト線2,7および信号線14
.17はそれぞれ所定のプリチャージ電位VB  (=
V c c/ 2)に保持されている。
時刻t1においてスタンバイ状態が終了し、メモリサイ
クルが始まると、プリチャージ信号φPおよびイコライ
ズ信号φEはそれぞれ“L”レベルへ下降する。それに
より、n−FET9,10゜12.26.27および2
8はすべてオフ状態となる。
時刻t2において、プリチャージ信号φPおよびイコラ
イズ信号φEが″L″レベルとなり、n−FET9,1
0,12,26.27および28がすべてオフ状態とな
ったとき、第17図に示すアドレスバッファABから内
部行アドレスがXデコーダADXへ与えられ、メモリセ
ルアレイMAにおける行選択が行なわれる。
時刻t3において、選択されたワード線3(第19図に
示すワード線3が選択されたものとする)上にワード線
駆動信号Rnが伝達され、ワード線3の電位が立上がる
。これにより、メモリセル1の選択トランジスタ5がオ
ン状態となり、メモリセル1のキャパシタ6がビット線
2へ接続される。
これにより、記憶ノード4に蓄えられていた電荷がビッ
ト線2上へ移動し、ビット線2の電位がわずかΔV上昇
する。このビット線2の電位上昇ΔVの値は、メモリキ
ャパシタ6の容量値C6とビット線2の寄生容量20の
容量値C20と記憶ノード4の記憶電圧v4とによって
決定され、通常100ないし200mVの値となる。
時刻t4において、センスアンプ活性化信号φ、が上昇
し、またセンスアンプ活性化信号φ、が続いて下降し、
n−FET25およびp−FET22がそれぞれオン状
態となる。この結果、第1の信号線14および第2の信
号線17がそれぞれ第1の電源線31および第2の電源
線30へそれぞれ接続され、第1の信号線14の電位が
上昇し始め、かつ第2の信号線17の電位が下降し始め
る。この第1および第2の信号線14.17の電位の上
昇および下降により、p−FET15,16およびn−
FET18,19からなるフリップフロップ回路(セン
スアンプ50)が活性化され、メモリセルデータのセン
ス動作を開始し、ビット線2,7間の微小電位差ΔVの
差動増幅を行なう。
ここで、ビット線7には選択メモリセルが接続されてい
ないので、ビット線7の電位は時刻t4までプリチャー
ジレベルのV c c / 2のままである。
このセンス動作の場合、ビット線2がΔVだけ電位上昇
したことにより、n−FET19がオン状態となると、
第2の信号線17の電位下降に伴い、寄生容量21に蓄
えられていた電荷がn−FET19を介して第2の信号
線17へ放電され、時刻t5においてビット線7の電位
がほぼOv程度になる。
一方、ビット線7の電位下降により、p−FET15が
オン状態となり、第1の信号線14上の電位がp−FE
T15を介してビット線2へ伝達され、ビット線2の電
位がVccレベルにまで上昇する。ビット線2上の電位
は選択トランジスタ5を介して記憶ノード4へ伝達され
、記憶ノード4の電位レベルがVcc−V7うとなり、
メモリセル1へのデータの再書込みが行なわれる。ここ
でVTrlは選択トランジスタのしきい値電圧である。
ビット線2,7上の信号電位の増幅動作が完了し、その
電位がそれぞれ電源電位Vccレベル、接地電位GND
レベルに確定すると、時刻t8までの間に列デコーダA
DY (第17図参照)からのアドレスデコード信号に
よりメモリセルアレイの1列が選択され、ビット線2,
7がデータ入出力バスI10.I10 (第18図参照
)に接続され、メモリセル1の情報の読出しが行なわれ
る。
以上がメモリセルからのデータの読出し、増幅および再
書込みまでの動作である。これら一連の動作が終了する
と、次のメモリサイクルに備えてスタンバイ状態に入る
。すなわち、時刻t8において、ワード線駆動信号Rn
が下降を始め、時刻t9において接地電位レベルの″L
″レベルに立下がると、選択トランジスタ5がオフ状態
となり、メモリセル1はビット線2と電気的に切り離さ
れて待機状態となる。
時刻t 10において、センスアンプ活性化信号φ8,
77がそれぞれ下降および上昇をし始め、時刻tllで
それぞれ接地電位GNDレベルの低レベル、および電源
電圧Vccレベルの高レベルとなると、p−FET22
およびn−FET25がオフ状態となり、センスアンプ
50が不活性化される。
時刻t12において、イコライズ信号φEが上昇をし始
め、n −F E T 12がオン状態となると、ビッ
ト線2,7が電気的に接続され、電位レベルの高いビッ
ト線2から電位レベルの低いビット線7へ電荷が移動し
、はぼ時刻t13でビット線2゜7の電位がともにプリ
チャージ電位VB  (=Vcc/2)となる。このと
き、同時に、p−FET22およびn−FET25がオ
フ状態となったことにより、高インピーダンス状態とさ
れた第1の信号線14および第2の信号線17とビット
線2およびビット線7との間に電荷の移動が生じ、信号
線14.17の電位レベルはそれぞれVc c/2+ 
l V7 p  l、Vcc/2−VTNなる。ここで
V、Pはp−FET22.16のしきい値電圧であり、
VTNはn−FET18,19Lきい値電圧である。
時刻t14において、プリチャージ信号φPが上昇し始
めると、n−FET9,10,16.17および28が
導通し始め、時刻t15においてプリチャージ信号φP
が電源電圧Vccレベルの″H″レベルとなると、n−
FET9. 10. 22.26.27および28がす
べてオン状態となり、ビット線2,7ヘプリチヤージ電
圧VBがそれぞれ伝達されるとともに、信号線14.1
7がn−FET28を介して電気的に接続され、それぞ
れの電位が平衡化される。また一方n−FET26.2
7を介して所定のプリチャージ電圧VI11が信号線1
4.17上へ伝達され、これにより第1および第2の信
号線14.17の電位がVcc/2となる。このプリチ
ャージ信号φPの“H”レベルへの移行により、ビット
線2,7および信号線14,1.7への電位が安定化さ
れ、次の読出動作に備えることになる。
[発明が解決しようとする課題] 上述のごとく、ダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリのメモリセルデータの読出動作時においては、1対
のビット線のうち一方はVc c/2+ΔVレベルから
Vccレベルまで充電され、他方のビット線はV c 
c / 2のレベルから接地電位のOvレベルに放電さ
れる(但しメモリセルが論理“1″を記憶している場合
)。また、選択メモリセルが論理“0”を記憶している
場合には、一方のビット線電位はV c c / 2−
ΔVレベルから接地電位のO■レベルにまで放電され、
他方のビット線はV c c / 2レベルから電源電
位Vccレベルまで充電される。すなわち、センスアン
プ動作時においては、1対のビット線においては高電位
側のビット線電位が電源電圧Vccレベルにまで充電さ
れ、低電位側のビット線が接地電位レベルまで放電され
る。この充放電はビット線の容量の充放電により達成さ
れるが、この容量の充放電は、センスアンプ50、第1
および第2の信号線14.17、第1および第2の電源
線30,31を介して電源電位端子24.接地端子(第
2の電源電位端子)29との間で行なわれる。しかしな
がら、第1の電源線31と第2の電源線30(以下の説
明においては、説明の便宜上第1の電源線31を単に電
源線、第2の電源線30を接地線と称す)には、前述の
ごとく寄生抵抗33,32が存在する。この電源線31
および接地線30の寄生抵抗について第21図を参照し
て説明する。
第21図においては、半導体チップ100上に4M(メ
ガ)ビットのダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リが形成された場合のメモリセルアレイおよびセンスア
ンプおよび電源線31ならびに接地線30のレイアウト
を概略的に示す。
第21図において、メモリセルアレイMAは8個のサブ
アレアブロックMAI〜MA8に分割される。サブアレ
イMAI〜MA8の各々が512にビットを有し、各サ
ブアレイブロックMAI〜MA8においてメモルセルが
512行1024列(IK列)に配列される。このよう
にメモリセルアレイをサブアレイのブロックに分割する
ことにより、各サブアレイブロックにおいてビット線の
長さが短くなり、メモリセルからの読出電圧ΔVを大き
くすることができる。サブアレイプロ・ツクMAL〜M
A8の各々にはセンスアンプブロックSAI〜SA8が
設けられる。センスアンプブロックSAI〜SA8にお
いては、それぞれ対応のサブアレイブロックにおける各
列対応に1個センスアンプが設けられるため、1024
個のセンスアンプが設けられる。
電源線31はポンディングパッド24から半導体チップ
100上を延在し、すべてのサブアレイブロックMAI
〜MA8に沿って共通に配設される。同様に接地線30
は接地電位上のバッド29から半導体チップ100上を
延在しメモリセルアレイブロックMAL〜MA8に沿っ
て共通に配設される。この電源線および接地線30はメ
モリセルアレイブロックMAI〜MA8に対してのみ配
設されるのではなく、他の周辺回路にももちろん所定の
電位を供給する。たとえば、ポンディングパッド24.
29の近くて各電源線31および接地線30は分岐させ
られて他の周辺回路、たとえばアドレスデコーダ、アド
レスバッファなどの回路にも用いられる。ここでは、説
明の煩雑さを避けるために、メモリセルアレイブロック
MAI〜MA8に関連する回路ブロックへ電源電位が供
給される構成のみを示す。
センスアンプブロックSAIのセンスアンプを駆動する
ために、p−FET221およびn−FET251が設
けられる。同様に、センスアンプブロックSA2のセン
スアンプを駆動するためにp−FET222およびn−
FET252が設けられる。センスアンプブロックSA
3に対してはp−FET223、n−FET253が設
けられ、センスアンプブロックSA7に対してはp−F
ET227およびn−FET257が設けられ、センス
アンプブロックSA8に対してはp−FET228およ
びn−FET258が設けられる。pFET221〜2
28は信号人力ノード23から与えられるセンスアンプ
活性化信号φ、に応答してオン状態となり、各ブロック
内のセンスアンプ駆動用信号線を電源線31に接続する
。n−FET251〜258の各々は信号人力ノード2
6を介して伝達されるセンスアンプ活性化信号φ8に応
答してオン状態となり、対応のセンスアンプブロック内
の信号線を接地線30へ接続する。電源線31および接
地線30の各々はそれぞれ第21図において破線で示す
ような寄生抵抗を有している。
第21図に一例として示すように、電源線31および接
地線30は半導体チップ100のほぼ端部から端部にわ
たって配設されている。したがって配線材料としてたと
え抵抗率の低いアルミニウムを用いたとしてもその寄生
抵抗は比較的大きくなる。たとえば第21図に示す構成
において、接地線30の寄生抵抗が最も大きくなるのは
、パッド29から最も離れた位置に設けられているセン
スアンプブロックSAIに対してである。今、このセン
スアンプブロックSAIに対する接地線30の寄生抵抗
の値を一般的な4Mダイナミック・ランダム・アクセス
・メモリを例にとって計算してみる。
アルミニウム抵抗値:50mΩ/口、 アルミニウム配線の幅:25μm1 アルミニウム配線の長さ:15mm とする。上述の値を用いると、センスアンプブロックS
AIに対する接地線30の寄生抵抗は次式%式% 一方、メモリセルアレイMAIのメモリセルは1024
列設けられており、1列は1対のビット線に対応するた
め、放電するビット線は1024本存在する。今、ビッ
ト線1本あたりの容量を約0.3pFとすると、放電に
関与するビット線の総容量は、 C=0.3X1024 #300 (pF)         ・・・(2)で
与えられる。この容量Cに蓄えられている電荷がセンス
動作時にn−FET251と接地線30の寄生抵抗とを
介して接地端子用パッド29へ放電されることになる。
次に、この放電に要する時間を計算してみる。ここで、
この計算を容易にするために、n−FET251の大き
さを十分に大きくし、その等価抵抗が接地線30の寄生
抵抗よりも十分小さくされているとし、かつ放電時間t
をこのCR放電回路の時定数τとみなすと、放電時間t
は、 T=τ=R−C =30X300 =9(ns) で与えられる。
1つのメモリサイクルにおいて、ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリに許容される全体の遅延時間は6
0〜80nsであり、この中で放電時間が占める割合は
10%以上あり、比較的大きな割合を占めることになる
さらに、上述のダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリにおける1回のメモリ動作(1メモリサイクル)に
おいては、1個のサブアレイブロックのみが動作するの
ではなく、他のサブアレイブロックも動作する(第21
図に示す4Mビットのダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリにおいては同時に2つのサブレイブロックが
動作する)構成にされている。したがって、センス動作
時にはこの複数個のサブアレイブロックが同時に活性化
されることになり、センス動作時における放電に伴って
接地線30の電位レベルがさらに上昇し、ビット線の放
電レベルが応じて上昇し、放電時間が上述の値よりもさ
らに長くなる。
また、上述の説明では、単に、センス動作時における低
電位側のビット線の放電動作における遅延につい説明し
たが、高電位側のビット線を充電する際の充電動作につ
いても同様の議論が成り立ち、同様に充電時間も長くな
る。
上述のようにセンス動作時においてビット線の充放電に
要する時間が長くなると、ビット線電位が電源電位Vc
cレベルおよび接地電位レベルに確定するのに要する時
間が不必要に長くなり、メモリセルデータを高速で読出
すことができなくなるという問題が生じる。
また、上述のようにセンス動作時において多数のビット
線の充放電が行なわれると、たとえば大容量のダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリにおいては充電電流
および放電電流がそれぞれ150mAないし250mA
にも達し、電源電位および接地電位の変動が生じ、回路
動作に誤動作が生じる場合も生じる。
それゆえ、この発明の目的は上述のような従来のダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリの有する問題点を
除去し、センス動作時においてビット線の充放電を高速
で行なうことができるセンスアンプ駆動装置を提供する
ことである。
この発明の他の目的はセンス動作時において電源電位お
よび接地電位の変動を十分に抑制することのできる、高
周波特性に優れた静電容量を備えたセンスアンプ駆動装
置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、ダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリにおいて用いられる高周波特性に優
れかつ低寄生抵抗および大容量値を有する。静電容量を
提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ駆動装置
は、第1および第2のセンスアンプ駆動信号伝達用信号
線と、第1および第2の電源電位供給用信号線と、第1
のセンスアンプ活性信号に応答して第1のセンスアンプ
駆動信号伝達用信号線と第1の電源電位供給線とを接続
する第1のスイッチング素子と、第2のセンスアンプ活
性化信号に応答して第2のセンスアンプ駆動信号伝達用
信号線と第2の電源電位供給線とを接続する第2のスイ
ッチング素子と、第1および第2の電源電位供給線との
間に接続される容量とを備える。
半導体記憶装置の基本構成単位であるメモリセルは1個
の電界効果トランジスタと1個のキャパシタとを含み、
上述の電源線と接地線との間に設けられる容量はメモリ
セルキャパシタと電極および誘電体の材料が同一であり
、かつメモリセルキャパシタの誘電体と膜厚が同一であ
る。
[作用] 上述のセンスアンプ駆動装置において用いられる、第1
および第2の電源電位供給線間に設けられる容量は、第
1および第2の電源電位供給線のインピーダンスを低下
させ、これによりビット線の充放電に要する時間を短縮
し、センス動作時における充放電を高速で行なわせる。
また、メモリセルキャパシタ構造としては、できるだけ
小さな占有面積で十分な情報電荷を蓄積することができ
るように、単位面積あたりの容量値および寄生抵抗値が
メモリチップ内でそれぞれ最大、最小となる構造が採用
される。したがって、このメモリセルキャパシタと同一
の電極および誘電体材料および同一誘電体膜厚を有する
容量は、低寄生抵抗でかつ最大容量値を有することにな
り、高周波特性に優れた直流安定化容量を小占有面積で
メモリチップ上に形成することが可能となる。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例であるセンスアンプ駆動装
置の構成を示す回路図であり、従来のセンスアンプ駆動
装置を示す第19図と対応する部分には同一の参照番号
および符号が付けられている。また、第1図に示す構成
においては不要な説明の重複を避けるために、第19図
に示す構成と同一の部分は省略されている。
第1図を参照して、この発明の一実施例であるセンスア
ンプ駆動装置は、接地線30と電源線31との間に設け
られた容量34を備える。容量34はその一方電極が電
源線3]の接続点35に接続され、その他方電極は接地
線30の接続点36に接続される。容量34はセンスア
ンプを活性化するためのp−FET22およびn−FE
T25に隣接してパッド24.29側に設けられる。こ
れにより、接地線30の寄生抵抗はn−FET25と接
続点36との間の寄生抵抗38と、接続点36と接地端
子(ポンディングパッド)29との間の寄生抵抗32と
に分割される。また、電源線31の寄生抵抗は、p−F
ET22と接続点35との間の寄生抵抗37と、接続点
35と電源端子(ポンディングパッド)24との間の寄
生抵抗33とに分割される。接続点35.36はp−F
ET22およびn−FET22,25に近接して設けら
れているため、寄生抵抗37.38はそれぞれ寄生抵抗
33.32より小さくされている。
第2図は第1図に示すセンスアンプ駆動装置の動作を説
明するための信号波形図であり、センスアンプの放電動
作におけるセンスアンプ活性化信号および信号線14.
17の電位変化を示す。また、第2図においては、本発
明による動作が実線で示され、かつ比較のために従来の
センスアンプ駆動装置における動作波形図が破線で示さ
れる。以下、第1図および第2図を参照してこの発明の
一実施例であるセンスアンプ駆動装置の動作について説
明する。
時刻TOにおいて、センスアンプ活性化信号φ5が上昇
すると、n−FET25が導通状態となる。これにより
、センスアンプ駆動信号φBを伝達する信号線17が接
地線30に接続され、信号線17の電位がプリチャージ
レベルのV c c / 2から低下し始める。この結
果、センスアンプ50が活性化され、動作し、ビット線
2.7に生じている微小電圧差が増幅され、低電位側の
ビット線電位が放電され、この低電位ビット線から放電
室流iHがセンスアンプ50、信号線17、n−FET
25を介して流れる。この放電電流iNが寄生抵抗38
に電圧降下を生じさせ、信号線17の電位を上昇させる
。しかしながら、この寄生抵抗38は極めて小さく、そ
の電圧降下は無視てきるほど小さいため、ビット線の放
電に対し影響を及ぼさない。この放電電流iNは、接続
点36で2つに分流する。一方の放電電流iHcは容量
34に向かって流れ込み、他方の放電電流iH6は接地
端子(ポンディングパッド)29に向かって流れる。
放電電流iNGにより寄生抵抗32において電圧降下が
生じ、接続点36の電位が上昇する。しかしながら、こ
の放電電流は通常センス動作開始時刻において大きく、
時間の経過とともに放電電流は減少する。したがって、
時刻TOより接続点36の電位は放電電流が流れると上
昇するが、放電電流の減少とともに下降し、時刻T1に
おいてOvとなる。
一方、第2図に破線で示すように、従来のセンスアンプ
駆動装置においては容量34が設けられていないため、
容量34への電流の分岐が存在せず、寄生抵抗32にお
ける電圧降下が大きく、接続点36の電位上昇も本発明
の場合よりも大きくなる。この結果、時刻T2において
初めてn−FET25の接続点36側の電極電位が接地
電位レベルのOvとなる。したがって、信号線17の電
圧降下も本発明の場合と比べて遅くなり、センスアンプ
動作速度も遅くなる。
上述のように、センスアンプの動作速度を速くするため
には、接続点36における電位上昇をできるだけ小さく
することが必要である。このためには、寄生抵抗32を
流れる放電電流iNGをできるだけ小さくし、容量34
へ流れ込む放電電流iNcを大きくする必要がある。こ
のためには、容量34の容量値をできるだけ大きくすれ
ばよいが、実際においては半導体チップの面積上の制約
もあるため、この容量値を大きくするにも限度がある。
以下に、容量34による寄生抵抗によるインピーダンス
を低減する効果が期待できる最低限の容量値の概略値を
求めてみる。
前述の式(2)で示されたように、信号線17からn−
FET25を介して接地線30へ流れ込む放電電流iH
は、ビット線の容量に蓄積された電荷を放電することに
よって生じる。したがって、仮にこの信号線17に対す
る放電に関与するビット線全体の容量と同程度の容量値
を容量34が有すれば、放電に関与するビット線全体と
容量34との間で電荷の分割を行なうことができ、はぼ
放電電荷の半分を容量34で吸収することが可能となり
、接続点36の電位上昇を従来のセンスアンプ駆動装置
の場合に比べ半分に低減させることが可能となり、これ
によりセンスアンプの放電動作を高速に行なうことがで
きる。
たとえば、4Mダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリにおいて、上述の程度の大きさの容量値を半導体チ
ップ上で実現するために必要とされる面積を求めてみる
と、以下のようになる。
容量34がn−FETと同一構造のFET容量(MOS
キャパシタ)で形成した場合、その占有面積が最小とな
る。この場合の容量値は次式で表わされる。
C−(εo x/T o x)  ・S     −(
3)ここで、Toxはn−FETのゲート絶縁膜の膜厚
、εOXはゲート絶縁膜の誘電率、Sはゲート絶縁膜の
面積である。上式(3)より面積Sは、S−(Tox/
εox)  ・C・ (4)で与えられる。−船釣な4
メガダイナミツク・ランダム拳アクセス・メモリにおい
ては、Tox−200X10− ”  (m)、εox
−4X8.85X10− ”  (F/m)である。し
たがって容量値Cとして前述の値300pFを用いると
、容量34の占有面積Sは、S−(200xlO−” 
/4x8.85xlO)X300X10− ’ 2 (
m2) =0.17 (mm2) で与えられる。第21図に示すごとく4メガダイナミツ
ク・ランダム・アクセス・メモリは一般に8個のサブア
レイに分割されているため、各サブブロックに対し第4
図に示すように容1t34を1個ずつ設ける構成とした
場合、全体として0.17X8−1.36 (mm2)
となる。この各サブアレイブロック対応に設けられた容
量はそれぞれのサブアレイブロックに対して所望の効果
を奏する。しかしながら共通に接地線30および電源線
31に接続されているため、他のサブアレイブロックに
対しても効果を奏する。これらの効果は複雑であり、説
明が煩雑となるためここではその詳細は省略するが、各
サブアレイブロックに対しては最低で1個、最大で4個
(同時に2個のサブアレイブロックが動作する)の寄与
が考えられ、通常この最大最小の中間の2ないし3個の
容量の効果が各サブアレイブロックに対して現われると
考えられる。
一般的な4メガダイナミツク・ランダム・アクセス・メ
モリにおいては、そのチップ面積は約100mm2てあ
り、上述の1.36mm2という値はチップ面積のうち
わずか1.36%であり、チップ面積に対する影響はほ
とんどない。
さらに実際には、容量34はチップ100上に配設され
ているアルミニウム配線等の下部にその一部を設けるよ
うにレイアウトすることも可能であり、容量34に必要
な面積は上述の値よりもさらに小さくすることが可能で
ある。
この容量34の容量値は大きくすればより効果が高くな
るが、この容量34によるチップ占有面積増大に伴う損
失と、センスアンプ放電動作の高速化による利得との兼
ね合いで適当な値に決定するのがよい。
また、上述の説明では、説明を簡単にするために、ビッ
ト線の放電動作についてのみ説明したが、ビット線の充
電動作についても同様の効果が生じ、電位の変化方向を
逆にするだけで上述の放電動作に対する説明がそのまま
成立する。すなわち、第2図においてセンスアンプ活性
化信号φ、の信号の極性を逆にし、かつ信号線17およ
び接続点36の電位変化の方向を逆にすればビット線充
電時の動作波形図が得られる。この場合、充電動作時に
おいて接続点36の電位は充電電流ipvによる寄生抵
抗33における電圧降下により低下するが、この接続点
35の電位低下は容量34からの充電電流iPcにより
補償されるため、その電位低下の割合を従来装置の場合
よりも低減することができ、高速で接続点35の電位を
電源電位VcCレベルにまで上昇させることができる。
ここで、第1図において信号線14へp−FET22を
介して流れる充電電流ipは電流ipvと電流irCと
の和で与えられる。
さらに、ビット線の放電と充電とをほぼ同一の時刻に行
なった場合には、容量34の両電極間の電圧変化が逆相
になっているため、この電圧が互いに相殺され、接続点
35および36における電位降下および上昇はほとんど
生じず理想的に高速でビット線の充放電を行なうことが
できる。
通常、センスアンプにおける充電動作と放電動作を同時
に行なわせる場合、動作電源電位から接地電位に向かっ
て貫通電流が大きく流れ、基板電位の変動などによる誤
動作等が生じる。このために、通常のメモリにおいては
、センス動作時におけるビット線放電とビット線充電と
の時刻をずらすことが行なわれている。しかしながら、
センスアンプの動作速度を高速化させるため、このビッ
ト線の充電とビット線の放電の動作タイミングとを一致
させた場合、この発明によるセンスアンプ駆動装置の効
果がより一層高められる。
また上述の構成の場合容量34により電源線31から流
れ込む充電電流および接地線30へ流れる放電電流の量
は従来の装置と比べて低減されるため電源電位Vccお
よび接地電位のセンスアンプ動作時における変動が小さ
くなり、容量34は直流安定化容量として機能し、電源
電位変動による回路の誤動作を防止することが可能とな
る。
第3図はこの発明の他の実施例であるセンスアンプ駆動
装置の構成を示す図である。ダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリの記憶容量が大きくなるにつれて、ま
た集積度が向上するにつれて、そのメモリチップ上に形
成されているFETの寸法が小さくなり、FETのソー
ス・ドレイン間の耐圧が低下し、メモリの信頼性が低下
するという問題が発生する。この問題を克服するために
、従来のメモリにおいて使用されている5■の動作電源
電圧を低下させる必要が生じてくる。しかしながら、外
部からの電源電圧は5vのままである。
このため、メモリの使いやすさを大容量となっても維持
するために、外部から与えられる電源電圧を5vのまま
とし、メモリ内部に降圧回路500を設け、降圧された
内部動作電源電圧(3,3V)を形成することが行なわ
れる場合がある。この場合、第3図に示すように、容量
34は、降圧回路500からの内部電源線310と接地
端子用パッド2つに接続される接地線30との間に接続
されることになる。この第3図に示す構成においては、
降圧回路500は電源電圧用ポンディングパッド24か
ら電源線311を介して5Vの電圧を受け、3.3vに
降圧し内部電源線310を介して各回路へ動作電源電圧
を供給している。したがって、内部電源線310が前述
の電源線31に対応することになり、第3図の構成にお
いても第1図に示す場合と同様の効果を得ることができ
る。なお、上述の実施例においては、信号線14.17
がともにスタンバイ時にプリチャージ電圧■8に保持さ
れているが、この信号線14.17をイコライズ/プリ
チャージするFETが設けられてないセンスアンプ構成
であっても上記実施例と同様の効果を得ることができる
次に容量34の構成について具体的に説明する。
前述のごとく、容量34はMOSキャパシタで構成され
ており、第5A図に概略的に示すような断面構造を有し
ている。
第5A図を参照して、MOSキャパシタ(34)は、P
型半導体基板]01と、P型半導体基板101上の所定
領域に形成されたN型不純物拡散領域102と、半導体
基板1.01表面上に形成されたゲート絶縁膜(キャパ
シタ絶縁膜)104と、ゲート絶縁膜104上に形成さ
れたゲート電極103とを備える。拡散領域102は容
量の一方の電極取出口(第5A図において接地電位GN
D、すなわち接地線30へ接続される電極取出口)を与
える。ゲート電極103は容量の他方の電極を形成し、
多結晶シリコン、またはモリブデンシリサイド、タング
ステンシリサイド等の高融点金属シリサイド等または多
結晶シリコンと高融点金属の多層構造により形成される
。ゲート電極103は電源線31に接続されて電源電位
Vccに接続される。この電源線31および接地線30
は前述のごとくアルミニウム等の低抵抗金属で形成され
ている。ゲート絶縁膜104はSiO2などの絶縁膜を
用いて形成される。ソースおよびドレイン電極103は
アルミニウム等の低抵抗導体で構成され、不純物領域]
02と電気的に接触し接地線30からの接地電位GND
を拡散領域102へ与える。電極103および108を
互いに電気的に絶縁するために層間絶縁膜109が設け
られる。
通常ゲート電極103に電源電位Vccが印加されると
、半導体基板101表面に反転層(N型反転層)101
’が形成される。この反転層101′が容量の一方の電
極を形成する。すなわち第5A図に示すMOSキャパシ
タにおいて、容量の一方電極は、反転層101′であり
、他方電極はゲート電極103である。この反転層10
1′には不純物拡散領域102を介して接地電位GND
が印加されて一方電極の接地電位GNDが形成され、か
つ他方電極に電源電位Vccが印加されて容量として機
能する。このMOSキャパシタはメモリチップ内部で使
用されるMOSトランジスタと同一の構成を有しており
、このMO5I−ランジスタのソース電極およびドレイ
ン電極を共通に接地電位GNDに接続したMOS)ラン
ジスタとみなすことができる。このMOSキャパシタの
接続構造を第5B図に示し、かつその等価回路を第5C
図に示す。
第5C図を参照して、抵抗R1はゲート電極103の寄
生抵抗を示し、抵抗R2は反転層101′の寄生抵抗を
示す。
このようなMO3構造の容量を用いるのは、メモリチッ
プ上ではこの構造を用いた容量が誘電体(キャパシタ絶
縁体)の厚さを薄くでき、かつ占有面積を小さくするこ
とが可能となるからである。
すなわち第6図に示すように、層間絶縁膜109をキャ
パシタの誘電体として用いた場合、この誘電体109の
膜厚t2はゲート絶縁膜104の膜厚t1の10倍程度
であり、したがって層間絶縁膜109をキャパシタの誘
電体として用いた場合の容量の占有面積はMOSキャパ
シタの10倍必要となる。
また層間絶縁膜109の膜厚をエツチングし所定の容量
値を有する容量を形成する構成の場合においても容量の
電極として一層目の電極層103と2層目の電極層11
3とを用いる必要がある。
この−層L1の電極層103はたとえばゲート電極10
3と同一の製造プロセスで形成され、また電極層113
は他の第2層配線層(第6図には示さず)と同一の製造
プロセスで形成される。したがって、この電極103,
113間の誘電体の膜厚t2は、他の部分において用い
られる信号配線層間に形成される絶縁膜の膜厚と同じと
なる。この内部信号配線層はできるだけその層間容量を
小さくする必要がある。なぜならば内部信号配線の層間
の寄生容量が大きい場合、内部信号配線間の容量結合に
よる信号の変動および寄生容量による内部信号の伝達の
遅れが生じるからである。このため、このような1層目
の電極層103と2層目の電極層113とをチップ内の
容量の電極として用いる場合、このキャパシタ誘電体膜
の膜厚t2はゲート絶縁膜104の膜厚のt]の5ない
し10倍程度に設定される。このような信号配線層間の
絶縁膜の膜厚はこの寄生容量を低減するために基本的に
厚くされており、したがって十分な大きさの容量をこの
金属配線層103,113を用いて形成する場合には大
きな占有面積が必要となり、小面積で所望の容量値を有
する容量を得ることができなくなるという問題が生じる
このため、上述のようにMO3構造の容量を用いること
により最小面積で最大の容量値を有する容量を得ること
が可能となる。しかも、前述のごとくゲート電極103
の構成祠料は比較的低抵抗の材料であるため、その寄生
抵抗R1は比較的低く数Ωないし数十Ωにすることが可
能である。しかしながら抵抗R2(第5C図参照)はM
OS)ランジスタの反転層の抵抗であり、この反転層の
抵抗は通常MO8)ランジスタのオン抵抗の主要構成要
素となっており、その値はかなり高く数百ないし数にΩ
の値となる。このように寄生抵抗R2の値が大きくなる
と、容量値を大きくした場合その時定数(CR)も大き
くなり前述のセンスアンプ動作時におけるビット線充放
電動作に対し速く応答することが困難となるという問題
が生じることが考えられる。したがって高速でビット線
の充放電動作に対して応答し、電源電位(Vccおよび
GND両者)の変動をできるだけ抑制することのできる
容量を用いるのが好ましい。そこで次に面積を少し犠牲
にするが、高周波特性に優れた容量すなわち寄生抵抗が
小さくかつできるだけ大きな容量値を有する静電容量の
構造について説明する。
第7図にこの発明のさらに他の実施例である容量34の
構造の断面図をダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリの断面構造とともに示す。第7図を参照してメモリ
セル(第7図左側部分)と直流安定化用回路キャパシタ
(第7図右側部分)とが同一のP型半導体基板101上
に形成される。
メモリセルは、1トランジスタ・1キヤノくシタ型のセ
ル構造を有する。メモリセルトランジスタは、半導体基
板101と、半導体基板101の所定の表面領域に形成
されたN型不純物拡散領域102a、102bと、半導
体基板101表面上に形成されるゲート絶縁膜104a
と、ゲート絶縁膜104a上に形成される電極配線層1
03aとから構成される。不純物拡散領域102a、1
02bはそれぞれメモリセルトランジスタのソースおよ
びドレイン領域を形成する。電極配線層103aは、多
結晶シリコン、モリブデンシリサイド、タングステンシ
リサイド等の高融点金属系の材料を用いて構成され、ワ
ード線の一部をも構成している。メモリセルキャパシタ
は、不純物拡散領域102bに電気的に接触し電極配線
層103 a +103b上にまで延びて所定の領域に
形成される配線層105aと、電極層105a上に形成
される絶縁膜107aと、絶縁膜105a上に形成され
る配線層106aとから構成される。配線層105aは
、多結晶シリコン、モリブデンシリサイド、タングステ
ンシリサイド等の高融点金属系の材料を用いて構成され
、メモリトランジスタのドレイン領域102bと電気的
に接触し、メモリセル容量の一方の電極として機能する
。配線層106aも同様に多結晶シリコン、モリブデン
シリサイド、タングステンシリサイド等の高融点金属系
の材料を用いて構成され、動作電源電圧Vccの半分の
電圧V c c / 2が印加され、メモリセル容量の
他方電極として機能する。
絶縁膜104a、107aにはともに5i02等の材料
が用いられる。絶縁膜107aの膜厚はゲート絶縁膜1
04aの膜厚のほぼ1/2程度に設定される。この場合
、ゲート絶縁膜104aに印加される電圧はVccレベ
ルであり、一方メモリセルキャパシタ電極に印加される
電圧は最大Vc c / 2レベルであるため、同一絶
縁耐圧の絶縁膜を用いれば膜厚が薄ければ薄いほどキャ
パシタの容量値が大きくなるからである。
メモリトランジスタのソース領域(不純物拡散領域)1
02aにはアルミニウムまたは多結晶シリコン等の低抵
抗の導体層108aが電気的に接続さる。この導体層1
08aはメモリセルアレイにおけるビット線を形成する
。またメモリセルキャパシタ電極層105aの下に形成
されている配線層103bは他の行に接続されるメモリ
セルを選択するためのワード線を示しており、電極配線
層103aと同様の材料を用いて同一製造工程で形成さ
れる。上述のメモリセル構造はいわゆるスタック型メモ
リセルを形成している。ここで、上述のメモリセル構造
においてメモリセルキャパシタの他方電極106aにV
ccレベルの電圧ではなくVcc/2レベルの電圧が印
加されているのは、以下の理由による。スタック型メモ
リセルは、メモリセルキャパシタの画電極が半導体基板
上に積層して形成される構造を有している。このメモリ
セルキャパシタ部の高さ(半導体基板101の表面から
電極層106aの上面までの距離)をできるだけ小さ(
シ、このメモリセルキャパシタ部に生じる段差をできる
だけ小さくする必要がある。
このため、メモリセルキャパシタ部の絶縁膜(キャパシ
タ誘電体)106aの膜厚はできるだけ薄くするのが望
ましくなる。このような薄い絶縁膜をキャパシタ誘電体
として用いるため、その絶縁耐圧を確保するためにメモ
リセルキャパシタの電極層106aに印加される電圧は
V c c / 2と低く設定される。なお第7図のメ
モリセルキャパシタ構造において、メモリセルキャパシ
タの電極層106aと導体層108aとの間には層間絶
縁膜109aが形成されており、電極層106aと導体
層108との電気的絶縁を与えている。
第7図右側部に示すこの発明の実施例である容量は、半
導体基板101表面上に形成される電極層105bと、
電極層105b上に形成される絶縁#107b、107
cと、絶縁膜107b、107c上に形成される電極層
106b、106cと、電極層106b、106cにそ
れぞれ電気的に接触する導体層108b、108cとか
ら構成される。電極層105bはメモリセルキャパシタ
電極層105aと同一の材料で構成され、同一の製造工
程で形成される。絶縁膜107b、107Cはメモリセ
ルキャパシタの絶縁膜107aと同一の材料で構成され
、かつ同一の膜厚を有し同一の製造工程で形成されてい
る。電極層106b。
106Cは互いに分離して形成され、かつメモリセルキ
ャパシタの電極層]06aと同一の材料を用いて同一の
製造工程で形成される。導体層108b、108cはそ
れぞれビット線となる導体層108aと同様にアルミニ
ウムまたは多結晶シリコン等の低抵抗導体で形成される
。導体層108bは電源電位Vccに接続され、導体層
108Cは接地電位GNDに接続される。この層間絶縁
膜109bは、導体層108b、108c、電極層10
6b、106cの相互の電気的接触を防止する機能を有
し、メモリセル部における層間絶縁膜109aと同一の
材料を用いて同一製造工程で形成される。電極層105
b下には同様に絶縁膜が形成されており、電極層105
bと半導体基板101との間の電気的接触が防止されて
いる。
第8図は第7図の右側に示す容量の等価回路を示す。第
8図に示すように、容量は2つの容量素子C20,C3
0が直列に電源電位Vccと接地電位GNDとの間に接
続された構成と等価になる。
電極層105bと絶縁層107bおよび電極層106b
が形成する容量と電極層105b、絶縁層107c、電
極層106Cが形成する容量とがともに同一の容量値で
あれば、半導体層108bに電源電位Vccが印加され
、導体層108Cに接地電位GNDが印加されたときに
、各容量に印加される電圧は容量分割によりそれぞれV
cc/2となる。この各容量C20,C30における電
圧V c c / 2はメモリセルキャパシタの電極間
に印加される電圧と同一であり、メモリセルキャパシタ
の絶縁膜107aに加わる電界と等価な電界が各キャパ
シタC20,C30の絶縁層106b。
]06cに印加される。したがって、この構造において
はたとえ電源電圧Vccと接地電位GNDとが側導体層
108b、108cに印加されても絶縁破壊は生じるこ
とはない。
この第7図に示す容量の構造では、MOSキャギヤ パシタ構造と同一容量値を得るためには、MOSキャパ
シタの占有面積の約2倍の占有面積を必要とする。しか
しながら、電極層105b、106b、106cには低
抵抗の材料が用いられているため、この電極の抵抗に起
因する容量の寄生抵抗を数Ωないし数十Ωの低抵抗に設
定することができる。これにより、MOSキャパシタよ
りも高周波特性に優れた容量を得ることが可能となる。
特に、第6図に示すような他の電極層を用いて容量を形
成する場合と比較して、絶縁膜の膜厚は115ないし2
15に低減することができるので、他の電極層を用いた
容量よりも占有面積を115ないし215−20ないし
40%低減することができ、面積効率が良い容量を得る
ことができる。
第9図に他の容量の構成を示す。第9図を参照して、容
量は電極層105c、105dと絶縁層107e、10
7fと他方の電極層106dとから構成される。電極層
105Cが導体層108dを介して電源電位Vccに接
続され、電極層105dが導体層108eを介して接地
電位GNDに接続される。この構成においても、絶縁膜
107e、107fはメモリセルキャパシタの絶縁膜1
07aと同−材料でありかつ同一の膜厚を有している。
電極層105c、105dは互いに絶縁膜109bを介
して電気的に絶縁されている。電極層105c、絶縁層
107eおよび電極層106dが形成する容量と、電極
層105d、絶縁層]07fおよび電極層106dが形
成する容量とはともに容量値が等しく、第8図に示すよ
うな等価回路を与える。この構成においても、第7図に
示す容量構造と同様の効果を得ることができる。
第10図はこの発明のさらに他の実施例である容量の構
造を示す図である。第10図においては、キャパシタは
電極層105eおよび絶縁層107gおよび他方電極層
106eから形成される第1の容量素子と、電極層1.
05 f 、絶縁層107hおよび電極層106fから
形成される第2の容量素子とから形成される。電極層1
05eと電極層]06fとは導体層108dにより接続
される。
第1の容量素子の電極層106eは導体層108bを介
して電源電位Vccに接続される。第2の容量素子の電
極層105fは導体層108Cを介して接地電位GND
に接続される。この構造においても、電極層105e、
105f、106eおよび106fはそれぞれメモリセ
ルキャパシタの電極層と同一の材料を用いて同一の製造
工程で形成されており、かつ絶縁層107gおよび10
7hはメモリキャパシタの絶縁層と同一の材料を用いて
かつ同一の膜厚で同一の製造工程で形成されている。こ
の第10図に示す構成においても動作電源電位Vccと
接地電位GNDとの間に第1の容量素子と第2の容量素
子とが直列に接続された構造を与えることになり、上記
実施例と同様の効果を奏する。
第11図はこの発明の他の実施例による容量の構造を示
す図である。前述のようにこの発明に従う容量はスタッ
ク型メモリセルのキャパシタと同一構成を有しており、
半導体基板101表面上に層間絶縁膜109bを介して
形成されている。したがって、この容量(第11図にお
いて、電極層105、絶縁層107および電極層106
とにより形成される容量)下にMOSトランジスタを形
成することも可能である。ここでMOS)ランジスタは
不純物領域102c、102dとゲート絶縁膜104b
とゲート電極103bとから形成され、このMOSトラ
ンジスタはメモリセルトランジスタと同一の製造工程で
形成される。このMOSトランジスタを容量接続すなわ
ちそのソース電極とドレイン電極(電極層108d、1
08g)をともに接続し、電極層103bと電極層10
8d、108gを電源電位Vccおよび接地電位GND
に接続すれば、上層に形成された容量とMOSキャパシ
タとが並設に接続されることになり、同一面積でより大
きな容量値を得ることが可能となり、より集積度を向上
することが可能となる。
なお上述の実施例においては、センスアンプ動作時にお
けるビット線充放電を高速で行なうための構成について
説明した。しかしながら、このセンスアンプにおけるビ
ット線充放電を高速に行なうための容量は、センス動作
時に電源線31および接地線30へ流れる充放電電流を
低減し、電源電圧Vccおよび接地電圧GNDの変動を
抑制している。したがって、この容量を直流電圧安定化
容量として用いることも可能である。
第12図にこの直流電圧安定化容量として用いる場合の
構成を示す。第12図の構成においては、外部電源電圧
Vccが電源端子24を介して半導体チップ内へ印加さ
れ、電源線311を介して降圧回路500により内部電
源電圧Vc’に降下される場合の構成が一例として示さ
れる。この外部電源電圧Vccは5vであり、たとえば
内部電源電圧Vc’が3.3■の場合を考える。このよ
うな内部電源電圧を用いるメモリの場合、このメモリセ
ルがスタック型の構造を有している場合には、メモリセ
ル容量6の一方の電極にはVc’/2=3.3/2−1
.65Vが印加されることになる。
このメモリセルキャパシタに印加される電圧はできるだ
け安定状態に保つことが必要とされる。この場合、この
発明による容量の構造を用いれば第12図に示すように
容量C20,C30からの容量が内部電源線310と接
地線30との間に接続される構成となる。この構成とす
れば、容flc20、C30からなる容量素子は、セン
スアンプ駆動時のみならず通常動作時においてメモリセ
ルキャパシタ6へ印加される電圧を安定化させる機能を
有する。
第12図に示す構成においては抵抗分割によりメモリセ
ルキャパシタ6へV c c / 2の電圧が印加され
ている。この場合、メモリセルキャパシタ6へ印加され
る電圧V c c / 2は1.65Vである。この値
は5Vの約1/3であるため、そのメモリセルキャパシ
タの耐圧は1.65である。したがって第13図に示す
ように、外部電源VCCと接地電位GNDとの間に容量
を3個直列に形成すれば、外部電源電圧Vccを安定化
することも可能である。第13図に示す構成においては
、電極層5gと絶縁層107および電極層106hで第
1の容量が形成され、電極層105g、絶縁層107お
よび電極層1061により第2の容量が形成され、電極
層105h、絶縁層]07および電極層1061により
第3の容量が形成され、それぞれが直列に接続される。
なお上述の実施例においてはメモリチップ内における直
流電圧安定化用として容量を用いる場合について示した
。しかしながら、この発明の直流安定化用容量は高周波
特性に優れているためメモリチップ内において周辺回路
として用いられる高周波信号を利用する回路、たとえば
第14図に示すような遅延回路、第15図に示すような
半導体基板へ一定の基板バイアス電位を印加させるため
のチャージポンプ回路、および第16図に示すような昇
圧回路等における容量としても用いることができる。こ
こで第14図における遅延回路は、2段のインバータI
I、I2と、インバータエコ出力と接地電位GNDとの
間に接続される遅延容量C^とから構成される。このよ
うな遅延回路は通常、タイミング信号に応答して所定の
時間を遅延させて活性化信号を発生させる回路、たとえ
ば外部RAS信号に応答してワード線駆動信号を発生さ
せるための回路、このワード線駆動信号をさらに所定時
間遅延させてセンスアンプ活性化信号を発生させる回路
等に用いられている。
第15図に示すチャージポンプ回路はチャージポンプ回
答fjk Caとチャージポンプ用容量cBの他方電極
と接地電位との間に順方向に接続されるダイオードD1
と、チャージポンプ用容量cFSの他方電極と半導体と
の間に逆方向に接続されるダイオードD2とを備える。
このチャージポンプ回路においては、クロック信号φに
応答してチャージポンプ用容量CBの他方電極の電位が
上昇または下降し、この他方電極電位がそれぞれダイオ
ードDI、D2によりクランプされることにより半導体
基板電位をチャージポンプ動作により所定電位にバイア
スする構成となっている。この場合クロック信号φは高
周波信号であるためチャージポンプ用容量C8として高
周波特性に優れた容量を用いるのがよく、本発明による
容量を適用することができる。
第16図に示す昇圧回路はたとえばメモリセルデータを
読出しだ後再び書込むリストア動作時においてメモリセ
ルデータを確実に書込むためにワード線をさらに昇圧す
るワード線昇圧構成などにおいて用いられる回路であり
、クロック信号φを受けるバッファBと、バッファBの
出力に並列に接続され、昇圧用のクロック信号φCに応
答してバッファBの出力端子の電位を昇圧する昇圧用容
量C8とを備える。
[発明の効果コ 以上のように、この発明によればメモリセルキャパシタ
と同一構成の容量を半導体記憶装置周辺回路に用いられ
る容量素子として用いたので、容量素子として寄生抵抗
が低減されかつ十分な容量値を有する小面積の高周波特
性に優れた容量を得ることができ、センスアンプ動作時
におけるビット線充放電の高速化、電源電位の変動の抑
制、直流電圧安定化および高周波特性改善用容量を得る
ことが可能となる。特にセンスアンプ駆動装置にこの容
量素子を用いた場合、センスアンプの動作速度を速くす
ることが可能となり、ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリの動作速度を速くすることが可能となる。
さらにこの発明による容量を用いれば外部電源端子用パ
ッドおよび内部接地用パッドに対しセンスアンプの充放
電動作時に流れる電流が少なくなるため、これらのパッ
ドおよびその外部端子におけるノイズが減少し、半導体
記憶装置の動作を安定化させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である半導体記憶装置のセ
ンスアンプ駆動装置の要部の構成を示す図である。第2
図は第1図に示すセンスアンプ駆動装置の動作を示す波
形図であり、ビット線放電時における動作を示す波形図
である。第3図はこの発明の他の実施例であるセンスア
ンプ駆動装置の要部の構成を示す図である。第4図はこ
の発明の一実施例であるセンスアンプ駆動装置に用いら
れる容量の概略配置を示す図である。第5A図ないし第
5C図はこの発明において用いられる容量の構成、接続
および等価回路をそれぞれ示す図である。第6図はこの
発明において用いられるM0Sキャパシタと従来のキャ
パシタとの比較を示す図である。第7図はこの発明の他
の実施例である容量の構造をメモリセルの断面構造とと
もに示す図である。第8図は第7図に示す容量の等価回
路を示す図である。第9図はこの発明のさらに他の実施
例である容量の断面構造を示す図である。第10図はこ
の発明のさらに他の実施例である容量の断面構造を概略
的に示す図である。第11図はこの発明のさらに他の実
施例である容量の概略断面構造を示す図である。第12
図はこの発明のさらに他の実施例である容量の適用例を
示す図である。第13図はこの発明のさらに他の実施例
である容量の構成を示す図である。第14図はこの発明
による容量の適用の一例を示す図である。第15図はこ
の発明による容量のさらに他の適用例を示す図である。 第16図はこの発明による容量のさらに他の適用例を示
す図である。第17図は従来から用いられているダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリの全体の構成の一
例を概略的に示す図である。第18図は第17図に示す
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリのメモリセ
ルアレイ部およびそれに関連する回路の構成を概略的に
示す図である。第19図は第18図に示す1対のビット
線とそれに関連する回路構成の一例をより具体的に示す
図である。第20図は第19図に示す構成の動作を示す
信号波形図であり、第19図に示すメモリセルに論理“
1“の情報が記憶されておりこの記憶情報“1″を読出
す場合の動作を示す図である。第21図は従来のダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリのセンスアンプ動
作時における問題点を説明するための図であり、4メガ
ダイナミツク・ランダム・アクセス・メモリにおけるメ
モリセルアレイの配置と電源供給用信号線の配置態様を
示す概略図である。 図において、MAはメモリセルアレイ、MA1〜MA8
はサブアレイブロック、14は第1のセンスアンプ駆動
信号を伝達する第1の信号線、17は第2のセンスアン
プ駆動信号を伝達する第2の信号線、22は第1のスイ
ッチング素子であるp−FET、25は第2のスイッチ
ング素子であるn−FET、30は第2の電源供給線(
接地線)、31は第1の電源供給線(電源線)、32.
38は第1の電源供給線の寄生抵抗、33.37は第2
の電源供給線の寄生抵抗、34は容量、35゜36は容
量34の第1および第2の電源供給線31.32との接
続点、310は内部電源線、101は半導体基板、10
2a、102bは不純物拡散領域、104 a、 10
4 bはゲート絶縁膜、]03a、103bはワード線
の一部を構成するゲート電極配線層、105aはメモリ
セルのキャパシタの一方電極を形成する電極層、105
bないし105hはこの発明による容量の一方電極、1
07aはメモリセルキャパシタ絶縁膜、106aはメモ
リセルキャパシタの他方電極を構成する電極配線層、1
07b〜107fはこの発明による容量に用いられる絶
縁膜、106b〜106fはこの発明による容量に用い
られる電極配線層である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 ■ でト ■ pへVトべ)8( 3、補正をする者 代表者 (自発) 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書第50頁第14行ないし第20行の「スタック型
メモリセルは、・・・小さくする必要かある。 」を「メモリセルの容量は、小占有面積でてきるたけ大
きな容量値を確保する必要かある。」に訂正する。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)行列状に配列され、各々が1個の電界効果トラン
    ジスタと1個の容量とからなる複数のメモリセルと、各
    々に前記複数のメモリセルのうちの1列が接続される複
    数のビット線対と、前記複数のビット線対の各々に設け
    られ対応のビット線対の電位を検出し差動的に増幅する
    複数のセンスアンプとを有する半導体記憶装置における
    、前記センスアンプを駆動するための装置であって、前
    記複数のセンスアンプの各々に結合され、第1のセンス
    アンプ駆動信号を伝達する第1の信号線、 前記複数のセンスアンプの各々に結合され、第2のセン
    スアンプ駆動信号を伝達する第2の信号線、 第1の電源電位を伝達する第1の電源線、 第2の電源電位を伝達する第2の電源線、 前記第1の信号線と前記第1の電源線との間に設けられ
    、第1のセンスアンプ活性化タイミング信号に応答して
    前記第1の信号線と前記第1の電源線とを接続する第1
    のスイッチング手段、前記第2の信号線と前記第2の電
    源線との間に設けられ、第2のセンスアンプ活性化タイ
    ミング信号に応答して前記第2の信号線と前記第2の電
    源線とを接続する第2のスイッチング手段、および その一方電極が前記第1の電源線へ接続され、その他方
    電極が前記第2の電源線に接続される容量手段を備え、
    前記容量手段は、少なくとも1個の容量素子を含み、前
    記容量素子は前記メモリセルに含まれる容量と同一材料
    の電極および誘電体を有しかつ前記容量素子の誘電体は
    前記メモリセルに含まれる容量の誘電体と同一膜厚であ
    る、半導体記憶装置のセンスアンプ駆動装置。
  2. (2)1個の電界効果トランジスタと1個の容量から構
    成されるメモリセルを複数個含む半導体記憶装置におい
    て用いられる容量素子であって、少なくとも2個の電気
    的に直列に接続された容量性素子を含み、前記少なくと
    も2個の容量性素子は、前記メモリセルの容量を構成す
    る電極および誘電体と同一材料からなる電極および誘電
    体を有しかつ前記メモリセル容量の誘電体と同一膜厚の
    誘電体を有する、静電容量素子。
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