JP2010102808A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバードライブを行うセンスアンプを備えた半導体記憶装置において、オーバードライブ電位を安定化させる。
【解決手段】センスアンプSAに低位側書き込み電位VSSAを供給する電源配線21と、センスアンプSAに高位側書き込み電位VARYを供給する電源配線22と、センスアンプSAにオーバードライブ電位VODを供給する電源配線23と、電源配線21と電源配線23との間に設けられた安定化容量30とを備える。これにより、低位側書き込み電位VSSAに与えられる容量値とオーバードライブ電位VODに与えられる容量値が必然的に一致することから、センス動作の初期における低位側書き込み電位VSSAの変動とオーバードライブ電位VODの変動が相殺される。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、センスアンプを備える半導体記憶装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体記憶装置においては、メモリセルからビット線に読み出された信号を増幅するセンスアンプが備えられている。しかしながら、ビット線に読み出された信号は非常に微弱であることから、センスアンプによる増幅には比較的長い時間がかかってしまい、これがランダムアクセス時におけるアクセス速度を律速するという問題があった。
センス速度を向上させる技術としては、特許文献1に記載されているように、オーバードライブ電位を用いる方法が知られている。これは、センス動作の初期において高位側書き込み電位よりも高いオーバードライブ電位をセンスアンプに供給し、これによってセンス速度を向上させる技術である。
特開2000−22108号公報
しかしながら、センス動作時においては多数のセンスアンプが同時に活性化されることから、オーバードライブ電位は変動しやすいという問題があった。このような問題を解決するためには、オーバードライブ電位を生成する電源回路を大型化する方法が考えられるが、これはチップ面積の大幅な増大をもたらすため好ましくない。
或いは、オーバードライブ電位を安定化させるべく、安定化容量を用いる方法も考えられるが、安定化容量だけでオーバードライブ電位を安定化させるためには、かなり大きな容量値が必要となることから、この場合もチップ面積の大幅な増大をもたらしてしまう。しかも、センス動作の初期においては、低位側書き込み電位もオーバードライブ電位と同様に変動することから、低位側書き込み電位の変動量とオーバードライブ電位の変動量を合わせるためには、低位側書き込み電位に対しても同じ容量値の安定化容量を付加する必要があり、チップ面積のさらなる増大を招いてしまう。
尚、このような問題は、オーバードライブを行うセンスアンプに限らず、オーバードライブを行わないセンスアンプにおいても同様に生じる問題である。つまり、オーバードライブを行わないセンスアンプであっても、センス動作時においては多数のセンスアンプが同時に活性化されることから、各種駆動電位は変動しやすくなる。
本発明による半導体記憶装置は、対を成すビット線に現れる電位差を増幅するセンスアンプと、第1のドライバを介してセンスアンプに第1の電位を供給する第1の電源配線と、第2のドライバを介してセンスアンプに第2の電位を供給する第2の電源配線と、第1の電源配線と第2の電源配線との間に設けられた安定化容量とを備えることを特徴とする。
本発明においては、第3のドライバを介してセンスアンプに第3の電位を供給する第3の電源配線をさらに備え、第1の電位はビット線の低位側書き込み電位であり、第3の電位はビット線の高位側書き込み電位であり、第2の電位は前記高位側書き込み電位よりも高いオーバードライブ電位であることが好ましい。
本発明によれば、センスアンプの駆動電位である第1及び第2の電位間に安定化容量を設けていることから、これらに対して安定化容量を別個に設ける必要がなくなる。しかも、これら電位に与えられる容量値は必然的に一致することから、センス動作の初期における電位の変動が相殺される。これにより、チップ面積の増大を最小限に抑えつつ、センスアンプ駆動電位の変動を効果的に抑制することが可能となる。
特に、低位側書き込み電位を供給する第1の電源配線と、オーバードライブ電位を供給する第2の電源配線との間に安定化容量を設ければ、オーバードライブ電位の変動を効果的に抑制することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の主要部を示す回路図である。
本実施形態による半導体記憶装置はDRAMであり、図1に示すように、ビット線BL0とワード線WL0との交点、並びに、ビット線BL1とワード線WL1との交点には、それぞれメモリセルMC0,MC1が配置されている。ビット線BL0とビット線BL1は対を成し、センスアンプSAによってこれら一対のビット線BL0,BL1の一方に高位側書き込み電位が供給され、他方に低位側書き込み電位が供給される。当然ながら、実際にはこれ以外のビット線及びワード線も多数設けられ、対応する交点にメモリセルがそれぞれ配置されているが、図1ではこれらを省略してある。
メモリセルMC0は、図2に示すように、ビット線BL0とプレート配線PLとの間に直列接続されたセルトランジスタTr及びセルキャパシタCによって構成され、セルトランジスタTrのゲート電極は対応するワード線WL0に接続されている。これにより、ワード線WL0がハイレベルとなると、対応するセルトランジスタTrがオンし、セルキャパシタCが対応するビット線BL0に接続されることになる。ワード線の選択は、図1に示すロウデコーダXDECによって行われ、ロウアドレスADDの値に応じて所定のワード線がハイレベルとなる。
メモリセルMC0にデータを書き込む際には、記憶すべきデータに応じて、セルキャパシタCに高位側書き込み電位又は低位側書き込み電位を供給する。後述するように、本実施形態では高位側書き込み電位をVARYと表記し、例えば1.2Vに設定される。また、低位側書き込み電位をVSSAと表記し、例えば0V(接地電位)に設定される。このようなデータの書き込みに伴うビット線BL0,BL1の駆動は、センスアンプSAによって行われる。
一方、メモリセルMC0からデータを読み出す際には、ビット線BLを中間電位、すなわち(VARY−VSSA)/2(例えば0.6V、以下単に「VBLP」と表記する)にプリチャージした後、セルトランジスタTrをオンさせる。これにより、セルキャパシタCに高位側書き込み電位が書き込まれていた場合には、ビット線BL0の電位は中間電位VBLPから僅かに上昇し、逆に、セルキャパシタCに低位側書き込み電位が書き込まれていた場合には、ビット線BL0の電位は中間電位VBLPから僅かに低下する。このようにしてビット線BL0,BL1に生じた微小な電位差は、センスアンプSAによって増幅される。
図1に示すように、センスアンプSAは4つのノードa,b,c,dを備えている。これらノードのうちa及びbは電源ノードであり、それぞれ高位側駆動配線SAP及び低位側駆動配線SANに接続されている。一方、c及びdは信号ノードであり、それぞれビット線BL0,BL1に接続されている。
図3は、センスアンプSAの回路図である。
図3に示すように、センスアンプSAは、PチャンネルMOSトランジスタ111,112とNチャンネルMOSトランジスタ113,114によって構成されている。PチャンネルMOSトランジスタ111とNチャンネルMOSトランジスタ113は、電源ノードaと電源ノードbとの間に直列接続されており、これらの接点が一方の信号ノードcに接続され、これらのゲート電極が他方の信号ノードdに共通接続されている。同様に、PチャンネルMOSトランジスタ112とNチャンネルMOSトランジスタ114も、電源ノードaと電源ノードbとの間に直列接続されており、これらの接点が一方の信号ノードdに接続され、これらのゲート電極が他方の信号ノードcに共通接続されている。
このようなフリップフロップ構造により、高位側駆動配線SAP及び低位側駆動配線SANに所定の電位が供給されている状態においてビット線対BL0,BL1に電位差が生じると、ビット線対の一方には高位側駆動配線SAPの電位が供給され、ビット線対の他方には低位側駆動配線SANの電位が供給されることになる。後述するように、本実施形態では、高位側駆動配線SAPには高位側書き込み電位VARYが供給され、低位側駆動配線SANには低位側書き込み電位VSSAが供給される。さらに、センス動作の初期においては、高位側駆動配線SAPに高位側書き込み電位VARYよりも高いオーバードライブ電位VODが一時的に供給される。
図1に戻って、低位側駆動配線SANと電源配線21との間には、ドライバ11が接続されている。電源配線21は低位側書き込み電位VSSAが供給される配線であり、このためドライバ11がオンすると、低位側駆動配線SANには低位側書き込み電位VSSAが供給されることになる。本実施形態では、Nチャンネル型MOSトランジスタによってドライバ11が構成されている。したがって、ドライバ11は制御信号11aがハイレベルになるとオンする。
また、高位側駆動配線SAPと電源配線22との間には、ドライバ12が接続されている。電源配線22は高位側書き込み電位VARYが供給される配線であり、このためドライバ12がオンすると、高位側駆動配線SAPには高位側書き込み電位VARYが供給されることになる。本実施形態では、Pチャンネル型MOSトランジスタによってドライバ12が構成されている。したがって、ドライバ12は制御信号12aがローレベルになるとオンする。
さらに、高位側駆動配線SAPと電源配線23との間には、ドライバ13が接続されている。電源配線23はオーバードライブ電位VODが供給される配線であり、このためドライバ13がオンすると、高位側駆動配線SAPにはオーバードライブ電位VODが供給されることになる。本実施形態では、Pチャンネル型MOSトランジスタによってドライバ13が構成されている。したがって、ドライバ13は制御信号13aがローレベルになるとオンする。オーバードライブ電位VODは後述するVODジェネレータによって生成され、その電位は例えば1.45Vに設定される。
これら制御信号11a〜13aは、図1に示す制御回路10によって生成される。制御回路10によるドライバ11〜13の制御タイミングについては後述する。
図1に示すように、電源配線21と電源配線23との間には安定化容量30が接続されている。安定化容量30は、センス動作の初期における低位側書き込み電位VSSAの変動とオーバードライブ電位VODの変動を相殺する役割を果たす。1バンク当たりの安定化容量30の容量値としては、バンク内で同時に選択されるビット線の全容量値をCb、1バンク当たりの安定化容量30の容量値をCvodとした場合、
Cvod≧(VARY−VBLP)・Cb/(VOD−VARY) (1)
を満たすよう設計される。上記式(1)を満たせば、センス動作の初期における変動がほぼ完全に相殺される。
チップ上において安定化容量30を構成する方法としては特に限定されないが、MOSトランジスタのゲート容量を利用することが好ましい。ゲート容量は、比較的小さい面積で大きな容量値を確保することができるからである。特に、半導体基板に形成したトレンチを利用したトレンチゲート容量を利用することが特に好ましい。
図4は、トレンチゲート容量によって構成された安定化容量30の略断面図である。図4に示す例では、p型の半導体基板31に複数のトレンチゲート32が形成されており、トレンチゲート32の内部には、ゲート絶縁膜33を介してゲート電極34が埋め込まれている。そして、p領域35を介してp型の半導体基板31に低位側書き込み電位VSSAを供給し、ゲート電極34にオーバードライブ電位VODを供給すれば、より少ない面積で大容量の安定化容量30を形成することが可能となる。
図5は、プレーナ型ゲート容量によって構成された安定化容量30の略断面図である。図5に示す例では、p型の半導体基板31上にゲート絶縁膜36を介してゲート電極37が形成されている。ゲート電極37の下部における半導体基板31の両サイドには、ソース/ドレイン領域であるn領域38が設けられているが、これらn領域38は低位側書き込み電位VSSAに固定されているため、実際にトランジスタとして機能するものではない。そして、p領域39を介してp型の半導体基板31に低位側書き込み電位VSSAを供給し、ゲート電極37にオーバードライブ電位VODを供給すれば、プレーナ型の安定化容量30を形成することが可能となる。このように、プレーナ型ゲート容量によって安定化容量30を構成すれば、半導体基板31にトレンチゲートを形成する工程が不要となる。
図6は、本実施形態による半導体記憶装置の動作を示す波形図である。
まず、時刻t10以前にビット線対BL0,BL1を中間電位VBLPにプリチャージしておく。そして、時刻t10においてロウアドレスADDが所定の値となると、これに対応するワード線WL0が負電位Vkkから立ち上がる。活性化されたワード線WL0のレベルは、オーバードライブ電位VODよりもさらに高い電位(VPP)まで高められる。これにより、メモリセルMCに含まれるセルトランジスタTrがオンするため、セルキャパシタCとビット線BL0とが短絡され、ビット線BL0の電位が変化する。時刻t10以前においては、制御信号11a〜13aは非活性状態であり、したがって、ドライバ11〜13は全てオフしている。
次に、時刻t11になると、制御回路10は制御信号11a,13aをそれぞれハイレベル、ローレベルに活性化させる。これにより、ドライバ11,13が同時にオンすることから、低位側駆動配線SANには低位側書き込み電位VSSAが供給され、高位側駆動配線SAPにはオーバードライブ電位VODが供給される。ここで、低位側駆動配線SAN及び高位側駆動配線SAPには多数のセンスアンプSAが接続されていることから、ドライバ11のオンにより電源配線21は低位側書き込み電位VSSAよりも高い電位に浮き上がろうとし、ドライバ13のオンにより電源配線23はオーバードライブ電位VODよりも低い電位に低下しようとする。
しかしながら、このような電源変動は、安定化容量30によって抑制される。つまり、安定化容量30の一方の電極は電源配線21に接続され、安定化容量30の他方の電極は電源配線33に接続されていることから、これら電源配線21,23の電位が互いに逆方向に変動しようとすると、その変動が相殺され、実際にはほとんど変動が生じない。特に、安定化容量30の容量値が上記式(1)を満たしていれば、変動はほぼ完全に相殺される。
このようにして低位側駆動配線SAN及び高位側駆動配線SAPが駆動されると、センスアンプSAはビット線対BL0,BL1の一方を引き上げ、他方を引き下げる。この時、ビット線対BL0,BL1の一方の引き上げは、高位側書き込み電位VARYではなく、それよりも高電位のオーバードライブ電位VODによって行われることから、より高速なセンス動作が実現される。
次に、時刻t12になると、制御回路10は制御信号12aをローレベルに活性化させることによりドライバ12をオンさせるとともに、制御信号13aをハイレベルに非活性化させることによりドライバ13をオフさせる。これにより、高位側駆動配線SAPには高位側書き込み電位VARYが供給されることから、ビット線対BL0,BL1の一方は高位側書き込み電位VARYに駆動され、他方は低位側書き込み電位VSSAに駆動される。したがって、読み出しによって破壊されたメモリセルMC0のデータがリストアされることになる。
図7は、チップ上におけるVODジェネレータ40及び安定化容量30のレイアウトの一例を示す図である。図7に示す例では、メモリセルアレイが8つのメモリバンクBANK0〜BANK7に分割されており、安定化容量30が各メモリバンクのY方向の辺に沿って対向配置されている。このように、安定化容量30を各メモリバンクの両サイドに配置すれば、片側にのみ配置した場合と比べて、より高い安定効果を得ることが可能となる。また、図7に示す例では、1バンク当たり2個のVODジェネレータ40が割り当てられており、これら2個のVODジェネレータ40が対応するメモリバンクの略角部にまとめて配置されている。このようにVODジェネレータ40をまとめて配置すれば、レイアウト設計が容易となる。
図8は、チップ上におけるVODジェネレータ40及び安定化容量30のレイアウトの他の例を示す図である。図8に示す例は、2個のVODジェネレータ40が分散配置されている点において、図7に示したレイアウトと相違している。その他の点は、図7に示したレイアウトと同様である。このようにVODジェネレータ40を分散配置すれば、配線ネットワーク内におけるオーバードライブ電位VODのばらつきを効果的に抑制することが可能となる。配線ネットワークについては後述する。
図9は、チップ上におけるVODジェネレータ40及び安定化容量30のレイアウトのさらに他の例を示す図である。図9に示す例は、安定化容量30が各メモリバンクのX方向及びY方向の辺に沿って配置されている。つまり、対応するメモリバンクを取り囲むように配置されている。その他の点は、図7に示したレイアウトと同様である。このように、安定化容量30をメモリバンクの全周囲に配置すれば、よりいっそう高い安定効果を得ることが可能となる。
図10は、オーバードライブ電位VODを供給する電源配線33の配線ネットワークの一例を示す模式図である。図10に示す例では、電源配線33の配線ネットワークが網目状に張り巡らされており、これがメモリバンクごとに独立している。このように、電源配線33の配線ネットワークをメモリバンクごとに独立させれば、安定化容量30の設計が容易となる。
図11は、低位側書き込み電位VSSAを供給する電源配線21の配線ネットワークの一例を示す模式図である。図11に示す例では、電源配線21の配線ネットワークが網目状に張り巡らされており、これがメモリバンク間で短絡されている。また、図11に示す例では、低位側書き込み電位VSSAが供給される外部端子PAD0,PAD1が偶数バンクと奇数バンクとの間に合計6個配置されている。このうち、外部端子PAD0は上下のバンクで共用されており、外部端子PAD1は上下のバンク及び左右のバンクで共用されている。このように、電源配線21の配線ネットワークをメモリバンク間で短絡すれば、低位側書き込み電位VSSAを安定化させることが可能となる。
尚、図10及び図11に示した配線ネットワークは、X方向に延びる部分とY方向に延びる部分を異なる配線層に形成することが好ましい。この場合、図12に示すように、電源配線21,23のうちX方向に延びる部分21x,23xを隣接して配置するとともに、電源配線21,23のうちY方向に延びる部分21y,23yを隣接して配置すれば、配線ネットワーク内においても両者間に容量が付加されることから、安定化容量30のサイズを小型化することが可能となる。
図13は、本発明の好ましい他の実施形態による半導体記憶装置の主要部を示す回路図であり、図1に示した実施形態と同一の要素には同一の符号が付されている。
本実施形態は、センスアンプがオーバードライブを行わない例による半導体記憶装置であり、低位側駆動配線SANと電源配線61との間にはドライバ51が接続され、高位側駆動配線SAPと電源配線62との間にはドライバ52が接続されている。電源配線61は低位側書き込み電位VLが供給される配線であり、電源配線62は高位側書き込み電位VHが供給される配線である。ここで、電位VH,VLは半導体記憶装置の内部で生成される内部電源であっても構わないし、半導体記憶装置の外部から供給される外部電源であっても構わない。
本実施形態においても、電源配線61と電源配線62との間に安定化容量30が接続されている。これにより、ドライバ51,52を同時にオンさせることによってセンスアンプSAを活性化させると、低位側書き込み電位VLの変動と高位側書き込み電位VHの変動が安定化容量30によって相殺される。このように、本発明は、オーバードライブを行わないセンスアンプを用いた半導体記憶装置にも適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の主要部を示す回路図である。 メモリセルMC0の回路図である。 センスアンプSAの回路図である。 トレンチゲート容量によって構成された安定化容量30の略断面図である。 プレーナ型ゲート容量によって構成された安定化容量30の略断面図である。 本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の動作を示す波形図である。 チップ上におけるVODジェネレータ40及び安定化容量30のレイアウトの一例を示す図である。 チップ上におけるVODジェネレータ40及び安定化容量30のレイアウトの他の例を示す図である。 チップ上におけるVODジェネレータ40及び安定化容量30のレイアウトのさらに他の例を示す図である。 オーバードライブ電位VODを供給する電源配線23の配線ネットワークの一例を示す模式図である。 低位側書き込み電位VSSAを供給する電源配線21の配線ネットワークの一例を示す模式図である。 電源配線21,23を各配線層において隣接配置した例を示す模式図である。 本発明の好ましい他の実施形態による半導体記憶装置の主要部を示す回路図である。
符号の説明
10 制御回路
11〜13 ドライバ
11a〜13a 制御信号
21〜23 電源配線
30 安定化容量
31 半導体基板
32 トレンチゲート
33 ゲート絶縁膜
34 ゲート電極
35 p領域
36 ゲート絶縁膜
37 ゲート電極
38 n領域
39 p領域
40 VODジェネレータ
51,52 ドライバ
61,62 電源配線
111〜114 トランジスタ
BL0,BL1 ビット線
MC0,MC1 メモリセル
SAN 低位側駆動配線
SAP 高位側駆動配線
VARY,VH 高位側書き込み電位
VBLP 中間電位
VOD オーバードライブ電位
VSSA,VL 低位側書き込み電位
WL0,WL1 ワード線

Claims (6)

  1. 対を成すビット線に現れる電位差を増幅するセンスアンプと、
    第1のドライバを介して前記センスアンプに第1の電位を供給する第1の電源配線と、
    第2のドライバを介して前記センスアンプに第2の電位を供給する第2の電源配線と、
    前記第1の電源配線と前記第2の電源配線との間に設けられた安定化容量と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 第3のドライバを介して前記センスアンプに第3の電位を供給する第3の電源配線をさらに備え、
    前記第1の電位は前記ビット線の低位側書き込み電位であり、前記第3の電位は前記ビット線の高位側書き込み電位であり、前記第2の電位は前記高位側書き込み電位よりも高いオーバードライブ電位であることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1及び第2のドライバを同時にオンさせ、次に、前記第3のドライバをオンさせる制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記安定化容量は、半導体基板に形成されたトレンチゲート容量からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1及び第2の電源配線は、対応するメモリバンク上に形成された網目状の配線ネットワークを有し、
    前記安定化容量は、少なくとも、前記メモリバンクの第1の辺及び前記第1の辺と平行な第2の辺に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記高位側書き込み電位をVARY、前記低位側書き込み電位と前記高位側書き込み電位の中間電位をVBLP、前記オーバードライブ電位をVOD、バンク内で同時に選択されるビット線の全容量値をCb、1バンク当たりの安定化容量の容量値をCvodとした場合、
    Cvod≧(VARY−VBLP)・Cb/(VOD−VARY)
    を満たしていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
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