JP2008282459A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】階層化されたメモリセルアレイを構成し、メモリセルを高密度に配置して良好な動作性能を確保可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】本発明の半導体記憶装置は、ワード線WLと、これに交差するグローバルビット線GBLと、グローバルビット線GBLに沿ってN本に区分されたローカルビット線LBLと、ワード線WLとローカルビット線LBLの交点に形成されNMOSトランジスタN0とキャパシタC0からなる複数のメモリセルMCを含むN個のメモリセルアレイと、選択メモリセルからローカルビット線LBLに読み出された信号を増幅するローカルセンスアンプ12と、ローカルセンスアンプ12からグローバルビット線GBLを経由する信号を入出力線に接続するグローバルセンスアンプ11を備え、各々のメモリセルMCはキャパシタC0の対向電極がローカルビット線LBLに直結されるシリンダ型のキャパシタ構造を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のワード線と複数のビット線の交点に形成された複数のメモリセルにデータを書き換え可能に記憶保持する半導体記憶装置に関し、特に、メモリセルアレイにおいて各メモリセルのキャパシタ対向電極をビット線に直結するように構成された半導体記憶装置に関するものである。
一般に、DRAMのメモリセルアレイは、ビット線とワード線の交点に形成された多数のメモリセルを含んで構成される。DRAMの高集積化のために、1トランジスタと1キャパシタからなるメモリセルに関し、キャパシタの対向電極をビット線に直結する構造が知られている(例えば、特許文献1、2、3参照)。このような構造を前提として、より大容量のDRAMを製造するため、例えば4F2(Fは設計基準)等の微細なメモリセルを実現する場合は、キャパシタ構造をシリンダ型としたメモリセルを採用することが望ましい。このようなシリンダ型のキャパシタ構造を有するメモリセルでは、シリンダ部分を例えば数μmなどの十分な高さで形成し、キャパシタの十分な容量値を確保する必要がある。シリンダ型のキャパシタ構造は、製造が容易であるとともに、平面方向のスペースが小さくて済むので、DRAMの大容量化に適している。
特公昭58−32789号公報 特開昭60−98597号公報 特開2002−94027号公報
しかしながら、上記従来のキャパシタ構造を採用する場合は、隣接するメモリセルのシリンダ側面同士が十分な高さで近接配置されるので、シリンダ間の容量が比較的大きな値になる。そして、ビット線間の結合容量の大部分をシリンダ間の容量が占めるようになり、ビット線を経由して信号を読み出す際にビット線間のカップリングノイズの増大を招く。特に、高集積化されたメモリセルアレイにおいて1本のビット線に多数のメモリセルが接続される場合は、その分だけビット線間の結合容量が大きくなるので、カップリングノイズの影響が顕著になって読み出し動作に支障を来たす。このように、シリンダ型のキャパシタ構造を採用する場合、シリンダ間の容量に起因するカップリングノイズの影響で動作マージンが減少することが問題となる。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、半導体記憶装置において階層化されたメモリセルアレイを構成し、ローカルビット線に接続されるメモリセルを高集積化してチップ面積の増加を抑えるとともに、ビット線間の結合容量に起因するカップリングノイズを抑制して十分な動作マージンを確保することができる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体記憶装置は、複数のワード線と、前記複数のワード線と交差する複数のグローバルビット線と、各々の前記グローバルビット線に沿ってN本に区分され、前記複数のグローバルビット線と等しいピッチで配列された複数のローカルビット線と、前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線の交点に形成され、対向電極が前記ローカルビット線に直結されるシリンダ型のキャパシタ構造を有する複数のメモリセルを含み、前記ローカルビット線の区分に対応して配置されたN個のメモリセルアレイと、選択された前記メモリセルから各々の前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅し、前記グローバルビット線に出力する複数のローカルセンスアンプと、選択された前記メモリセルに対応する前記ローカルセンスアンプから各々の前記グローバルビット線を経由して伝送される信号を入出力線に接続する複数のグローバルセンスアンプとを備えて構成される。
本発明の半導体記憶装置によれば、階層化されたメモリセルアレイにおいて、各々のグローバルビット線に沿ってN本に区分されたローカルビット線が配置され、ワード線とローカルビット線の交点に形成されたメモリセルから読み出された信号がローカルビット線を経由してローカルセンスアンプで増幅され、さらにグローバルビット線に伝送されて入出力線に接続される。従って、シリンダ型のキャパシタ構造を採用した場合、ローカルビット線の長さを短縮して隣接するローカルビット線との間の結合容量を減らすことができ、これによりカップリングノイズを低減してメモリセルの読み出し性能を確保しつつ、メモリセルを高密度に配置して半導体記憶装置のチップ面積の増大を抑えることができる。
本発明において、各々の前記メモリセルは、1つのMOSトランジスタ及び1つのキャパシタからなり、前記MOSトランジスタはゲート電極が前記ワード線に接続され、一方のソース/ドレイン電極に所定の固定電位が印加され、他方のソース/ドレイン電極がシリンダ形状の前記キャパシタの蓄積電極に接続され、前記キャパシタは、シリンダ内部とシリンダ側面の間で前記対向電極と前記蓄積電極が誘電体膜を挟んで対向配置されるように形成され、前記対向電極が上層の前記ローカルビット線と直結され、前記MOSトランジスタの上層には、隣接するシリンダ形状の前記キャパシタを互いに分離する絶縁膜が積層されるように構成してもよい。
本発明において、前記複数のローカルセンスアンプとして、ワード線方向のピッチが前記ローカルビット線のピッチの2倍になるように配置されたシングルエンド構成のセンスアンプを用いてもよい。
本発明において、前記ローカルセンスアンプは、前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅して前記グローバルビット線に出力する増幅用MOSトランジスタと、前記ローカルビット線をプリチャージするプリチャージ用MOSトランジスタとを含むように構成してもよい。この場合、前記増幅用MOSトランジスタのしきい値電圧が分布する電圧範囲は、前記ワード線を活性化したとき、選択メモリセルから読み出されるローの信号より高く、かつ前記選択メモリセルから読み出されるハイの信号より低く設定してもよい。
本発明において、前記増幅用MOSトランジスタは、前記グローバルビット線と接地電位の間に接続され、ゲートが前記ローカルビット線に接続されたNMOSトランジスタとし、前記プリチャージ用MOSトランジスタは、前記ローカルビット線と前記接地電位の間に接続され、ゲートがプリチャージ信号線に接続されたNMOSトランジスタとしてもよい。また、前記増幅用MOSトランジスタは、電源電圧と前記グローバルビット線の間に接続され、ゲートが前記ローカルビット線に接続されたPMOSトランジスタとし、前記プリチャージ用MOSトランジスタは、前記電源電圧と前記ローカルビット線の間に接続され、ゲートがプリチャージ信号線に接続されたPMOSトランジスタとしてもよい。
本発明において、前記グローバルビット線には、前記ローカルビット線の信号を反転した信号が伝送され、前記グローバルセンスアンプは、前記ローカルビット線と逆極性で前記グローバルビット線をプリチャージするプリチャージ用MOSトランジスタを含むように構成してもよい。この場合、前記複数のグローバルセンスアンプは、ワード線方向のピッチが前記グローバルビット線及び前記ローカルビット線のピッチの2倍になるように配置してもよい。
本発明によれば、階層化されたメモリセルアレイを採用し、グローバルビット線に沿ってN本に区分されたローカルビット線を配置して全体の半導体記憶装置を構成し、各々のメモリセルにはシリンダ型のキャパシタ構造を採用して微細化を図る。これにより、ローカルビット線の長さを短縮して隣接するローカルビット線間の結合容量を減らすことができ、カップリングノイズの影響を抑えて読み出し時の信号品質を向上させ、良好な動作マージンを実現することができる。また、上記のシリンダ型のキャパシタ構造と簡素なシングルエンド構成のローカルセンスアンプを用いて、4F2など微細なメモリセルサイズを容易に実現でき、全体のチップ面積の増加を抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ここでは、半導体記憶装置として、階層化されたメモリセルアレイを備えたDRAMに対して本発明を適用する場合の形態を説明する。
図1は、本実施形態のDRAMの全体構成を示している。図1においては、4つのメモリセルアレイ10と、複数のグローバルセンスアンプ11と、複数のローカルセンスアンプ12と、複数のグローバルビット線GBLと、複数のローカルビット線LBLが示されている。
各々のメモリセルアレイ10は、複数のワード線とそれに交差する複数のローカルビット線LBLの全ての交点に形成された多数のメモリセルから構成される。メモリセルアレイ10の具体的な構成については後述する。図1に示すように、複数のローカルビット線LBLは、設計基準Fに対してワード線方向にピッチ2Fで規則的に配列されている。また、複数のグローバルビット線GBLについても、ローカルビット線LBLと同様のピッチ2Fで配列されている。
ローカルセンスアンプ12は、各々のメモリセルアレイ10の両側に配置され、所定のローカルビット線LBLを介してメモリセルから読み出した信号を増幅する。図1に示すように、メモリセルアレイ10においてワード線方向に隣接する2本のローカルビット線LBLは、一方が左側のローカルセンスアンプ12に接続され、他方が右側のローカルセンスアンプ12に接続される。この場合、各々のローカルビット線LBLは、メモリセルアレイ10の配置に対応して区分されているので、各々のローカルセンスアンプ12は1つのメモリセルアレイ10にのみ従属している。なお、複数のローカルセンスアンプ12は、ワード線方向にピッチ4Fで配置されている。
これに対し、グローバルセンスアンプ11は、4つのメモリセルアレイ10の両端に配置され、ローカルセンスアンプ12からグローバルビット線GBLに伝送されるデータをさらに増幅する。図1に示すように、各々のグローバルビット線GBLは、4つのメモリセルアレイ10の全てを跨いで配置される。よって、各々のグローバルビット線GBLは、ビット線方向に並ぶ8個のローカルセンスアンプ12のうち所定の4個のローカルセンスアンプ12に接続される。また、メモリセルアレイ10内で隣接する2本のグローバルビット線GBLは、一方が左側のグローバルセンスアンプ11に接続され、他方が右側のグローバルセンスアンプ11に接続される。なお、複数のグローバルセンスアンプ11も、ワード線方向にピッチ4Fで配置されている。
1つのメモリセルアレイ10にm本のローカルビット線LBLが配列される場合には、それぞれm/2本のローカルビット線LBLに接続されるm/2個のローカルセンスアンプ12がメモリセルアレイ10の両側に配置される。4つのメモリセルアレイ10全体では、全部で4m個のローカルセンスアンプ12が8列で配置されるとともに、全部でm個のグローバルセンスアンプ11が2列(両端)で配置されることになる。
このようにメモリセルアレイ10の構成が階層化されているので、1本のローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数の増加を抑えることができる。n本のワード線が配置されるメモリセルアレイ10を4つ並列に配置すると、グローバルビット線GBLは4n個のメモリセルのデータを選択的に伝送できるが、ローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数はn個で済む。ローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数が少なくなると、ローカルビット線LBLの寄生容量が減少し、後述するようにカップリングノイズの影響を抑えることができる。
次に、図1のメモリセルアレイ10の構成について図2を参照して説明する。図2に示すメモリセルアレイ10は、n本のワード線WL(WL1〜WLn)とm本のローカルビット線LBLの全ての交点に形成された複数のメモリセルMCから構成され、各々のメモリセルMCはNMOSトランジスタN0とキャパシタC0からなる。1つのメモリセルアレイ10には全部でm×n個のメモリセルMCが配置されるので、メモリセルアレイ10にはm×nビットのデータを保持可能となる。
各々のメモリセルMCにおいては、キャパシタC0の対向電極がローカルビット線LBLに直結され、NMOSトランジスタN0の一端に所定の固定電位が印加され、NMOSトランジスタN0の他端がキャパシタC0の蓄積電極に接続されている。NMOSトランジスタの一端に印加される固定電位は、例えば、電源電圧と接地電位の中間電位に設定される。また、NMOSトランジスタN0のゲート電極にはワード線WLが接続されている。メモリセルアレイ10内で選択された1本のワード線WLが駆動されると、そのワード線WL上のm個のNMOSトランジスタN0がオンし、キャパシタC0の蓄積電荷に基づく微小信号が各々のローカルビット線LBLに読み出される。
本実施形態では、メモリセルMCの微細化を容易にするため、シリンダ型のキャパシタC0の採用を前提としている。そのため、シリンダ間の結合容量に起因するカップリングノイズの低減が特性上の課題となる。以下、本実施形態のメモリセルMCの構造と、ローカルビット線LBLの容量について図3を参照して説明する。図3(A)は、メモリセルアレイ10において注目ローカルビット線LBLxの1つのメモリセルMCと、隣接ローカルビット線LBLyの1つのメモリセルMCをそれぞれ示している。また、図3(B)は、注目ローカルビット線LBLxと隣接ローカルビット線LBLyの隣接する2つのメモリセルMCを含む所定領域における断面構造を示している。
図3(A)においては、注目ローカルビット線LBLxにおける1つのメモリセルMCに形成される容量として、シリンダ間容量Ccc、隣接ビット線間容量Cbb、対配線層容量Cbgをそれぞれ示している。ここで、図3(B)の断面構造に示すように、注目ローカルビット線LBLxの配線101が紙面垂直方向に配置され、この配線101が下方に伸びてキャパシタC0の対向電極102と接続される。対向電極102の周囲には誘電体膜103を挟んでキャパシタC0の蓄積電極104が対向配置されている。隣接するメモリセルMCのシリンダ間の領域には絶縁膜105が充填され、互いに分離されている。このように、シリンダ内部の対向電極102とシリンダ側面の蓄積電極104が対向配置されることで、セル容量Csが形成される。蓄積電極104の下端は拡散層106と接続され、NMOSトランジスタN0が形成される。また、各ローカルビット線LBLx、LBLyの上層には、紙面水平方向に配線層107が配置されている。この配線層107は、例えば、電源電圧、グランド、信号線等の形成に用いられる。
シリンダ間容量Cccは、隣接する2つのメモリセルMCのシリンダ側面同士の間に形成され、十分な高さのシリンダ側面が近距離で対向配置されるので、比較的大きな容量値を有する。隣接ビット線間容量Cbbは、注目ローカルビット線LBLxと隣接ローカルビット線LBLyの各配線101の間に形成され、シリンダ間容量Cccと比べると小さい容量値を有する。対配線層容量Cbgは、注目ローカルビット線LBLxの配線101と配線層107の間に形成され、シリンダ間容量Cccと比べると小さい容量値を有する。従って、図3(B)の構造の場合は、注目ローカルビット線LBLxの1つのメモリセルMCに対応する容量のうち、シリンダ間容量Cccが支配的になる。
キャパシタC0の所望のセル容量Csを確保するため、誘電体膜103は誘電率が大きい材料を用いて形成することが望ましい。また、キャパシタC0のシリンダ部分を十分な高さで形成すれば、セル容量Csを大きくすることができる。一方、シリンダ間容量Cccを抑えるため、絶縁膜105は誘電率が小さい材料を用いて形成することが望ましい。
ここで、図2のメモリセルアレイ10において、図3の構造を前提とするローカルビット線容量を算出する。1つのメモリセルMCのセル容量Cs(キャパシタC0の容量)とシリンダ間容量Cccは、Ccc=Cs/200の関係があると仮定する。また、1本のローカルビット線LBLの全体のローカルビット線容量をCbとする。図3(A)に示すように、注目ローカルビット線LBLxのセル容量Csと、シリンダ間容量Cccと、隣接ローカルビット線LBLyのセル容量Csが直列に接続されるので、これらの直列容量は、
1/(1/Cs+1/Ccc+1/Cs)=0.99Ccc≒Ccc
と算出される。すなわち、1つのメモリセルMC当たりの合成容量は、注目ローカルビット線LBLxの両側に隣接ローカルビット線LBLyが存在することを考慮すると、
2Ccc+2Cbb+Cbg
となる。
一方、1本のローカルビット線LBLはn個のメモリセルMCが接続されるので、ローカルビット線容量Cbは、
Cb=n(2Ccc+2Cbb+Cbg)
と求めることができる。ここで、図3の構造を前提として、シリンダ間容量Cccに対する隣接ビット線間容量Cbb及び対配線層容量Cbgの関係を次のように仮定する。
Cbb=Ccc/20=Cs/4000
Cbg=Ccc/100=Cs/20000
これらの関係を用いると、ローカルビット線容量Cbは、
Cb=nCs(200+10+1)/20000≒nCs/100
と算出することができる。
このように、ローカルビット線容量Cbにおいて、隣接ビット線間容量Cbbと対配線層容量Cbgの寄与は小さく、ほとんどがシリンダ間容量Cccの寄与となっている。また、ローカルビット線LBLに接続されるメモリセルMCの数nが増加するほど、ローカルビット線容量Cbが大きくなるので、できるだけメモリセルアレイ10を細分化し、ローカルビット線LBLに接続されるメモリセルMCの数nを制限することが望ましい。本実施形態の階層化されたメモリセルアレイ10を採用すれば、ローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数nを容易に削減可能である。
次に、本実施形態のDRAMの読み出し動作の第1の具体例に関し、図4及び図5を参照して説明する。図4は、図1の構成において、1本のグローバルビット線GBLと、1本のローカルビット線LBLと、1つのシングルエンド構成のグローバルセンスアンプ11と、1つのシングルエンド構成のローカルセンスアンプ12を含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示している。
ローカルセンスアンプ12には、増幅用NMOSトランジスタN1と、プリチャージ用NMOSトランジスタN2が含まれる。増幅用NMOSトランジスタN1は、グローバルビット線GBLとグランドの間に接続され、そのゲートがローカルビット線LBLの一端に接続されている。ローカルビット線LBLには、図2と同様、NMOSトランジスタN0とキャパシタC0からなる複数のメモリセルMCが接続されている。また、プリチャージ用NMOSトランジスタN2は、ローカルビット線LBLとグランドの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線PCLに接続されている。なお、実際のローカルセンスアンプ12には、書き込み動作に必要な書き込み回路(不図示)も含まれる。
一方、グローバルセンスアンプ11には、プリチャージ用PMOSトランジスタP1が含まれる。プリチャージ用PMOSトランジスタP1は、電源電圧VDLとグローバルビット線GBLの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線/PCGに接続されている。信号線名に付加される記号/は、負論理の信号であることを表している。なお、実際のグローバルセンスアンプ11には、入出力線(不図示)に接続される入出力回路(不図示)も含まれる。
プリチャージ動作時は、ローカルセンスアンプ12のプリチャージ信号線PCLがハイに制御され、グローバルセンスアンプ11のプリチャージ信号線/PCGがローに制御される。よって、ローカルビット線LBLは接地電位VSS(グランド)にプリチャージされるとともに、グローバルビット線GBLは電源電圧VDLにプリチャージされる。一方、メモリセルMCに対する読み出し動作時は、プリチャージ信号線PCLがロー、プリチャージ信号線/PCGがハイにそれぞれ制御される。
この状態で、選択されたワード線WLが駆動されると、任意のメモリセルMCから読み出された信号がローカルビット線LBLを通じて増幅用NMOSトランジスタN1のゲートに入力される。そして、増幅用NMOSトランジスタN1の動作により、ローカルビット線LBLにハイが読み出されるとグローバルビット線GBLがローになり、ローカルビット線LBLにローが読み出されるとグローバルビット線GBLがハイになる。
図4の構成において、選択されたメモリセルMCから最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形を図5に示している。図5の上部には、1回の読み出し動作を4つの期間(T1〜T4)に細分化して示している。図5の前半において、プリチャージ解除期間T1に至るまでは、プリチャージ信号PCLがハイ、プリチャージ信号/PCGがローにそれぞれ制御されている。よって、ローカルビット線LBLがローにプリチャージされ、かつグローバルビット線GBLがハイにプリチャージされた状態にある。そして、プリチャージ解除期間T1において、ローカルビット線LBLのプリチャージ状態を解除するためにプリチャージ信号線PCLがハイからローに変化し、グローバルビット線GBLのプリチャージ状態を解除するためにプリチャージ信号線/PCGがローからハイに変化する。
セル選択期間T2において、読み出し対象のメモリセルMCに対応して選択されたワード線WLが負電圧VKKから正電圧VPAに引き上げられる。この負電圧VKKはローレベル(接地電位VSS)より低く、かつ正電圧VPAはハイレベル(電源電圧VDL)より高く設定されている。その結果、ワード線WLとローカルビット線LBLの交点のメモリセルMCに保持されるハイの信号が読み出されてローカルセンスアンプ12に入力され、ローカルビット線LBLを電位Vxまで上昇させる。このとき、ローカルビット線LBLの電位Vxは、少なくとも増幅用NMOSトランジスタN1のしきい値範囲Rvn(図中網かけ表示で示す)を上回る値に設定される。このしきい値範囲Rvnは、温度変動やプロセスばらつきを反映して所定の電圧範囲に分布している。
続いて、センス期間T3において、オンとなった増幅用NMOSトランジスタN1を介してグローバルビット線GBLがハイからローに引き下げられる。一方、ローカルセンスアンプ12の図示しない書き込み回路により、グローバルビット線GBLのローが反転されてローカルビット線LBLの電位を上昇させ、上述の電位Vxから電源電圧VDLのレベルまで緩やかに変化する。リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがハイ、グローバルビット線GBLがローに保持された状態で、グローバルセンスアンプ11の図示しない入出力回路を介して入出力線にローが読み出される。これにより、DRAMの1回のリード動作が完了する。
次に図5の後半において、メモリセルMCのローのデータを読み出す場合について、同様の読み出し動作の信号波形を示している。まず、プリチャージ解除期間T1の信号波形は、図5の前半と同様である。一方、セル選択期間T2において、選択されたワード線WLが負電圧VKKから正電圧VPAに引き上げられた後、メモリセルMCに保持されるローの信号が読み出されるので、ローカルビット線LBLがローを保ち続ける。また、センス期間T3において、グローバルビット線GBLがローカルビット線LBLのローを反転したハイに保持される。よって、リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがロー、グローバルビット線GBLがハイに保持された状態で、上述したように入出力線にハイが読み出される。
次に、本実施形態のDRAMの読み出し動作の第2の具体例に関し、図6及び図7を参照して説明する。図6は、図4と同様の範囲において、ローカルセンスアンプ12とグローバルセンスアンプ11の構成を変更した場合の例を示している。なお、1本のローカルビット線LBL及びそれに接続される複数のメモリセルMCと、1本のグローバルビット線GBLについては、図4と同様に配置されている。
ローカルセンスアンプ12には、増幅用PMOSトランジスタP11と、プリチャージ用PMOSトランジスタP12が含まれる。増幅用PMOSトランジスタP11は、電源電圧VDLとグローバルビット線GBLの間に接続され、そのゲートがローカルビット線LBLの一端に接続されている。また、プリチャージ用PMOSトランジスタP12は、電源電圧VDLとローカルビット線LBLの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線/PCLに接続されている。このように、図6のローカルセンスアンプ12は、図4のローカルセンスアンプの2つのNMOSトランジスタN1、N2を2つのPMOSトランジスタP11、P12で置き換えて構成される。
一方、グローバルセンスアンプ11は、プリチャージ用NMOSトランジスタN11が含まれる。プリチャージ用NMOSトランジスタN11は、グローバルビット線GBLとグランドの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線PCGに接続されている。このように、図6のグローバルセンスアンプ11は、図4のプリチャージ用PMOSトランジスタP1をプリチャージ用NMOSトランジスタN11で置き換えて構成される。
プリチャージ動作時は、ローカルセンスアンプ12のプリチャージ信号線/PCLがローに制御され、グローバルセンスアンプ11のプリチャージ信号線PCGがハイに制御される。よって、ローカルビット線LBLは電源電圧VDLにプリチャージされるとともに、グローバルビット線GBLは接地電位VSS(グランド)にプリチャージされる。一方、メモリセルMCに対する読み出し動作時は、プリチャージ信号線/PCLがハイ、プリチャージ信号線PCGがローにそれぞれ制御される。
この状態で、選択されたワード線WLが駆動されると、任意のメモリセルMCから読み出された信号がローカルビット線LBLを通じて増幅用PMOSトランジスタP11のゲートに入力される。そして、増幅用PMOSトランジスタP11の動作により、ローカルビット線LBLにハイが読み出されるとグローバルビット線GBLがローになり、ローカルビット線LBLにローが読み出されるとグローバルビット線GBLがハイになる。
図6の構成において、選択されたメモリセルMCから最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形を図7に示している。図7の上部の4つの期間(T1〜T4)は、図5の場合と同様の意味である。図7の信号波形の多くは図5と共通するので、以下では主に異なる点を説明する。まず、図7の前半において、プリチャージ解除期間T1に至るまでは、プリチャージ信号/PCLがロー、プリチャージ信号PCGがハイにそれぞれ制御されている。よって、ローカルビット線LBLがハイにプリチャージされ、かつグローバルビット線GBLがローにプリチャージされた状態にある。このように図5とは極性が逆であるため、それぞれのプリチャージ状態をプリチャージ解除期間T1に解除する場合、プリチャージ信号線/PCLがローからハイに、プリチャージ信号線PCGがハイからローに、それぞれ変化する。
セル選択期間T2において、ワード線WLは図5と同様に変化する。その結果、メモリセルMCに保持されるハイの信号が読み出されるので、ローカルビット線LBLがハイを保ち続ける。なお、増幅用PMOSトランジスタP11のしきい値範囲Rvp(図中網かけ表示で示す)は、図5のしきい値範囲Rvnより高い電圧範囲に分布している。一方、センス期間T3において、グローバルビット線GBLがローカルビット線LBLのハイを反転したローに保持される。よって、リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがハイ、グローバルビット線GBLがローに保持された状態で、上述の図示しない入出力回路を介して入出力線にローが読み出される。
次に図7の後半において、メモリセルMCのローのデータを読み出す場合について、同様の読み出し動作の信号波形を示している。まず、プリチャージ解除期間T1の信号波形は、図7の前半と同様である。一方、セル選択期間T2において、選択されたワード線WLが負電圧VKKから正電圧VPAに引き上げられた後、メモリセルMCに保持されるローの信号が読み出されてローカルセンスアンプ12に入力され、ローカルビット線LBLを電源電圧VDLから電位Vyまで低下させる。このとき、ローカルビット線LBLの電位Vyは、少なくとも増幅用PMOSトランジスタP11の上述のしきい値範囲Rvpを下回る値に設定される。
続いて、センス期間T3において、オンとなった増幅用PMOSトランジスタP11を介してグローバルビット線GBLがローからハイに引き上げられる。一方、ローカルセンスアンプ12の図示しない書き込み回路により、グローバルビット線GBLのハイが反転されてローカルビット線LBLの電位を低下させ、上述の電位Vyから接地電位VSSまで緩やかに変化する。リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがロー、グローバルビット線GBLがハイに保持された状態で、上述の図示しない入出力回路を介して入出力線にハイが読み出される。
以上説明したように、本実施形態の構成を採用することにより、メモリセルMCのシリンダ型のキャパシタ構造に起因するローカルビット線LBL間のカップリングノイズを低減することが可能となる。ここで、図8を参照して、本実施形態の構成を採用する場合の具体的な効果について説明する。図8においては、ローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数を横軸に示し(対数表示)、ローカルビット線LBLを通じてローカルセンスアンプ12に読み出される信号レベル及びノイズレベルのシミュレーションによる解析結果を縦軸に示し、それぞれをグラフ表示している。なお、キャパシタC0の材料選択とシリンダ形状に基づき実現可能なシリンダ間容量Cccがセル容量Csに対しCs/800に設定され、ローカルセンスアンプの容量Csaが2fFであるものと仮定している。
ローカルビット線LBLの線長を長くした場合、すなわち、接続されるメモリセル数が増大する場合は上述したようにローカルビット線間の結合容量が増加するので、信号レベルが減少する一方、ノイズレベルが増加する。メモリセル数が128から256の範囲において、ノイズレベルが信号レベルを上回ることがわかる。図8においてメモリセル数が32の条件では、信号レベルとノイズレベルの差が310mV確保されるので、メモリセルMCの信号を支障なく読み出し可能となる。
このようにローカルビット線LBLのメモリセル数を削減するには、階層化されたメモリセルアレイ10を細分化すればよい。本実施形態では、DRAM全体に4つのメモリセルアレイ10が含まれる構成としたが、DRAM全体を任意のN個のメモリセルアレイ10が含まれる構成とし、1本のグローバルビット線GBLに沿ってN本に区分されるローカルビット線LBLを配置することができる。この場合、より大きなNを設定すれば、1本のローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数を削減することができる。従って、シリンダ型のキャパシタ構造を採用して大容量のDRAMを実現する場合であっても、ローカルビット線LBLの間でカップリングノイズの影響を抑えつつ良好な性能を確保することができる。
本実施形態のDRAMの全体構成を示す図である。 図1のメモリセルアレイの構成について説明する図である。 メモリセルMCの構造とローカルビット線LBLの容量について説明する図である。 本実施形態のDRAMの第1の具体例に関し、グローバルビット線GBLと、ローカルビット線LBL、グローバルセンスアンプ11と、ローカルセンスアンプ12を含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示す図である。 図4の回路構成において、最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形図である。 本実施形態のDRAMの第2の具体例に関し、グローバルビット線GBLと、ローカルビット線LBL、グローバルセンスアンプ11と、ローカルセンスアンプ12を含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示す図である。 図6の回路構成において、最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形図である。 本実施形態の構成を採用する場合の効果を説明する図である。
符号の説明
10…メモリセルアレイ
11…グローバルセンスアンプ
12…ローカルセンスアンプ
101…ローカルビット線の配線
102…対向電極
103…誘電体膜
104…蓄積電極
105…絶縁膜
106…拡散層
107…配線層
GBLグローバルビット線
LBL…ローカルビット線
WL…ワード線
MC…メモリセル
P1、P11、P12…PMOSトランジスタ
N1、N2、N11…NMOSトランジスタ
PCL…プリチャージ信号線(ローカルビット線用)
PCG…プリチャージ信号線(グローバルビット線用)
VDL…電源電圧
VSS…接地電位
VPA…正電圧
VKK…負電圧
N0…NMOSトランジスタ
C0…キャパシタ

Claims (9)

  1. 複数のワード線と、
    前記複数のワード線と交差する複数のグローバルビット線と、
    各々の前記グローバルビット線に沿ってN本に区分され、前記複数のグローバルビット線と等しいピッチで配列された複数のローカルビット線と、
    前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線の交点に形成され、対向電極が前記ローカルビット線に直結されるシリンダ型のキャパシタ構造を有する複数のメモリセルを含み、前記ローカルビット線の区分に対応して配置されたN個のメモリセルアレイと、
    選択された前記メモリセルから各々の前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅し、前記グローバルビット線に出力する複数のローカルセンスアンプと、
    選択された前記メモリセルに対応する前記ローカルセンスアンプから各々の前記グローバルビット線を経由して伝送される信号を入出力線に接続する複数のグローバルセンスアンプと、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 各々の前記メモリセルは、1つのMOSトランジスタ及び1つのキャパシタからなり、
    前記MOSトランジスタは、ゲート電極が前記ワード線に接続され、一方のソース/ドレイン電極に所定の固定電位が印加され、他方のソース/ドレイン電極がシリンダ形状の前記キャパシタの蓄積電極に接続され、
    前記キャパシタは、シリンダ内部とシリンダ側面の間で前記対向電極と前記蓄積電極が誘電体膜を挟んで対向配置されるように形成されるとともに、前記対向電極が上層の前記ローカルビット線と接続され、
    前記MOSトランジスタの上層には、隣接するシリンダ形状の前記キャパシタを互いに分離する絶縁膜が積層されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数のローカルセンスアンプは、ワード線方向のピッチが前記ローカルビット線のピッチの2倍になるように配置されたシングルエンド構成のセンスアンプであることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ローカルセンスアンプは、前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅して前記グローバルビット線に出力する増幅用MOSトランジスタと、前記ローカルビット線をプリチャージするプリチャージ用MOSトランジスタとを含むことを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記増幅用MOSトランジスタのしきい値電圧が分布する電圧範囲は、前記ワード線を活性化したとき、選択メモリセルから読み出されるローの信号より高く、かつ前記選択メモリセルから読み出されるハイの信号より低く設定されることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記増幅用MOSトランジスタは、前記グローバルビット線と接地電位の間に接続され、ゲートが前記ローカルビット線に接続されたNMOSトランジスタであり、
    前記プリチャージ用MOSトランジスタは、前記ローカルビット線と前記接地電位の間に接続され、ゲートがプリチャージ信号線に接続されたNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記増幅用MOSトランジスタは、電源電圧と前記グローバルビット線の間に接続され、ゲートが前記ローカルビット線に接続されたPMOSトランジスタであり、
    前記プリチャージ用MOSトランジスタは、前記電源電圧と前記ローカルビット線の間に接続され、ゲートがプリチャージ信号線に接続されたPMOSトランジスタであることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記グローバルビット線には、前記ローカルビット線の信号を反転した信号が伝送され、前記グローバルセンスアンプは、前記ローカルビット線と逆極性で前記グローバルビット線をプリチャージするプリチャージ用MOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記複数のグローバルセンスアンプは、ワード線方向のピッチが前記グローバルビット線及び前記ローカルビット線のピッチの2倍になるように配置されることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
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