JP2008294310A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】階層化されたメモリセルアレイを構成し、メモリセルを高密度に配置可能でビット線抵抗の増大に起因する動作速度の低下を防止可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】本発明の半導体記憶装置は、ワード線WLと、これに交差するグローバルビット線GBLと、グローバルビット線GBLに沿ってN本に区分されたローカルビット線LBLと、ワード線WLとローカルビット線LBLの交点に形成され下方に配置されたローカルビット線LBLと接続される縦型のNMOSトランジスタN0を有する複数のメモリセルMCを含むN個のメモリセルアレイと、メモリセルMCからローカルビット線LBLに読み出された信号を増幅するローカルセンスアンプ12と、ローカルセンスアンプ12からグローバルビット線GBLを経由して伝送される信号を入出力線に接続するグローバルセンスアンプ11を備えて構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のワード線と複数のビット線の交点に形成された複数のメモリセルにデータを書き換え可能に記憶保持する半導体記憶装置に関し、特に、各メモリセルにおいて形成された縦型トランジスタの下方に配置される埋め込みビット線構造を採用した半導体記憶装置に関するものである。
一般に、DRAMのメモリセルアレイは、ビット線とワード線の交点に形成された多数のメモリセルを含んで構成される。近年、DRAMのメモリセルの構造として、縦型トランジスタを用いる手法が注目されている(例えば、特許文献1、2参照)。例えば4F2(Fは設計基準)等の微細なメモリセルを実現する場合、縦型トランジスタを用いてメモリセルアレイを構成すれば、DRAMの集積度と製造性の面で有利である。縦型トランジスタの構造を前提とする場合、各メモリセルのキャパシタを縦型トランジスタの上方に形成するとともに、ビット線を縦型トランジスタの下方に配置する埋め込みビット線構造を採用することが一般的である。
特開2002−94027号公報 特許第3745392号公報
しかしながら、埋め込みビット線構造を採用すると、下層に配置されるビット線を抵抗値の小さい金属やシリサイドにより形成することは困難になる。そのため、ポリシリコンや拡散層を用いてビット線を形成する必要があり、その抵抗値の増大は避けられず、DRAMの動作速度が低下することが問題となる。一方、上記特許文献1では、縦型トランジスタの下方のソース/ドレイン電極をコンタクトを介して上方に引き出し、タングステン膜を用いたビット線に接続する構造が開示されている。これによりビット線抵抗は抑えられるが、ビット線を上方に引き出すには複雑な構造が必要となり、製造時の工程数が増加しコストが上昇する点で望ましくない。また、上記特許文献2では、シリコン酸化膜上に形成したポリシリコン層にn+不純物をドープしてビット線を形成する構造が開示されている。これにより、p型基板中に形成したn+不純物拡散層でビット線を形成する場合に比べて、ビット線容量を低減することができるが、ビット線抵抗は金属やシリサイドを用いる場合に比べて大きくなるので、動作速度の一層の低下を招くことが問題となる。このように、縦型トランジスタと埋め込みビット線構造を採用してメモリセルアレイを構成する場合、ビット線抵抗の増大に起因する動作速度の低下を、製造性とコストを犠牲にすることなく防止することは困難であった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、半導体記憶装置において階層化されたメモリセルアレイを構成し、ローカルビット線に接続されるメモリセルを高集積化してチップ面積の増加を抑えるとともに、縦型トランジスタと埋め込みビット線構造を採用する場合のビット線抵抗の増大に起因する動作速度の低下を有効に防止することができる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体記憶装置は、複数のワード線と、前記複数のワード線と交差する複数のグローバルビット線と、各々の前記グローバルビット線に沿ってN本に区分され前記複数のグローバルビット線と等しいピッチで配列された複数のローカルビット線と、前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線の交点に形成され、下方に配置された前記ローカルビット線と接続される縦型のトランジスタ構造を有する複数のメモリセルを含み前記ローカルビット線の区分に対応して配置されたN個のメモリセルアレイと、選択された前記メモリセルから各々の前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅し前記グローバルビット線に出力する複数のローカルセンスアンプと、選択された前記メモリセルに対応する前記ローカルセンスアンプから各々の前記グローバルビット線を経由して伝送される信号を入出力線に接続する複数のグローバルセンスアンプとを備えて構成される。
本発明の半導体記憶装置によれば、階層化されたメモリセルアレイにおいて、各々のグローバルビット線に沿ってN本に区分されたローカルビット線が配置され、ワード線とローカルビット線の交点に形成されたメモリセルから読み出された信号がローカルビット線を経由してローカルセンスアンプで増幅され、さらにグローバルビット線に伝送されて入出力線に接続される。よって、メモリセルの下方にローカルビット線を配置して縦型のトランジスタ構造を用いて接続する場合、構造上の制約からローカルビット線を低抵抗の材料を用いて形成できないとしても、その長さを短縮することで全体のビット線抵抗を抑えることができる。これにより、ビット線抵抗の増大に起因する動作速度の低下を有効に防止するとともに、メモリセルを高密度に配置してチップ面積の増大を抑えることが可能となる。
本発明において、各々の前記メモリセルは、1つのMOSトランジスタ及び1つのキャパシタから構成され、前記MOSトランジスタは、一方のソース/ドレイン電極が前記キャパシタの蓄積電極に接続され、他方のソース/ドレイン電極が下方の埋め込み構造の前記ローカルビット線に直結され、前記2つのソース/ドレイン電極の間のチャネル領域の周囲に前記ワード線に接続されるゲート電極がゲート酸化膜を挟んで形成され、前記キャパシタは、対向電極が上方の配線層に接続され、前記対向電極と前記蓄積電極が誘電体膜を挟んで対向配置されるように形成されるようにしてもよい。
本発明において、前記複数のローカルセンスアンプは、ワード線方向のピッチが前記ローカルビット線のピッチの2倍になるように配置してもよい。
本発明において、前記ローカルセンスアンプは、前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅して前記グローバルビット線に出力する増幅用MOSトランジスタと、前記ローカルビット線をプリチャージするプリチャージ用MOSトランジスタとを含む構成としてもよい。
本発明において、前記複数のローカルセンスアンプは、各々の前記メモリセルアレイの両側に配置され、前記複数のローカルビット線は、前記メモリセルアレイの一方の側の前記ローカルセンスアンプと他方の側の前記ローカルセンスアンプとに交互に接続されるようにしてもよい。この場合、隣接する2つの前記メモリセルアレイが前記ローカルセンスアンプを共有するようにしてもよい。
本発明において、前記ローカルセンスアンプは、前記2つのメモリセルアレイのそれぞれの前記ローカルビット線との間の接続を切替制御するスイッチ回路を含むように構成してもよい。この場合、前記スイッチ回路が縦型のトランジスタ構造を有するMOSトランジスタを備え、下方に配置された前記ローカルビット線と上方に配置されたセンスアンプ内ローカルビット線の間が前記MOSトランジスタにより接続されるようにしてもよい。
本発明によれば、階層化されたメモリセルアレイを採用し、グローバルビット線に沿ってN本に区分されたローカルビット線を配置して全体の半導体記憶装置を構成し、各々のメモリセルには、下方のローカルビット線に接続される縦型のトランジスタ構造を採用して高密度のメモリセルアレイを実現する。これにより、構造上の制約から低抵抗の材料を用いてローカルビット線を形成できない場合であっても、その長さを短縮してビット線抵抗を低減することができ、信号読み出し時の動作速度の低下を防止することができる。また、上記のメモリセルの構造と簡素なシングルエンド構成のローカルセンスアンプを用いて、4F2など微細なメモリセルサイズを容易に実現でき、全体のチップ面積の増加を抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ここでは、階層化されたメモリセルアレイを備えたDRAMに対して本発明を適用する場合の形態として、構成が異なる2つの実施形態を説明する。
(第1実施形態)
最初に本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態のDRAMの全体構成を示している。図1においては、4つのメモリセルアレイ10と、複数のグローバルセンスアンプ11と、複数のローカルセンスアンプ12と、複数のグローバルビット線GBLと、複数のローカルビット線LBLが示されている。
各々のメモリセルアレイ10は、複数のワード線とそれに交差する複数のローカルビット線LBLの全ての交点に形成された多数のメモリセルから構成される。メモリセルアレイ10の具体的な構成については後述する。図1に示すように、複数のローカルビット線LBLは、設計基準Fに対してワード線方向にピッチ2Fで規則的に配列されている。また、複数のグローバルビット線GBLについても、ローカルビット線LBLと同様のピッチ2Fで配列されている。
ローカルセンスアンプ12は、各々のメモリセルアレイ10の両側に配置され、所定のローカルビット線LBLを介してメモリセルから読み出した信号を増幅する。図1に示すように、メモリセルアレイ10においてワード線方向に隣接する2本のローカルビット線LBLは、一方が左側のローカルセンスアンプ12に接続され、他方が右側のローカルセンスアンプ12に接続される。この場合、各々のローカルビット線LBLは、メモリセルアレイ10の配置に対応して区分されているので、各々のローカルセンスアンプ12は1つのメモリセルアレイ10にのみ従属している。なお、複数のローカルセンスアンプ12は、ワード線方向にピッチ4Fで配置されている。
これに対し、グローバルセンスアンプ11は、4つのメモリセルアレイ10の両端に配置され、ローカルセンスアンプ12からグローバルビット線GBLに伝送されるデータをさらに増幅する。図1に示すように、各々のグローバルビット線GBLは、4つのメモリセルアレイ10の全てを跨いで配置される。よって、各々のグローバルビット線GBLは、ビット線方向に並ぶ8個のローカルセンスアンプ12のうち所定の4個のローカルセンスアンプ12に接続される。また、メモリセルアレイ10内で隣接する2本のグローバルビット線GBLは、一方が左側のグローバルセンスアンプ11に接続され、他方が右側のグローバルセンスアンプ11に接続される。なお、複数のグローバルセンスアンプ11も、ワード線方向にピッチ4Fで配置されている。
1つのメモリセルアレイ10にm本のローカルビット線LBLが配列される場合には、それぞれm/2本のローカルビット線LBLに接続されるm/2個のローカルセンスアンプ12がメモリセルアレイ10の両側に配置される。4つのメモリセルアレイ10全体では、全部で4m個のローカルセンスアンプ12が8列で配置されるとともに、全部でm個のグローバルセンスアンプ11が2列(両端)で配置されることになる。
このようにメモリセルアレイ10の構成が階層化されているので、1本のローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数の増加を抑えることができる。n本のワード線が配置されるメモリセルアレイ10を4つ並列に配置すると、グローバルビット線GBLは4n個のメモリセルのデータを選択的に伝送できるが、ローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数はn個で済む。ローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数が少なくなると、比較的抵抗値が大きい材料を用いてローカルビット線LBLを形成した場合であっても、全体のビット線抵抗を抑えることができる。
次に、図1のメモリセルアレイ10の構成について図2を参照して説明する。図2に示すメモリセルアレイ10は、n本のワード線WL(WL1〜WLn)とm本のローカルビット線LBLの全ての交点に形成された複数のメモリセルMCから構成され、各々のメモリセルMCはNMOSトランジスタN0とキャパシタC0からなる。1つのメモリセルアレイ10には全部でm×n個のメモリセルMCが配置されるので、メモリセルアレイ10にはm×nビットのデータを保持可能となる。
各々のメモリセルMCのNMOSトランジスタN0は、一端(ソース)がローカルビット線LBLに接続され、他端(ドレイン)がキャパシタC0の蓄積電極に接続されている。キャパシタC0の対向電極は、所定の固定電位が印加されている。この固定電位は、例えば、電源電圧と接地電位の中間電位に設定される。また、NMOSトランジスタN0のゲート電極にはワード線WLが接続されている。メモリセルアレイ10内で選択された1本のワード線WLが駆動されると、そのワード線WL上のm個のNMOSトランジスタN0がオンし、キャパシタC0の蓄積電荷に基づく微小信号が各々のローカルビット線LBLに読み出される。
第1実施形態では、メモリセルMCの微細化を容易にするため、縦型のNMOSトランジスタN0とローカルビット線LBLの埋め込みビット線構造の採用を前提としている。以下、図3を参照して、第1実施形態のメモリセルMCの構造について説明する。図3は、メモリセルアレイ10におけるメモリセルMCの断面構造の概略を示している。メモリセルMCのキャパシタC0は上部に配置され、内側の対向電極101と外側の蓄積電極102が誘電体膜103を挟んで対向配置されている。対向電極101は、上部に配置される配線層(不図示)に含まれる所定の固定電位を供給するための配線に接続される。
一方、キャパシタC0の下部には、縦型のトランジスタ構造として、上層から順にドレイン領域108、チャネル領域104、ソース領域105が配置されるとともに、チャネル領域104の周囲にゲート酸化膜107を挟んでゲート電極106が形成されている。ドレイン領域108はキャパシタC0の蓄積電極102に接続され、ソース領域105は、下方に配置されたローカルビット線LBLに直結されている。また、ゲート電極106は、ワード線WLに直結されている。ローカルビット線LBLは、ポリシリコン又は拡散層を用いて形成され、比較的高い抵抗値を有している。
上記のメモリセルMCの構造は所定の間隔で繰り返し配置される。なお、隣接するメモリセルMCの間には、図示しない層間絶縁膜が充填される。ローカルビット線LBLの線長は、メモリセルMCの配置間隔が一定であることから、接続されるメモリセル数に依存して定まる。従って、ローカルビット線LBL全体の抵抗値の大きさは、接続されるメモリセル数に概ね比例して変化するので、できるだけメモリセル数を削減して抵抗値を低減することが望ましい。
次に、第1実施形態のDRAMの読み出し動作の第1の具体例に関し、図4及び図5を参照して説明する。図4は、図1の構成において、1本のグローバルビット線GBLと、1本のローカルビット線LBLと、1つのシングルエンド構成のグローバルセンスアンプ11と、1つのシングルエンド構成のローカルセンスアンプ12を含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示している。
ローカルセンスアンプ12には、増幅用NMOSトランジスタN1と、プリチャージ用NMOSトランジスタN2が含まれる。増幅用NMOSトランジスタN1は、グローバルビット線GBLとグランドの間に接続され、そのゲートがローカルビット線LBLの一端に接続されている。ローカルビット線LBLには、図2と同様、NMOSトランジスタN0とキャパシタC0からなる複数のメモリセルMCが接続されている。また、プリチャージ用NMOSトランジスタN2は、ローカルビット線LBLとグランドの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線PCLに接続されている。なお、実際のローカルセンスアンプ12には、書き込み動作に必要な書き込み回路(不図示)も含まれる。
一方、グローバルセンスアンプ11には、プリチャージ用PMOSトランジスタP1が含まれる。プリチャージ用PMOSトランジスタP1は、電源電圧VDLとグローバルビット線GBLの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線/PCGに接続されている。信号線名に付加される記号/は、負論理の信号であることを表している。なお、実際のグローバルセンスアンプ11には、入出力線(不図示)に接続される入出力回路(不図示)も含まれる。
プリチャージ動作時は、ローカルセンスアンプ12のプリチャージ信号線PCLがハイに制御され、グローバルセンスアンプ11のプリチャージ信号線/PCGがローに制御される。よって、ローカルビット線LBLは接地電位VSS(グランド)にプリチャージされるとともに、グローバルビット線GBLは電源電圧VDLにプリチャージされる。一方、メモリセルMCに対する読み出し動作時は、プリチャージ信号線PCLがロー、プリチャージ信号線/PCGがハイにそれぞれ制御される。
この状態で、選択されたワード線WLが駆動されると、任意のメモリセルMCから読み出された信号がローカルビット線LBLを通じて増幅用NMOSトランジスタN1のゲートに入力される。そして、増幅用NMOSトランジスタN1の動作により、ローカルビット線LBLにハイが読み出されるとグローバルビット線GBLがローになり、ローカルビット線LBLにローが読み出されるとグローバルビット線GBLがハイになる。
図4の構成において、選択されたメモリセルMCから最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形を図5に示している。図5の上部には、1回の読み出し動作を4つの期間(T1〜T4)に細分化して示している。図5の前半において、プリチャージ解除期間T1に至るまでは、プリチャージ信号線PCLがハイ、プリチャージ信号線/PCGがローにそれぞれ制御されている。よって、ローカルビット線LBLがローにプリチャージされ、かつグローバルビット線GBLがハイにプリチャージされた状態にある。そして、プリチャージ解除期間T1において、ローカルビット線LBLのプリチャージ状態を解除するためにプリチャージ信号線PCLがハイからローに変化し、グローバルビット線GBLのプリチャージ状態を解除するためにプリチャージ信号線/PCGがローからハイに変化する。
セル選択期間T2において、読み出し対象のメモリセルMCに対応して選択されたワード線WLが負電圧VKKから正電圧VPAに引き上げられる。この負電圧VKKはローレベル(接地電位VSS)より低く、かつ正電圧VPAはハイレベル(電源電圧VDL)より高く設定されている。その結果、ワード線WLとローカルビット線LBLの交点のメモリセルMCに保持されるハイの信号が読み出されてローカルセンスアンプ12に入力され、ローカルビット線LBLを電位Vxまで上昇させる。このとき、ローカルビット線LBLの電位Vxは、少なくとも増幅用NMOSトランジスタN1のしきい値範囲Rvn(図中網かけ表示で示す)を上回る値に設定される。このしきい値範囲Rvnは、温度変動やプロセスばらつきを反映して所定の電圧範囲に分布している。
続いて、センス期間T3において、オンとなった増幅用NMOSトランジスタN1を介してグローバルビット線GBLがハイからローに引き下げられる。一方、ローカルセンスアンプ12の図示しない書き込み回路により、グローバルビット線GBLのローが反転されてローカルビット線LBLの電位を上昇させ、上述の電位Vxから電源電圧VDLのレベルまで緩やかに変化する。リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがハイ、グローバルビット線GBLがローに保持された状態で、グローバルセンスアンプ11の図示しない入出力回路を介して入出力線にローが読み出される。これにより、DRAMの1回のリード動作が完了する。
次に図5の後半において、メモリセルMCのローのデータを読み出す場合について、同様の読み出し動作の信号波形を示している。まず、プリチャージ解除期間T1の信号波形は、図5の前半と同様である。一方、セル選択期間T2において、選択されたワード線WLが負電圧VKKから正電圧VPAに引き上げられた後、メモリセルMCに保持されるローの信号が読み出されるので、ローカルビット線LBLがローを保ち続ける。また、センス期間T3において、グローバルビット線GBLがローカルビット線LBLのローを反転したハイに保持される。よって、リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがロー、グローバルビット線GBLがハイに保持された状態で、上述したように入出力線にハイが読み出される。
次に、第1実施形態のDRAMの読み出し動作の第2の具体例に関し、図6及び図7を参照して説明する。図6は、図4と同様の範囲において、ローカルセンスアンプ12とグローバルセンスアンプ11の構成を変更した場合の例を示している。なお、1本のローカルビット線LBL及びそれに接続される複数のメモリセルMCと、1本のグローバルビット線GBLについては、図4と同様に配置されている。
ローカルセンスアンプ12には、増幅用PMOSトランジスタP11と、プリチャージ用PMOSトランジスタP12が含まれる。増幅用PMOSトランジスタP11は、電源電圧VDLとグローバルビット線GBLの間に接続され、そのゲートがローカルビット線LBLの一端に接続されている。また、プリチャージ用PMOSトランジスタP12は、電源電圧VDLとローカルビット線LBLの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線/PCLに接続されている。このように、図6のローカルセンスアンプ12は、図4のローカルセンスアンプの2つのNMOSトランジスタN1、N2を2つのPMOSトランジスタP11、P12で置き換えて構成される。
一方、グローバルセンスアンプ11は、プリチャージ用NMOSトランジスタN11が含まれる。プリチャージ用NMOSトランジスタN11は、グローバルビット線GBLとグランドの間に接続され、そのゲートがプリチャージ信号線PCGに接続されている。このように、図6のグローバルセンスアンプ11は、図4のプリチャージ用PMOSトランジスタP1をプリチャージ用NMOSトランジスタN11で置き換えて構成される。
プリチャージ動作時は、ローカルセンスアンプ12のプリチャージ信号線/PCLがローに制御され、グローバルセンスアンプ11のプリチャージ信号線PCGがハイに制御される。よって、ローカルビット線LBLは電源電圧VDLにプリチャージされるとともに、グローバルビット線GBLは接地電位VSS(グランド)にプリチャージされる。一方、メモリセルMCに対する読み出し動作時は、プリチャージ信号線/PCLがハイ、プリチャージ信号線PCGがローにそれぞれ制御される。
この状態で、選択されたワード線WLが駆動されると、任意のメモリセルMCから読み出された信号がローカルビット線LBLを通じて増幅用PMOSトランジスタP11のゲートに入力される。そして、増幅用PMOSトランジスタP11の動作により、ローカルビット線LBLにハイが読み出されるとグローバルビット線GBLがローになり、ローカルビット線LBLにローが読み出されるとグローバルビット線GBLがハイになる。
図6の構成において、選択されたメモリセルMCから最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形を図7に示している。図7の上部の4つの期間(T1〜T4)は、図5の場合と同様の意味である。図7の信号波形の多くは図5と共通するので、以下では主に異なる点を説明する。まず、図7の前半において、プリチャージ解除期間T1に至るまでは、プリチャージ信号線/PCLがロー、プリチャージ信号線PCGがハイにそれぞれ制御されている。よって、ローカルビット線LBLがハイにプリチャージされ、かつグローバルビット線GBLがローにプリチャージされた状態にある。このように図5とは極性が逆であるため、それぞれのプリチャージ状態をプリチャージ解除期間T1に解除する場合、プリチャージ信号線/PCLがローからハイに、プリチャージ信号線PCGがハイからローに、それぞれ変化する。
セル選択期間T2において、ワード線WLは図5と同様に変化する。その結果、メモリセルMCに保持されるハイの信号が読み出されるので、ローカルビット線LBLがハイを保ち続ける。なお、増幅用PMOSトランジスタP11のしきい値範囲Rvp(図中網かけ表示で示す)は、図5のしきい値範囲Rvnより高い電圧範囲に分布している。一方、センス期間T3において、グローバルビット線GBLがローカルビット線LBLのハイを反転したローに保持される。よって、リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがハイ、グローバルビット線GBLがローに保持された状態で、上述の図示しない入出力回路を介して入出力線にローが読み出される。
次に図7の後半において、メモリセルMCのローのデータを読み出す場合について、同様の読み出し動作の信号波形を示している。まず、プリチャージ解除期間T1の信号波形は、図7の前半と同様である。一方、セル選択期間T2において、選択されたワード線WLが負電圧VKKから正電圧VPAに引き上げられた後、メモリセルMCに保持されるローの信号が読み出されてローカルセンスアンプ12に入力され、ローカルビット線LBLを電源電圧VDLから電位Vyまで低下させる。このとき、ローカルビット線LBLの電位Vyは、少なくとも増幅用PMOSトランジスタP11の上述のしきい値範囲Rvpを下回る値に設定される。
続いて、センス期間T3において、オンとなった増幅用PMOSトランジスタP11を介してグローバルビット線GBLがローからハイに引き上げられる。一方、ローカルセンスアンプ12の図示しない書き込み回路により、グローバルビット線GBLのハイが反転されてローカルビット線LBLの電位を低下させ、上述の電位Vyから接地電位VSSまで緩やかに変化する。リード期間T4においては、ローカルビット線LBLがロー、グローバルビット線GBLがハイに保持された状態で、上述の図示しない入出力回路を介して入出力線にハイが読み出される。
上述の第1実施形態の構成を採用することで、メモリセルMCから読み出される信号がローカルビット線LBLを伝送される際、ビット線抵抗の増大に起因する動作速度の低下を防止することができる。一般に、埋め込みビット線構造で用いられるポリシリコンや拡散層は、金属やシリサイドに比べ抵抗が大きくなるが、第1実施形態ではローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数は少なくて済むため、その分だけビット線抵抗を抑えることができる。また、各メモリセルMCに縦型のトランジスタ構造を採用するので、メモリセルアレイ10の高密度配置に好適であり、さらにシングルエンド構成のローカルセンスアンプ12を採用するので、その回路規模を小さくすることができ、全体のチップ面積の増大を防止することができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態のDRAMは、第1実施形態のDRAMの全体構成と比べ、隣接するメモリセルアレイ10がローカルセンスアンプ20を共有する点が異なる。図8は、第2実施形態のDRAMの全体構成を示している。図8においては、4つのメモリセルアレイ10と、複数のグローバルセンスアンプ11と、複数の共有タイプのローカルセンスアンプ20及び複数の非共有タイプのローカルセンスアンプ21と、複数のグローバルビット線GBLと、複数のローカルビット線LBLが示されている。
図8において、4つのメモリセルアレイ10と、複数のグローバルセンスアンプ11の構成は図1と共通する。一方、隣接する2本のグローバルビット線GBLを含む範囲において、3つの共有タイプのローカルセンスアンプ20がメモリセルアレイ10の間に配置され、2つの非共有タイプのローカルセンスアンプ21が4つのメモリセルアレイ10の両端に配置されている。ローカルセンスアンプ20には、両側のメモリセルアレイ10に属する2本のローカルビット線LBLが接続され、選択された1本のローカルビット線LBLから読み出された信号がローカルセンスアンプ20により増幅される。
次に、第2実施形態のDRAMの読み出し動作の具体例に関し、図9及び図10を参照して説明する。図9は、図8の構成において、1本のグローバルビット線GBLと、1つのシングルエンド構成のグローバルセンスアンプ11と、1つのシングルエンド構成かつ共有タイプのローカルセンスアンプ20と、このローカルセンスアンプ20の両側の2本のローカルビット線LBLを含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示している。
ローカルセンスアンプ20には、図2と同様の増幅用NMOSトランジスタN1及びプリチャージ用NMOSトランジスタN2に加えて、スイッチ回路としてのNMOSトランジスタN10、N12を含んで構成されている。NMOSトランジスタN10は、一方のローカルビット線LBLと増幅用NMOSトランジスタN1のゲートの間に接続され、ゲートが切替信号線SHLに接続されている。また、NMOSトランジスタN12は、他方のローカルビット線LBLと増幅用NMOSトランジスタN1のゲートの間に接続され、ゲートが切替信号線SHRに接続されている。
ローカルセンスアンプ20においては、2つのNMOSトランジスタN10、N12に挟まれたローカルビット線LBLの範囲をセンスアンプ内ローカルビット線LBLsと表記している。このセンスアンプ内ローカルビット線LBLsは、両側の2本のローカルビット線LBLと異なる構造を有するが詳しくは後述する。図9の構成により、センスアンプ内ローカルビット線LBLsは、両側のNMOSトランジスタN10、N12のうちオン状態に制御される側を介して一方のローカルビット線LBLと選択的に接続することができる。リード動作時及びライト動作時には、選択されたメモリセルアレイ10に対応して、切替信号線SHR、SHLの一方がハイ、かつ他方がローに制御される。
なお、異なるローカルセンスアンプ20に対しては、複数のローカルビット線LBLが左側と右側のローカルセンスアンプ20と交互に接続されるので、切替信号線SHR、SHLは別々に制御される。また、図8の両端の2つのローカルセンスアンプ21は、図9の構成における2つのNMOSトランジスタN10、N12のいずれかを含む構成を有する。つまり、一方のローカルセンスアンプ21は、ゲートが切替信号線SHLに接続されるNMOSトランジスタN10を備え、他方のローカルセンスアンプ21は、ゲートが切替信号線SHRに接続されるNMOSトランジスタN12を備えている。
図9の構成において、選択されたメモリセルMCから最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形を図10に示している。なお、図9の左側のメモリセルアレイ10が選択される場合を想定する。図10の上部の4つの期間(T1〜T4)は、図5の場合と同様の意味である。図10の信号波形の多くは図5と共通するので、以下では主に異なる点を説明する。図10の前半のプリチャージ解除期間T1において、一方の切替信号線SHRがハイからローに変化し、他方の切替信号線SHLがハイの状態を保持される。なお、切替信号線SHL、SHRは、正電圧VPAと接地電位VSSで制御される。
これにより、選択されたメモリセルアレイ10の右側のローカルセンスアンプ20は、左側のNMOSトランジスタN10がオンで右側のNMOSトランジスタN12がオフの状態になる。よって、これ以降、増幅用NMOSトランジスタN1は、センスアンプ内ローカルビット線LBLsを介して左側のローカルビット線LBLに接続されることになる。図10の後半のプリチャージ解除期間T1においても、前半と同様の信号波形で変化する。なお、図9の右側のメモリセルアレイ10が選択される場合は、図10において切替信号線SHL、SHRの波形が入れ替わる。
以下、図11を参照して、第2実施形態のメモリセルMCとその周辺部の構造について説明する。図11では、図9に示されるメモリセルアレイ領域とセンスアンプ領域を含む範囲の断面構造を示している。このうちメモリセルアレイ領域におけるメモリセルMCの断面構造については図3と同様であるので説明を省略する。一方、メモリセルアレイ領域とセンスアンプ領域の境界付近には、ローカルセンスアンプ12のNMOSトランジスタN10が形成されている。このNMOSトランジスタN10は、メモリセルMCのNMOSトランジスタN0と同様、縦型のトランジスタ構造を有している。
よって、下層から順に、下方のローカルビット線LBLに直結されたソース領域105と、ゲート酸化膜107を挟んでゲート電極106が周囲に形成されたチャネル領域104と、ドレイン領域108が配置される。また、ドレイン領域108は、コンタクト109を介して、上方に配置されたセンスアンプ内ローカルビット線LBLsの一端に接続されている。そして、センスアンプ内ローカルビット線LBLsの他端には、同様のトランジスタ構造を有するNMOSトランジスタN12が形成され、そのソース領域105が、他方のローカルビット線LBLと直結されている。なお、センスアンプ領域の内部の他のMOSトランジスタは、通常の平面構造で形成される。
このように、第2実施形態においては、ローカルセンスアンプ20のスイッチ回路としてのNMOSトランジスタN10、N12をメモリセルMCのNMOSトランジスタN0と同様、縦型のトランジスタ構造で形成することができる。この場合、ローカルビット線LBLの信号経路は、NMOSトランジスタN10、N12の縦型のトランジスタ構造とコンタクト109により、下層から上層に持ち上げられてセンスアンプ内ローカルビット線LBLsに接続される。よって、ローカルセンスアンプ20において、2つのNMOSトランジスタN10、N12については縦型のトランジスタ構造を採用でき、その分だけ面積を削減することができる。上述したように共有タイプのローカルセンスアンプ20の配置数が少なくて済む効果を考慮すると、半導体記憶装置全体の面積を十分に削減可能となる。なお、第2実施形態において、各々のローカルビット線LBLのビット線抵抗の増大に起因する動作速度の低下防止に関する効果については第1実施形態と同様である。
以上、2つの実施形態に基づき本発明の内容を具体的に説明したが、本発明は上述の各実施形態の限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことができる。例えば、上記各実施形態では、階層化されたメモリセルアレイ10内のローカルビット線LBLがビット線方向で4つに区分される例を示したが、区分数は4つに限られることなく自在に設定することができる。この場合、1本のグローバルビット線GBLに沿って区分されるN本のローカルビット線LBLを配置し、より大きなNを設定すれば、1本のローカルビット線LBLに接続されるメモリセル数を削減することができる。特に大容量のDRAMにおいて全体のメモリセル数が多くなる場合は、できるだけ各々のローカルビット線LBLを細分化してメモリセル数を削減し、ビット線抵抗を低減することが望ましい。
第1実施形態のDRAMの全体構成を示す図である。 図1のメモリセルアレイの構成について説明する図である。 メモリセルMCの構造について説明する図である。 第1実施形態のDRAMの第1の具体例に関し、グローバルビット線GBL、ローカルビット線LBL、グローバルセンスアンプ11、ローカルセンスアンプ12を含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示す図である。 図4の回路構成において、最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形図である。 第1実施形態のDRAMの第2の具体例に関し、グローバルビット線GBL、ローカルビット線LBL、グローバルセンスアンプ11、ローカルセンスアンプ12を含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示す図である。 図6の回路構成において、最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形図である。 第2実施形態のDRAMの全体構成を示す図である。 第2実施形態のDRAMの具体例に関し、グローバルビット線GBL、グローバルセンスアンプ11、共有タイプのローカルセンスアンプ20、2本のローカルビット線LBLを含む範囲の読み出し動作に必要な構成を示す図である。 図9の回路構成において、最初にハイを読み出し、続いてローを読み出す場合の読み出し動作の信号波形図である。 第2実施形態のメモリセルMCとその周辺部の構造について説明する図である。
符号の説明
10…メモリセルアレイ
11…グローバルセンスアンプ
12、20、21…ローカルセンスアンプ
101…対向電極
102…蓄積電極
103…誘電体膜
104…チャネル領域
105…ソース領域
106…ゲート電極
107…ゲート酸化膜
108…ドレイン領域
109…コンタクト
GBL…グローバルビット線
LBL…ローカルビット線
LBLs…センスアンプ内ローカルビット線
WL…ワード線
MC…メモリセル
P1、P11、P12…PMOSトランジスタ
N1、N2、N10、N11、N12…NMOSトランジスタ
PCL…プリチャージ信号線(ローカルビット線用)
PCG…プリチャージ信号線(グローバルビット線用)
VDL…電源電圧
VSS…接地電位
VPA…正電圧
VKK…負電圧
N0…NMOSトランジスタ
C0…キャパシタ

Claims (8)

  1. 複数のワード線と、
    前記複数のワード線と交差する複数のグローバルビット線と、
    各々の前記グローバルビット線に沿ってN本に区分され、前記複数のグローバルビット線と等しいピッチで配列された複数のローカルビット線と、
    前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線の交点に形成され、下方に配置された前記ローカルビット線と接続される縦型のトランジスタ構造を有する複数のメモリセルを含み、前記ローカルビット線の区分に対応して配置されたN個のメモリセルアレイと、
    選択された前記メモリセルから各々の前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅し、前記グローバルビット線に出力する複数のローカルセンスアンプと、
    選択された前記メモリセルに対応する前記ローカルセンスアンプから各々の前記グローバルビット線を経由して伝送される信号を入出力線に接続する複数のグローバルセンスアンプと、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 各々の前記メモリセルは、1つのMOSトランジスタ及び1つのキャパシタからなり、
    前記MOSトランジスタは、一方のソース/ドレイン電極が前記キャパシタの蓄積電極に接続され、他方のソース/ドレイン電極が下方の埋め込み構造の前記ローカルビット線に直結され、前記2つのソース/ドレイン電極の間のチャネル領域の周囲に前記ワード線に接続されるゲート電極がゲート酸化膜を挟んで形成され、
    前記キャパシタは、対向電極が上方の配線層に接続され、前記対向電極と前記蓄積電極が誘電体膜を挟んで対向配置されるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数のローカルセンスアンプは、ワード線方向のピッチが前記ローカルビット線のピッチの2倍になるように配置されたシングルエンド構成のセンスアンプであることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ローカルセンスアンプは、前記ローカルビット線に読み出された信号を増幅して前記グローバルビット線に出力する増幅用MOSトランジスタと、前記ローカルビット線をプリチャージするプリチャージ用MOSトランジスタとを含むことを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記複数のローカルセンスアンプは、各々の前記メモリセルアレイの両側に配置され、前記複数のローカルビット線は、前記メモリセルアレイの一方の側の前記ローカルセンスアンプと他方の側の前記ローカルセンスアンプとに交互に接続されることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 隣接する2つの前記メモリセルアレイが前記ローカルセンスアンプを共有することを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記ローカルセンスアンプは、前記2つのメモリセルアレイのそれぞれの前記ローカルビット線との間の接続を切替制御するスイッチ回路を含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記スイッチ回路は、縦型のトランジスタ構造を有するMOSトランジスタを備え、下方に配置された前記ローカルビット線と上方に配置されたセンスアンプ内ローカルビット線の間が前記MOSトランジスタにより接続されることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
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