JPH06326272A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06326272A
JPH06326272A JP5111751A JP11175193A JPH06326272A JP H06326272 A JPH06326272 A JP H06326272A JP 5111751 A JP5111751 A JP 5111751A JP 11175193 A JP11175193 A JP 11175193A JP H06326272 A JPH06326272 A JP H06326272A
Authority
JP
Japan
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read
transistor
bit line
memory cell
word line
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5111751A
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English (en)
Inventor
Teiichi Miyamoto
禎一 宮本
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP5111751A priority Critical patent/JPH06326272A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記憶データに対応する電圧を保持する電圧保持
部(キャパシタ、フリップフロップ回路等)を備えたメ
モリセルを配列させて構成される半導体記憶装置、例え
ば、DRAMに関し、メモリセルの占有面積の増加を最
小限にとどめ、高集積化を図ると共に、データ読出しの
高速化を図る。 【構成】メモリセルの読出し回路部を1個のnMOSト
ランジスタ76と、1個のダイオード77とで構成し、
データを読出す場合、読出し用のビット線73=「H」
にプリチャージすると共に、読出し用のワード線72=
「L」とし、キャパシタ74に「H」が書き込まれてい
る場合には、読出し用のビット線73の寄生容量の電荷
をダイオード77、nMOSトランジスタ76を介して
読出し用のワード線72に引き抜く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DRAM(DYNAMIC RA
NDOM ACCESS MEMORY)や、SRAM(STATICRANDOM ACC
ESS MEMORY)等のように、記憶データに対応する電圧を
保持する電圧保持部、例えば、キャパシタや、フリップ
フロップ回路等を備えたメモリセルを配列させて構成さ
れる半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のDRAMが備えている
メモリセルの一例を示す回路図であり図中、1はワード
線、2はビット線、3は記憶データに対応する電圧を保
持するキャパシタ、4はトランスファ・ゲートをなすn
MOSトランジスタ、VPはプレート電圧である。
【0003】ここに、書込み時、このメモリセルが選択
され、「H」が書き込まれる場合には、ワード線1=
「H」とされ、nMOSトランジスタ4=ONとされる
と共に、ビット線2=「H」とされ、ノード5=「H」
とされる。
【0004】これに対して、「L」が書き込まれる場合
には、ワード線1=「H」とされ、nMOSトランジス
タ4=ONとされると共に、ビット線2=「L」とさ
れ、ノード5=「L」とされる。
【0005】また、読出し時、このメモリセルが選択さ
れる場合には、ビット線2=1/2・VCC(電源電
圧)にプリチャージされると共に、ワード線1=「H」
とされ、nMOSトランジスタ4=ONとされる。
【0006】ここに、このメモリセルに「H」が書き込
まれており、ノード5=「H」とされている場合には、
キャパシタ3の蓄積電荷の一部がビット線2側に放電さ
れ、ビット線2の電位が上昇する。
【0007】これに対して、「L」が書き込まれてお
り、ノード5=「L」とされている場合には、ビット線
2の寄生容量の電荷の一部がキャパシタ3に放電され、
ビット線2の電位が下降する。
【0008】そこで、このようなメモリセルを備えてな
るDRAMにおいては、ビット線2の電位変化がセンス
アンプ(図示せず)によって検出されることによりデー
タの検出が行われる。
【0009】また、図16は、従来のDRAMが備えて
いるメモリセルの他の例を示す回路図であり、6Aは書
込み用のワード線、6Bは読出し用のワード線、7は書
込み用のビット線、8は読出し用のビット線である。
【0010】また、9は記憶データに対応する電圧を保
持するキャパシタ、10は書込み用のトランスファ・ゲ
ートをなすnMOSトランジスタ、11、12は読出し
回路を構成するnMOSトランジスタである。
【0011】ここに、書込み時、このメモリセルが選択
され、「H」が書き込まれる場合には、書込み用のワー
ド線6A=「H」、読出し用のワード線6B=「L」と
され、nMOSトランジスタ10=ON、nMOSトラ
ンジスタ11=OFFとされると共に、書込み用のビッ
ト線7=「H」とされ、ノード13=「H」とされる。
【0012】これに対して、「L」が書き込まれる場合
には、書込み用のワード線6A=「H」、読出し用のワ
ード線6B=「L」とされ、nMOSトランジスタ10
=ON、nMOSトランジスタ11=OFFとされると
共に、書込み用のビット線7=「L」とされ、ノード1
3=「L」とされる。
【0013】また、読出し時、このメモリセルが選択さ
れる場合には、読出し用のビット線8=「H」にプリチ
ャージされると共に、書込み用のワード線6A=
「L」、読出し用のワード線6B=「H」とされ、nM
OSトランジスタ10=OFF、nMOSトランジスタ
11=ONとされる。
【0014】ここに、このメモリセルに「H」が書き込
まれており、ノード13=「H」とされている場合に
は、nMOSトランジスタ12=ONとなり、読出し用
のビット線8の寄生容量の電荷がnMOSトランジスタ
11、12を介して接地に引き抜かれ、読出し用のビッ
ト線8=「L」とされる。
【0015】これに対して、「L」が書き込まれてお
り、ノード13=「L」とされている場合には、nMO
Sトランジスタ12=OFFとなり、読出し用のビット
線8の寄生容量の電荷は引き抜かれず、読出し用のビッ
ト線8は「H」を維持する。
【0016】そこで、このようなメモリセルを備えてな
るDRAMにおいては、読出し用のビット線8の電位変
化がセンスアンプ(図示せず)によって検出されること
によりデータの検出が行われる。
【0017】また、図17は、従来のSRAMが備えて
いるメモリセルの一例を示す回路図であり、14はワー
ド線、15、16はビット線、17は記憶データに対応
する電圧を保持する高抵抗負荷型のフリップフロップ回
路である。
【0018】このフリップフロップ回路17において、
18は電源電圧VCCを供給するVCC電源線、19、
20は駆動素子をなすnMOSトランジスタ、21、2
2は負荷素子をなす高抵抗である。また、23、24は
トランスファ・ゲートをなすnMOSトランジスタであ
る。
【0019】ここに、書込み時、このメモリセルが選択
され、「H」が書き込まれる場合には、ワード線14=
「H」とされ、nMOSトランジスタ23、24=ON
とされると共に、ビット線15=「L」、ビット線16
=「H」とされ、ノード25=「L」、ノード26=
「H」、nMOSトランジスタ19=ON、nMOSト
ランジスタ20=OFFとされる。
【0020】これに対して、「L」が書き込まれる場合
には、ワード線14=「H」とされ、nMOSトランジ
スタ23、24=ONとされると共に、ビット線15=
「H」、ビット線16=「L」とされ、ノード25=
「H」、ノード26=「L」、nMOSトランジスタ1
9=OFF、nMOSトランジスタ20=ONとされ
る。
【0021】また、読出し時に、このメモリセルが選択
される場合には、ビット線負荷(図示せず)を介してビ
ット線15、16=「H」とされると共に、ワード線1
4=「H」とされ、nMOSトランジスタ23、24=
ONとされる。
【0022】ここに、このメモリセルに「H」が書き込
まれており、ノード25=「L」、ノード26=「H」
とされている場合、即ち、nMOSトランジスタ19=
ON、nMOSトランジスタ20=OFFとされている
場合には、ビット線15側からnMOSトランジスタ2
3、19を介して接地側に電流が流れ、ビット線16側
には電流が流れない。
【0023】これに対して、「L」が書き込まれてお
り、ノード25=「H」、ノード26=「L」とされて
いる場合、即ち、nMOSトランジスタ19=OFF、
nMOSトランジスタ20=ONとされている場合に
は、ビット線16側からnMOSトランジスタ24、2
0を介して接地側に電流が流れ、ビット線15側には電
流が流れない。
【0024】そこで、このようなメモリセルを備えてな
るSRAMにおいては、ビット線15、16のいずれに
電流が流れるかを電流検出型のセンスアンプによって検
出することによりデータの読出しが行われる。
【0025】また、図18は、従来のSRAMが備えて
いるメモリセルの他の例を示す回路図であり、27はワ
ード線、28、29は書込み用のビット線、30は読出
し用のビット線である。
【0026】また、31は記憶データに対応する電圧を
保持する高抵抗負荷型のフリップフロップ回路であり、
32はVCC電源線、33、34は駆動素子をなすnM
OSトランジスタ、35、36は負荷素子をなす高抵抗
である。
【0027】また、37、38は書込み用のトランスフ
ァ・ゲートをなすnMOSトランジスタ、39、40は
読出し回路を構成するnMOSトランジスタである。
【0028】ここに、書込み時、このメモリセルが選択
され、「H」が書き込まれる場合には、ワード線27=
「H」とされ、nMOSトランジスタ37、38、39
=ONとされると共に、書込み用のビット線28=
「L」、書込み用のビット線29=「H」とされ、ノー
ド41=「L」、ノード42=「H」、nMOSトラン
ジスタ33=ON、nMOSトランジスタ34=OFF
とされる。
【0029】これに対して、「L」が書き込まれる場合
には、ワード線27=「H」とされ、nMOSトランジ
スタ37、38、39=ONとされると共に、書込み用
のビット線28=「H」、書込み用のビット線29=
「L」とされ、ノード41=「H」、ノード42=
「L」、nMOSトランジスタ33=OFF、nMOS
トランジスタ34=ONとされる。
【0030】また、読出し時、このメモリセルが選択さ
れる場合には、読出し用のビット線30=「H」にプリ
チャージされると共に、ワード線27=「H」とされ、
nMOSトランジスタ37、38、39=ONとされ
る。
【0031】ここに、このメモリセルに「H」が書き込
まれており、ノード41=「L」、ノード42=「H」
とされている場合、即ち、nMOSトランジスタ33=
ON、nMOSトランジスタ34=OFFとされている
場合には、nMOSトランジスタ40=ONとなり、読
出し用のビット線30の寄生容量の電荷がnMOSトラ
ンジスタ39、40を介して接地側に引き抜かれ、読出
し用のビット線30=「L」とされる。
【0032】これに対して、「L」が書き込まれてお
り、ノード41=「H」、ノード42=「L」とされて
いる場合、即ち、nMOSトランジスタ33=OFF、
nMOSトランジスタ34=ONとされている場合に
は、nMOSトランジスタ40=OFFとなり、読出し
用のビット線30の電荷は引き抜かれず、読出し用のビ
ット線30は「H」を維持する。
【0033】そこで、このようなメモリセルを備えてな
るSRAMにおいては、読出し用のビット線30の電位
がセンスアンプ(図示せず)によって検出されることに
よりデータの読出しが行われる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】ここに、図15に示す
メモリセルにおいては、読出し時、ビット線2の寄生容
量及びキャパシタ3の電荷がビット線2の寄生容量及び
キャパシタ3に再配分されることによってビット線2の
電位変化が生じ、これがセンスアンプにより増幅されて
検出されるため、データの読出しに、かなりの時間を要
し、データ読出しの高速化を図ることが難しい。
【0035】これに対して、図16に示すメモリセルに
おいては、読出し時、キャパシタ9に「H」が書き込ま
れており、ノード13=「H」とされている場合には、
読出し用のビット線8の寄生容量の電荷をnMOSトラ
ンジスタ11、12を介して接地に引き抜くようにして
いるので、読出し用のビット線8の電位の下降を高速に
行うことができる。
【0036】したがって、図16に示すメモリセルを備
えるDRAMにおいては、図15に示すメモリセルを備
えるDRAMと異なり、データ読出しの高速化を図るこ
とができる。
【0037】しかし、図16に示すメモリセルは、図1
5に示すメモリセルに比較して、2個のnMOSトラン
ジスタ11、12を余分に必要としているため、メモリ
セルの占有面積が大きくなってしまう。
【0038】このため、図16に示すメモリセルを備え
るDRAMにおいては、図15に示すメモリセルを備え
るDRAMのようには、高集積化を図ることができない
という問題点があった。
【0039】ちなみに、nMOSトランジスタ11、1
2は、例えば、図19にその概略的平面図、図20にそ
の概略的断面図(図19のA−A線に沿った断面図)を
示すように構成される。
【0040】図中、43はP型シリコン基板、44はフ
ィールド酸化膜、45〜47はN型拡散層、48はゲー
ト電極、49は接地線、50は絶縁層、51、52はコ
ンタクトホールである。
【0041】ここに、N型拡散層45と、ワード線6
と、N型拡散層46とでnMOSトランジスタ11が構
成され、N型拡散層46と、ゲート電極48と、N型拡
散層47とでnMOSトランジスタ12が構成されてい
る。
【0042】また、図17に示すメモリセルにおいて
は、読出し時、ビット線15側からnMOSトランジス
タ23、19を介して接地側に電流が流れるか、ビット
線16側からnMOSトランジスタ24、20介して接
地側に電流が流れるかが検出される。
【0043】したがって、nMOSトランジスタ23、
24、19、20のチャネル幅を大きくし、これらnM
OSトランジスタ23、24、19、20の駆動能力を
大きくすれば、高速化を図ることができるが、これらn
MOSトランジスタ23、24、19、20のチャネル
幅を大きくすると、大電流が接地線に流れ込み、接地線
の電圧降下を大きくし、これが記憶データを変化させて
しまう場合がある。
【0044】この結果、図17に示すメモリセルにおい
ては、nMOSトランジスタ23、24、19、20の
チャネル幅を大きくするには限界があり、要求される程
には、データ読出しの高速化を図ることができない。
【0045】これに対して、図18に示すメモリセルに
おいては、読出し時、フリップフロップ回路31に
「H」が書き込まれており、ノード42=「H」とされ
ている場合には、読出し用のビット線30の寄生容量の
電荷をnMOSトランジスタ39、40を介して接地側
に引き抜くようにしているので、読出し用のビット線3
0の電位の下降を高速に行うことができる。
【0046】ここに、読出し用のビット線30の電荷を
引き抜く経路は、メモリセルの接地レベルとは無関係で
あるので、nMOSトランジスタ39、40を介して接
地に大電流が流れ込んでも、記憶データの変化が発生す
ることはない。
【0047】したがって、図18に示すメモリセルを備
えるSRAMにおいては、図17に示すメモリセルを備
えるSRAMと異なり、データ保持安定性を確保するこ
とができると共に、データ読出しの高速化を図ることが
できる。
【0048】しかし、図18に示すメモリセルは、図1
7に示すメモリセルに比較して、nMOSトランジスタ
39、40を余分に必要としているため、メモリセルの
占有面積が大きくなってしまう。
【0049】このため、図18に示すメモリセルを備え
るSRAMにおいては、図17に示すメモリセルを備え
るSRAMのようには、高集積化を図ることができない
という問題点があった。
【0050】ちなみに、nMOSトランジスタ39、4
0は、例えば、図21にその概略的平面図、図22にそ
の概略的断面図(図21のB−B線に沿った断面図)を
示すように構成される。
【0051】図中、53はP型シリコン基板、54はフ
ィールド酸化膜、55〜57はN型拡散層、58はゲー
ト電極、59は接地線、60は絶縁層、61、62はコ
ンタクトホールである。
【0052】ここに、N型拡散層55と、ワード線27
と、N型拡散層56とでnMOSトランジスタ39が構
成され、N型拡散層56と、ゲート電極58と、N型拡
散層59とでnMOSトランジスタ40が構成されてい
る。
【0053】本発明は、かかる点に鑑み、DRAMや、
SRAM等のように、記憶データに対応する電圧を保持
する電圧保持部、例えば、キャパシタや、フリップフロ
ップ回路等を備えたメモリセルを配列させて構成される
半導体記憶装置であって、メモリセルの占有面積の増加
を最小限にとどめ、高集積化を図ると共に、データ読出
しの高速化を図ることができるようにした半導体記憶装
置を提供することを目的とする。
【0054】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、本発明が備えるメモリセルの1個の回路構成
を示している。図中、63は記憶データに対応する電圧
を保持する電圧保持部、64は記憶データに対応する電
圧を示すノードである。
【0055】また、65は読出し回路部であり、66は
読出し用のワード線、67は読出し用のビット線、68
はトランジスタ(nMOSトランジスタや、pMOSト
ランジスタ等)69はダイオードである。
【0056】即ち、本発明による半導体記憶装置は、記
憶データに対応する電圧を保持する電圧保持部63を有
するメモリセルを配列させて構成される半導体記憶装置
を改良するものであり、メモリセルを、制御電極(ゲー
ト)を電圧保持部63の記憶データに対応する電圧を示
すノードのいずれかのノード64に接続され、第1の被
制御電極(例えば、nMOSトランジスタの場合はソー
ス、pMOSトランジスタの場合はドレイン)を読出し
用のワード線66に接続されたトランジスタ68と、カ
ソードをトランジスタ68の第2の被制御電極(例え
ば、nMOSトランジスタの場合はドレイン、pMOS
トランジスタの場合はソース)に接続され、アノードを
読出し用のビット線67に接続されたダイオード69と
からなる読出し回路部65を含んで構成するというもの
である。
【0057】
【作用】本発明では、読出し時、図1に示すメモリセル
が選択された場合には、読出し用のビット線67=
「H」とされる共に、読出し用のワード線66=「L」
とされる。
【0058】ここに、ノード64=「H」とされている
場合には、読出し用のビット線67の寄生容量の電荷が
ダイオード69、トランジスタ68を介して読出し用の
ワード線66に引き抜かれ、読出し用のビット線67=
「L」とされる。
【0059】これに対して、ノード64=「L」とされ
ている場合には、読出し用のビット線67の電荷は引き
抜かれず、読出し用のワード線66は「H」を維持する
ことになる。
【0060】そこで、本発明においては、読出し用のビ
ット線67の電位を検出することによりデータの読出し
が行われる。
【0061】また、読出し時、非選択とされる場合に
は、読出し用のワード線66=「H」とされる。この場
合、ノード64=「H」で、かつ、読出し用のビット線
67の寄生容量の電荷が他のメモリセルにより引き抜か
れ、読出し用のビット線67=「L」とされたとして
も、ダイオード69が設けられているので、読出し用の
ワード線66の電圧が読出し用のビット線67の電圧に
影響を与えることはない。
【0062】なお、図2に示すように、ダイオード69
を、読出し用のワード線66とトランジスタの第1の被
制御電極との間に逆方向に接続するようにした読出し回
路部65Aを設けるようにしても、同様の作用を得るこ
とができる。
【0063】
【実施例】以下、図3〜図14を参照して、本発明の第
1実施例〜第4実施例について説明する。
【0064】第1実施例・・図3〜図7 図3は本発明の第1実施例(本発明をDRAMに適用し
た場合の一実施例)の要部を示す図であり、この第1実
施例が備えるメモリセルの回路構成を示している。
【0065】図中、70は書込み用のワード線、71は
書込み用のビット線、72は読出し用のワード線、73
は読出し用のビット線、74は記憶データに対応した電
圧を保持するキャパシタである。
【0066】また、75は書込み用のトランスファ・ゲ
ートをなすnMOSトランジスタ、76は読出し回路部
を構成するnMOSトランジスタ、77は同じく読出し
回路部を構成するダイオードである。
【0067】ここに、図4は読出し回路部を構成するn
MOSトランジスタ76、ダイオード77の構成例を示
す概略的平面図、図5は図4のC−C線に沿った概略的
断面図である。
【0068】図中、78はP型シリコン基板、79はフ
ィールド酸化膜、80、81はN型拡散層、82はP型
拡散層、83はゲート電極、84はP型ポリシリコン
層、85は絶縁層、86、87はコンタクトホールであ
る。
【0069】ここに、N型拡散層80と、ゲート電極8
3と、N型拡散層81とでnMOSトランジスタ76が
構成されており、N型拡散層81と、P型拡散層82と
でダイオード77が構成されている。なお、読出し用の
ワード線72は、N型ポリシリコン層で構成されてい
る。
【0070】ここに、図6は、この第1実施例の全体の
構成を示すブロック図である。図中、88はチップ本
体、89はメモリセルが配列されてなるメモリセルアレ
イである。
【0071】また、90は外部から供給されるアドレス
信号が入力されるアドレスバッファ、91はアドレスバ
ッファ90から出力される内部アドレス信号のうち、内
部ロウアドレス信号をデコードしてワード線の選択を行
うロウデコーダである。
【0072】また、92はアドレスバッファ90から出
力される内部アドレス信号のうち、内部コラムアドレス
信号をデコードしてコラム(ビット線)の選択に必要な
コラム選択信号を出力するコラムデコーダである。
【0073】また、93はコラムデコーダ92から出力
されるコラム選択信号に基づいてコラムの選択を行うI
/Oゲート、94はメモリセルアレイ89から読み出さ
れたデータを検出するセンスアンプである。
【0074】また、95は読出し時にセンスアンプ94
により検出されたデータを外部に出力するデータ出力バ
ッファ、96は読出し時にビット線を電源電圧VCCに
プリチャージするビット線プリチャージ回路である。
【0075】また、97は書込みデータDINが入力さ
れるデータ入力バッファ、98は書込み制御信号/WE
が入力される書込み制御回路、99は書込み時に使用さ
れるライトアンプである。
【0076】また、100は外部から供給されるロウア
ドレス・ストローブ信号/RAS及びコラムアドレス・
ストローブ信号/CASに基づいて各種のクロック信号
を出力するクロック・ジェネレータである。
【0077】ここに、書込み時、図3に示すメモリセル
が選択され、「H」が書き込まれる場合には、書込み用
のワード線70=「H」とされ、nMOSトランジスタ
75=ONとされると共に、書込み用のビット線71=
「H」とされ、ノード101=「H」とされる。
【0078】これに対して、「L」が書き込まれる場合
には、書込み用のワード線70=「H」とされ、nMO
Sトランジスタ75=ONとされると共に、書込み用の
ビット線71=「L」とされ、ノード101=「L」と
される。
【0079】また、図7は、読出し時、図3に示すメモ
リセルが選択された場合の動作を示す波形図であり、図
7(A)は読出し用のワード線72の電圧波形、図7
(B)は読出し用のビット線73の電圧波形、図7
(C)は期間を示している。
【0080】ここに、読出し時、図3に示すメモリセル
が選択される以前は、読出し用のワード線72=
「H」、読出し用のビット線73=「L」とされている
(期間T1)。
【0081】この場合、ノード101=「H」であった
として、ダイオード77の存在により、読出し用のワー
ド線72の電圧が読出し用のビット線73に影響を与え
ることはない。
【0082】そして、図3に示すメモリセルが選択され
ると、読出し用のワード線72=「H」の状態で、読出
し用のビット線73=「H」にプリチャージされ、続い
て、読出し用のワード線72=「L」とされる(期間T
2)。
【0083】ここに、「H」が書き込まれており、ノー
ド101=「H」とされている場合には、nMOSトラ
ンジスタ76=ONとなり、読出し用のビット線73の
寄生容量の電荷がダイオード77及びnMOSトランジ
スタ76を介して読出し用のワード線72に引き抜か
れ、読出し用のビット線73は、図7(B)に実線10
2で示すように、「L」とされ、その後、読出し用のワ
ード線72=「H」とされる(期間T3)。
【0084】これに対して、「L」が書き込まれてお
り、ノード101=「L」とされている場合には、nM
OSトランジスタ76=OFFとなり、読出し用のビッ
ト線73の電荷は読出し用のワード線72に引き抜かれ
ず、読出し用のビット線73は、図7(B)に実線10
3で示すように、「H」を維持され、その後、読出し用
のワード線72=「H」とされる(期間T3)。
【0085】したがって、この第1実施例においては、
読出し用のビット線73の電位がセンスアンプ94(図
6参照)で検出されることによりデータの読出しが行わ
れることになる。
【0086】なお、読出し時、図3に示すメモリセルが
非選択とされる場合には、読出し用のワード線72=
「H」を維持する。この場合において、ノード101=
「H」で、かつ、読出し用のビット線73が、他のメモ
リセルにより「L」にされたとしても、ダイオード77
が設けられているので、読出し用のワード線72の電圧
が読出し用のビット線73の電圧に影響を与えることは
ない。
【0087】このように、図3に示すメモリセルでは、
読出し時、「H」が書き込まれており、ノード101=
「H」とされている場合には、読出し用のビット線73
の寄生容量の電荷をダイオード77、nMOSトランジ
スタ76を介して読出し用のワード線72に引き抜くよ
うにしているので、読出し用のビット線73の電位の下
降を高速に行うことができる。
【0088】したがって、この図3に示すメモリセルを
備えてなる、この第1実施例によれば、図16に示すメ
モリセルを備えてなるDRAMと同様に、データ読出し
の高速化を図ることができる。
【0089】また、この第1実施例においては、メモリ
セルにおける読出し回路部を1個のnMOSトランジス
タ76と、1個のダイオード77とで構成するようにし
ているので、図4及び図5にその構成例を示すように、
メモリセルにおける読出し回路部を2個のnMOSトラ
ンジスタで構成する場合(図19、図20)に比較し
て、メモリセルの占有面積を小さくすることができる。
【0090】即ち、この第1実施例によれば、DRAM
について、メモリセルの占有面積の増加を最小限にとど
め、高集積化を図ると共に、データ読出しの高速化を図
ることができる。
【0091】第2実施例・・図8 図8は本発明の第2実施例(本発明をDRAMに適用し
た場合の他の実施例)の要部を示す図であり、この第2
実施例が備えるメモリセルの回路構成を示している。
【0092】このメモリセルは、nMOSトランジスタ
76のドレインを読出し用のビット線73に接続すると
共に、ダイオード77を読出し用のワード線72とnM
OSトランジスタ76のソースとの間に逆方向に接続
し、その他については、図3に示すメモリセルと同様に
構成したものである。
【0093】このメモリセルを備えてなる、この第2実
施例においても、第1実施例と同様に、DRAMについ
て、メモリセルの占有面積の増加を最小限にとどめ、高
集積化を図ると共に、データ読出しの高速化を図ること
ができる。
【0094】第3実施例・・図9〜図13 図9は本発明の第3実施例(本発明をSRAMに適用し
た場合の一実施例)の要部を示す図であり、この第3実
施例が備えるメモリセルの回路構成を示している。
【0095】図中、104は書込み用のワード線、10
5、106は書込み用のビット線、107は読出し用の
ワード線、108は読出し用のビット線である。
【0096】また、109は記憶データに対応した電圧
を保持する高抵抗負荷型のフリップフロップ回路であ
り、110はVCC電源線、111、112は駆動素子
をなすnMOSトランジスタ、113、114は負荷素
子をなす高抵抗である。
【0097】また、115、116は書込み用のトラン
スファ・ゲートをなすnMOSトランジスタ、117は
読出し回路を構成するnMOSトランジスタ、118は
同じく読出し回路を構成するダイオードである。
【0098】ここに、図10は、読出し回路を構成する
nMOSトランジスタ117、ダイオード118の構成
例を示す概略的平面図、図11は図10のD−D線に沿
った概略的断面図である。
【0099】図中、119はP型シリコン基板、120
はフィールド酸化膜、121、122はN型拡散層、1
23はP型拡散層、124はゲート電極、125はP型
ポリシリコン層、126は絶縁層、127、128はコ
ンタクトホールである。
【0100】ここに、N型拡散層121と、ゲート電極
124と、N型拡散層122とでnMOSトランジスタ
117が構成されており、N型拡散層122と、P型拡
散層123とでダイオード118が構成されている。な
お、読出し用のワード線107は、N型ポリシリコン層
で構成されている。
【0101】ここに、図12は、この第3実施例の全体
の構成を示すブロック図である。図中、129はチップ
本体、130はメモリセルが配列されてなるメモリセル
アレイである。
【0102】また、131はアドレス信号が入力される
アドレスバッファ、132はアドレスバッファ131か
ら出力される内部アドレス信号のうち、内部ロウアドレ
ス信号をデコードしてワード線の選択を行うロウデコー
ダである。
【0103】また、133はアドレスバッファ131か
ら出力される内部アドレス信号のうち、内部コラムアド
レス信号をデコードしてコラム(ビット線)の選択に必
要なコラム選択信号を出力するコラムデコーダである。
【0104】また、134はコラムデコーダ133から
出力されるコラム選択信号に基づいてコラムの選択を行
うI/Oゲート、135はメモリセルアレイ130から
読み出されたデータを検出するセンス・バッファであ
る。
【0105】また、136はセンス・バッファ135に
より検出されたデータを外部に出力するデータ出力バッ
ファ、137は、読出し時、ビット線を電源電圧VCC
にプリチャージするビット線プリチャージ回路である。
【0106】また、138は書込みデータDINが入力
されるデータ入力バッファ、139は書込み時に使用さ
れるライト・バッファ、140はアウトプット・イネー
ブル信号/OE、ライト・イネーブル信号/WE、チッ
プ・セレクト信号/CSが入力される制御信号入力バッ
ファである。
【0107】ここに、書込み時、図9に示すメモリセル
が選択され、「H」が書き込まれる場合には、書込み用
のワード線104=「H」とされ、nMOSトランジス
タ115、116=ONとされると共に、書込み用のビ
ット線105=「L」、書込み用のビット線106=
「H」とされ、ノード141=「L」、ノード142=
「H」、nMOSトランジスタ111=ON、nMOS
トランジスタ112=OFFとされる。
【0108】これに対して、「L」が書き込まれる場合
には、書込み用のワード線104=「H」とされ、nM
OSトランジスタ115、116=ONとされると共
に、書込み用のビット線105=「H」、書込み用のビ
ット線106=「L」とされ、ノード141=「H」、
ノード142=「L」、nMOSトランジスタ111=
OFF、nMOSトランジスタ112=ONとされる。
【0109】また、図13は、読出し時、図9に示すメ
モリセルが選択された場合の動作を示す波形図であり、
図13(A)は読出し用のワード線107の電圧波形、
図13(B)は読出し用のビット線108の電圧波形、
図13(C)は期間を示している。
【0110】ここに、読出し時、図9に示すメモリセル
が選択される以前は、読出し用のワード線107=
「H」、読出し用のビット線108=「L」とされてい
る(期間T1)。
【0111】この場合、ノード142=「H」であった
としても、ダイオード118の存在により、読出し用の
ワード線107の電圧が読出し用のビット線108に影
響を与えることはない。
【0112】そして、図9に示すメモリセルが選択され
ると、読出し用のワード線107=「H」の状態で、読
出し用のビット線108=「H」にプリチャージされ、
続いて、読出し用のワード線107=「L」とされる
(期間T2)。
【0113】ここに、「H」が書き込まれており、ノー
ド142=「H」とされている場合には、nMOSトラ
ンジスタ117=ONとなり、読出し用のビット線10
8の寄生容量の電荷がダイオード118及びnMOSト
ランジスタ117を介して読出し用のワード線107に
引き抜かれ、読出し用のビット線108は、図13に実
線143で示すように、「L」とされ、その後、読出し
用のワード線107=「H」とされる(期間T3)。
【0114】これに対して、「L」が書き込まれてお
り、ノード142=「L」とされている場合には、nM
OSトランジスタ117=OFFとなり、読出し用のビ
ット線108の電荷は読出し用のワード線107に引き
抜かれず、読出し用のビット線108は、図13に実線
144で示すように、「H」を維持し、その後、読出し
用のワード線107=「H」とされる(期間T3)。
【0115】したがって、この第3実施例においては、
読出し用のワード線107の電位がセンス・バッファ1
35(図12参照)で検出されることによりデータの読
出しが行われることになる。
【0116】なお、読出し時、図9に示すメモリセルが
非選択とされる場合には、読出し用のワード線107=
「H」を維持する。この場合において、ノード142=
「H」で、かつ、読出し用のビット線108が、他のメ
モリセルにより「L」とされたとしても、ダイオード1
18が設けられているので、読出し用のワード線107
の電圧が読出し用のビット線108の電圧に影響を与え
ることはない。
【0117】このように、図9に示すメモリセルにおい
ては、読出し時、「H」が書き込まれており、ノード1
42=「H」とされている場合には、読出し用のビット
線108の寄生容量の電荷をダイオード118、nMO
Sトランジスタ117を介して読出し用のワード線10
7に引き抜くようにしているので、読出し用のビット線
108の電位の下降を高速に行うことができる。
【0118】したがって、この図9に示すメモリセルを
備えてなる、この第3実施例によれば、図18に示すメ
モリセルを備えてなるDRAMと同様に、データ読出し
の高速化を図ることができる。
【0119】また、この第3実施例においては、メモリ
セルにおける読出し回路部を1個のnMOSトランジス
タ117と、1個のダイオード118とで構成するよう
にしているので、図10及び図11にその構成例を示す
ように、メモリセルにおける読出し回路部を2個のnM
OSトランジスタで構成する場合(図21、図22)に
比較して、メモリセルの占有面積を小さくすることがで
きる。
【0120】また、この第3実施例においては、前述の
ように、読出し用のビット線108の寄生容量の電荷を
読出し用のワード線107に引き抜くようにしているの
で、メモリセルの接地電圧に変動を与えることもなく、
データ保持の安定性を確保することができる。
【0121】即ち、この第3実施例によれば、SRAM
について、メモリセルの占有面積の増加を最小限にとど
め、高集積化を図ると共に、データ保持特性を悪化させ
ることなく、データ読出しの高速化を図ることができ
る。
【0122】第4実施例・・図14 図14は本発明の第4実施例(本発明をSRAMに適用
した場合の他の実施例)の要部を示す図であり、この第
4実施例が備えるメモリセルの回路構成を示している。
【0123】このメモリセルは、nMOSトランジスタ
117のドレインを読出し用のビット線108に接続す
ると共に、ダイオード118を読出し用のワード線10
7とnMOSトランジスタ117のソースとの間に逆方
向に接続し、その他については、図9に示すメモリセル
と同様に構成したものである。
【0124】このメモリセルを備えてなる、この第4実
施例においても、第3実施例と同様に、SRAMについ
て、メモリセルの占有面積の増加を最小限にとどめ、高
集積化を図ると共に、データ保持特性を悪化させること
なく、データ読出しの高速化を図ることができる。
【0125】なお、上述の実施例においては、書込み用
のワード線と、読出し用のワード線とを別個独立に設け
た場合について説明したが、書込み用のワード線、書込
み用のビット線、読出し用のワード線、読出し用のビッ
ト線の各論理を調整することにより、書込み用のワード
線と、読出し用のワード線とを同一のワード線で構成す
ることもできる。
【0126】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、DRA
MやSRAM等のように、記憶データに対応する電圧を
保持する電圧保持部、例えば、キャパシタやフリップフ
ロップ回路等を備えてなるメモリセルを配列させて構成
される半導体記憶装置に関し、メモリセルの占有面積の
増加を最小限にとどめ、高集積化を図ると共に、データ
読出しの高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】本発明の第1実施例が備えるメモリセルを示す
回路図である。
【図4】本発明の第1実施例が備えるメモリセルの読出
し回路部を構成するnMOSトランジスタ及びダイオー
ドの構成例を示す概略的平面図である。
【図5】図4のC−C線に沿った概略的断面図である。
【図6】本発明の第1実施例の全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第1実施例の動作を示す波形図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例が備えるメモリセルを示す
回路図である。
【図9】本発明の第3実施例が備えるメモリセルを示す
回路図である。
【図10】本発明の第3実施例が備えるメモリセルの読
出し回路部を構成するnMOSトランジスタ及びダイオ
ードの構成例を示す概略的平面図である。
【図11】図10のD−D線に沿った概略的断面図であ
る。
【図12】本発明の第3実施例の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明の第3実施例の動作を示す波形図であ
る。
【図14】本発明の第4実施例が備えるメモリセルを示
す回路図である。
【図15】従来のDRAMが備えるメモリセルの一例を
示す回路図である。
【図16】従来のDRAMが備えるメモリセルの他の例
を示す回路図である。
【図17】従来のSRAMが備えるメモリセルの一例を
示す回路図である。
【図18】従来のSRAMが備えるメモリセルの他の例
を示す回路図である。
【図19】図16に示すメモリセルの読出し回路部を構
成するnMOSトランジスタの概略的平面図である。
【図20】図19のA−A線に沿った概略的断面図であ
る。
【図21】図18に示すメモリセルの読出し回路部を構
成するnMOSトランジスタの概略的平面図である。
【図22】図21のB−B線に沿った概略的断面図であ
る。
【符号の説明】
63 電圧保持部 64 記憶データに対応した電圧を示すノード 65 読出し回路部 66 読出し用のワード線 67 読出し用のビット線 68 トランジスタ 69 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/412 G11C 11/40 B 301

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶データに対応する電圧を保持する電圧
    保持部(63)を有するメモリセルを配列させて構成さ
    れる半導体記憶装置において、前記メモリセルは、制御
    電極を前記電圧保持部(63)の記憶データに対応する
    電圧を示すノードのいずれかのノード(64)に接続さ
    れ、第1の被制御電極を読出し用のワード線(66)に
    接続されたトランジスタ(68)と、カソードを前記ト
    ランジスタ(68)の第2の被制御電極に接続され、ア
    ノードを読出し用のビット線(67)に接続されたダイ
    オード(69)とからなる読出し回路部(65)を含ん
    で構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】記憶データに対応する電圧を保持する電圧
    保持部(63)を有するメモリセルを配列させて構成さ
    れる半導体記憶装置において、前記メモリセルは、制御
    電極を前記電圧保持部(63)の記憶データに対応する
    電圧を示すノードのいずれかのノード(64)に接続さ
    れ、第1の被制御電極を読出し用のビット線(67)に
    接続されたトランジスタ(68)と、アノードを前記ト
    ランジスタ(68)の第2の被制御電極に接続され、カ
    ソードを読出し用のワード線(66)に接続されたダイ
    オード(69)とからなる読出し回路部(65A)を含
    んで構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】制御電極を書込み用のワード線に接続さ
    れ、第1の被制御電極を書込み用のビット線に接続され
    た第1のトランジスタと、第1の端部を前記第1のトラ
    ンジスタの第2の被制御電極に接続され、第2の端部に
    所定の電圧が印加されるキャパシタと、制御電極を前記
    キャパシタの第1の端部に接続され、第1の被制御電極
    を読出し用のワード線に接続された第2のトランジスタ
    と、カソードを前記第2のトランジスタの第2の被制御
    電極に接続され、アノードを読出し用のビット線に接続
    されたメモリセルを配列して構成されていることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】制御電極を書込み用のワード線に接続さ
    れ、第1の被制御電極を書込み用のビット線に接続され
    た第1のトランジスタと、第1の端部を前記第1のトラ
    ンジスタの第2の被制御電極に接続され、第2の端部に
    所定の電圧が印加されるキャパシタと、制御電極を前記
    キャパシタの第1の端部に接続され、第1の被制御電極
    を読出し用のビット線に接続された第2のトランジスタ
    と、カソードを読出し用のワード線に接続され、アノー
    ドを前記第2のトランジスタの第2の被制御電極に接続
    されたメモリセルを配列して構成されていることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】制御電極を書込み用のワード線に接続さ
    れ、第1の被制御電極を書込み用の第1のビット線に接
    続された第1のトランジスタと、制御電極を前記書込み
    用のワード線に接続され、第1の被制御電極を書込み用
    の第2のビット線に接続された第2のトランジスタと、
    第1の入出力端を前記第1のトランジスタの第2の被制
    御電極に接続され、第2の入出力端を前記第2のトラン
    ジスタの第2の被制御電極に接続されたフリップフロッ
    プ回路と、制御電極を前記フリップフロップ回路の第1
    又は第2の入出力端に接続され、第1の被制御電極を読
    出し用のワード線に接続された第3のトランジスタと、
    カソードを前記第3のトランジスタの第2の被制御電極
    に接続され、アノードを読出し用のビット線に接続され
    たメモリセルを配列して構成されていることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】制御電極を書込み用のワード線に接続さ
    れ、第1の被制御電極を書込み用の第1のビット線に接
    続された第1のトランジスタと、制御電極を前記書込み
    用のワード線に接続され、第1の被制御電極を書込み用
    の第2のビット線に接続された第2のトランジスタと、
    第1の入出力端を前記第1のトランジスタの第2の被制
    御電極に接続され、第2の入出力端を前記第2のトラン
    ジスタの第2の被制御電極に接続されたフリップフロッ
    プ回路と、制御電極を前記フリップフロップ回路の第1
    又は第2の入出力端に接続され、第1の被制御電極を読
    出し用のビット線に接続された第3のトランジスタと、
    カソードを読出し用のワード線に接続され、アノードを
    前記第3のトランジスタの第2の被制御電極に接続され
    たメモリセルを配列して構成されていることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記書込み用のワード線と、前記読出し用
    のワード線とは、同一のワード線であることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5又は6記載の半導体記憶装
    置。
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