JP2008181578A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できるようにする。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルと、行方向に延びる複数のビット線と、列方向に延びる複数のワード線及び複数のリセット信号線と、複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備えている。各メモリセルは、第1の端子がセルプレート線CPと接続された容量素子Csと、容量素子Csの第2の端子と対応するビット線との間に接続され、ゲート端子が対応するワード線と接続された選択トランジスタQ1と、容量素子Csの第2の端子と対応するセルプレート線CPとの間に接続され、ゲート端子が対応するリセット信号線RSTと接続されたリセットトランジスタQ2と、リセットトランジスタQ2とセルプレート線CPとの間に接続された抵抗素子22とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、強誘電体キャパシタを用いた不揮発性半導体記憶装置に関する。
記憶素子に強誘電体キャパシタを採用した強誘電体メモリ(FeRAM)は、フラッシュメモリ及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の従来の書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置と比べて、書き換え回数、アクセススピード及び消費電力等の特性が優れている。このため、強誘電体メモリの開発は、近年盛んに行われている。特に、ここ数年で微細化技術及び信頼性技術が急速に進歩したため、ICカード又はICタグといったビット容量が小さい分野からその市場規模を広げつつある。また、その優れた特性から、今後も携帯情報機器等を中心として強誘電体メモリへのニーズが増すものと考えられる。
不揮発性メモリに共通する課題として記憶データの信頼性向上がある。信頼性を向上させるためには、電源オフ状態におけるデータの保持特性を向上させるだけでなく、電源投入時、遮断時、待機モード及び動作モードにおけるデータ破壊の発生を防止することが重要である。不揮発性メモリにおけるデータ破壊の発生を防止するためには、揮発性メモリ以上に回路設計面及び構成面から十分な対策を取る必要がある。
一般的な強誘電体メモリはダイナミックアクセスラム(DRAM)と同じ選択トランジスタとキャパシタとが直列接続されたメモリセル構成を採用している。強誘電体メモリは、強誘電体からなるキャパシタが、両電極に電界を印加した際に、印加した電界の向きに応じた極性に分極する特性を利用してデータの記録を行う。このため、フローティングゲートへのキャリア注入及び放出によりデータの記録を行うフラッシュメモリ及びEEPROM等と比べ、誤動作及びノイズ等によるデータ破壊の危険性が高い。
強誘電体メモリの動作方式は、キャパシタと接続されたセルプレート線を駆動するプレート線駆動方式が主流である。プレート線駆動方式は、データ記録時においてキャパシタへの印加電圧を電源電圧と同じ電圧に設定することができる。このため、動作マージンを拡大することができるが、セルプレート線を駆動しなければならず、高速動作に難がある。
強誘電体メモリを高速動作させる方法として、例えばDRAMと同様にセルプレート線電圧を電源電圧(Vcc)の2分の1のレベルに固定する方式が知られている。この場合には、データ記録時においてキャパシタへの印加電圧が電源電圧の半分になり、動作マージンが小さくなる。さらに、セルプレート線の電位が1/2Vccに固定された状態が長時間続くと、リーク電流により強誘電体キャパシタの分極データが破壊されるおそれがある。
データ破壊の防止については特許文献1〜4に種々の方法が開示されている。例えば、特許文献3においては、リセットトランジスタを設け、待機モードにおいてキャパシタの両端子間の電位を1/2Vccレベルとすることにより、データの破壊を防止している。
特許第3183076号公報 特開平8−180671号公報 特開2001−085632号公報 特開2001−516934号公報
しかしながら、前記従来技術により、高速動作とデータ破壊防止とが可能となるが、セルプレート線等をグランドレベル以上の電圧に固定するため、待機モード時又は動作モード時の非選択セルにおける消費電力を増大させる。これまでは、前述したように強誘電体メモリがDRAMやフラッシュメモリなどと比較してビット容量の小規模な分野に採用されているため、このような消費電力の増大についてはほとんど考慮されていない。
しかし、強誘電体メモリの高速動作性や低消費電力性に対する評価は高く、より大容量(数M〜数十Mビット)の強誘電体メモリを開発することが求められている。大容量の強誘電体メモリを開発するためには、より微細化された製造プロセスを適用する必要があり、メモリセルを構成するトランジスタやキャパシタの面積が縮小される。従って、動作マージン拡大を目的にメモリアレイ領域内における電源電圧を制御回路用電源電圧よりも高く設定する手段などが採用される。
このような条件下においては、選択トランジスタにおける電界集中が増大し、拡散層から半導体基板へのリーク電流は製品保証規格に対して無視できないレベルとなるという問題が生じる。
本発明は、前記従来の問題を解決し、優れた高速動作性と低消費電力性とを兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は不揮発性半導体記憶装置を、リセットトランジスタとセルプレート線との間に接続された抵抗素子を有する構成とする。
具体的に本発明に係る第1の不揮発性半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルと、行ごとに形成された複数のビット線と、列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、各メモリセルは、第1の端子がセルプレート線と接続された容量素子と、容量素子の第2の端子と対応するビット線との間に接続され、ゲート端子が対応するワード線と接続された選択トランジスタと、容量素子の第2の端子と対応するセルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応するリセット信号線と接続されたリセットトランジスタと、リセットトランジスタとセルプレート線との間に接続された抵抗素子とを有していることを特徴とする。
第1の不揮発性半導体記憶装置によれば、リセットトランジスタとセルプレート線との間に接続された抵抗素子を有しているため、セルプレート線からリセットトランジスタに流れる電流を抑制することができる。従って、待機モード又は非選択状態において、オフ状態の選択トランジスタの拡散層から基板に流れるリーク電流を大幅に抑えることができる。その結果、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置を実現できる。
第1の不揮発性半導体記憶装置において、各選択トランジスタは、半導体基板に互いに間隔をおいて形成された第1の拡散層及び第2の拡散層と、半導体基板における第1の拡散層と第2の拡散層との間の領域の上に第1のゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極とを有し、各リセットトランジスタは、第1の拡散層及び半導体基板に第1の拡散層と間隔をおいて形成された第3の拡散層と、半導体基板における第1の拡散層と第3の拡散層との間の領域の上に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極とを有し、第1の拡散層は容量素子と接続され、第2の拡散層は対応するビット線と接続され、第3の拡散層は抵抗素子を介してセルプレート線と接続されていることが好ましい。
第1の不揮発性半導体記憶装置において、抵抗素子の抵抗値は第3の拡散層の抵抗値よりも大きいことが好ましい。より望ましくは、抵抗素子の抵抗値は第3の拡散層の抵抗値の5倍以上且つ100倍以下である。このような構成とすることにより、リセットトランジスタの動作に影響を与えることなく、リーク電流を確実に低減することが可能となる。
第1の不揮発性半導体記憶装置において、半導体基板の上に層間絶縁膜を介在させて形成された第1の配線層をさらに備え、抵抗素子は第1の配線層に形成されていることが好ましい。また、抵抗素子は半導体基板における第3の拡散層の周囲の領域に形成された非シリサイド化拡散層からなっていてもよい。
本発明に係る第2の不揮発性半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルと、行ごとに形成された複数のビット線と、列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、各メモリセルは、第1の端子がセルプレート線と接続された容量素子と、容量素子の第2の端子と対応するビット線との間に接続され、ゲート端子が対応するワード線と接続された選択トランジスタと、容量素子の第2の端子と対応するセルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応するリセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、各選択トランジスタは、半導体基板に互いに間隔をおいて形成された第1の拡散層及び第2の拡散層と、半導体基板における第1の拡散層と第2の拡散層との間の領域の上に第1のゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極とを有し、各リセットトランジスタは、第1の拡散層及び半導体基板に第1の拡散層と間隔をおいて形成された第3の拡散層と、半導体基板における第1の拡散層と第3の拡散層との間の領域の上に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極とを有し、第1のゲート絶縁膜は、第2のゲート絶縁膜よりも膜厚が厚いことを特徴とする。
第2の不揮発性半導体記憶装置によれば、第1のゲート絶縁膜は、第2のゲート絶縁膜よりも膜厚が厚いため、待機モード又は非選択状態においてオフ状態の選択トランジスタのゲート電極と拡散層との間の電界集中が緩和される。従って、半導体基板へのリーク電流を低く抑えることができるので、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。
本発明に係る第3の不揮発性半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルと、行ごとに形成された複数のビット線と、列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、各メモリセルは、第1の端子がセルプレート線と接続された容量素子と、容量素子の第2の端子と対応するビット線との間に接続され、ゲート端子が対応するワード線と接続された選択トランジスタと、容量素子の第2の端子と対応するセルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応するリセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、各選択トランジスタは、半導体基板に互いに間隔をおいて形成された第1の拡散層及び第2の拡散層と、半導体基板における第1の拡散層と第2の拡散層との間の領域の上に第1のゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極とを有し、各リセットトランジスタは、第1の拡散層及び半導体基板に第1の拡散層と間隔をおいて形成された第3の拡散層と、半導体基板における第1の拡散層と第3の拡散層との間の領域の上に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極とを有し、第1の拡散層は、第1のゲート電極及び第2のゲート電極と接する領域を除く領域におけるゲート幅方向の長さが、第1のゲート電極及び第2のゲート電極と接する領域におけるゲート幅方向の長さよりも短く、第2の拡散層は、第1のゲート電極と接する領域を除く領域におけるゲート幅方向の長さが、第1のゲート電極と接する領域におけるゲート幅方向の長さよりも短いことを特徴とする。
第3の不揮発性半導体記憶装置によれば、第1の拡散層及び第2の拡散層において所定の領域の幅が狭くなっているため、ゲート幅を短くすることなく、第1の拡散層及び第2の拡散層の面積を小さくすることができる。従って、拡散層から半導体基板へのリーク電流を低く抑えることができるので、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。
本発明に係る第4の不揮発性半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルと、行ごとに形成された複数のビット線と、列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、各メモリセルは、第1の端子がセルプレート線と接続された容量素子と、容量素子の第2の端子と対応するビット線との間に接続され、ゲート端子が対応するワード線と接続された選択トランジスタと、容量素子の第2の端子と対応するセルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応するリセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、各ワード線及び各リセット信号線は、容量素子に保持された電荷がビット線に読み出されていない待機モードにおいて、接地電圧よりも電圧が高い活性化状態であることを特徴とする。
第4の不揮発性半導体記憶装置によれば、各ワード線及び各リセット信号線は、容量素子に保持された電荷がビット線に読み出されていない待機モードにおいて、接地電圧よりも電圧が高い活性化状態であるため、待機モード又は非選択状態において、選択トランジスタがオン状態となる。従って、選択トランジスタの拡散層において電界集中が生じることがなく、拡散層から半導体基板へのリーク電流を低く抑えることができる。その結果、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。
第4の不揮発性半導体記憶装置において、活性状態は、電源電圧を昇圧した電圧レベルであることが好ましい。
第4の不揮発性半導体記憶装置において、活性状態は、電源電圧と同一の電圧レベルであり、待機モードにおいて、各ビット線の電圧レベル及び各セルプレート線の電圧レベルは、各選択トランジスタ及び各リセットトランジスタがオン状態となる電圧レベルであることが好ましい。
第4の不揮発性半導体記憶装置において、待機モードにおいて、ビット線の電圧レベル及びセルプレート線の電圧レベルは、待機モードを除く他の状態とは異なる電圧レベルであることが好ましい。
第4の不揮発性半導体記憶装置において、複数のメモリセルの動作を制御する制御回路と、複数のワード線及び複数のリセット信号線のそれぞれの状態を制御する行デコーダ部とをさらに備え、制御回路は、メモリセルを待機モードにする待機モード信号を生成し、行デコーダ部は、待機モード信号を受けた場合に、各ワード線及び各リセット信号線を活性状態とすることが好ましい。
第4の不揮発性半導体記憶装置において、複数のメモリセルの動作を制御する制御回路と、セルプレート線にプレート電圧を供給するプレート電圧生成部とをさらに備え、制御回路は、メモリセルを待機モードにする待機モード信号を生成し、プレート電圧生成部は、待機モード信号を受けて、セルプレート線の電圧レベルを制御することが好ましい。
第4の不揮発性半導体記憶装置において、ビット線をプリチャージするビット線プリチャージ回路をさらに備え、ビット線プリチャージ回路は、待機モード信号を受けて、ビット線の電圧レベルを制御することが好ましい。
第4の不揮発性半導体記憶装置において、複数のメモリセルは、ワード線、リセット信号線、セルプレート線及びビット線が互いに独立した複数のメモリアレイブロックに分割されており、待機モードは、メモリアレイブロックごとに設定されることが好ましい。
本発明に係る第5の不揮発性半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルと、行ごとに形成された複数のビット線と、列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、各メモリセルは、第1の端子がセルプレート線と接続された容量素子と、容量素子の第2の端子と対応するビット線との間に接続され、ゲート端子が対応するワード線と接続された選択トランジスタと、容量素子の第2の端子と対応するセルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応するリセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、各ワード線、各リセット信号線、各ビット線及びセルプレート線は、容量素子に保持された電荷がビット線に読み出されていない待機モードにおいて、接地電圧と同一の電圧レベルであることを特徴とする。
第5の不揮発性半導体記憶装置によれば、各ビット線及びセルプレート線は、待機モードにおいて、接地電圧と同一の電圧レベルであるため、選択トランジスタの拡散層に電界集中が生じることがない。従って、拡散層から半導体基板へのリーク電流を低く抑えることができるので、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。
第1〜第4の不揮発性半導体記憶装置において、容量素子は強誘電体容量素子であることが好ましい。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のブロック構成を示している。図1に示すように、メモリセルアレイ部40及びセンスアンプ部41に行列を選択する行デコーダ部43及び列デコーダ部44が接続され、行デコーダ部43及び列デコーダ部44はアドレスバッファ部45と接続されている。セルプレート電圧はプレート電圧生成部42により供給され、外部との信号入出力は、入出力バッファ部46により制御される。センスアンプ部41、プレート電圧生成部42、行デコーダ部43、列デコーダ部44、アドレスバッファ部45及び入出力バッファ部46は、制御部47により制御される。
図2は第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイ部及びセンスアンプ部41の回路構成を示している。メモリセルアレイ部40は、複数のメモリセル19が行列状に配置されている。センスアンプ部41は、メモリセル19の読み出しに用いるセンスアンプ20及びビット線プリチャージ回路21が、行ごとに配置されている。なお、図2にはメモリセル19が3行3列に配置された例を記載しているが、行数及び列数は任意の数でかまわない。
各メモリセル19は、種々の信号線とそれぞれ接続されている。本実施形態における信号線は、ビット線、ワード線、リセット信号線及びセルプレート線を含む。
ビット線は行ごとにデータ信号用と参照信号用とが一対となって設けられており、図2には、データ信号用のBL0、BL1及びBL2と参照信号用の/BL0、/BL1及び/BL2とが示されている。本実施形態においては、n列目のメモリセル19はデータ信号用のビット線BLnと接続され、n+1列目のメモリセル19は参照信号用のビット線/BLnと接続されている。
ワード線及びリセット信号線は、列ごとにそれぞれ設けられており、図2には、WL0、WL1及びWL2と、RST0、RST1及びRST2とが示されている。セルプレート線CPは、すべてのメモリセル19に共通である。
ビット線プリチャージ回路21は、ビット線プリチャージ信号線BPE1及びビット線プリチャージ信号線BPE2によって駆動され、各行のビット線を電源電圧の2分の1(1/2Vcc)レベル及び接地(0V)レベルにプリチャージする。例えば、n行目に設けられたビット線プリチャージ回路21は、ビット線BLn及びビット線/BLnをプリチャージする。
センスアンプ20は、センスアンプ信号線SAEにより駆動され各行に設けられた一対のビット線の電位差を増幅する。例えばn行目に設けられたセンスアンプ20は、ビット線BLnとビット線/BLnとの電位差を増幅して出力する。
図3はメモリセル19の詳細を示している。n行n列目のメモリセル19を例として示すが、他のメモリセルも接続されている信号線が異なるだけで基本的に同じである。本実施形態のメモリセル19は1トランジスタ1キャパシタ(1T1C)型である。強誘電体キャパシタCsの一方の端子はセルプレート線CPと接続されており、セルプレート線CPはプレート電圧生成部42と接続されている。
強誘電体キャパシタCsの他方の端子は選択トランジスタQ1を介してビット線BL0に接続されている。選択トランジスタQ1のゲートはワード線WLnと接続されている。強誘電体キャパシタCsと選択トランジスタQ1とが接続されたノード(ストレージノード)STは、リセットトランジスタQ2及び抵抗素子22を介してプレート電圧生成部42と接続されている。リセットトランジスタQ2のゲートはリセット信号線RSTnと接続されている。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、メモリセル19が動作モードにおいて非選択状態の場合又は待機モードの場合には、強誘電体キャパシタCsに妨害電圧が印加され、データが破壊されることを防止するために、リセットトランジスタQ2が設置されている。メモリセルが非選択状態の場合又は待機モードの際には、リセットトランジスタQ2をオン状態とし、強誘電体キャパシタCsのストレージノードSTの電位をセルプレート線CPの電位と同電位にすることにより、強誘電体キャパシタCsの両電極間に電界がかからないようにしている。
図4は、本実施形態のメモリセル19の基本的な駆動タイミングを示している。なお、図4においては、n行n列目のメモリセルからデータ信号を読み出しn行n+1列目のメモリセルから参照信号を読み出す例について示している。
まず、電源投入時には電源電圧Vccの供給により、ビット線プリチャージ信号線BPE1とリセット信号RSTn及びリセット信号線RSTn+1がハイ(“H”)レベルとなり、セルプレート線CPはロー(“L”)レベルから1/2Vccレベルとなる。また同じくビット線BLn及びビット線/BLnも1/2Vccレベルとなる。なお、本実施形態においては、“H”レベルは昇圧電源(Vpp)レベルである。
次に、読み出し動作を行う場合には、まず、ビット線プリチャージ信号線BPE1が“L”レベルになりビット線プリチャージ信号線BPE2が“H”レベルとになることによりビット線BLn及び/BLnが“L”レベルにプリチャージされる。続いて、リセット信号線RSTnが“L”レベルになり、リセットトランジスタQ2がオフ状態となった後、ワード線WLnが“H”レベルとなる。これにより、選択トランジスタQ1がオン状態となり、キャパシタCsに1/2Vccに相当する電界が印加され、記憶されたデータ極性(ここでは1データ)に応じた電荷チャージによりビット線BLnの電位が上昇する。対を成すビット線/BLnには参照電位が印加され、センスアンプイネーブル信号SAEが“H”レベルになることによりビット線の電位はセンスアンプ20により増幅され、最終的にはデータ線にデータが出力される。
強誘電体記憶装置における読み出し動作は破壊読み出しであるがセンスアンプ20が活性化している期間にデータが再書き込みされる。続いて、ワード線WLnが“L”レベルとなった後、リセット信号RSTnが“H”レベルとなりリセットトランジスタQ2は再びオン状態となる。同じくビット線プリチャージ信号線BPE1が“H”レベルとなることによりビット線BLn及び/BLnが再び1/2Vccレベルに設定される。
次に、待機モードについて説明する。電源線の電圧がVccに維持され、セルプレート線CPの電圧が1/2Vccに維持されたまま、ワード線WLnとビット線BLn及び/BLnとが非選択状態となりビット線プリチャージ信号線BPE1とリセット信号線RSTnが“H”レベルとなる。
なお、n行n列目のメモリセルのデータを読み出す場合について説明したが、他のメモリセルについても、駆動するワード線、ビット線及びリセット信号線が異なるだけで基本的には同じである。
次に、第1の実施形態の不揮発性半導体記憶装置について動作モードにおける非選択状態のメモリセル又は待機モードのメモリセルの電力消費について図面を用いて説明する。図5はメモリセル19の選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2が形成された領域の断面構成を示している。なお、図5は、n行n列目のメモリセル19を示しているが、他のメモリセルも接続されている信号線が異なるだけで基本的には同じである。
半導体基板35にN型の第1の拡散層32、第2の拡散層33及び第3の拡散層34が互いに間隔をおいて形成されている。半導体基板35における第1の拡散層32と第2の拡散層33との間の領域の上には、第1のゲート電極51が第1のゲート絶縁膜52を介して形成され、第1の拡散層32と第3の拡散層34との間の領域の上には、第2のゲート電極53が第2のゲート絶縁膜54を介して形成されている。第1のゲート電極51及び第2のゲート電極53はそれぞれ、列方向に延びるワード線WLn及びリセット信号線RSTnである。
第1の拡散層32、第2の拡散層33、第1のゲート絶縁膜52及び第1のゲート電極51により選択トランジスタQ1が形成され、第1の拡散層32、第3の拡散層34、第2のゲート絶縁膜54及び第2のゲート電極53によりリセットトランジスタQ2が形成されている。
第2の拡散層33は、ビット線BLnと接続されている。第1の拡散層32は、強誘電体キャパシタCsを介してセルプレート線CPと接続されている。第3の拡散層34は抵抗素子22を介してセルプレート線CPと接続されている。第1の拡散層32はストレージノードSTである。
待機モードの場合及び動作モードであっても非選択状態の場合には、ワード線WLnは“L”レベルであるため、選択トランジスタQ1はオフ状態である。従って、第2の拡散層33の電位は、ビット線BLnの電位と等しく、1/2Vccレベルである。一方、リセット信号線RSTnは“H”レベルであり、リセットトランジスタQ2はオン状態である。従って、第1の拡散層32の電位と第3の拡散層34の電位とは等しくなる。従って、第3の拡散層34が抵抗素子22を介さずにセルプレート線CPと直接接続されている場合には、第1の拡散層32の電位及び第3の拡散層34の電位は1/2Vccレベルとなる。
この状態において、メモリセル19において消費される電流の大部分は、第1の拡散層32、第2の拡散層33及び第3の拡散層34から半導体基板35へ流れるリーク電流である。リセットトランジスタQ2はオン状態であるため、第3の拡散層34からのリーク電流はごく僅かである。しかし、オフ状態である選択トランジスタQ1においては、第1のゲート電極51と第1の拡散層32との間(図5のd点)及び第1のゲート電極51と第2の拡散層33との間(図5のc点)において1/2Vccレベルの電圧による電界集中が発生する。このため、電界集中に起因して大きなリーク電流が発生する。
しかし、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第3の拡散層34が抵抗素子22を介してセルプレート線CPと接続されている。このため、プレート電圧生成部42からリセットトランジスタQ2及び第1の拡散層32を経由して半導体基板35にリーク電流が流れる経路に抵抗素子22が挿入されており、リーク電流を大幅に抑制することができる。また、リセットトランジスタQ2は、待機モードの場合及び動作モードにおける非選択状態の場合に妨害電圧等により記録データが破壊されることを防止するためのものである。従って、大きな電流供給能力を必要としないので、プレート電圧生成部42との間に抵抗素子22を設けることの影響はほとんどない。
抵抗素子22は以下のようにして形成すればよい。図6はリセットトランジスタQ2とプレート電圧生成部42とを接続する経路に抵抗素子22を挿入した形態のマスクレイアウトを示している。リセットトランジスタQ2のドレイン又はソースと接続された拡散層63とプレート電圧生成部42と接続されたメタル配線65との間にジグザグに形成されたポリシリコン配線からなる抵抗素子22が挿入されている。ポリシリコン配線と拡散層63とはコンタクト66を介して接続され、ポリシリコン配線とメタル配線65とはコンタクト67を介して接続されている。
このようにすることにより、ポリシリコン配線の長さを長くすることができ、抵抗素子22の抵抗値を十分大きくすることができる。抵抗素子22の抵抗値は、拡散層63、メタル配線65の配線抵抗よりも十分に大きければよく、例えば拡散層63の抵抗値の5倍〜100倍程度とすればよい。なお、ポリシリコン配線の表面をシリサイド化してもよい。また、適当な抵抗値が得られる導電性材料であればどのようなものでもよく、ポリシリコン配線に代えて半導体基板内に形成された拡散層等を用いてもよい。
また、図7に示すように、高抵抗化処理マスクレイヤ61を用いて拡散層63を高抵抗化してもよい。拡散層63の高抵抗化は、拡散層63のマスクレイヤ61に囲まれた領域の表面を非シリサイド化することにより行えばよい。さらに、他の方法により抵抗素子22を形成してもよい。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1の拡散層32から半導体基板35へのリーク電流を抑制することが可能であり、待機モードの場合及び動作モードにおいて非選択状態の場合のメモリセルの消費電力を低減することができる。さらには、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。また、リセットトランジスタQ2とプレート電圧生成部42との間に抵抗素子22を設けるだけでよく、複雑な回路設計及び動作制御が不要である。また、極端なレイアウト面積の増大が生じることもない。
なお、本実施形態においては、強誘電体記憶装置を例に説明したが、プレート電圧固定方式を用いた他の半導体記憶装置の低消費電力化に適用した場合にも同様の効果が得られる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。図8は第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2が形成された領域の断面構成を示している。図8において図5と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。また、不揮発性半導体記憶装置の全体的な構成は第1の実施形態と同様である。
図8に示すように本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第3の拡散層34がセルプレート線CPと直接接続されている。しかし、第1のゲート絶縁膜52の膜厚が第2のゲート絶縁膜54の膜厚よりも厚い。このため、第1のゲート電極51と第1の拡散層32及び第2の拡散層33との間の電界集中が緩和され、半導体基板35へのリーク電流を低く抑えることができる。
第2の実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1の拡散層32から半導体基板35へのリーク電流を抑制することが可能であり、待機モードの場合及び動作モードにおいて非選択状態の場合のメモリセルの消費電力を低減することができる。さらには、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。また、選択トランジスタのゲート絶縁膜の膜厚を厚くするだけでよく、複雑な回路設計及び動作制御が不要である。また、極端なレイアウト面積の増大が生じることもない。
なお、本実施形態においては、強誘電体記憶装置を例に説明したが、プレート電圧固定方式を用いた他の半導体記憶装置の低消費電力化に適用した場合にも同様の効果が得られる。
また、本実施形態においても、リセットトランジスタとプレート電圧生成部との間に抵抗素子を設けてもよい。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。図9(a)及び(b)は第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2が形成された領域を示し、(a)は平面構成を示し、(b)は断面構成を示している。図9(b)において図5と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。また、不揮発性半導体記憶装置の全体的な構成は第1の実施形態と同様である。
図9に示すように第1の拡散層32及び第2の拡散層33に切り欠き部が設けられている。具体的には、第1の拡散層32は、中央部におけるゲート幅方向の長さが、第1のゲート電極51及び第2のゲート電極53と接する領域における長さより短くなっている。また、第2の拡散層33は、第1のゲート電極と接する領域を除く領域におけるゲート幅方向の長さが、第1のゲート電極51と接する領域における長さよりも短くなっている。
第1の拡散層32及び第2の拡散層33に切り欠き部を設けることにより、選択トランジスタQ1のゲート幅を変更することなく第1の拡散層32及び第2の拡散層33の面積を小さくすることができる。従って、第1の拡散層32及び第2の拡散層33から半導体基板35に流れるリーク電流を低減することができる。
第3の実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1の拡散層32から半導体基板35へのリーク電流を抑制することが可能であり、待機モードの場合及び動作モードにおいて非選択状態の場合のメモリセルの消費電力を低減することができる。さらには、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。また、拡散層を形成する際のマスクを変更するだけでよく、複雑な回路設計及び動作制御が不要である。また、レイアウト面積の増大が生じることもない。
なお、本実施形態においては、強誘電体記憶装置を例に説明したが、プレート電圧固定方式を用いた他の半導体記憶装置の低消費電力化に適用した場合にも同様の効果が得られる。
また、本実施形態においても、リセットトランジスタとプレート電圧生成部との間に抵抗素子を設けてもよい。また、第1のゲート絶縁膜の膜厚を第2のゲート絶縁膜の膜厚よりも厚くしてもよい。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態について図面を参照して説明する。図10は、第4の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における行デコーダ部43の周辺部分を拡大して示している。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置における全体的なブロック構成は第1の実施形態と同じであるが、制御部47と行デコーダ部43とが、ワード線イネーブル信号線WLE及び待機モードイネーブル信号線STBMにより接続されている。
動作モードにおいて記録データの書き込みや読み出しといった通常の動作サイクルにおいては、ワード線イネーブル信号WLEが活性化され、待機モードイネーブル信号線STBMが非活性化される。これにより、行デコーダ部43において1つのロウアドレスが選択され、選択されたロウアドレスに対応するワード線及びリセット信号線がそれぞれ活性化され“H”レベルとなり、他のワード線及びリセット信号線は“L”レベルとなる。
待機モードにおいては、待機モードイネーブル信号線STBMが活性化される。これにより行デコーダ29においてすべてのロウアドレスが選択される。このため、ワード線イネーブル信号線WLEが活性化されると、すべてのワード線及びリセット信号線が活性化され“H”レベルとなる。このため、第4の実施形態の不揮発性半導体記憶装置の動作は以下のようになる。
図11は、本実施形態のメモリセル19の基本的な駆動タイミングを示している。図11に示すように動作モードにおいては、待機モードイネーブル信号線STBMが“L”レベルである。このため、図4に示した第1の実施形態の不揮発性半導体装置と同一の読み出し動作を行う。
一方、待機モードにおいては、待機モードイネーブル信号線STBMが“H”レベルとなる。これによりワード線WLn及びワード線WLn+1が“H”レベルとなる。このため、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、待機モードにおいて選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2がオン状態となる。
待機モードにおいて選択トランジスタQ1をオン状態とすることにより、本実施形態のメモリセルにおけるリーク電流は以下のようになる。図12は、本実施形態の半導体記憶装置のメモリセル19の選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2が形成された領域の断面構成を示している。なお、図12において図5と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置においては、第3の拡散層34がセルプレート線CPと直接接続されている。しかし、待機モードにおいて、選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2の両方がオン状態となるため、第1のゲート電極51と第1の拡散層32及び第2の拡散層33との間の電界集中が生じない。同様に、第2のゲート電極53と第1の拡散層32及び第3の拡散層34との間の電界集中も生じない。従って、半導体基板35へのリーク電流を低く抑えることができる。実際のリーク電流測定によれば選択トランジスタQ1をオン状態とすることによりリーク電流は2桁減少する。
第4の実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1の拡散層32から半導体基板35へのリーク電流を抑制することが可能であり、待機モードの場合のメモリセルの消費電力を低減することができる。さらには、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。また、待機モードにおいてワード線及びリセット信号線を活性状態とするだけでよく、複雑な回路設計及び動作制御が不要である。また、極端なレイアウト面積の増大が生じることもない。
なお、本実施形態においては、強誘電体記憶装置を例に説明したが、プレート電圧固定方式を用いた他の半導体記憶装置の低消費電力化に適用した場合にも同様の効果が得られる。
(第5の実施形態)
以下に、本発明の第5の実施形態について図面を参照して説明する。図13は第5の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のセンスアンプ部41、プレート電圧生成部42及び行デコーダ部43の周辺部分を拡大して示している。不揮発性半導体記憶装置の全体的なブロック構成は第1の実施形態の図1と同一である。
本実施形態の半導体記憶装置は、待機モードにおいて待機モードイネーブル信号線STBMが活性状態となると、行デコーダ部43がすべてのワード線及びリセット信号線をVccレベルとする。また、待機モードイネーブル信号線STBMが活性状態となると、各ビット線及びセルプレート線の電圧が選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタのQ2の閾値電圧Vthの分だけ下降し、Vcc−Vthとなる。このため、第5の実施形態の不揮発性半導体記憶装置の動作は以下のようになる。
図14は、本実施形態のメモリセル19の基本的な駆動タイミングを示している。図14に示すように動作モードにおいては、図11に示した第4の実施形態の不揮発性半導体装置と同一の読み出し動作を行う。一方、待機モードにおいても基本的な動作は第4の実施形態と同じであり、待機モードにおいて選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2がオン状態となる。但し、本実施形態においてはワード線WLn、ワード線WLn+1、リセット信号線RSTn及びリセット信号線RSTn+1のレベルがVppレベルではなくVccレベルとなっている。また、セルプレート線CP及びビット線BLn、ビット線/BLnのレベルは、1/2Vcc−Vthレベルとなっている。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、待機モードにおいて選択トランジスタQ1がオン状態となる。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置においても第4の実施形態と同様に、待機モードにおいて、選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2の両方がオン状態となるため、第1のゲート電極51と第1の拡散層32及び第2の拡散層33との間の電界集中及び第2のゲート電極53と第1の拡散層32及び第3の拡散層34との間の電界集中が生じない。また、ワード線及びリセット信号線の電圧レベルがVccであるため、待機モードにおいては電源昇圧の必要がない。さらに、セルプレート線CP及びビット線BLn及びビット線/BLnの電圧が1/2Vccから閾値Vth分だけ降圧されているため、消費電力をさらに低減することが可能である。
第5の実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1の拡散層32から半導体基板35へのリーク電流を抑制することが可能であり、待機モードの場合のメモリセルの消費電力を低減することができる。さらには、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。待機モードにおいてワード線及びリセット信号線を活性状態とするだけでよく、複雑な回路設計及び動作制御が不要である。また、極端なレイアウト面積の増大が生じることもない。
なお、本実施形態においては、強誘電体記憶装置を例に説明したが、プレート電圧固定方式を用いた他の半導体記憶装置の低消費電力化に適用した場合にも同様の効果が得られる。
(第6の実施形態)
以下に、本発明の第6の実施形態について図面を参照して説明する。図15は第6の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセル19の基本的な駆動タイミングを示している。第6の実施形態の不揮発性半導体記憶装置のブロック回路構成等は他の実施形態とほぼ同じであり説明を省略する。図15に示すように、動作モードにおいては図11及び図14と同一の読み出し動作を行う。一方、待機モードイネーブル信号線STBMが“L”レベルとなり待機モードになると、セルプレート線CP、ワード線WLn、ワード線WLn+1、リセット信号線RSTn、リセット信号線RSTn+1、ビット線BLn及びビット線/BLnが“L”レベル(0V)となる。
このため、選択トランジスタQ1及びリセットトランジスタQ2は共にオフ状態となる。従って、第2の拡散層33の電位はビット線BLnと等しい0Vとなる。また、第3の拡散層34の電位はセルプレート線CPと等しい0Vとなる。その結果、メモリセル部において消費される電流は0になる。
待機モードにおいてメモリセルアレイ部を構成するすべての拡散層及び電極を0Vに設定することによりメモリセル領域内における消費電力を大幅に低減することが可能である。また、メモリアレイ部に含まれるすべてのメモリセルに対して、このような動作を行わせるのではなく、メモリアレイ部を複数のブロックに分割し、分割したブロック単位でこのような動作を行わせてもよい。
第6の実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1の拡散層32から半導体基板35へのリーク電流を抑制することが可能であり、待機モードの場合のメモリセルの消費電力を低減することができる。さらには、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現できる。また、待機モードにおいてワード線、リセット信号線、セルプレート線及びビット線を0Vとするだけでよく、複雑な回路設計及び動作制御が不要である。また、極端なレイアウト面積の増大が生じることもない。
なお、本実施形態においては、強誘電体記憶装置を例に説明したが、プレート電圧固定方式を用いた他の半導体記憶装置の低消費電力化に適用した場合にも同様の効果が得られる。
また、第4〜第6の実施形態に示した不揮発性半導体記憶装置と、第1〜第3の実施形態に示した不揮発性半導体記憶装置とを組み合わせてもよい。例えば、リセットトランジスタとセルプレート線との間に抵抗素子を挿入した第1の実施形態の不揮発性半導体記憶装置において、待機モードの場合に、ワード線及びリセット信号線をVppとするような構成としてもよい。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、優れた高速動作性と低消費電力性を兼ね備えた大容量の強誘電体記憶装置が実現でき、強誘電体キャパシタを用いた不揮発性メモリ等として有効である。
本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリアレイ部を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作を示すタイミング図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の選択トランジスタ及びリセットトランジスタを示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る抵抗素子を形成する際のマスクレイアウトの一例を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る抵抗素子を形成する際のマスクレイアウトの一例を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の選択トランジスタ及びリセットトランジスタを示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の選択トランジスタ及びリセットトランジスタを示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作を示すタイミング図である。 本発明の第4の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の選択トランジスタ及びリセットトランジスタを示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作を示すタイミング図である。 本発明の第6の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作を示すタイミング図である。
符号の説明
19 メモリセル
20 センスアンプ
21 ビット線プリチャージ回路
22 抵抗素子
29 行デコーダ
32 第1の拡散層
33 第2の拡散層
34 第3の拡散層
35 半導体基板
40 メモリセルアレイ部
41 センスアンプ部
42 プレート電圧生成部
43 行デコーダ部
44 列デコーダ部
45 アドレスバッファ部
46 入出力バッファ部
47 制御部
51 第1のゲート電極
52 第1のゲート絶縁膜
53 第2のゲート電極
54 第2のゲート絶縁膜
61 マスクレイヤ
63 拡散層
65 メタル配線
66 コンタクト
67 コンタクト

Claims (18)

  1. 行列状に配置された複数のメモリセルと、
    行ごとに形成された複数のビット線と、
    列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、
    前記複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、
    前記各メモリセルは、
    第1の端子が前記セルプレート線と接続された容量素子と、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記ビット線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記ワード線と接続された選択トランジスタと、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記セルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記リセット信号線と接続されたリセットトランジスタと、
    前記リセットトランジスタと前記セルプレート線との間に接続された抵抗素子とを有していることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記各選択トランジスタは、半導体基板に互いに間隔をおいて形成された第1の拡散層及び第2の拡散層と、前記半導体基板における前記第1の拡散層と前記第2の拡散層との間の領域の上に第1のゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極とを有し、
    前記各リセットトランジスタは、前記第1の拡散層及び半導体基板に前記第1の拡散層と間隔をおいて形成された第3の拡散層と、前記半導体基板における前記第1の拡散層と前記第3の拡散層との間の領域の上に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極とを有し、
    前記第1の拡散層は前記容量素子と接続され、
    前記第2の拡散層は前記対応するビット線と接続され、
    前記第3の拡散層は前記抵抗素子を介して前記セルプレート線と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記抵抗素子の抵抗値は前記第3の拡散層の抵抗値よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記抵抗素子の抵抗値は前記第3の拡散層の抵抗値の5倍以上且つ100倍以下であることを特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記半導体基板の上に層間絶縁膜を介在させて形成された第1の配線層をさらに備え、
    前記抵抗素子は前記第1の配線層に形成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記抵抗素子は前記半導体基板における前記第3の拡散層の周囲の領域に形成された非シリサイド化拡散層からなることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 行列状に配置された複数のメモリセルと、
    行ごとに形成された複数のビット線と、
    列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、
    前記複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、
    前記各メモリセルは、
    第1の端子が前記セルプレート線と接続された容量素子と、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記ビット線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記ワード線と接続された選択トランジスタと、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記セルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記リセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、
    前記各選択トランジスタは、半導体基板に互いに間隔をおいて形成された第1の拡散層及び第2の拡散層と、前記半導体基板における前記第1の拡散層と前記第2の拡散層との間の領域の上に第1のゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極とを有し、
    前記各リセットトランジスタは、前記第1の拡散層及び半導体基板に前記第1の拡散層と間隔をおいて形成された第3の拡散層と、前記半導体基板における前記第1の拡散層と前記第3の拡散層との間の領域の上に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極とを有し、
    前記第1のゲート絶縁膜は、前記第2のゲート絶縁膜よりも膜厚が厚いことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  8. 行列状に配置された複数のメモリセルと、
    行ごとに形成された複数のビット線と、
    列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、
    前記複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、
    前記各メモリセルは、
    第1の端子が前記セルプレート線と接続された容量素子と、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記ビット線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記ワード線と接続された選択トランジスタと、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記セルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記リセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、
    前記各選択トランジスタは、半導体基板に互いに間隔をおいて形成された第1の拡散層及び第2の拡散層と、前記半導体基板における前記第1の拡散層と前記第2の拡散層との間の領域の上に第1のゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極とを有し、
    前記各リセットトランジスタは、前記第1の拡散層及び半導体基板に前記第1の拡散層と間隔をおいて形成された第3の拡散層と、前記半導体基板における前記第1の拡散層と前記第3の拡散層との間の領域の上に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極とを有し、
    前記第1の拡散層は、前記第1のゲート電極及び前記第2のゲート電極と接する領域を除く領域におけるゲート幅方向の長さが、前記第1のゲート電極及び前記第2のゲート電極と接する領域におけるゲート幅方向の長さよりも短く、
    前記第2の拡散層は、前記第1のゲート電極と接する領域を除く領域におけるゲート幅方向の長さが、前記第1のゲート電極と接する領域におけるゲート幅方向の長さよりも短いことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  9. 行列状に配置された複数のメモリセルと、
    行ごとに形成された複数のビット線と、
    列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、
    前記複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、
    前記各メモリセルは、
    第1の端子が前記セルプレート線と接続された容量素子と、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記ビット線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記ワード線と接続された選択トランジスタと、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記セルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記リセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、
    前記各ワード線及び各リセット信号線は、前記容量素子に保持された電荷が前記ビット線に読み出されていない待機モードにおいて、接地電圧よりも電圧が高い活性化状態であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記活性状態は、電源電圧を昇圧した電圧レベルであることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記活性状態は、電源電圧と同一の電圧レベルであり、
    前記待機モードにおいて、前記各ビット線の電圧レベル及び前記各セルプレート線の電圧レベルは、前記各選択トランジスタ及び各リセットトランジスタがオン状態となる電圧レベルであることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 前記待機モードにおいて、前記ビット線の電圧レベル及び前記セルプレート線の電圧レベルは、前記待機モードを除く他の状態とは異なる電圧レベルであることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 前記各メモリセルの動作を制御する制御回路と、
    前記複数のワード線及び複数のリセット信号線のそれぞれの状態を制御する行デコーダ部とをさらに備え、
    前記制御回路は、前記メモリセルを前記待機モードにする待機モード信号を生成し、
    前記行デコーダ部は、前記待機モード信号を受けた場合に、前記各ワード線及び各リセット信号線を前記活性状態とすることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 前記複数のメモリセルの動作を制御する制御回路と、
    前記セルプレート線にプレート電圧を供給するプレート電圧生成部とをさらに備え、
    前記制御回路は、前記メモリセルを前記待機モードにする待機モード信号を生成し、
    前記プレート電圧生成部は、前記待機モード信号を受けて、前記セルプレート線の電圧レベルを制御することを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  15. 前記ビット線をプリチャージするビット線プリチャージ回路をさらに備え、
    前記ビット線プリチャージ回路は、前記待機モード信号を受けて、前記ビット線の電圧レベルを制御することを特徴とする請求項13又は14に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 前記複数のメモリセルは、前記ワード線、リセット信号線、セルプレート線及びビット線が互いに独立した複数のメモリアレイブロックに分割されており、
    前記待機モードは、前記メモリアレイブロックごとに設定されることを特徴とする請求項9から15のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  17. 行列状に配置された複数のメモリセルと、
    行ごとに形成された複数のビット線と、
    列ごとに形成された複数のワード線及び複数のリセット信号線と、
    前記複数のメモリセルと接続されたセルプレート線とを備え、
    前記各メモリセルは、
    第1の端子が前記セルプレート線と接続された容量素子と、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記ビット線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記ワード線と接続された選択トランジスタと、
    前記容量素子の第2の端子と対応する前記セルプレート線との間に接続され、ゲート端子が対応する前記リセット信号線と接続されたリセットトランジスタとを有し、
    前記各ワード線、各リセット信号線、各ビット線及びセルプレート線は、前記容量素子に保持された電荷が前記ビット線に読み出されていない待機モードにおいて、接地電圧と同一の電圧レベルであることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  18. 前記容量素子は強誘電体容量素子であることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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