JP2005293782A - 強誘電体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】強誘電体メモリにおいて、非選択アドレス以外のプレート線をローレベルに固定することにより非選択メモリセルのデータ破壊を防止する。
【解決手段】1行複数列の強誘電体メモリセルを有するメモリセル部111が、行列配列される。プレート線PL00〜PLjmは、メモリセル部111ごとに設けられる。PLE制御回路113は、プレートイネーブル信号PLEを出力する。いずれかのメモリセル部111が選択されると、対応する行のすべてのプレート線にプレートイネーブル信号PLEが供給され、他の行のプレート線はすべて接地される。また、選択されたメモリセル部111を含む列のプレートイネーブル信号はハイレベルになり、他の列のプレートイネーブル信号はローレベルになる。これにより、選択されたメモリセル部111のプレート線のみがハイレベルになり、他のプレート線はすべてローレベルになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、強誘電体メモリに関する。より詳細には、本発明は、ノイズなどに起因すドる強誘電体メモリのデータ破壊を抑制する技術に関する。
従来より、半導体基板上に形成された強誘電体キャパシタの分極状態を利用して二値化情報を記憶するメモリが知られており、強誘電体メモリと称されている。
図5は、かかる強誘電体素子の原理を説明するためのグラフである。図5において、縦軸は分極P(μC/cm2 )であり、横軸は電圧V(ボルト)である。図5に示したように、電圧Vと分極Pとの関係は、ヒステリシス曲線Hを描く。ヒステリシス曲線Hの傾きは、強誘電体キャパシタのキャパシタンス[q/V]に相当する。
図5において、P>0の領域における、ヒステリシス曲線HとP軸との交点Aの座標を(0,p0 )とする。さらに、点B(Vcc,p0 )を通り且つ直線P=p0 と角度θで交差する直線Cb1を描く。角度θは、ビット線のキャパシタンスに応じて定まる。さらに、直線Cb1とヒステリシス曲線Hの反転応答領域との交点Cの座標を(v1,p1)とする。このとき、点Cの座標v1は強誘電体キャパシタの端子間電圧と一致し、点B,CのV座標の差v1(=Vcc−V1)はこの強誘電体素子の読み出し電圧(ハイレベル)となる。
また、図5において、P<0の領域における、ヒステリシス曲線HとP軸との交点Dの座標を(0,p2 )とする。さらに、点E(Vcc,p2 )を通り且つ直線P=p2 と角度θで交差する直線Cb2を描く。そして、直線Cb2とヒステリシス曲線Hの非反転応答領域との交点Fの座標を(v2,p3)とする。このとき、点Fの座標v2は強誘電体キャパシタの端子間電圧と一致し、点E,FのV座標の差v2(=Vcc−V2)はこの強誘電体素子の読み出し電圧(ローレベル)となる。
点C,FのV座標の差ΔV(=|v1−v2|)は、この強誘電体素子の読み出しマージンに相当する。2T2C型の強誘電体メモリ(すなわち1個のデータを1対の強誘電体キャパシタで記憶する強誘電体メモリ)では、ΔVがセンスアンプの判別感度よりも小さくなると、データが破壊されたことになる。また、1T1C型の強誘電体メモリ(すなわち1個のデータを1個の強誘電体キャパシタで記憶する強誘電体メモリ)では、ΔV/2がセンスアンプの判別感度よりも小さくなると、データが破壊されたことになる。
図6は、従来の1T1C型の強誘電体メモリの要部構成を示す回路図である。図6に示したように、強誘電体メモリ600は、メモリセルブロックMB0〜MBmごとに、j×n個のメモリセルMC00〜MCjnを備えている。1個のメモリセルブロック内の1列分(n個)のメモリセルが、1個のアドレスに対応する。メモリセルMC00〜MCjnは、それぞれ1個の強誘電体キャパシタC00〜Cjnと1個の選択トランジスタT00〜Tjnとを備えている。また、メモリセルブロックMB0〜MBmに共通して、メモリセルMC00〜MCjnの行ごとに、ワード線WL0〜WLjおよびプレート線PL0〜PLjが配置されている。一方、各メモリセルブロックMB0〜MBmには、各メモリセルMC00〜MCjnの列ごとに、ビット線BL00〜BLmnが設けられている。
例えばメモリセルブロックMB0の0行目(メモリセルMC00〜MC0n)からデータを読み出す場合、図示しない制御回路により、ワード線WL0およびプレート線PL0が活性化される。これにより、各メモリセルブロックMB0〜MBmの0行目において、選択トランジスタT00〜T0nがオンするとともに、強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端にプレート電位が印加される。これにより、各メモリセルブロックMB0〜MBmにおいて、0行目のメモリセルMC00〜MC0nの記憶データが、ビット線BL00〜BLmnに出力される。各ビット線BL00〜BLmnの電位は、センスアンプSA0〜SAmで増幅されて、選択回路620に送られる。そして、選択回路620が、ビット線BL00〜BLmnから、メモリセルブロックMB0のビット線BL00〜BL0nを選択して、nビットバス630に接続する。これにより、メモリセルブロックMB0の0行目の記憶データが、外部に出力される。
また、強誘電体メモリは破壊読み出しであるため、データが読み出されたすべてのメモリセルに対して、再書き込みをする必要がある。例えば、上述のようにメモリセルブロックMB0の0行目からデータを読み出した場合でも、実際にはすべてのメモリセルブロックMB0〜MBmから0行目のデータが読み出されているので、これらのメモリセルブロックMB0〜MBmのすべてに対して再書き込みを行わなければならない。再書き込みでは、ワード線WL0およびプレート線PL0を活性化した状態で、センスアンプSA0〜SAmで増幅された電位をビット線BL00〜BLmnに再印加する。これにより、各ビット線BL00〜BLmnの電位が、各メモリセルブロックMB0〜MBmの0行目の強誘電体キャパシタC00〜C0nに再書き込みされる。
このように、図6の強誘電体メモリ600では、1アドレス分のデータを読み出すたびに、すべてのメモリセルブロックMB0〜MBmに対して、同じ行のデータの読み出しおよび再書き込みを行わなければならない。このことは、強誘電体メモリ600のデバイス寿命を短くする原因になっていた。また、強誘電体メモリ600では、すべてのメモリセルブロックMB0〜MBmに共通のプレート線PL0〜PLjを設けていたので、高速動作を確保するためには駆動能力の大きいプレート線ドライバ(図示せず)が必要であり、回路規模を増大させる原因になっていた。
これに対して、下記特許文献1の図1には、メモリセルブロック毎にプレート線を分割し、且つ、分割されたプレート線を個別に活性化することができるように構成した強誘電体メモリが開示されている。このような構成により、かかる強誘電体メモリでは、1アドレス分のデータを読み出す際に、そのアドレスに対応するメモリセルのみに対してデータの読み出しおよび再書き込みを行えばよく、他のメモリセルブロックに対する読み出しおよび再書き込みは不要である。このため、各メモリセルに対する読み出しおよび再書き込みの頻度を減らすことができるので、デバイス寿命が長くなる。また、分割されたプレート線のいずれか1本のみを活性化すればよいので、駆動能力の小さいプレート線ドライバを使用しても、高速動作を確保することができる。
特許文献1の図1に記載された強誘電体メモリでは、選択されたメモリセル(すなわち、読み出しまたは書き込みが行われるn個のメモリセル)以外の各メモリセルに対応するプレート線は、すべてフローティング状態になる。しかしながら、フローティング状態のプレート線は周辺ノイズの影響やビット線および他のプレート線の信号カップリングの影響を受けやすくなり、このために、選択されたメモリセルの読み出しまたは書き込み時に非選択メモリセル内の強誘電体キャパシタの分極状態が変化する場合がある。そして、このような分極状態の変化は、読み出しマージンΔV(図5参照)が変化して記憶データが破壊される原因になる。
一方、選択されていない行のプレート線を接地することによって当該プレート線に接続されたメモリセルのデータ破壊を防止することができる強誘電体メモリが、下記特許文献2に開示されている。しかしながら、同文献の技術では、選択されたメモリセルと異なる行のプレート線を接地することはできるものの、選択されたメモリセルと同じ行の非選択メモリセルに対応するプレート線を接地することはできない。
特開平10−320981号公報(段落0036−0044、図1) 特開2002−184171号公報(段落0014−0026、図3)
本発明の課題は、選択されたメモリセル以外のメモリセルに対する読み出しおよび再書き込みが不要で、且つ、非選択メモリセルのデータ破壊を防止することができる強誘電体メモリを提供することにある。
本発明に係る強誘電体メモリは、1行複数列の強誘電体メモリセルを有するメモリセル部を行列状に配列してなるメモリセルアレイと、メモリセル部の行ごとに設けられ、同一行の強誘電体メモリセルに共通接続された複数のワード線と、メモリセル部ごとに設けられ、同一メモリセル部内の強誘電体メモリセルに共通接続された複数のプレート線と、メモリセル部の列毎に設けられた複数のプレートイネーブル信号線と、強誘電体メモリセルの列毎に設けられ、同一列の当該強誘電体メモリセルに共通接続された複数のビット線と、複数のワード線のうち選択されたメモリセル部に対応するワード線のみを活性化するワード線ドライバと、複数のプレートイネーブル信号線のうち選択されたメモリセル部に対応するプレートイネーブル信号線をのみを活性化するプレートイネーブル制御回路と、メモリセル部の列毎に設けられ、活性化されたワード線に対応するプレート線にはプレートイネーブル信号線の電位に応じて活性化電位または非活性化電位を供給し且つ活性化されていないワード線に対応するプレート線には非活性化電位を供給するプレート線ドライバとを備える。
本発明によれば、非選択のメモリセル部に対応するプレート線のうち、選択されたメモリセル部と異なる行のプレート線には、プレート線ドライバによって、非活性化電位が印加される。加えて、非選択のメモリセル部に対応するプレート線のうち、選択されたメモリセル部と同じ行のプレート線は、プレートイネーブル信号線に応じた電位が印加される。このとき、選択されたメモリセル部には活性化電位が印加され、同一行の他のメモリセル部には非活性化電位が印加されることになる。したがって、本発明によれば、非選択のメモリセル部に対応するプレート線はすべて非活性化電位に固定され、フローティング状態にはならない。このため、本発明の強誘電体メモリによれば、非選択メモリセルのデータ破壊を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
〈第1実施形態〉
以下、第1実施形態に係る強誘電体メモリについて、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る強誘電体メモリ100の構成を示す回路図である。図1に示したように、本実施形態の強誘電体メモリ100は、m+1個のアレイブロック110−0〜110−mと、j+1個のインバータ120−0〜120−jと、1個のワード線ドライバ130と、選択部140と、ワード線WL0〜WLjと、反転ワード線WLb0〜WLbjと、プレート線PL00〜PLjmと、ビット線BL00〜BLmnと、n+1ビットのバス150とを備えている。
アレイブロック110−0〜110−mは、それぞれ、メモリセル領域111と、プレート線ドライバ112と、PLE制御回路113と、センスアンプ部114とを備えている。
メモリセル領域111は、j+1行n+1列のメモリセルMC00〜MCjnを備えている。同一のアレイブロックにおいて、同一行のメモリセルには同一のアドレスが割り当てられる。例えば、アレイブロック110−0の0行目のメモリセルMC00〜MC0nにはアドレス00が割り当てられ、また、アレイブロック110−mのj行目のメモリセルMC00〜MC0nには、アドレスjmが割り当てられる。本実施形態では、同じアドレスに属するメモリセル群を、メモリセル部と称する。図1に示したように、各アレイブロック110−0〜110−jのメモリセル領域111には、メモリセル部111−0〜111−jが設けられている。各メモリセル部111−0〜111−jは、1本のプレート線PL00〜PLjmを有する。各メモリセルMC00〜MCjnは、それぞれ、1個の強誘電体キャパシタC00〜Cjnと、1個の選択トランジスタMT00〜MTjnとを備えている。強誘電体キャパシタC00〜Cjnの一端は、対応するプレート線PL00〜PLjmに接続される。選択トランジスタMT00〜MTjnは、対応する強誘電体キャパシタの他端にドレインで接続され、対応するビット線にソースで接続され、且つ、対応するワード線にゲートで接続されている。
プレート線ドライバ112は、プレート電圧印加用のトランジスタPT0〜PTjと、接地用のトランジスタGT0〜GTjとを備えている。トランジスタPT0〜PTjは、それぞれ、対応するワード線にゲートで接続され、対応するプレート線にドレインで接続され、且つ、対応するPLE制御回路113のプレート線イネーブル信号線PLEにソースで接続されている。また、トランジスタGT0〜GTjは、それぞれ、対応する反転ワード線にゲートで接続され、対応するプレート線にドレインで接続され、且つ、ソースが接地されている。
PLE制御回路113は、外部から、読み出しアドレス或いは書き込みアドレス(図示せず)を入力する。そして、このアドレスが、当該PLE制御回路113に対応するアレイブロックのアドレスである場合にはプレートイネーブル信号線PLEの電位をハイレベルに設定し、他のアレイブロックのアドレスである場合にはプレートイネーブル信号線PLEの電位をローレベルに設定する。
センスアンプ部114は、対応するビット線BL00〜BLmnに接続されている。そして、センスアンプ部114は、書き込み時には、選択部140から入力した電位を増幅して対応するビット線に出力し、読み出し時には、対応するビット線の電位を増幅して選択部140に出力し、且つ、再書き込み時には、対応するビット線の電位を増幅して当該ビット線に出力する。
インバータ120−0〜120−jは、後述の反転ワード線WLb0〜WLbj毎に設けられる。インバータ120−0〜120−jは、対応するワード線に入力端子が接続され、且つ、対応する反転ワード線に出力端子が接続されている。
ワード線ドライバ130は、外部から、読み出しアドレス或いは書き込みアドレスを入力する。そして、入力されたアドレスに対応するワード線をハイレベルに設定し且つ他のワード線をローレベルに設定する。
選択部140は、各アレイブロック110−0〜110−mに対応するビット線群BL00〜BL0n,BL10〜BL1n,・・・,BLm0〜BLmnのいずれかを選択的にバス150に接続する。選択部140は、ビット線選択用のトランジスタBT00〜BTmnを備えている。これらのトランジスタBT00〜BTmnは、一端でビット線に接続され、他端でバス150に接続されている。また、これらのトランジスタBT00〜BTmnのゲートは、列アドレス選択信号SEL0〜SELmのうち対応するものを入力する。
ワード線WL0〜WLjは、メモリセル部111−0〜111−jの各行に対応して設けられており、各アレイブロック110−0〜110−mに共通である。
反転ワード線WLb0〜WLbjは、メモリセル部111−0〜111−jの各行に対応して設けられており、各アレイブロック110−0〜110−mに共通である。
プレート線PL00〜PLjmは、メモリセル部111−0〜111−jの各行毎に設けられており、各アレイブロック110−0〜110−mごとに分割されている。
ビット線BL00〜BLmnは、メモリセル部111−0〜111−jの列毎に設けられている。
バス150は、1アドレス当たりのメモリセル数と同じ本数(ここではn+1)の信号線を有している。これらの信号線は、それぞれ、選択部140の対応する信号端子に接続されている。
次に、本実施形態に係る強誘電体メモリ100の読み出し動作について、アドレス00のデータを読み出す場合を例に採って説明する。
初期状態では、ワード線ドライバ130がすべてのワード線WL0〜WLjをローレベルにし、且つ、各PLE制御回路113がすべてのプレートイネーブル信号線PLEの電位をローレベルに設定する。このとき、アレイブロック110−0〜110−n内の各選択トランジスタMT00〜MTjnはすべてオフするので、強誘電体キャパシタC00〜Cjnの他端はビット線BL00〜BLmnと非接続の状態になる。また、このとき各プレート線ドライバ112内のプレート電圧印加用のトランジスタPT0〜PTjもオフしている。その一方で、反転ワード線WLb0〜WLbjはハイレベルになるので、接地用トランジスタGT0〜GTjはオンする。したがって、プレート線PL00〜PLjmは、接地電位になり、これにより、強誘電体キャパシタC00〜Cjnの一端の電位は接地電位に固定される。
アドレス00のデータを読み出す場合には、まず、ワード線WL0の電位がハイレベルに変更されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルに変更される。このとき、他のワード線WL1〜WLjの電位および他のアレイブロック110−1〜110−mのプレートイネーブル信号線PLEの電位はローレベルのままである。ワード線WL0の電位がハイレベルになることにより、アドレス00に対応するメモリセル部111−0内の選択トランジスタMT00〜MT0nがオンするので、当該メモリセル部111−0内の強誘電体キャパシタC00〜C0nの他端と、ビット線BL00〜BL0nとが導通する。また、ワード線WL0がハイレベルになるので、すべてのアレイブロック110−0〜110−mにおいて、0行目のプレート電圧印加用トランジスタPT0はオンし、且つ、0行目の接地用トランジスタGT0はオフする。これにより、各アレイブロック110−0〜110−mの、0行目の強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位は、すべて、対応するプレートイネーブル信号線PLEの電位になる。ここで、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位はハイレベルであるが、他のアレイブロック110−1〜110−mのプレートイネーブル信号線PLEの電位はローレベル(すなわち接地電位)である。したがって、アレイブロック110−0では強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位がハイレベルに変更され、他のアレイブロック110−1〜110−mでは強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位が接地電位に維持される。
なお、このとき、他のワード線WL1〜WLnの電位はローレベルに設定されているので、反転ワード線WLb1〜WLbjの電位はハイレベルであり、したがって、プレート電圧印加用トランジスタPT1〜PTjはオフし且つ接地用トランジスタGT1〜GTjはオンしたままである。したがって、すべての他のアレイブロック110−1〜110−mでは、強誘電体キャパシタC10〜Cjnの一端の電位が接地電位に維持される。
このようにして、アドレス00に対応する強誘電体キャパシタC00〜C0nのみから、データが読み出される。
続いて、選択部140がアレイブロック110−0のビット線BL00〜BL0nを選択する。これにより、ビット線BL00〜BL0nの電位がバス150に出力される。
その後、アレイブロック110−0のセンスアンプ部114が、増幅後のビット線電位を、当該ビット線BL00〜BL0nに出力する。これにより、アドレス00に対応する強誘電体キャパシタC00〜C0nに対して、再書き込みが行われる。
再書き込みが終了すると、ワード線WL0の電位がローレベルに戻されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がローレベルに戻される。これにより、データ読み出し動作が終了する。
このように、本実施形態では、データ読み出しが行われるメモリセル部以外では、プレート線がすべて接地電位に維持され、フローティング状態にならない。
次に、本実施形態に係る強誘電体メモリ100の書き込み動作について、アドレス00のデータを書き込む場合を例に採って説明する。
初期状態は、上述の読み出し動作と同様である。すなわち、ワード線ドライバ130がすべてのワード線WL0〜WLjをローレベルにし、且つ、すべてのPLE制御回路113がプレートイネーブル信号線PLEの電位をローレベルに設定する。したがって、強誘電体キャパシタC00〜Cjnは、一端が接地電位に固定され、且つ、他端がビット線BL00〜BLmnと非接続の状態になる。
アドレス00のデータを書き込む場合には、読み出し動作の場合と同様、ワード線WL0の電位がハイレベルに変更されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルに変更される。これにより、アドレス00に対応するメモリセル部111−0においては、強誘電体キャパシタC00〜C0nの他端がビット線BL00〜BL0nと導通する。また、アレイブロック110−0の強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位がハイレベルに変更されるが、他の強誘電体キャパシタの一端の電位はすべて接地電位に固定されたままである。
続いて、選択部140がアレイブロック110−0のビット線BL00〜BL0nを選択する。これにより、バス150の電位が、ビット線BL00〜BL0nに出力される。そして、アドレス00の強誘電体キャパシタC00〜C0nに、バス150の電位に対応するデータが書き込まれる。
その後、ワード線WL0の電位がローレベルに変更されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がローレベルに変更される。これにより、データ書き込み動作が終了する。
このように、本実施形態では、データ書き込みが行われるメモリセル部以外のプレート線は、すべて接地電位に維持され、フローティング状態にならない。
以上説明したように、本実施形態に係る強誘電体メモリ100によれば、読み出しまたは書き込みを行うアドレス以外の強誘電体キャパシタに接続されたプレート線がローレベルに固定され、フローティング状態にはならない。このため、これらのプレート線が、周辺ノイズの影響やビット線および他のプレート線の信号カップリングの影響を受け難くなる。したがって、読み出しまたは書き込みが行われないメモリセルの強誘電体キャパシタで、分極状態が変化し難くなる。したがって、本実施形態の強誘電体メモリ100によれば、データ破壊を防止することができる。
〈第2実施形態〉
次に、第2実施形態に係る強誘電体メモリについて、図2および図3を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る強誘電体メモリ200の構成を示す回路図である。図2において、図1と同じ符号を付した構成要素はそれぞれ図1と同じものを示している。
図2に示したように、本実施形態の強誘電体メモリ200は、k+1(=(j+1)/2)本の反転ワード線WLb0〜WLbkを備えている。すなわち、本実施形態では、反転ワード線が、メモリセルの行ごとではなく2行ごとに設けられている点で、上述の第1実施形態と異なる。
また、本実施形態の強誘電体メモリ200は、第1実施形態のインバータ120−0〜120−jに代えて、k+1個の2入力NORゲート210−0〜210−kを備えている。各NORゲート210−0〜210−kの出力端子は、対応する反転ワード線に接続されている。また、各NORゲート210−0〜210−kの2本の入力端子は、当該反転ワード線に対応するワード線対に接続されている。
さらに、本実施形態の強誘電体メモリ200では、プレート線ドライバ112内に、第2の接地用トランジスタDT0〜DTjを備えている点で、第1実施形態と異なる。トランジスタDT0〜DTjは、プレート線PL00〜PLjmごとに設けられている。これらのトランジスタDT0〜DTjは、対応するプレート線にドレインで接続されるとともに、ソースで接地される。さらに、トランジスタDT0〜DTjのゲートは、当該トランジスタに対応するワード線対のうち、他方の行のワード線に接続される。例えば、図2において、0行目のトランジスタDT0は、1行目のワード線WL1にゲートで接続されている。なお、プレート電圧印加用トランジスタPT0〜PTjの接続関係は第1実施形態と同様であり、対応するワード線にゲートで接続され、対応するプレート線にソースで接続され、且つ、対応するPLE制御回路113のプレートイネーブル信号線PLEの電位をドレインから入力する。また、接地用トランジスタ(本実施形態では第1の接地用トランジスタと記す)GT0〜GTjの接続関係も第1実施形態と同様であり、対応する反転ワード線にゲートで接続され、対応するプレート線にドレインで接続され、且つ、ソースが接地される。
上述のように、本実施形態に係る強誘電体メモリ200は、反転ワード線が、メモリセルの2行ごとに設けられる。これにより、チップ上のパターン配線を容易にして、回路規模を小さくすることができる。図3は、本実施形態に係る強誘電体メモリ200のレイアウト構造を概念的に示す平面図である。図3に示したように、本実施形態の強誘電体メモリ200には、ワード線WL0,・・・を構成するポリシリコンパターン301、ビット線BL00,・・・を構成するポリシリコンパターン302、プレート線PL00,・・・を構成するポリシリコンパターン303、強誘電体キャパシタMC00,・・・を構成する積層構造304、選択トランジスタMT00,・・・を構成するn型拡散領域305および反転ワード線WLb0,・・・を構成するポリシリコンパターン306を備えている。図3に示したように、本実施形態では、プレート線PL00,PL10,・・・の間の領域のうち、n型拡散領域305が形成される領域の上に、ゲート電極線としてのワード線WL0,WL1,・・・が配置され、n型拡散領域305が形成されない領域の上に反転ワード線WLb0,・・・が配置される。これにより、ワード線WL0,WL1,・・・と反転ワード線WLb0,WLb1,・・・とを同じ層に形成することができるので、メモリセル部の面積を増大させることがなく、且つ、配線層の数を増大させることがない。したがって、強誘電体メモリを搭載するチップの集積度を向上させつつ、製造コストを低減することができる。
次に、本実施形態に係る強誘電体メモリ200の読み出し動作について、アドレス00のデータを読み出す場合を例に採って説明する。
初期状態は、ワード線ドライバ130がすべてのワード線WL0〜WLjをローレベルにし、且つ、PLE制御回路113がすべてのプレートイネーブル信号線PLEの電位をローレベルに設定する。このとき、すべてのアレイブロック110−0〜110−m内の各選択トランジスタMT00〜MTjnはオフするので、強誘電体キャパシタC00〜Cjnの他端はビット線BL00〜BLmnと非接続の状態になる。さらに、プレート線ドライバ112内のプレート電圧印加用のトランジスタPT0〜PTjおよび第2の接地用トランジスタDT0〜DTjもすべてオフしている。その一方で、反転ワード線WLb0〜WLbkはハイレベルになるので、第1の接地用トランジスタGT0〜GTjはすべてオンする。したがって、プレート線PL00〜PLjmは、接地電位になり、これにより、強誘電体キャパシタC00〜Cjnの一端の電位は接地電位に固定される。
アドレス00のデータを読み出す場合には、まず、ワード線WL0の電位がハイレベルに変更されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルに変更される。このとき、他のワード線WL1〜WLnの電位および他のアレイブロック110−1〜110−mのプレートイネーブル信号線PLEの電位はローレベルのままである。ワード線WL0の電位がハイレベルになるので、アドレス00に対応するメモリセル部111−0内の選択トランジスタMT00〜MT0nがオンし、これにより当該メモリセル部111−0内の強誘電体キャパシタC00〜C0nの他端とビット線BL00〜BL0nとが導通する。
ワード線WL0がハイレベルになることにより、反転ワード線WLb0がローレベルに変化するので、各アレイブロック110−0〜110−mの0行目の第1の接地用トランジスタGT0はすべてオフする。また、ワード線WL1はローレベルに維持されているので、第2の接地用トランジスタDT0はオフのままである。その一方で、ワード線WL0がハイレベルになるので、プレート電圧印加用トランジスタPT0はオンする。したがって、各アレイブロック110−0〜110−mにおいて、0行目のプレート線PL0には、プレートイネーブル信号線PLEの電位が印加される。ここで、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位はハイレベルであるが、他のアレイブロック110−1〜110−mのプレートイネーブル信号線PLEの電位はローレベル(すなわち接地電位)である。したがって、アレイブロック110−0では強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位がハイレベルに変更され、他のアレイブロック110−1〜110−mでは強誘電体キャパシタC10〜C1nの一端の電位が接地電位に維持される。
一方、反転ワード線WLb0がローレベルに変化することにより、1行目の第1接地用トランジスタGT1もオフするが、ワード線WL0がハイレベルに変化するので第2の接地用トランジスタDT1がオンする。したがって、1行目のプレート線PL1は、接地状態に維持される。また、ワード線WL1はローレベルなので、プレート電圧印加用トランジスタPT1はオフのままである。したがって、すべてのアレイブロック110−0〜110−mにおいて、強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位は、接地電位に固定されたままである。
また、他のワード線WL2〜WLjの電位はローレベルに維持されるので、反転ワード線WLb1〜WLbkの電位はハイレベルであり、したがって、プレート電圧印加用トランジスタPT1〜PTjおよび第2の接地用トランジスタDT1〜DTjはオフし且つ第1の接地用トランジスタGT1〜GTjはオンしたままである。したがって、すべての他のアレイブロック110−1〜110−mでは、強誘電体キャパシタC10〜Cjnの一端の電位を接地電位に固定した状態が維持される。
このような理由から、ワード線WL0の電位およびアレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位をハイレベルにすると、アドレス00に対応するメモリセルMC00〜MC0nのデータのみが、ビット線電位として、アレイブロック110−0のセンスアンプ部114に出力される。
続いて、選択部140がアレイブロック110−0のビット線BL00〜BL0nを選択する。これにより、ビット線BL00〜BL0nの電位がバス150に出力される。
その後、アレイブロック110−0のセンスアンプ部114が、増幅後のビット線電位を、当該ビット線BL00〜BL0nに出力する。これにより、アドレス00に対応する強誘電体キャパシタC00〜C0nに対して、再書き込みが行われる。
再書き込みが終了すると、ワード線WL0の電位がローレベルに戻されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がローレベルに戻される。これにより、データ読み出し動作が終了する。
次に、本実施形態に係る強誘電体メモリ200の書き込み動作について、アドレス00のデータを書き込む場合を例に採って説明する。
初期状態では、上述の読み出し動作と同様である。すなわち、ワード線ドライバ130がすべてのワード線WL0〜WLjをローレベルにし、且つ、PLE制御回路113がすべてのプレートイネーブル信号線PLEの電位をローレベルに設定する。したがって、強誘電体キャパシタC00〜Cjnは、一端が接地電位に固定され、且つ、他端がビット線BL00〜BLmnと非接続の状態になる。
アドレス00のデータを書き込む場合には、読み出し動作の場合と同様、ワード線WL0の電位がハイレベルに変更されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルに変更される。これにより、アドレス00に対応するメモリセル部111−0においては、強誘電体キャパシタC00〜C0nの他端がビット線BL00〜BL0nと導通する。また、上述の読み出し動作の場合と同様にして、アレイブロック110−0の強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位がハイレベルに変更されるが、第2の接地用トランジスタDT1がオンするので強誘電体キャパシタC10〜C1nの一端の電位は接地電位に固定される。また、2行目〜j行目の強誘電体キャパシタの一端の電位は第1の接地用トランジスタにより接地電位に固定される。
続いて、選択部140がアレイブロック110−0のビット線BL00〜BL0nを選択する。これにより、バス150の電位が、ビット線BL00〜BL0nに出力される。そして、アドレス00の強誘電体キャパシタC00〜C0nに、バス150の電位に対応するデータが書き込まれる。
その後、ワード線WL0の電位がローレベルに変更されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がローレベルに変更される。これにより、データ書き込み動作が終了する。
上述のように、本実施形態に係る強誘電体メモリ200によれば、反転ワード線をメモリセルの2行ごとに設けることとしたので、強誘電体メモリを搭載するチップの集積度を向上させつつ製造コストを低減することができる。
加えて、本実施形態によれば、第1実施形態と同様、データ破壊を防止することができる。
〈第3実施形態〉
次に、第3実施形態に係る強誘電体メモリについて、図4を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る強誘電体メモリ400の構成を示す回路図である。図4において、図2と同じ符号を付した構成要素はそれぞれ図2と同じものを示している。
図4に示したように、本実施形態の強誘電体メモリ400は、第2のプレート電圧印加用トランジスタVT0〜VTjを備えている。これらのトランジスタVT0〜VTjは、それぞれ、ソースで電源線に接続され、ドレインでプレート電圧印加用トランジスタ(本実施形態では第1のプレート電圧印加用トランジスタと記す)PT0〜PTjのソースに接続され、ゲートからプレートイネーブル信号線PLEの電位を入力する。
また、本実施形態の強誘電体メモリ400は、第2接地用トランジスタDT0〜DTjのゲートが、ワード線WL0〜WLjに接続されるのではなく、PLE制御回路113からプレート線制御信号PLEb0,PLEb1を入力する点で、上述の第1実施形態と異なる。図4に示したように、第0、第2、・・・番目(偶数番目)の第2接地用トランジスタはプレート線制御信号PLEb0に接続され、また、第1、第3、・・・番目(奇数番目)の第2接地用トランジスタはプレート線制御信号PLEb1に接続される。
次に、本実施形態に係る強誘電体メモリ400の読み出し動作について、アドレス00のデータを読み出す場合を例に採って説明する。
初期状態では、ワード線ドライバ130が、すべてのワード線WL0〜WLjをローレベルに設定する。また、PLE制御回路113は、すべてのプレートイネーブル信号線PLEの電位をローレベルに設定するとともに、すべてのプレート線制御信号PLEb0,PLEb1をハイレベルに設定する。このとき、すべてのアレイブロック110−0〜110−m内の各選択トランジスタMT00〜MTjnはオフするので、強誘電体キャパシタC00〜Cjnの他端はビット線BL00〜BLmnと非接続の状態になる。さらに、プレート線ドライバ112内の第1プレート電圧印加用トランジスタPT0〜PTjおよび第2プレート電圧印加用トランジスタVT0〜VTjはすべてオフしている。その一方で、反転ワード線WLb0〜WLbkがハイレベルになるので第1接地用トランジスタGT0〜GTjはすべてオンし、また、プレート線制御信号PLEb0,PLEb1がハイレベルなので第2接地用トランジスタDT0〜DTjはオンする。したがって、プレート線PL00〜PLjmは、接地電位になり、これにより、強誘電体キャパシタC00〜Cjnの一端の電位は接地電位に固定される。
アドレス00のデータを読み出す場合には、まず、ワード線WL0の電位がハイレベルに変更され、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルに変更され、且つ、アレイブロック110−0のプレート線制御信号PLEb0がローレベルに変更される。このとき、他のワード線WL1〜WLnの電位、他のアレイブロック110−1〜110−mのプレートイネーブル信号線PLEの電位はローレベルのままである。また、アレイブロック110−0の他方のプレート線制御信号PLEb1および他のアレイブロック110−1〜110−mのプレート線制御信号PLEb0,PLEb1はハイレベルのままである。
ワード線WL0の電位がハイレベルになることにより、アドレス00に対応するメモリセル部111−0内の選択トランジスタMT00〜MT0nがオンし、したがって当該メモリセル部111−0内の強誘電体キャパシタC00〜C0nの他端とビット線BL00〜BL0nとが導通する。また、ワード線WL0の電位がハイレベルになることおよびアレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルになることにより、プレート電圧印加用トランジスタPT0,VT0がオンするので、電源線の電圧がプレート線PL0に印加される。その一方で、反転ワード線WLb0およびプレート線制御信号PLEb0がローレベルになるので、接地用トランジスタGT0,DT0がオフする。したがって、アレイブロック110−0では強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位がハイレベルに変更される。
また、他のアレイブロック110−1〜110−mでは、ワード線WL0がハイレベルに変化することにより、0行目のプレート電圧印加用トランジスタPT0はオンし且つ接地用トランジスタGT0はオフする。しかし、これらのアレイブロック110−1〜110−mでは、プレートイネーブル信号線PLEの電位がローレベルに維持され且つプレート線制御信号PLEb0がハイレベルに維持されるので、プレート線PL0は接地状態に維持される。
一方、すべてのアレイブロック110−0〜110−mにおいて、1行目のワード線WL1はローレベルのままなので、プレート電圧印加用トランジスタPT1はオフ状態に維持される。また、プレート線制御信号PLEb1がハイレベルのままなので、第2接地用トランジスタDT1はオン状態に維持される。したがって、プレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルに変化することにより第2プレート電圧印加用トランジスタVT1がオンし且つ反転ワード線WLb0がローレベルに変化することにより第1接地用トランジスタGT1がオフししても、プレート線PL1は接地状態に維持される。
さらに、すべてのアレイブロック110−0〜110−mにおいて、2行目以降のワード線WL2〜WLjはローレベルのままであり且つ反転ワード線WLb1〜WLbkはハイレベルのままなので、プレート電圧印加用トランジスタPT2〜PTjはオフ状態に維持され且つ第1接地用トランジスタGT2〜GTjはオン状態に維持される。したがって、プレートイネーブル信号線PLEの電位およびプレート線制御信号PLEb0,PLEb1の電位に拘わらず、プレート線PL2〜PLjは接地状態に維持される。
このような理由により、ワード線WL0の電位およびアレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位をハイレベルにすると、アドレス00に対応する強誘電体キャパシタC00〜C0nの分極のみが、ビット線電位として、アレイブロック110−0のセンスアンプ部114に出力される。
続いて、選択部140がアレイブロック110−0のビット線BL00〜BL0nを選択する。これにより、ビット線BL00〜BL0nの電位がバス150に出力される。
その後、アレイブロック110−0のセンスアンプ部114が、増幅後のビット線電位を、当該ビット線BL00〜BL0nに出力する。これにより、アドレス00に対応する強誘電体キャパシタC00〜C0nに対して、再書き込みが行われる。
再書き込みが終了すると、ワード線WL0の電位がローレベルに戻されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がローレベルに戻される。これにより、データ読み出し動作が終了する。
次に、本実施形態に係る強誘電体メモリ400の書き込み動作について、アドレス00のデータを書き込む場合を例に採って説明する。
初期状態は、上述の読み出し動作と同様である。すなわち、ワード線ドライバ130がすべてのワード線WL0〜WLjをローレベルにし、且つ、PLE制御回路113がすべてのプレートイネーブル信号線PLEの電位をローレベルにするとともにプレート線制御信号PLEb0,PLEb1をハイレベルにする。したがって、強誘電体キャパシタC00〜Cjnは、一端が接地電位に固定され、且つ、他端がビット線BL00〜BLmnと非接続の状態になる。
アドレス00のデータを書き込む場合には、読み出し動作の場合と同様、ワード線WL0の電位がハイレベルに変更され、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がハイレベルに変更され、且つ、アレイブロック110−0のプレート線制御信号PLEb0がローレベルに設定される。これにより、アドレス00に対応するメモリセル部111−0においては、強誘電体キャパシタC00〜C0nの他端がビット線BL00〜BL0nと導通する。また、上述の読み出し動作の場合と同様にして、アレイブロック110−0の強誘電体キャパシタC00〜C0nの一端の電位がハイレベルに変更されるが、強誘電体キャパシタC10〜C1nの一端の電位は接地電位に固定される。また、2行目〜j行目の強誘電体キャパシタの一端の電位は、接地電位に固定される。
続いて、選択部140がアレイブロック110−0のビット線BL00〜BL0nを選択する。これにより、バス150の電位が、ビット線BL00〜BL0nに出力される。そして、アドレス00の強誘電体キャパシタC00〜C0nに、バス150の電位に対応するデータが書き込まれる。
その後、ワード線WL0の電位がローレベルに変更されるとともに、アレイブロック110−0のプレートイネーブル信号線PLEの電位がローレベルに変更される。これにより、データ書き込み動作が終了する。
上述のように、本実施形態に係る強誘電体メモリ400では、読み出し或いは書き込みが行われるメモリセルに対応するプレート線の電位(ハイレベル)を、PLE制御回路113のプレートイネーブル信号線PLEから印加するのではなく、電源線から印加することとした。また、読み出し或いは書き込みが行われるメモリセルと同じ行の他のメモリセルに対する接地電位(ローレベル)を、PLE制御回路113のプレートイネーブル信号線PLEから供給するのではなく、グランド線から供給することとした。これにより、プレート線電位の立ち上がりおよび立ち下がりの速度を速くすることができる。
また、本実施形態によれば、第1、第2実施形態と同様、データ破壊を防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、第2実施形態と同様、反転ワード線をメモリセルの2行ごとに設けることとしたので、強誘電体メモリを搭載するチップの集積度を向上させつつ製造コストを低減することができる。
第1実施形態に係る強誘電体メモリの要部構成を示す回路図である。 第2実施形態に係る強誘電体メモリの要部構成を示す回路図である。 第2実施形態に係る強誘電体メモリのレイアウト構造を概念的に示す平面図である。 第3実施形態に係る強誘電体メモリの要部構成を示す回路図である。 強誘電体メモリの原理を説明するための特性グラフである。 従来の強誘電体メモリの要部構成を示す回路図である。
符号の説明
100 強誘電体メモリ
110−0〜110−m アレイブロック
120−0〜120−j インバータ
130 ワード線ドライバ
140 選択部
150 バス
111 メモリセル部
112 プレート線ドライバ
113 PLE制御回路
114 センスアンプ部
WL0〜WLj ワード線
WLb0〜WLbj 反転ワード線
PL00〜PLjm プレート線
BL00〜BLmn ビット線
MC00〜MCjn メモリセル
C00〜Cjn 強誘電体キャパシタ
PT0〜PTj,GT0〜GTj トランジスタ

Claims (4)

  1. 1行複数列の強誘電体メモリセルを有するメモリセル部を行列状に配列してなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセル部の行ごとに設けられ、同一行の前記強誘電体メモリセルに共通接続された、複数のワード線と、
    前記メモリセル部ごとに設けられ、同一メモリセル部内の前記強誘電体メモリセルに共通接続された、複数のプレート線と、
    前記メモリセル部の列毎に設けられた、複数のプレートイネーブル信号線と、
    前記強誘電体メモリセルの列毎に設けられ、同一列の当該強誘電体メモリセルに共通接続された、複数のビット線と、
    前記複数のワード線のうち、選択された前記メモリセル部に対応する前記ワード線のみを活性化するワード線ドライバと、
    前記複数のプレートイネーブル信号線のうち、選択された前記メモリセル部に対応する前記プレートイネーブル信号線をのみを活性化するプレートイネーブル制御回路と、
    前記メモリセル部の列毎に設けられ、活性化された前記ワード線に対応する前記プレート線には前記プレートイネーブル信号線の電位に応じて活性化電位または非活性化電位を供給し且つ活性化されていない前記ワード線に対応する前記プレート線には非活性化電位を供給するプレート線ドライバと、
    を備えることを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. 前記メモリセル部の行ごとに設けられ、対応する前記ワード線の反転電位を供給する、複数の反転ワード線と、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記プレート線に一端が接続され、対応する前記プレートイネーブル信号線に他端が接続され且つ対応する前記ワード線に制御電極が接続された第1トランジスタと、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記プレート線に一端が接続され、非活性化電位を供給する電源ラインに他端が接続され且つ対応する前記反転ワード線に制御電極が接続された第2トランジスタと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ。
  3. 前記メモリセル部の2行ごとに設けられ、対応する前記ワード線の対が両方とも非活性化電位のときにのみ活性化する、複数の反転ワード線と、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記プレート線に一端が接続され、対応する前記プレートイネーブル信号線に他端が接続され且つ対応する前記ワード線に制御電極が接続された第3トランジスタと、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記プレート線に一端が接続され、非活性化電位を供給する電源ラインに他端が接続され且つ対応する前記反転ワード線に制御電極が接続された第4トランジスタと、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記プレート線に一端が接続され、前記電源ラインに他端が接続され、対応する前記ワード線の対のうち対応しない方のワード線に制御電極が接続された第5トランジスタと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ。
  4. 前記メモリセル部の2行ごとに設けられ、対応する前記ワード線の対が両方とも非活性化電位のときにのみ活性化する、複数の反転ワード線と、
    前記メモリセル部の列毎に設けられ、当該列の奇数番目の前記メモリセル部が選択されたときに非活性化し、他のときに活性化する第1プレート線制御信号と、
    前記メモリセル部の列毎に設けられ、当該列の偶数番目の前記メモリセル部が選択されたときに非活性化し、他のときに活性化する第2プレート線制御信号と、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応するプレート線に一端が接続され且つ対応する前記ワード線に制御電極が接続された第6トランジスタと、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記第6トランジスタの他端に一端が接続され、活性化電位を供給する電源ラインに他端が接続され且つ前記プレートイネーブル信号線に制御電極が接続された第7トランジスタと、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記プレート線に一端が接続され、非活性化電位を供給する電源ラインに他端が接続され且つ対応する前記反転ワード線に制御電極が接続された第8トランジスタと、
    前記プレート線ドライバ内に前記メモリセル部ごとに設けられ、対応する前記プレート線に一端が接続され、前記非活性化電位を供給する電源ラインに他端が接続され、前記第1、第2プレート線制御信号のうち対応する方に制御電極が接続された第9トランジスタと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ。
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