JP2007149312A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007149312A
JP2007149312A JP2006214635A JP2006214635A JP2007149312A JP 2007149312 A JP2007149312 A JP 2007149312A JP 2006214635 A JP2006214635 A JP 2006214635A JP 2006214635 A JP2006214635 A JP 2006214635A JP 2007149312 A JP2007149312 A JP 2007149312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mos transistor
memory device
turned
semiconductor memory
overdrive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006214635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4824500B2 (ja
Inventor
Shuichi Tsukada
修一 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2006214635A priority Critical patent/JP4824500B2/ja
Priority to US11/586,518 priority patent/US7349275B2/en
Publication of JP2007149312A publication Critical patent/JP2007149312A/ja
Priority to US12/073,017 priority patent/US7486579B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4824500B2 publication Critical patent/JP4824500B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/08Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/4074Power supply or voltage generation circuits, e.g. bias voltage generators, substrate voltage generators, back-up power, power control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4091Sense or sense/refresh amplifiers, or associated sense circuitry, e.g. for coupled bit-line precharging, equalising or isolating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/06Sense amplifier related aspects
    • G11C2207/065Sense amplifier drivers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

【課題】正確な遅延時間を設けること無しにDRAMにおけるオーバードライブ期間を設定する。
【解決手段】オーバードライブ開始時にオンとされ、並列接続される複数のセンスアンプに電源VDD1を供給するMOSトランジスタTP1と、MOSトランジスタTP1を介して複数のセンスアンプに流す電荷に対応して参照される電荷を蓄積するキャパシタC1と、オーバードライブ開始時にオンとされ、キャパシタC1に電源VDD1を供給するMOSトランジスタTP2と、キャパシタの電位が電圧VREF1に達した場合にMOSトランジスタTP1、TP2がオフとなるように制御する制御回路と、を備える。さらに、MOSトランジスタTP1、TP2がオフとなった後にオンとされ、複数のセンスアンプに電圧VREF1と等しい電圧の電源を供給するMOSトランジスタを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特にオーバードライブ方式によるセンスアンプを備える半導体記憶装置に関する。先の出願である特願2005−314602に基づく優先権を主張する。
半導体記憶装置の高集積化に伴って、微細化による素子耐圧の低下や消費電流の増大の問題が生じており、その対策の1つとして電源電圧を低くする方法が取られている。DRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)においても、特にメモリセルアレイを構成する素子、例えばキャパシタの耐圧低下や消費電流の削減などに対応するため、アレイ電圧を低くする必要性が生じている。
しかし、一方でアレイ電圧の低下は、センス動作の高速化の観点から逆行しており問題となる。この対策として、センス動作における初期の期間においてのみ、高い電圧でメモリアレイを駆動する、いわゆるオーバードライブ方式が開発されている。
図13は、従来の典型的なオーバードライブ方式によるセンスアンプを備えるDRAMの要部を示す回路図である。一般的なDRAMのアレイは、複数のバンクと呼ばれる単位で構成され、また1つのバンクは、同じセンスアンプ数およびメモリセル数を持つ複数のサブアレイA、B・・で構成される。図13は、1つのバンクについて示した図である。サブアレイAは、オーバードライブ回路1、PchトランジスタTP3、複数のセンスアンプSA及びNchトランジスタTN1で構成される。
センスアンプSAの正の電源となるノードSAPは、制御信号SEP1で制御されるオーバードライブ回路1、及びアレイ電圧VARYを電源としゲートに制御信号SEP2が与えられるPchトランジスタTP3で駆動される。また、センスアンプSAの接地となるノードSANは、ゲートに制御信号SENが与えられるNchトランジスタTN1で駆動される。センスアンプSAは、Pchトランジスタ2個、Nchトランジスタ2個で構成され、ビット線BLT、BLNを駆動する。ビット線BLT、BLNには、それぞれビット線に寄生するビット線容量Cdが存在する。
それぞれのサブアレイA、B・・のオーバードライブ回路1には、VDDが電源として供給される。その際、電源VDDのパッドからオーバードライブ回路1までの配線には、配線抵抗Rが寄生し、配線抵抗Rを介した電源VDD1がオーバードライブ回路1に供給される。それぞれのバンクにおける配線抵抗Rは、パッドからの距離が異なる等の要因によって、その抵抗値がそれぞれ異なる。
図14は、図13における従来のオーバードライブ回路1の構成を示す回路図であって、PchトランジスタTP100を備える。PchトランジスタTP100のソースが電源VDD1に接続され、ドレインがノードSAPに接続され、ゲートには制御信号SEP1が与えられる。
図15は、図13及び図14で示される回路の動作を表すタイミングチャートである。複数のサブアレイのうちサブアレイAの1つのみが活性化され、センス動作を行うものとする。図15において、制御信号SEP1、SEP2、SENのレベル、及び、電源VDD1、ノードSAP、SAN、ビット線BLT、BLNのそれぞれの電圧波形を実線で示している。
タイミングT1より前の期間では、ノードSAP、SAN、ビット線BLT、BLNの電位は、アレイ電圧VARYの半分(0.5×VARY)に設定され、ワード線(図示せず)がアクティブとなってメモリセル情報が読み出され、ビット線BLT、BLN間に微小な差電位が発生する。
タイミングT1で制御信号SEP1がハイレベル(VDD)からローレベル(VSS)に変化してPchトランジスタTP100がオンとなって、ノードSAPは、電源VDD1に向かって駆動される。これによってVDDから電流が流れ、配線抵抗RによってVDD1の電位は一時的に低下する。一方、タイミングT1で制御信号SENは、ローレベルからハイレベルに変化して、NchトランジスタTN1がオンとなって、ノードSANは、電源VSS(接地)に向かって駆動される。ノードSAPとノードSANが駆動されることでセンスアンプSAが活性化され、ビット線BLTは、高い電位に変化し、ビット線BLNは、低い電位に変化し、センス動作が開始される。
タイミングT3で、ビット線BLTの電位は、アレイ電圧VARYの電位まで上昇している。タイミングT3で制御信号SEP1をハイレベルにし、制御信号SEP2をローレベルにする。このことで、PchトランジスタTP100はオフとなり、PchトランジスタTP3がオンし、ノードSAPはアレイ電圧VARYで駆動される。
タイミングT1からタイミングT3の期間は、オーバードライブ期間と呼ばれ、この期間にセンスアンプSAは、電源VDDを使った高い電圧で駆動されるため、アレイ電圧VARYが低い電圧であっても高速にセンス動作を行うことができる。
また、オーバードライブ回路1は、オーバードライブ期間に大きな電荷をノードSAPに供給する。大きな電荷を供給する理由は、サブアレイAには多数のセンスアンプSAがあり、それぞれのハイレベル側にセンスされるビット線容量Cdを0.5×VARYからVARYにする必要があるためである。サブアレイのセンスアンプSAの数をNとすると、トータルの負荷容量CD=N×Cdであり、ノードSAPに供給する電荷QDは、式(1)のように表される。
QD=CD×0.5×VARY −−−式(1)
この大きな電荷QDは、配線抵抗R1を流れるため、電源VDD1の電圧は、オーバードライブ期間に電圧降下で電源VDDの電圧よりも落ち込むことが図15に示される。
なお、関連する技術として、低電圧化に対応したセンスアンプ動作の高速化とメモリセルのキャパシタの信頼性の向上を共に実現する半導体記憶装置が特許文献1に開示されている。
特開2002−230975号公報
ところで、オーバードライブ期間の終了のタイミングは、センス動作を適切に行うために、ビット線BLTの電位がアレイ電圧VARYの電位に達したタイミングにできるだけ正確に設定されることが望ましい。
図15において、オーバードライブ期間の終了のタイミング、すなわち制御信号SEP1がハイレベルに、制御信号SEP2のローレベルに変化するタイミングが、タイミングT3よりも遅くなる場合の、ビット線BLT、ノードSAP、電源VDD1の波形を、それぞれBLT´、SAP´、VDD1´で示す(破線)。ビット線BLTの電位は、アレイ電圧VARYを越えて高くなっていく。この状態(タイミングT3よりも遅いタイミングのどこか)でオーバードライブ期間の終了すると、メモリセルのキャパシタには、アレイ電圧VARYよりも高い電圧がかかってしまい、耐圧的な問題が生じる。また、上がり過ぎたビット線BLTに蓄えられた電荷は、アレイ電圧VARYを通して捨てられるため、消費電流において無駄が生じる。
一方、オーバードライブ期間の終了のタイミングがタイミングT3よりも早かった場合には、ビット線BLTの電位がまだアレイ電圧VARYに達していない。したがって、アレイ電圧VARYの低い電圧でセンス動作を継続してビット線BLTの電位をアレイ電圧VARYまで持ち上げる必要があり、センス速度が遅くなるという問題を生じる。
以上のように、センス動作を適切に行うためには、タイミングT3の設定が重要である。通常、タイミングT3は、インバータ等を多段直列接続するなどによって構成される図示されない遅延回路を用いて、タイミングT1からの遅延時間で設定される。しかしながら、以下の(1)〜(6)などの様々な要因によってタイミングT1からタイミングT3のオーバードライブ期間を正確に設定するには困難さを伴う。
(1)VDD電圧変動。図16は、一般的なPchトランジスタの電圧電流特性を示す図であり、図14のPchトランジスタTP100もこの特性を持つ。なお、ここではPchトランジスタにおいて、VDS、VGS、IDSが負の値であるため、全て絶対値で表示している。
タイミングT1の後、制御信号SEP1は、ローレベル(VSS)である。VDD電圧が高い場合、PchトランジスタTP100のゲートソース間電圧|VGS|は、VDD1−VSSが大きくなり、図16における|VGS1|の特性になる。ドレイン電流|IDS|は、大きな電流となり、ビット線BLTを高速にアレイ電圧VARYの電位まで変化させ、所望のタイミングT3は早くなる。
一方、VDD電圧が低い場合、PchトランジスタTP100のゲートソース間電圧|VGS|は、VDD1−VSSが小さくなり、|VGS2|の特性になる。ドレイン電流|IDS|は、小さな電流となり、ビット線BLTの電位がアレイ電圧VARYの電位まで上がる時間は長くなり、所望のタイミングT3は遅くなる。
このような所望のタイミングT3に対し、全てのVDD範囲で遅延回路の遅延時間を合わせ込むのは困難である。
(2)トランジスタ特性のプロセス変動。製造ばらつきによって図14のPchトランジスタTP100や遅延回路の各トランジスタの特性が変動する。この変動によって所望のタイミングT3は変化し、また遅延回路の遅延時間も変動する。この所望のタイミングT3の変化と同じ変動を遅延回路の遅延時間に持たせるのは困難である。
(3)温度変動。温度によっても図14のPchトランジスタTP100や遅延回路の各トランジスタの特性は変動する。この変動で所望のタイミングT3は変化し、また遅延回路の遅延時間も変動する。所望のタイミングT3の変化と同じ変動を遅延回路の遅延時間に持たせるのは困難である。
(4)VDDの配線抵抗依存。各バンクにおいて、電源VDDのパッドからの距離が変わるために全てのバンクで配線抵抗Rを揃えるのは困難である。配線抵抗Rが異なると、電源VDD1の電圧の落ち込みが各バンクで異なり、その結果、PchトランジスタTP100の電流も異なり、所望のタイミングT3が各バンクで異なることになる。それぞれのバンク毎に遅延回路の遅延時間をそれぞれ設定するのは極めて煩雑である。
(5)サブアレイ活性化数依存。近年のDRAMでは、消費電流を削減するためライト、リードでは、少ないサブアレイのみを活性化し、一方リフレッシュ時には単位時間当たりのリフレッシュサイクル数を減らすために多くのサブアレイを同時に活性化する仕様となっている。例えば図13において、ライト、リード時の活性化単位は、サブアレイ1つのみであって、この時配線抵抗Rを流れる電荷は、1×QDである。一方、リフレッシュ時は、例えば2つのサブアレイを同時に活性化するために、配線抵抗Rを流れる電荷は、2×QDである。この結果、VDD1の落ち込み電圧幅は、ライト、リード時と、リフレッシュ時とで異なり、所望のタイミングT3も異なることになる。ライト、リード時と、リフレッシュ時とで遅延回路の遅延時間を別々に設定するのは煩雑である。
(6)ビット線容量Cdのプロセス変動。ビット線容量Cdも製造ばらつきにより変動する。この変動で所望のタイミングT3が変化する。しかし、一方で遅延回路の遅延時間は、通常、ビット線容量Cdの製造ばらつきの影響を受けない。このため遅延時間を合わせ込むのは困難である。
本発明の一つのアスペクトに係る半導体記憶装置は、オーバードライブ方式のセンスアンプを備える半導体記憶装置である。この半導体記憶装置は、並列接続される複数のセンスアンプと第1の電源とを接続してオーバードライブ開始時にオンとされる第1のスイッチ素子と、第1のスイッチ素子を介して複数のセンスアンプに流す電荷に対応して参照される電荷を蓄積する容量素子と、容量素子と第1の電源とを接続してオーバードライブ開始時にオンとされる第2のスイッチ素子と、第1の電源の電圧より低い所定の電圧に容量素子の電位が達した場合に第1および第2のスイッチ素子をオフとするように制御する制御回路と、を備える。さらに、複数のセンスアンプと所定の電圧を有する第2の電源とを接続して第1および第2のスイッチ素子がオフとなった後にオンとされ、複数のセンスアンプに第2の電源を供給する第3のスイッチ素子を備える。
本発明の他のアスペクトに係る半導体記憶装置は、オーバードライブ方式のセンスアンプを備える半導体記憶装置である。この半導体記憶装置は、オーバードライブ期間外において第3の電源の電位に充電される第1の容量素子と、第1の容量素子に充電されている電荷を並列接続される複数のセンスアンプに供給するためにオーバードライブ期間においてオンとされる第1のスイッチ素子と、オーバードライブ期間終了時にオンとされ、複数のセンスアンプに第3の電源の電位より低い電位を有する第2の電源を供給する第2のスイッチ素子と、を備える。そして、第1の容量素子の容量は、第1のスイッチ素子がオンとなって駆動する総負荷容量と第3の電源の電位と第2の電源の電位とに基づいて定められる。
本発明によれば、オーバードライブ時にセンスアンプに供給する電荷を正確に制御する。したがって、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることができ、正確な遅延時間を設けること無しにオーバードライブ期間を設定することができる。
本発明の実施形態に係る半導体記憶装置は、オーバードライブ方式のセンスアンプを備える。また、オーバードライブ開始時にオンとされ、並列接続される複数のセンスアンプ(図13のSA)に所定の電源(図1のVDD1)を供給する第1のMOSトランジスタ(図1のTP1)と、第1のMOSトランジスタを介して複数のセンスアンプに流す電荷に対応して参照される電荷を蓄積するキャパシタ(図1のC1)と、オーバードライブ開始時にオンとされ、キャパシタに所定の電源(図1のVDD1)を供給する第2のMOSトランジスタ(図1のTP2)と、キャパシタの電位が所定の電圧(図1のVREF1)に達した場合に第1および第2のMOSトランジスタがオフとなるように制御する制御回路と、を備える。さらに、第1および第2のMOSトランジスタがオフとなった後にオンとされ、複数のセンスアンプに所定の電圧(図1のVREF1と等しい図13のVARY)を供給する第3のMOSトランジスタ(図13のTP3)と、を備える。
このような構成において、第1のMOSトランジスタがオンとなって駆動する総負荷容量とキャパシタの容量との比に基づいて、第1および第2のMOSトランジスタのサイズ比を定めるようにする。この場合、第2のMOSトランジスタは、それぞれがオンオフ制御され、並列接続される複数のMOSトランジスタで構成され、第2のMOSトランジスタの実効的なサイズを複数のMOSトランジスタのオンオフ制御によって設定するようにしてもよい。このようにして、第2のMOSトランジスタのサイズが設定されることで、オーバードライブ時に第1のMOSトランジスタがオンとなってセンスアンプに供給する電荷を正確に制御することができる。したがって、オーバードライブ期間後のセンスアンプ中のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧(図13のVARY)にすることができる。以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。図1に示すオーバードライブ回路は、図13の主要部におけるオーバードライブ回路1に適用される。図1において、オーバードライブ回路は、コンパレータCOMP1、否定論理和回路NOR1、インバータINV1、PchトランジスタTP1、TP2、NchトランジスタTN2、容量素子C1を備える。コンパレータCOMP1の反転入力端子には基準電圧VREF1が供給され、非反転入力端子は、ノードAに接続される。否定論理和回路NOR1の一つの入力端子は、コンパレータCOMP1の出力端子が接続され、他の入力端子には、制御信号SEP1が供給される。否定論理和回路NOR1の出力端子であるノードBは、インバータINV1を介してノードCとしてPchトランジスタTP1、TP2のそれぞれのゲートに接続される。PchトランジスタTP1、TP2のそれぞれのソースは、電源VDD1に接続される。PchトランジスタTP2のドレインは、容量素子C1の一端およびNchトランジスタTN2のドレインと共にノードAに接続される。容量素子C1の他端およびNchトランジスタTN2のソースは接地され、NchトランジスタTN2のゲートには制御信号SEP1が供給される。PchトランジスタTP1のドレインは、出力として図13のノードSAPに接続される。
このような構成のオーバードライブ回路において、基準電圧VREF1は、一定電圧の基準電圧、例えばアレイ電圧VARYである。その場合、VARY=VREF1となる。また、コンパレータCOMP1は、ノードAの電位と基準電圧VREF1を比較し、ノードAの電位の方が低ければローレベル(VSS)を出力し、ノードAの電位の方が高ければハイレベル(VDD)を出力する。
次に、このように構成されるオーバードライブ回路を備えるDRAMの要部の動作について説明する。図2は、図1のオーバードライブ回路を備えるDRAMの要部における動作波形を示すタイミングチャートである。
図2において、タイミングT1よりも前の期間では、制御信号SEP1がハイレベルであるので、NchトランジスタTN2がオンし、ノードAは接地電圧(VSS)になっている。また、ノードCは、ハイレベルであって、PchトランジスタTP1、TP2はオフしている。
タイミングT1で、制御信号SEP1がローレベルになると、コンパレータCOMP1の出力は、ローレベルであるので、ノードBはハイレベルに、ノードCはローレベルになり、PchトランジスタTP1、TP2がオンする。その結果、ノードSAPがPchトランジスタTP1によって駆動され、ビット線BLTは、高い電圧に向けてセンスされる。
一方、オンしたPchトランジスタTP2によって容量素子C1が充電され、ノードAの電位は、上昇して行く。ノードAが基準電圧VREF1に達するタイミングをT2とすると、コンパレータCOMP1の出力は、タイミングT2でハイレベルに切り替わり、それを受けノードCがハイレベルになり、PchトランジスタTP2がオフする。同時にPchトランジスタTP1もオフし、ノードSAPの駆動が停止される。そのため、タイミングT2からタイミングT3の期間において、ビット線BLTの電位は、一定レベルに保たれる。PchトランジスタTP2、容量素子C1等のサイズを適切に設定することで、ビット線BLTの一定レベルの電位をアレイ電圧VARYのレベルにすることが可能である。
PchトランジスタTP2、容量素子C1の適切なサイズは、以下のようにして設定すればよい。PchトランジスタTP2のサイズが、PchトランジスタTP1の1/M倍であるとすると、式(2)が成り立つ。
TP2サイズ=TP1サイズ×1/M −−−式(2)
タイミングT1からタイミングT2の期間では、PchトランジスタTP1、TP2のそれぞれのゲートソース間電圧VGSは、VDD1−VSSであって等しい。図16のように動作点が飽和領域にあれば、ドレインソース間電圧|VDS|が異なってもドレイン電流|IDS|にはあまり影響しない。実際、PchトランジスタTP1とTP2の動作点が飽和領域にある場合、PchトランジスタTP1の流す電荷は、PchトランジスタTP2の流す電荷のほぼM倍である。
一方、タイミングT1からタイミングT2の期間では、容量素子C1に蓄えられる電荷は、C1×VARYであって、PchトランジスタTP2を流れる電荷と一致する。従って、PchトランジスタTP1の流す電荷は、近似的に式(3)で表される。
PchトランジスタTP1の流す電荷=C1×VARY×M −−−式(3)
先に説明したように、このPchトランジスタTP1の流す電荷を電荷QDと等しくすれば、ビット線BLTの電位は、ちょうどアレイ電圧VARYのレベルまで上がることになる。従って、式(1)、式(3)から式(4)が導かれる。
QD=CD×0.5×VARY=C1×VARY×M −−−式(4)
さらに、式(2)、式(4)から式(5)が導かれる。
CD:C1=TP1サイズ:0.5×TP2サイズ −−−式(5)
センス時に消費する電流に関し、図1のオーバードライブ回路を適用した場合、図14に示す従来例の回路に対し、容量素子C1をアレイ電圧VARYのレベルまで充電する電流分は増加する。また、本実施例の回路を適用する場合、レイアウト面積の増加も少ないことが望ましい。このため、容量素子C1の容量値やPchトランジスタTP2のサイズをなるべく小さくしたいが、式(5)に従えばそれが可能である。
例えば、容量素子C1の容量値を負荷容量CDの1/100の比率にした場合、式(5)によってPchトランジスタTP2のサイズをPchトランジスタTP1の1/50とすれば、図2のタイミングT2でビット線BLTの電位は、ほぼアレイ電圧VARYのレベルになる。このような例の比率を採用するならば、図1のオーバードライブ回路を適用したことでの従来(図13)からの消費電流の増加や、レイアウト面積増加は、ほとんど問題とならない。
また、本実施例の回路は、オーバードライブ期間自体の設定を正確に行う必要性がないという特徴を持つ。すなわち、式(5)に従った設定をすれば、タイミングT2以後ではビット線BLTの電位がほぼ正確にアレイ電圧VARYのレベルに保たれているので、タイミングT3は、タイミングT2以後ならば、いつ設定しても良い。従って、オーバードライブ期間を設定する遅延回路の遅延時間が各種要因でばらついても、オーバードライブ期間直後のビット線の電位は、所望のアレイ電圧VARYの電位になっている。
ここで図2の説明に戻る。タイミングT3において、制御信号SEP1がハイレベルになり、オンとなったNchトランジスタTN2によってノードAがローレベルに戻る。
図1の回路では、従来問題であったVDD電圧変動に対して、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。すなわち、電源VDDの電圧が高い場合であっても低い場合であっても、PchトランジスタTP1から供給される電荷は、式(3)に従い、ほぼ一定であるためである。
また、トランジスタ特性のプロセス変動に対しても、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。すなわち、トランジスタ特性のプロセス変動があっても、PchトランジスタTP1、TP2の特性は、同様に変動するため、PchトランジスタTP1から供給される電荷は、ほぼ一定であるためである。
さらに、温度変動に対してもオーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。すなわち、温度変動でトランジスタ特性が変動しても、PchトランジスタTP1、TP2の特性は、同様に変動するため、PchトランジスタTP1から供給される電荷は、ほぼ一定であるためである。
また、電源VDDの配線抵抗依存に対しても、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。すなわち、配線抵抗Rが変動し、図2の電源VDD1のレベルが異なっていても、PchトランジスタTP1から供給される電荷は、ほぼ一定であるためである。
さらに、ライト、リード時や、リフレッシュ時などで異なる数のサブアレイが活性化されても、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。すなわち、配線抵抗Rに流れる電流が変動し、図2に示す電源VDD1のレベルが変動しても、PchトランジスタTP1から供給される電荷は、ほぼ一定であるためである。
なお、タイミングT3の設定は、上記各種変動でのタイミングT2、及び遅延回路の変動を考慮して必ずタイミングT3の方がタイミングT2よりも遅くなるように設定するものとする。
図3は、本発明の第2の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。図3において、図1と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図3のオーバードライブ回路は、図1におけるPchトランジスタTP2を二つに分割し、PchトランジスタTP21、TP22として配置する。さらに、否定論理積回路NAND1、NAND2を備える。否定論理積回路NAND1、NAND2におけるそれぞれの一つの入力端は、ノードBに接続される。否定論理積回路NAND1、NAND2におけるそれぞれの他の入力端には、それぞれ制御信号M1、M2が供給される。否定論理積回路NAND1、NAND2におけるそれぞれの出力端は、PchトランジスタTP21、TP22のそれぞれのゲートに接続される。PchトランジスタTP21、TP22のソースは、共通に電源VDD1に接続され、ドレインは共通にノードAに接続される。
制御信号M1、M2は、ヒューズやテストモード等で制御される信号であって、PchトランジスタTP2サイズ、すなわち、サイズ比Mを、2つのPchトランジスタTP21、TP22をオンオフすることによって調整できるようにする。なお、この例では、調節できるPchトランジスタ等を2個のみしか示していないが、より多くのPchトランジスタ等を配置することで、より詳細に調整することができることはいうまでもない。
図13のビット線容量Cdは、プロセスで変動する。従って、式(5)によって、負荷容量CDに見合ったサイズ比Mにヒューズ等で合わせ込むことで、ビット線容量Cdのプロセス変動によらず、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。なお、式(5)に従って、容量素子C1の容量値やPchトランジスタTP1のサイズ等で同様の調整を行うことも可能である。
図4は、本発明の第3の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。図4において、図1と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図4のオーバードライブ回路は、図1におけるPchトランジスタTP2のドレインとノードAとの間に、PchトランジスタTP4が挿入さる。PchトランジスタTP4のゲートには一定の補正電圧、例えば0.5×VARYが供給される。
実施例1において、図2のタイミングT1からタイミングT2の期間、PchトランジスタTP1のドレインソース間電圧|VDS|は、VDD1−SAP間の電圧であり、またPchトランジスタTP2のドレインソース間電圧|VDS|は、VDD1−ノードA間の電圧である。また、2つのPchトランジスタTP1、TP2のゲートソース間電圧|VGS|は、VDD1−VSSであって同一である。図16を参照すると、2つのPchトランジスタは、前述したように飽和領域で使用されるが、そのドレインソース間電圧|VDS|の差で、ドレイン電流|IDS|が若干異なる。したがって、タイミングT1からタイミングT2の期間において、PchトランジスタTP2の流す電荷とPchトランジスタTP1の流す電荷とは、PchトランジスタTP1、TP2のサイズ比Mに厳密には一致しない。一致しない分、オーバードライブ期間後のビット線BLTの電位レベルにおけるアレイ電圧VARYに対する誤差となる。
図4に示すオーバードライブ回路は、この誤差を軽減する。ノードD、すなわちPchトランジスタTP4のソースは、0.5×VARYよりも、PchトランジスタTP4のしきい値電圧の絶対値|VTP|だけ高い電圧になる。しきい値電圧|VTP|は、通常0.6V程度である。一例として、VARY=1.2Vとすると、0.5×VARY=0.6Vであり、タイミングT1からタイミングT2の期間でノードDは、ほぼ1.2Vになる。
タイミングT1からタイミングT2の期間において、ノードSAPのレベルも、大まかには1.2V付近になる。従って、図4の回路構成にすることで、PchトランジスタTP1、TP2は、図1に示した回路構成の場合よりもドレインソース間電圧|VDS|の差が小さくなる。したがって、その分オーバードライブ期間後のビット線BLTの電位レベルにおける、アレイ電圧VARYに対する誤差をより小さくすることができる。
図5は、本発明の第4の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。図5において、図4と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図5のオーバードライブ回路は、図4に対し、差動アンプDEF1が追加され、差動アンプDEF1によってPchトランジスタTP4を駆動する。差動アンプDEF1は、反転入力端子がノードDに接続され、非反転入力端子がPchトランジスタTP1のドレインに接続され、出力端子がPchトランジスタTP4のゲートに接続される。
図5のオーバードライブ回路は、差動アンプDEF1によって、ノードSAPとノードDとが同一レベルになるように制御される。その結果、タイミングT1からタイミングT2の期間、PchトランジスタTP1、TP2は、同じドレインソース間電圧|VDS|で動作することとなり、PchトランジスタTP2の流す電荷と、PchトランジスタTP1の流す電荷とは、より正確にPchトランジスタTP1、TP2のサイズ比Mと一致する。従って、オーバードライブ期間後のビット線BLTの電位レベルをアレイ電圧VARYに極めて正確に合わせることができる。
図6は、本発明の第5の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。図6において、図5と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図6に示すオーバードライブ回路は、図5に対し、差動アンプDEF1の替わりにPchトランジスタTP41、インバータINV3、NchトランジスタTN21、インピーダンス素子Z1が配置されている。PchトランジスタTP41のソースは、ノードSAPに接続され、ゲート及びドレインはノードEに接続される。インバータINV3には制御信号SEP1が入力され、インバータINV3の出力は、NchトランジスタTN21のゲートに接続される。また、NchトランジスタTN21のソースは接地され、ドレインはインピーダンス素子Z1の一方の端子に接続されている。インピーダンス素子Z1の他方の端子は、ノードEに接続されている。ここで、インピーダンス素子Z1は、適度な小さな電流に制限する電流制限素子であって、例えば抵抗素子であってもよく、あるいはゲートに適当な電圧等を与えチャネル長を長くしたNchトランジスタなどであってもよい。
図7は、図6のオーバードライブ回路を備えるDRAMの要部における動作波形を示すタイミングチャートである。図7において、図2と同一の符号は、同一の節点の動作波形を表し、その説明を省略する。タイミングT1でノードSEP1がハイレベルからローレベルに変化すると、NchトランジスタTN21がオフからオンに変化する。
タイミングT1からT3の期間では、PchトランジスタTP41、インピーダンス素子Z1及びNchトランジスタTN21を通して、インピーダンス素子Z1によって制限された適度に小さな電流がノードSAPから接地に流れる。PchトランジスタTP41は、ゲートとドレインが接続されているため、ノードEのレベルは、ノードSAPよりもPchトランジスタTP41のしきい値電圧の絶対値|VTP|だけ低い電圧に保たれる。さらにノードDは、ノードEよりもPchトランジスタTP4のしきい値電圧の絶対値|VTP|だけ高い電圧に保たれる。従って、ノードDはノードSAPと常に同一レベルに保たれる。その結果、タイミングT1からタイミングT2の期間において、PchトランジスタTP1、TP2は、同じドレインソース間電圧|VDS|で動作することとなり、PchトランジスタTP2の流す電荷と、PchトランジスタTP1の流す電荷とは、正確にPchトランジスタTP1、TP2のサイズ比Mと一致する。
なお、本実施例では、PchトランジスタTP1の流す電荷の一部がノードSAPから接地に流れるが、ノードSAPから接地に向かう電流は十分小さな電流であっても、ノードDを正確にノードSAPと同一レベルに制御することができる。このためタイミングT2以降のビット線BLTのレベルには、ほとんど影響を与えることはないし、また消費電流の増加もほとんど問題とはならない。
タイミングT3以降は、制御信号SEP1がハイレベルになることでNchトランジスタTN21がオフして、ノードSAPから接地に向かって流れる消費電流を遮断する。
以上のように本実施例においては、実施例4に比べて簡単な回路構成であっても、実施例4と同様にオーバードライブ期間後のビット線BLTの電位レベルをアレイ電圧VARYに極めて正確に合わせることができる。
図8は、本発明の第6の実施例に係るオーバードライブ方式によるセンスアンプを備えるDRAMの要部を示す回路図である。図8において、図13と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図8では、VOD発生回路2が設けられ、オーバードライブ回路1の代わりにPchトランジスタTP5が設けられている点が図13と異なる。VOD発生回路2は、制御信号SEP1で制御され、電源VDD1の電圧をノードVODに対して供給する。また、PchトランジスタTP5は、ソースをVOD発生回路2の出力であるノードVODに接続し、ドレインをノードSAPに接続し、ゲートに制御信号SEP1を供給する。
図9は、VOD発生回路2の構成を示す回路図である。図9において、VOD発生回路2は、差動アンプDEF2、インバータINV2、PchトランジスタTP6、TP7、TP8、容量素子C2を備える。制御信号SEP1がPchトランジスタTP8のゲートに供給されると共に、インバータINV2で反転されてPchトランジスタTP7のゲートに供給される。PchトランジスタTP8のソースには電源VDD1が接続される。PchトランジスタTP8のドレインとPchトランジスタTP7のソースとは、共通に差動アンプDEF2の非反転端子に接続される。差動アンプDEF2の反転端子には、基準電圧VREF2が与えられ、出力端子はPchトランジスタTP6のゲートに接続される。PchトランジスタTP6のソースには、VDD1が接続され、ドレインは、PchトランジスタTP7のドレインと共にノードVODに接続される。さらに、容量素子C2は、ノードVODと接地との間に挿入される。
次に、このように構成されるVOD発生回路を備えるDRAMの要部の動作について説明する。図10は、図8および図9の各部における動作を示す波形図である。タイミングT1より前の期間では、制御信号SEP1はハイレベルであり、PchトランジスタTP8がオフし、ゲートがローレベルとなったPchトランジスタTP7がオンし、差動アンプDEF2の非反転端子には、ノードVODが接続される。一方、差動アンプDEF2の反転端子にはノードVODの電圧の基準となる基準電圧VREF2が入力される。このため、PchトランジスタTP6を介して、ノードVODの電位は、基準電圧VREF2と同じ電位になっている。また、容量素子C2にはノードVODの電位が蓄えられる。
タイミングT1で制御信号SEP1がローレベルになると、PchトランジスタTP7がオフし、PchトランジスタTP8がオンする。また、差動アンプDEF2の出力は、ハイレベル(VDD)となり、PchトランジスタTP6はオフする。この時、ノードVODは、容量素子C2によって電位を保持しようとする。それと同時に、PchトランジスタTP5がオンし、ノードSAPが、ノードVODから駆動される。すなわち、容量素子C2に蓄えられていた電荷によってノードSAPが駆動される。
ビット線BLT、ノードSAP、ノードVODは、PchトランジスタTP5およびセンスアンプSAを介して共通に接続されるので同一の電位に向かって収束し、タイミングT2で同一電位となる。この電位は、容量素子C2の容量値を適切な値に設定することで、アレイ電圧VARYにすることができる。適切な値とは、以下のように設定すればよい。
PchトランジスタTP5から、式(1)に従う電荷QDを供給すれば、ノードVODがアレイ電圧VARYのレベルになるため、式(6)が導かれる。
QD=C2×(VREF2−VARY)=CD×0.5×VARY −−−式(6)
従って、容量素子C2の容量を以下の式(7)で表されるように設定すればよい。
C2=CD×0.5×VARY/(VREF2−VARY) −−−式(7)
一例として、VARY=1.2V、VREF2=1.6Vとすると、C2=1.5×CDとなる。
式(7)に従った設定にすれば、タイミングT2以後において、ビット線BLTの電位は、アレイ電圧VARYのレベルになっている。従って、タイミングT3は、タイミングT2以後ならばいつ設定されても良い。このように実施例6においても、オーバードライブ期間の設定を正確に行う必要性がないという特徴を持つ。また、電源VDD等の各種変動要因に対しても、実施例1と同様に影響を受けないという特徴がある。
タイミングT3において、制御信号SEP1がハイレベルになり、PchトランジスタTP5がオフすると同時に、PchトランジスタTP8がオフし、PchトランジスタTP7がオンする。このため差動アンプDEF2及びPchトランジスタTP6によってノードVODの充電、すなわち、電源VDD1に向けての容量素子C2の充電が開始される。
この容量素子C2の充電は、次のサイクルでセンスが開始されるまでに(次のサイクルのタイミングT1までに)基準電圧VREF2の電圧まで上がっていれば良い。したがって、容量素子C2の充電を非常にゆっくりと行えばよいので、PchトランジスタTP6のサイズは、小さくて済む。また、電源VDDの配線抵抗Rに流れるピーク電流が減り、電源VDD1の落ち込みを小さくすることができる。すなわち、電源ノイズを減らすことが可能となる。
図11は、本発明の第7の実施例に係るVOD発生回路の構成を示す回路図である。図11において、図9と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図11のVOD発生回路は、図9のVOD発生回路に対し、容量素子C2を分割し、容量素子C21、C22として配置する。さらに、ノードVODと容量素子C21、C22との間にスイッチ素子としてPchトランジスタTP91、PT92をそれぞれ挿入する。ヒューズやテストモード等で設定される制御信号M1、M2によって、それぞれPchトランジスタTP91、PT92をオン、オフする。すなわち、実質的に図9における容量素子C2の容量を制御信号で調整できるようにする。
ビット線容量Cdは、製造プロセスで変動する。従って、式(7)に従うように、負荷容量CDの値に合ったサイズ比Mに容量素子C2の容量を制御信号で調整することで、ビット線容量Cdのプロセス変動によらず、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。なお、この例では、調節される容量素子を2個のみしか示していないが、より多くの容量素子を配置することで、より詳細に調整することができることはいうまでもない。
また、ライト、リード時や、リフレッシュ時など異なる数のサブアレイが活性化される場合であっても、場合に応じて容量素子C2の容量を制御信号で調整することで、オーバードライブ期間後のビット線の電位を正確に所望のアレイ電圧にすることが可能となる。すなわち、制御信号によってPchトランジスタがオンし、ノードVODと電気的につながっている容量の合計値をC2Aとし、活性化されるサブアレイがL個である場合、C2Aを以下の式(8)のようにすればよい。
C2A=L×CD×0.5×VARY/(VREF2−VARY) −−−式(8)
図12は、本発明の第8の実施例に係るVOD発生回路の構成を示す回路図である。図12において、図9と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図12のVOD発生回路は、図9のVOD発生回路に対し、論理積回路AND1およびオーバードライブ回路1が追加されている。オーバードライブ回路1は、図1、図3、図4、図5または図6に示す回路であり、その出力の節点(図1、図3、図4、図5または図6におけるノードSAPへの接続点)は、ノードVODに接続され、制御ノード(図1、図3、図4、図5または図6における制御信号SEP1の接続点)は、論理積回路AND1の出力端に接続される。論理積回路AND1は、選択信号SLCおよび制御信号SEP1を入力し、選択信号SLCがハイレベルの時に制御信号SEP1をオーバードライブ回路1に出力する。すなわち、選択信号SLCがハイレベルの時には、オーバードライブ回路1と図9のVOD発生回路とが、制御信号SEP1によって動作する。
ところで、図9のVOD発生回路において、容量素子C2は、活性化するサブアレイの負荷容量CDを駆動する非常に大きな容量である必要がある。また、図11のVOD発生回路において、容量素子C21、C22等には、活性化するサブアレイの総負荷容量L×CDを駆動する非常に大きな容量が必要になる。このためチップにおけるレイアウト面積が大きくなってしまう虞がある。
これに対し、VOD発生回路を図12に示す回路構成とすることで、オーバードライブ期間にオーバードライブ回路1からノードVODに供給する電荷に相当する分、容量素子C2からノードVODに供給する電荷を減らすことができる。すなわち、容量素子C2のレイアウト面積を縮小することができる。さらに、センス動作のために電源VDDから流す電流は、タイミングT1からタイミングT2の期間と、タイミングT3以後の期間とに分散できるので、ピーク電流は、更に減り、電源ノイズを減らすことができる。
図12の各サイズの調整は、ノードVODに供給する電荷が、QDまたはL×QDとなるようにすればよい。すなわち、容量素子C2から供給される電荷は、式(6)で表され、オーバードライブ回路1から供給される電荷は、式(4)に従うため、式(9)に示すように調節すればよい。
QDまたはL×QD=C2×(VREF2−VARY)+C1×VARY×M −−−式(9)
なお、図8あるいは図12の回路構成において、1つのサブアレイのみ活性化するライト、リード時には、オーバードライブ回路1は、非活性のままとして容量素子C2のみでノードVODを駆動し、複数のサブアレイを活性化するリフレッシュ時には、オーバードライブ回路1を活性化し、容量素子C2とオーバードライブ回路1の両方でノードVODを駆動するようにしてもよい。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施例に係るオーバードライブ回路を備えるDRAMの要部における動作波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。 本発明の第3の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。 本発明の第4の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。 本発明の第5の実施例に係るオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。 本発明の第5の実施例に係るオーバードライブ回路を備えるDRAMの要部における動作波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第6の実施例に係るオーバードライブ方式によるセンスアンプを備えるDRAMの要部を示す回路図である。 本発明の第6の実施例に係るVOD発生回路の構成を示す回路図である。 本発明の第6の実施例に係るVOD発生回路を備えるDRAMの要部における動作波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第7の実施例に係るVOD発生回路の構成を示す回路図である。 本発明の第8の実施例に係るVOD発生回路の構成を示す回路図である。 従来の典型的なオーバードライブ方式によるセンスアンプを備えるDRAMの要部を示す回路図である。 従来のオーバードライブ回路の構成を示す回路図である。 従来の典型的なオーバードライブ方式によるセンスアンプを備えるDRAMの要部の動作を表すタイミングチャートである。 一般的なPchトランジスタの電圧電流特性を示す図である。
符号の説明
1 オーバードライブ回路
2 VOD発生回路
AND1 論理積回路
BLT、BLN ビット線
C1、C2、C21、C22 容量素子
Cd ビット線容量
COMP1 コンパレータ
DEF1、DEF2 差動アンプ
INV1、INV2、INV3 インバータ
M1、M2 制御信号NOR1 否定論理和回路
NAND1、NAND2 否定論理積回路
TN1、TN2、TN21 Nchトランジスタ
TP1、TP2、TP21、TP22、TP3、TP4、TP41、TP5、TP6、TP7、TP8、TP91、TP92 Pchトランジスタ
R 配線抵抗
SAP、SAN、VOD ノード
SA センスアンプ
SEP1、SEP2、SEN 制御信号
SLC 選択信号VARY アレイ電圧
VDD、VDD1 電源
VREF1、VREF2 基準電圧
Z1 インピーダンス素子

Claims (18)

  1. オーバードライブ方式のセンスアンプを備える半導体記憶装置であって、
    並列接続される複数のセンスアンプと第1の電源とを接続してオーバードライブ開始時にオンとされる第1のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子を介して前記複数のセンスアンプに流す電荷に対応して参照される電荷を蓄積する容量素子と、
    前記容量素子と前記第1の電源とを接続してオーバードライブ開始時にオンとされる第2のスイッチ素子と、
    前記第1の電源の電圧より低い所定の電圧に前記容量素子の電位が達した場合に前記第1および第2のスイッチ素子をオフとするように制御する制御回路と、
    前記複数のセンスアンプと前記所定の電圧を有する第2の電源とを接続して前記第1および第2のスイッチ素子がオフとなった後にオンとされ、前記複数のセンスアンプに前記第2の電源を供給する第3のスイッチ素子と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1および第2のスイッチ素子は、それぞれ第1および第2のMOSトランジスタであって、前記第1および第2のMOSトランジスタのサイズ比が、前記第1のMOSトランジスタがオンとなって駆動する総負荷容量と前記容量素子の容量との比に基づいて定められることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2のMOSトランジスタは、それぞれがオンオフ制御され、並列接続される複数のMOSトランジスタで構成され、前記第2のMOSトランジスタの実効的なサイズを前記複数のMOSトランジスタのオンオフ制御によって設定することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1のMOSトランジスタは、前記第1のMOSトランジスタの実効的なサイズを制御信号によって設定する機能を有することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  5. 前記容量素子は、前記容量素子の実効的な容量値を制御信号によって設定する機能を有することを特徴とする請求項1または2記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第2のMOSトランジスタと前記容量素子との間に接続される第3のMOSトランジスタをさらに備え、
    前記第3のMOSトランジスタは、ソースを前記第2のMOSトランジスタのドレインと接続し、ドレインを前記容量素子に接続し、ゲートには補正電圧が与えられることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記補正電圧は、前記所定の電圧の半分であることを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 非反転入力端子を前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記センスアンプとの接続点に接続し、反転入力端子を前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記第3のMOSトランジスタのソースとの接続点に接続し、前記第3のMOSトランジスタのゲートには、前記補正電圧を与える替わりに出力端子を接続する差動増幅器をさらに備えることを特徴とする請求項6または7記載の半導体記憶装置。
  9. ソースを前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記センスアンプとの接続点に接続し、ゲートとドレインとを接続した第4のMOSトランジスタと、
    一端を前記第4のMOSトランジスタのゲートとドレインとを接続した接続点に接続し、他端を接地した、インピーダンス素子と第4のスイッチ素子とを直列接続した回路と、を備え、
    前記第4のスイッチ素子は、オーバードライブ期間にオンとされ、
    前記第3のMOSトランジスタのゲートには、前記補正電圧を与える替わりに前記第4のMOSトランジスタのゲートとドレインとを接続した接続点を接続することを特徴とする請求項6または7記載の半導体記憶装置。
  10. オーバードライブ方式のセンスアンプを備える半導体記憶装置であって、
    オーバードライブ期間外において第3の電源の電位に充電される第1の容量素子と、
    前記第1の容量素子に充電されている電荷を並列接続される複数のセンスアンプに供給するためにオーバードライブ期間においてオンとされる第1のスイッチ素子と、
    オーバードライブ期間終了時にオンとされ、前記複数のセンスアンプに前記第3の電源の電位より低い電位を有する第2の電源を供給する第2のスイッチ素子と、
    を備え、
    前記第1の容量素子の容量は、前記第1のスイッチ素子がオンとなって駆動する総負荷容量と前記第3の電源の電位と前記第2の電源の電位とに基づいて定められることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 前記第1の容量素子は、オンオフ制御可能なMOSトランジスタとキャパシタとの縦続接続回路を複数並列接続した回路から構成され、前記第1の容量素子の実効的な容量を該MOSトランジスタのオンオフ制御によって設定することを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。
  12. 第1の電源と前記第3の電源とを接続してオーバードライブ開始時にオンとされる第3のスイッチ素子と、
    前記第3のスイッチ素子および前記第1のスイッチ素子を介して前記複数のセンスアンプに流す電荷に対応して参照される電荷を蓄積する第2の容量素子と、
    前記第2の容量素子と前記第1の電源とを接続してオーバードライブ開始時にオンとされる第4のスイッチ素子と、
    前記第2の容量素子の電位が前記第2の電源の電位に達した場合に前記第3および第4のスイッチ素子がオフとなるように制御する制御回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項10または11記載の半導体記憶装置。
  13. 前記第3および第4のスイッチ素子は、それぞれ第1および第2のMOSトランジスタであって、前記第1および第2のMOSトランジスタのサイズ比が、前記第1のMOSトランジスタがオンとなって駆動する総負荷容量と前記第2の容量素子の容量との比に基づいて定められることを特徴とする請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 前記第2のMOSトランジスタは、それぞれがオンオフ制御され、並列接続される複数のMOSトランジスタで構成され、前記第2のMOSトランジスタの実効的なサイズを該複数のMOSトランジスタのオンオフ制御によって設定することを特徴とする請求項13記載の半導体記憶装置。
  15. 前記第2のMOSトランジスタと前記第2の容量素子との間に第3のMOSトランジスタを備え、
    前記第3のMOSトランジスタは、ソースを前記第2のMOSトランジスタのドレインと接続し、ドレインを前記第2の容量素子に接続し、ゲートには補正電圧が与えられることを特徴とする請求項13または14記載の半導体記憶装置。
  16. 前記補正電圧は、前記所定の電圧の半分であることを特徴とする請求項15記載の半導体記憶装置。
  17. 非反転入力端子を前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記第3の電源との接続点に接続し、反転入力端子を前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記第3のMOSトランジスタのソースとの接続点に接続し、前記第3のMOSトランジスタのゲートには、前記補正電圧を与える代わりに出力端子を接続する差動増幅器をさらに備えることを特徴とする請求項15または16記載の半導体記憶装置。
  18. ソースを前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記第3の電源との接続点に接続し、ゲートとドレインとを接続した第4のMOSトランジスタと、
    一端を前記第4のMOSトランジスタのゲートとドレインとを接続した接続点に接続し、他端を接地した、インピーダンス素子と第5のスイッチ素子を直列接続した回路と、を備え、
    前記第5のスイッチ素子は、オーバードライブ期間にオンとされ、
    前記第3のMOSトランジスタのゲートには、前記補正電圧を与える替わりに前記第4のMOSトランジスタのゲートとドレインとを接続した接続点を接続することを特徴とする請求項15または16記載の半導体記憶装置。
JP2006214635A 2005-10-28 2006-08-07 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP4824500B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006214635A JP4824500B2 (ja) 2005-10-28 2006-08-07 半導体記憶装置
US11/586,518 US7349275B2 (en) 2005-10-28 2006-10-26 Semiconductor memory
US12/073,017 US7486579B2 (en) 2005-10-28 2008-02-28 Method for controlling a semiconductor apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005314602 2005-10-28
JP2005314602 2005-10-28
JP2006214635A JP4824500B2 (ja) 2005-10-28 2006-08-07 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007149312A true JP2007149312A (ja) 2007-06-14
JP4824500B2 JP4824500B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=37996094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006214635A Expired - Fee Related JP4824500B2 (ja) 2005-10-28 2006-08-07 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US7349275B2 (ja)
JP (1) JP4824500B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020952A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
JP2010102808A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
JP6259889B1 (ja) * 2016-11-04 2018-01-10 力晶科技股▲ふん▼有限公司 半導体記憶装置
US11735264B2 (en) 2018-11-20 2023-08-22 National University Corporation Shizuoka University Drive circuit and electronic device
JP7411531B2 (ja) 2020-10-23 2024-01-11 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100604660B1 (ko) * 2004-04-30 2006-07-26 주식회사 하이닉스반도체 오버드라이버의 구동력을 조절하는 반도체 메모리 소자
JP4824500B2 (ja) * 2005-10-28 2011-11-30 エルピーダメモリ株式会社 半導体記憶装置
JP5339691B2 (ja) * 2007-05-29 2013-11-13 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP2014063557A (ja) * 2012-02-24 2014-04-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 記憶装置及び半導体装置
US10373682B2 (en) * 2017-12-27 2019-08-06 Sandisk Technologies Llc Write set operation for memory device with bit line capacitor drive
CN113948142B (zh) * 2020-07-16 2023-09-12 长鑫存储技术有限公司 反熔丝存储单元状态检测电路及存储器
JP2022051364A (ja) * 2020-09-18 2022-03-31 キオクシア株式会社 半導体記憶装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04106791A (ja) * 1990-08-27 1992-04-08 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JPH0562467A (ja) * 1991-09-05 1993-03-12 Hitachi Ltd センスアンプ駆動回路
JPH08190437A (ja) * 1994-08-04 1996-07-23 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置および電源電圧発生回路
JP2000285676A (ja) * 1999-03-26 2000-10-13 Fujitsu Ltd オーバードライブ方式のセンスアンプを有するメモリデバイス

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3157779A (en) * 1960-06-28 1964-11-17 Ibm Core matrix calculator
US6130602A (en) * 1996-05-13 2000-10-10 Micron Technology, Inc. Radio frequency data communications device
JPH09330591A (ja) * 1996-06-11 1997-12-22 Fujitsu Ltd センスアンプ駆動回路
JP2002074960A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Toshiba Microelectronics Corp 半導体記憶装置
JP2002230975A (ja) 2001-02-05 2002-08-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2003228981A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP4824500B2 (ja) * 2005-10-28 2011-11-30 エルピーダメモリ株式会社 半導体記憶装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04106791A (ja) * 1990-08-27 1992-04-08 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JPH0562467A (ja) * 1991-09-05 1993-03-12 Hitachi Ltd センスアンプ駆動回路
JPH08190437A (ja) * 1994-08-04 1996-07-23 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置および電源電圧発生回路
JP2000285676A (ja) * 1999-03-26 2000-10-13 Fujitsu Ltd オーバードライブ方式のセンスアンプを有するメモリデバイス

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020952A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
JP2010102808A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
JP6259889B1 (ja) * 2016-11-04 2018-01-10 力晶科技股▲ふん▼有限公司 半導体記憶装置
JP2018073449A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 力晶科技股▲ふん▼有限公司 半導体記憶装置
US11735264B2 (en) 2018-11-20 2023-08-22 National University Corporation Shizuoka University Drive circuit and electronic device
JP7411531B2 (ja) 2020-10-23 2024-01-11 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7349275B2 (en) 2008-03-25
US20070097769A1 (en) 2007-05-03
US7486579B2 (en) 2009-02-03
JP4824500B2 (ja) 2011-11-30
US20080159034A1 (en) 2008-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4824500B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100223990B1 (ko) 반도체 기억장치
US8675422B2 (en) Semiconductor device
JP4305960B2 (ja) 強誘電体メモリ装置
US6525972B2 (en) Semiconductor memory device with boosting control circuit and control method
US6707717B2 (en) Current sense amplifier with dynamic pre-charge
JP5352077B2 (ja) 半導体集積回路
US7203128B2 (en) Ferroelectric memory device and electronic apparatus
US8503247B2 (en) Semiconductor storage apparatus, and method and system for boosting word lines
KR100848418B1 (ko) 강유전체 메모리 장치, 전자 기기 및 강유전체 메모리장치의 구동 방법
US9401192B2 (en) Ferroelectric memory device and timing circuit to control the boost level of a word line
US20060013033A1 (en) Ferroelectric memory device and electronic apparatus
US7894279B2 (en) Semiconductor storage device comprising reference cell discharge operation load reduction
US4875195A (en) Semiconductor device with a reference voltage generator
EP0790618A1 (en) Semiconductor memory device capable of setting the magnitude of substrate voltage in accordance with the mode
US7599230B2 (en) Semiconductor memory apparatus and method of driving the same
US5946229A (en) Semiconductor device having device supplying voltage higher than power supply voltage
JPH0935476A (ja) 可変プレート電圧発生回路を具備する半導体メモリ装置
US6166945A (en) Method for controlling memory cell having long refresh interval
US7864598B2 (en) Dynamic random access memory device suppressing need for voltage-boosting current consumption
JP3094913B2 (ja) 半導体回路
KR100613445B1 (ko) 고전압 감지회로 및 이를 이용한 고전압 펌핑장치
US20080012629A1 (en) Active driver for use in semiconductor device
KR101218604B1 (ko) 반도체 메모리 장치
US7385836B2 (en) Ferroelectric random access memory

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees