JP2022051364A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Masato Dome
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Kensuke Yamamoto
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良 福田
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隼也 松野
Junya Matsuno
賢郎 久保田
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Abstract

【課題】動作信頼性を向上できる半導体記憶装置を提供する。【解決手段】一実施形態の半導体記憶装置は、第1信号を受信し、第1信号に基づく第2信号を出力する第1回路ユニットと、第2信号を受信し、第2信号に基づく第3信号を出力する第2回路ユニットと、第3信号に基づく第4信号を受信し、第4信号に基づいて第5信号を出力するドライバ回路と、第5信号を外部に出力する入出力パッドと、外部から第1電圧が供給される第1電源パッドと、外部から第2電圧が供給される第2電源パッドと、第1回路ユニットと第1電源パッドとを接続する第1配線と、第2回路ユニットと第1電源パッドとを接続し、第1配線に電気的に接続されていない第2配線とを備える。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。
国際公開第2018/055734号公報
動作信頼性を向上できる半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、第1電圧、及び第1電圧と異なる第2電圧を印加され、第1信号を受信し、第1信号に基づく第2信号を出力する第1回路ユニットと、第1電圧及び第2電圧を印加され、第2信号を受信し、第2信号に基づく第3信号を出力する第2回路ユニットと、第3信号に基づく第4信号を受信し、第4信号に基づいて第5信号を出力するドライバ回路と、第5信号を外部に出力する入出力パッドと、外部から第1電圧が供給される第1電源パッドと、外部から第2電圧が供給される第2電源パッドと、第1回路ユニットと第1電源パッドとを接続する第1配線と、第2回路ユニットと第1電源パッドとを接続し、第1配線に電気的に接続されていない第2配線とを備える。
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムのブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる入出力回路のブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる入出力回路のブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の一例を示す回路図である。 図5は、第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる調整回路の一例を示す回路図である。 図6は、第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の動作を説明する図である。 図7は、第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の動作を説明する図である。 図8は、第2実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる入出力回路のブロック図である。 図9は、第2実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の一例を示す回路図である。 図10は、第3実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる入出力回路のブロック図である。 図11は、第3実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の一例を示す回路図である。 図12は、第4実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる入出力回路のブロック図である。 図13は、第4実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の一例を示す回路図である。 図14は、第5実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる入出力回路のブロック図である。 図15は、第5実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の一例を示す回路図である。 図16は、第6実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる入出力回路のブロック図である。 図17は、第6実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる出力回路の一例を示す回路図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
なお、以下の説明では、信号X<m:0>(mは自然数)とは、(m+1)ビットの信号であり、各々が1ビットの信号である信号X<0>、X<1>、…、及びX<m>の集合を意味する。また、信号X<m:0>、すなわち(m+1)ビットのデジタル信号において、X<m>を最上位ビット、X<0>を最下位ビットと呼ぶ。また、構成要素Y<m:0>とは、信号X<m:0>の入力又は出力に1対1に対応する構成要素Y<0>、Y<1>、…、及びY<m>の集合を意味する。
1.第1実施形態
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。以下では、半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
1.1 構成について
1.1.1 メモリシステムの全体構成について
まず、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリを含むメモリシステムの全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリを含むメモリシステムのブロック図である。
図1に示すように、メモリシステム1は、NAND型フラッシュメモリ100、及びコントローラ200を含む。NAND型フラッシュメモリ100とコントローラ200とは、例えばそれらの組み合わせにより一つの半導体装置を構成してもよく、その例としてはSDTMカードのようなメモリカードや、SSD(solid state drive)等が挙げられる。
NAND型フラッシュメモリ100は、複数のメモリセルトランジスタを含み、データを不揮発に記憶する。なお、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリシステム1内に複数設けられてもよい。この場合、複数のNAND型フラッシュメモリ100は、コントローラ200の制御により、それぞれが独立して動作可能である。
コントローラ200は、NANDバスによってNAND型フラッシュメモリ100に接続され、NAND型フラッシュメモリ100を制御する。NANDバスは、NANDインターフェースに従った信号の送受信を行う。この信号の具体例は、チップイネーブル信号CEn、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号WEn、リードイネーブル信号REn、レディ/ビジー信号R/Bn、入出力信号IO、並びにデータストローブ信号DQS及びBDQS(信号DQSの反転信号)である。
チップイネーブル信号CEnは、NAND型フラッシュメモリ100をイネーブルにするための信号であり、例えばLow(“L”)レベルでアサートされる。なお、「アサート」とは、信号(または論理)が有効(アクティブ)な状態とされていることを意味し、これに相対する用語として「ネゲート」とは、信号(または論理)が無効(インアクティブ)な状態とされていることを意味する。コマンドラッチイネーブル信号CLEは、信号IOがコマンドであることを示す信号であり、例えばHigh(“H”)レベルでアサートされる。アドレスラッチイネーブル信号ALEは、信号IOがアドレスであることを示す信号であり、例えば“H”レベルでアサートされる。ライトイネーブル信号WEnは、受信した信号をNAND型フラッシュメモリ100内へ取り込むための信号であり、例えば“L”レベルでアサートされる。ライトイネーブル信号WEnがトグルされるたびに、NAND型フラッシュメモリ100は、信号IOを取り込む。リードイネーブル信号REnは、コントローラ200が、NAND型フラッシュメモリ100からデータを読み出すための信号である。リードイネーブル信号REnがトグルされるたびに、NAND型フラッシュメモリ100は、コントローラ200に信号IOを出力する。
レディ/ビジー信号R/Bnは、NAND型フラッシュメモリ100がビジー状態であるかレディ状態であるか(コントローラ200からコマンドを受信不可能な状態か可能な状態か)を示す信号であり、例えばNAND型フラッシュメモリ100がビジー状態の際に“L”レベルとされる。
入出力信号IOは、例えば8ビットの信号IO<0>~IO<7>(以下、8個の信号IOを区別する場合は、それぞれIO<0>~IO<7>と表記し、区別しない場合は、単に信号IO、または信号IO<7:0>と表記する)である。入出力信号IOは、NAND型フラッシュメモリ100とコントローラ200との間で送受信されるデータの実体であり、例えばコマンド、アドレス、書き込みデータ、及び読み出しデータ等である。データストローブ信号DQS及びBDQSは、例えば信号IOの送受信のタイミングを制御するために使用される。例えば、データの書き込み時には、書き込みデータIOと共に信号DQS及び信号BDQSがコントローラ200からNAND型フラッシュメモリ100に送信される。そして、信号DQS及び信号BDQSがトグルされ、NAND型フラッシュメモリ100は、信号DQS及び信号BDQSに同期して書き込みデータIOを受信する。また、データの読み出し時には、読み出しデータIOと共に信号DQS及び信号BDQSがNAND型フラッシュメモリ100からコントローラ200に送信される。信号DQS及び信号BDQSは、前述のリードイネーブル信号REnに基づいて生成される。そして、信号DQS及び信号BDQSがトグルされ、コントローラ200は、信号DQS及び信号BDQSに同期して読み出しデータIOを受信する。
また、コントローラ200は、図示せぬホストバスによって図示せぬホスト機器に接続される。コントローラ200は、例えばホスト機器から受信した命令に応答して、NAND型フラッシュメモリ100にアクセスする。ホスト機器は、例えばデジタルカメラやパーソナルコンピュータ等であり、ホストバスは、例えばSDTMインターフェースに従ったバスである。
1.1.2 NAND型フラッシュメモリ100の構成について
引き続き図1を用いて、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100の構成の詳細について説明する。なお、図1では、各ブロック間の接続の一部を矢印線で示しているが、ブロック間の接続はこれに限定されない。
図1に示すように、NAND型フラッシュメモリ100は、入出力回路10、ZQ較正回路11、ロジック制御回路12、レディ/ビジー回路13、ステータスレジスタ14、アドレスレジスタ15、コマンドレジスタ16、Set_Feature回路17、シーケンサ18、電圧発生回路19、ロウデコーダ20、メモリセルアレイ21、センスアンプ22、データレジスタ23、カラムデコーダ24、入出力パッド群25、ZQパッド26、入力パッド群27、及びRBパッド28を含む。
入出力回路10は、コントローラ200と信号IO<7:0>、信号DQS、及び信号BDQSを送受信する。なお、入出力回路10は、ロジック制御回路12を介して、コントローラ200から信号DQS及び信号BDQSを受信してもよい。入出力回路10は、信号IO<7:0>内のコマンドCMDをコマンドレジスタ16に送信する。入出力回路10は、信号IO<7:0>内のアドレスADDをアドレスレジスタ15と送受信し、信号IO<7:0>内のデータDATをデータレジスタ23と送受信する。入出力回路10は、コントローラ200から受信した各種動作のパラメータ設定をSet_Feature回路17に送信し、Set_Feature回路17から出力インピーダンスの設定値(例えば、25Ω、35Ω、または50Ωのいずれかの設定値)に関するパラメータ情報(以下、「Ron設定値情報」と呼ぶ)を受信する。
また、入出力回路10は、複数の信号に対応する複数の入力回路10a及び複数の出力回路10bを含む。例えば、1つの入力回路10a及び1つの出力回路10bの組は、入出力パッド群25内の1つのパッドに接続され、信号IO<7:0>のいずれかのビット、信号DQS、または信号BDQSの送受信に用いられる。以下、信号IO<k>(kは、0≦k≦7の整数)に対応する入力回路10a及び出力回路10bを、入力回路10a<k>及び出力回路10b<k>と表記する。出力回路10bの詳細については後述する。
入出力パッド群25は、信号IO<7:0>、信号DQS、及び信号BDQSに対応するIOパッド25<7:0>、DQSパッド25_DQS、及びBDQSパッド25_BDQSを含む。入出力パッド群25は、入出力回路10とNANDバスとを接続する。入出力パッド群25内の各パッドは、NAND型フラッシュメモリ100の外部から、ある出力インピーダンスを有する1つの出力端子として認識され得る。
ZQ較正回路11は、ZQパッド26を介して、基準抵抗素子300に接続される。ZQ較正回路11は、シーケンサ18の指示により、基準抵抗素子300に基づいてNAND型フラッシュメモリ100の出力インピーダンスを較正するZQ較正動作を実行する機能を有する。例えば、ZQ較正回路11は、NAND型フラッシュメモリ100の動作環境温度の上限温度と下限温度における出力インピーダンスを測定して、出力回路10b内の後述するオフチップドライバ(OCD)のトランジスタサイズの較正値を算出する。以下の説明において、トランジスタサイズが異なるトランジスタとは、例えばゲート幅が異なり、ゲート長、ゲート酸化膜厚、ソース及びドレインの拡散層条件等の他のパラメータが同じであるトランジスタのことを示す。そして、トランジスタサイズの較正とは、並列に接続された複数のトランジスタにおいて、選択する1つまたは複数のトランジスタの組み合わせを変更して、選択されたトランジスタによる合成のオン抵抗Ronを較正することを示す。ZQ較正回路11は、較正結果と、Ron設定値情報と、後述するRon情報とに基づいて、OCDのトランジスタのオン抵抗Ronを制御するためのRon制御信号を出力回路10bに送信する。
ZQパッド26は、一端が基準抵抗素子300に接続され、他端がZQ較正回路11に接続される。ZQパッド26は、NAND型フラッシュメモリ100の外部から、ある出力インピーダンスを有する1つの出力端子として認識され得る。
ロジック制御回路12は、入力パッド群27に接続される。ロジック制御回路12は、入力パッド群27を介して、コントローラ200から、信号CEn、CLE、ALE、WEn、及びREnを受信する。ロジック制御回路12は、受信した信号に応じて、入出力回路10及びシーケンサ18を制御する。
入力パッド群27は、信号CEn、CLE、ALE、WEn、REnに対応する複数のパッドを含み、ロジック制御回路12とNANDバスとを接続する。
レディ/ビジー回路13は、RBパッド28に接続される。レディ/ビジー回路13は、シーケンサ18の動作状況に応じて、RBパッド28を介して、レディ/ビジー信号R/Bnをコントローラ200に送信する。なお、レディ/ビジー回路13は、出力回路10bを含んでいてもよい。
RBパッド28は、レディ/ビジー回路13とNANDバスとを接続する。
ステータスレジスタ14は、例えばデータの書き込み、読み出し、及び消去動作におけるステータス情報STSを一時的に保持し、コントローラ200に動作が正常に終了したか否かを通知する。
アドレスレジスタ15は、入出力回路10を介してコントローラ200から受信したアドレスADDを一時的に保持する。このアドレスADDには、ロウアドレスRA及びカラムアドレスCAが含まれる。アドレスレジスタ15は、ロウアドレスRAをロウデコーダ20へ転送し、カラムアドレスCAをカラムデコーダ24に転送する。
コマンドレジスタ16は、入出力回路10を介してコントローラ200から受信したコマンドCMDを一時的に保持し、シーケンサ18に転送する。
Set_Feature回路17は、コントローラ200から受信した各種動作のパラメータ設定を記憶し、各種動作におけるパラメータの設定を行う。例えば、NAND型フラッシュメモリ100が起動した際(電源ONのとき)、シーケンサ18は、Set_Feature回路17からパラメータを読み出す動作を行う。なお、Set_Feature回路17は、シーケンサ18内に設けられてもよく、メモリセルアレイ21内に、パラメータ設定が記憶されてもよい。
シーケンサ18は、NAND型フラッシュメモリ100全体の動作を制御する。より具体的には、シーケンサ18は、コマンドレジスタ16が保持するコマンドCMDに応じて、例えばZQ較正回路11、レディ/ビジー回路13、ステータスレジスタ14、Set_Feature回路17、電圧発生回路19、ロウデコーダ20、センスアンプ22、データレジスタ23、及びカラムデコーダ24等を制御し、書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作等を実行する。
電圧発生回路19は、シーケンサ18の制御に応じて、書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作に必要な電圧を発生させ、この発生した電圧を例えばロウデコーダ20、メモリセルアレイ21、及びセンスアンプ22等に供給する。ロウデコーダ20及びセンスアンプ22は、電圧発生回路19から供給された電圧をメモリセルアレイ21内のメモリセルトランジスタに印加する。
メモリセルアレイ21は、ロウ及びカラムに対応付けられた複数の不揮発性のメモリセルトランジスタを含む。メモリセルアレイ21には、製品出荷前のテスト工程で測定されたトランジスタのオン抵抗Ronに基づく情報(以下、「Ron情報」と呼ぶ)が不揮発に保存される。Ron情報は、出力インピーダンスを設定値に合わせ込むための情報である。Ron情報に基づいて、出力回路10b内の後述するOCDのトランジスタサイズが決定される。
ロウデコーダ20は、ロウアドレスRAをデコードし、デコード結果に基づいて、選択されたメモリセルトランジスタに必要な電圧を印加する。
センスアンプ22は、読み出し動作のときには、メモリセルアレイ21から読み出されたデータをセンスする。そして、センスアンプ22は、読み出しデータRDをデータレジスタ23に送信する。また、センスアンプ22は、書き込み動作のときには、書き込みデータWDをメモリセルアレイ21に送信する。
データレジスタ23は、複数のラッチ回路を含む。ラッチ回路は、書き込みデータWD及び読み出しデータRDを保持する。例えば、書き込み動作において、データレジスタ23は、入出力回路10から受信した書き込みデータWDを一時的に保持し、センスアンプ22に送信する。また、読み出し動作において、データレジスタ23は、センスアンプ22から受信した読み出しデータRDを一時的に保持し、入出力回路10に送信する。
カラムデコーダ24は、例えば書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作の際、カラムアドレスCAをデコードし、デコード結果に応じてデータレジスタ23内のラッチ回路を選択する。
1.1.3 入出力回路10の構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10を示すブロック図であり、出力回路10b内の各構成要素同士の接続関係に着目して示している。なお、図2に示す入出力回路10では、入力回路10a<0>~10a<7>は省略されている。
図2に示すように、入出力回路10は、出力回路10b<0>~10b<7>を含む。なお、出力回路10b<0>~10b<7>は同じ構成であるため、以下では、出力回路10b<0>について説明する。
出力回路10b<0>は、データレジスタ23から、メモリセルアレイ21から読み出した読み出しデータRD(以下、「データDAT_E<0>」と表記する)を受信する。また、出力回路10b<0>は、読み出しデータRDの反転データ(以下、「データDAT_O<0>」と表記する)と、信号REn及びBREn(信号REnの反転信号)に基づくクロック信号CLKとを受信する。そして、出力回路10b<0>は、クロック信号CLKに基づいてデータDAT_E<0>またはデータDAT_O<0>を選択し、選択したデータに基づく信号IO<0>を、IOパッド25<0>を介してコントローラ200に出力する。
出力回路10b<0>は、マルチプレクサ(MUX)30<0>、調整回路31<0>、調整回路32<0>、ドライバ33<0>~39<0>、並びにOCD40<0>及び41<0>を含む。
MUX30<0>は、一方の入力端子からデータDAT_E<0>を受信し、他方の入力端子からデータDAT_O<0>を受信する。また、MUX30<0>は、制御信号としてクロック信号CLKを受信する。そして、MUX30<0>は、クロック信号CLKに基づいてデータDAT_E<0>またはデータDAT_O<0>を選択し、選択したデータを調整回路31<0>に送信する。例えば、MUX30<0>は、クロック信号CLKが“H”レベルのときに、データDAT_E<0>を選択し、クロック信号CLKが“L”レベルのときに、データDAT_O<0>を選択する。
調整回路31<0>は、MUX30<0>から信号を受信する。そして、調整回路31<0>は、Set_Feature回路17から受信する図示せぬ制御信号に基づいて、MUX30<0>から受信した信号のパルス幅を調整し、調整した信号を調整回路32<0>に送信する。
調整回路32<0>は、調整回路31<0>から信号を受信する。そして、調整回路32<0>は、ロジック制御回路12から受信する図示せぬ制御信号に基づいて、調整回路31<0>から受信した信号のパルス幅を調整し、調整した信号をドライバ33<0>に送信する。
ドライバ33<0>は、調整回路32<0>から信号を受信し、受信した信号に基づく信号をドライバ34<0>及び35<0>に送信する。これにより、ドライバ34<0>及び35<0>は駆動される。
ドライバ34<0>は、ドライバ33<0>から信号を受信し、受信した信号に基づく信号をドライバ36<0>に送信する。これにより、ドライバ36<0>は駆動される。
ドライバ35<0>は、ドライバ33<0>から信号を受信し、受信した信号に基づく信号をドライバ37<0>に送信する。これにより、ドライバ37<0>は駆動される。
ドライバ36<0>は、ドライバ34<0>から信号を受信し、ZQ較正回路11からOCD40<0>のトランジスタのオン抵抗Ronを制御するためのRon制御信号を受信し、これらの受信した信号に基づく信号をドライバ38<0>に送信する。
ドライバ37<0>は、ドライバ35<0>から信号を受信し、ZQ較正回路11からOCD41<0>のトランジスタのオン抵抗Ronを制御するためのRon制御信号を受信し、これらの受信した信号に基づく信号をドライバ39<0>に送信する。
ドライバ38<0>は、ドライバ36<0>から信号を受信し、受信した信号に基づく信号をOCD40<0>に送信する。これにより、OCD40<0>は駆動される。
ドライバ39<0>は、ドライバ37<0>から信号を受信し、受信した信号に基づく信号をOCD41<0>に送信する。これにより、OCD41<0>は駆動される。
OCD40<0>は、ドライバ38<0>から信号を受信する。そして、OCD40<0>は、受信した信号を適正な電圧レベルに変換し、変換した電圧を、IOパッド25<0>を介してコントローラ200に出力する。
OCD41<0>は、ドライバ39<0>から信号を受信する。そして、OCD41<0>は、受信した信号を適正な電圧レベルに変換し、変換した電圧を、IOパッド25<0>を介してコントローラ200に出力する。
ドライバグループ42<0>は、ドライバ36<0>、ドライバ38<0>、及びOCD40<0>を含む。ドライバグループ43<0>は、ドライバ37<0>、ドライバ39<0>、及びOCD41<0>を含む。なお、ドライバグループ42<0>及びドライバグループ43<0>は、出力回路10b<0>内にそれぞれ複数設けられてもよい。この場合、複数のドライバグループ42<0>は、並列に接続される。また、複数のドライバグループ43<0>は、並列に接続される。図2では、説明を簡略化するために、ドライバグループ42<0>及びドライバグループ43<0>をそれぞれ1個としている。
更に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10の構成について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10を示すブロック図であり、電源パッド(VCCQパッド及びVSSパッド)と出力回路10b内の各構成要素(以下、「回路ユニット」と表記する)とを接続する配線に着目して示している。なお、図3に示す入出力回路10では、入力回路10a<0>~10a<7>は省略されている。更に、説明を簡略化するために、各出力回路10bの回路ユニットについては、調整回路31及び32を示し、他の回路ユニットは省略されている。
図3に示すように、NAND型フラッシュメモリ100は、IO回路エリア50<0>~50<7>を含む。例えば、IO回路エリア50<0>~50<7>は、IO回路エリア50<0>、IO回路エリア50<1>、IO回路エリア50<2>、・・・の順で互いに隣接して配列されている。なお、図3では、IO回路エリア50<4>~50<7>は省略されている。また、IO回路エリア50<0>~50<3>と、IO回路エリア50<4>~50<7>とは同じ構成であるため、以下では、IO回路エリア50<0>~50<3>について説明する。
IO回路エリア50<0>は、出力回路10b<0>、IOパッド25<0>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<0>、複数の配線53、配線54a、及び複数の配線54bを含む。
VCCQパッド51<0>は、外部からNAND型フラッシュメモリ100に電源電圧VCCQを供給するためのパッドである。VSSパッド52<0>は、外部からNAND型フラッシュメモリ100に接地電圧VSSを供給するためのパッドである。
IO回路エリア50<0>において、出力回路10b<0>内の各回路ユニット(調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・)は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と別々に接続されている。配線53は、いずれかの電源パッドと1つの回路ユニットとを接続する。
また、IO回路エリア50<0>において、配線54aは、VSSパッド52<0>に接続されている。配線54aは、いずれかの電源パッドと複数の回路ユニットとを接続する共通配線である。出力回路10b<0>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aに接続される。配線54bは、配線54aと1つの回路ユニットとを接続する。例えば、配線54aは、NAND型フラッシュメモリ100内に積層されている配線のうち、最上層の配線であり、配線54bは配線54aよりも下層の配線である。
IO回路エリア50<1>は、出力回路10b<1>、IOパッド25<1>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<1>、複数の配線53、配線54a、及び複数の配線54bを含む。IO回路エリア50<1>は、IO回路エリア50<0>とVCCQパッド51<0>を共有している。
IO回路エリア50<1>において、出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と別々に接続されている。
また、IO回路エリア50<1>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<2>は、出力回路10b<2>、IOパッド25<2>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<1>、複数の配線53、配線54a、及び複数の配線54bを含む。IO回路エリア50<2>は、IO回路エリア50<1>とVSSパッド52<1>を共有している。
IO回路エリア50<2>において、出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線53を介して、VCCQパッド51<1>と別々に接続されている。
また、IO回路エリア50<2>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<3>は、出力回路10b<3>、IOパッド25<3>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<2>、複数の配線53、配線54a、及び複数の配線54bを含む。IO回路エリア50<3>は、IO回路エリア50<2>とVCCQパッド51<1>を共有している。
IO回路エリア50<3>において、出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線53を介して、VCCQパッド51<1>と別々に接続されている。
また、IO回路エリア50<3>において、配線54aは、VSSパッド52<2>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<2>に接続されている配線54aに接続される。
1.1.4 出力回路10bの構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの回路構成について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの一例を示す回路図である。なお、出力回路10b<0>~10b<7>は同じ構成であるため、以下では、出力回路10b<0>内の各回路ユニットの詳細について説明する。
図4に示すように、調整回路31<0>は、可変インバータIV1及びIV2を含む。インバータIV1は、MUX30<0>から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV2に送信する。インバータIV2は、インバータIV1から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号を調整回路32<0>に送信する。インバータIV1及びIV2は、受信した信号の立ち上がり及び立ち下がりの傾き(速度)を調整可能である。インバータIV1及びIV2の詳細については後述する。
インバータIV1及びIV2の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV1及びIV2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
調整回路32<0>は、可変インバータIV3及びIV4を含む。インバータIV3は、調整回路31<0>から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV4に送信する。インバータIV4は、インバータIV3から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をドライバ33<0>に送信する。インバータIV3及びIV4は、受信した信号の立ち上がり及び立ち下がりの傾き(速度)を調整可能である。インバータIV3及びIV4は、例えばインバータIV1と同じ構成とすることができる。
インバータIV3及びIV4の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV3及びIV4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
ドライバ33<0>は、インバータIV5~IV7を含む。インバータIV5は、調整回路32<0>から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV6に送信する。インバータIV6は、インバータIV5から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV7に送信する。インバータIV7は、インバータIV6から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をドライバ34<0>及び35<0>に送信する。
インバータIV5~IV7の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV5~IV7の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV5~IV7の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV5~IV7の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
ドライバ34<0>は、インバータIV8~IV10を含む。インバータIV8は、ドライバ33<0>から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV9に送信する。インバータIV9は、インバータIV8から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV10に送信する。インバータIV10は、インバータIV9から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をドライバ36<0>に送信する。
インバータIV8~IV10の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV8~IV10の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV8~IV10の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV8~IV10の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
ドライバ35<0>は、インバータIV11~IV13を含む。インバータIV11は、ドライバ33<0>から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV12に送信する。インバータIV12は、インバータIV11から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をインバータIV13に送信する。インバータIV13は、インバータIV12から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をドライバ37<0>に送信する。
インバータIV11~IV13の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV11~IV13の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV11~IV13の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV11~IV13の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
ドライバ36<0>は、NAND回路ND1及びND2を含む。
NAND回路ND1の一方の入力端子には、ドライバ34<0>の出力信号が入力され、他方の入力端子には、ZQ較正回路11から受信したRon制御信号CTL1が入力される。NAND回路ND1は、これらの入力された信号に基づいてNAND演算を行う。そして、NAND回路ND1は、演算結果(信号)をNAND回路ND2に送信する。
NAND回路ND2の一方の入力端子には、NAND回路ND1の出力信号が入力され、他方の入力端子には、ZQ較正回路11から受信したRon制御信号CTL2が入力される。NAND回路ND2は、これらの入力された信号に基づいてNAND演算を行う。そして、NAND回路ND2は、演算結果(信号)をドライバ38<0>に送信する。
NAND回路ND1及びND2の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、NAND回路ND1及びND2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
ドライバ37<0>は、NAND回路ND3及びND4を含む。
NAND回路ND3の一方の入力端子には、ドライバ35<0>の出力信号が入力され、他方の入力端子には、ZQ較正回路11から受信したRon制御信号CTL3が入力される。NAND回路ND3は、これらの入力された信号に基づいてNAND演算を行う。そして、NAND回路ND3は、演算結果(信号)をNAND回路ND4に送信する。
NAND回路ND4の一方の入力端子には、NAND回路ND3の出力信号が入力され、他方の入力端子には、ZQ較正回路11から受信したRon制御信号CTL4が入力される。NAND回路ND4は、これらの入力された信号に基づいてNAND演算を行う。そして、NAND回路ND4は、演算結果(信号)をドライバ39<0>に送信する。
NAND回路ND3及びND4の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、NAND回路ND3及びND4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
ドライバ38<0>は、インバータIV14を含む。インバータIV14は、ドライバ36<0>から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をOCD40<0>に送信する。
インバータIV14の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。また、インバータIV14の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
ドライバ39<0>は、インバータIV15を含む。インバータIV15は、ドライバ37<0>から信号を受信し、受信した信号の論理レベルを反転させた信号をOCD41<0>に送信する。
インバータIV15の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。また、インバータIV15の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
OCD40<0>は、pチャネルMOSトランジスタTR1を含む。トランジスタTR1のゲートには、ドライバ38<0>の出力信号が入力される。トランジスタTR1のソースには、電源電圧VCCQが印加される。トランジスタTR1のドレインは、ノードN1に接続される。ノードN1は、IOパッド25<0>に接続される。
OCD41<0>は、nチャネルMOSトランジスタTR2を含む。トランジスタTR2のゲートには、ドライバ39<0>の出力信号が入力される。トランジスタTR2のソースには、接地電圧VSSが印加される。トランジスタTR2のドレインは、ノードN1に接続される。
ドライバグループ42<0>は、Ron制御信号CTL1及びCTL2に応じてOCD40<0>のトランジスタTR1のオン/オフを制御する。例えば、電源がオン状態のとき、ドライバグループ42<0>は、ZQ較正回路11から、“H”レベル/“L”レベルのRon制御信号CTL1、及び“H”レベルのRon制御信号CTL2を受信する。Ron制御信号CTL1の論理レベル(“H”レベル/“L”レベル)により、OCD40<0>のトランジスタTR1のオン/オフが制御される。
ドライバグループ42<0>がn個(nは2以上の整数)の場合、ZQ較正回路11がn個のドライバグループ42<0>にそれぞれ送信するn個のRon制御信号CTL1及びCTL2をそれぞれ制御することにより、n個のOCD40<0>のトランジスタTR1のオン/オフをそれぞれ制御することができる。このようにして、n個のOCD40<0>のトランジスタTR1の合成オン抵抗を調整することができる。
ドライバグループ43<0>は、Ron制御信号CTL3及びCTL4に応じてOCD41<0>のトランジスタTR2のオン/オフを制御する。例えば、電源がオン状態のとき、ドライバグループ43<0>は、ZQ較正回路11から、“H”レベルのRon制御信号CTL3、及び“H”レベル/“L”レベルのRon制御信号CTL4を受信する。Ron制御信号CTL4の論理レベル(“H”レベル/“L”レベル)により、OCD41<0>のトランジスタTR2のオン/オフが制御される。
ドライバグループ43<0>がn個の場合、ZQ較正回路11がn個のドライバグループ43<0>にそれぞれ送信するn個のRon制御信号CTL3及びCTL4をそれぞれ制御することにより、n個のOCD41<0>のトランジスタTR2のオン/オフをそれぞれ制御することができる。このようにして、n個のOCD41<0>のトランジスタTR2の合成オン抵抗を調整することができる。
1.1.5 調整回路31の構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる調整回路31の回路構成について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる調整回路31の一例を示す回路図である。なお、調整回路31<0>~31<7>は同じ構成であり、調整回路31<0>内のインバータIV1及びIV2は同じ構成であるため、以下では、調整回路31<0>内のインバータIV1の詳細について説明する。
インバータIV1は、pチャネルMOSトランジスタTR3~TR7、及びnチャネルMOSトランジスタTR8~TR12を含む。なお、以下の説明では、トランジスタのソース及びドレインを限定しない場合、トランジスタのソースまたはドレインのいずれか一方を「トランジスタの一端」と表記し、トランジスタのソースまたはドレインのいずれか他方を「トランジスタの他端」と表記する。
トランジスタTR3のゲートは、ノードN2に接続される。ノードN2は、MUX30<0>に接続される。トランジスタTR3の一端は、ノードN4に接続される。トランジスタTR3の他端は、ノードN3に接続される。ノードN3は、インバータIV2に接続される。
トランジスタTR4~TR7のゲートには、Set_Feature回路17から受信した制御信号CTL5~CTL8がそれぞれ入力される。トランジスタTR4~TR7の一端には、電源電圧VCCQがそれぞれ印加される。トランジスタTR4~TR7の他端は、ノードN4にそれぞれ接続される。制御信号CTL5~CTL8にそれぞれ基づいてトランジスタTR4~TR7のオン/オフをそれぞれ制御することによって、トランジスタTR4~TR7の合成オン抵抗Ronpが調整される。
例えば、信号CTL5が“0”、信号CTL6が“0”、信号CTL7が“0”、及び信号CTL8が“0”の場合、トランジスタTR4~TR7はオン状態とされ、トランジスタTR4~TR7の合成オン抵抗Ronpは、最も小さくなる。この場合、トランジスタTR3及びTR8によるインバータIV1の出力が“L”レベルから“H”レベルに反転する場合、電圧の立ち上がりは比較的急峻となる。
また、例えば、信号CTL5が“1”、信号CTL6が“1”、信号CTL7が“1”、及び信号CTL8が“0”の場合、トランジスタTR4~TR6はオフ状態とされ、トランジスタTR7はオン状態とされ、トランジスタTR4~TR7の合成オン抵抗Ronpは、最も大きくなる。この場合、トランジスタTR3及びTR8によるインバータIV1の出力が“L”レベルから“H”レベルに反転する場合、電圧の立ち上がりは比較的ゆるやかとなる。
なお、トランジスタTR4~TR7のトランジスタサイズは同じでもよく、異なっていてもよい。また、合成オン抵抗Ronpを調整するために設けられるpチャネルMOSトランジスタの個数は、4個でなくてもよく、任意に設定可能である。
トランジスタTR8のゲートは、ノードN2に接続される。トランジスタTR8の一端は、ノードN5に接続される。トランジスタTR8の他端は、ノードN3に接続される。
トランジスタTR9~TR12のゲートには、Set_Feature回路17から受信した制御信号CTL9~CTL12がそれぞれ入力される。トランジスタTR9~TR12の一端には、接地電圧VSSがそれぞれ印加される。トランジスタTR9~TR12の他端は、ノードN5にそれぞれ接続される。制御信号CTL9~CTL12にそれぞれ基づいてトランジスタTR9~TR12のオン/オフをそれぞれ制御することによって、トランジスタTR9~TR12の合成オン抵抗Ronnが調整される。
例えば、信号CTL9が“1”、信号CTL10が“1”、信号CTL11が“1”、及び信号CTL12が“1”の場合、トランジスタTR9~TR12はオン状態とされ、トランジスタTR9~TR12の合成オン抵抗Ronnは、最も小さくなる。この場合、トランジスタTR3及びTR8によるインバータIV1の出力が“H”レベルから“L”レベルに反転する場合、電圧の立ち下がりは比較的急峻となる。
また、例えば、信号CTL9が“0”、信号CTL10が“0”、信号CTL11が“0”、及び信号CTL12が“1”の場合、トランジスタTR9~TR11はオフ状態とされ、トランジスタTR12はオン状態とされ、トランジスタTR9~TR12の合成オン抵抗Ronnは、最も大きくなる。この場合、トランジスタTR3及びTR8によるインバータIV1の出力が“H”レベルから“L”レベルに反転する場合、電圧の立ち下がりは比較的ゆるやかとなる。
なお、トランジスタTR9~TR12のトランジスタサイズは同じでもよく、異なっていてもよい。また、合成オン抵抗Ronnを調整するために設けられるnチャネルMOSトランジスタの個数は、4個でなくてもよく、任意に設定可能である。
インバータIV2においても、インバータIV1と同様に、インバータIV2の出力が調整される。
インバータIV1及びIV2でそれぞれ出力が調整されることにより、MUX30<0>から受信した信号のパルス幅が調整される。例えば、信号のパルス幅を狭く調整する場合、インバータIV1において電圧の立ち下がりを遅く調整する。そして、電圧の立ち下がりを遅くした量に応じて、インバータIV2において電圧の立ち上がりを遅く調整する。また、信号のパルス幅を広く調整する場合、インバータIV1において電圧の立ち上がりを速く調整する。そして、電圧の立ち上がりを速くした量に応じて、インバータIV2において電圧の立ち下がりを速く調整する。
1.1.6 調整回路32の構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる調整回路32の回路構成について説明する。調整回路32は、調整回路31の出力信号を受信する点、ロジック制御回路12から制御信号CTL5~CTL12を受信する点、及びドライバ33<0>に信号を出力する点を除いて、調整回路31と同じである。よって、調整回路31と同様に、調整回路31<0>から受信した信号のパルス幅を調整することができる。
1.2 出力回路10bの動作について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの動作について、図6及び図7を用いて説明する。なお、出力回路10b<0>~10b<7>の動作は同じであるため、以下では、出力回路10b<0>の動作について説明する。
まず、データDAT_E<0>が“1”の場合について、図6を用いて説明する。図6は、データDAT_E<0>が“1”である場合の出力回路10b<0>の動作を説明する図である。
図6に示すように、MUX30<0>は、データレジスタ23からデータDAT_E<0>(“1”)を受信する。また、MUX30<0>は、データDAT_O<0>(“0”)と、信号REn及びBREnに基づくクロック信号CLKとを受信する。そして、MUX30<0>は、クロック信号CLKが“H”レベルのときに、データDAT_E<0>(“1”)を選択し、“H”レベルの信号を調整回路31<0>に送信する。
調整回路31<0>は、MUX30<0>から“H”レベルの信号を受信し、インバータIV1及びIV2を介して“H”レベルの信号を調整回路32<0>に送信する。
調整回路32<0>は、調整回路31<0>から“H”レベルの信号を受信し、インバータIV3及びIV4を介して“H”レベルの信号をドライバ33<0>に送信する。
ドライバ33<0>は、調整回路32<0>から“H”レベルの信号を受信し、インバータIV5~IV7を介して“L”レベルの信号をドライバ34<0>及び35<0>に送信する。
ドライバ34<0>は、ドライバ33<0>から“L”レベルの信号を受信し、インバータIV8~IV10を介して“H”レベルの信号をドライバ36<0>に送信する。
ドライバ35<0>は、ドライバ33<0>から“L”レベルの信号を受信し、インバータIV11~IV13を介して“H”レベルの信号をドライバ37<0>に送信する。
ドライバ36<0>は、ドライバ34<0>から“H”レベルの信号を受信し、ZQ較正回路11から“H”レベルのRon制御信号CTL1、及び“H”レベルのRon制御信号CTL2を受信し、NAND回路ND1及びND2を介して“H”レベルの信号をドライバ38<0>に送信する。
ドライバ37<0>は、ドライバ35<0>から“H”レベルの信号を受信し、ZQ較正回路11から“H”レベルのRon制御信号CTL3、及び“H”レベルのRon制御信号CTL4を受信し、NAND回路ND3及びND4を介して“H”レベルの信号をドライバ39<0>に送信する。
ドライバ38<0>は、ドライバ36<0>から“H”レベルの信号を受信し、インバータIV14を介して“L”レベルの信号をOCD40<0>に送信する。
ドライバ39<0>は、ドライバ37<0>から“H”レベルの信号を受信し、インバータIV15を介して“L”レベルの信号をOCD41<0>に送信する。
OCD40<0>は、ドライバ38<0>から“L”レベルの信号を受信する。トランジスタTR1のゲートには、“L”レベルの信号が入力され、トランジスタTR1の一端には、電源電圧VCCQが印加されるため、トランジスタTR1はオン状態とされる。
OCD41<0>は、ドライバ39<0>から“L”レベルの信号を受信する。トランジスタTR2のゲートには、“L”レベルの信号が入力され、トランジスタTR2の一端には、接地電圧VSSが印加されるため、トランジスタTR2はオフ状態とされる。
従って、ノードN1には、電圧VCCQが印加される。このため、IOパッド25<0>から“H”レベルの信号が出力される。
次に、データDAT_E<0>が“0”の場合について、図7を用いて説明する。図7は、データDAT_E<0>が“0”である場合の出力回路10b<0>の動作を説明する図である。
図7に示すように、MUX30<0>は、データレジスタ23からデータDAT_E<0>(“0”)を受信する。また、MUX30<0>は、データDAT_O<0>(“1”)と、信号REn及びBREnに基づくクロック信号CLKとを受信する。そして、MUX30<0>は、クロック信号CLKが“H”レベルのときに、データDAT_E<0>(“0”)を選択し、“L”レベルの信号を調整回路31<0>に送信する。
調整回路31<0>は、MUX30<0>から“L”レベルの信号を受信し、インバータIV1及びIV2を介して“L”レベルの信号を調整回路32<0>に送信する。
調整回路32<0>は、調整回路31<0>から“L”レベルの信号を受信し、インバータIV3及びIV4を介して“L”レベルの信号をドライバ33<0>に送信する。
ドライバ33<0>は、調整回路32<0>から“L”レベルの信号を受信し、インバータIV5~IV7を介して“H”レベルの信号をドライバ34<0>及び35<0>に送信する。
ドライバ34<0>は、ドライバ33<0>から“H”レベルの信号を受信し、インバータIV8~IV10を介して“L”レベルの信号をドライバ36<0>に送信する。
ドライバ35<0>は、ドライバ33<0>から“H”レベルの信号を受信し、インバータIV11~IV13を介して“L”レベルの信号をドライバ37<0>に送信する。
ドライバ36<0>は、ドライバ34<0>から“L”レベルの信号を受信し、ZQ較正回路11から“H”レベルのRon制御信号CTL1、及び“H”レベルのRon制御信号CTL2を受信し、NAND回路ND1及びND2を介して“L”レベルの信号をドライバ38<0>に送信する。
ドライバ37<0>は、ドライバ35<0>から“L”レベルの信号を受信し、ZQ較正回路11から“H”レベルのRon制御信号CTL3、及び“H”レベルのRon制御信号CTL4を受信し、NAND回路ND3及びND4を介して“L”レベルの信号をドライバ39<0>に送信する。
ドライバ38<0>は、ドライバ36<0>から“L”レベルの信号を受信し、インバータIV14を介して“H”レベルの信号をOCD40<0>に送信する。
ドライバ39<0>は、ドライバ37<0>から“L”レベルの信号を受信し、インバータIV15を介して“H”レベルの信号をOCD41<0>に送信する。
OCD40<0>は、ドライバ38<0>から“H”レベルの信号を受信する。トランジスタTR1のゲートには、“H”レベルの信号が入力され、トランジスタTR1の一端には、電源電圧VCCQが印加されるため、トランジスタTR1はオフ状態とされる。
OCD41<0>は、ドライバ39<0>から“H”レベルの信号を受信する。トランジスタTR2のゲートには、“H”レベルの信号が入力され、トランジスタTR2の一端には、接地電圧VSSが印加されるため、トランジスタTR2はオン状態とされる。
従って、ノードN1には、電圧VSSが印加される。このため、IOパッド25<0>から“L”レベルの信号が出力される。
1.3 効果
本実施形態に係る構成によれば、半導体記憶装置の動作信頼性を向上できる。本効果につき、以下説明する。
出力回路10b内の各回路ユニットでは、データDAT_E<0>が切り替わるタイミングで動作が切り替わるため、電源電圧VCCQの電圧ドロップが生じる。
各回路ユニットの電源電圧配線が共通の場合、電圧ドロップは、各回路ユニットによる電圧ドロップが合成された電源電圧となる。クロック信号CLKの周波数が高くなると、各回路ユニットで電圧ドロップが生じるタイミングが重なることがある。この場合、各回路ユニットでは、電圧ドロップが大きくなり、回路動作が遅延する可能性がある。この結果、クロック信号CLKの周波数がより低い場合と比べて、出力回路10bによる信号の出力タイミングのずれが生じる可能性が高くなる。
本実施形態に係る構成では、各回路ユニットは、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。このため、各回路ユニットでは、電圧ドロップの増加を抑制できるため、回路動作の遅延を抑制できる。よって、出力回路10bによる信号の出力タイミングのずれを抑制できるため、動作信頼性を向上できる。
2.第2実施形態
第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置は、第1実施形態と異なり、出力回路10bの各回路ユニットが、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51に接続されている配線53aと別々に接続され、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52と接続されたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
2.1 入出力回路10の構成について
本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10の構成について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10を示すブロック図である。なお、図8に示す入出力回路10では、入力回路10a<0>~10a<7>は省略されている。更に、説明を簡略化するために、各出力回路10bの回路ユニットについては、調整回路31及び32を示し、他の回路ユニットは省略されている。また、図8では、IO回路エリア50<4>~50<7>は省略されている。IO回路エリア50<0>~50<3>と、IO回路エリア50<4>~50<7>とは同じ構成であるため、以下では、IO回路エリア50<0>~50<3>について説明する。
図8に示すように、IO回路エリア50<0>は、出力回路10b<0>、IOパッド25<0>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<0>、配線53a、複数の配線53b、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<0>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。配線53aは、いずれかの電源パッドと複数の回路ユニットとを接続する共通配線である。出力回路10b<0>内の各回路ユニット(調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・)は、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。配線53bは、配線53aと1つの回路ユニットとを接続する。例えば、配線53aは、NAND型フラッシュメモリ100内に積層されている配線のうち、最上層の配線であり、配線53bは配線53aよりも下層の配線である。
また、IO回路エリア50<0>において、出力回路10b<0>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<0>と別々に接続されている。配線54は、いずれかの電源パッドと1つの回路ユニットとを接続する。
IO回路エリア50<1>は、出力回路10b<1>、IOパッド25<1>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<1>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<1>において、出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<1>と別々に接続されている。
IO回路エリア50<2>は、出力回路10b<2>、IOパッド25<2>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<2>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線53bを介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<2>において、出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<1>と別々に接続されている。
IO回路エリア50<3>は、出力回路10b<3>、IOパッド25<3>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<2>、配線53a、複数の配線53b、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<3>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線53bを介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<3>において、出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<2>と別々に接続されている。
2.2 出力回路10bの構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの回路構成について、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの一例を示す回路図である。なお、出力回路10b<0>~10b<7>は同じ構成であるため、以下では、出力回路10b<0>内の各回路ユニットの詳細について説明する。
図9に示すように、インバータIV1及びIV2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV1及びIV2の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV3及びIV4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV3及びIV4の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV5~IV7の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV5~IV7の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV5~IV7の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV5~IV7の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV8~IV10の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV8~IV10の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV8~IV10の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV8~IV10の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV11~IV13の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV11~IV13の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV11~IV13の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV11~IV13の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
NAND回路ND1及びND2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、NAND回路ND1及びND2の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
NAND回路ND3及びND4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、NAND回路ND3及びND4の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV14の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV14の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。
インバータIV15の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV15の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。
2.3 効果
本実施形態に係る構成では、各回路ユニットは、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。このため、第1実施形態と同様に、各回路ユニットでは、接地電圧の変動を抑制できるため、回路動作の遅延を抑制できる。よって、出力回路10bによる信号の出力タイミングのずれを抑制できるため、動作信頼性を向上できる。
3.第3実施形態
第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置は、第1実施形態と異なり、出力回路10bの各回路ユニットが、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52と接続されたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
3.1 入出力回路10の構成について
本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10の構成について、図10を用いて説明する。図10は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10を示すブロック図である。なお、図10に示す入出力回路10では、入力回路10a<0>~10a<7>は省略されている。更に、説明を簡略化するために、各出力回路10bの回路ユニットについては、調整回路31及び32を示し、他の回路ユニットは省略されている。また、図10では、IO回路エリア50<4>~50<7>は省略されている。IO回路エリア50<0>~50<3>と、IO回路エリア50<4>~50<7>とは同じ構成であるため、以下では、IO回路エリア50<0>~50<3>について説明する。
図10に示すように、IO回路エリア50<0>は、出力回路10b<0>、IOパッド25<0>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<0>、複数の配線53、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<0>において、出力回路10b<0>内の各回路ユニット(調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・)は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と別々に接続されている。
また、IO回路エリア50<0>において、出力回路10b<0>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<0>と別々に接続されている。
IO回路エリア50<1>は、出力回路10b<1>、IOパッド25<1>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<1>、複数の配線53、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<1>において、出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と別々に接続されている。
また、IO回路エリア50<1>において、出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<1>と別々に接続されている。
IO回路エリア50<2>は、出力回路10b<2>、IOパッド25<2>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<1>、複数の配線53、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<2>において、出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線53を介して、VCCQパッド51<1>と別々に接続されている。
また、IO回路エリア50<2>において、出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<1>と別々に接続されている。
IO回路エリア50<3>は、出力回路10b<3>、IOパッド25<3>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<2>、複数の配線53、及び複数の配線54を含む。
IO回路エリア50<3>において、出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線53を介して、VCCQパッド51<1>と別々に接続されている。
また、IO回路エリア50<3>において、出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線54を介して、VSSパッド52<2>と別々に接続されている。
3.2 出力回路10bの構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの回路構成について、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの一例を示す回路図である。なお、出力回路10b<0>~10b<7>は同じ構成であるため、以下では、出力回路10b<0>内の各回路ユニットの詳細について説明する。
図11に示すように、インバータIV1及びIV2の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV1及びIV2の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV3及びIV4の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV3及びIV4の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV5~IV7の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV5~IV7の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV5~IV7の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV5~IV7の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV8~IV10の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV8~IV10の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV8~IV10の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV8~IV10の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV11~IV13の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、インバータIV11~IV13の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、インバータIV11~IV13の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、インバータIV11~IV13の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
NAND回路ND1及びND2の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、NAND回路ND1及びND2の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
NAND回路ND3及びND4の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されてもよい。
また、NAND回路ND3及びND4の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されてもよい。
インバータIV14の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。また、インバータIV14の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。
インバータIV15の電源電圧入力端子は、配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続されている。また、インバータIV15の接地電圧入力端子は、配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。
3.3 効果
本実施形態に係る構成では、各回路ユニットは、それぞれ異なる配線53を介して、VCCQパッド51<0>と接続され、それぞれ異なる配線54を介して、VSSパッド52<0>と接続されている。このため、各回路ユニットでは、電圧ドロップの増加、及び接地電圧の変動を抑制できるため、回路動作の遅延を抑制できる。よって、出力回路10bによる信号の出力タイミングのずれを抑制できるため、動作信頼性を向上できる。
4.第4実施形態
第4実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置は、第1実施形態と異なり、出力回路10bの各回路ユニットが、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51に接続されている配線53aと別々に接続され、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52に接続されている配線54aと別々に接続されたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
4.1 入出力回路10の構成について
本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10の構成について、図12を用いて説明する。図12は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10を示すブロック図である。なお、図12に示す入出力回路10では、入力回路10a<0>~10a<7>は省略されている。更に、説明を簡略化するために、各出力回路10bの回路ユニットについては、調整回路31及び32を示し、他の回路ユニットは省略されている。また、図12では、IO回路エリア50<4>~50<7>は省略されている。IO回路エリア50<0>~50<3>と、IO回路エリア50<4>~50<7>とは同じ構成であるため、以下では、IO回路エリア50<0>~50<3>について説明する。
図12に示すように、IO回路エリア50<0>は、出力回路10b<0>、IOパッド25<0>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<0>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のnチャネルMOSトランジスタ55を含む。
複数のトランジスタ55のゲートには、ロジック制御回路12からの制御信号CTL13がそれぞれ入力される。制御信号CTL13は信号CEnに基づく信号である。複数のトランジスタ55の一端は、配線54aにそれぞれ接続される。複数のトランジスタ55の他端は、複数の配線54bにそれぞれ接続される。複数のトランジスタ55は、クロック信号CLKの1周期(最短サイクル)内に動作が完結する回路ユニット毎に少なくとも1個設けられる。例えば、複数のトランジスタ55は、調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・、ドライバ38<0>、及びドライバ39<0>毎に1個設けることができる。IO回路エリア50<1>~50<7>においても、複数のトランジスタ55は、IO回路エリア50<0>と同様に設けられる。
IO回路エリア50<0>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。出力回路10b<0>内の各回路ユニット(調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・)は、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<0>において、配線54aは、VSSパッド52<0>に接続されている。出力回路10b<0>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<1>は、出力回路10b<1>、IOパッド25<1>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のnチャネルMOSトランジスタ55を含む。
IO回路エリア50<1>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<1>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<2>は、出力回路10b<2>、IOパッド25<2>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のnチャネルMOSトランジスタ55を含む。
IO回路エリア50<2>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線53bを介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<2>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<3>は、出力回路10b<3>、IOパッド25<3>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<2>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のnチャネルMOSトランジスタ55を含む。
IO回路エリア50<3>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線53bを介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<3>において、配線54aは、VSSパッド52<2>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<2>に接続されている配線54aに接続される。
4.2 出力回路10bの構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの回路構成について、図13を用いて説明する。図13は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの一例を示す回路図である。なお、出力回路10b<0>~10b<7>は同じ構成であるため、以下では、出力回路10b<0>内の各回路ユニットの詳細について説明する。
本実施形態では、複数のトランジスタ55は、調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・、ドライバ38<0>、及びドライバ39<0>毎に1個以上設けられており、特に奇数段のインバータ及び奇数段のNAND回路毎に1個設けられている。
図13に示すように、インバータIV1及びIV2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV1及びIV2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55A及び55B)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
インバータIV3及びIV4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV3及びIV4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55C及び55D)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
インバータIV5~IV7の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV5~IV7の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV5~IV7の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Eを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
インバータIV8~IV10の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV8~IV10の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV8~IV10の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Fを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
インバータIV11~IV13の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、インバータIV11~IV13の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、インバータIV11~IV13の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Gを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
NAND回路ND1及びND2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、NAND回路ND1及びND2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55H及び55I)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
NAND回路ND3及びND4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、配線53aに接続されてもよい。
また、NAND回路ND3及びND4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55J及び55K)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
インバータIV14の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV14の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Lを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
インバータIV15の電源電圧入力端子は、配線53bを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV15の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Mを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
4.3 効果
本実施形態に係る構成では、各回路ユニットは、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52に接続されている配線54aと別々に接続されている。このため、トランジスタ55がオン状態のとき(電源がオン状態のとき)、第2実施形態と同様に、各回路ユニットでは、接地電圧の変動を抑制できるため、回路動作の遅延を抑制できる。よって、出力回路10bによる信号の出力タイミングのずれを抑制できるため、動作信頼性を向上できる。
また、本実施形態に係る構成によれば、トランジスタ55がオフ状態のとき(例えば低電力動作(スタンバイ)時)、各回路ユニットを流れるリーク電流を低減することができる。
5.第5実施形態
第5実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置は、第4実施形態と異なり、出力回路10bの各回路ユニットが、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51に接続されている配線53aと別々に接続され、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52に接続されている配線54aと別々に接続されたものである。以下では、第4実施形態と異なる点についてのみ説明する。
5.1 入出力回路10の構成について
本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10の構成について、図14を用いて説明する。図14は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10を示すブロック図である。なお、図14に示す入出力回路10では、入力回路10a<0>~10a<7>は省略されている。更に、説明を簡略化するために、各出力回路10bの回路ユニットについては、調整回路31及び32を示し、他の回路ユニットは省略されている。また、図14では、IO回路エリア50<4>~50<7>は省略されている。IO回路エリア50<0>~50<3>と、IO回路エリア50<4>~50<7>とは同じ構成であるため、以下では、IO回路エリア50<0>~50<3>について説明する。
図14に示すように、IO回路エリア50<0>は、出力回路10b<0>、IOパッド25<0>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<0>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
複数のトランジスタ56のゲートには、ロジック制御回路12からの制御信号CTL14がそれぞれ入力される。制御信号CTL14は信号CEnに基づく信号である。複数のトランジスタ56の一端は、配線53aにそれぞれ接続される。複数のトランジスタ56の他端は、複数の配線53bにそれぞれ接続される。複数のトランジスタ56は、クロック信号CLKの1周期(最短サイクル)内に動作が完結する回路ユニット毎に少なくとも1個設けられる。例えば、複数のトランジスタ56は、調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・、ドライバ38<0>、及びドライバ39<0>毎に1個設けることができる。IO回路エリア50<1>~50<7>においても、複数のトランジスタ56は、IO回路エリア50<0>と同様に設けられる。
IO回路エリア50<0>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。出力回路10b<0>内の各回路ユニット(調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・)は、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<0>において、配線54aは、VSSパッド52<0>に接続されている。出力回路10b<0>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<1>は、出力回路10b<1>、IOパッド25<1>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
IO回路エリア50<1>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<1>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<2>は、出力回路10b<2>、IOパッド25<2>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
IO回路エリア50<2>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<2>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<3>は、出力回路10b<3>、IOパッド25<3>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<2>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
IO回路エリア50<3>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<3>において、配線54aは、VSSパッド52<2>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線54bを介して、VSSパッド52<2>に接続されている配線54aに接続される。
5.2 出力回路10bの構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの回路構成について、図15を用いて説明する。図15は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの一例を示す回路図である。なお、出力回路10b<0>~10b<7>は同じ構成であるため、以下では、出力回路10b<0>内の各回路ユニットの詳細について説明する。
本実施形態では、複数のトランジスタ56は、調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・、ドライバ38<0>、及びドライバ39<0>毎に1個以上設けられており、特に奇数段のインバータ及び奇数段のNAND回路毎に1個設けられている。
図15に示すように、インバータIV1及びIV2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56A及び56B)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、インバータIV1及びIV2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV1及びIV2の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
インバータIV3及びIV4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56C及び56D)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、インバータIV3及びIV4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV3及びIV4の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
インバータIV5~IV7の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Eを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。
また、インバータIV5~IV7の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV5~IV7の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
インバータIV8~IV10の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Fを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。
また、インバータIV8~IV10の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV8~IV10の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
インバータIV11~IV13の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Gを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。
また、インバータIV11~IV13の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、インバータIV11~IV13の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
NAND回路ND1及びND2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56H及び56I)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、NAND回路ND1及びND2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND1及びND2の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
NAND回路ND3及びND4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56J及び56K)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、NAND回路ND3及びND4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。なお、NAND回路ND3及びND4の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、配線54aに接続されてもよい。
インバータIV14の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Lを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV14の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
インバータIV15の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Mを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV15の接地電圧入力端子は、配線54bを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
5.3 効果
本実施形態に係る構成では、各回路ユニットは、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51に接続されている配線53aと別々に接続されている。このため、トランジスタ56がオン状態のとき(電源がオン状態のとき)、第1実施形態と同様に、各回路ユニットでは、電圧ドロップの増加を抑制できるため、回路動作の遅延を抑制できる。よって、出力回路10bによる信号の出力タイミングのずれを抑制できるため、動作信頼性を向上できる。
また、本実施形態に係る構成によれば、トランジスタ56がオフ状態のとき(例えば低電力動作(スタンバイ)時)、各回路ユニットを流れるリーク電流を低減することができる。
6.第6実施形態
第6実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置は、第4実施形態と異なり、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51に接続されている配線53aと別々に接続され、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52に接続されている配線54aと別々に接続されたものである。以下では、第4実施形態と異なる点についてのみ説明する。
6.1 入出力回路10の構成について
本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10の構成について、図16を用いて説明する。図16は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる入出力回路10を示すブロック図である。なお、図16に示す入出力回路10では、入力回路10a<0>~10a<7>は省略されている。更に、説明を簡略化するために、各出力回路10bの回路ユニットについては、調整回路31及び32を示し、他の回路ユニットは省略されている。また、図16では、IO回路エリア50<4>~50<7>は省略されている。IO回路エリア50<0>~50<3>と、IO回路エリア50<4>~50<7>とは同じ構成であるため、以下では、IO回路エリア50<0>~50<3>について説明する。
図16に示すように、IO回路エリア50<0>は、出力回路10b<0>、IOパッド25<0>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<0>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、複数のnチャネルMOSトランジスタ55、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
IO回路エリア50<0>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。出力回路10b<0>内の各回路ユニット(調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・)は、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<0>において、配線54aは、VSSパッド52<0>に接続されている。出力回路10b<0>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aに接続される。配線54bは、トランジスタ55を介して、配線54aと1つの回路ユニットとを接続する。
IO回路エリア50<1>は、出力回路10b<1>、IOパッド25<1>、VCCQパッド51<0>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、複数のnチャネルMOSトランジスタ55、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
IO回路エリア50<1>において、配線53aは、VCCQパッド51<0>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<1>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<1>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<2>は、出力回路10b<2>、IOパッド25<2>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<1>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、複数のnチャネルMOSトランジスタ55、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
IO回路エリア50<2>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<2>において、配線54aは、VSSパッド52<1>に接続されている。出力回路10b<2>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<1>に接続されている配線54aに接続される。
IO回路エリア50<3>は、出力回路10b<3>、IOパッド25<3>、VCCQパッド51<1>、VSSパッド52<2>、配線53a、複数の配線53b、配線54a、複数の配線54b、複数のnチャネルMOSトランジスタ55、及び複数のpチャネルMOSトランジスタ56を含む。
IO回路エリア50<3>において、配線53aは、VCCQパッド51<1>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51<1>に接続されている配線53aに接続される。
また、IO回路エリア50<3>において、配線54aは、VSSパッド52<2>に接続されている。出力回路10b<3>内の各回路ユニットは、配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52<2>に接続されている配線54aに接続される。
6.2 出力回路10bの構成について
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの回路構成について、図17を用いて説明する。図17は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100に含まれる出力回路10bの一例を示す回路図である。なお、出力回路10b<0>~10b<7>は同じ構成であるため、以下では、出力回路10b<0>内の各回路ユニットの詳細について説明する。
本実施形態では、複数のトランジスタ55及び複数のトランジスタ56は、調整回路31<0>、調整回路32<0>、・・・、ドライバ38<0>、及びドライバ39<0>毎にそれぞれ1個以上設けられており、特に奇数段のインバータ及び奇数段のNAND回路毎にそれぞれ1個設けられている。
図17に示すように、インバータIV1及びIV2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56A及び56B)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、インバータIV1及びIV2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55A及び55B)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
インバータIV3及びIV4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56C及び56D)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、インバータIV3及びIV4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55C及び55D)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
インバータIV5~IV7の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Eを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。
また、インバータIV5~IV7の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Eを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
インバータIV8~IV10の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Fを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。
また、インバータIV8~IV10の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Fを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
インバータIV11~IV13の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Gを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。
また、インバータIV11~IV13の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Gを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
NAND回路ND1及びND2の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56H及び56I)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、NAND回路ND1及びND2の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55H及び55I)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
NAND回路ND3及びND4の各電源電圧入力端子は、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56(56J及び56K)を介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと別々に接続されている。
また、NAND回路ND3及びND4の各接地電圧入力端子は、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55(55J及び55K)を介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと別々に接続されている。
インバータIV14の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Lを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV14の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Lを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
インバータIV15の電源電圧入力端子は、配線53b及びトランジスタ56Mを介して、VCCQパッド51<0>に接続されている配線53aと接続されている。また、インバータIV15の接地電圧入力端子は、配線54b及びトランジスタ55Mを介して、VSSパッド52<0>に接続されている配線54aと接続されている。
6.3 効果
本実施形態に係る構成では、各回路ユニットは、それぞれ異なる配線53b及びトランジスタ56を介して、VCCQパッド51に接続されている配線53aと別々に接続され、それぞれ異なる配線54b及びトランジスタ55を介して、VSSパッド52に接続されている配線54aと別々に接続されている。このため、トランジスタ55及び56がオン状態のとき、第3実施形態と同様に、各回路ユニットでは、電圧ドロップの増加、及び接地電圧の変動を抑制できるため、回路動作の遅延を抑制できる。よって、出力回路10bによる信号の出力タイミングのずれを抑制できるため、動作信頼性を向上できる。
また、本実施形態に係る構成によれば、トランジスタ55及び56がオフ状態のとき、各回路ユニットを流れるリーク電流を低減することができる。
7.変形例等
上記のように、実施形態に係る半導体記憶装置は、第1電圧(VCCQ)、及び第1電圧と異なる第2電圧(VSS)を印加され、第1信号を受信し、第1信号に基づく第2信号を出力する第1回路ユニット(例:31)と、第1電圧及び第2電圧を印加され、第2信号を受信し、第2信号に基づく第3信号を出力する第2回路ユニット(例:32)と、第3信号に基づく第4信号を受信し、第4信号に基づいて第5信号を出力するドライバ回路(OCD40)と、第5信号を外部に出力する入出力パッド(IO pad24)と、外部から第1電圧が供給される第1電源パッド(VCCQ pad51)と、外部から第2電圧が供給される第2電源パッド(VSS pad52)と、第1回路ユニットと第1電源パッドとを接続する第1配線(53)と、第2回路ユニットと第1電源パッドとを接続し、第1配線に電気的に接続されていない第2配線(53)とを備える。
なお、実施形態は上記説明した形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
出力回路10bにおいて、MUX30と、OCD40及び41との間の回路ユニットは、調整回路31、調整回路32、及びドライバ33~39に限定されない。また、OCD40及び41との間の回路ユニットの数は、9個に限定されない。
調整回路31及び調整回路32において、インバータの数は2個に限定されない。ドライバ33~35において、インバータの数は3個に限定されない。ドライバ36及び37において、NAND回路の数は2個に限定されない。ドライバ38及び39において、インバータの数は2個に限定されない。
また、出力回路10bにおいて、複数のトランジスタ55及び複数のトランジスタ56は、偶数段のインバータ及び偶数段のNAND回路毎に1個設けられてもよい。
更に、上記実施形態では半導体記憶装置としてNAND型フラッシュメモリを例に説明したが、NAND型フラッシュメモリに限らず、その他の半導体メモリ全般に適用でき、更には半導体メモリ以外の種々の記憶装置に適用できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…メモリシステム、10…入出力回路、10a…入力回路、10b…出力回路、11…ZQ較正回路、12…ロジック制御回路、13…レディ/ビジー回路、14…ステータスレジスタ、15…アドレスレジスタ、16…コマンドレジスタ、17…Set_Feature回路、18…シーケンサ、19…電圧発生回路、20…ロウデコーダ、21…メモリセルアレイ、22…センスアンプ、23…データレジスタ、24…カラムデコーダ、25…入出力パッド群、26…ZQパッド、27…入力パッド群、28…RBパッド、30…MUX、31、32…調整回路、33~39…ドライバ、40、41…OCD、50…IO回路エリア、51…VCCQパッド、52…VSSパッド、53、54…配線、55、56…トランジスタ、100…NAND型フラッシュメモリ、200…コントローラ、300…基準抵抗素子

Claims (6)

  1. 第1電圧、及び前記第1電圧と異なる第2電圧を印加され、第1信号を受信し、前記第1信号に基づく第2信号を出力する第1回路ユニットと、
    前記第1電圧及び前記第2電圧を印加され、前記第2信号を受信し、前記第2信号に基づく第3信号を出力する第2回路ユニットと、
    前記第3信号に基づく第4信号を受信し、前記第4信号に基づいて第5信号を出力するドライバ回路と、
    前記第5信号を外部に出力する入出力パッドと、
    外部から前記第1電圧が供給される第1電源パッドと、
    外部から前記第2電圧が供給される第2電源パッドと、
    前記第1回路ユニットと前記第1電源パッドとを接続する第1配線と、
    前記第2回路ユニットと前記第1電源パッドとを接続し、前記第1配線に電気的に接続されていない第2配線と
    を備える、半導体記憶装置。
  2. 第1電圧、及び前記第1電圧と異なる第2電圧を印加され、第1信号を受信し、前記第1信号に基づく第2信号を出力する第1回路ユニットと、
    前記第1電圧及び前記第2電圧を印加され、前記第2信号を受信し、前記第2信号に基づく第3信号を出力する第2回路ユニットと、
    前記第3信号に基づく第4信号を受信し、前記第4信号に基づいて第5信号を出力するドライバ回路と、
    前記第5信号を外部に出力する入出力パッドと、
    外部から前記第1電圧が供給される第1電源パッドと、
    外部から前記第2電圧が供給される第2電源パッドと、
    前記第1回路ユニットと前記第2電源パッドとを接続する第3配線と、
    前記第2回路ユニットと前記第2電源パッドとを接続し、前記第3配線に電気的に接続されていない第4配線と
    を備える、半導体記憶装置。
  3. 前記第1回路ユニットと前記第2電源パッドとを接続する第3配線と、
    前記第2回路ユニットと前記第2電源パッドとを接続し、前記第3配線に電気的に接続されていない第4配線と
    を更に備える、請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 第1電圧、及び前記第1電圧と異なる第2電圧を印加され、第1信号を受信し、前記第1信号に基づく第2信号を出力する第1回路ユニットと、
    前記第1電圧及び前記第2電圧を印加され、前記第2信号を受信し、前記第2信号に基づく第3信号を出力する第2回路ユニットと、
    前記第3信号に基づく第4信号を受信し、前記第4信号に基づいて第5信号を出力するドライバ回路と、
    前記第5信号を外部に出力する入出力パッドと、
    外部から前記第1電圧が供給される第1電源パッドと、
    外部から前記第2電圧が供給される第2電源パッドと、
    前記第1電源パッドに接続された第1配線と、
    前記第1配線に、電流経路の一端が接続された第1トランジスタと、
    前記第1回路ユニットと前記第1トランジスタの前記電流経路の他端とを接続する第2配線と、
    前記第1配線に、電流経路の一端が接続された、前記第1トランジスタとは異なる第2トランジスタと、
    前記第2回路ユニットと前記第2トランジスタの前記電流経路の他端とを接続し、前記第2配線に電気的に接続されていない第3配線と
    を備える、半導体記憶装置。
  5. 第1電圧、及び前記第1電圧と異なる第2電圧を印加され、第1信号を受信し、前記第1信号に基づく第2信号を出力する第1回路ユニットと、
    前記第1電圧及び前記第2電圧を印加され、前記第2信号を受信し、前記第2信号に基づく第3信号を出力する第2回路ユニットと、
    前記第3信号に基づく第4信号を受信し、前記第4信号に基づいて第5信号を出力するドライバ回路と、
    前記第5信号を外部に出力する入出力パッドと、
    外部から前記第1電圧が供給される第1電源パッドと、
    外部から前記第2電圧が供給される第2電源パッドと、
    前記第2電源パッドに接続された第4配線と、
    前記第4配線に、電流経路の一端が接続された第3トランジスタと、
    前記第1回路ユニットと前記第3トランジスタの前記電流経路の他端とを接続する第5配線と、
    前記第4配線に、電流経路の一端が接続された、前記第3トランジスタとは異なる第4トランジスタと、
    前記第2回路ユニットと前記第4トランジスタの前記電流経路の他端とを接続し、前記第5配線に電気的に接続されていない第6配線と
    を備える、半導体記憶装置。
  6. 前記第2電源パッドに接続された第4配線と、
    前記第4配線に、電流経路の一端が接続された第3トランジスタと、
    前記第1回路ユニットと前記第3トランジスタの前記電流経路の他端とを接続する第5配線と、
    前記第4配線に、電流経路の一端が接続された、前記第3トランジスタとは異なる第4トランジスタと、
    前記第2回路ユニットと前記第4トランジスタの前記電流経路の他端とを接続し、前記第5配線に電気的に接続されていない第6配線と
    を更に備える、請求項4記載の半導体記憶装置。
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