JP2013200933A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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朋史 藤村
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Abstract

【課題】高速データ転送時における信号のタイミング制御をより正確に行う。
【解決手段】半導体記憶装置1は、クロックの立上がりエッジと立下がりエッジとの両方に応答して複数のデータ信号DQをそれぞれ外部に出力し、複数の第1の出力パッド24を含む複数の第1の出力回路20と、複数のデータ信号DQに同期するようにしてデータストローブ信号DQSを外部に出力し、第2の出力パッド25を含む第2の出力回路21と、複数の第1の出力回路20用の電源を外部から受ける電源パッド22−1と、第2の出力回路21用の電源を外部から受ける電源パッド22−2とを含む。第2の出力回路21は、データストローブ信号DQSのタイミングを調整する遅延素子50を含む。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置の一種としてNAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリは、様々な電子機器に使用されるようになってきており、また、近年のデータ容量の増加に伴い、ますますのデータ入出力の高速化が望まれている。高速インターフェースの1つとして、DDR(Double Data Rate)転送方式がある。
複数のデータ信号を出力する複数の出力回路にはそれぞれ、電源パッドを介して電源が供給される。データ入出力の高速化が進むと、パッド毎の配線抵抗や電源ドロップなどによりデータ信号の遅延が発生し、信号タイミングのマージンが少なくなる傾向がある。
特開2000−156085号公報
実施形態は、高速データ転送時における信号のタイミング制御をより正確に行うことが可能な半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、クロックの立上がりエッジと立下がりエッジとの両方に応答して複数のデータ信号をそれぞれ外部に出力し、前記複数のデータ信号用の複数の第1の出力パッドを含む複数の第1の出力回路と、前記複数のデータ信号に同期するようにしてデータストローブ信号を外部に出力し、前記データストローブ信号用の第2の出力パッドを含む第2の出力回路と、前記複数の第1の出力回路用の電源を外部から受ける第1の電源パッドと、前記第2の出力回路用の電源を外部から受ける第2の電源パッドとを具備し、前記第2の出力回路は、前記データストローブ信号のタイミングを調整する遅延素子を含む。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のブロック図。 メモリセルアレイの回路図。 図1に示した入出力部の一部を抽出して示したレイアウト図。 データ信号及びデータストローブ信号のタイミング図。 データ信号用入出力回路及びデータストローブ信号用入出力回路のブロック図。 他の実施例に係るデータ信号用入出力回路及びデータストローブ信号用入出力回路のブロック図。 遅延素子の構成例を示す回路図。 遅延素子の他の構成例を示す回路図。 メタルオプションを有する遅延素子の構成例を示す図。 第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のブロック図。 入出力部に挿入される遅延素子の構成例を示す回路図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[第1の実施形態]
[1] 不揮発性半導体記憶装置の全体構成
本実施形態では、不揮発性半導体記憶装置1として、NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。図1は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置1のブロック図である。
不揮発性半導体記憶装置1は、制御信号線、信号線、クロック線、及び電源線を介してホスト2と接続され、ホスト2との間でデータ転送(データの入出力)を行う。不揮発性半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10、ロウデコーダ11、センスアンプ回路12、カラムデコーダ13、アドレスデコーダ14、入出力部15、制御部16、及び電圧発生回路17を備えている。
メモリセルアレイ10は、データを電気的に書き換え可能なメモリセルがマトリクス状に配置されて構成されている。メモリセルアレイ10には、複数のビット線、複数のワード線、及び共通ソース線が配設されている。
ロウデコーダ11は、複数のワード線に接続され、データの読み出し、書き込み、及び消去時に、ワード線の選択及び駆動を行う。センスアンプ回路12は、複数のビット線に接続され、データの読み出し、書き込み、及び消去時に、ビット線の電圧を制御する。また、センスアンプ回路12は、データの読み出し時にビット線のデータを検知し、データの書き込み時に書き込みデータに応じた電圧をビット線に印加する。カラムデコーダ13は、アドレスデコーダ14の出力信号に応じて、ビット線を選択するためのカラム選択信号を生成し、このカラム選択信号をセンスアンプ回路12に送る。
入出力部15は、外部(ホスト2)から供給される各種コマンド、アドレス、及びデータを受ける。データの書き込み時、書き込みデータは、入出力部15からセンスアンプ回路12に送られる。データの読み出し時、センスアンプ回路12に読み出された読み出しデータは、入出力部15に送られ、入出力部15からホスト2に出力される。
入出力部15に入力されたアドレスは、アドレスデコーダ14に送られる。アドレスデコーダ14は、アドレスをデコードし、ロウアドレスをロウデコーダ11に送り、カラムアドレスをカラムデコーダ13に送る。
入出力部15に入力されたコマンドは、制御部(コントローラ)16に送られる。制御部16には、ホスト2から、制御信号線を介して、チップイネーブル信号、書き込みイネーブル信号、読み出しイネーブル信号、アドレスラッチイネーブル信号、コマンドラッチイネーブル信号等の外部制御信号が供給される。制御部16は、動作モードに応じて供給される外部制御信号及びコマンドに基づいて、データの書き込み、読み出し、及び消去のシーケンスを制御する制御信号を発生する。この制御信号は、ロウデコーダ11、センスアンプ回路12、及び電圧発生回路17等に送られる。制御部16は、この制御信号を用いて、不揮発性半導体記憶装置1の各種動作を統括的に制御する。
電圧発生回路17は、制御部16から送られる制御信号に応じて、読み出し電圧、書き込み電圧、ベリファイ電圧、及び消去電圧など、メモリセルアレイ10、ロウデコーダ11、及びセンスアンプ回路12などの各種動作に必要な電圧を発生する。
[2] メモリセルアレイ10の構成
次に、図1に示したメモリセルアレイ10の構成について説明する。図2は、メモリセルアレイ10の回路図である。
メモリセルアレイ10は、j個のブロックBLK0〜BLKj−1(jは、1以上の整数)を備えている。各ブロックBLKは、X方向に沿って順に配列されたm個のNANDストリングNSを備えている(mは、1以上の整数)。NANDストリングNSに含まれる選択トランジスタST1は、ドレインがビット線BLに接続され、ゲートが選択ゲート線SGDに共通接続されている。NANDストリングNSに含まれる選択トランジスタST2は、ソースがソース線SLに共通接続され、ゲートが選択ゲート線SGSに共通接続されている。
各メモリセルトランジスタMTは、p型ウェル上に形成され、例えば電荷蓄積層を有する積層ゲートを備えたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)から構成される。メモリセルトランジスタMTの積層ゲートは、p型ウェル上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層、及び電荷蓄積層上に絶縁膜を介在して形成された制御ゲート電極を含んでいる。メモリセルトランジスタMTは、電荷蓄積層に蓄えられる電子の数に応じて閾値電圧が変化し、この閾値電圧の違いに応じてデータを記憶する。メモリセルトランジスタMTは、2値(1ビットデータ)を記憶するように構成されていてもよいし、多値(2ビット以上のデータ)を記憶するように構成されていてもよい。
各NANDストリングNSにおいて、n個(nは、1以上の整数)のメモリセルトランジスタMTは、選択トランジスタST1のソースと選択トランジスタST2のドレインとの間に、それぞれの電流経路が直列接続されるように配置されている。各NANDストリングNSにおいて、最もソース側に位置するメモリセルトランジスタMTから順に、制御ゲート電極がワード線WL0〜WLn−1にそれぞれ接続されている。従って、ワード線WLn−1に接続されたメモリセルトランジスタMTのドレインは選択トランジスタST1のソースに接続され、ワード線WL0に接続されたメモリセルトランジスタMTのソースは選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
ワード線WL0〜WLn−1は、ブロックBLK内のNANDストリングNS間で、メモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極を共通接続している。つまり、ブロック内において同一行にあるメモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極は、同一のワード線WLに接続される。同一のワード線WLに接続されるm個のメモリセルトランジスタMTは1ページとして取り扱われ、このページごとにデータの書き込み及び読み出しが行われる。
また、ビット線BL0〜BLm−1は、ブロックBLK間で、選択トランジスタST1のドレインを共通接続している。つまり、ブロックBLK0〜BLKj−1内において同一列にあるNANDストリングNSは、同一のビット線BLに接続される。
[3] 入出力部15の構成
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1は、高速インターフェースを有し、クロックCLKの立上がり及び立下がりの両方のエッジでデータを転送するDDR(Double Data Rate)動作をサポートしている。このDDR動作を行うために、データ信号(DQ信号)とともに、DQ信号に同期するデータストローブ信号(DQS信号)を使用する。
図3は、図1に示した入出力部15の一部を抽出して示したレイアウト図である。入出力部15は、データ信号用入出力回路群20と、データストローブ信号用入出力回路群21と、電源電圧VEXTQ用パッド22−1,22−2と、接地電圧VSS用パッド23−1,23−2とを備えている。以下の説明において、電源電圧VEXTQ用パッド22−1,22−2と、接地電圧VSS用パッド23−1,23−2とを、単に電源パッドと呼ぶ場合もある。
データ信号用入出力回路群20は、例えば4つのデータ信号用入出力回路20−0〜20−3からなる。データ信号用入出力回路20−0〜20−3はそれぞれ、データ信号DQ<0>〜DQ<3>の入力及び出力を行う。データ信号用入出力回路20−0〜20−3はそれぞれ、入出力パッド24−0〜24−3(IO0〜IO3)を備えている。データ信号用入出力回路群20の両側には、電源電圧VEXTQ用パッド22−1、及び接地電圧VSS用パッド23−1が配置されている。電源電圧VEXTQ用パッド22−1は、ホスト2から電源線を介して電源電圧VEXTQを受ける。接地電圧VSS用パッド23−1は、ホスト2から電源線を介して接地電圧VSSを受ける。電源パッド22−1及びパッド23−1は、データ信号用入出力回路群20に電源を供給するために用いられる。
データストローブ信号用入出力回路群21は、例えば2つのデータストローブ信号用入出力回路21−1及び21−2からなる。データストローブ信号用入出力回路21−1及び21−2はそれぞれ、データストローブ信号DQS及びBDQSの入力及び出力を行う。データストローブ信号BDQSは、データストローブ信号DQSの反転信号である。データストローブ信号用入出力回路21−1及び21−2はそれぞれ、入出力パッド25−1及び25−2(IO_S及びIO_BS)を備えている。データストローブ信号用入出力回路群21の両側には、電源電圧VEXTQ用パッド22−2、及び接地電圧VSS用パッド23−2が配置されている。電源パッド22−2及びパッド23−2は、データストローブ信号用入出力回路群21に電源を供給するために用いられる。
図4は、データ信号DQ及びデータストローブ信号DQSのタイミング図である。データストローブ信号DQSは、データ信号DQに同期している。データ信号DQは、例えば、メモリセルアレイ10からセンスアンプ回路12によって読み出された読み出しデータが含まれる。データストローブ信号DQS及びDQSは、制御部16によって生成される。
図4において、tDQSQは、データ信号DQ及びデータストローブ信号DQS間のスキューである。スキューtDQSQはより小さい方が望ましい。tQHSは、データホールドスキューである。
ここで、図3に示すように、データ信号用入出力回路群20では、1つのペアの電源パッド(電源電圧VEXTQ用パッド、及び接地電圧VSS用パッド)に対して4つのデータ信号DQが配置され、一方、データストローブ信号用入出力回路群21では、1つのペアの電源パッドに対して2つのデータストローブ信号DQS及びBDQSが配置される。このようなレイアウトの場合、データストローブ信号用入出力回路群21では、データストローブ信号用入出力回路21−1及び21−2は、電源パッド22−2及びパッド23−2の近くに配置されている。よって、データストローブ信号用入出力回路21−1及び21−2には十分な電源が供給されるため、データストローブ信号DQS及びBDQSの遅延は小さくなる。
一方、データ信号用入出力回路群20では、データ信号用入出力回路20−1及び20−2は、データストローブ信号用入出力回路群21のレイアウトと異なり、電源パッド22−1及びパッド23−1から遠くなる。このため、データ信号用入出力回路20−1及び20−2では、電源が弱くなる傾向があり、その分、データ信号DQ<1>及びDQ<2>に遅延が生じ、信号の立上がりエッジ及び立下がりエッジが遅れてしまう。これにより、図4のスキューtDQSQが大きくなる可能性がある。スキューtDQSQが大きくなると、データストローブ信号DQSを用いてデータ信号DQをラッチすることができなくなってしまう。
本実施形態では、データ信号DQの遅延を相殺するため、データストローブ信号用入出力回路群21に遅延素子を付加してデータストローブ信号DQSのタイミングを調整する。図5は、データ信号用入出力回路及びデータストローブ信号用入出力回路のブロック図である。図5(a)は、データ信号用入出力回路群20に含まれる1つのデータ信号用入出力回路のうち出力回路を抽出して示している。図5(b)は、データストローブ信号用入出力回路群21に含まれる1つのデータストローブ信号用入出力回路のうち出力回路を抽出して示している。
データ信号用入出力回路20は、ラッチ回路30、レベルシフタ(L/S)31、インバータ32、33、プリドライバ34、オフチップドライバ(OCD:Off-Chip Driver)35、及び入出力パッド24が順に接続されて構成されている。ラッチ回路30は、例えばセンスアンプ回路12から送られるデータ信号DQをラッチする。レベルシフタ(L/S)31は、データ信号DQの電圧をシフトする。プリドライバ34は、データ信号DQを増幅する。
オフチップドライバ35は、信号のタイミングのズレを低減する機能と、信号が未入力時のノイズを低減し、入出力部15又は不揮発性半導体記憶装置1の誤動作を防ぐ機能とを有している。このような機能を有するために、オフチップドライバは、プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗を備え、信号の立上がりと立下がりとの抵抗が等しくなるように信号の電圧を調整する。
データストローブ信号用入出力回路21は、データ信号用入出力回路20と同様に、ラッチ回路40、レベルシフタ(L/S)41、インバータ42、43、プリドライバ44、オフチップドライバ45、及び入出力パッド25が順に接続されて構成されている。データ信号用のラッチ回路30、及びデータストローブ信号用のラッチ回路40はそれぞれ、例えば外部から送られるクロックCLKに同期して信号を同時にラッチするように構成されている。インバータ42及び43間には、遅延素子50が接続されている。なお、遅延素子50は、ラッチ回路40及び入出力パッド25間のパスのどこに挿入しても構わない。
図5に示したデータストローブ信号用入出力回路21の構成により、データストローブ信号DQSのタイミングを遅延させることができる。これにより、データ信号DQの立上がりエッジ及び立下がりエッジとデータストローブ信号DQSの立上がりエッジ及び立下がりエッジとのタイミングを合わせることができる。
また、ラッチ回路に入力される外部クロックCLKのパスに遅延素子を挿入してもよい。図6は、他の実施例に係るデータ信号用入出力回路及びデータストローブ信号用入出力回路のブロック図である。
データ信号用入出力回路20において、クロックCLKのパスには、インバータ32及び33が挿入されている。データストローブ信号用入出力回路21において、クロックCLKのパスには、インバータ42及び43が挿入されている。また、インバータ42及び43間には、遅延素子50が接続されている。クロックCLKは、例えばホスト2からクロック線を介して供給される外部クロックである。
図6のようにしてデータストローブ信号用入出力回路21を構成した場合、ラッチ回路40に入力されるクロックCLK2をラッチ回路30に入力されるクロックCLK1よりも遅延させることができる。これにより、データ信号DQの立上がりエッジ及び立下がりエッジとデータストローブ信号DQSの立上がりエッジ及び立下がりエッジとのタイミングを合わせることができる。
なお、図5及び図6では、データストローブ信号DQSについて説明しているが、データストローブ信号BDQSについても、データストローブ信号DQSと同様に構成することができる。また、図5及び図6では、データストローブ信号用入出力回路21の出力回路について説明したが、データストローブ信号用入出力回路21の入力回路についても同様に遅延素子を用いてデータストローブ信号のタイミングを調整する。
[4] 遅延素子50の構成
次に、遅延素子50の構成の一例について説明する。図7は、遅延素子50の構成例を示す回路図である。遅延素子50は、キャパシタから構成される。キャパシタ50の第1の電極は、インバータ42及び43間に接続されている。キャパシタ50の第2の電極は、接地電圧VSSの端子に接続されている。
図8は、遅延素子50の他の構成例を示す回路図である。遅延素子50は、NチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)から構成される。MOSFET50のゲートは、インバータ42及び43間に接続されている。MOSFET50のソース及びドレインは共通接続されて入力INに接続されている。入力INの電圧は任意に設定できる。図8のMOSFET50は、ゲート容量をインバータ42及び43間に付加することができる。
また、遅延素子50を用いてデータストローブ信号DQSの遅延を大きくし過ぎると、データ信号DQに比べてデータストローブ信号DQSの立下がりが遅れてしまい、図4に示すスキューtQHSのホールドマージンが無くなってしまう。この対策として、遅延素子をメタルオプションにしておくことで微調整できるようにする。
図9は、メタルオプションを有する遅延素子の構成例を示す図である。遅延素子が挿入される端子T1及びT2間には、k個(kは2以上の整数)の遅延素子50−1〜50−kが並列に接続されている。遅延素子50−1〜50−kは、互いに遅延時間が異なるように構成されている。具体的には、遅延素子50−1〜50−kをキャパシタで構成した場合、遅延素子50−1〜50−kの容量は互いに異なっている。
また、遅延素子50−1〜50−kと端子T1との間にはそれぞれ、メタル配線51−1〜51−kが挿入されている。メタル配線51−1〜51−kは、不揮発性半導体記憶装置1の最上層のメタル配線層で構成されている。メタル配線51−1〜51−kは、レーザーなどで切断可能なように構成され、接続状態(オン)と切断状態(オフ)とが切り替えられる。図9では、例えば遅延素子50−1が端子T1及びT2間に接続され、それ以外の遅延素子50は、端子T1に接続されていない。
このように、遅延素子50をメタルオプションにすることで、不揮発性半導体記憶装置1の特性や電源の条件に応じて、最適な遅延素子を選択することができる。これにより、データストローブ信号DQSのタイミングを最適に設定することができる。また、遅延素子を実装した後に、最適な遅延素子を選択することができる。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、不揮発性半導体記憶装置1は、DDR動作をサポートする高速データ転送を実行し、この高速データ転送のために、データ信号DQに同期するデータストローブ信号DQSを使用する。また、データ信号用の複数の入出力回路20には、これらに共通の第1の電源パッド22−1が設けられ、一方、データストローブ信号用の入出力回路21には、専用の第2の電源パッド22−2が設けられる。そして、データストローブ信号用の入出力回路21には、データストローブ信号DQSのタイミングを調整する遅延素子50を付加するようにしている。
従って第1の実施形態によれば、高速データ転送時に、信号遅延が発生しやすいデータ信号DQと、これに同期するデータストローブ信号DQSとのタイミング制御をより正確に行うことが可能となる。また、データ信号DQとデータストローブ信号DQSとの転送速度を調整することで、転送マージンを確保することができる。この結果、データストローブ信号DQSを用いてデータ信号DQをより正確に捕捉することができる。
また、遅延時間が異なる複数の遅延素子50を予め不揮発性半導体記憶装置1に搭載しておき、最適なタイミングを実現できる1つの遅延素子50を選択できるようにしている。これにより、不揮発性半導体記憶装置1の特性や電源の条件に応じて、最適な遅延素子を選択することができる。この結果、データ信号DQとデータストローブ信号DQSとのタイミング制御をより正確に行うことが可能となる。
なお、図3に示すように、データ信号DQ<0>〜DQ<3>用の入出力回路は、電源パッド22−1(又は23−1)からの距離がそれぞれ異なるため、それぞれの遅延時間に差が出てくる。よって、例えば、データ信号DQ<0>〜DQ<3>のうちレイアウトが中央のデータ信号DQ<1>及びDQ<2>とデータストローブ信号DQSとのタイミングが合うようにデータストローブ信号DQSの遅延調整を行った場合、データストローブ信号DQSのタイミングに対してデータ信号DQ<0>及びDQ<3>のタイミングがデータ信号DQ<1>及びDQ<2>に比べて遅延するような状況が発生し得る。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、データに応じて遅延時間を制御できる遅延素子を入出力部に挿入し、さらに、ROMヒューズに記憶したROMデータによって遅延素子の遅延時間を制御するようにしている。
図10は、第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置1のブロック図である。メモリセルアレイ10は、ROMヒューズ10Aを備えている。ROMヒューズ10Aは、遅延素子50の遅延時間を制御するためのROMデータを不揮発に記憶する。
ROMヒューズ10Aは、例えば、メモリセルアレイ10内のメモリセルと同じ構造を持つメモリセルアレイによって構成される。なお、ROMヒューズは、必ずしもメモリセルアレイ10内に設ける必要はなく、別途、不揮発性メモリを用意し、当該不揮発性メモリにROMデータを記憶してもよい。この場合、ROMヒューズ10Aは、例えば、メタルヒューズなどの電気ヒューズ(electrical fuse)、又は光ヒューズ(optical fuse)で構成することもできる。ROMヒューズ10Aに記憶されるROMデータは、製品出荷前にプログラムしてもよいし、製品出荷後に外部(ホスト2など)からプログラムしてもよい。
図11は、入出力部15に挿入される遅延素子50の構成例を示す回路図である。遅延素子50は、2個のPチャネルMOSFET50A及び50Bと、2個のNチャネルMOSFET50C及び50Dと、インバータ50Eとを備えている。
2個のPチャネルMOSFET50A及び50Bと、2個のNチャネルMOSFET50C及び50Dとは、電源電圧VDDの端子及び接地電圧VSSの端子間に直列に接続されている。PチャネルMOSFET50Bのゲートと、NチャネルMOSFET50Cのゲートは、端子T1に接続されている。PチャネルMOSFET50Bのドレイン(NチャネルMOSFET50Cのドレイン)は、インバータ50Eの入力に接続されている。インバータ50Eの出力は、端子T2に接続されている。
PチャネルMOSFET50Aのゲートには、電圧発生回路17から電圧V1が印加される。NチャネルMOSFET50Dのゲートには、電圧発生回路17から電圧V2が印加される。制御部16は、ROMヒューズ10Aに記憶されるROMデータに基づいて、電圧V1及びV2を設定する。
遅延素子50を挿入する位置は、第1の実施形態と同じである。このように構成された入出力部15では、第1の実施形態と同様に、データ信号DQの立上がりエッジ及び立下がりエッジとデータストローブ信号DQSの立上がりエッジ及び立下がりエッジとのタイミングを合わせることができる。また、ROMヒューズ10Aのデータを書き換えることで、遅延素子50の遅延時間を調整することが可能である。その他の効果は、第1の実施形態と同じである。
なお、上記各実施形態では、データストローブ信号DQSに関する回路部分に遅延素子を挿入するようにしているが、データ信号DQに関する回路部分に遅延素子を適宜挿入することで、複数のデータ信号DQ間の遅延時間を調整するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…不揮発性半導体記憶装置、2…ホスト、10…メモリセルアレイ、10A…ROMヒューズ、11…ロウデコーダ、12…センスアンプ回路、13…カラムデコーダ、14…アドレスデコーダ、15…入出力部、16…制御部、17…電圧発生回路、20…データ信号用入出力回路、21…データストローブ信号用入出力回路、22,23…電源パッド、24,25…入出力パッド、30,40…ラッチ回路、31,41…レベルシフタ、32,33,42,43…インバータ、34,44…プリドライバ、35,45…オフチップドライバ、50…遅延素子、51…メタル配線。

Claims (6)

  1. クロックの立上がりエッジと立下がりエッジとの両方に応答して複数のデータ信号をそれぞれ外部に出力し、前記複数のデータ信号用の複数の第1の出力パッドを含む複数の第1の出力回路と、
    前記複数のデータ信号に同期するようにしてデータストローブ信号を外部に出力し、前記データストローブ信号用の第2の出力パッドを含む第2の出力回路と、
    前記複数の第1の出力回路用の電源を外部から受ける第1の電源パッドと、
    前記第2の出力回路用の電源を外部から受ける第2の電源パッドと、
    を具備し、
    前記第2の出力回路は、前記データストローブ信号のタイミングを調整する遅延素子を含み、
    前記遅延素子は、前記第2の出力回路内の前記データストローブ信号のパスに挿入され、
    前記遅延素子は、遅延時間が異なる複数の遅延素子から選択可能なように構成されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. クロックの立上がりエッジと立下がりエッジとの両方に応答して複数のデータ信号をそれぞれ外部に出力し、前記複数のデータ信号用の複数の第1の出力パッドを含む複数の第1の出力回路と、
    前記複数のデータ信号に同期するようにしてデータストローブ信号を外部に出力し、前記データストローブ信号用の第2の出力パッドを含む第2の出力回路と、
    前記複数の第1の出力回路用の電源を外部から受ける第1の電源パッドと、
    前記第2の出力回路用の電源を外部から受ける第2の電源パッドと、
    を具備し、
    前記第2の出力回路は、前記データストローブ信号のタイミングを調整する遅延素子を含むことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記遅延素子は、前記第2の出力回路内の前記データストローブ信号のパスに挿入されることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2の出力回路は、前記データストローブ信号をラッチするラッチ回路を含み、
    前記遅延素子は、前記ラッチ回路に入力されるクロックのパスに挿入されることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記遅延素子は、遅延時間が異なる複数の遅延素子から選択可能なように構成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 前記遅延素子の遅延時間を調整するためのデータを格納する記憶領域をさらに具備し、
    前記遅延素子は、前記データに応じて遅延時間が変化するよう構成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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