JPH0414435B2 - - Google Patents

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JPH0414435B2
JPH0414435B2 JP59116310A JP11631084A JPH0414435B2 JP H0414435 B2 JPH0414435 B2 JP H0414435B2 JP 59116310 A JP59116310 A JP 59116310A JP 11631084 A JP11631084 A JP 11631084A JP H0414435 B2 JPH0414435 B2 JP H0414435B2
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bit line
bit lines
potential
memory cell
dummy
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Toshio Mitsumoto
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    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4094Bit-line management or control circuits
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の技術分野> 本発明はダイナミツク型半導体記憶装置の改良
に関し、更に詳細にはダイナミツクメモリ素子の
高性能化を可能にする新規な構成を備えたダイナ
ミツク型半導体記憶装置に関するものである。
<発明の技術的背景とその問題点> 従来のダイナミツクメモリ素子のメモリセル構
成にあつては情報の入出力に供する相補なるビツ
ト線の負荷容量の製造上のばらつき等により動作
マージンが悪化する等の問題点があつた。
即ち、従来から用いらていれるNチヤネル
MOSダイナミツクメモリ素子の回路は例えば第
9図に示すように構成されている。
第9図において、Sはセンスアンプであり、1
及び2は相補なるビツト線である。また3及び
3′はメモリセルであり、4及び4′はダミーセル
である。Wi及びWjはワード線でありWD0及びWD1
はダミーワード線、φPはプリチヤージ信号であ
る。
5及び5′は蓄積容量であり、6及び6′は所望
の蓄積容量5及び5′を選択しビツト線1及び2
に電気的に接続するためのトランスフアゲートで
ある。
ここで5及び5′の容量値をCSとする。
7及び7′はダミー蓄積容量であり、その容量
値をCDとする。
8及び8′はダミー蓄積容量7及び7′を選択的
にビツト線1及び2に接続するためのトランスフ
アゲートであり、9及び9′はプリチヤージ期間
にダミー蓄積容量7及び7′を初期化するための
ゲートである。
10及び10′はビツト線容量であり、その容
量値をCBとする。
第10図は第9図の動作を説明するためのタイ
ミング図である。
第9図において、ビツト線1側のメモリセルが
選択された場合にはビツト線2側のダミーセル
4′が選択され、またビツト線2側のメモリセル
が選択された場合にはビツト線1側のダミーセル
4が選択される。
ここではワード線Wi及びダミーワード線WD0
高電位になりメモリセル3及びダミーセル4′が
選択される場合について説明する。
ここでワード線Wi及びダミーワード線WD0には
電源電圧(Vcc)以上に昇圧された電圧が印加さ
れるものとする。またプリチヤージ信号φPが高
電位であるプリチヤージ期間において、ビツト線
1および2は電源電圧(Vcc)までプリチヤージ
されているものとする。また、説明の便宜上ビツ
ト線1をB、ビツト線2をとしてB:高電位か
つ:低電位の論理を“1”に、またB:低電位
かつ:高電位を論理“0”とする。
メモリセル3の蓄積容量5に接地電位
(GND)が記憶されている場合 プリチヤージ信号φPが低電位に下降し能動
期間に入り、時刻t1にワード線信号が入力され
るとビツト線1側の電位VB1は、 VB1=CB/CB+CSVcc となる。
一方、ダミーセル側のビツト線2の電位VB2
は、 VB2=CB/CB+CDVcc となる。
従つてセンスアツプSに入力される差動電位
△V1は、 △V1=VB2−VB1 =(CB/CB+CD−CB/CB+CS)Vcc となる。
メモリセル3の蓄積容量5に電源電位
(Vcc)が記憶されている場合 この場合にはビツト線1側の電位VB1は変化
せず、 VB1=Vcc である。
一方、ダミーセル側のビツト線2の電位VB2
はと同様に、 VB2=CB/CB+CDVcc となる。
従つてセンスアツプSに入力される差動電位
△V2は、 △V2=VB1−VB2 =(1−CB/CB+CD)Vcc となる。
ここで上記及びのいずれの場合において
も、センスアンプSに入力される差動電位が同じ
になるようにダミーセルの蓄積容量値CDを決定
したとすると、センスアンプに入力される差動電
位△Vは、 △V=△V1=△V2=1/2・CS/CB+CSVcc ……(式1) になる。
上記差動電位は時刻t2以降にセンスアンプSが
活性化されることにより所望の値まで増幅され
る。
このような従来の方式においてはビツト線1及
び2の負荷容量バランスが非常に重要であるが、
製造上のばらつき等によりビツト線1及び2の容
量バランスを保つのが困難であり動作マージンが
悪化する等の欠点があつた。
また昨今の微細加工技術の進歩により大規模メ
モリ素子を実現する試みがなされているが、必然
的にメモリセル面積が小さくなり、従つてメモリ
セル内の蓄積容量はますます減少する傾向にあ
り、センスアンプを駆動するのに必要な差動電圧
が得られなくなるという新たな問題が生じてき
た。
また、メモリセル面積の縮小化に伴なつてビツ
ト線ピツチが小さくなり、かかるビツト線に属す
る制御回路及びセンスアンプ等を容量バランスを
保持した状態で上記のビツト線ピツチ内に収納す
ることが不可能になりつつある。
<発明の目的及び構成> 本発明は上記諸点に鑑みてなされたものであ
り、本発明は従来と同一の蓄積容量を用いた場合
にでもセンスアンプに入力される差動電圧を従来
方式に較べ非常に大きくすることができ、或いは
従来方式と同一の差動電圧を得るにはメモリセル
面積を非常に小さく構成することができ、また従
来方式で必要とされる相補なるビツト線の浮遊容
量バランスに対して従来方式ほど神経質に考慮す
る必要がなく、従つて大規模メモリ素子のパター
ン設計の自由度が非常に大きくなる利点を有する
ダイナミツク型半導体記憶装置を提供することを
目的とするものであり、この目的を達成するた
め、本発明のダイナミツク型半導体記憶装置は、
情報の入出力に供する相補なるビツト線と、情報
を記憶する蓄積容量手段と、この蓄積容量手段を
指定する選択手段を有し、前記の相補なるビツト
線の一方に前記の蓄積容量手段の一端を接続し、
この蓄積容量手段の他端を前記の選択手段を介し
て前記相補なるビツト線の他方に接続してなるメ
モリセル構成と、前記の相補なるビツト線に出力
される差動電圧を増幅するセンスアンプ手段と、
前記の差動電圧を導出するために設けられたダミ
ー用蓄積容量とを備え、前記のダミー用蓄積容量
の一端を前記相補なるビツト線の他方にのみ接続
し、該ダミー用蓄積容量の他端を制御信号入力端
に接続せしめるように構成されている。
<発明の実施例> 以下、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明によるダイナミツク型半導体記
憶装置の一実施例の回路構成図でありNチヤネル
MOS回路で構成されている。
第1図において、Sはセンスアンプ、1及び2
は前述の第9図と同様の相補なるビツト線であ
り、11及び11′は本発明における特徴的なメ
モリセルである。
Wi及びWjは電源電圧(Vcc)以上の振幅を有
する信号の印加されるワード線である。
12及び12′は蓄積容量であり、その一端は
相補なるビツト線2に接続され、他端は所望のメ
モリセルを選択するトランスフアゲート13ある
いは13′のソースドレイン路を介して相補なる
ビツト線の反対側のビツト線1に接続される。
また上記トランスフアゲート13のゲートはワ
ード線Wiに接続され、上記トランスフアゲート
13′のゲートは線Wjに接続される。
14及び15はビツト線1及び2の浮遊容量で
ある。
ここで、メモリセルの蓄積容量12及び12′
の蓄積容量値をCSとし、ビツト線1側の容量値を
CB1、ビツト線2側の容量値をCB2とする。またこ
の容量値CB1,CB2は本発明の特徴をより明確にす
るため、異なる容量値(CB1≠CB2)であるとす
る。
16は本発明に関連して設けられたダミー用蓄
積容量であり、その一端がビツト線1に接続さ
れ、他端がダミー制御信号φDに接続されている。
17及び18はセンスアンプSのセンス入力端
であり、19はMOS電界効果型トランジスタ
(以下MOSFETと略記する)であり、該
MOSFET19のソースドレイン通路がビツト線
2とセンス入力端18との間に介在され、第2の
制御信号φT2によりビツト線2の電圧をセンスア
ンプSの一入力端18に入力する期間のみビツト
線2とセンスアンプの入力端18を電気的に接続
する。
20はMOSFETであり、該MOSFET20の
ソースドレイン通路がビツト線2と電源Vccとの
間に介在され、第2のプリチヤージ信号φP2によ
りプリチヤージ期間、書込み期間、あるいはセン
スアンプSの能動期間においてビツト線2を電源
電位(Vcc)に保持する。
21は従来より用いられているビツト線プリチ
ヤージ用MOSFETであり、該MOSFET21の
ソースドレイン通路がビツト線1と電源Vccとの
間に介在され第1のプリチヤージ信号φP1により
プリチヤージ期間においてビツト線1を電源電位
(Vcc)に保持する。22および23は従来より
用いられているビツト線とセンスアンプ間のトラ
ンスフアゲートであり、第1の制御信号φT1によ
り、センスアンプ駆動初期にビツト線とセンスア
ンプを一時的に切り放し、センス感度を大きくす
る働きがある。
24および25は所望の相補なるビツト線を選
択するための列選択用MOSFETであり、列選択
信号Ciによつて所望のビツト線対とデータバスD
およびを電気的に接続することで、情報の入出
力を行なう。
ここでは便宜的にビツト線1をB、ビツト線2
をとしてB:高電位かつ:低電位の論理
“1”に、またB:低電位かつ:高電位を論理
“0”とし、メモリセル11が選択される場合に
ついて説明する。
論理“1”または論理“0”の書込み 本発明による実施例における書込みの場合の
タイミング図を第2図に示す。
プリチヤージ期間が終了し第1および第2の
プリチヤージ信号φP1およびφP2が下降し、次に
ワード線Wiが電源電圧(Vcc)以上まで上昇
し、読出し動作が開始されるが、現行の能動期
間が書込みサイクルである場合にはデータバス
D上に書き込むべきデータが出力される。
第2のプリチヤージ信号φP2が再び電源電圧
(Vcc)以上まで上昇しMOSFET20がオン状
態となりビツト線2を電源電位(Vcc)に固定
し、また第2の制御信号φT2が接地電位
(GND)まで下降してMOSFET19がオフ状
態になりビツト線2とセンスアンプSが切り放
された後に、列選択信号Ciが電源電圧(Vcc)
以上の電位まで上昇し、MOSFET24および
25がオン状態になる。この時点でデータバス
Dとビツト線1が電気的に接続されることによ
つてデータバスD上の書込みデータがビツト線
1上に出力され、トランスフアゲート13を介
してメモリセル11のノード26に記憶され
る。
ここで論理“1”の書込みの場合にはデータ
バスD上に電源電位が出力されており、従つて
メモリセル11のノード26には電源電位
(Vcc)が記憶される。一方、論理“0”の書
込みの場合にはデータバスD上に接地電位が出
力されており、従つてメモリセル11のノード
26には接地電位(GND)が記憶される。
ここで他方のデータバスとビツト線2とは
MOSFET19がオフ状態であるために電気的
に切り放されており、従つてデータバス上の
情報はメモリセルへの書込みに関与しない。
論理“1”の読出し 本発明による実施例における読出しの場合の
タイミング図を第3図に示す。
プリチヤージ期間が終了すると第1のプリチ
ヤージ信号φP1が接地電位(GND)に、また第
2のプリチヤージ信号φP2はMOSFET20を十
分にオフ状態にできる所定の電位まで下降し、
ビツト線1および2が電源(Vcc)から切り放
されてフローテイング状態になる。
次にダミー駆動信号φDを電源電位(Vcc)ま
で上昇させてダミー用蓄積容量16の容量結合
により、ビツト線1側の電位を電源電圧
(Vcc)よりわずかに上昇させる。
次にワード線Wiに電源電圧(Vcc)以上の選
択信号が入力されて、トランスフアゲート13
を介してビツト線1および2は蓄積容量12に
より容量的に結合される。
メモリセル11のノード26には、あらかじ
め電源電位(Vcc)が保持されていたために、
ビツト線1および2の電位は共に低電位側に微
小変化が生じるのみであり、ビツト線1とビツ
ト線2の電位の逆転は生じない。
この場合におけるビツト線1および2間の差
動電圧を△V1とすると、 △V1=1/1+(CS/CB2)+(CS/CB1
CD)・CDCB1+CD・Vcc……(式2) となり、上記差動電圧△V1がセンスアンプS
の入力端17および18に入力される。
次に第1の制御信号φT1が所定の電位まで下
降し、センスアンプSとビツト線1および2を
切り放した後に、第2の制御信号φT2が接地電
位(GND)まで下降し、また第2のプリチヤ
ージ信号φP2が再び電源電圧(Vcc)以上の電
位まで上昇し、MOSFET20をオン状態にす
ることで、ビツト線2を電源電位(Vcc)に固
定する。
次にセンスアンプ駆動信号φSが接地電位まで
下降し、センスアンプSに入力された上記差動
電圧は所望の電圧まで増幅される。この場合、
メモリセル11のノード26は高電位を保持し
ており、再書込みの必要はない。
論理“0”の読出し 論理“0”の読出しにおけるビツト線および
センス入力信号のタイミング図を第3図に併せ
て示す。
ワード線Wiに選択信号が入力されるまでの
動作は論理“1”の読出しと同様である。論理
“0”の読出しの場合にはメモリセル11のノ
ード26に、あらかじめ接地電位(GND)が
保持されているため、選択信号によりトランス
フアゲート13がオン状態になるとビツト線1
の電位は下降し、逆にビツト線2の電位は上昇
し、ビツト線1とビツト線2の電位が逆転す
る。
この場合におけるビツト線1および2間の差
動電圧を△V2とすると、 △V2=1/1+(CS/CB2)+(CS/CB1
CD)・{CS/CB2+CS−CD/CB1+CD}・Vcc……(式3
) となり、上記差動電圧△V2がセンスアンプS
の入力端17および18に入力される。
次に、論理“1”の読出しと同様に第1の制
御信号φT1が所定の電位まで下降し、センスア
ンプSとビツト線1および2を切り放した後
に、第2の制御信号φT2が接地電位(GND)ま
で下降し、また第2のプリチヤージ信号φP2
再び電源電位(Vcc)以上の電位まで上昇し
MOSFET20をオン状態にすることで、ビツ
ト線2を電源電位(Vcc)に固定する。
次にセンスアンプ駆動信号φSが接地電位まで
下降し、センスアンプSに入力された上記差動
電圧を所望の電圧まで増幅するとともに、
MOSFET22を介してビツト線1を接地電位
まで放電させて、メモリセル11のノード26
へ接地電位(GND)の再書込みを行なう。
ここで論理“1”および論理“0”の読み出し
におけるビツト線間の差動電圧△V1および△V2
が共に等しくなるようダミー用蓄積容量値CD
設定したとすると、ダミー用蓄積容量値CDは、 CD=CB1+CB2/2CB2−CS・CS となり、(式2)および(式3)は結局、 △V=△V1=△V2=1/1+(CS/CB2)+{CS(2CB
2
−CS)/CB2(2CB1+CS)}・CS(CB1+CB2)/CB2(2
CB1+CS)・VCC……(式4) となる。
ここで従来方式と比較した場合の本方式の特長
をより明確にするため、CB1+CB2=2CBなる条件
のもとでセンスアンプに入力される差動信号電圧
を(式4)および(式1)より求め、その結果を
第4図および第5図に示す。
第4図はCB/CS=10とした場合における本発
明による実施例の差動信号電圧とビツト線1およ
びビツト線2の浮遊容量比CB1/CB2の関係を示
す。
ここでこの第4図に示すグラフからも明らかな
ように、本発明によれば相補なるビツト線1およ
び2の浮遊容量CB1およびCB2の和が一定であれ
ば、CB1とCB2の差が大きくなるほど上記差動信号
電圧が増加することから、本発明による特徴を最
大限に利用するには、出来る限り一方のビツト線
の浮遊容量を可能な限り小さくすることであり、
それによつてより大きな差動信号電圧が得られる
ことになる。
このことは、本発明の非常に大きな特徴であつ
て、従来方式のように相補なるビツト線の浮遊容
量を同一にしなければならないという制限を全く
排除するものであり、パターン設計上の自由度が
非常に大きくなる。
第5図は、やはりCB1+CB2=2CBなる条件のも
とに従来方式と本発明による実施例に関して、
CB/CS比を変化させた場合の差動信号電圧特性
を示す。
28は(式1)より求めた従来方式の差動信号
電圧特性であり27は本発明による実施例におけ
る(式4)より求めた差動信号電圧特性である。
本発明による実施例においては第4図より
CB1/CB2の値が1.0付近で差動信号電圧が最も小
さくなることが示されているが、このような最悪
の状態においても第5図のグラフ28に示すごと
く、従来方式の1.5〜2倍程度の差動信号電圧が
得られており、さらに上記のビツト線浮遊容量の
配分を工夫することによつてグラフ29あるいは
30の特性が実現できる。
このことは、本発明の方式を採用することによ
つてメモリセルの蓄積容量を変えずに差動信号電
圧を大きくすることができて、大規模メモリ素子
の実現手段として非常に有効なものである。
第6図および第7図はそれぞれ、上記第1図に
示したダイナミツク型半導体記憶装置のメモリセ
ル構造図である。
第6図は第7図におけるA−A′での断面構造
を示したものである。
第7図はメモリセル4個分(M0〜M3)のパタ
ーン図であり、実際のメモリ素子では、本パター
ンが必要な個数分だけ繰り返し配置される。
次に、第6図により本発明のダイナミツク型半
導体記憶装置を実現するメモリセルの構造の一例
をNチヤネルMOSプロセスを想定して説明する。
まずP型シリコン基板31の表面に素子分離領
域32を選択酸化法等で作成した後、第1の配線
手段によりワード線およびメモリセルのトランス
フアゲートを成す部分33を形成する。
次にMOSFETのソースおよびドレインとなる
拡散領域34および35をイオン打込み等により
形成する。
次にトランスフアゲート部分のドレイン部分3
4に埋め込みコンタクト窓36を開けた後、第2
の配線手段により蓄積容量の一方の電極37を形
成し、上記埋め込みコンタクト窓36によつてトラ
ンスフアゲート部分のドレイン34に接続する。
ここで上記第2の配線手段による電極37は第
1の配線手段33の上面にも形成可能であり、メ
モリセルの蓄積容量の増大に寄与する。第2の配
線手段上面に蓄積容量を形成するための薄い絶縁
膜38を形成した後、第3の配線手段39により
上記蓄積容量の他方の電極を形成し、さらに絶縁
膜40を形成する。
次に通常のコンタクト窓50を開けた後、第4
の配線手段51を形成すると共に、上記コンタク
ト窓50によりトランスフアゲート部分のソース
領域35と接続する。
ここで第1〜第3の配線手段としては、通常の
ポリシリコン、シリサイドあるいは高融点金属等
で構成するのが一般的であり、また第4の配線手
段はアルミニウム等で構成するのが一般的であ
る。第4の配線手段51および第3の配線手段3
9は複数個のメモリセルに共用されており、それ
ぞれ相補なるビツト線を構成している。
つまり上記のメモリセル構造においては、相補
なるビツト線に異なる配線手段が多層構造を成し
て形成されており、従つて相補なるビツト線を同
一の配線手段で形成される従来方式に比べてメモ
リセル面積を小さくできる。また拡散領域34およ
び35の面積はコンタクト窓36および50を形成
できるだけの面積があれば十分なために従来方式
に比べてメモリセル内の拡散領域が少なく、耐α
線強度が増し、安定なメモリ素子が実現できる。
第8図は上記のメモリセル構造によるメモリセ
ルアレイの配置に関する一例を示す図である。
上記したメモリセル構成によれば、メモリセル
面積の大幅な縮小が可能であることは既に記し
た。しかし、これに伴ない、メモリセルが接続さ
れたビツト線対の制御回路、センスアンプ等に関
しては、相対的にメモリセルに比べて大きな面積
が必要になり、上記の繰り返しビツト線ピツチ内
に上記回路を収納することが困難になるという問
題が生じてくる。
そこで単一の、あるいは複数個のビツト線対に
属する上記制御回路やセンスアンプ等を、それぞ
れのビツト線対の両端に配置することで解決され
第8図においてC0〜C63は相補なるビツト線対で
あつてK0〜K63はそれぞれの相補なるビツト線対
C0〜C63に属する制御回路およびセンスアンプ等
であり、各ビツト線対の両端に相互に配置された
例を示している。
なお本発明を説明する上で上記実施例ではNチ
ヤネルMOSプロセスを用いて説明したが、本発
明は素子の製造プロセスを限定するものではな
く、PチヤネルMOSプロセス、CMOSプロセス、
SOIプロセス等に適用することができる。
<発明の効果> 以上のように、本発明によれば、一のメモリセ
ルが相補なる一対のビツト線の各々に接続される
ため、上記一対のビツト線に対して、一のダミー
セルで動作可能であり、デバイス面積の縮小が可
能となる。また、ダミー用蓄積容量の一端を相補
ビツト線の一方に接続し、他端をダミー制御信号
線に接続しているため、センスアンプに入力され
る差動電圧の増加が可能となり、また、ダミー用
蓄積容量が相補ビツト線の一方にのみ接続され、
該容量が接続されたビツト線の寄生容量が増大
し、相補ビツト線間のビツト線容量差が増大する
ため、さらに差動電圧の増大が可能となるため、
十分な動作余裕度を保持しつつ従来方式と同一の
差動電圧を得るのに、メモリ面積を非常に小さく
でき、従つて大規模ダイナミツクメモリ素子の実
現に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例を示す回路図、第
2図は本発明による実施例における動作を説明す
るための書込みサイクルにおけるタイミング図、
第3図は本発明による実施例における動作を説明
するための読出しサイクルにおけるタイミング
図、第4図は本発明による実施例における、相補
なるビツト線間の読出し時における差動信号電圧
と相補なるビツト線の浮遊容量比との関係を示す
グラフ、第5図は従来方式と本発明による実施例
における相補なるビツト線間の差動信号電圧を比
較したグラフ、第6図は本発明装置を具現体した
メモリセル構造の一例を示す断面図、第7図は第
6図に示すメモリセル構造の平面図、第8図は本
発明による実施例における相補なるビツト線と制
御回路、センスアンプ等の配置を説明するための
概念図、第9図は従来方式におけるダイナミツク
メモリ素子の回路図、第10図は従来方式におけ
る動作を説明するためのタイミング図である。 Wi,Wj……ワード線、WD0,WD1……ダミーワ
ード線、φP……プリチヤージ信号、φP1……第1
のプリチヤージ信号、φP2……第2のプリチヤー
ジ信号、φD……ダミー制御信号、φT1……第1の
制御信号、φT2……第2の制御信号、φS……セン
ス駆動信号、Ci…列選択信号、D,……データ
バス、CB,CB1,CB2……ビツト線容量値、CS……
メモリセルの蓄積容量値、CD……ダミー用蓄積
容量値、1,2,B,……ビツト線、S……セ
ンスアンプ、3,3′,11,11′……メモリセ
ル、4,4′……ダミーセル、12,12′……メ
モリセルの蓄積容量、13,13′……トランス
フアゲート、16……ダミー用蓄積容量、32…
…素子分離領域、34,35……拡散領域、36
……埋め込みコンタクト窓、33……第1の配線
層、37……第2の配線層、39……第3の配線
層、51……第4の配線層、38……薄い絶縁
膜、50……コンタクト窓、C0〜C63……相補な
るビツト線対、K0〜K63……相補なるビツト線対
に属する制御回路およびセンスアンプ等。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情報の入出力に供する相補なるビツト線と、
    情報を記憶する蓄積容量手段と、該蓄積容量手段
    を指定する選択手段を有し、前記相補なるビツト
    線の一方に前記蓄積容量手段の一端を接続し、該
    蓄積容量手段の他端を前記選択手段を介して前記
    相補なるビツト線の他方に接続してなるメモリセ
    ル構成と、 前記相補なるビツト線に出力される差動電圧を
    増幅するセンスアンプ手段と、 前記差動電圧を導出するために設けられたダミ
    ー用蓄積容量と を備え、 前記ダミー用蓄積容量の一端を前記相補なるビ
    ツト線の他方にのみ接続し、該ダミー用蓄積容量
    の他端を制御信号入力端に接続せしめるように成
    したことを特徴とするダイナミツク型半導体記憶
    装置。
JP59116310A 1984-06-01 1984-06-04 ダイナミック型半導体記憶装置 Granted JPS60258793A (ja)

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JP59116310A JPS60258793A (ja) 1984-06-04 1984-06-04 ダイナミック型半導体記憶装置
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