JPH0155124B2 - - Google Patents

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JPH0155124B2
JPH0155124B2 JP58166841A JP16684183A JPH0155124B2 JP H0155124 B2 JPH0155124 B2 JP H0155124B2 JP 58166841 A JP58166841 A JP 58166841A JP 16684183 A JP16684183 A JP 16684183A JP H0155124 B2 JPH0155124 B2 JP H0155124B2
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JP
Japan
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lid
guide
shoe
sliding
roof
Prior art date
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Application number
JP58166841A
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English (en)
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JPS59128012A (ja
Inventor
Gurimu Raineru
Beemu Horusuto
Sheefuaa Peetaa
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Rockwell Golde GmbH
Original Assignee
Rockwell Golde GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Rockwell Golde GmbH filed Critical Rockwell Golde GmbH
Publication of JPS59128012A publication Critical patent/JPS59128012A/ja
Publication of JPH0155124B2 publication Critical patent/JPH0155124B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/05Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels pivoting upwardly to vent mode and moving downward before sliding to fully open mode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、前方摺動シユー及び後方摺動シユー
により屋根開口の側方に固定されたガイドレール
に沿つて変位可能に案内され、後方摺動シユーに
作用し且つガイドレールに沿つて推進力を伝達す
るように変位可能に案内されるケーブルにより駆
動され、前方摺動シユーに取付けられたピボツト
軸受により摺動方向と直交する水平軸に対して回
動自在に取付けられると共に、側縁部に沿つてガ
イドブロツクに固定される剛性の蓋を有し、後方
摺動シユーに取付けられるガイドピンは前記ガイ
ドブロツクと係合し、それにより、蓋は、閉鎖位
置から蓋の後縁部を固定屋根面より高く上昇させ
ることにより前方ヒンジ式通気ダンパのように外
方へ旋回するか、又は蓋の後縁部が下降した後
に、後方固定屋根面の下方へ移動することがで
き、蓋の両側にあるそれぞれのガイドレールの、
屋根開口の後縁部の近傍に凹部が設けられ、蓋が
変位するときを除いて、ばねを装荷された戻り止
め要素は凹部に係合し、ガイドレールに沿つて変
位可能に且つ蓋の後縁部の近傍に位置するガイド
シユーと、長さを変えることなく連結され、これ
により、ガイドシユーは連結要素を介して蓋と連
結し、従つて、この連結要素は、チルトアツプ運
動のために、一方で蓋と関節連結し、他方ではガ
イドシユーと関節連結し、蓋が変位運動する間に
蓋の後縁部の下降位置を確保する要素が設けられ
ている自動車の摺動傾斜屋根に関する。
剛性の蓋が通気フラツプのように外方へ回動す
るか、又は摺動のみを行なう屋根の場合のように
後方固定屋根面の下方へ移動することができる摺
動傾斜屋根においては、誤動作を防ぐ手段を講じ
なければならない。さらに詳細には、上方外側へ
回動して固定屋根面の上に出た蓋が、回動閉鎖運
動の間に、後方へ変位してしまうという事態と、
後方固定屋根面の下方へ移動した蓋の後縁部が、
閉鎖運動の間に、上昇する、すなわち蓋が上方へ
回動するという事態の2つの場合が考えられ、こ
れら2つの誤動作を防がなければならない。
最初に挙げた誤動作を防ぐのに特別な困難は伴
なわないが、第2の誤動作を防ぐために従来提案
されていた方法には、蓋の閉鎖運転の間に、ほぼ
垂直上向きの力が発生し、そのためにかなり大き
な摩擦が起こつて、蓋駆動機能の走りが悪くな
り、機能も低下するという欠点があつた。
冒頭に述べた種類の公知の摺動傾斜屋根(ドイ
ツ特許第2532187号(特公昭55−15325号公報)に
おいては、前述の2つの誤動作を確実に防ぐ手段
が提案され、この手段は実際にも多くの場合に十
分有用なものであることが証明されているが、蓋
の閉鎖運動の間に、やはり前述のような垂直上向
きの力が発生し、その結果として問題が生じる。
冒頭に述べたようにそれぞれのガイドレール8に
凹部35を設け、蓋の変位に従つて戻り止め要素
36と凹部とを互いに関連させることにより、蓋
3が外方へ回動した位置から閉鎖位置へ回動して
戻る間に、開放摺動方向への蓋の望ましくない変
位を妨げる係止連結が成立する。閉鎖変位の間に
蓋の後縁部が持上がるのを防ぐために、摺動蓋の
両側に互いに対向してガイドフインガー34が設
けられている。ガイドフインガーは摺動蓋の後縁
部の近傍で、変位方向に対して横に摺動蓋に固定
され、蓋の後縁部が蓋の閉鎖位置から始まつて下
降したときに戻り止め要素36を凹部35からは
ずし、凹部を通過し、後続する蓋の変位運動の間
はガイドレール8の下面に沿つて案内される。こ
の公知の構成においては、後方摺動シユー14に
取付けられて蓋の閉鎖変位を確保するガイドピン
27,29,30がガイドブロツク20の傾斜面
に当接し、この傾斜面において、ケーブル駆動機
構により発生した力が摺動方向に作用する力成分
と、その力成分に対して垂直上向きに作用する力
成分とに分解されることにより垂直上向きの力が
発生する。垂直上向きの力成分は、ガイドフイン
ガー34とガイドレール8の下面との間に当接摩
擦を生じさせる。ガイドフインガーがこのように
当接すれば、閉鎖変位の間に蓋の後縁部が持上が
るという事態を確実に防ぐことはできるが、その
結果として生じる摩擦力を大きな駆動トルクによ
り相殺しなければならない。
摺動傾斜屋根の最も初期の構成(ドイツ特許公
告公報第1605960号(特公昭46−5162号公報))に
おいても、同様にガイドピン20とガイドブロツ
ク24の傾斜面との間の当接点で力が分解される
ことにより、このような垂直上向きの力が発生す
る。この垂直上向きの力成分が蓋の両側に発生す
るのは、蓋6にアングル部材34が固定されてい
るためである。蓋が変位する間、アングル部材は
付加的なガイドレール35の下方に係合し、閉鎖
運動の間は、前述の駆動点において発生する垂直
上向きの力成分のために、摩擦を伴なつてガイド
レールに当接する。
本発明の目的は、蓋が閉鎖変位する間に発生す
る垂直上向きの駆動力成分が原因となる摩擦によ
る損失が全くないような自動車の摺動傾斜屋根を
提供することである。
本発明によれば、この目的は、蓋の両側にそれ
ぞれカツプリング要素が設けられ、戻り止め要素
が凹部からはずれたとき、後方摺動シユーがカツ
プリング要素により隣接するガイドシユーと確実
に結合することができ、戻り止め要素が凹部に入
るときには、後方摺動シユーがカツプリング要素
の係合解除によりガイドシユーからはずれること
と、蓋が閉鎖運動している間は、蓋の両側におい
て、ガイドピンとガイドブロツクとの力伝達係合
が解除されることにより達成される。
本発明の基本的概念によれば、ガイドピンがガ
イドブロツクに係合していても、蓋の固定屋根後
方からの蓋の閉鎖変位には寄与せず、この変位は
カツプリング要素により生ずる。即ち、カツプリ
ング要素の係合による、後方移動シユーからガイ
ドシユー及び連結要素を介した力の伝達により蓋
は閉鎖される。このように、駆動のためにガイド
ピンをガイドブロツクの傾斜面に当接させる必要
はない。戻り止め要素が係合すると、カツプリン
グ要素と後方摺動シユーとの係合は解除されるの
で、後方摺動シユーはガイドレールに沿つてガイ
ドシユーに対して変位することができる。戻り止
め要素は凹部と戻り止め係合しているため、ガイ
ドシユーは固定位置にとどまつているので、蓋が
内方へ回動運動するとき、蓋とガイドシユーとは
連結部材により連結されており、蓋の後方への変
位は防止される。その結果、回動した蓋が後方へ
動くという望ましくない事態は起こらない。
本発明の好ましい実施例においては、戻り止め
要素とカツプリング要素はガイドシユーに回動自
在に取付けられた2本のアームを有するレバーの
それぞれのアームに配設されると共に、後方摺動
シユーがガイドシユーに接近するのに伴なつて、
戻り止め要素と凹部との係合が解除され、同時
に、カツプリング要素は後方摺動シユーとカツプ
リング係合する。戻り止め要素とカツプリング要
素とが2本のアームを有する一体形レバーと組合
わされているために、単一の中心要素により前述
の2つの誤動作を防ぐことができる。後方摺動シ
ユー及びガイドシユーの結合は自動的に、すなわ
ち屋根駆動機構を開放変位方向に作動することに
より行なわれる。これに対し、結合解除は、2本
のアームを有するレバーとガイドレールの凹部と
の協同により生じ、従つて、蓋が閉鎖変位完了時
に閉鎖位置に達したときに自動的に起こる。
好ましい実施例においては、後方摺動シユーに
制御延出部分が固定され、2本のアームを有する
レバーに配置される上昇傾斜面は制御延出部分と
関連して、最初に戻り止め要素と凹部との間の係
合を解除すると共に、凹部の隣接する縁部と関連
する別の上昇傾斜面が戻り止め要素に設けられ
て、戻り止め要素と凹部との間の係合を最終的に
解除するようにすると有利である。制御延出部分
と、それに関連する戻り止め要素の上昇傾斜面と
を設けることにより、開放変位運動が開始された
ときに、戻り止め要素は大きな力を受けることな
く容易に且つ確実にガイドレールの戻り止め凹部
からはずれ、2本のアームを有するレバーは、カ
ツプリング要素が後方摺動シユーと係合するまで
回動する。
このために、カツプリング要素を、2本のアー
ムを有するレバーの対応するアーム端に配置さ
れ、制御延出部分のカツプリング面の背後に係合
するフツクとして構成すると有利である。
蓋の閉鎖位置において戻り止め要素を確実に凹
部に係合させると共に、蓋の回動運動の間にこの
係合を維持するために、2本のアームを有するレ
バーが、ばねにより戻り止め要素と凹部とを係合
させる方向に偏位されると有利である。その結
果、蓋の変位の間、戻り止め要素はガイドレール
に確実に圧接されるが、本発明の別の有利な実施
例に従つて、ころがりローラが戻り止め要素に取
付けられ、戻り止め要素を越えて突出し、蓋が変
位する間、ガイドレールに沿つてころがることが
できるようにすると、圧接により生じる摩擦力は
きわめて小さくなる。
回動した蓋を堅固に保持するために、連結要素
を、回動した蓋を閉鎖方向に偏位するレバーばね
として構成し、レバーばねの一方のアームをガイ
ドブロツクに関節連結し、螺旋コイルをガイドシ
ユーの植込みピンに圧接し、他方のアームをガイ
ドシユーに当接させると有利である。
蓋の閉鎖変位の間にガイドピンとガイドブロツ
クとが力伝達係合するのを防ぐ構成は、ガイドブ
ロツクに、公知のように(ドイツ特許公告公報第
1605960号)、ガイドスリツト終端部分と、それに
連接し、蓋に隣接して配置され且つ蓋と平行に延
出する前方下向きに傾斜したガイドスリツト遷移
部分とが設けられ、ガイドピンは、蓋が変位運動
する間、ガイドスリツト遷移部分の面に当接する
ことなくガイドスリツト終端部分に位置している
ようにすると有利である。これに対し、開放変位
の間は、ガイドピンはガイドスリツト終端部分の
端壁面に力を伝達するように当接するので、蓋の
変位が起こる。
蓋の両側に配設される2つのガイドシユーを傾
斜させずに同期して案内するために、2つのガイ
ドシユーは、公知のように(ドイツ特許公報第
2532187号)、蓋が閉鎖位置にあるときに蓋の後縁
部と屋根開口の後縁部との間の隙間の下方を埋め
る水路により互いに堅固に連結されていると有利
である。
以下、添付の図面を参照して本発明の一実施例
を詳細に説明する。
第1図及び第3図から第6図は、屋根開口2を
有する自動車の固定屋根1の縦断面図である。屋
根開口2は、蓋3により閉鎖することができる。
屋根開口の縁部は下方に折り曲げられてフランジ
を形成し、第2図及び第10図に示される摺動屋
根枠4により通常の方法で補強されている。本発
明については摺動屋根枠を特殊な形状にする必要
がないので、摺動屋根枠の詳細な説明は省略す
る。以下、公知のようにケーブルにより駆動され
る蓋3の運動に関しても、本発明を理解する上で
必要であると思われる場合に限り説明する。図示
されている実施例においては、蓋3はガラス製で
あるが、従来のように鋼の薄板から製造すること
もできる。蓋3の周縁にはめ込まれている縁間隙
シール5は、蓋が閉鎖されたときに、蓋の外縁部
と屋根開口の周縁との間の縁間隙を確実に密閉す
る。屋根を構成する各部分は、第2図に1点鎖線
により示す自動車の長手方向軸に関して対称形と
なるように配置されており、軸の両側の構造は互
いに相応しているので、以下、一方の側の屋根構
造についてのみ説明する。蓋の後縁部7に隣接す
る屋根開口の後縁部6から後方固定屋根面8が延
出し、その下方には、屋根開口2を開放するため
に蓋3が後方へ摺動されたときに蓋を収容する収
容開口9が設けられている。
第10図に示すように、摺動屋根枠4は中間枠
10に着脱自在に固定され、中間枠10は、下方
へ屈曲した屋根開口の縁部に固定されている。図
示されている実施例においては、摺動屋根枠4と
ガイドレール11は一体に形成されているので、
ガイドレール11は、摺動屋根枠4の2つの側方
部分12と、前方横方向部分13とに沿つて連続
して延在する。2つの側方部分12は、屋根開口
の後縁部6の領域にある連結部材14(第7図か
ら第9図には図示せず)により相互に補強されて
いる。
ガイドレール11の横断面の構造は第10図か
ら明らかである。ガイドレールは上方が開いた溝
を有し、この溝に、蓋の各々の側から、前方摺動
シユー15と、後方摺動シユー16と、ガイドシ
ユー40とが係合している。第10図にはガイド
シユー40のみが示されている。溝の両側の、ガ
イドレール11の側壁には、2本の対向するケー
ブル案内溝17が設けられ、その下方には2本の
対向する摺動シユー案内溝18が設けられる。ケ
ーブル案内溝17とシユー案内溝18は、それぞ
れ、前方摺動シユー15、後方摺動シユー16及
びガイドシユー40を案内する溝に向かつて開い
ている。前方摺動シユー15、後方摺動シユー1
6及びガイドシユー40は、案内突起19により
摺動シユー案内溝18に係合する。蓋3を駆動す
る2本の摺動ケーブルは、ケーブル案内溝17内
を推力を伝達するように案内される。第2図に
は、一方の駆動ケーブル20のみが示され、この
ケーブルは、エントレインメント装置21を介し
て後方摺動シユー16に力を伝達する関係で連結
されている。ガイドレール11の2本のケーブル
案内溝のうち一方は蓋の対応する側と関連する駆
動ケーブル20を収容し、他方のケーブル案内溝
は屋根の反対側からケーブルの自由端を案内す
る。2本の駆動ケーブルは螺旋形にねじられ、そ
のねじれに駆動装置23(第2図に破線により示
す)の駆動ピニオン22(同様に破線により示
す)が係合している。駆動装置は摺動屋根枠4の
前方横方向部分13の下側に固定され、たとえば
手動クランク24により作動される。手動クラン
ク24を回すことにより駆動ピニオン22が回転
すると、駆動ケーブル20はケーブル案内溝に沿
つて可撓性のラツク歯車のように変位する。その
結果、後方摺動シユー16はガイドレール11の
側方領域において変位する。蓋3の全ての動き
は、後述するような後方摺動シユー16の同期変
位に従つた順序で起こる。
縁部形材25に支持される屋根ライニング26
及びガイドレール11に沿つて変位可能に案内さ
れる蓋ライニング27は第10図には示されてい
るが、その他の図面においては図を明瞭にするた
めに省略されている。28は、摺動屋根枠4の側
方部分12と、前方横方向部分13に沿つて走る
雨樋である。この雨樋は、一方の側でガイドレー
ル11により限定され、他方の側では摺動屋根枠
4の外壁により限定される。第2図に示すよう
に、雨樋28の内部には機能的構成要素は配置さ
れておらず、排水口29のみが連結されている。
前方摺動シユー15は蓋3の前縁部の近傍に配
設され、後方摺動シユー16と同様にガイドレー
ル11に沿つて変位可能に案内される。前方摺動
シユー15には、前方に向いた支持ブラケツト3
0がある。この支持ブラケツトは前方摺動シユー
と一体に形成されているのが好ましく、支持ピン
32を介して回動自在にガイドブロツク31と連
結されている。支持ブラケツト30と支持ピン3
2はピボツト軸受を構成し、支持ピン32は、蓋
の反対側にある対応する支持ピンと協同する。こ
の反対側支持ピンは摺動方向に直交する前述の
(想像上の)水平方向軸の上に位置している。
細長いガイドブロツク31は、第2図に示すよ
うに蓋の側方に取付けられ、蓋に互いに離間して
固定された取付け部材33により、着脱自在に、
また好ましくは高さ調節が可能であるように蓋3
と連結される。このような構成としたことによ
り、蓋3は、支持ブラケツト30と支持ピン32
とから構成されるピボツト軸受を中心とするガイ
ドブロツク31の回動運動に従つて動く。ガイド
ブロツク31に設けられているガイドスリツト
は、第3図から最も良くわかるように、回動部分
34と、蓋の表面とほぼ平行である閉鎖位置部分
35と、傾斜遷移部分36と、やはり蓋とほぼ平
行である終端部分37とを有する。ガイドスリツ
ト内に係合するガイドピン38は、後方摺動シユ
ーの上方に向いた延出部分39に固定されてい
る。後方摺動シユー16が前方摺動シユー15に
対して変位すると、ガイドブロツク31のガイド
スリツト内でガイドピン38が移動し、その結
果、それに対応して蓋の位置が変わる。ガイドピ
ン38がガイドスリツトの回動部分34に移動す
ると、蓋3は、後方摺動シユー16の摺動方向に
従つて上方又は下方へ回動する。ほぼ最大限の外
方回動位置を第3図に示す。この位置において
は、ガイドピン38は、回動部分34のピン軌道
から屈曲しているガイドスリツトの終端部分(図
中符号なし)に位置している。これに対し、第1
図に示すように、ガイドピン38が閉鎖位置部分
35にあるときは、蓋3は固定屋根1と同一の平
面にあつて、屋根開口2を閉鎖する。ガイドピン
38がガイドスリツトの傾斜遷移位置36に移動
すると、運動方向に応じて、蓋の後縁部が上下す
る。この運動の中間の位置を第4図に示す。ガイ
ドピン38がガイドスリツトの終端部分37に入
ると、下降運動はほぼ完了する。ガイドピンは、
終端部分の端部までさらにわずかに動くことがで
きる。この位置は第5図に示されている。後方摺
動シユー16の運動がさらに続くと、蓋3は、後
方固定屋根面8の下方で後方へ移動して、収容空
間9の中に入る。このとき、蓋3は屋根開口の後
縁部6の下方に位置している。蓋3のこのような
開放運動の中間位置を第6図に示す。
以上説明した摺動傾斜屋根の構成上の特徴は本
発明の一部を成すものではなく、摺動屋根の機能
方法を理解しやすくするために説明したにすぎな
い。次に、前述の適正でない機能モード、特に蓋
の閉鎖運動の間に蓋の後縁部が上昇してしまうと
いう事態を防ぐための構成上の特徴について説明
する。
それらの構成要素を、基本的には第7図から第
13図を参照し、第2図と関連させながら説明す
る。図面からわかるように、蓋3の後縁部7の近
傍にはガイドシユー40が配置され、このガイド
シユーはガイドレール11に沿つて変位可能に案
内される。ガイドシユー40は、外方へ延出する
円筒形の植込みピン42(第10図)を担持する
前方上向きの支持突起41(第9図)を有する。
レバーばね44の螺旋コイル43はこの植込みボ
ルト42に圧接され、第10図から明らかである
ように、ガイドレール11の隣接する壁面により
支持されている。植込みピン42は、レバーばね
44に対してピボツト軸受を構成する。ばね鋼の
丸形材を折曲げることにより製造されるレバーば
ね44は、前方に向いたアーム45を有する。こ
のアーム45は、第3図に最も良く示されている
ように、ガイドブロツク31に取付けられた支持
ピン47に、アイ46を介して回動自在に関節連
結されている。アーム45は、ガイドブロツク3
1及び蓋3とガイドシユー40とを連結する連結
要素を構成し、この要素は、摺動方向に位置する
垂直の平面において回動する。レバーばね44の
他方のアーム48はガイドシユー40に担持され
る。レバーばね44は、そのアーム45が矢印4
9(第3図)の方向に初期応力を与えられて、そ
れにより蓋3がレバーばね44により閉鎖方向に
偏向されるように構成される。
ガイドシユー40の支持突起41には、支持ピ
ン51により、2本のアームを有するレバー50
が摺動方向に位置する垂直の平面において回動自
在であるようにさらに取付けられている。そのた
めに、2本のアームを有するレバー50は、それ
と一体に形成された支持スリーブ52と共に支持
ピン51に圧接される(第10図)。支持ピン5
1は、ガイドシユー40の支持突起41の、植込
みピン42の側でない部分に配置される。2本の
アームを有するレバー50の後方に向いたアーム
53の一端は、後述するように、ガイドレール1
1の、屋根開口の後縁部6の近傍に設けられた凹
部55(第9図及び第11図)と協同する側壁を
有するかご状の戻り止め要素54として形成され
ている。
2本のアームを有するレバー50の前方に向い
たアーム56は、その前端部において、下向きの
フツク57として形成されたカツプリング要素を
担持する。戻り止め要素54とフツク57は後述
するように、後方摺動シユー16に固定された制
御延出部分58と協同する。第10図に示すよう
に、制御延出部分58は、ガイドレール11の上
方の内側に向いたフランジ59の周囲にU字状に
はまり、このフランジ上で摺動自在に案内され
る。フランジ59には、前述の凹部55も設けら
れている。
2本のアームを有するレバー50の戻り止め要
素54は、スリツト60内においてアーム53に
回転可能に取付けられるローラ61を有する。こ
のローラは戻り止め要素54を越えて下方へ突出
し、ガイドレール11のフランジ59の表面に沿
つてころがる。戻り止め要素は、第7図に示され
るように凹部55に遊びなく係合することができ
るような大きさに定められている。この場合、戻
り止め要素54の当接面62はフランジ59の上
面に当接する。2本のアームを有するレバー5
0、すなわちその戻り止め要素には、2つの上昇
傾斜面63及び64があり、一方の上昇傾斜面6
3は制御延出部分58の制御縁部65(第8図)
と関連し、他方の上昇傾斜面64は後縁部66と
協同する(第8図及び第11図)。カツプリング
要素を構成するフツク57は、制御延出部分58
のカツプリング面67の背後に係合する。
2本のアームを有するレバー50の支持スリー
ブ52には、回転コイルばね68が螺旋状に巻付
けられている(第10図)。この回転コイルばね
の一方のアームはガイドシユー40の支持突起4
1に固定され(図示せず)、他方のアーム69は、
2本のアームを有するレバー50のアーム53を
戻り止め要素54と凹部55とを係合させる方向
に偏向する。
戻り止め要素54は、長さを変えることなくガ
イドシユー40と連結される。ガイドブロツク3
1従つて蓋3も、長さを変えることなく、すなわ
ち、レバーばね44のアーム45によりガイドシ
ユー40と連結される。蓋の両側に配置されるガ
イドシユー40は、図示されている実施例におい
ては、水路70により互いに堅固に連結される。
水路70は、このため、ガイドシユー40の支柱
71に固定されている。水路70は、従来のよう
に、蓋が閉鎖されたときに、蓋3の後縁部7と屋
根開口の後縁部6との間の隙間を埋め、雨水など
を導いて側方から雨樋28に入れる。
次に、摺動傾斜屋根の機能方法を説明する。ま
ず、蓋3を第1図及び第7図に示される閉鎖位置
から第3図に示される上昇位置へ移動させるもの
と想定する。閉鎖位置において、戻り止め要素5
4はガイドレール11の凹部55と係合している
ので、ガイドシユー40は摺動することなくガイ
ドレール11に固定されている。これに対し、2
本のアームを有するレバー50のフツク57は制
御延長部分58のカツプリング面67と係合して
いない。従つて、ケーブル駆動機構が適切に駆動
されると、後方摺動シユー16はガイドシユー4
0からはずれ、ガイドピン38は、蓋3が上方へ
回動されるようにガイドブロツク31のガイドス
リツトに沿つて摺動する。蓋3がレバーばね44
のアーム45を介してガイドシユー40に関節連
結されているため、蓋3は、外方へ回動する間に
確実に案内されて、わずかに後方へ移動する。回
動し終わつた蓋3が再び閉鎖位置に戻るとき、蓋
は再びアーム45を介して確実に案内されて、わ
ずかに前方へ移動する。回動して戻る間にもガイ
ドシユー40は静止位置にとどまるので、蓋3
は、アーム45を介して確実に制御されて、この
アームに関節式に担持される。従つて、蓋3が後
方固定屋根面8より下がることは全くない。
蓋3が第1図及び第7図に示される閉鎖位置に
あるとき、開放動作を開始するために、蓋3の後
縁部7を下降させる場合、ケーブル駆動機構が適
切に作動されると、ガイドピン38はガイドブロ
ツクの閉鎖位置部分35から出て、傾斜遷移部分
36に入るので、下降運動が開始される。この運
動の中間位置は第4図及び第8図に示されてい
る。この下降運動において、後方摺動シユー16
はガイドシユー40に近づき、制御延出部分58
の制御縁部65は、下降運動が終了するときに、
2本のアームを有するレバー50の上昇傾斜面6
3と接触する。後方摺動シユー16が後方へ移動
し続けると、2本のアームを有するレバーのアー
ム53は、回転コイルばね68の力に反して上昇
するので、戻り止め要素54はガイドレール11
の凹部55からはずれる。この状態が第9図に示
されている。この運動の間、2本のアームを有す
るレバー50はその支持ピン51を中心として回
動する。アーム53が最初に上昇した後に、上昇
傾斜面64は凹部55の後縁部66と接触し、そ
の結果、後方摺動シユー16がさらに後方へ移動
し続ける間、戻り止め要素54は完全に凹部55
の外へ出る。このとき、2本のアームを有するレ
バー50は、フツク57が制御延出部58のカツ
プリング面67の背後に係合することによりフツ
ク57が後方摺動シユー16に結合されるように
十分に支持ピン51を中心として回動する。この
時点で、ガイドピン38は、ガイドブロツク31
内のガイドスリツトの終端部分37の後端に達す
るので、ケーブル駆動機構を作動し続けると、蓋
3はガイドピン38の動きに伴なつて開放変位方
向に動く。同時に、ガイドシユー40はレバーば
ね44のアーム45を介して変位される。ローラ
61は、開放運動の間と閉鎖運動の間に共にガイ
ドレール11のフランジ59の上面でころがり、
その結果、フツク57はカツプリング面67と係
合した状態に保たれる。
変位して全体又は一部が収容開口9に収容され
た蓋3を閉鎖位置に戻す場合には、ケーブル駆動
機構を適切に作動して後方摺動シユー16を前方
へ移動させる。しかしながら、機能的構成要素は
互いに第9図に示されるような相対位置をとつて
いるので、ガイドピン38はガイドブロツク31
のガイドスリツトにおいて、ガイドスリツトの傾
斜遷移部分36の表面に対して、変位方向に力を
伝達するように作用せず、従つて、ガイドピン3
8は蓋3を前方へ動かすことができない。ガイド
ピン38は、閉鎖運動の間も常に終端部分37に
位置しており、蓋3を摺動運動させることはな
い。
閉鎖運動の間に蓋を変位搬送する効果は、2本
のアームを有するレバー50と後方摺動シユー1
6の制御延出部分58との間のカツプリング係合
により提供される。このカツプリング係合に伴な
つて、ガイドシユー40と、当然のことながら水
路70も変位し、蓋3も、ガイドブロツク31及
びガイドシユー40に関節連結されたレバーばね
44のアーム45により押される。蓋3の閉鎖方
向への変位運動は、戻り止め要素54が再び凹部
55に係合して、それと同時にフツク57がカツ
プリング面67からはずれるまで続く。第8図
は、ほぼこの位置に達した状態を示す。係合によ
つて、ガイドシユー40は再び不動の状態に保持
されるので、駆動運動がさらに続けられると、後
方摺動シユー16は再びガイドシユー40から離
れる。しかしながら、蓋3はガイドブロツク31
及びアーム45を介して長さを変えることなくガ
イドシユー40と連結されているので、ガイドピ
ン38はガイドブロツク31のガイドスリツトに
沿つて前方へ動き、終端部分37を出た後、下方
へ移動して傾斜遷移部分36にすべり込む。その
結果、蓋3はガイドピン38がガイドブロツク内
のガイドスリツトの閉鎖位置部分35に来るま
で、第1図及び第7図に示される最終的な閉鎖位
置に向かつて上昇する。以上の説明から明らかで
あるように、戻り止め要素54と凹部55との係
合及び対応する離脱、並びにフツク57とカツプ
リング面67との結合及び対応する離脱は自動的
に起こり、凹部55の配置と関連して、後方摺動
シユー16の駆動運動によつてのみ提供される。
また、蓋が閉鎖変位する間に、ガイドピン38は
傾斜遷移部分36に入らないため、蓋3の後縁部
7が上昇することはありえない。そして、ガイド
ピン38は傾斜遷移部分36の傾斜面に当接しな
いので、閉鎖変位により垂直方向の力は発生しな
い。実際には、変位運動の間に回転コイルばね6
8が戻り止め要素54をガイドレール11に圧接
するが、ローラ61が設けられているため、この
圧接により生じる摩擦はわずかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、蓋を閉鎖した状態の摺動傾斜屋根の
部分縦断面図;第2図は、蓋を取除き、機能的構
成要素を取付けた摺動屋根枠の部分切欠き平面
図;第3図から第6図は、それぞれ蓋の様々な位
置を示す第1図と類似の縦断面図;第7図から第
9図は、第3図から第6図と同様に様々な位置に
ある蓋を示す拡大部分縦断面図;第10図は、第
7図の屈曲した切断線−に沿つた部分断面
図;第11図は、ガイドレール及びガイドレール
に形成された凹部の部分平面図;第12図は、2
本のアームを有するレバーの平面図;及び第13
図は、第12図の線−に沿つた2本のア
ームを有するレバーの断面図である。 2……屋根開口、3……蓋、11……ガイドレ
ール、15……前方摺動シユー、16……後方摺
動シユー、30……支持ブラケツト、31……ガ
イドブロツク、32……支持ピン、38……ガイ
ドピン、40……ガイドシユー、42……植込み
ピン、44……レバーばね、45,48……アー
ム、50……2本のアームを有するレバー、53
……アーム、54……戻り止め要素、55……凹
部、56……アーム、57……フツク、58……
制御延出部分、61……ローラ、63,64……
上昇傾斜面、67……カツプリング面、68……
回転コイルばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前方摺動シユー及び後方摺動シユーにより屋
    根開口の側方に固定されたガイドレールに沿つて
    変位可能に案内され、後方摺動シユーに作用し且
    つガイドレールに沿つて推進力を伝達するように
    変位可能に案内されるケーブルにより駆動され、
    前方摺動シユーに取付けられたピボツト軸受によ
    り摺動方向と直交する水平軸に対して回動自在に
    取付けられると共に、側縁部に沿つてガイドブロ
    ツクに固定される剛性の蓋を有し、後方摺動シユ
    ーに取付けられるガイドピンは前記ガイドブロツ
    クと係合し、それにより、蓋は、閉鎖位置から蓋
    の後縁部を固定屋根面より高く上昇させることに
    より前方ヒンジ式通気ダンパのように外方へ回動
    するか、又は蓋の後縁部が下降した後に、後方固
    定屋根面の下方へ移動することができ、蓋の両側
    にあるガイドレールにおいて屋根開口の後縁部の
    近傍に凹部が設けられ、蓋が変位するときを除い
    て、ばねを装荷された戻り止め要素は前記凹部に
    係合し、ガイドレールに沿つて変位可能に蓋の後
    縁部の近傍に位置するガイドシユーと、長さを変
    えることなく連結され、これによりガイドシユー
    は連結要素を介して蓋と連結し、従つて、この連
    結要素が摺動方向に位置する垂直の平面における
    回動運動のために、一方で蓋と関節連結し、他方
    ではガイドシユーと関節連結し、蓋が変位運動す
    る間に蓋の後縁部の下降位置を確保する要素が設
    けられている自動車の摺動傾斜屋根において、蓋
    3の両側にそれぞれカツプリング要素57が設け
    られ、戻り止め要素54が凹部55からはずれた
    とき、後方摺動シユー16はカツプリング要素5
    7により隣接するガイドシユー40と確実に結合
    することができ、戻り止め要素54が凹部55に
    入るときには、後方摺動シユー16はカツプリン
    グ要素57によりガイドシユーからはずれること
    と、蓋の両側において、ガイドピン38とガイド
    ブロツク31との変位方向への力伝達係合は、蓋
    が閉鎖運動している間は解除されることを特徴と
    する自動車の摺動傾斜屋根。 2 前記戻り止め要素54とカツプリング要素5
    7は、前記ガイドシユー40に回動自在に取付け
    られた2本のアーム53,56を有するレバー5
    0のそれぞれのアームに配設されると共に、前記
    後方摺動シユー16のガイドシユー40への接近
    に伴ない、前記戻り止め要素54を前記凹部55
    と非係合状態にすると同時に、カツプリング要素
    57が前記後方摺動シユー16とカツプリング係
    合することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の自動車の摺動傾斜屋根。 3 前記後方摺動シユー16に制御延出部分58
    が固定され、前記2本のアームを有するレバーに
    配置される上昇傾斜面63は制御延出部分58と
    関連して、最初に前記戻り止め要素54と凹部5
    5との間の係合を解除すると共に、凹部の隣接す
    る縁部66と関連する別の上昇傾斜面64が前記
    戻り止め要素54に設けられて、前記戻り止め要
    素54と凹部55との間の係合を最終的に解除す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項及び第
    2項に記載の自動車の摺動傾斜屋根。 4 前記カツプリング要素は、前記2本のアーム
    を有するレバー50の対応するアーム端に配置さ
    れ、制御延出部分58のカツプリング面の背後6
    7に係合するフツク57として構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項
    のいずれか1項に記載の自動車の摺動傾斜屋根。 5 前記2本のアームを有するレバー50は、ば
    ね68により前記戻り止め要素54と凹部55と
    を係合させる方向に偏位されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項
    に記載の自動車の摺動傾斜屋根。 6 ころがりローラ61が前記戻り止め要素54
    に取付けられ、前記ローラは戻り止め要素を越え
    て突出し、前記戻り止め要素が前記凹部55から
    はずれた後に、前記蓋が変位する間、前記ガイド
    レール11に沿つてころがることができることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項のい
    ずれか1項に記載の自動車の摺動傾斜屋根。 7 前記連結要素は、外方へ回動した前記蓋3を
    閉鎖方向に偏位するレバーばね44として構成さ
    れ、レバーばねの一方のアーム45は前記ガイド
    ブロツク31に関節連結され、螺旋コイル43は
    前記ガイドシユー40の植込みピン42に圧接さ
    れ、他方のアーム48はガイドシユーに当接して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第6項のいずれか1項に記載の自動車の摺動傾斜
    屋根。 8 前記ガイドブロツク31に、ガイドスリツト
    終端部分37と、それに連接し、前記蓋に隣接し
    て配置され且つ蓋と平行に延出する前方下向きに
    傾斜したガイドスリツト遷移部分36とが設けら
    れ、前記ガイドピン38は、前記蓋が変位運動す
    る間、前記ガイドスリツト遷移部分の面に当接す
    ることなく前記ガイドスリツト終端部分に位置し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第7項のいずれか1項に記載の自動車の摺動傾
    斜屋根。 9 前記蓋3の両側に配設される前記2つのガイ
    ドシユー40は、公知のように、蓋が閉鎖位置に
    あるときに蓋の後縁部7と屋根開口の後縁部6と
    の間の〓間の下方に係合する水路70により互い
    に堅固に連結されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第8項のいずれか1項に記載の自
    動車の摺動傾斜屋根。
JP58166841A 1983-01-07 1983-09-12 自動車の摺動傾斜屋根 Granted JPS59128012A (ja)

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