JPH02290718A - 車両の換気ルーフ - Google Patents

車両の換気ルーフ

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JPH02290718A
JPH02290718A JP90104309A JP10430990A JPH02290718A JP H02290718 A JPH02290718 A JP H02290718A JP 90104309 A JP90104309 A JP 90104309A JP 10430990 A JP10430990 A JP 10430990A JP H02290718 A JPH02290718 A JP H02290718A
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アルパト,フェルスト
Buingen Berunharuto
ベルンハルト,ヴィンゲン
Shiyumitsuto Arufureeto
アルフレート,シュミット
Shiyuraitaa Toomasu
トーマス,シュライター
Hendoraa Eerihi
エーリヒ,ヘンドラー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
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    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/053Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels sliding with final closing motion having vertical component to attain closed and sealed condition, e.g. sliding under the roof

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、固定ルーフシェルに構成してあり、前後の高
さ調節装置を有する操作機構と両側で作用結合するカバ
ーによって閉鎖できるルーフ開口部を有する車両用換気
ルーフに関し、詳し《は、前部高さ調節装置によってカ
バーを閉鎖位置から出発してカバー後縁にまたはその近
傍にある旋回軸のまわりに旋回させて、カバー前縁はル
ーフ面の下方に離れて位置するがカバー後縁は少くとも
ほぼ固定ルーフシェルの高さに保持される換気位置に置
くことができ、後部高さ調節装置によってカバー後縁を
固定ルーフシェルの下方に下降させることができ、下降
せるカバーを駆動装置によってルーフに固定の縦方向ガ
イドに沿って固定ルーフシェルに少くともほぼ平行に後
方へ且つルーフシェルの下方へ開放位置、即ち、カバー
がルーフ開口部を少くとも部分的に解放する位置に摺動
させ得る形式のものに関する。
(従来の技術) 旋回自在で選択的に引出すことができるがルーフ縦方向
へは摺動できないカバーを有する公知の換気ルーフの場
合(西独実用新案81−19662 ) 、カバー前縁
の高さ調節のため、カバー下面には、取手によって選択
的に上昇できるか折返すことができる支持レバーが枢着
してある。
更に、換気位置(即ち、カバー前縁がルーフ面下方に下
降された位置)に旋回させ得るカバーの前に第2カバー
を設けた形式の換気ルーフも公知である(西独公開第3
,149,977号)。この場合、側部案内ロッドの前
端は、ルーフ開口部の前縁の前方でルーフに固定した受
け台に旋回自在に且つ縦方向へ摺動自在に案内されてお
り、一方、案内ロッド後端は、後部カバー〇前端に枢着
してある。
前部カバーの前端には、案内ロッドに沿って摺動させ得
る案内スライダが取付けてある。後部カバー〇前縁を手
で下降させると、案内ロッドと前部カバーの案内スライ
ダとの結合にもとづき、前部カバーも、後部カバーの上
方を摺動してルーフ開口部の前部を解放できる傾斜位置
に置かれる。
(発明が解決しようとする課題) 従来の上記形式の車両の換気ルーフは、構造が複雑であ
ると共に、頭上の自由度を得るため偏平な構成とするこ
とができなかった。
従って、本発明の目的は、比較的簡単で堅牢且つ確実な
操作機構を有し、頭上の自由度を得るため、比較的偏平
に構成できる冒頭に述べた種類の換気ルーフを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成する手段として、固定ルーフ
シェルに構成してあり、前後の高さ調節装置を有する操
作機構と両側で作用結合するカバーによって閉鎖できる
ルーフ開口部を有する車両用換気ルーフであって、前部
高さ調節装置によってカバーを閉鎖位置から出発してカ
バー後縁にまたはその近傍にある旋回軸のまわりに旋回
させて、カバー前縁はルーフ面の下方に離れて位置する
がカバー後縁は少くともほぼ固定ルーフシェルの高さに
保持される換気位置に置くことができ、後部高さ調節装
置によってカバー後縁を固定ルーフシェルの下方に下降
させることができ、下降せるカバーを駆動装置によって
ルーフに固定の縦方向ガイドに沿って固定ルーフシェル
に少くともほぼ平行に後方へ且つルーフシェルの下方へ
開放位置、即ち、カバーがルーフ開口部を少くとも部分
的に解放する位置に摺動させ得る形式のものにおいて、
前部高さ調節装置44が、それぞれ、強制変位可能な旋
回レバー46を有し、上記旋回レバーは、ルーフに固定
してあってカバーの摺動方向に直角に延びる少くともほ
ぼ水平な軸47のまわりに回転自在なようレバー前端範
囲で軸支されており、カバー前縁20の高さ調節のため
前部終点位置においてのみカバー12と着脱自在に結合
された構成を採用した。
(作 用) 図示の換気ルーフの作用を以下に説明する。
カバー12が閉鎖位置(第1、5a、5b、8図)にあ
る場合、旋回レバー46を軸47のまわりに第5a図の
位置に旋回する。この位置では、カバーに固定の摺動要
素58は、旋回レバー46のホーク状案内路57によっ
て把持され、カバー前縁20がルーフ開口部17の前縁
と少くともほぼ一致する位置に置かれる。この位置では
、カバー支え60は、旋回レバー46の下方に摺動し、
上記旋回レバーを上方へ旋回された位置に確保する。同
時に、昇降レバー67が本質的に垂直な位置(第5b図
)を取る。この場合、枢動ポルト72が、カバー12の
後縁19がルーフ開口部17の後縁と少くともほぼ一致
するような位置にルーフに固定の部分71を置く。摺動
部材66の貫通口83内にあるロック機構82は、ルー
フに固定の連結機構77の開口80に係合する。かくし
て、ルーフに固定の部材(例えば、縦方向ガイドおよび
固定ルーフシェル18)に関して、摺動部材66が摺動
しないよう確保され、更に、ロソド61、65によって
連動部材54およびカバー支え60も摺動しないよう確
保される。ロックパー84は、ロック機構82が開口8
0から不測に出るのを阻止する。
カバー12を閉鎖位置から換気位置(第2図)に移行す
る場合は、駆動電動機34または手動クランク36によ
って駆動ケーブル33の駆動側端を後方へずらす。この
場合、連結頚軸53が、連動部材54によって、上記旋
回位置において摺動路42に平行に延びる連結路52の
前部92に沿って後方へ変位され、一方、ロソド61を
介して連動部材54に結合されたカバー支え60が、時
計方向(第5a図)の旋回運動のため旋回レパー46を
解放する。次いで、連結路52の部分92に続き後方へ
上昇する部分93に沿って連結頚軸53を移動すると、
旋回レバー46が時計方向(第5a図)へ強制的に旋回
され、この旋回中に、第5a図の位置から第6a図の旋
回位置に移行する。
この場合、ルーフに固定の軸47のまわりに旋回する旋
回レバー46が、カバーに固定の摺動要素58を下方へ
駆動し、摺動要素58は、摺動路42の上壁95の開口
94を介して摺動路42に入る。特に第5818図から
明らかな如く、旋回レバー46の後端99は、開口94
の後縁1(10を越えて後方へ延びる。かくして、摺動
路58は、案内路57から摺動路42への移行時にもま
たは逆に摺動路から案内路への移行時にも、垂直方向へ
案内される。かくして、滑らかで衝撃のない移行が保証
される。旋回レバー46の旋回運動にもとづき、カバー
12は、後部高さ調節装置45の枢動ボルト72によっ
て決定されカバー後縁19の近傍にある水平な旋回軸9
8(第6b図)のまわりに第1図の閉鎖位置から第2図
の換気位置に旋回される。車内スペースは、間隙23(
第2図)を介して有効に換気される。この場合、ロック
部材64は、第6b図の位置に移動し、バネ89の力に
抗して摺動部材66に関してロックパー84を引もどす
ロック部材64は、摺動部材66に当接し、上記摺動部
材を更に後方へ駆動する。ロック部材64からロック機
構82に伝達される後方へ向く力成分によって、ロック
機構は、開口80の傾斜した後壁81との共働にもとづ
き、連結機構77の開口80から排出され、その代わり
、上記ロック機構の下端がロック部材64の開口91に
導入される。かくして、摺動部材66が解ロックされる
。摺動部材66は、ロック機構82を介してロック部材
64に駆動結合され、ロッド61. 65および連動部
材54を介して駆動ケーブル33に駆動結合される。
駆動ケーブル33を更に後方へ変位すると、摺動要素5
8が旋回レバー46から外れる。摺動要素58は、摺動
路42の下壁86と上壁95との間に確実に案内される
。ロック部材64および摺動部材66は、いっしょに後
方へ移動される。この場合、ロック機構82は、摺動路
42の上壁95に当接することによって、ロック部材6
4の開口91から出るのが阻止される。
ローラ73と連結スリット79との保合によって、昇降
レバー67は逆時計方向(第5b、6b、7図)へ旋回
される。昇降レバー67は、少くともほぼ90゜の角度
だけ旋回して第7図の位置を取る。かくして、カバー1
2の後縁l9の範囲が下降される(第3、7図)。この
場合、ローラ73は連結スリット79から摺動路42に
移行する。上記運動推移中、カバー12は、摺動路42
に案内されカバー前縁20に対して後方へずれた摺動要
素5日のまわりに旋回される。従って、カバー12の前
縁は、第3図に示した如く、ある量だけ上昇する。次い
で、カバー12を固定ルーフシェル18に平行に後方へ
摺動させることができる(第4図)。この場合、カバー
に固定の要素、即ち、摺動要素58およびローラ73を
含む枢動ボルト72は、カバーの前後範囲において摺動
路42に案内される。
駆動ケーブル33の駆動方向を反転した場合、ロック部
材64と摺動部材66との間の不変の結合にもとづき、
ローラ74が連結機構77のカム路78にぶつかるまで
、カバー12が再び前方へ摺動される。摺動部材66を
更に前進させると、ローラ74およびカム路78の共働
によって昇降レバー67が時計方向(第7図)へ旋回さ
れる。ローラ73は、摺動路42から連結スリソト79
に移行する。カバー12の後部が上昇される(第2、6
b図)。この場合、ロック部材64および摺動部材66
は、再び、ロック機構82が連結機構77の開口80と
合致する第6b図の位置に達する。ロック部材64から
ロック機構82に加えられる前方へ向く力成分によって
、ロック機構は、開口91の傾斜した後壁96を介して
摺動部材66に対して上昇される。かくして、ロック機
構82はロック部材64から解放され、摺動部材66は
、連結機構77に関して再びロックされる。かくして、
駆動装置と摺動部材66との結合が外れる。
ロック部材64を更に前進すると、このロック部材がロ
ックパー84を解放する。ロックパー84は、バネ89
の作用によってロック機構82の下方に置かれ(第5b
図)、摺動部材66の不測の解ロックを阻止する。連結
頚軸53は、連結路52に入り、まず、旋回レバー46
の第6a図の旋回位置では摺動路42に平行に延びる後
部97に沿って移動する。次いで、連結頚軸53が連結
路の中央部分93に達すると、ルーフに固定の摺動要素
58が旋回レバー46の案内路57に導入される。連動
部材54を更に前進すると、連結頚軸53および連結路
52の部分93の相互係合にもとづき、旋回レバー46
がルーフに固定の軸47のまわりに逆時計方向(第5a
、6a図)へ旋回される。
カバー支え60が旋回レバー46の下方へ摺動する。
カバーが、再び閉鎖位置(第1、5a、5b図)に達す
る。
(実施例) 図面を参照して以下に本発明の実施例を詳細に説明する
第1〜4図は、カバーの各位置における換気ルーフの縦
断面図、第5a、5b図は、操作機構の詳細を示す、第
1図に対応する拡大縦断面図、第6a、6b図は、カバ
ーが換気位置にある状態を示す、第5a、5b図に対応
する縦断面図、第7図は、カバーが摺動位置において部
分的に引もどされた状態を示す、第5b、6b図に対応
する縦断面図、第8図は、カバーが閉鎖位置にある換気
ルーフの第5a、5b図に対応する部分平面図、第9図
は、第5a図の線■−■に沿う断面図、第10図は、第
5b図の線X−Xに沿う断面図、第11、12図は、補
助摺動天蓋を有する換気ルーフの縦断面図、第13、1
4図は、自動変位式摺動天蓋を有する換気ルーフの実施
例の、第5b、6b図に対応する部分縦断面図、第15
図は、第13図の線XV−XVニ沿う断面図、第16、
17図は、換気ルーフの前部範囲の異なる構造を示す部
分縦断面図である。
第1〜4図の略図に示した如く、単一カバー形換気用ス
ライドルーフは、突出する通水樋13を周囲に固定した
カバー12を有する。カバー12には、更に、周囲のパ
ッキン14. 15が含まれる。この場合、内側パソキ
ン14は通水樋13に挿入され、外側パッキン15は折
曲げフランジ16に被せてある。もちろん,パソキン1
4. 15は、場合によっては通水樋13も含めて、カ
バーのまわりに不変の横断面を有する唯一つの形状部分
に統合することができる。
カバー12によって、固定ルーフシェル18に構成され
たルーフ開口部17を閉鎖できる(第1図参照).カバ
ー12は、以下で詳細に説明する操作機構によって、カ
バー後縁19にまたはその近傍にある(仮想の)旋回軸
のまわりに、21で示した如くカバー前縁20がルーフ
面から下方に離れた換気位置(第2図)に旋回させるこ
とができる。この場合、カバー後縁I9は、少くともほ
ぼ固定ルーフシェルの高さに保持される。車両の走行中
に、車室の圧力に比して負圧がルーフシェル18の外面
に生ずると、第2図に22で示した空気流が構成される
。車両内部は、カバー前縁20と固定ルーフシェル18
の間の間隙23を介して換気される。
固定ルーフシェル18の前部に構成されたルーフ開口部
17は、必要に応じて、カバー12の後縁19を、好ま
しくは、第2図の換気位置から出発して、換気位置(第
2図)のカバー前縁20の下降量よりも好ましくは小さ
い量だけ固定ルーフシェル18の下方に下降することに
よって、少くとも部分的に解放できる。この好ましい操
作の場合、同時に、あらかしめ換気位置に下降されたカ
バー前縁20を換気位置(第2図)と閉鎖位置(第1図
)との間の中間位置に上昇できる。かくして、カバー1
2は、ルーフシェル18またはルーフ面21に対して本
質的に平行をなす摺動位置に置かれる(第3図)。次い
で、カバー12は、カバー12がルーフ開口部17を少
くとも部分的に解放する開放位置に後方へルーフシェル
18の下方へ摺動させることができる(第し図)。この
場合、カバー12は、ルーフ開口部17に後方へ続くル
ーフシェル18の部分とその下方の固定天蓋25との間
のスペース24に受容される。固定天!25は、図示し
てない態様でルーフに固定の横梁27に26において横
軸のまわりに変位自在なよう枢着でき、天蓋前端28は
、上方へ弾性的に予圧できる(第1、2図)。カハー後
縁19を摺動位置(第3図)に下降した場合、固定天蓋
25は、カバー12によって前下方へ押圧され、従って
、カバー12をスペース24内に摺動させることができ
る(第3、4図)。
第1図から明らかな如く、カバー12の周囲の通水樋1
3は、カバー閉鎖位置では、カバー外縁とルーフ開口部
17の縁の間の間隙29を囲む。この場合、パソキン1
4は、ルーフ開口部17の縁範囲においてルーフシェル
18に下方から押圧される。この場合、更に、パッキン
15の弾性的で可撓性のノーズ30は、ルーフシェル1
8の下面に当接する。
第5〜10図に、カバーおよびパッキンの別の実施例を
示した。この場合、通水樋13は除去してあり、パッキ
ン14. 15は、カバー12の下降され水平方向へ突
出するフランジ16”に被せた唯一つの密封部材38に
統合されている。
概念“前”および“後”は、ルーフを組込んだ自動車の
前進方向に関する。更に、上述の換気ルーフは、操作機
構を含めて、縦中心軸vA31(第8図)に関して本質
的に鏡像対称に構成されている。
以下の説明は、平面図で見てルーフ右半部に関するが、
ルーフ左半部にも当てはまる。
カバー12の変位運動は、共通の駆動装置によって縦方
向へ変位させ得る2つの駆動ケーブル33(例えば、非
伸縮性ネジケーブル)を有する概ね32で示した駆動装
置によって行われる。第1〜4図において、変速機35
を後段に設けた駆動モータ34が駆動装置として示して
ある。第8図には、別の手段として、手動クランク36
の形の駆動装置が示してある。駆動装置34、36は、
双方の駆動ケーブル33と駆動結合するビニオン37を
駆動する。ルーフ開口部17の両側には、それぞれ、例
えばルーフに固定の案内レールとしてまたはルーフフレ
ームの一部として構成できる縦方向ガイド39が延びて
いる。各縦方向ガイド39は、当該のルーフ側に配した
駆動ケーブル33のためのケーブル案内チャンネル40
と、別のルーフ側に配した駆動ケーブル33の出口側端
部のためのケーブル案内チャンネル41と、摺動路42
とを含む。上記摺動路は、ルーフ開口部17の方向へ開
放している。
カバー12の旋回および高さ調節に役立つ操作機構は、
駆動ケーブル33の変位運動の作用によって相互に無関
係に作動できる前部高さ調節装置44および後部高さ調
節装置45を有する。上記調節装置を第5〜10図に詳
細に示した。
前部高さ調節装”t 4 4には、強制変位可能な旋回
レハー46が含まれる。旋回レバー46は、その前端の
範囲において、カバーの摺動方向に直角に延びる少くと
もほぼ水平な不動の軸47のまわりに回転自在なよう軸
支してある。このため、ルーフに固定してあって縦方向
ガイド39の前端に続く連結機構49の円筒形突起48
は、旋回レバー46の前端の開口を介して延びる。旋回
レバー46および連結機構49は、連結機構49のネジ
穴50に螺着されるネジ51によって統合される。後方
へ上昇する連結路52は、旋回レバー46の縦方向へ延
びている。連結路52には、連結頚軸53の形の作動部
材が係合する。連結頚軸53は、回転阻止部材55およ
びシール56を介して駆動ケーブル33に結合され上記
ケーブルの縦方向運動に追従する連動部材54の部分で
ある。連結路52は、旋回レバー46の後端の範囲にお
いて、同じく旋回レバーに構成された後方へ開放するホ
ーク状案内路57に移行する。カバー12またはカバー
に固定の部材71(例えば、カバーフレーム)には、カ
バー12が第5a、8図に示した如く前部終点位置(第
1、2、3図)を取った場合に案内路57に導入される
摺動要素58が取付けてある。かくして、案内路57お
よび摺動要素58は、前部高さ調節装置44と、カバー
12とを着脱自在に結合するのに役立つ。この結合は、
カバー12が引もどされた位置(第4図)から前部終点
位置に達すると、自動的に達成される。逆に、カバー1
2が前部終点位置から後方へ変位されると、上記結合が
自動的に解離される。
ボルト59を担持するカバー支え60は、ロッド61を
介して連動部材54に結合されている。ボルト59には
、前部高さ調節装置44がカバー12の前縁を閉鎖位置
に上昇し、旋回レパー46が、対応して、上方へ旋回さ
れた位置(第5a図)を取った場合に旋回レバー46の
下面に当接するローラ62が回転自在に軸支してある。
縦方向ガイド39の摺動路42には、ロッド65を介し
てカバー支え60、連動部材54および駆動ケーブル3
3に固定されたロック部材64が縦方向へ摺動自在に案
内されている。ロック部材64の後ろには、摺動路42
を同じく縦方向へ摺動できる摺動部材66が設けてあり
、上記摺動部材には、後部高さ調節装置45の短い昇降
レバー67の下端(カバー閉鎖位置で見て)が水平の横
軸68(第5b、6b、7b、10図)のまわりに旋回
できるよう柩着してある。図示の実施例の場合、特に第
10図から明らかな如く、摺動部材66の円筒形突起6
9は、昇降レバー67の相補のボアに係合し、昇降レバ
ー67は、摺動部材66のネジ穴75に係合するネジ7
0によって摺動部材66から滑落しないよう確保される
カバーに固定の部材71(第10図)は、枢動ボルト7
2を介して、カバー閉鎖位置では上端をなす昇降レバー
67の別の端部に結合されている。ルーフ開口部17に
関して昇降レバー67から外方へ突出する枢動ボルト7
2の端部には、ローラ73が回転自在なよう軸支してあ
る。昇降レバー67には、カバー閉鎖位置ではローラ7
3に関して後方へずれる別のローラ74が設けてある。
ルーフ開口部l7の後縁76の範囲には、ルーフに固定
してあって縦方向ガイド39と共働する連結機構77が
設けてある。図示の実施例の場合、上記連結機構は、縦
方向ガイド39上に載っているが、場合によっては、縦
方向ガイド39に一体に結合させることもできる。連結
機構77は、上下へ向くカム路78と、カム路78の前
にあってローラ74またはローラ73と共働する案内ス
リット79(これについては以下で詳細に説明する)と
を形成する。連結機構77の前部には、下方の摺動路4
2に開放し、後下方へ斜めに下降する後壁81を有する
開口80が構成されている。カバー12が前部終点位置
にある場合、開口80は、摺動部材66の貫通口83に
上記摺動部材の摺動方向に対して垂直に摺動できるよう
案内されたロック機構82の上部を受容する(第5b図
)。
ロックパー84は、摺動部材66の先細の前端部85の
下面と摺動路42の下壁86との間にある。ロックパー
84は、摺動部材66とともに摺動路42に沿って摺動
できる。ロックパー84は、更に、摺動部材66に対し
て摺動運動を行なうことができる。この場合、上記摺動
運動は、ロックパー84から上方へ突出するピン87が
摺動部材66のピン87を可動に受容する縦方向スリッ
ト88の前面または後面に当接することによって制限さ
れる(第5b図)。前方に関してロックパー84に支持
され後方に関して摺動部材66の受け面90に支持され
たバネ89は、ロックパー84を第5b図に示した位置
へ前方へ予圧する。上記位置では、ロックパー84は、
ロック機構82の下方へ摺動して上記ロック機構を連結
機構77の開口80と係合状態に保持する。ロック部材
64には、上方へ開放し、ロックパー84がバネ89の
力に抗して摺動部材66に関して後方へ摺動した際にロ
ック機構82の下部を受容できる開口91が構成されて
いる(第6b図)。
既述の図面において、カバー12は不透明な金属板カバ
ーとして示してある。しかしながら、もちろん、カバー
は、公知の態様で、半透明材料または透明材料(特に、
ガラス)から作製することもできる。この種のガラス力
バーの場合は特に、第11図、12図に示した如く、通
常は、カバーが閉鎖位置または換気位置にある場合に、
例えば、把持凹み102を介して手動で閉鎖位置(第1
1図)と開放位置(第12図)との間で選択的に摺動さ
せ得る摺動天蓋101をカバー12の下方に設ける。か
くして、車内への光の入射を任意に制御できる。カバー
12の換気位置において、摺動天蓋101が閉鎖位置に
ある場合も、空気流22を構成できるよう、第11、1
2図の実施例の場合、ルーフ開口部l7の前縁を下から
被う固定天蓋104の部分には、換気グリル103が設
けてある。
一方、第13〜17図の別の実施例の場合、カバー12
を閉鎖位置から換気位置に旋回する際に、閉鎖位置にあ
る摺動天蓋101を所定量だけ後方へ自動的に摺動する
連動装置106が設けてある。連動装置106は、ルー
フの両側にそれぞれ、駆動装置32に結合された連動部
材107と、摺動天蓋101の上面に載る対向部材10
8とを含む。第13〜15図の実施例の場合、連動部材
107は、当該の駆動ケーブル33、ロッド65、ボル
ト59を含むカバー支え6o、摺動要素58および連結
頚軸53と駆動結合するロック部材64に一体と結合さ
れる。連動部材107は、別の態様で、駆動ケーブル3
3に結合させることができる。
第13図の位置では、カバー12は閉鎖位置を取り、摺
動天蓋101は、同じく、閉鎖位置に前方へ摺動される
。この場合、連動部材107および対向部材108は相
互に当接する。さて、カバー12の前部を換気位置に下
降すると、ロック部材64が第14図の位置に後退する
。この場合、連動部材107は、対向部材108を越え
て若干量だけ摺動天蓋101を後方へ摺動させる。かく
して、空気流22が通過できる換気間隙109が摺動天
蓋101の前縁110と固定カバーライニング112の
開口8! 111 との間に解放される。所望であれば
、摺動天蓋101を第16図の位置から更に後方へ手で
駆動できる。
第16図の実施例の場合、ルーフ開口部17の前縁の下
方には、固定の通水樋114が設けてある。この場合、
第58、6a図に対応して、第3図に示したカバーに固
定の通水樋13を少くとも上記範囲において除くことが
できる。
一方、第17図に、固定の通水樋114のない実施例を
示した。この場合、カバーに固定の通水樋13が、前方
へ流れる水滴を捕集し、次いで、側方へ排出する。カバ
ー12を換気位置に旋回した際に自動的に解放される換
気間隙を109で示した。
場合によっては、カバーの摺動運動に必然的に追従する
よう、連動部材107を直接にまたは弾性中間部材を介
して摺動天蓋101に定常的に結合できる。この種の実
施例は、不透明材料から成るカバー(特に、金属仮カバ
ー)に特に適する。
第13〜17図の実施例の場合、第11、12図の解決
法とは異なり、従来のスライド・チルトルーフに通常の
外観が車内に得られる。場合によっては、換気グリル1
03を除去すれば、流動騒音が更に減少される。上述の
解決法の場合、カバー変位に必要な機構を巧妙に利用す
れば、経費増を要することなく摺動天蓋の自動変位を実
施できる。
(発明の効果) 請求項第1項の前文に記載の形式の換気ルーフにおいて
、本発明はルーフに固定してあってカバーの摺動方向に
直角に延びる少くともほぼ水平な軸のまわりに回転自在
なようレバー前端範囲において軸支され、カバー前縁の
高さ調節のため前部終点位置においてのみカバーと着脱
自在に結合される強制変位可能な旋回レバーをそれぞれ
前部高さ調節装置に設けることによってカバー摺動時、
前部高さ調節装置の連動が避けられ、しかも前部高さ調
節装置は、極めて箇単な構造を有し、頭上の自由度に決
定的な垂直方向に関して特に僅かなスペースを必要とす
るにすぎない。
カバーの前縁および後縁またはその近傍でカバーに固定
した案内要素は、縦方向ガイドの上方の位置と垂直方向
へ見て縦方向ガイドと一致する下降位置との間で高さ調
節でき、下降位置では縦方向ガイドに沿って摺動自在に
案内するのが好ましい。かくして、カバーの摺動運動中
、カバーの確実且つ安定で振動のない案内が簡単に保証
される。
旋回レバーは、カバーと着脱自在に結合できるよう、カ
バーが前部終点位置にある際にカバーに固定の摺動要素
が係合する前方へ開放した案内路を有することができる
。この場合、別の実施例にもとづき、カバー前縁の下降
状態において、旋回レバーが、摺動要素が案内路から摺
動路に移行できるよう旋回レバーの案内路の開放端がル
ーフに固定の縦方向ガイドの摺動路と合致する位置を取
るよう、構成することができる。かくして、摺動要素は
、直接、旋回レバーの案内路から縦方向ガイドの摺動路
にまたは逆に縦方向ガイドの摺動路から旋回レバーの案
内路に移行でき、従って、カバー前部範囲は、カバーに
固定の摺動要素によって、前部高さ調節装置に対する分
離段階および結合段階に強制的に導《ことができる。
旋回レバーの強制的変位のため、駆動装置と常に結合す
る作動部材を設けるのが合目的的である。
駆動装置には、更に、カバー閉鎖位置に対応する旋回位
置で旋回レバーを支持する支持部材を結合するのが有利
である。上記支持部材によって、閉鎖位置にあるカバー
の前部範囲は、固定ルーフシェルと確実な密封係合状態
に保持される。
本発明の別の実施例に対応して、カハー後縁またはその
近傍にあるカバー旋回軸をカバー閉鎖位置においてロッ
クし、閉鎖位置と換気位置との間のカバーの旋回運動中
に固定ルーフシェルに関して縦方向へ摺動しないようロ
ックするロック装置を設ける。かくして、後部カバー旋
回軸の望ましくないずれが阻止される。
後部高さ調節装置は、単にそれぞれ、一方では、カバー
またはカバーに固定の部材に枢着され、他方では、当該
の縦方向ガイドに沿って摺動自在に案内された摺動部材
に枢着された昇降レバーを有することができる。この場
合、カバーが前部終点位置にある限り、昇降レバーが少
くともほぼ垂直な位置を取るよう構成するのが好ましい
。かくして、カバーは、後方に関して特に確実に保持さ
れる。
カバー後縁の近傍でカバーに固定してあってカバー後縁
の下降状態においてカバーの摺動中に縦方向ガイドと係
合する案内要素を同時に形成する枢動ポルトを介して昇
降レバーをカバーまたはカバーに固定の部材に結合すれ
ば、高い安定性が得られるとともに、全構造が簡単化さ
れる。
本発明の別の実施例の場合、昇降レバーの旋回およびカ
バーの摺動のため、昇降レバーに枢着された摺動部材に
駆動装置を自動的に結合する着脱自在の継手を設ける。
この場合、継手の結合時にはロック装置が必然的に解ロ
ックされ、ロック装置のロック時には継手が必然的に解
離されるよう、ロック装置および着脱自在の継手を相互
に作用させれば合目的的である。
更に、操作機構およびルーフに固定の縦方向ガイドをル
ーフ開口部およびカバーの両側に固定ルーフシェルの下
方に設け、カバーを換気位置から開放位置に変位する場
合にカバーの摺動運動前および摺動運動中に、換気位置
におけるカバー前縁の高さ位置と閉鎖位置におけるカバ
ー前縁の高さ位置との間の高さにカバー前縁を上昇すれ
ば、頭上の自由度が向上される。
カバー内部に摺動天蓋を設ける場合、本発明にもとづき
、閉鎖位置にある摺動天蓋が、カバーを閉鎖位置から換
気位置に旋回する際に、摺動天蓋の前に換気間隙が解放
される位置に自動的にもどされるよう、摺動天蓋を連動
装置を介してカバー駆動装置に結合できる。この場合、
駆動ケーブルおよび駆動ケーブルと駆動結合する構造部
材がカバー駆動装置に含まれていれば、連動装置の連動
部材をケーブルまたはケーブルに固定の構造部材に取付
けることによって、構造的に特に簡単で堅牢な解決法が
得られる。連動部材は、特に、昇降レバーの旋回および
カバーの摺動のために駆動装置を昇降レバーに枢着され
た摺動部材に自動的に結合するのに役立つ着脱自在の継
手の駆動ケーブルに固定の部分と結合させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、カバーの各位置における換気ルーフの縦
断面図、第5a, 5b図は、操作機構の詳細を示す、
第1図に対応する拡大縦断面図、第6a、6b図は、カ
バーが換気位置にある状態を示す、第5a、5b図に対
応する縦断面図、第7図は、カバーが摺動位置において
部分的に引もどされた状態を示す、第5b、6b図に対
応する縦断面図、第8図は、カバーが閉鎖位置にある換
気ルーフの第5a、5b図に対応する部分平面図、第9
図は、第5a図の線■−■に沿う断面図、第10図は、
第5b図の線X−Xに沿う断面図、第11、12図は、
補助摺動天蓋を有する換気ルーフの縦断面図、第13、
14図は、自動変位式摺動天蓋を存する換気ルーフの実
施例の、第5b, 6b図に対応する部分縦断面図、第
15図は、第13図の線XV − XV ニ沿う断面図
、第16、17図は、換気ルーフの前部範囲の異なる構
造を示す部分縦断面図である。 12・・・カバー、l7・・・ルーフ開口部、18・・
・ルーフシェル、19・・・後緑、20・・・前縁、3
2・・・駆動装置、33・・・駆動ケーブル、39・・
・縦方向ガイド、42・・・摺動路、44・・・前部高
さ調節装置、45・・・後部高さ調節装置、46・・・
旋回レバー、47・・・水平軸、52・・・連結路、5
3・・・連結頚軸、57・・・案内路、58・・・摺動
要素、64・・・ロック部材、66・・・摺動部材、6
7・・・昇降レバー、71・・・固定部材、72・・・
駆動ボルト、74・・・ローラ、77・・・連結機構、
78・・・カム路、82・・・ロック機構、98・・・
旋回軸、101・・・摺動天貰、106・・・連動装置
、107・・・連動部材、109・・・換気間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)固定ルーフシェルに構成してあり、前後の高さ調
    節装置を有する操作機構と両側で作用結合するカバーに
    よって閉鎖できるルーフ開口部を有する車両用換気ルー
    フであって、前部高さ調節装置によってカバーを閉鎖位
    置から出発してカバー後縁にまたはその近傍にある旋回
    軸のまわりに旋回させて、カバー前縁はルーフ面の下方
    に離れて位置するがカバー後縁は少くともほぼ固定ルー
    フシェルの高さに保持される換気位置に置くことができ
    、後部高さ調節装置によってカバー後縁を固定ルーフシ
    ェルの下方に下降させることができ、下降せるカバーを
    駆動装置によってルーフに固定の縦方向ガイドに沿って
    固定ルーフシェルに少くともほぼ平行に後方へ且つルー
    フシェルの下方へ開放位置、即ち、カバーがルーフ開口
    部を少くとも部分的に解放する位置に摺動させ得る形式
    のものにおいて、前部高さ調節装置(44)が、それぞ
    れ、強制変位可能な旋回レバー(46)を有し、上記旋
    回レバーは、ルーフに固定してあってカバーの摺動方向
    に直角に延びる少くともほぼ水平な軸(47)のまわり
    に回転自在なようレバー前端範囲で軸支されており、カ
    バー前縁(20)の高さ調節のため前部終点位置におい
    てのみカバー(12)と着脱自在に結合されることを特
    徴とする車両の換気ルーフ。 (2)カバー(12)の前縁(20)および後縁(19
    )またはその近傍においてカバーに固定した案内要素(
    摺動要素(58);枢動ボルト(72))が、縦方向ガ
    イド(39)の上方の位置と垂直方向へ見て縦方向ガイ
    ドと一致する下降位置との間で高さ調節でき、下降位置
    では縦方向ガイドに沿って摺動自在なよう案内されるこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の車両の換気ルーフ。 (3)旋回レバー(46)が、カバー(12)と着脱自
    在に結合できるよう、カバーが前部終点位置にある際に
    カバーに固定の摺動要素(58)が係合する前方へ開放
    した案内路(57)を有することを特徴とする請求項第
    1項または第2項記載の車両の換気ルーフ。(4)カバ
    ー前縁(20)の下降時、旋回レバー(46)が、摺動
    要素(58)が案内路から摺動路に移行できるよう旋回
    レバーの案内路(57)の開放端がルーフに固定の縦方
    向ガイド(39)の摺動路(42)と合致する位置を取
    ることを特徴とする請求項第2、3項記載の車両の換気
    ルーフ。 (5)旋回レバー(46)の強制変位のため、駆動装置
    (32)と常に結合された作動機構(連結頸軸(53)
    )が設けてあることを特徴とするクレーム第1〜4項の
    1つに記載の車両の換気ルーフ。 (6)旋回レバー(46)には、位置不動の軸(47)
    のまわりに旋回レバーを強制的に旋回させるため、当該
    の作動機構を形成する連結頸軸(53)と係合する連結
    路52が構成されていることを特徴とする請求項第5項
    記載の車両の換気ルーフ。 (7)連結路(52)が、後端の範囲において、旋回レ
    バー(46)の後方へ開放した案内路(57)に移行し
    、カバー(12)の摺動時、連結頚軸(53)が縦方向
    ガイド(39)に沿って変位できることを特徴とする請
    求項第3〜6項の1つに記載の車両の換気ルーフ。 (8)カバー閉鎖位置に対応する旋回位置において旋回
    レバー(46)を支持する支持部材(カバー支え(60
    ))が、駆動装置(32)に結合されていることを特徴
    とする請求項第1〜7項の1つに記載の車両の換気ルー
    フ。 (9)カバー(12)の後縁(19)またはその近傍に
    あるカバー旋回軸(98)をカバー閉鎖位置にロックし
    、閉鎖位置と換気位置との間のカバーの旋回運動中にル
    ーフシェル(18)に関して縦方向へ摺動しないようロ
    ックするロック装置(連結機構(77)、ロック機構(
    82))を特徴とする請求項第1〜8項の1つに記載の
    車両の換気ルーフ。 (10)後部高さ調節装置(45)が、それぞれ、一方
    では、カバー(12)またはカバーに固定の部材(71
    )に枢着され、他方では、当該の縦方向ガイド(39)
    に沿って摺動自在に案内された摺動部材(66)に枢着
    された昇降レバー(67)を有することを特徴とする請
    求項第1〜9項の1つに記載の車両の換気ルーフ。 (11)カバー(12)が前部終点位置にある限り、昇
    降レバー(67)は少くともほぼ垂直な位置を取ること
    を特徴とする請求項第10項記載の車両の換気ルーフ。 (12)カバー後縁(19)を下降する場合、昇降レバ
    ー(67)を少くともほぼ90°の角度だけ旋回するこ
    とを特徴とする請求項第10項または第11項記載の車
    両の換気ルーフ。 (13)昇降レバー(67)が、カバー後縁(19)の
    近傍でカバーに固定してあってカバー後縁の下降状態に
    おいてカバーの摺動中に縦方向ガイド(39)と係合す
    る案内要素を同時に形成する枢動ボルト(72)を介し
    てカバー(12)またはカバーに固定の部材(71)に
    結合されていることを特徴とする請求項第2項および請
    求項第10〜12項の1つに記載の車両の換気ルーフ。 (14)昇降レバー(67)には、前部終点位置へのカ
    バー(12)の前進時にルーフに固定のカム路(78)
    に当接し、かくして、昇降レバーを強制的に上昇する駆
    動部材(ローラ(74))が取付けてあることを特徴と
    する請求項第10〜13項の1つに記載の車両の換気ル
    ーフ。 (15)昇降レバー(67)の旋回およびカバー(12
    )の摺動のため、昇降レバー(67)に枢着された摺動
    部材(66)に駆動装置(32)を自動的に結合する着
    脱自在の継手(ロック部材(64)、摺動部材(66)
    、ロック機構(82))を特徴とする請求項第10〜1
    4項の1つに記載の車両の換気ルーフ。 (16)ロック装置(連結部材(77)、ロック機構(
    82))および着脱自在の継手(ロック部材(64)、
    摺動部材(66)、ロック機構(82))が、相互に作
    用し合い、その結果、継手の解離時にはロック装置が必
    然的に解ロックされ、ロック装置のロック時には継手が
    必然的に解離されることを特徴とする請求項第9項およ
    び請求項第10〜15項の1つに記載の車両の換気ルー
    フ。 (17)摺動部材(66)と常に結合されるロック機構
    (82)が、着脱自在の継手(ロック部材(64)、摺
    動部材(66)、ロック機構(82))およびロック装
    置(連結部材(77)、ロック機構(82))に共通で
    あり、駆動装置(32)の作用を受けて、駆動装置に常
    に結合され縦方向ガイド(39)に沿って摺動自在の駆
    動要素(ロック部材(64))またはルーフに固定の部
    材(連結部材(77))と交互に摺動部材(66)を着
    脱自在に形状結合させることを特徴とする請求項第16
    項記載の車両の換気ルーフ。 (18)操作機構(前部高さ調節装置(44)、後部高
    さ調節装置(45))およびルーフに固定の縦方向ガイ
    ド(39)が、ルーフ開口部(17)およびカバー(1
    2)の両側に固定ルーフシェル(18)の下方に設けて
    あることを特徴とする請求項第1〜17項の1つに記載
    の車両の換気ルーフ。 (19)駆動装置を1つの方向へ作動した場合は、カバ
    ー(12)が、閉鎖位置から出発して、まず、前縁(2
    0)を下降した換気位置に置かれ、次いで、カバー後端
    が下降され、更に、下降せるカバーが後方へ摺動され、
    駆動装置を逆方向へ作動した場合は、下降され引込まれ
    たカバーが、前部終点位置に置かれ、次いで、カバーが
    、まず、後端でのみ上昇され、次いで、前端でも上昇さ
    れるよう、操作機構(前部高さ調節装置(44)、後部
    高さ調節装置(45))が設計され、駆動装置(32)
    に結合されていることを特徴とする請求項第1〜18項
    の1つに記載の車両の換気ルーフ。 (20)カバー(12)を換気位置から開放位置に変位
    する場合、カバーの摺動運動前におよびまたは摺動運動
    中に、カバー前縁(20)が、換気位置におけるカバー
    前縁の高さ位置と閉鎖位置におけるカバー前縁の高さ位
    置との間の高さに上昇されることを特徴とする請求項第
    1〜19項の1つに記載の車両の換気ルーフ。 (20)摺動天蓋(101)が、カバー(12)の下方
    に設けてあり、連動装置(106)を介してカバー駆動
    装置(32)に結合され、かくして、閉鎖位置にある摺
    動天蓋は、カバーを閉鎖位置から換気位置へ旋回する際
    、摺動天蓋の前に換気間隙109が解放される位置に自
    動的にもどされることを特徴とする請求項第1〜20項
    の1つに記載の車両の換気ルーフ。 (22)カバー(12)の駆動装置(32)には、駆動
    ケーブル(33)および駆動ケーブルと駆動結合する構
    造部材(連結頸軸(53)、ボルト(59)、カバー支
    え(60)、ロック部材(64)、ロッド(65))が
    含まれており、連動装置が、ケーブルにまたはケーブル
    と駆動結合する構造部材に取付けた連動部材(107)
    を有することを特徴とする請求項第21項記載の車両の
    換気ルーフ。 (23)連動部材(107)が、着脱自在の継手(ロッ
    ク部材(64)、摺動部材(66)、ロック機構(82
    ))の駆動ケーブルに固定の部材(ロック部材(64)
    )に結合されていることを特徴とする請求項第15、2
    2項記載の車両の換気ルーフ。
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