JP2834269B2 - エアデフレクタを備えた車両ルーフ - Google Patents

エアデフレクタを備えた車両ルーフ

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JP2834269B2
JP2834269B2 JP2104310A JP10431090A JP2834269B2 JP 2834269 B2 JP2834269 B2 JP 2834269B2 JP 2104310 A JP2104310 A JP 2104310A JP 10431090 A JP10431090 A JP 10431090A JP 2834269 B2 JP2834269 B2 JP 2834269B2
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ペーター,ライル
アルパト,フュルスト
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DAIKYOO BEBASUTO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/22Wind deflectors for open roofs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、固定ルーフ面に構成してあり車両縦方向へ
可動なカバーによって選択的に閉鎖できまたは少くとも
部分的に解放できるルーフ開口部と、車両縦方向に直角
に延びガイドに沿って車両縦方向へ摺動自在な旋回軸の
まわりに上昇位置と非作動位置との間で旋回自在なよう
軸支された空気そらせ板を有するエアデフレクタとを備
え、非作動位置に旋回したエアデフレクタを固定ルーフ
面の下方にルーフ開口部の前縁の前にある受容スペース
内に摺動させ得る形式の車両ルーフに関する。
(従来の技術) 展望車のための前記形式の公知の車両ルーフの場合、
折畳み天蓋のの解放後、傾きを調節できるのみならず、
車体側壁の縦梁に沿って縦方向へ摺動自在であり、この
際、風の方向および強さに応じて任意の相互間隔に調節
できる複数の空気そらせ板が設けてある(西独特許第57
8,111号参照)。
この場合、空気そらせ板は、各調節位置に固定する。
天蓋を閉じる場合、まず、もちろん手で、空気そらせ板
を前方へずらし、固定の前部ルーフフードの下方へ摺動
できるよう逆回転する。次いで、天蓋を引もどし位置か
ら前方へ移動し、閉鎖する。この公知の車両ルーフの操
作は面倒である。
更に、カバーで閉鎖できるルーフ開口部の前縁の範囲
に、カバーの変位運動に依存して作動位置と非作動位置
との間で自動的に変位される空気そらせ板を装着したエ
アデフレクタも公知である。即ち、例えば、ルーフフレ
ームの側部に後端を枢着した2つの昇降アームの前端に
空気そらせ板の昇降位置では上方にある縁を枢着するこ
とも公知である(西独公開第3,426,998号)。この場
合、空気そらせ板は、昇降アームに対して作動位置の方
向へ弾性的に負荷され、昇降アームは、ルーフフレーム
に対して同じく作動位置の方向へ弾性的に負荷される。
昇降アームとは反対側の空気そらせ板の自由縁には、ル
ーフに固定のカム走行路に支持されるカムが設けてあ
る。カバーを閉鎖位置に置くと、カバーは昇降アームを
旋回し、かくして、上記昇降アームは、空気そらせ板を
後方へ傾斜させ、固定ルーフ面のルーフ開口部前縁を形
成する部分を少くとも部分的に前下方へ摺動する。この
場合、カムは、カム走行路に沿ってすべる。別の公知の
解決法の場合(西独公開第3,539,987号)、昇降位置へ
弾性的に負荷されたS字状横断面を有する空気そらせ板
は、ルーフ開口部の前に固定ルーフ面の下方にルーフに
固定した軸のまわりに旋回自在に軸支してある。空気そ
らせ板には、カバー前部軸受に設けた駆動部材と共働
し、カバーが閉鎖位置に近づくとルーフに固定の軸のま
わりに空気そらせ板を非作動位置に旋回する押し棒が枢
着してある。スライドルーフの場合、更に、ルーフ開口
部の前縁の前にルーフに固定した軸のまわりに旋回自在
であり旋回レバーに枢着した支持部材に空気そらせ板を
旋回自在に枢着することも公知である(西独公開第2,50
5,736号)。上記旋回レバーは、同様に、ルーフに固定
の軸のまわりに旋回自在に軸支してあり、スライドカバ
ーに設けたすべりシューと共働し、カバーが閉鎖位置に
送られると、ルーフ開口部前縁の近傍にあって空気そら
せ板を支持部材に結合する旋回軸を下降する。この場
合、カバー前縁にある密封隆起は、空気そらせ板にぶつ
かり、空気そらせ板をバネ力に抗して下降状態の支持部
材に関して固定ルーフ面の下方まで旋回する。
(発明が解決しようとする課題) これら公知のエアデフレクタの場合、何れも、その用
途は特定のルーフタイプ(例えば、スライドルーフ、ス
ライドチルトルーフ、スポイラルーフ)に制限される。
特に、公知のエアデフレクタは、換気ルーフ即ち、カバ
ーを有し、カバーの旋回によって、カバーメモリ縁を閉
鎖位置からカバー前縁とカバーで閉鎖されるルーフ開口
部の前縁との間に換気間隙が形成される換気位置に下降
できるルーフには不適である。何故ならば、このような
場合、エアデフレクタが、換気間隙を介する空気の通過
を阻止するか、少くとも強く妨害するからである。
本発明の目的は、特殊なルーフタイプに制限されず、
一般に、任意の種類のルーフに適し、特に、換気ルーフ
の構成にも適した、エアデフレクタを備え操作し易い車
両ルーフを創生することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するため、固定ルーフ面に
構成してあり、車両縦方向へ可動なカバーによって選択
的に閉鎖できるか少なくとも部分的に解放できるルーフ
開口部と、車両縦方向に直角に延びガイドに沿って車両
縦方向へ可動な旋回軸のまわりに上昇位置と非作動位置
との間で旋回自在なよう軸支した空気そらせ板を有する
エアデフレクタとを備えた車両ルーフであって、非作動
位置に旋回させたエアデフレクタを固定ルーフ面の下方
にルーフ開口部の前縁の前にある受容スペース内に摺動
させ得る形式のものにおいて、車両縦方向へ行われるカ
バー12の移動の一部の間空気そらせ板103,103′の旋回
軸107,107′を車両縦方向へ自動的に駆動する駆動装置
(スラスト部材119,119′,操作部材127,127′)を設け
ており、この駆動装置が、ルーフ開口部17の両側にそれ
ぞれ、車両縦方向へ可動に案内され、車両縦方向へのカ
バー12の運動に追従する操作部材127、127′と、この操
作部材127、127′とカバー12の少くとも1つの運動方向
へ解離自在に係合するスラスト部材119、119′とを有
し、前記スラスト部材119、119′に空気そらせ板103、1
03′の旋回軸107、107′を旋回自在に支持した構成を採
用した。
(作用) 上述の車両ルーフの機能を以下に説明する。
カバー12が閉鎖位置(第1、5a、5b、8図)にある場
合、旋回レバー46は、軸47のまわりに第5a図の位置に旋
回される。この位置では、ルーフに固定の摺動要素58
は、旋回レバー46のホーク状案内路57によって把持さ
れ、カバー前縁20がルーフ開口部17の前縁101と少くと
も面一をなす位置に上昇される。昇降レバー67は、枢動
ボルト72によって、カバーに固定の部材71が、カバー12
の後縁19がルーフ開口部17の後縁76と少くともほぼ面一
をなす位置に置かれる本質的に垂直な位置(第5b図)を
取る。ロック機構82は、連結部材77の開口80と係合す
る。かくして、摺動部材66は、ルーフに固定の部材に関
して摺動しないよう確保され、駆動部材54は、ロッド65
によって、ルーフに固定の部材に対して摺動しないよう
確保される。カバーに固定の操作部材127は押え部材120
を後方から押圧し、かくして、上記押え部材120は、こ
の押え部材120に取付けた押し棒119とともに、引張バネ
116の力に抗して前部終点位置に保持される。押し棒119
によって、ピン106およびエアデフレクタ102の旋回軸10
7は前部終点位置(第5a、8図)に置かれる。ピン106
は、連結スリット113の前部114に位置する。かくして、
空気そらせ板103は、旋回軸107に近接する空気そらせ板
103の部分128が後上方へ傾斜した旋回位置(特に第5a図
参照)に置かれる。エアデフレクタ102は、全体とし
て、ルーフ開口部17の前縁101の前方にある受容スペー
ス129内に送られる。この非作動位置では、エアデフレ
クタ102は、ルーフ開口部17の前縁101と換気位置に下降
されたカバー12の前縁20との間に生ずる間隙23に車内か
ら空気流22(第2図)を導く案内面を引成する。ルーフ
を開けた場合、旋回レバー46に固定された連結ピン125
を連結スリット122の部分123に導入することによって、
旋回レバー46は下降位置に保持される。
カバー12を閉鎖位置から換気位置(第2図)に移動し
たい場合は、駆動電動機34または手動クランク36によっ
て駆動ケーブル33の駆動側端を後方へ移動する。この場
合、連結頸軸53は、駆動部材54によって連結路52の前部
92に沿って後退される。次いで、連結路52の前部92に続
き後方へ上昇する部分93に沿って移動すると、旋回レバ
ー46が、ルーフに固定の軸47のまわりに第5a図の位置か
ら時計方向(第5a図)へ旋回される。この場合、旋回レ
バー46は、カバーに固定の摺動要素58を下降する。摺動
要素58は、摺動路42の上部境壁95の開口94を介して摺動
路42に入る。
旋回レバー46の旋回運動にもとづき、カバーは、枢動
ボルト72によって決定される旋回軸98のまわりに閉鎖位
置から換気位置(第2、6図)に旋回される。カバー12
は下降され、操作部材127の前端は、押え部材120に沿っ
て下降する。押し棒119は、連結ピン125と連結スリット
部分124との係合によって、更に、前部終点位置に保持
される。車内は、間隙23(第2図)によって有効に排気
できる。この場合、エアデフレクタ102は、間隙23を介
して空気流22を適切に導く。
カバー12を閉鎖位置から換気位置に移行すると、ロッ
ク部材64は、摺動部材66に当接する位置(第6図)に移
動し、上記摺動部材66を後方へ駆動する。ロック機構82
は、開口80から出て、ロック機構の下端がロック部材64
の開口91に導入される。かくして、摺動部材66がロック
される。摺動部材66は、ロック機構82を介してロック部
材64に結合され、ロッド65および駆動部材54を介して駆
動ケーブル33に駆動結合される。
駆動ケーブル33を更に後方へ移動すると、摺動要素58
が旋回カバー46から外れる。摺動要素58は、摺動路42に
移行する。ロック部材64および摺動部材66は、ともに後
方へ移動する。ローラ73が連結スリット79と係合する
と、昇降レバー67は逆時計方向(第5b、6、7b図)へ第
7b図の位置に旋回される。かくして、カバー12の後縁19
が下降される(第3、7b図)。この場合、ローラ73は連
結スリット79から摺動路42に移行する。かくして、カバ
ー12を固定ルーフ面18に平行に後方へ摺動できる(第14
図)。後方へのカバー12の水平運動が始まると、カバー
12に固定の操作部材127に同期して、押え部材120、押し
棒119、軸受台110、旋回軸107およびエアデフレクタ102
が引張バネ116の作用によって後方へ直線状に移動され
る。この運動は、カバー前縁の下降とともに、旋回レバ
ー46の連結ピン125が連結スリット部分124内を下方へ移
動され、連結スリット122の部分123に入ることによっ
て、可能である。下方へのエアデフレクタ102の摺動運
動の最終段階において、空気そらせ板103は、ピン106と
連結スリット113の湾曲した後部115との共働によって、
直立され、上昇された作動位置(第7a図)に置かれる。
この位置では、空気そらせ板103の部分128は垂直または
ほぼ垂直をなす。この場合、上記部材128は、ルーフ開
口部17の前縁101の下方にある間隙を車内から見えない
よう被う目かくし板を形成する。空気そらせ板103の部
分128に上方へ続く打曲げ端130は、固定ルーフ面18から
突出して走行中の風を上方へ偏向する。
駆動方向を反転すると、ロック部材64と摺動部材66と
の結合にもとづき、カバー12は再び前方へ摺動され、そ
の結果、ローラ74は連結部材77のカム軌道78にぶつか
る。摺動部材66を更に前方へ摺動すると、ローラ74とカ
ム軌道78との共働によって昇降レバー67が時計方向(第
7b図)へ旋回される。ローラ73は、摺動路42から連結ス
リット79に移行する。カバー12の後部が上昇される(第
2、6図)。この場合、ロック部材64および摺動部材66
が、再び、第6図の位置に達する。ロック機構82が、上
昇され、かくして、ロック部材64から解放される。ロッ
ク機構82は開口80に導入されるので、摺動部材66は、再
び、連結部材に関してロックされる。第7b図の位置の通
過直前に、操作部材127は、引張バネ116の力に抗して押
え部材120を前方へ駆動する。エアデフレクタ102の旋回
軸107は、対応して前方へ移動され、ピン106と連結スリ
ット113との共働によって、空気そらせ板103が時計方向
(第5a、7a図)へ旋回される。かくして非作動位置に旋
回されたエアデフレクタ102は、ルーフ開口部17の前縁1
01の前にある受容スペース129内に摺動される。
駆動ケーブル33を前方へ駆動すると、頸軸ピン53が、
連結路52に入り、まず、カバー前縁を下降した際に摺動
路42に平行に延びる連結路後部97に沿って移動される。
連結頚軸53が連結路の中央部分93に達すると、ルーフに
固定の摺動要素58が旋回レバー46の案内路57に導入され
る。駆動部材54を更に前方へ駆動すると、連結頚軸53と
連結路52の部分93との係合にもとづき、旋回レバー46は
ルーフに固定の軸47のまわりに逆時計方向(第5a図)へ
旋回される。カバー12の前部が上昇される。かくして、
カバーは再び閉鎖位置(第5a、5b図)に達する。
(実施例) 図面を参照して以下に本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1〜4図に模式的に示した如く、図示の車両ルーフ
は、カバー12の縁の折曲げたフランジ16にはめ込んだ2
分割パッキン14を周縁に備えたカバー12を有す。2分割
パッキンの代わりに、第5a、5b、6、9、10、15図に示
した如く、単一パッキン14′を設けることもできる。第
1図に示した如くカバー12によって、固定ルーフ面18の
ルーフ開口部17を閉鎖できる。カバー12は、変位機構に
よって、カバー後縁19またはその近傍にある(仮想の)
旋回軸のまわりに、カバー前縁20がルーフ面21の下方に
離れた状態の換気位置(第2図)に旋回させることがで
きる。この場合、カバー後縁19は、少くともほぼ固定ル
ーフ面18の高さに保持される。車両の走行中にルーフ面
18の外側に車内の圧力に比して負圧が生ずると、ルーフ
面18の下方へ前方へ摺動されたエアデフレクタ102によ
って導かれる空気流22(第2図)が形成される。車内
は、カバー前縁と固定ルーフ面との間の間隙23を介して
排気される。
固定ルーフ面18の前部に構成されたルーフ開口部17
は、カバー後縁19をルーフ面の下方に下降した後、カバ
ー12をルーフ面21に対して本質的に平行な摺動位置に置
き(第3図)、次いで、ルーフ面18の下方に引込むこと
によって(第4図)、少くとも部分的に解放できる。こ
の場合、カバー12は、ルーフ開口部17に後方へ続くルー
フ面18の部分とその下の固定天蓋25との間のスペース24
に受容される。カバー12の引込中、エアデフレクタ102
は、後方へ駆動され、かくして、上昇され、走行時の風
をルーフ開口部17の上方へ偏向できる。ルーフ天蓋25
は、図示してない態様で(例えば、西独特許出願P38079
61.5に記載の装置に対応して)、ルーフに固定の横梁27
に横軸のまわりに変化自在なよう枢着でき、天蓋前端28
は、上方へ弾性的に負荷できる(第1、2図)。第3図
の摺動位置にカバー後縁19を下降すると、固定天蓋25は
カバー12から前下方に押され、カバー12をスペース24に
導入できる(第3、4図)。
概念“前方”および“後方”は、ルーフを組込んだ自
動車の前進方向に関する。更に、上述の車両ルーフおよ
びその操作機構は、縦中心軸31(第8図)に関して本質
的に鏡像対称に構成してある。以下の説明は、平面図に
示したルーフ右半部に関するが、ルーフ左半部にも当て
はまる。
カバー12は、共通の駆動装置によって縦方向へ変位で
きる2つの駆動ケーブル33(例えば、非圧縮性ネジケー
ブル)を有する駆動装置32によって変位される。第1〜
4図に、変速装置35を後置した駆動電動機34を駆動装置
として示した。第8図に、別の実施例として、手動クラ
ンク36の形の駆動装置を示した。駆動装置34、36は、双
方の駆動ケーブル33と駆動結合するピニオン37を駆動す
る。ルーフ開口部17の両側には、それぞれ、縦方向ガイ
ド39(例えば、ルーフに固定の案内レール、ルーフフレ
ームの部分)が延びている。各縦方向ガイド39は、当該
のルーフ側に配した駆動ケーブル33のためのケーブル案
内チャンネル40と、別のルーフ側に配した駆動ケーブル
33の前端のためケーブル案内チャンネル41と、摺動路42
とを含む。摺動路は、ルーフ開口部17の方向へ開放して
いる。
カバー12を変位するための操作機構は、駆動ケーブル
33の変位運動の影響を受けて相互に別個に作動できる前
部高さ調節装置44および後部高さ調節装置45を有する。
前部高さ調節装置44には、カバー摺動方向に直角に延
びる少くともほぼ水平の固定軸47のまわりの回転運動の
ためにレバー前端範囲において軸支した強制調節できる
旋回レバー46が含まれている。このため、ルーフに固定
してあって縦方向ガイド39の前端に続く連結部材49の円
筒形突起48は、旋回レバー46の前端の開口を通過して延
びる。旋回レバー46および連結部材49は、連結部材49の
ネジ穴50にネジ込んだネジ51によって統合される。連結
頸軸53が係合する連結路52は、旋回レバー46の縦方向へ
延びている。連結頸軸53は、空転防止部材55を介して駆
動ケーブル33に結合され、上記ケーブルの縦方向運動に
追従する駆動部材54の部分である。連結路52は、旋回レ
バー46の後端の範囲において、後方へ開放した案内路57
に移行する。カバー12またはカバーに固定の部材71に
は、カバー12が前部終点位置(第1、2、3図)を取っ
た場合に案内路57に導入される摺動要素58が取付けてあ
る(第5、8図)。
縦方向ガイド39の摺動路42には、ロッド65を介して駆
動部材54および駆動ケーブル33に固定されたロック部材
64が縦方向へ摺動自在に案内されている。ロック部材64
の後方には、摺動路42内を縦方向へ摺動でき、水平な横
軸68のまわりの旋回運動のために、後部高さ調節装置45
の昇降レバー67の一端を枢着した摺動部材66が設けてあ
る。このため、摺動部材66の円筒形突出部69は、昇降レ
バー67の補足ボアに係合する(第10図)。カバーに固定
の部材71は、ローラ73を回転自在に軸支した枢動ボルト
72を介して昇降レバー67の他端に結合されている。昇降
レバー67には別のローラ74が設けてある。
ルーフ開口部17の後縁76の範囲には、ルーフに固定し
てあり縦方向ガイド39と共働する連結部材77が設けてあ
る。連結部材77は、後下方へ向くカム軌道78と、カム軌
道78の前方の連結スリット79とを形成する。連結部材77
の前部には、カバー12が前部終点位置にある場合は、上
記摺動部材66の摺動方向に垂直な貫通口83に摺動自在に
案内されるロック機構82の上部を受容し、下方の摺動路
42に開放する開口80が構成されている(第5図)。ロッ
ク部材64には、ロック機構82の下部を受容できる上方へ
開放する開口91が構成されている。
ルーフ開口部17の前縁101の範囲に設けたエアデフレ
クタ102は、空気そらせ板103を装備している。第5〜11
図の実施例の場合、上記空気そらせ板103は、両側にそ
れぞれ側部104を固定した金属板製湾曲部材として構成
されている。側部104の相互に離れた2つの横ボア105に
は、それぞれ、案内部材(ピン)106、旋回軸(ピン)1
07が挿入してある。ピン106、107は、側部104から外側
方へ突出する。ピン107は、エアデフレクタ102の別の側
の側部の対応するピンとともに、車両縦方向に直角に延
びる旋回軸108を形成する。このため、ピン107の自由端
は、軸受台110のボア109に回転自在に軸支されている。
軸受台110は、ルーフに固定してあって縦方向ガイド39
に前方へ続く連結部材112の案内路111に車両縦方向へ摺
動自在なよう装着してある。ピン106の自由端は、連結
部材112の連結スリット113に案内されている。連結スリ
ット113は、案内路111に平行な前部114と、前部に後方
へ続き上方へ湾曲した後部115とを有する。
引張バネ116は、ルーフに固定の対向受け117と軸受台
10から上方へ突出する対向受け118との間に負荷状態で
延びている。引張バネ116は、軸受台110を案内路111に
沿って後方へ引張るよう作用する。ピン107は、側部104
と軸受台110との間に達する前端を有する押し棒119の円
筒形ボアを回転自在に貫通する(第11図参照)。押し棒
119の後端には、ルーフに固定の案内部材121によって縦
方向ガイド39に平行に摺動自在に案内された押え部材12
0が設けてある。押し棒119には、摺動路42に平行な前部
123と上方へ直角に折曲げされた後部124とを有する連結
スリット122が構成されている。連結スリット122には連
結頸軸53が摺動自在に案内されている。
第12〜16図に示した別の実施例の場合、エアデフレク
タ102′は、空気そらせ板103′および側部104′を相互
に一体に結合した成形部材として構成されている。更
に、この実施例は、前述の実施例に対して、本質的に、
カバー12が車両縦方向への移動中に前部終点位置から所
定距離に近づくと、押し棒119′が双方の縦方向運動の
ためエアデフレクタ102′を作動するため操作部材127′
に自動的に結合される点で異なるにすぎない。カバー12
が前部終点位置から所定量だけ後方へ駆動されると、押
し棒119′および操作部材127′は自動的に再び解離され
る。このため、押し棒119′および操作部材127′は、そ
れぞれ、ツメ133,134を備えている。カバー12の送り時
に操作部材127′が押し棒119′に接近すると(第12
図)、ツメ134はツメ133上に載る。次いで、操作部材12
7′の前縁135が押し棒119′9′の後縁136にぶつかると
直ちに、押し棒119′は、操作部材127′によって前方へ
駆動される。この場合、ルーフに固定した連結ピン137
と押し棒119′に構成した補助連結スリット138との共働
によって押し棒119′の後部は上昇される。かくして、
ツメ133,134が相互に形状結合される。この場合、押し
棒119′と一体に結合された軸受台110′は、連結部材11
2′の案内路111′に沿って前方へ摺動される。ピン10
6′と連結部材112′の連結スリット113′との共働によ
って、空気そらせ板103′は、第13図の傾斜位置に置か
れ、固定ルーフ面18の受容スペース129′内に送られ、
その結果、押し棒199′はルーフに固定の緩衝部材139に
当接する。
カバー12の引きもどし時、押し棒119′は、相互に係
合するツメ133,134を介して操作部材127′によって駆動
される。エアデフレクタ102′の旋回軸107′は、再び後
方へ移動される。ピン106′が連結スリット113′の湾曲
した後部115′内を移動すると、空気そらせ板103′が上
昇される(第12、14、16図)。エアデフレクタ102′が
上昇終点位置に達する直前に、連結ピン137が、連結ス
リット138の屈曲した前部140を介して押し棒119′を下
降させる。かくして、ツメ133,134の間の形状結合が解
除される(第12図)。エアデフレクタ102′の上昇運動
の最終段階は、ピン106′に係合し、前部で押し棒119′
に支持される脚バネ141の作用によって行われる。この
場合、脚バネ141は、連結部材112′のストッパ(図示し
ていない)に押し棒119′を押圧する。旋回レバー46′
は、押し棒119′の連結スリット122′および連結ピン12
5′によって固定されるので、カバー12の閉鎖時、操作
部材127′の摺動要素58′はホーク状案内路57′に正確
に導入される。
換気ルーフを参照して説明したエアデフレクタは、カ
バーによって閉鎖できる少くとも1つのルーフ開口部を
有する任意の別のタイプのルーフ(例えば、スライドル
ーフ、スライドチルトルーフ、スポイラルーフ、折畳み
ルーフ)にも適する。
(発明の効果) 本発明に係る車両ルーフの場合、カバーの移動に依存
して空気そらせ板を車両縦方向へ自動的に移動する。か
くして、非作動位置のエアデフレクタをルーフ機能を妨
害しない位置、例えば、旋回自在に軸支したカバーの前
縁の下降による換気を妨害しない位置に問題なく自動的
に置くことができる。
駆動装置が、ルーフ開口部の両側にそれぞれ、車両縦
方向へ可動に案内され、車両縦方向へのカバーの運動に
追従する操作部材をカバーの少くとも1つの運動方向へ
解離自在に係合させるスラスト部材を有する場合は、特
に簡単な構造が得られる。
この場合、本発明の別の実施例にもとづき、ルーフ開
口部の前縁の近傍にある後方の位置に空気そらせ板の旋
回軸を置くよう作用する位置の方向へスラスト部材を弾
性的に付勢できる。この場合、操作部材はスラスト部材
に当接し、カバーが車両縦方区への移動中に前部終点位
置に近づいた場合、バネの付勢力に抗して上記スラスト
部材を前方へ駆動する。しかしながら、別の実施例に対
応して、カバーが車両縦方向への移動中に所定の距離ま
で前部終点位置に近づいた場合は、スラスト部材を双方
の方向の縦方向運動のために操作部材に自動的に結合で
きる。この場合、カバーが前部終点位置から所定量だけ
後退すると、上記結合が自動的に解除される。
空気そらせ板の旋回軸の摺動運動中に空気そらせ板を
旋回運動させる旋回装置を設けるのが好ましい。かくし
て、エアデフレクタの受容スペースを特に偏平に構成で
き、従って、構造高さを減少できる。旋回装置が、ルー
フ開口部の両側に、ルーフに固定してあり、空気そらせ
板の旋回軸から離して設けた、エアデフレクタの案内部
材と共働して、車両縦方向への旋回軸の移動に依存して
空気そらせ板を上昇位置と非作動位置との間で旋回させ
る連結部材を有していれば合目的的である。
上昇位置において、ルーフ開口部の前縁の下方にある
スペースを被う目かくし板としても役立つよう、空気そ
らせ板を構成するのが有利である。
本発明の好ましい実施例に対応して、前部終点位置に
おいてカバー後縁またはその近傍にある旋回軸のまわり
に閉鎖位置から換気位置に旋回できるカバーとして構成
する。この場合、上記換気位置では、カバー前縁は、ル
ーフ面の下方に離れた状態にあるが、カバー後縁は、少
くともほぼ固定ルーフ面の高さに保持され、カバー後縁
の下降後、カバーを固定ルーフ面の下方の開放位置に後
方へ摺動でき、上記開放位置では、カバーはルーフ開口
部を少くとも部分的に開放する。
更に、受容スペース内に摺動され前部終点位置にある
エアデフレクタで、空気流を車内からルーフ開口部の前
縁と換気位置に下降されたカバーの前縁との間に生じた
間隙に適切に導く空気案内面を形成することによって、
エアデフレクタを多重に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜4図は、エアデフレクタを有する換気ルーフの
縦断面(カバーは異なる位置にある)、第5a、5b図は、
カバーおよびエアデフレクタの変位機構の詳細を示す、
第1図に対応する拡大縦断面図、第6図は、カバーが換
気位置(第2図)にある場合の第5b図に対応する部分縦
断面図、第7a、7b図は、カバーを部分的に引込んだ場合
の第5a、5b図に対応する縦断面図、第8図は、カバーが
閉鎖位置(第1、5a、5b図)にある場合の換気ルーフの
部分平面図、第9図は、第5a図の線IX−IXに沿う断面
図、第10図は、第5b図の線X−Xに沿う断面図、第11図
は、第7a図の線XI−XIに沿う断面図、第12図は、換気ル
ーフの別の実施例の第7a図に対応する断面図、第13図
は、カバーが換気位置にある場合の換気ルーフの第12図
に対応する部分断面図、第14図は、カバーが閉鎖位置に
ある場合の第12、13図のルーフの部分平面図(空気そら
せ板の上昇位置を鎖線で示した)、第15図は、第13図の
線XV−XVに沿う断面図、第16図は、第12図の線XXI−XXI
に沿う断面図である。 12…カバー、17…ルーフ開口部、18…固定ルーフ面、19
…カバー後縁、20…カバー前縁、21…ルーフ面、23…間
隙、46,46′…旋回レバー、57…(ホーク状)案内路、5
8…摺動要素、67…昇降レバー、98…旋回軸、101…(ル
ーフ開口部の)前縁、102,102′…エアデフレクタ、10
3,103′…空気そらせ板、106,106′…案内部材(ピ
ン)、107,107′…旋回軸(ピン)、112,112′…連結部
材、116…引張バネ、119…スラスト部材(押し棒)、12
7,127′…操作部材、129,129′…受容スペース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 7/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ルーフ面に構成してあり、車両縦方向
    へ可動なカバーによって選択的に閉鎖できるか少なくと
    も部分的に解放できるルーフ開口部と、車両縦方向に直
    角に延びガイドに沿って車両縦方向へ可動な旋回軸のま
    わりに上昇位置と非作動位置との間で旋回自在なよう軸
    支した空気そらせ板を有するエアデフレクタとを備え、
    非作動位置に旋回させたエアデフレクタを固定ルーフ面
    の下方にルーフ開口部の前縁の前にある受容スペース内
    に摺動させ得る形式のものであって、 車両縦方向へ行われるカバー(12)の移動の一部の間に
    空気そらせ板(103、103′)の旋回軸(107、107′)を
    車両縦方向へ自動的に駆動する駆動装置を設けており、 この駆動装置が、ルーフ開口部(17)の両側にそれぞ
    れ、車両縦方向へ可動に案内され、車両縦方向へのカバ
    ー(12)の運動に追従する操作部材(127、127′)と、
    この操作部材(127、127′)とカバー(12)の少くとも
    1つの運動方向へ解離自在に係合するスラスト部材(11
    9、119′)とを有し、前記スラスト部材(119、119′)
    に空気そらせ板(103、103′)の旋回軸(107、107′)
    を旋回自在に支持していることを特徴とするエアデフレ
    クタを備えた車両ルーフ。
  2. 【請求項2】カバー(12)が車両縦方向への移動中に所
    定の距離まで前部終点位置に近づいた場合、スラスト部
    材(119′)が、双方の方向の縦方向運動のために操作
    部材(127′)に自動的に結合され、カバー(12)が前
    部終点位置から所定量だけ後退した場合、上記結合が自
    動的に解除されることを特徴とする請求項1項記載のエ
    アデフレクタを備えた車両ルーフ。
  3. 【請求項3】スラスト部材(押し棒)(119)が、ルー
    フ開口部(17)の前縁(101)の近傍にある後方の位置
    に空気そらせ板(103)の旋回軸(107)を置くよう作用
    する位置の方向へ弾性的に付勢されており、操作部材
    (127)が、スラスト部材(119)に当接し、カバー(1
    2)が車両縦方向への移動中に前部終点位置に近づいた
    場合、バネ(116)の付勢力に抗して上記スラスト部材
    (119)を前方へ駆動することを特徴とする請求項第1
    又は2項記載のエアデフレクタを備えた車両ルーフ。
  4. 【請求項4】空気そらせ板の旋回軸(107、107′)の摺
    動運動中に空気そらせ板(103、103′)を旋回運動させ
    る旋回装置[連結部材(112、112′)、案内部材(10
    6、106′)]を有することを特徴とする請求項第1〜3
    項の1つに記載のエアデフレクタを備えた車両ルーフ。
  5. 【請求項5】旋回装置が、ルーフ開口部(17)の両側
    に、空気そらせ板(103、103′)の旋回軸[ピン(10
    7、107′)]から離して設けた案内部材[ピン(106、1
    06′)]と、ルーフに固定してあり、車両縦方向への旋
    回軸(107、107′)の移動に依存して空気そらせ板(10
    3、103′)を上昇位置と非作動位置との間で旋回させる
    べく、案内部材[ピン(106、106′)]を案内する連結
    スリット(113、113′)を設けた連結部材(112、11
    2′)とを有することを特徴とする請求項第4項記載の
    エアデフレクタを備えた車両ルーフ。
  6. 【請求項6】カバーが、前部終点位置においてカバー後
    縁またはその近傍にある旋回軸(98)のまわりに閉鎖位
    置から換気位置に旋回できるカバー(12)として構成し
    てあり、上記換気位置では、カバー前縁(20)に、ルー
    フ面(21)の下方に離れた状態にあるが、カバー後縁
    (19)は、少くともほぼ固定ルーフ面(18)の高さに保
    持され、カバー後縁(19)の下降後、カバー(12)を固
    定ルーフ面(18)の下方の解放位置に後方へ摺動でき、
    上記解放位置では、カバー(12)はルーフ開口部(17)
    を少くとも部分的に開放することを特徴とする請求項第
    1〜5項の1つに記載のエアデフレクタを備えた車両ル
    ーフ。
  7. 【請求項7】受容スペース(129、129′)内に摺動され
    前部終点位置にあるエアデフレクタ(102、102′)が、
    空気流(22)を車内からルーフ開口部(17)の前縁(10
    1)と換気位置に下降されたカバー(12)の前縁(20)
    との間に生じた間隙(23)に適切に導く空気案内面を形
    成するよう、空気そらせ板(103、103′)が構成されて
    いることを特徴とする請求項第6項記載のエアデフレク
    タを備えた車両ルーフ。
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