JPH07144541A - 一連のスラットを有する車輌ルーフ - Google Patents

一連のスラットを有する車輌ルーフ

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JPH07144541A
JPH07144541A JP20248494A JP20248494A JPH07144541A JP H07144541 A JPH07144541 A JP H07144541A JP 20248494 A JP20248494 A JP 20248494A JP 20248494 A JP20248494 A JP 20248494A JP H07144541 A JPH07144541 A JP H07144541A
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roof
slats
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Zarutsu Buorufuramu
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/047Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels movable to overlapping or nested relationship

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定ルーフ面のルーフ開口部の閉鎖または少
なくとも部分的な開放を選択的に行う一連のスラットを
有する車輌ルーフを提供する。 【構成】 スラット10は、閉鎖位置では相互に接し、
平坦なスラット接合体を形成する。各スラット10の短
辺が、摺動方向へ相互に離れた2つの案内箇所におい
て、ルーフ9に固定されたスラット10の全摺動範囲に
おいて双方の案内箇所と係合されるガイドに沿って案内
され、これにより、スラット調節時、接合体一端におい
て各スラット10を順次に旋回することによってルーフ
開放時には平坦なスラット接合体を解体し、ルーフ閉鎖
時には平坦なスラット接合体を再形成する。ルーフ9の
開閉時、前方からおよびまたは後方から選択的にスラッ
ト接合体を摺動させ、これにより、接合体前端およびま
たは後端において各スラット10を旋回することによっ
て平坦なスラット接合体を解体または再形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定ルーフ面のルーフ
開口部の閉鎖または少なくとも部分的解放を選択的に行
う一連のスラットを有する車輌ルーフであって、スラッ
トが、閉鎖位置では、相互に接し、平坦なスラット接合
体を形成し、各スラットの短辺が、摺動方向へ相互に離
れた2つの案内箇所において、ルーフに固定されスラッ
トの全摺動範囲において双方の案内箇所と係合されるガ
イドに沿って案内され、これにより、スラット調節時、
接合体一端において各スラットを順次に旋回することに
よってルーフ開放時には平坦なスラット接合体を解体
し、ルーフ閉鎖時には平坦なスラット接合体を再形成す
る形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種の公知の車輌ルーフの場合(ドイツ特許公開第412
3229号)、ルーフ開閉時、スラット接合体を接合体
一端(特に、後端)において解体または形成するため、
スラット接合体を接合体他端(特に、前端)から摺動さ
せることができる。この場合、スラットは、その案内箇
所において、縦方向ガイドに沿って可動な摺動部材に、
スラットの摺動方向に直角に延びる旋回軸のまわりに回
転自在に軸支されている。
【0003】この場合、ルーフを閉じると、摺動部材
は、縦方向へ可動に案内された結合ロッドおよび関連の
ロックバーカップリングを介して相互に形状結合され、
一方、閉鎖状態のルーフを開くと、ロックバーカップリ
ングは、開放方向へ見て前部のスラット対から始めて解
離し、開放状態のルーフを閉じると、閉鎖方向へ見て前
部のスラット対から始めて係合する。結合ロッドは、ル
ーフに固定のガイドの別個の案内路に沿って可動に軸支
されている。
【0004】公知のスラットルーフは、すべてのルーフ
位置において、スラットの高い安定性および確実な保持
が達成され、比較的高い走行速度においても、ルーフ開
口部の可成りの部分の解放を犠牲にすることなく、空気
力学的に好適な挙動が達成されることを特徴とする。し
かしながら、公知の車輌ルーフの場合、排気態様、即
ち、前席および後席への空気流の案内および新鮮空気の
分配が制限される。
【0005】本発明の課題は、ドイツ特許公開第412
3229号に記載のスラットルーフの好適な性質(例え
ば、すべてのルーフ位置におけるスラットの特に高い安
定性と確実な保持、比較的高い走行速度においても空気
力学的に好適な挙動)を流れ案内に関する高いフレキシ
ビリティおよび供給された新鮮空気の分配に関する乗員
の多様な要望に対するより良い適合性と組合わせること
ができる車輌ルーフを創成することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題は、請求項1
のプレアンブル(前段)の特徴を有する車輌ルーフにお
いて、本発明にもとづき、ルーフの開閉時、前方からお
よび/または後方から選択的にスラット接合体を摺動さ
せ、これにより、接合体前端および/または後端におい
て各スラットを旋回して平坦なスラット接合体を解体ま
たは再形成できるよう構成することによって、解決され
る。
【0007】本発明の別の好ましい実施例を従属請求項
に開示した。基本的に、ルーフの駆動のために、前方か
らおよびまたは後方から選択的にスラット接合体に作用
できる唯一つの駆動装置を設けることができる。しかし
ながら、この場合は、必要に応じて結合、解離できる変
速段を設ける必要があり、比較的に経費がかかる。従っ
て、接合体一端においてスラット接合体を解体、再形成
するために第1駆動ユニットを設け、接合体他端におい
てスラット接合体を解体、再形成するために第2駆動ユ
ニットを設けるのが好ましい。最も簡単な場合、上記駆
動ユニットは手動クランク駆動系である。電子制御装置
によって機能を合目的的に調整できる電動駆動ユニット
が、より操作し易い。
【0008】スラットの旋回運動を制御する連結装置を
介して各スラットを相互に結合するのが好ましい。これ
により、比較的簡単な手段によって、必要な変位運動を
実現できる。各スラットに配した連結ガイドには、それ
ぞれ、次のスラットの機構が係合するので、運動推移
は、次のスラットまで開放されるスラットによって決定
され、即ち、当該スラットに直接に結合または枢着され
た構造部材によって実現される。比較的簡単で安価な手
段を使用した場合も、開閉操作は、管理された確実で必
然的な態様で実施される。
【0009】各スラットの双方の短辺に、それぞれ、支
持部材を配し、隣接のスラットに結合された連結ピンを
可動に案内する連結スリットを上記支持部材に構成すれ
ば好ましい。この場合、隣接スラットは、閉鎖方向の共
通の運動のため、各スラットの旋回運動に依存して結
合、解離されるカップリングによって結合される。旋回
運動に依存して作動される上記カップリングは、スラッ
トまたはスラット支持部材の、特に、駆動部材および当
接部材の形の当接面から構成できる。
【0010】
【作用】本発明に係る車輌ルーフの場合、新鮮空気供給
量を多様に変更できる。特に、ルーフ開口部の解放部分
の大きさを調節できるのみならず、解放をルーフ開口部
の前端で行うか後端で行うかまたはルーフ開口部の前部
範囲および後部範囲においてルーフを同時に解放するか
を自由に選択できる。
【0011】
【実施例】好ましい実施例を示す添付の図面を参照し
て、以下に、本発明を詳細に説明する。図1は、部分的
に開放された状態のスラット形ルーフの略斜視図であ
る。図2は、ルーフを完全に開放した状態の図1と同様
の図面である。図3、図4は、図1、図2と類似の図面
であるが、スラットは、ルーフの開放のため、ルーフ開
口部の前部または中心部にまとめられている。図5、図
6は、閉鎖状態の図1、図2のスラット形ルーフの走行
方向へ見て左側の平面図である。図7、図8は、図5、
図6の線VI−VIに沿うルーフの部分断面図である。
図9、図10、図11、図12は、それぞれ、異なる開
放状態の図1、図2のルーフの図5、図6の線VII−
VIIに沿う部分縦断面図である。
【0012】図13は、ルーフの完全な開放状態を示す
図6の線VII−VIIに沿う断面図である。図14
は、各スラット/機構・ユニットの部分斜視図である。
図15は、各スラット/機構・ユニットの範囲のスラッ
ト形ルーフの拡大縦断面図である。図16は、各スラッ
ト/機構・ユニットの支持部材およびスライダの平面図
である。図17は、図19の線XIII−XIIIXに
沿う部分横断面図である。図18は、図20の線XIV
−XIVに沿う部分横断面図である。図19は、図22
の線XV−XVに沿う部分横断面図である。図20は、
図22の線XVI−XVIに沿う部分横断面図である。
【0013】図21は、案内レールの横断面図である。
図22は、昇降自在のエアデフレクタを有するスラット
形ルーフの前部範囲の部分平面図である。図23は、図
22の線XIX−XIXに沿う断面図である。図24
は、左側の昇降部材および関連の案内部材の略斜視図で
ある。以下に説明するスラットルーフと呼ばれる車輌ル
ーフ9は、図1〜4の基本図から明らかなように、一連
のスライドスラット10a〜10cを有する。これらの
スラットは、車輌12の固定ルーフ面11に構成された
ルーフ開口部13の閉鎖または少なくとも部分的な開放
を行う。ルーフ9の開閉のため、スラット10a〜10
cを摺動させる。この場合、実施例では、二重矢印で示
した摺動方向は、車輌縦軸線に平行である。しかしなが
ら、基本的に、別の摺動方向(例えば、車輌縦方向に直
角な方向)も可能である。
【0014】閉鎖位置では、スラット10a〜10c
は、摺動方向に直角に延びる長辺においてまたは上記長
辺に設けた密封要素を介して相互に密封状態で当接す
る。この場合、スラットは、双方のスラット10c,1
0bについて図1に示したように、平坦なスラット接合
体を形成する。スラット10a〜10cは、更に、摺動
方向14に直角に延びる(仮想の)旋回軸線のまわりに
旋回できる。上記軸線は、図示の実施例の場合、ほぼ固
定ルーフ面11の高さにある。
【0015】以下に説明する変位機構は、各スラット1
0a〜10cの摺動運動および旋回運動を調整し、これ
により、スラットの変位時、平坦なスラット接合体は、
摺動方向14へ並進運動を行い、ルーフ9の開放時に
は、接合体の前端およびまたは後端の範囲において、ス
ラットを接合体から順次に引離すことによって解体さ
れ、ルーフ閉鎖時には再形成される。この場合、閉鎖状
態のルーフ9の開放操作時、まず、スラット10aを旋
回して上記スラットの後縁をルーフ開口部13の後縁1
5から解放する。次いで、スラット接合体に、後方およ
びまたは前方への変位力を加えることができる。
【0016】次いで、スラット10aは、上述の傾斜位
置から出発して、平坦なスラット接合体内にある、即
ち、まだ旋回されてない残余のスラット10b,10c
とともに後方へ摺動させることができる。この場合、ス
ラット10aは、さらに、その終点位置に連続的に旋回
される。スラット10aが、図1、図2に示した後部終
点位置に達すると、次のスラット10bが上昇される。
このサイクルは、図2に示したようにすべてのスライド
スラット10a〜10cが上昇され後方の開放位置に摺
動されるまで反復される。
【0017】ルーフ9を閉鎖する場合は、図2の開放位
置から出発して、まず、スラット10cのみを前方へ駆
動し、固定ルーフ面11に平行な位置に旋回してもど
す。対応する運動推移が、次のスラット10b,10c
について順次に行われ、これにより、スラットは、平坦
な接合体として前部終点位置に達し、ルーフ開口部13
を閉鎖する。
【0018】しかしながら、最初にスラット10aを旋
回した後、スラット接合体に後方から変位力を加え、こ
れにより、スラット10aから始めてスラットを順次に
上昇し、ルーフ開口部13の前縁17の方向へ摺動、統
合させることもできる(図3参照)。別の実施例の場
合、開放状態において、上昇され摺動、統合されたスラ
ット10a〜10cの束がルーフ開口部13の縦方向中
心部分にあるよう、スラット接合体に前方および後方か
ら変位力を加える。
【0019】図示の実施例の場合、ルーフ開口部13の
前端の範囲には、昇降自在なスラット状エアデフレクタ
16が設けてあり、このエアデフレクタ16は、開放操
作の開始時、車輌軸線に直角に延びる旋回軸線のまわり
に旋回されて後方へ斜めに立上がる位置に達する。この
場合、ルーフは、降雨時にスラットが閉鎖位置にあって
も利用できる換気位置を取る。ルーフ9の閉鎖位置で
は、エアデフレクタ16の後縁は、前部終点位置にある
スライドスラット10cの前縁に密着する。この場合、
エアデフレクタ16は、ルーフ開口部13の最前部を閉
鎖する。
【0020】しかしながら、場合によっては、スラット
10a〜10cの平坦な接合体が、閉鎖位置において、
ルーフ開口部13の前縁から後縁まで達し、従って、単
に閉鎖機能のみを果たすよう、設計することもできる。
この場合、場合によっては、スライドルーフに公知な態
様で(ドイツ特許公開第2325594号、ドイツ特許
公開第3426998号およびドイツ特許第39169
06号)、ルーフを閉じた場合は固定ルーフ面の下方に
隠れ、ルーフを開くと作動位置に自動的に移行するエア
デフレクタを設けることもできる。
【0021】図1〜図4に、3つのスラット10a〜1
0cを有する車両ルーフを示した。しかしながら、スラ
イドスラットの数は、基本的に、当該の与件に依存し、
もちろん任意に選択できる。スラット10a〜10c
は、双方の短辺において、それぞれ、支持部材18a〜
18cに支持されている。この場合、ルーフの両側の構
成は、縦中心線に関して本質的に鏡像対称であり、従っ
て、1つのルーフ側の説明は、別のルーフ側にも当ては
まる。
【0022】各支持部材18a,18bの縦溝19に
は、スライダ20が縦方向へ可動に配置されている。各
スラット10の双方の短辺の支持部材18は、関連のス
ラット10の前縁21から前方へ突出し、突出部分にお
いて通水樋22を介して相互に結合される。概念”前”
および”後”は、自動車12の通常の走行方向に関す
る。各スラット10は、関連の支持部材18,スライダ
20および通水樋22とともに、全体としてスラット/
機構ユニット23(即ち、23a,23b,23c)を
形成する。
【0023】上記ユニット23は、ルーフ開口部13の
両側まで固定ルーフ面の下方に延び、上記両側およびま
たはルーフ開口部13を少なくとも部分的に囲むルーフ
フレームに固定される案内レール24にそって変位でき
る。各スラット/機構ユニットにおいて、双方の支持部
材18は、それぞれ、ヒンジボルト25を介して、スラ
ット10および支持部材の後端の近傍において関連のス
ライドスラット10に枢着される。この場合、上記ヒン
ジボルト25は、スラット10の下面に設置された支持
台26にはめ込まれ、当該の支持部材18の対応するヒ
ンジボア27と係合する。
【0024】支持部材18の主要部分28は、ヒンジボ
ア27に前方へ続き、関連スラット10の下方にあり、
連結スリット29を備えている。連結スリット29は、
支持部材18の縦方向へ延び、ルーフ開口部13へ向い
て側方へ開放している。連結スリット29は、ヒンジボ
ア27の直前の位置から関連のスライドスラットの前縁
21の近傍まで延びる。2つの案内ボルト30,31
が、支持部材18の後端から側外方へ突出している。
【0025】支持部材18の同一側には、案内ボルト3
0,31の前に、案内ボルト30,31よりも外方へ突
出する駆動部材32が設けてある。少なくとも1つの支
持部材18a,18bの前端部分は、ホーク状に構成さ
れ、主要部分28に関して外側方へずれた案内ノーズ3
3と、主要部分28に関して側外方へずれた当接部材3
4とを有する。スライダ20を受容する縦溝19は、主
要部分28と当接部材34との間に縦方向へ延びてい
る。当接部材34は、摺動方向に垂直な横方向へ駆動部
材32と配列されている。
【0026】支持部材18の当接部材34から案内ボル
ト35が横外方へ突出している。案内ボルト35には、
すべりシューホルダ36が、支持部材18に関して旋回
自在に装着されている。すべりシューホルダ36は、当
該案内レール24の上部縦ガイド38に摺動自在に支持
されたすべりジョー37を担持する。案内ノーズ33の
外方へ向く側面には、ロック部材受け39が構成されて
いる。別のロック部材受け40は、スライダ20の主要
部分28に向く側に設けてある。ロック部材41は、支
持部材18のロック部材スリット42に摺動方向に直角
に可動に支持され、ロック部材受け39,40の深さに
適合した量だけ主要部分28の1つの側から側方へ突出
するよう設計されている。案内ノーズ33の後端には、
上方へ立上がるノーズ43が設けてある。ノーズ43の
横ボアには、案内ノーズ33からスライダ20の直立ノ
ーズ45の方向へ側外方へ突出する連結ピン44が圧入
されている。
【0027】駆動部材32の背面には、連結ピン44が
連結スリット29の後端に達した場合に次のスラット/
機構ユニット23の連結ピン44の中心軸線と一致する
点に関して同心に円弧状に湾曲した当接面46が構成さ
れている。当接部材34の前端面47は、連結ピン44
に関して同心に円弧状に湾曲されている。ロック部材4
1は、ロック部材受け39,40の補完の傾斜面51,
52と共働する前方へ向く傾斜面48,49を備えてい
る。
【0028】各スラットの両側には、前側部に、外方へ
突出する支持ボルト54を担持する案内部材53が設置
されている。支持ボルト54には、すべりシューホルダ
55が、案内部材53に関して旋回自在に装着されてい
る。すべりシューホルダ55には、当該案内レール24
の下部縦ガイド57に可動に配置されたすべりジョー5
6がはめ込んである。
【0029】即ち、上述の実施例の場合、各スラット/
機構ユニット23は、それぞれ上部縦ガイド38および
下部縦ガイド57内を走行する双方のすべりジョー3
7,56を介して双方の案内レール24に係合する。各
スラット/機構ユニット23のスラット10は、すべり
ジョー56を介して案内レール24に結合され、ヒンジ
ボルト25を介して両側の支持部材18に結合される。
【0030】支持部材18は、連結ピン44が、それぞ
れ、その前方の支持部材18の連結スリット29と係合
すると同時に、スライダ20のノーズ45が先行の支持
部材18の案内ボルト30,31の間にあるよう、相互
に結合されている。更に、ルーフを閉じた場合、駆動部
材32の当接面46が、後方へ続く支持部材18の当接
部材34の端面47に当接すると同時に、連結ピン44
が、先行の支持部材18の連結スリット29の後端に達
するよう、構成することもできる。
【0031】エアデフレクタ16は、エアデフレクタ前
縁の近傍にあるヒンジ状継手59を介して、ルーフに固
定の支持部材に結合されており、従って、固定ルーフ面
11に関して枢動軸線60のまわりに非作動位置と上昇
位置(作動位置)との間で旋回させることができる(図
22、23)。エアデフレクタ16の下面には、両側に
それぞれ、連結部材61が固定されている。エアデフレ
クタ16から前方へ突出する連結部材61の範囲には、
相互に鈍角をなす2つの経路部分63,64を含む連結
路62が構成されている。この場合、後部経路部分64
は、エアデフレクタ16の完全開放状態において、案内
レール24の縦ガイドに平行に延び、一方、前部経路部
分63は、前下方へ傾斜している。連結路62には、連
結ボルト65が係合する。
【0032】連結ボルト65は、限られた範囲について
案内レール24の上部縦ガイド38に沿って可動に案内
された駆動要素66に固定されている。駆動要素66
は、結合解離自在なカップリング67(特に図19、2
0参照)を介して、駆動部材68に結合させることがで
きる。駆動部材68は、案内レール24の別の縦ガイド
69に沿って可動に案内され、駆動部材70を介して、
案内レール24の下部のケーブルガイド72内を走行す
る駆動ケーブル71に定常的に結合される。
【0033】好ましくはネジケーブルとして構成された
駆動ケーブル71は、例えばルーフ開口部13の前に且
つ固定ルーフ面11の下に配置された駆動ユニット73
(図1に模式的に示した)まで延びる。駆動ユニット7
3は、それ自体は公知の態様で、電動機および変速装置
を有し、変速装置の出力に結合されたピニオンは、駆動
ケーブル71および別のルーフ側の対応する駆動ケーブ
ルと係合する。しかしながら、駆動ユニット73とし
て、選択的に、手動ユニット(特に、手動クランク)を
設けることもできる。
【0034】結合解離自在のカップリング67は、前面
に傾斜面75,76を備え駆動要素66のスリット内を
駆動要素66の運動方向に直角に摺動可能なロック部材
74を有する。ロック部材74は、このロック部材を受
容する駆動要素66の部分よりも広いので、駆動要素の
1つの側から突出し、この場合、駆動部材68のロック
部材受け77または案内レール24のロック部材受け7
8と共働する。最前部スラット/機構ユニット23の支
持部材18cのロック部材スリット80には、駆動部材
68の変位方向に直角に可動のロック部材81が設けて
ある。
【0035】この場合、上記ロック部材81は、このロ
ック部材81を受容する支持部材18cの部分よりも広
く、従って、支持部材18cのいずれかの側から側方へ
突出する。ロック部材81の後部には、案内レール24
のロック部材受け84および駆動部材68のロック部材
受け85の補完の傾斜面とそれぞれ共働する傾斜面8
2,83が設けてある。
【0036】後部駆動ユニット87は、図3、図4に示
した態様で、例えば、ルーフ開口部13の後方に且つ固
定ルーフ面11の下方に設置でき、同じく、電動機およ
びその後段の変速装置を有することができる。後部駆動
ユニット87は、例えば、駆動ケーブルを介して、ルー
フの左右の側の各昇降連結機構88(図8、図10、図
12、図13)に定常的に結合される。昇降連結機構8
8は、案内レール24に沿って可動に案内され、前下方
へ傾斜した経路部分90を含む連結路89を有する。
【0037】経路部分90には、前後にそれぞれ、縦ガ
イド38,57に平行な比較的短い経路部分91,92
が続いている。連結路89には、連結ピン93が係合す
る。連結ピン93は、最後部のスラット10aのための
昇降部材94(図24参照)から横方向へ突出する。昇
降部材94の直立ノーズ96には、最後部の支持部材1
8aの連結スリット29aに係合する連結ピン97が設
けてある。
【0038】ルーフ開口部13の後縁15の近傍には、
固定ルーフ面11よりも低い箇所に、ルーフに固定の案
内部材98が設けてあり、この案内部材には、昇降部材
94の旋回軸線100に同心に延びる上方へ閉じた案内
路99が設けてある。案内路99内には、昇降部材94
の横方向へ突出する突起101が貫入している。上述の
スラットルーフの機能態様を説明する際、第1に、閉鎖
されたルーフを開放し、この場合、スラット10を後方
へ摺動、統合すると仮定する。
【0039】ルーフの閉鎖位置では、最前部のスラット
/機構ユニット23の支持部材18cに設けたロック部
材81は、案内レール24のロック部材受け84に係合
する(図20)。連結ピン93は、昇降連結機構88の
連結路89の前端にまたは前端近傍に達し、これによ
り、昇降部材94は、不測に上方へ旋回しないよう確保
され、同時に、昇降部材94の不測の摺動が、案内路9
9および突起101の相互係合によって阻止される。
【0040】連結ピン44a,44bは、それぞれ、そ
の前にあるスラット/機構ユニット23の支持部材の連
結スリット29b,29cの後端に位置する。支持部材
18c,18bの駆動部材32は、それぞれ後方へ続く
スラット/機構ユニットの支持部材18の当接部材34
に当接する。これにより、すべりジョー37,56が案
内レール24の縦ガイド38,57に係合することによ
って、すべてのスラット10a〜10cは、不測の摺動
運動および不測の旋回運動を行わないよう確保される。
【0041】ルーフを開放する場合、後部駆動ユニット
87によって、この駆動ユニットに結合された昇降連結
機構88を図8の位置から図10に対応する位置に前方
へ摺動させる。この場合、昇降連結機構88の経路部分
90によって昇降部材94の連結ピン93が上昇され
る。案内路99および突起101の共働によって摺動運
動がなお阻止された昇降部材94は、旋回軸線100の
まわりに(図8、図10で見て逆時計方向へ)旋回され
る。
【0042】連結スリット29aの後端にある連結ピン
97が上昇する。これにより、支持部材18aが後方へ
摺動され、同じく、最後部のスライドスラット10aが
ヒンジボルト25を介して後方へ摺動され、従って、ス
ライドスラット10aが、ルーフ開口部13の後縁15
から解放され、ルーフを更に開放する際、ルーフに固定
の部材と衝突することなく後方へ摺動させることができ
る。
【0043】更に、前部駆動ユニット73からルーフ開
口部13の両側の駆動ケーブル71に力が後方へ伝達さ
れる。この場合、この運動状態においてロック部材74
を介して駆動要素66に結合された駆動部材68が、駆
動部材70によって駆動される。これにより、始めに連
結路62の前端にある駆動要素66の連結ボルト65
が、連結路62に沿って後方へ摺動される。従って、始
めに連結ボルト65によって閉鎖位置に保持されたエア
デフレクタ16は、ヒンジ59の枢動軸線60のまわり
の旋回によって上昇される。連結ボルト65が連結路6
2の後端に達すると、エアデフレクタ16は、完全に上
昇された作動位置に達する(図23に鎖線で示した位
置)。この場合、駆動要素66の当接面102が、案内
レール24の不動のストッパ103にぶつかり、これに
より、後方への駆動要素66の以降の変位運動が阻止さ
れる。
【0044】駆動部材68が駆動ケーブル71によって
駆動部材70を介して後方へ更に駆動されると、変位力
が駆動部材68からロック部材74の傾斜面76に伝達
され、これにより、ロック部材74が、駆動部材68の
ロック部材受け77から離れ、その代わりに案内レール
24のロック部材受け78に係合する。これにより、駆
動要素66が、案内レール24に関して更に変位運動し
ないようロックされる。
【0045】他方、後方への駆動部材68の運動によっ
て、ロック部材81を案内レール24のロック部材受け
84から引離し、その代わりに、駆動部材68のロック
部材受け85に係合させる力成分が、ロック部材81の
傾斜面82に加えられる。これにより、前部駆動ユニッ
ト73がスライドスラット10に結合され、この場合、
駆動部材68は、ロック部材81を介して、最前部の支
持部材18cと係合状態に保持される。従って、支持部
材18cは、駆動ケーブル71によって駆動部材70お
よび駆動部材68を介して後方へ駆動される。
【0046】支持部材18cは、その駆動部材32を介
して次の支持部材18bの当接部材34に変位力に伝達
し、これにより、支持部材18bの駆動部材32が、最
後部の支持部材18aの当接部材34を押圧する。更
に、前部にある支持部材の前部案内ボルト30が、後方
にある次のスラット/機構ユニット23のスライダ20
のノーズ45の前面に当接することによって、摺動力が
スラットからスラットへ伝達される。
【0047】ルーフが閉鎖されると、上記スライダ20
は、スライダ20のロック部材受け40と係合したロッ
ク部材41を介して関連の支持部材に結合される。これ
により、スライドスラット10a〜10cは、平坦なス
ラット接合体として一緒に後方へ摺動される。この場
合、最後部のスライドスラット10aの連結ピン29a
は、昇降連結機構88の連結ピン97に関して後方へ移
動する。連結スリット29の形態と、ヒンジボルト25
の位置と、案内レール24の縦ガイド38,57に対す
るすべりジョー37,56の定常的係合とは、相互に同
調されており、従って、スラットが最後部の終点位置に
摺動され、これにより、スラットが上昇されると、前方
のスライドスラット10の支持部材18の駆動部材32
が、上昇された後方のスラットの当接部材34から解放
される(特に図10参照)。
【0048】最後部の支持部材18aの後退運動は、連
結ピン97が連結スリット29aの前端に当接すること
によって、制限される。前方にあるスラット/機構ユニ
ット23bの支持部材 18bの前部案内ボルト30を
最後部のスラット/機構ユニット23aのスライダ20
に更に押圧すると、変位力がスラット/機構ユニット2
3aのロック部材41に加えられるので、このロック部
材41が、昇降部材94のロック部材受け105に係合
され、これにより、ロック部材41は、支持部材18a
および関連のスライダ20の上記位置において(上記位
置においてのみ)配列される。これにより、完全に上昇
された最後部のスライドスラット10aが、昇降部材9
4に対してロックされる。
【0049】これにより、駆動部材32bおよび当接部
材34cを介する支持部材18a,18bの駆動結合が
解離されるので、駆動ケーブル71を更に後退した際、
スライドスラット10bを既に上昇されたスライドスラ
ット10aの上方へ摺動させることができ、この場合、
連結スリット29bは、連結ピン44cに対して後方へ
移動される。中央のスライドスラット10bが、図12
の上昇位置に置かれる。上昇運動の終了時、最前部のス
ラット/機構ユニット23cの前部案内ボルト30から
スライダ20bに加えられる力の影響を受けて、スラッ
ト/機構ユニット23bのロック部材41は、最後部の
支持部材18aの案内ノーズ33のロック部材受け39
に移行する。
【0050】これにより、中央のスライドスラット10
bが、すでに上昇されている後部スライドスラット10
aに関してロックされる。ルーフを更に開放する場合、
前部スライドスラット10cについて、対応する運動推
移が生ずるが、この場合は、但し、支持部材18cをロ
ックする必要はない。なぜならば、上記支持部材18c
は、ロック部材81を介して駆動部材68に結合されて
いるからである。従って、最前部のスラット/機構ユニ
ット23には、スライダ20は不要である。ルーフが完
全に開放された場合、各機能部材は、図9に示した位置
を取る。
【0051】図10、図12、図13から明らかなよう
に、スライドスラットは、上昇時、ヒンジボルト25の
まわりに関連の支持部材18の方向へ旋回運動を行う。
これにより、ルーフ開放時、摺動統合されたスラット1
0a〜10cについて特に高い充填密度を達成できる。
完全に開放された状態(図13)からルーフを閉鎖する
場合、最前部のスラット/機構ユニット23cの支持部
材18cは、前方へ移動中の駆動ケーブル71によって
駆動される。なぜならば、相変わらず、駆動ケーブル7
1と関連の支持部材18cとが駆動部材70、駆動部材
68およびロック部材受け85に係合するロック部材8
1を介して駆動結合されるからである。支持部材18c
は、その連結スリット29cとともに、なおロックされ
たルーフ固定の連結ピン44bに対して前方へ移動で
き、この場合、固定ルーフ面11と合致した位置に旋回
される。
【0052】なお、ロックされたルーフ固定の支持部材
18bに対する支持部材18cのこの変位運動は、連結
ピン44bが連結スリット29cの後端に当接し、これ
により、支持部材18bが、支持部材18cと結合され
て前方へ駆動されるまで行われる。前部支持部材18c
の後部案内ボルト31が中央のスラット/機構ユニット
23bのスライダ20のノーズ45の後面に当接するこ
とによって、スライダ20は、すでに、スライダ20の
ロック部材受け40が支持部材18bのロック部材41
と配列される位置に関連の支持部材18bに関して変位
されている。
【0053】さて、連結スリット29cの後端が連結ピ
ン44bに当接して、前方へ向く摺動力が支持部材18
bに加えられると、支持部材18bのロック部材41の
傾斜面48には、ロック部材41を後部支持部材18a
のロック部材受け39から引外してスライダ20bのロ
ック部材受け40に係合させる力成分が作用する。これ
により、スラット/機構ユニット23bが、前方への変
位運動のために解放される。
【0054】さて、前部支持部材18cおよび中央支持
部材18bが、支持部材18cの連結スリット29の端
部に対する支持部材18bの連結ピン44の当接によっ
てのみならず、支持部材18bにロックされたスライダ
20に対する前部支持部材18cの後部案内ボルト31
の当接によって、前方への同時の運動のために相互に結
合される。支持部材18c,18bをこのように変位さ
せると、スライドスラット10bが下降される。これに
より、支持部材18bの当接部材34の端面47が、前
方の支持部材18cの駆動部材32に当接する。これに
より、支持部材18b、18cの間の摺動方向の相対運
動が排除される。
【0055】後部支持部材18aの連結ピン44が中央
の支持部材18bの連結スリット29の後端に達するま
で、スライドスラット10bを下降させることができ
る。この場合、スラット/機構ユニット23bについて
述べた態様で、支持部材18bの後部案内ボルト31が
最後部のスラット/機構ユニットのスライダ20のノー
ズ45に当接することによって、上記スライダは解ロッ
ク位置に置かれ、次いで、後部支持部材18aに力が伝
達され、その結果、後部スライダ20のロック部材41
が、昇降部材94のロック部材受け105から分離され
る。
【0056】次いで、最後部のスライドスラット10c
も、図10の開放位置から、昇降部材94の連結ピン9
7が連結スリット29aの後端に達する位置に置くこと
ができる。この位置において、前部支持部材18cの当
接面106は、案内レール24のストッパ103にぶっ
かり、前方へ向く力がさらに駆動部材68にくわえら
れ、その結果、ロック部材81の傾斜面83には、ロッ
ク部材81を駆動部材68のロック部材受け85から押
出し、その代わりに、案内レール24のロック部材受け
84に再び係合させる横方向力成分が加えられる。
【0057】傾斜面75に作用する力によって、ロック
部材74は、案内レール24のロック部材受け78から
駆動部材68のロック部材受け77に戻され、これによ
り、駆動部材68と駆動要素66とが、再び、駆動結合
される。駆動部材68を前方へ更に摺動すると、連結ボ
ルト65が連結路62を通過され、これにより、エアデ
フレクタ16がその閉鎖位置に旋回される。
【0058】駆動ユニット87によって、昇降部材94
に関して昇降連結機構88を後方へ移動する。この場
合、連結路89と連結ピン93との共働によって、昇降
部材94は、図8の位置にもどり旋回される。この際、
連結ピン97が下降されるので、最後部のスラット10
が、その閉鎖位置に置かれ、水平な経路部分91に対す
る連結ピン93の係合によってロックされる。
【0059】しかしながら、上述のルーフ構造にもとづ
き、ルーフ開放時、スライドスラット10をルーフ開口
部13の前縁17の方向へ前方へ摺動、統合することも
できる。この場合、上述のように、始めにスラット10
aを旋回して、このスラットの後縁をルーフ開口部の後
縁15から引離し、次いで、結合解離自在のカップリン
グ(図示していない)、例えば、ロック部材カップリン
グ(ロック部材スリット80、ロック部材81、傾斜面
82,83、ロック部材受け84,85)に対応するカ
ップリングを介して昇降部材94を後部駆動ユニット8
7または昇降連結機構88に結合し、上方へ旋回された
昇降部材(図10)を前方へ摺動させればよい。
【0060】この場合、突起101は、上方へ開いたス
リット107を介して、ルーフに固定の案内部材98か
ら引出される。スラット10b,10cは、始めに、ス
ラット接合体内に止まり、一方、連結ピン97は、連結
スリット29a内を前方へ移動される。これにより、最
後部のスリット10aが、完全に上昇され、上昇された
スラット10aは、関連のロック部材41を介して昇降
部材94にロックされる。
【0061】このプロセスおよび別のスラットを上昇し
前方へ摺動させて束に統合するプロセスは、スラットを
後方へ摺動、統合する場合と同様に推移する。エアデフ
レクタ16を同じく上昇する場合は、前部駆動ユニット
73によって上述の態様でこの操作を行う。更に、駆動
ユニット73,87によってルーフを後方および前方か
ら同時に開放し、あらかじめエアデフレクタ16を上昇
した後、スラットをルーフ開口部13の中央範囲に摺
動、統合することができる。
【0062】もちろん、当該の開閉操作に必要な態様を
調整できる合目的的な制御系(好ましくは、電子制御
系)を介して駆動ユニット73,87を作動できる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、ルーフの開閉時、前方からお
よび/または後方から選択的にスラット接合体を摺動さ
せ、これにより、接合体前端および/または後端におい
て各スラットを旋回することによって平坦なスラット接
合体を解体または再形成できるので、新鮮空気供給量を
多様に変更できる。特に、ルーフ開口部の開放部分の大
きさを調節できるのみならず、開放をルーフ開口部の前
端で行うか後端で行うかまたはルーフ開口部の前部範囲
および後部範囲においてルーフを同時に開放するかを自
由に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分的に開放された状態のスラット形ルーフの
略斜視図である。
【図2】ルーフを完全に開放した状態の図1と同様の図
面である。
【図3】図1、図2と類似の図面であって、スラットが
ルーフの開放のためルーフ開口部の前部または中心部に
まとめられている状態を示す図である。
【図4】図1、図2と類似の図面であって、スラットが
ルーフの開放のためルーフ開口部の前部または中心部に
まとめられている状態を示す図である。
【図5】閉鎖状態の図1、図2のスラット形ルーフの走
行方向へ見て左側の平面図である。
【図6】閉鎖状態の図1、図2のスラット形ルーフの走
行方向へ見て左側の平面図である。
【図7】図5、図6の線VI−VIに沿うルーフの部分
断面図である。
【図8】図5、図6の線VI−VIに沿うルーフの部分
断面図である。
【図9】閉鎖状態である図1、図2のルーフの図5、図
6の線VII−VIIに沿う部分縦断面図である。
【図10】開放状態である図1、図2のルーフの図5、
図6の線VII−VIIに沿う部分縦断面図である。
【図11】完全開放状態である図1、図2のルーフの図
5、図6の線VII−VIIに沿う部分縦断面図であ
る。
【図12】完全開放状態である図1、図2のルーフの図
5、図6の線VII−VIIに沿う部分縦断面図であ
る。
【図13】ルーフの完全な開放状態を示す図6の線VI
I−VIIに沿う断面図である。
【図14】各スラット/機構・ユニットの部分斜視図で
ある。
【図15】各スラット/機構・ユニットの範囲のスラッ
ト形ルーフの拡大縦断面図である。
【図16】各スラット/機構・ユニットの支持部材およ
びスライダの平面図である。
【図17】図19の線XIII−XIIIXに沿う部分
横断面図である。
【図18】図20の線XIV−XIVに沿う部分横断面
図である。
【図19】図22の線XV−XVに沿う部分横断面図で
ある。
【図20】図22の線XVI−XVIに沿う部分横断面
図である。
【図21】案内レールの横断面図である。
【図22】昇降自在のエアデフレクタを有するスラット
形ルーフの前部範囲の部分平面図である。
【図23】図22の線XIX−XIXに沿う断面図であ
る。
【図24】左側の昇降部材および関連の案内部材の略斜
視図である。
【符号の説明】
9 ルーフ 10;10a,10b,10c スライドスラット 11 固定ルーフ面 13 ルーフ開口部 16 エアデフレクタ 18 支持部材 20 スライダ 24 案内レール 25 ヒンジボルト 29 連結スリット 35 案内ボルト 41 ロック部材 44,97 連結ピン 54 支持ボルト 73 第1駆動ユニット 87 第2駆動ユニット 88 昇降連結機構 94 昇降部材

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ルーフ面(11)のルーフ開口部
    (13)の閉鎖または少なくとも部分的解放を選択的に
    行う一連のスライドスラット(10)を有する車輌ルー
    フであって、スラットが、閉鎖位置では、相互に接し、
    平坦なスラット接合体を形成し、各スラットの短辺が、
    摺動方向へ相互に離れた2つの案内箇所(案内ボルト3
    5;支持ボルト54)において、ルーフに固定されスラ
    ットの全摺動範囲において双方の案内箇所と係合される
    案内ボルト(24)に沿って案内され、これにより、ス
    ラット調節時、接合体一端において各スラットを順次に
    旋回することによってルーフ開放時には平坦なスラット
    接合体を解体し、ルーフ閉鎖時には平坦なスラット接合
    体を再形成する形式のものにおいて、 ルーフ(9)の開閉時、前方からおよび/または後方か
    ら選択的にスラット接合体を摺動させ、これにより、接
    合体前端および/または後端において各スラット(1
    0)を旋回することによって平坦なスラット接合体を解
    体または再形成できることを特徴とする一連のスラット
    を有する車輌ルーフ。
  2. 【請求項2】 正常の走行方向へ見て最後部のスラット
    (10a)と作用結合し、ルーフ開放時にスラット接合
    体を前方およびまたは後方へ摺動する前に、ルーフを閉
    鎖位置から開放位置の方向へ変位する際に、最後部のス
    ラット(10a)の後縁を固定ルーフ面(11)の上方
    へ上昇する旋回装置(昇降連結機構88,昇降部材9
    4)を特徴とする請求項1に記載の一連のスラットを有
    する車輌ルーフ。
  3. 【請求項3】 接合体一端におけるスラット接合体の解
    体、再形成のため、第1駆動ユニット(73)が設けて
    あり、接合体の他端におけるスラット接合体の解体、再
    形成のため、第2駆動ユニット(87)が設けてあるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の一連のスラッ
    トを有する車輌ルーフ。
  4. 【請求項4】 正常の走行方向へ見て接合体後端におい
    てスラット接合体を解体、再形成する駆動ユニット(8
    7)が、正常の走行方向へ見て最後部のスラット(10
    a)の旋回装置(昇降連結機構88,昇降部材94)と
    結合されていることを特徴とする請求項2または3に記
    載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
  5. 【請求項5】 正常の走行方向へ見て接合体後端におい
    てスラット接合体を解体、再形成するため、ルーフ固定
    の案内レール(24)に沿って旋回装置(昇降連結機構
    88,昇降部材94)を摺動させ得ることを特徴とする
    請求項2〜4のいずれか1つに記載の一連のスラットを
    有する車輌ルーフ。
  6. 【請求項6】 旋回装置が、昇降連結機構(88)と、
    上記連結機構と共働する昇降部材(94)とを有し、上
    記機構および部材が、何れも、ルーフに固定の案内レー
    ル(24)に沿って可動に案内され、ルーフに固定の案
    内レール(24)の縦方向へ限られた距離だけ相対変位
    でき、昇降部材(94)が、正常の走行方向へ見て最後
    部のスラット(10a)に結合されており、昇降部材
    (94)および昇降連結機構(88)の相対変位によっ
    て、昇降部材(94)およびこれに結合されたスラット
    (10a)が、ルーフに固定の案内レール(24)に関
    して旋回されることを特徴とする請求項2〜5のいずれ
    か1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
  7. 【請求項7】 昇降部材(94)の旋回運動中に、ルー
    フに固定の案内レール(24)に関する昇降部材の摺動
    運動を阻止し、最後部のスラット(10a)の後縁が固
    定ルーフ面(11)の上方に上昇された状態となる昇降
    連結機構(88)および昇降部材(94)の相対位置に
    おいてのみ昇降部材(94)を摺動運動のため解放する
    ルーフに固定の案内部材(98)を有することを特徴と
    する請求項6に記載の一連のスラットを有する車輌ルー
    フ。
  8. 【請求項8】 各スラット(10)が、スラットの旋回
    運動を制御する連結装置(連結スリット29;連結ピン
    44,97)を介して相互に結合されていることを特徴
    とする請求項2〜7のいずれか1つに記載の一連のスラ
    ットを有する車輌ルーフ。
  9. 【請求項9】 各スラット(10)の双方の短辺には、
    それぞれ、支持部材(18)が配してあり、上記支持部
    材には、隣接のスラットに結合された、あるいは、最後
    部のスラットの連結スリットの場合には旋回装置(昇降
    連結機構88,昇降部材94)に結合された連結ピン
    (44,97)を可動に案内された連結スリット(2
    9)が構成されていることを特徴とする請求項2〜8の
    いずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルー
    フ。
  10. 【請求項10】 ルーフ開放時に平坦なスラット接合体
    を解体するため、スラットを第1駆動ユニット(73)
    およびまたは第2駆動ユニット(87)から順次に分離
    でき、ルーフ閉鎖時に平坦なスラット接合体を再形成す
    るため、スラットを第1駆動ユニット(73)およびま
    たは第2駆動ユニット(87)に順次に結合できること
    を特徴とする請求項3〜9のいずれか1つに記載の一連
    のスラットを有する車輌ルーフ。
  11. 【請求項11】 スラット(10)が、関連の支持部材
    (18)に枢着されており、各スラットの双方の短辺の
    双方の案内箇所(案内ボルト35,支持ボルト54)の
    うち、1つの箇所(案内ボルト35)が支持部材に固定
    され、別の案内箇所(支持ボルト54)がスラット自体
    に固定されることを特徴とする請求項9または10に記
    載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
  12. 【請求項12】 支持部材(18)が、摺動方向へ見て
    1つのスラット長辺において関連のスラット(10)か
    ら突出し、支持部材と関連のスラットとの間の枢着部材
    (ヒンジボルト25)が、別のスラット長辺の近傍にあ
    ることを特徴とする請求項11に記載の一連のスラット
    を有する車輌ルーフ。
  13. 【請求項13】 双方の案内箇所(案内ボルト35,支
    持ボルト54)が、それぞれ、枢着部材(ヒンジボルト
    25)とは逆の側において支持部材(18)およびスラ
    ット(10)に設けてあることを特徴とする請求項11
    または12に記載の一連のスラットを有する車輌ルー
    フ。
  14. 【請求項14】 各スラット(10)に配された支持部
    材(18)が、当該スラットの枢着部材(ヒンジボルト
    25)から遠い側の長辺に隣接スラットの間に形成され
    た縁間隙を下方から被う通水樋(22)によって相互に
    結合されていることを特徴とする請求項11〜13のい
    ずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルー
    フ。
  15. 【請求項15】 各スラット(10)には、完全に上昇
    された位置にスラットをロックする少なくとも1つの着
    脱自在の結合装置(ロック部材41)が配してあり、最
    後のスラットの結合装置が、旋回装置(昇降連結機構8
    8,昇降部材94)と共働し、別のスラットの結合装置
    が、それぞれ、次のスラットと共働することを特徴とす
    る請求項2〜14のいずれか1つに記載の一連のスラッ
    トを有する車輌ルーフ。
  16. 【請求項16】 着脱自在の結合装置が、それぞれ、ス
    ラット摺動方向に直角に可動なよう支持部材(18)に
    支持されたロック部材(41)を有し、当該スラットが
    完全な上昇位置に達した際に、上記ロック部材が、先行
    の各スラットの開放運動の影響を受けて支持部材に支持
    されたスライダ(20)によって、旋回装置(昇降連結
    機構88,昇降部材94)または次のスラットの支持部
    材(18)と係合されることを特徴とする請求項15に
    記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
  17. 【請求項17】 当該スラットの支持部材(18)に支
    持されたスライダ(20)が、先行スラットの閉鎖運動
    の影響を受けて、旋回装置(昇降連結機構88,昇降部
    材94)または次のスラットの支持部材からロック部材
    (41)を解離することによって、スラット(10)を
    解ロックすることを特徴とする請求項16に記載の一連
    のスラットを有する車輌ルーフ。
  18. 【請求項18】 ルーフ開口部(13)の前端の範囲に
    は、非作動位置では、閉鎖位置にある平坦なスラット接
    合体に密封状態で接続する昇降自在なスラット状エアデ
    フレクタ(16)が設けてあることを特徴とする請求項
    1〜17のいずれか1つに記載の一連のスラットを有す
    る車輌ルーフ。
  19. 【請求項19】 非作動位置と上昇した作動位置との間
    の変位のため、同じく、エアデフレクタ(16)を駆動
    ユニット(73)と結合させ得ることを特徴とする請求
    項3または18に記載の一連のスラットを有する車輌ル
    ーフ。
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