JP3640984B2 - 一連のスラットを有する車輌ルーフ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、固定ルーフ面のルーフ開口部の閉鎖または少なくとも部分的解放を選択的に行う一連のスラットを有する車輌ルーフであって、スラットが、閉鎖位置では、相互に接し、平坦なスラット接合体を形成し、各スラットの短辺が、摺動方向へ相互に離れた2つの案内箇所において、ルーフに固定されスラットの全摺動範囲において双方の案内箇所と係合されるガイドに沿って案内され、これにより、スラット調節時、接合体一端において各スラットを順次に旋回することによってルーフ開放時には平坦なスラット接合体を解体し、ルーフ閉鎖時には平坦なスラット接合体を再形成する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
この種の公知の車輌ルーフの場合(ドイツ特許公開第4123229号)、スラットは、その案内箇所において、縦方向ガイドに沿って可動な摺動部材に、スラットの摺動方向に直角に延びる旋回軸のまわりに回転自在に軸支されている。この場合、ルーフを閉じると、摺動部材は、縦方向へ可動に案内された結合ロッドおよび関連のロックバーカップリングを介して相互に形状結合され、一方、閉鎖状態のルーフを開くと、ロックバーカップリングは、開放方向へ見て前部のスラット対から始めて解離し、開放状態のルーフを閉じると、閉鎖方向へ見て前部のスラット対から始めて係合する。結合ロッドは、ルーフに固定のガイドの別個の案内路にそって可動に軸支されている。
【0003】
公知のスラットルーフは、すべてのルーフ位置において、スラットの高い安定性および確実な保持が達成され、比較的高い走行速度においても、ルーフ開口部のかなりの部分の解放を犠牲にすることなく、空気力学的に好適な挙動が達成されることを特徴とする。しかしながら、公知の車輌ルーフは、比較的多数の部材を有し、公知のルーフを異なる車種に適合させる作業は煩瑣である。なぜならば、結合ロッドの数およびルーフに固定のガイドの案内路の数が、当該のスラット数に依存し、スラット数が異なる場合、異なる数の案内路を有するルーフに固定のガイドが必要であるからである。
【0004】
スラットが、閉鎖方向へ相互に密着し、平坦なスラット接合体を形成し、上記接合体の各スラットが摺動方向へ相互に離れた2つの案内箇所において、両側でガイドにそって案内され、これにより、スラットの移動時には、平坦なスラット接合体は並進運動を行い、1つの案内箇所のまわりに各スラットを順次に旋回することによって、上記接合体が、開放方向へ見て前端の範囲から、ルーフ開放時には解体され、ルーフ閉鎖時には形成され、各スラットの案内箇所が、当該スラットの下面に設置された案内ジョーから側方へ突出する頚軸からなる形式の構造簡単なスラットルーフは、ドイツ実用新案第1811690号から公知である。
【0005】
この場合、双方の頚軸は、異なる高さにあり、ルーフに固定の案内レールの相互に平行に離れた案内路に係合する。ルーフの開放時、開放方向へ見て前方の頚軸は、関連の案内路から順次に離れ、同時に、当該のスラットが、このスラットの案内路に残存する頚軸のまわりに旋回駆動される(駆動態様は開示されていない)。しかしながら、この種の公知の車輌ルーフの場合、ルーフを部分的に開放した際に特に、安定性に大きい問題がある。
【0006】
一方、開放操作時、例えば、スラットの頚軸がルーフ上方の負圧または密封圧の影響を受けて過早に関連の案内路から出た場合、ルーフがブロックされることになる。更に、閉鎖されたルーフを開くため、スピンドルによってスラットを、まず、一緒に上昇位置に旋回し、次いで、後方へ摺動させて統合する形式のスラット車輌ルーフは公知である(ドイツ特許第3532150号)。このルーフの場合、従って、ルーフの開放時、平坦なスラット接合体が、全体として直ちに解体される。これは、空気力学的に好ましくなく、換気技術的理由から、望ましくない。比較的低い走行速度において、好ましくない風音が現れる。
【0007】
本発明の課題は、各車種にルーフを極めて簡単に適合させ得る極めて簡単な構造態様で、ドイツ特許公開第4123229号に記載のスラットルーフの好適な性質(特に、すべてのルーフ位置におけるスラットの高い安定性および確実な保持、比較的高い走行速度においても空気力学的に好適な挙動)を達成することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、請求項1のプレアンブル(前段)の特徴を有する車輌ルーフにおいて、本発明にもとづき、スラットの旋回運動を制御する連結装置を介して各スラットを相互に結合することによって、解決される。
本発明の別の好ましい実施例は、従属請求項から明らかであろう。
【0009】
本発明に係る車輌ルーフの場合、スラットまたはスラットに結合された支持部材は、相互に直接に結合されている。これにより、比較的簡単な手段によって、必要な変位運動を実現できる。各スラットを配した連結ガイドには、それぞれ、次のスラットの機構が係合するので、運動推移は、次のスラットまで開放されるスラットによって決定され、即ち、当該のスラットに直接に結合(例えば、枢着)された構造部材によって実現される。比較的簡単で安価な手段を使用した場合も、開閉操作は、管理された確実で必然的な態様で実施される。
【0010】
各スラットの双方の短辺に、それぞれ、支持部材を配し、隣接のスラットに結合された連結ピンを可動に案内する連結スリットを上記支持部材に構成すれば好ましい。この場合、隣接スラットは、閉鎖方向の共通の運動のため、連結スリットの一端に対する連結ピンの当接によって結合され、一方、開放方向の共通の運動のため、各スラットの旋回運動に依存して結合、解離されるカップリングによって結合される。旋回運動に依存して作動される上記カップリングは、スラットまたはスラット支持部材の、特に、駆動部材および当接部材の形の当接面から構成できる。
【0011】
【作用】
固定ルーフ面のルーフ開口部の閉鎖または少なくとも部分的な解放を選択的に行う一連のスラットを有する車輌ルーフにおいて、スラットは、閉鎖位置では、相互に接し、平坦なスラット接合体を形成する。各スラットの短辺が、摺動方向へ相互に離れた2つの案内箇所において、ルーフに固定されスラットの全摺動範囲において双方の案内箇所と係合されるガイドに沿って案内され、これにより、スラット調節時、接合体一端において各スラットを順次に旋回することによってルーフ開放時には平坦なスラット接合体を解体し、ルーフ閉鎖時には平坦なスラット接合体を再形成する。各スラットが、スラットの旋回運動を制御する連結装置を介して相互に結合されている。
【0012】
【実施例】
添付の図面に示した好ましい実施例を参照して、以下に、本発明を詳細に説明する。
図1は、部分的開放状態のスラット形ルーフの略斜視図である。図2は、ルーフを完全に開放した状態の図1に対応する図面である。図3、図4は、閉鎖状態の図1、図2のスラット形ルーフの走行方向から見て左側の平面図である。図5、図6は、図3、図4の線IV−IVに沿うルーフの部分断面図である。図7、図8、図9、図10は、異なる開放状態のルーフの図3、図4の線V−Vに沿う部分縦断面図である。
【0013】
図11は、完全に開放したルーフの図4の線V−Vに沿う断面図である。図12は、各スラット/機構・ユニットの部分斜視図である。図13は、各スラット/機構・ユニットの範囲のスラット形ルーフの拡大縦断面図である。図14は、各スラット/機構・ユニットの支持部材およびスライダの平面図である。図15は、図17の線XI−XIに沿う部分横断面図である。図16は、図18の線XII−XIIに沿う部分横断面図である。図17は、図20の線XIII−XIIIに沿う部分横断面図である。図18は、図20の線XIV−XIVに沿う部分横断面図である。図19は、1つの案内レールの横断面図である。図20は、昇降自在のエアデフレクタを有するスラット形ルーフの前部範囲の部分平面図である。
【0014】
図21は、図20の線XVII−XVIIに沿う断面図である。図22は、スラット形ルーフの後部範囲の部分縦断面図である。図23は、図22の線XIXX−XIXXに沿う部分横断面図である。図24は、スラット形ルーフの別の実施例の図22と同様の部分縦断面図である。図25〜28は、閉鎖状態および異なる開放状態のスラット形ルーフの更に別の実施例の略部分縦断面図である。
【0015】
以下に説明するスラットルーフと呼ばれる車輌ルーフ9は、図1、2の基本図から明らかなように、一連のスライドスラット10a〜10cを有する。これらのスラットは、車輌12の固定ルーフ面11に構成されたルーフ開口部13の閉鎖または少なくとも部分的な開放を選択的に行う。ルーフ9の開閉のため、スラット10a〜10cを摺動させる。この場合、図示の実施例では、二重矢印で示した摺動方向14は、車輌縦軸線に平行である。しかしながら、基本的に、別の摺動方向(例えば、車輌縦方向に直角な摺動方向)も可能である。
【0016】
閉鎖位置では、スラット10a〜10cは、摺動方向14に直角に延びるその長辺において密封状態で相互に接する。この場合、スラットは、双方のスラットについて図1に示したように、平坦なスラット接合体を形成する。スラット10a〜10cは、更に、摺動方向14に直角に延びる(仮想の)旋回軸線のまわりに旋回できる。上記軸線は、図示の実施例の場合、ほぼ固定ルーフ面11の高さにある。
【0017】
以下に説明する変位機構は、各スラット10a〜10cの摺動運動および旋回運動を調整し、これにより、スラットの変位時、平坦なスラット接合体は、摺動方向へ並進運動を行い、ルーフ9の開放時には、後端、即ち、開放方向へ見て前方にある端部において、車輌12に関して最後部(開放方向へ見て最前部)のスラットが順次に接合体から離れることによって解体され、ルーフ9の閉鎖時には再形成される。即ち、閉鎖状態のルーフ9を開放する際、まず、スラット10aを旋回して上記スラット10aの後縁をルーフ開口部13の後縁から解放することによって、上記スラット10aのみを平坦な接合体から外す。
【0018】
次いで、スラット10aは、この傾斜位置から出発して、平坦なスラット接合体内にある、即ち、まだ旋回されてない残余のスラット10b,10cとともに後方へ摺動させることができる。この場合、終端位置にスラット10aを連続的にさらに旋回させることができる。スラット10aが、図1、図2に示した後部終点位置に達すると、次のスラット10bが上昇される。このサイクルは、図2に示したようにすべてのスラット10a〜10cが上昇され後方の開放位置に摺動されるまで反復される。
【0019】
ルーフ9を閉鎖する場合は、図2の開放位置から出発して、まず、スラット10cのみを前方へ駆動し、固定ルーフ面11に平行な位置に旋回してもどす。対応する運動推移が、次のスラット10b,10aについて順次に行われ、これにより、スラットは、平坦な接合体として前部終点位置に達し、ルーフ開口部13を閉鎖する。
【0020】
図示の実施例の場合、ルーフ開口部13の前端の範囲には、昇降自在なスラット状エアデフレクタ16が設けてあり、このエアデフレクタ16は、開放操作の開始時、車輌縦軸線に直角に延びる旋回軸線のまわりに旋回されて後方へ斜めに立上がる位置に旋回される。この場合、ルーフ9は、降雨時にスラットが閉鎖位置にあっても利用できる換気位置を取る。ルーフ9の閉鎖位置では、エアデフレクタ16の後縁は、前部終点位置にあるスラット10cの前縁に密着する。
【0021】
この場合、エアデフレクタは、ルーフ開口部13の最前部を閉鎖する。しかしながら、場合によっては、スラット10a〜10cの平坦な接合体が、閉鎖位置において、ルーフ開口部13の前縁から後縁まで達し、従って、単に閉鎖機能のみを果たすよう、設計することもできる。この場合、場合によっては、スライドルーフに公知な態様で(ドイツ特許公開第2325594号、ドイツ特許公開第3426998号およびドイツ特許第3916906号)、ルーフ9を閉じた場合は固定ルーフ面11の下方に隠れ、ルーフを開くと作動位置に自動的に移行するエアデフレクタを設けることもできる。図1,2に、3つのスラット10a〜10cを有する車輌ルーフを示した。しかしながら、スラットの数は、基本的に、当該の与件に依存し、もちろん任意に選択できる。
【0022】
スラット10a〜10cは、双方の短辺において、それぞれ、支持部材18a〜18cに支持されている。この場合、ルーフの両側の構成は、縦中心線に関して本質的に鏡像対称であり、従って、1つのルーフ側の説明は、別のルーフ側にも当てはまる。
各支持部材18の縦溝19には、スライダ20が縦方向へ可動に配置されている。各スラット10の双方の短辺の支持部材18は、関連のスラット10の前縁21から前方へ突出し、突出部分において通水樋22を介して相互に結合される。概念”前”および”後”は、車輌12の通常の走行方向に関する。各スラット10は、関連の支持部材18,スライダ20および通水樋22とともに、全体としてスラット/機構ユニット23(即ち、23a,23b,23c)を形成する。上記ユニット23は、ルーフ開口部13の両側まで固定ルーフ面11の下方に延び、上記両側およびまたはルーフ開口部13を少なくとも部分的に囲むルーフフレームに固定される案内レール24に沿って変位できる。
【0023】
各スラット/機構ユニット23において、双方の支持部材18は、それぞれ、ヒンジボルト25を介して、スラット10および支持部材の後端の近傍において関連のスライドスラット10に枢着される。この場合、上記ヒンジボルト25は、スラット10の下面に設置された支持台26にはめ込まれ、当該の支持部材18の対応するヒンジボア27と係合する。
【0024】
支持部材18の主要部分28は、ヒンジボア27に前方へ続き、関連スラット10の下方にあり、連結スリット29を備えている。連結スリット29は、支持部材18のの縦方向へ延び、ルーフ開口部13へ向いて側方へ開放している。連結スリット29は、ヒンジボア27の直前の位置から関連のスラット10の前縁21の近傍まで延びる。2つの案内ボルト30,31が、支持部材18の後端から側外方へ突出している。支持部材18の同一側には、案内ボルト30,31の前に、案内ボルト30,31よりも外方へ突出する駆動部材32が設けてある。
【0025】
支持部材18の前端部分は、ホーク状に構成され、主要部分28に関して外側方へずれた案内ノーズ33と、主要部分28に関して側外方へずれた当接部材34とを有する。スライダ20を受容する縦溝19は、主要部分28と当接部材34との間に縦方向へ延びている。当接部材34は、摺動方向に垂直な横方向へ駆動部材32と配列されている。支持部材18の当接部材34から案内ボルト35(案内箇所)が横外方へ突出している。案内ボルト35には、すべりシューホルダ36が、支持部材18に関して旋回自在に装着されている。すべりシューホルダ36は、当該案内レール24の上部縦ガイド38に摺動自在に支持されたすべりジョー37を担持する。
【0026】
案内ノーズ33の外方へ向く側面には、ロック部材受け39が構成されている。別のロック部材受け40は、支持部材18の主要部分28に向く側に設けてある。ロック部材41は、支持部材18のロック部材スリット42に摺動方向に直角に可動に支持され、ロック部材受け39,40の深さに適合した量だけ主要部分28の1つの側から側方へ突出するよう設計されている。案内ノーズ33の後端には、上方へ立上がるノーズ43が設けてある。ノーズ43の横ボアには、案内ノーズ33からスライダ20の直立ノーズ45の方向へ側外方へ突出する連結ピン44が圧入されている。
【0027】
駆動部材32の背面には、連結ピン44が連結スリット29の後端に達した場合に次のスラット/機構ユニット23の連結ピン44の中心軸線と一致する点に関して同心に円弧状に湾曲した当接面46が構成されている。当接部材34の前端面47は、連結ピン44に関して同心に円弧状に湾曲されている。ロック部材41は、ロック部材受け39,40の補完の傾斜面51,52と共働する前方へ向く傾斜面48,49を備えている。
【0028】
各スラットの両側には、前側部に、外方へ突出する支持ボルト54を担持する案内部材53が設置されている。支持ボルト54には、すべりシューホルダ55が、案内部材53に関して旋回自在に装着されている。すべりシューホルダ55には、当該案内レール24の下部縦ガイド57に可動に配置されたすべりジョー56がはめ込んである。
【0029】
即ち、上述の実施例の場合、各スラット/機構ユニット23は、それぞれ上部縦ガイド38および下部縦ガイド57内を走行する双方のすべりジョー37,56を介して双方の案内レール24に係合する。各スラット/機構ユニット23のスラット10は、すべりジョー56を介して案内レール24に結合され、ヒンジボルト25を介して両側の支持部材18に結合される。支持部材18は、連結ピン44が、それぞれ、その前方の支持部材18の連結スリット29と係合すると同時に、スライダ20の直立ノーズ45が先行の支持部材18の案内ボルト30,31の間にあるよう、相互に結合されている。更に、ルーフ9を閉じた場合、駆動部材32の当接面46が、後方へ続く支持部材18の当接部材34の前端面47に当接すると同時に、連結ピン44が、先行の支持部材18の連結スリット29の後端に達するよう、構成することもできる。
【0030】
エアデフレクタ16は、エアデフレクタ前縁の近傍にあるヒンジ状継手59を介して、ルーフに固定の支持部材に結合されており、従って、固定ルーフ面11に関して枢動軸線60のまわりに非作動位置と上昇位置(作動位置)との間で旋回させることができる(図20、21)。エアデフレクタ16の下面には、両側にそれぞれ、連結部材61が固定されている。エアデフレクタ16から前方へ突出する連結部材61の範囲には、相互に鈍角をなす2つの経路部分63,64を含む連結路62が構成されている。この場合、後部経路部分64は、エアデフレクタ16の完全開放状態において、案内レール24の縦ガイドに平行に延び、一方、前部経路部分63は、前下方へ傾斜している。連結路62には、連結ボルト65が係合する。
【0031】
連結ボルト65は、限られた範囲について案内レール24の上部縦ガイド38に沿って可動に案内された駆動要素66に固定されている。駆動要素66は、結合解離自在なカップリング67(特に図17、18参照)を介して、駆動部材68に結合させることができる。駆動部材68は、案内レール24の別の縦ガイド69に沿って可動に案内され、駆動部材70を介して、案内レール24の下部のケーブルガイド72内を走行する駆動ケーブル71に定常的に結合される。好ましくはネジケーブルとして構成された駆動ケーブル71は、例えばルーフ開口部13の前に且つ固定ルーフ面11の下に配置された駆動ユニット73(図1に模式的に示した)まで延びる。
【0032】
駆動ユニット73は、それ自体は公知の態様で、電動機および変速装置を有し、変速装置の出力に結合されたピニオンは、駆動ケーブル71および別のルーフ側の対応する駆動ケーブルと係合する。しかしながら、駆動ユニット73として、選択的に、手動ユニット(特に、手動クランク)を設けることもできる。
結合解離自在のカップリング67は、前面に傾斜面75,76を備え駆動要素66のスリット内を駆動要素66の運動方向に直角に摺動可能なロック部材74を有する。ロック部材74は、このロック部材を受容する駆動要素66の部分よりも広いので、駆動要素の1つの側から突出し、この場合、駆動部材68のロック部材受け77または案内レール 24のロック部材受け78と共働する。最前部スラット/機構ユニット23の支持部材18cのロック部材スリット80には、駆動部材68の変位方向に直角に可動のロック部材81が設けてある。
【0033】
この場合、上記ロック部材81は、このロック部材81を受容する支持部材18cの部分よりも広く、従って、支持部材18cのいずれかの側から側方へ突出する。ロック部材81の後部には、案内レール24のロック部材受け84および駆動部材68のロック部材受け85の補完の傾斜面とそれぞれ共働する傾斜面82,83が設けてある。
【0034】
駆動ユニット66は、案内レール24の別の縦ガイド87に縦方向へ可動に支持された結合ロッド86を介して、上部縦ガイド38の後部に縦方向へ可動に支持された駆動要素88に定常的に固定される。駆動要素88には、横方向へ突出する連結ボルト89が設けてある。この連結ボルトは、ヒンジボルト92を介してルーフに固定の部材(例えば、ルーフフレーム)に枢着された昇降連結機構91の連結路90に係合する。連結路90は、相互に鈍角をなす前後の経路部分94,95を有する。昇降連結機構91が下部終点位置に達し、最後部のスラット10aが閉鎖位置に達した際、前部経路部分94は、案内レール24の縦ガイドに平行に延びる。後部経路部分95は、後下方へ傾斜している。昇降連結機構91の上方へ突出するノーズ96には、最後部の支持部材18aの連結スリット 29aに係合する連結ピン97が設置してある。
【0035】
上述のスラットルーフの機能態様を以下に説明する。
ルーフ9の閉鎖位置では、最前部のスラット/機構ユニット23の支持部材18cに設けたロック部材81は、案内レール24のロック部材受け84に係合する。昇降連結機構91は、最後部の支持部材18aの連結スリット29aの後端に達する。連結ピン44a,44bは、それぞれ、その前にあるスラット/機構ユニット23の支持部材の連結スリット29b,29cの後端に位置する。支持部材18c,18bの駆動部材32は、それぞれ後方へ続くスラット/機構ユニット23の支持部材18の当接部材34に当接する。
【0036】
これにより、すべりジョー37,56が案内レール24の縦ガイド38,57に係合することによって、すべてのスラット10a〜10cは、不測の摺動運動および不測の旋回運動を行わないよう確保される。
ルーフ9を開放する場合、駆動ユニット73からルーフ開口部13の両側の駆動ケーブル71に対して力を後方へ加える。この場合、この運転状態ではロック部材74を介して駆動要素66に結合されている駆動部材68が駆動部材70を介して駆動される(図17)。これにより、まず連結路62の前端にある駆動要素66の連結ボルト65は、連結路62の前部経路部分63に沿って後方へ摺動される。従って、始めに連結ボルト65によって閉鎖位置に固定されたエアデフレクタ16は、ヒンジ状継手59の枢動軸線60のまわりに旋回することによって上昇される。
【0037】
連結ボルト65が連結路62の経路部分63,64の接合箇所に達すると(図21に鎖線で示した位置)、エアデフレクタ16は、完全に上昇された位置に達する。上述の運動時、摺動力が結合ロッド86を介して駆動要素88にも伝達され、これにより、連結ボルト89は、昇降連結機構91の連結路90の前端から前後の経路部分94,95の接合箇所まで変位される。しかしながら、この運動中、前部経路部分 94は、縦ガイド38に対して平行となるので、連結ボルト89は、変位力が昇降連結機構91に伝達されない空ストロークを行う。従って、エアデフレクタ16の上昇中、スライドスラット10c,10bのみならず最後部のスライドスラット10aも閉鎖位置に止まる。
【0038】
駆動ケーブル71および駆動要素66を後方へ更に変位させると、連結ボルト65は、連結部材61の連結路62の後部経路部分64内を空ストロークを行う。なぜならば、この場合、この経路部分は、案内レール24の縦ガイドに対して平行となるからである。即ち、エアデフレクタ16に操作力が加えられない。エアデフレクタ16は、単に、連結装置(連結部材61、連結ボルト65)によって上昇された作動位置に保持される。しかしながら、同時に、駆動要素66が、結合ロッド86を介して駆動要素88を後方へ更に駆動するので、駆動要素 88に担持された連結ボルト89は、連結路90の後部経路部分95内を後方へ走行する。これにより、昇降連結機構91がヒンジボルト92のまわりに旋回される。
【0039】
この旋回運動にもとづき、連結ピン97は、図22に鎖線で示した位置に上昇する。連結スリット29aの後端に達した連結ピン97によって、支持部材18aが上昇され、更に、最後部のスライドスラット10aがヒンジボルト25を介して上昇され、これにより、スライドスラット10aが、ルーフ開口部13の後縁から離れ、ルーフの以降の開放運動中、ルーフに固定の部材と衝突することなく、後方へ摺動させることができる。駆動要素66の当接面98が案内レール24の不動のストッパ99にぶつかり(図18)、これにより、駆動要素66、結合ロッド86および駆動要素88の以降の後退運動が阻止されると、連結ボルト65,89が、それぞれ、連結路62および連結路90の後端に達する。
【0040】
駆動部材68が駆動ケーブル71によって駆動部材70を介して後方へ更に駆動されると、変位力が駆動部材68からロック部材74の傾斜面76に伝達され、これにより、ロック部材74が、駆動部材68のロック部材受け77から離れ、その代わりに案内レール24のロック部材受け78に係合する。これにより、駆動要素66が、案内レール24に関して更に変位運動しないようロックされ、同じく、駆動要素88も結合ロッド86を介してロックされる。
【0041】
他方、後方への駆動部材68の運動によって、ロック部材81を案内レール24のロック部材受け84から引離し、その代わりに、駆動部材68のロック部材受け85に係合させる力成分が、ロック部材81の傾斜面82に加えられる。これにより、駆動ユニット73がスライドスラット10に結合され、この場合、駆動部材68は、ロック部材81を介して、最前部の支持部材18cと係合状態に保持される。従って、支持部材18cは、駆動ケーブル71によって駆動部材70および駆動部材68を介して後方へ駆動される。
【0042】
支持部材18cは、その駆動部材32を介して次の支持部材18bの当接部材34に変位力に伝達し、これにより、支持部材18bの駆動部材32が、最後部の支持部材18aの当接部材34を押圧する。更に、前部にある支持部材の前部案内ボルト30が、後方にある次のスラット/機構ユニット23のスライダ20の直立ノーズ45の前面に当接することによって、摺動力がスラットからスラットへ伝達される。
【0043】
ルーフが閉鎖されると、上記スライダ20は、スライダ20のロック部材受け40と係合したロック部材41を介して関連の支持部材に結合される。これにより、スライドスラット10a〜10cは、平坦なスラット接合体として一緒に後方へ摺動される。この場合、最後部のスライドスラット10aのスリット29aは、昇降連結機構91の連結ピン97に関して後方へ移動する。連結スリット29の形態と、ヒンジボルト25の位置と、案内レール24の縦ガイド38,57に対するすべりジョー37,56の定常的係合とは、相互に同調されており、従って、スラットが最後部の終点位置に摺動され、これにより、スラットが上昇されると、前方のスライドスラット10の支持部材18の駆動部材32が、上昇された後方のスラットの当接部材34から解放される(特に図8参照)。
【0044】
最後部の支持部材18aの後退運動は、連結ピン97が連結スリット29aの前端に当接することによって、制限される。前方にあるスラット/機構ユニット23の支持部材 18bの前部案内ボルト30を最後部のスラット/機構ユニット23のスライダ20に更に押圧すると、変位力がロック部材41aに加えられるので、ロック部材41が、ルーフに固定の対向支持部材101のロック部材受け100に係合し、これにより、ロック部材41aは、支持部材18aおよび関連のスライダ20の上記位置において(上記位置においてのみ)配列される。これにより、完全に上昇された最後部のスライドスラット10aが、固定ルーフ面11に対してロックされる。
これにより、駆動部材32bおよび当接部材34cを介する支持部材18a,18bの駆動結合が解離されるので、駆動ケーブル71を更に後退した際、スライドスラット10bを既に上昇されたスライドスラット10aの上方へ摺動させることができ、この場合、連結スリット29bは、連結ピン44cに対して後方へ移動される。中央のスライドスラット10bが、図10の上昇位置に置かれる。
【0045】
上昇運動の終了時、最前部のスラット/機構ユニット23の前部案内ボルト30からスライダ20bに加えられる力の影響を受けて、ロック部材41bは、支持部材18aの案内ノーズ33のロック部材受け39に移行する。これにより、中央のスライドスラット10bが、すでに上昇されている後部スライドスラット10aに関してロックされる。ルーフを更に開放する場合、前部スライドスラット10cについて、対応する運動推移が生ずるが、この場合は、但し、支持部材18cをロックする必要はない。なぜならば、上記支持部材は、ロック部材81を介して駆動部材68に結合されているからである。従って、最前部のスラット/機構ユニット23には、スライダ20は不要である。ルーフが完全に開放された場合、各機能部材は、図11に示した位置を取る。
【0046】
図8、10、11から明らかなように、スラット10は、上昇時、ヒンジボルト25のまわりに関連の支持部材18の方向へ旋回運動を行う。これにより、ルーフ開放時、摺動統合されたスラット10a〜10cについて特に高い充填密度を達成できる。
完全に開放された状態(図11)からルーフを閉鎖する場合、最前部のスラット/機構ユニット23の支持部材18cは、前方へ移動中の駆動ケーブル71によって駆動される。なぜならば、相変わらず、駆動ケーブル71と関連の支持部材18cとが駆動部材70、駆動部材68およびロック部材受け85に係合するロック部材81を介して駆動結合されるからである。支持部材18cは、その連結スリット29cとともに、なおロックされたルーフ固定の連結ピン44bに対して前方へ移動でき、この場合、固定ルーフ面11と合致した位置に旋回される。
【0047】
なおロックされたルーフ固定の支持部材18bに対する支持部材18cのこの変位運動は、連結ピン44bが連結スリット29cの後端に当接し、これにより、支持部材18bが、支持部材18cと結合されて前方へ駆動されるまで行われる。前部支持部材18cの後部案内ボルト31が中央のスラット/機構ユニット23bのスライダ20の直立ノーズ45の後面に当接することによって、スライダ20は、すでに、スライダ20のロック部材受け40が支持部材18bのロック部材41と配列される位置に関連の支持部材18bに関して変位されている。
【0048】
さて、連結スリット29cの後端が連結ピン44bに当接して、前方へ向く摺動力が支持部材18bに加えられると、支持部材18bのロック部材41の傾斜面48には、ロック部材41を後部支持部材18aのロック部材受け39から引外してスライダ20bのロック部材受け40に係合させる力成分が作用する。これにより、スラット/機構ユニット23bが、前方への変位運動のために開放される。
【0049】
さて、前部支持部材18cおよび中央支持部材18bが、支持部材18cの連結スリット29の端部に対する支持部材18bの連結ピン44の当接によってのみならず、支持部材18bにロックされたスライダ20に対する前部支持部材18cの後部案内ボルト31の当接によって、前方への同時の運動のために相互に結合される。支持部材18c,18bをこのように変位させると、スラット10bが下降される。これにより、支持部材18bの当接部材34の前端面47が、下方の支持部材18cの駆動部材32に当接する。これにより、支持部材18b、18cの間の摺動方向の相対運動が排除される。
【0050】
後部支持部材18aの連結ピン44が中央の支持部材18bの連結スリット29の後端に達するまで、スラット10bを下降させることができる。この場合、スラット/機構ユニット23bについて述べた態様で、最後部のスラット/機構ユニット23bの支持部材18bの後部案内ボルト31がスライダ20の直立ノーズ45に当接することによって、上記スライダ20は解ロック位置に置かれ、次いで、後部支持部材18aに力が伝達され、その結果、後部スライダ20のロック部材41が、ルーフに固定の対向支持部材101のロック部材受け100から分離される。
【0051】
次いで、最後部のスラット10cも、図7の開放位置から、昇降連結機構91の連結ピン97が連結スリット29aの後端に達する位置に置くことができる。この位置において、前部支持部材18cの当接面102は、案内レール24のストッパ99にぶっかり、前方へ向く力がさらに駆動部材68に加えられ、その結果、ロック部材81の傾斜面 83には、ロック部材81を駆動部材68のロック部材受け85から押出し、その代わりに、案内レール24のロック部材受け84に再び係合させる横方向力成分が加えられる。
【0052】
傾斜面75に作用する力によって、ロック部材71は、案内レール24のロック部材受け78から駆動部材68のロック部材受け77に戻され、これにより、駆動部材68と駆動部材66とが、再び、駆動結合される。
連結ボルト89は、結合ロッド86および駆動要素88を介して、経路部分95の後端から昇降連結機構91の連結路90の前後の経路部分の接合箇所まで駆動される。これにより、後部スラット10aが、固定ルーフ面11と面一の位置に下降され、同時に、連結ボルト65が、連結部材61の連結路62の後部経路部分64に沿って空ストロークを行う。従って、まず、エアデフレクタ16は上昇状態に止まる。更に、駆動部材68をさらに前方へ摺動させると、連結ボルト65が連結路62の前部経路部分63を通過され、これにより、エアデフレクタ16が閉鎖位置に旋回される。
【0053】
図24に、車輌ルーフの別の実施例の略部分図を示した。この場合、最後部の支持部材18aの連結スリット29aと共働する連結ピン97は、案内レール24の縦ガイド38に沿って可動なヒンジボルト106のまわりに旋回できる昇降連結機構105に固定されている。このため、昇降連結機構105の連結スリット107には、昇降連結機構105に関して縦ガイド38に沿って可動な連結ボルト108が係合する。ルーフの閉鎖位置では、連結ピン97は、上述の態様で、連結スリット29の後端にあり、一方、連結ボルト108は、連結スリット107の後端にある。
【0054】
駆動ユニット73によって連結ボルト108を上記位置から前方へ駆動すると、昇降連結機構105が、不動のヒンジボルト106のまわりに、図24で見て逆時計方向へ旋回運動を行う。これにより、連結ピン97が、支持部材18aおよびスラット10aの後部の駆動によって上昇される。連結ボルト108が連結スリット107の前端に達すると直ちに、連結ボルト108が前方へさらに摺動され、昇降連結機構105およびヒンジボルト106が駆動される。次いで、前方への昇降連結機構105の摺動運動に依存して、スラットが前方へ摺動、統合される点は除いて図1〜23を参照して説明した昇降操作と同様の態様で、すべてのスライドスラット10a〜10cを上昇、摺動統合させることができる。
【0055】
図22に示したように、旋回ボルト92および昇降連結機構91をルーフの縦方向へ摺動できるよう構成すれば、後方からルーフを開放できる。
更に、後方または前方へ選択的に開放できる、あるいは、一部のスラットを1つの束として後方へ摺動、統合し、別の一部のスラットを1つの束として前方へ摺動、統合できるスラットルーフを構成できる。この場合、図3〜23を参照して説明した態様で、駆動ユニット73を再前部のスラット10cの支持部材18cと結合でき、一方、連結ボルト 108の変位のため、第2駆動装置(図示していない)が設けてある。
【0056】
図1〜23の実施例の場合、ロック部材41および関連のロック部材受けを含むロック系にもとづき、ルーフ閉鎖時、前方のスライドスラットが完全に下降された場合に始めて、後方の別のスライドスラットを下降できるようになる。図25〜28の別の実施例の場合、ロック部材系を使用しなくとも、スラットをこのように整然と閉鎖することができる。図25〜28の実施例は、図1〜23の実施例に対応する。従って、対応する部材には、それぞれ、“1”を前置した対応する参照記号を付した。
【0057】
この場合、図25〜28には、ユニット23b,23cに対応するが、例えば、ユニット23a,23bにも対応し得る2つのスラット/機構ユニットのみが示してある。従って、図25〜28において不動として示した連結ピンは、後方へ続くスラット/機構ユニットの連結ピン44aに対応する連結ピン144aまたは連結ピン97に対応する連結ピン197である。
【0058】
スラット110b,110cの前部範囲には、案内レール124の下部縦ガイド157内を走行するすべりジョーを担持する支持ボルト154b,154cが、それぞれ、結合されている。スライドスラット110b,110cは、それぞれ、ヒンジボルト125b,125cを介して、連結スリット129b,129cを備えた支持部材118b,118cに結合されている。連結スリット129bには、連結ピン144aまたは197が係合し、一方、連結スリット129cは、支持部材118bに固定した連結ピン144bと共働する。案内ボルト35に対応して、すべりジョーを担持し支持部材118b,118cに結合された案内ボルトが、連結ピン144b,144cに同軸に配置されている。
【0059】
上記の(すべりジョー37に対応するが図25〜28には示してない)すべりジョーは、案内レール124の上部縦ガイド138に沿って可動に案内されている。支持部材118は、当接面146c,147bについて図25に示したように、ルーフの閉鎖位置では前方の支持部材118の当接面146に当接する当接面147を備えた当接部材134を有する。当接部材134は、直立するノーズ103を備えている。このノーズは、スラットの摺動統合時、先行の支持部材118の当接面104に下方から当接する。
【0060】
図25の位置から出発して支持部材118cを後方へ摺動させると、次のスラット/機構ユニット123bの支持部材118bが当接面146c,147cを介して駆動される。この場合、連結スリット129bは、連結ピン144aまたは197に対して移動され、これにより、支持部材118bおよび関連のスラット110bは、引戻し時、上昇される。
【0061】
支持部材118bが、更に、連結スリット129bの前端が連結ピン144a,197に当接する位置を取ると(図26)、当接部材134bの当接面147bが、支持部材118cの当接面146cから離れ、これにより、スラット/機構ユニット123cは、後方のスラット/機構ユニット123bのに関して後方へ摺動できる(図27)。この相対運動中、ノーズ103bは、当接面104cに沿ってすべり、最終的に当接面104cの前端に達する(図28)。これにより、スラット110c,110bの摺動統合時、後部スラット110bの不測の下降が阻止される。
【0062】
図28の位置から出発してルーフを閉鎖する場合、支持部材118cを前方へ引張る。当接面104cが次ぎの支持部材118bのノーズ103b上に載ることによって、スラット/機構ユニットの過早の閉鎖運動が阻止される。当接面104cがノーズ103bを解放した場合に始めて、スラット/機構ユニット123bの閉鎖運動を開始できる(図26)。これは、連結ピン144bが連結スリット129cの後端に接触した場合である。
なお、前記実施例において、案内ボルト35,支持ボルト54,154は摺動方向へ相互に離れた2つの案内箇所であり、連結スリット29,129;連結ピン44,144;連結ピン97,197はスラットの旋回運動を制御する連結装置であり、駆動ケーブル71,駆動ユニット73はルーフ閉鎖時にはスラット接合体の再形成のためにスラットを順次に結合できる共通の駆動装置であり、駆動部材32,132,当接部材34,134は隣接のスラット10,110のうちの1つのスラットの旋回運動に依存して結合、解離されるカップリングであり、ヒンジボルト25,125は支持部材と関連のスラットとの間の枢着部材であり、ロック部材41は完全に上昇された位置にスラットをロックする少なくとも1つの着脱自在の結合装置であり、対向支持部材101はルーフに固定の部材であり、昇降連結機構91,105はスラットの引戻しを行い得る位置に上記スラットを旋回する旋回装置である。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構造を用いて各車種にルーフを極めて簡単に適合させ、すべてのルーフ位置においてスラットの高い安定性を保持し、比較的高い走行速度においても空気力学的に好適な挙動を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分的開放状態のスラット形ルーフの略斜視図である。
【図2】 ルーフを完全に開放した状態の図1に対応する図面である。
【図3】閉鎖状態の図1、図2のスラット形ルーフの走行方向から見て左側の平面図である。
【図4】閉鎖状態の図1、図2のスラット形ルーフの走行方向から見て左側の平面図である。
【図5】図3、図4の線IV−IVに沿うルーフの部分断面図である。
【図6】図3、図4の線IV−IVに沿うルーフの部分断面図である。
【図7】異なる開放状態のルーフの図3、図4の線V−Vに沿う部分縦断面図である。
【図8】異なる開放状態のルーフの図3、図4の線V−Vに沿う部分縦断面図である。
【図9】異なる開放状態のルーフの図3、図4の線V−Vに沿う部分縦断面図である。
【図10】異なる開放状態のルーフの図3、図4の線V−Vに沿う部分縦断面図である。
【図11】完全に開放したルーフの図4の線V−Vに沿う断面図である。
【図12】各スラット/機構・ユニットの部分斜視図である。
【図13】各スラット/機構・ユニットの範囲のスラット形ルーフの拡大縦断面図である。
【図14】各スラット/機構・ユニットの支持部材およびスライダの平面図である。
【図15】図17の線XI−XIに沿う部分横断面図である。
【図16】図18の線XII−XIIに沿う部分横断面図である。
【図17】図20の線XIII−XIIIに沿う部分横断面図である。
【図18】図20の線XIV−XIVに沿う部分横断面図である。
【図19】1つの案内レールの横断面図である。
【図20】昇降自在のエアデフレクタを有するスラット形ルーフの前部範囲の部分平面図である。
【図21】図20の線XVII−XVIIに沿う断面図である。
【図22】スラット形ルーフの後部範囲の部分縦断面図である。
【図23】図22の線XIXX−XIXXに沿う部分横断面図である。
【図24】スラット形ルーフの別の実施例の図22と同様の部分縦断面図である。
【図25】閉鎖状態のスラット形ルーフの更に別の実施例の略部分縦断面図である。
【図26】異なる開放状態のスラット形ルーフの更に別の実施例の略部分縦断面図である。
【図27】異なる開放状態のスラット形ルーフの更に別の実施例の略部分縦断面図である。
【図28】異なる開放状態のスラット形ルーフの更に別の実施例の略部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 スライドスラット
11 固定ルーフ面
13 ルーフ開口面
16 エアデフレクタ
18 支持部材
20 スライダ
22 通水樋
24,124 案内レール
25,125 ヒンジボルト
29,129 連結スリット
32 駆動部材
34,134 当接部材
35 案内ボルト
41 ロック部材
44,144 連結ピン
54,154 支持ボルト
71 駆動ケーブル
73 駆動ユニット
91,105 昇降連結機構
97,197 連結ピン
101 対向支持部材
Claims (20)
- 固定ルーフ面(11)のルーフ開口部(13)の閉鎖または少なくとも部分的解放を選択的に行う一連のスライドスラット(10)を有する車輌ルーフであって、スラットが、閉鎖位置では、相互に接し、平坦なスラット接合体を形成し、各スラットの短辺が、摺動方向へ相互に離れた2つの案内箇所において、ルーフに固定されスラットの全摺動範囲において双方の案内箇所と係合される案内レール(24,124)に沿って案内され、これにより、スラット調節時、接合体一端において各スラットを順次に旋回することによってルーフ開放時には平坦なスラット接合体を解体し、ルーフ閉鎖時には平坦なスラット接合体を再形成する形式のものにおいて、
各スラット(10,110)が、スラットの旋回運動を制御する連結装置を介して相互に結合されており、各スラットには連結スリットが設けられており、最後部のスラットを除く各スラットの連結スリットに、隣接するスラットに連結された連結ピンが変位可能に案内され、前記最後部のスラットの連結スリットに、ルーフ側に連結された連結ピンが変位可能に案内されていることを特徴とする一連のスラットを有する車輌ルーフ。 - 各スラット(10)の双方の短辺には、それぞれ、支持部材(18,118)が配してあり、上記支持部材には、隣接のスラットに結合された、あるいは、最後部のスラットの連結スリットの場合には固定ルーフ面に対する摺動運動が阻止されたまたは駆動装置に結合させ得る昇降連結機構(91,105)に結合された連結ピン(44,97,144,197)が可動に案内された連結スリット(29,129)が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- スラット(10,110)の変位のため、ルーフ開放時には平坦なスラット接合体の解体のためにスラットを順次に分離でき、ルーフ閉鎖時にはスラット接合体の再形成のためにスラットを順次に結合できる共通の駆動装置が設けてあることを特徴とする請求項1または2に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 閉鎖方向の共通の運動のため、連結スリット(29,129)の一端における連結ピン(44,144)の当接によって隣接のスラット(10,110)を結合させ得ることを特徴とする請求項2または3に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 開放方向の共通の運動のため、隣接のスラット(10,110)のうちの1つのスラットの旋回運動に依存して結合、解離されるカップリングによって隣接のスラットを相互に結合させ得ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 結合、解離させ得るスラットカップリングが、双方のスラットのうち1つのスラットの支持部材(18,118)に設けた駆動部材(32,132)と、双方のスラットのうち別のスラットの支持部材に設けた当接部材(34,134)とから形成され、駆動部材および当接部材が、スラットが平坦なスラット接合体の部分である場合は、相互に係合し、双方のスラットのうち1つのスラットがその完全な上昇位置に少なくとも接近した場合は、相互に解離することを特徴とする請求項5に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- スラット(10,110)が、関連の支持部材(18,118)に枢着されており、各スラット双方の短辺において、双方の案内箇所のうち1つの案内箇所(35)が支持部材に固定され、別の案内箇所がスラット自体に固定されることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 支持部材(18,118)が、摺動方向へ見てスラットの1つの長辺において関連のスラット(10,110)から突出し、支持部材と関連のスラットとの間の枢着部材が、スラットの別の長辺の近傍に位置することを特徴とする請求項7に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 双方の案内箇所が、枢着部材とは逆の側で、それぞれ、支持部材(18,118)およびスラット(10,110)に配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 各スラット(10)に配された支持部材(18)が、当該スラットの枢着部材から遠い側の長辺に隣接スラットの間に形成された縁間隙を下方から被う通水樋(22)によって相互に結合されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 各スラット(10)には、完全に上昇された位置にスラットをロックする少なくとも1つの着脱自在の結合装置が配してあり、最後のスラットの結合装置が、ルーフに固定の部材と共働し、別のスラットの結合装置が、それぞれ、次のスラットと共働することを特徴とする請求項2〜10のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 着脱自在の結合装置が、それぞれ、スラット摺動方向に直角に可動なよう支持部材(18)に支持されたロック部材(41)を有し、当該スラットが完全な上昇位置に達した際に、上記ロック部材が、先行の各スラットの開放運動の影響を受けて支持部材に支持されたスライダ(20)によって、ルーフに固定の部材または次のスラットの支持部材(18)と係合されることを特徴とする請求項11に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 当該スラットの支持部材(18)に支持されたスライダ(20)が、先行スラットの閉鎖運動の影響を受けて、ルーフに固定の部材または次のスラットの支持部材からロック部材(41)を解離することによって、スラット(10)を解ロックすることを特徴とする請求項12に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 支持部材(18)に固定される案内箇所および連結ピン(44)が、摺動方向およびまたは高さ方向へ相互にずらして配置されていることを特徴とする請求項7に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 支持部材(118)に固定される案内箇所および連結ピン(144)が、同軸に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 支持部材(118)には、駆動部材(132)に続く範囲に、当接部材が1つのスラット(110)の上昇によって駆動部材から解離された後に当接部材(134)が下方から当接する当接面(104)が設けてあることを特徴とする請求項6〜15のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 開放方向へ見て最初のスラット(10)に配され、スラットの引戻しを行い得る位置に上記スラットを旋回する旋回装置を特徴とする請求項1〜16のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- ルーフ開口部(13)の前端の範囲には、非作動位置では、閉鎖位置にある平坦なスラット接合体に密封状態で接続する昇降自在なスラット状エアデフレクタ(16)が設けてあることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 非作動位置と上昇した作動位置との間の変位のため、同じく、エアデフレクタ(16)を駆動ユニット(73)と結合させ得ることを特徴とする請求項18に記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
- 前方からおよびまたは後方から摺動することによってスラット接合体の閉鎖位置から開放位置に変位させ得ることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1つに記載の一連のスラットを有する車輌ルーフ。
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